2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全5件 (5件中 1-5件目)
1
山のようなポップコーンを両手に抱え、映画をみる。深津絵里かわいい。かっこいい。なんか、ちょっと、仕事をがんばる気になってるわたしって単純かしら。
2003.08.30
コメント(0)
生きるために仕事をするのか、仕事をするために生きるのか、わたしはわからなくなりました。とふぐを肴に焼酎をのみながらひとりごちた。それはたぶんどっちでもなくて、意味なんかわからないけどただおもしろいというのが本当はいちばんいいのだ。と言われて、ずーんと身にしみた。休みの日に温野菜をつくり、それを平日のために冷凍しておくことも教わった。真剣に、集中して、料理をすることは、気分を変えるために大切なんだって。
2003.08.28
コメント(0)
朝いちばんのヒコーキで、一路実家へ。それから家族でレンタカーを借りて、まっすぐ海をみにゆく。伊勢エビもアワビもゆず味のソフトクリームも食べて、ゆらゆら温泉につかって、川の字にのべた布団でぐうぐう眠る。「シャカイジン」でいるときの自分より、「ムスメ」のわたしが、やっぱりまだまだ居心地いい。けろけろ。
2003.08.27
コメント(0)
帚木蓬生「三たびの海峡」を読む。教科書が教えてくれない、もうひとつの日本史。深すぎる憎しみは、憎まれる相手だけでなく、憎む本人さえも滅ぼしてしまう。それを知りながらなお憎まずにいられないほどの屈辱を、かつてわたしたちはアジアの人びとに与えてきた。テーマは重いけれど、綿密な描写力とスケールの大きいストーリー展開でぐいぐい読ませる。骨のある一冊。
2003.08.18
コメント(0)
仕事をさぼって喫茶店のソファに沈み、上が甘くて中はほろ苦いウインナコーヒーを飲みながら、宮本輝「錦繍」を読む。題名の通り、美しい言葉で織り上げられた刺繍みたいな小説。人間くさいのに嫌味がなく、哲学的なのに説教くさくない。人はタペストリーを織り上げるみたいに、ひと針ひと針、丁寧に人生を生きるしかないのかもしれない。織っているとき全体の絵柄なんかまるでわからないけど、人生の終わりにふと振り返れば、誰の足跡も錦糸で刺繍を施したうつくしい絨毯のように、世界にひとつしかない文様をかたち作っているのかもしれない。…とかなんとか、とにかく感動して、「ああ泣かされるなー」とわかっていながら、案の定本を閉じるときには号泣。ひさしぶりに、ページをめくる手がやさしくなるようなよい小説を読んだ。
2003.08.07
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()
![]()
