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2019年02月07日
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テーマ: ニュース(96951)
カテゴリ: ニュース
経団連会長の原発に関する発言について、ルポライターの鎌田慧氏は1月22日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


原発存廃の勝負はついた、あとは一日も早い終戦と撤退だ、 とわたしは考えている。ところが日本財界の最高司令官は、まるでヤケのヤンパチ、玉砕覚悟の突撃命令だ。

 そのわずか前、報道各社とのインタビューで中西会長は「国民が反対する(原発)はつくれない」と仰(おっしゃ)っていた。福島原発事故のあと、厭戦(えんせん)気分が蔓延(まんえん)している市民と自治体にいらだち、むりやり反対意見をねじ伏せたいこころ。しかし世界をみてほしい。 賢明なるドイツ政府はすでに急速な脱原発をすすめ、核からの脱却と自然エネルギーへの転換が、あらたな経済成長と希望の道となっている。

 それにひきかえ、日本政府の原発輸出政策は、東芝、三菱重工業、日立製作所ともに 軒並み採算がとれず敗退、破綻。 中西氏が会長の日立はアラブ首長国連邦、リトアニア、台湾、そして英国と海外戦線は全滅。すでに勝敗はあきらかなのに、敗北の鬱憤(うっぷん)を国民への挑戦で突破するつもりか。

 経団連会長の再稼働至上主義は、かつての軍部の戦闘至上主義を思い起こさせる。被爆地は疲弊し物資は欠乏。国民の戦意喪失は深い。が、どんどん往(ゆ)け、と兵士を戦地に送りこんだ。その無謀、無責任のDNAが財界指導者に残っているようだ。ついに本土決戦の悪夢か。
(ルポライター)


2019年1月22日 東京新聞朝刊 12版 27ページ 「本音のコラム-『本土決戦』?」から引用

 福島の原発事故が潮目となって、西欧も中東も東南アジアも軒並み原発を断念しているのに、「火元」の日本がまだこれをどこかに売り込もうとしているのは、何やら異様です。より安全で持続可能な自然エネルギーへ転換するほうが、国民も安心して暮らせるのに、危険でコストもかかる原発に何故拘るのか、不思議です。





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最終更新日  2019年02月07日 01時00分06秒


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