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問題の大学案内は「2023 近大グラフィティ」と題する受験生向けのパンフレットで、ウェブ上にアップされた資料を見ると、たしかにこれは目を疑うものだった。
「美女図鑑」「美男図鑑」には「身長」「好きなタイプ」という項目が最初にあり、各学部を代表する学生の写真にも「今日のポイント」と称するファッション紹介(値段まで!)が付く。
教職員組合のツイートは
<この特集だけではなく、ここに載せる学生を教員に推薦させる際、平然と「ビジュアルのよい学生を推薦してください」などと言ってくる広報室には呆(あき)れるほかない>
とも記している。
あまりに露骨なルッキズム(外見至上主義)。
おりしも吉野家の常務が 早稲田大学主催の社会人向け講座で「生娘がジャブ(薬物)漬けになるような企画」と発言。 吉野家と早大は謝罪する事態に至った。近大の場合は大学当局が発行する公式の大学案内である点でよりタチが悪い。 今日の認識ではルッキズムはれっきとした人権侵害だ。大学がイメージダウンどころか差別に加担してどうする。
(文芸評論家)
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