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2023年04月18日
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テーマ: ニュース(96955)
カテゴリ: ニュース
関東大震災から100年目となる今年の夏に、震災時にデマが流されたために日本人自警団に虐殺された朝鮮人を追悼する集会が企画されていると2日の東京新聞が報道している;




 実行委員会の世話人の1人を務める市民団体「村山首相談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は 「民族差別による虐殺を二度と起こさないよう歴史と向き合い、次世代に伝えていかなければならないことを、100年の節目に訴えたい」 と話している。

 関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」「襲撃がある」などのデマが拡散。戒厳令が敷かれる中、不安に駆られた住民の自警団のほか、警察や軍などによって朝鮮人や中国人らか虐殺された。巻き込まれた日本人もいて、無政府主義者の大杉栄や社会主義者らの殺害事件も起きた。

 虐殺犠牲者の実態は今なお不明で、2008年に政府の中央防災会議がまとめた報告書が、震災による死者約10万5千人の1~数%と示すにとどまる。朝鮮人犠牲者では、当時の朝鮮人学生らの調査に基づいて6千人以上とする見解がある。中国人犠牲者を750人以上とする中国人留学生による調査も残るが、日本政府は戦後も国会議員の質問などに「事実関係を把握することができる記録が見当たらない」と繰り返してきた。

 虐殺を巡っては、事実そのものを否定する主張がある。消えない差別や偏見から、在日コリアンが住む地区での放火や朝鮮人学校への嫌がらせも起きている。


2023年4月2日 東京新聞朝刊 12版 21ページ 「関東大震災100年『虐殺 再び起こさぬ』」から引用

 「民族差別による虐殺事件は二度と起こしてはならない」という認識は、現代を生きる私たちが全力で次世代に伝えなければならない「教訓」です。ところが、日本政府はそれに対して極めて曖昧で消極的な姿勢でいるのは残念なことです。政府が何故そのように消極的なのか、その理由は多分、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」とか「朝鮮人があちこちに火をつけて回ってる」などというデマを流布するのに、一部の軍人や警察官も加担した形跡があるため、その責任を追及されることを恐れて、公式の記録が残っていないから正確な数字は出せないなどと言葉を濁しているわけです。しかし、政府がそういう姿勢でいるとそれにヒントを得て「実は、虐殺なんて無かったのだ」と言い出す者が出てきて、そういう内容の小説を書いて出版までする輩が出てくるし、それまで毎年市民団体が主催していた追悼式典に東京都知事が追悼文を送付する習わしだったものが、右翼団体に唆されて追悼文送付を中止するなどという事態になっているのが現状で、これを放置すればやがて日本人は同じ過ちを繰り返す羽目になるであろうことは容易に想像できます。「虐殺 再び起こさぬ」の声を次世代へ継承することは、現代を生きる者の責務です。





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最終更新日  2023年04月18日 01時00分07秒


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