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2019年01月21日
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テーマ: ニュース(96949)
カテゴリ: ニュース
一部の中学校が学力テストの結果を公表していることを批判する投書が、12日の東京新聞に掲載された;




 いつの間にこうなったのか。誰がこれを見て、喜び、励まされ、頑張ろうという気持ちになるだろう。

 私も三十数年間、中学校教員を務めた。志望校選択の判断材料になる業者テストを生徒に返却する際、「これ返されるたびにやーな気分になるんだ」と言われ、目の前で成績表を破かれたこともあった。意味のない競争を煽り、つらい思いの子どもを増やすだけではないのか。誰のため、何のための公表なのか。


2019年1月12日 東京新聞朝刊 11版S 5ページ 「発言-何の利もない学テ結果公表」から引用

 学力テストの結果を公表することには何の意味もないという投書の主旨は、その通りだと思います。文部科学省が学力テストを実施する目的は、生徒の理解度を把握することによって現在の指導方針を見直す手がかりを得ることであって、学校毎の優劣を評価することが目的ではありません。したがって、本来は全国一斉に実施する必要はないのであって、統計上必要な数の学校を選択して実施すれば目的は達成できるはずです。それを、なまじ全国平均が出るものだから、それに比べて本校は、などと目的外の方向に議論が進むのは教育的観点からも「邪道」というものでしょう。教育の目的は、全ての生徒本人が持っている能力を伸ばしてあげることであり、その手段として他人と競争させるというのは、少し有能な生徒を励ます効果があっても、他の生徒をくさらせる逆効果がありますから、教育者としてやるべきことではないと思います。





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最終更新日  2019年01月21日 11時03分33秒


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