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2019年05月01日
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テーマ: ニュース(96951)
カテゴリ: ニュース
自分が忖度して「安倍麻生橋」建設を前に進めたと公の場で堂々と発言した塚田副大臣(当時)が引責辞任したことについて、ルポライターの鎌田慧氏は4月9日の東京新聞に、次のように書いている;




 日の丸のハチ巻き。 暴力団の舎弟のような口調で選挙集会を盛り上げた、塚田一郎国土交通副大臣は辞任した。 安倍首相と麻生副首相の地元を結ぶ関門海峡に架ける、海中道路事業計画は巨額なため凍結されていた。

 が、2019年度予算で副大臣の「忖度」によって直轄の調査計画に引き上げられたとの自慢。塚田氏が応援にいった福岡県知事候補が、世論の反発から麻生派の敗北に終わったのは当然だとしても、これから森友学園、加計学園につぐ、利益誘導の「安倍麻生橋」建設が挫折し、悪夢の安倍政権の終わりとなるかどうか。

 わたしは37年前に取材した、新潟県元知事・塚田十一郎氏を思い出した。その五男が政治家になって、親とおなじようにスキャンダルに塗(まみ)れるとは思わなかった。

 十一郎氏は郵政大臣、自民党政調会長などを歴任、8期連続当選、県知事に転出した。ところが知事2期目に選挙違反容疑で辞任。再婚問題、参院選立候補で莫大な借金を抱えての金策など、週刊誌の話題になった。

 前夫人との息子も元衆院議員、そして五男の一郎氏も衆院議員。 核武装。原発推進。憲法改悪。阿諛追従(あゆついしょう)、無定見でも自民党なら当選できる。 これが利益誘導政治の根源である。
(ルポライター)


2019年4月9日 東京新聞朝刊 11版 25ページ 「本音のコラム-政治家業の退廃」から引用

 しっかりした政策方針があるわけでもなく、上にゴマするだけで副大臣にまでなれる組織というのは改善の余地があります。いくら自民党でも、有権者がそれぞれの候補者を見極めて、信頼できる人物を議会に送るべきです。自民党から立候補した人なら間違いないだろうという判断が「間違い」であることを知るべきであり、例え親が立派な政治家であったとしてもその子が優秀かどうかは、よく話を聞いて判断するべきです。それにしても、塚田福大臣は辞任しても、彼が勝手に忖度して予算をつけた「安倍麻生橋」建設は、そのまま予算執行というのでは問題が解決したということにはなりません。過去に一度凍結された経緯を検証し、凍結解除が妥当であるかどうか、今年の国会で再度審議するべきです。





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最終更新日  2019年05月01日 01時00分05秒


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