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2018年07月20日
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テーマ: ニュース(96948)
カテゴリ: ニュース
日本の政治では消費税率の引き上げや国債増発など国民に負担をかける政策を実施するにあたって、国会も自ら身を切る改革、すなわち定数削減をするのだと国民に約束をしてきたのであったが、安倍政権はこの約束を踏みにじって参議院の定数を6議席増やす法案を、十分な時間も掛けずにいきなり強行採決した。しかし、今回の強行採決では自民党内でただ一人、船田元議員は棄権し、その理由を自らのブログに次のように書いている;




 その第一の理由は、選挙制度は 全ての政党や候補者にとって共通の土俵作りですから、その改正にはできるだけ多くの政党の賛同が望ましい のです。しかし今回の改正では多くの政党が反対する中での採決であり、また他の政党が提案した対案についての議論がほとんどないままの採決であり、拙速のそしりを免れません。

 第二に、 これまでの衆参の選挙制度改革においては、一貫して定数を削減する方向で行ってきており、 消費税率引き上げや国債増発などの際には、国会自らが「身を切る改革」を前提に国民に理解を求めてきた経緯があります。理由の如何を問わず定数増は国民に理解されるものではありません。

 合区により県を代表する参議院議員が選出されないことで、地域振興の遅れや政治離れを起こすことを阻止したいとの訴えは、痛いほどよく理解出来ます。だからこそ、憲法改正の一項目に合区解消を盛り込みました。しかし残念ながら憲法改正の議論が国会においてほとんど進まず、来年の参院選には間に合いません。申し訳ないことだと反省しています。

 しかしながら例え緊急避難であろうとも、定数増や拙速な手続きは避けるべきです。今後は憲法改正や他の抜本的手段により、参議院選挙制度のあるべき姿を取り戻す努力がされることを切望します。


https://www.facebook.com/notes/船田-元/この度の参議院選挙制度改革についてのコメント/1785527081542548/
から引用

 船田議員の棄権理由は実に明快で正論を述べている。選挙制度や憲法のように民主政治の土台となるようなことがらについては、単なる多数決では決められないものであって、憲法の場合は総議席数の3分の2以上の賛成が必要という規定があるが、選挙制度もそれに準ずるものであるから、できるだけ多くの政党が賛同する法案にするべきである。その上、今まで「定数削減」の方向で議論されてきているのに、何の説明もなく6議席増やすというのは「暴挙」である。法案が提案された当初は小泉進次郎議員が否定的な発言をしたのであったが、いざ採決となると「賛成」票を投じている。自浄機能を失ってしまった政党をいつまでも与党にしておいたのでは国は衰退するばかりである。





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最終更新日  2018年07月20日 01時00分10秒


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