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朝日新聞は13日、政治学者の杉田敦さん、憲法学者の長谷部恭男さん、歴史学者の加藤陽子さんの鼎談(ていだん)を掲載。この中で加藤さんは 「解散権という強大な刀を、異例ずくめの悪辣(あくらつ)なやり方で抜いた」 と厳しく批判。杉田さんも 「衆院議員の4年という任期は最大限尊重されねばならない」と、首相による解散権の乱用を問題視しています。
今回の選挙活動では、インターネットの比重がますます高まりました。10日の読売新聞は出口調査の結果から、 投票先を決める際に「SNS・動画投稿サイト」を最も参考にしたと答えた人が24%に上ったこと、 そのうち 35%が比例区の投票先を「自民」と回答し、昨夏の参院選の7%から大幅に増えた ことを紹介しています。
14日のTBS「報道特集」でも「ネット選挙」の問題を特集。自民党のネット動画が選挙期間中に1億6000万回以上再生されたことについて専門家は、動画に「いいね」が付いた割合が0・02%と非常に低かったことから 「広告によって再生回数を増やした可能性が極めて高い」と分析していました。それだけの資金が広告費としてつぎ込まれたわけで、その主要な財源は政党助成金や企業・団体献金です。
また同特集では、政治系ユーチューバーが「選挙期間中は政治チャンネルにとって間違いなくバブル」だとして、 政治系動画の収益化の禁止を提言 していました。
東京新聞は13日の社説で、得票率が小選挙区では約49%、比例代表は約36%だったことから「高市政権が国民全体から絶対的支持を得たわけでなく、白紙委任と勘違いしてはならない」とくぎを刺しています。 メディアの権力監視機能がますます重要になっています。
(さわき・けいぞう ジャーナリスト)
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