フリーページ

2019年03月01日
XML
テーマ: ニュース(96950)
カテゴリ: ニュース
首相官邸が記者会見のときの記者の質問の仕方に関連して特定の記者を攻撃する文書を発表したことについて、法政大学教授の山口二郎氏は2月10日の東京新聞に、次のように書いている;


最も悪いのは首相官邸である。

 官房長官の記者会見で政府の政策や見解について事実根拠や法律適合性を問われても、菅官房長官は「問題ない」「適切に処理している」と、人を小ばかにした、木で鼻をくくったような返答を繰り返してきた。「問題ない」も「適切」も、しょせん菅氏の主観である。記者会見で質問されたら、事実や法的根拠を示し、政府の正当性を、記者やその背後にいる国民に納得してもらうのがスポークスマンの仕事である。

官房長官の主観で事実を覆い隠す記者会見を繰り返しながら、記者は事実に基づいて質問しろとは何事か。 公文書改ざん、統計不正、すべて握りつぶし、責任逃れをしてきた政府が、事実という言葉を使うとは、恥知らずの極みである。

 望月記者がこんな言いがかりでひるんでいるはずはないと思う。ことは、報道の自由にかかわる。報道界全体が政府と対決する時である。
(法政大教授)


2019年2月10日 東京新聞朝刊 11版 23ページ 「本音のコラム-報道の自由」から引用

 首相官邸が東京新聞の望月記者を排斥する文書を記者クラブや東京新聞に送付した事件は、月刊誌「選択」が報道するまで、我々は知らなかったが、菅官房長官が毎日、望月記者の質問に対して事実や法的根拠を示しもしないで「問題ない」「適切に処理している」などと不誠実な応答を繰り返していることは、その動画が毎日のようにツイッターに投稿されていたので我々はよく知っていた。そのような投稿に対し「質問者に対して菅官房長官が、あのような失礼な対応をしたなら、周りにいる記者たちは何故官房長官を批判しないのか」という投稿が相次いでいたし、望月記者以外の記者たちは官房長官の顔を見ることもなく、ひたすらパソコンの入力作業に没頭しているのはおかしい、というような投稿も度々見られました。それ以外の情報はないので、我々は望月記者が孤軍奮闘しているばかりで、官邸記者クラブは権力に飼い慣らされているのかという印象を持ったものでしたが、最近は少しずつ実態が判明するようになっていて、問題の文書を官邸の担当者が記者クラブに持ってきたときは記者クラブ側は「このような特定の記者を排斥するような文書は受け取れません」と突き返したのだが、翌日来てみると、その文書が会見室の掲示板に張り出されていたのだったという経緯も知られるようになりました。望月記者以外の記者たちにも、菅官房長官の態度や官邸のメディア対応には問題があるという認識が共有されていることは心強いことですが、そういう問題意識をもっと社会に強く訴える記事を書いてほしいものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年03月01日 01時00分08秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: