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30日、ついに契約更改交渉が始まりました。まずは今年の新人組からは決まりました。22年育成の2選手も入れています。 ドラフト年 位置 万円 増減万円 坂井陽翔 23年ドラ2 投手 600 現状維持日当直喜 23年ドラ3 投手 570 +20ワォ-ターズ 23年ドラ4 内野 550 現状維持松田琢磨 23年ドラ5 投手 750 +50大内誠弥 23年ドラ7 投手 500 現状維持青野拓海 23年ドラ8 内野 500 現状維持古賀康誠(育) 22年育成2 投手 230 現状維持永田颯太郎(育)22年育成4 内野 250 現状維持ドラ1の古謝投手と6位の中島選手は別格ということで、別の日にということみたいです。では、坂井、日当、松田の3投手の更改交渉後のコメントです。(下記の黄色の部分をクリックすると記事にリンクします。いずれも日刊スポ―ツ)ドラ2坂井陽翔投手 現状維持 彼の言葉のみ拾ってみると1. 「ファームでなかなかうまくいかない時もあれば、うまくいった時もあるんで、その波を少しでも小さくできればなと思いましたし、その経験を来年に生かしていきたいなと思います」2. 6日オリックス戦では1軍デビューも果たした。5回から2番手で登板。先頭に四球を与え、さらに安打と四球で無死満塁のピンチを背負ったが、併殺に打ち取るなど1イニングを無失点で切り抜けた。「緊張してたからという言い訳もきかないと思うんで、自分に厳しくそこはやっていけたらなと思います」3. 30日から11月14日まで仙台市内で秋季キャンプがスタートする。「やっぱりボールの質であったり、コントロールっていうのも少し良くしていければなと思います」ドラ3日当直喜投手 20万円増 記事の中でこんなことを言っています。1. シ-ズンを終えて。「やっぱり来年からが勝負だと思うので、頑張っていけたらなと思います」2. 初登板の9日西武戦は同点の延長12回から登板し、1イニングを無失点に抑えた。「まだまだですね。やっぱり僕の中でもまだまだいけるんで、球自体も全然ダメですし、オフシーズンに向けてやっていかないと、この先は長くはない」3. 自身が1軍に合流した際は試合前練習のキャッチボールパートナーで、食事にも頻繁に連れて行ってもらっている藤平投手について。「兄弟関係というか、すごい仲良くさせてもらってますし、(藤平)尚真さんに憧れを持ってるので。やっぱり真っすぐの強さだったり、すごい魅力的なので、僕も追いつけるように頑張りたいなと思います」4. 「来年は1軍定着で、3年目は抑えをできるように頑張りたい。来年は1軍で30試合投げたいなと思います」ドラ5松田琢磨投手 50万円増 コメントだけ拾ってみると、1. 「1年間通じて経験できたことを来年に向けて、このオフシーズンにしっかりやっていければなと思います」2. 長いシ-ズンを終えて「疲れていても、これが疲れとか分からないぐらいまで来たので。あらためてプロ野球で長くやられている選手のすごさを実感したなという感じです」3. 「やるからには自分は先発で勝負したいのはある。球威がない分、パワー投手ではないので中継ぎでチームに勢いをもたらすことは自分はできないのかなと思っているので、先発で緩急を使いながら、勝負できたらと思います」彼ら3人のコメントを読んで、思わず来年に大きな期待を持ってしまったのは日当直喜投手です。自分に負荷をかけて追い込んで、それで成長していくタイプだなぁ、と改めて思いました。「来年は30試合投げて、3年目は抑えをできるように」という目標が達成可能に思えてくるほどの、彼の意気込みです。本気で頑張って欲しい。本気で応援しますから。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.30
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戦力外通告という嫌なことが進行中です。日本シリ-ズ終了の翌日が期限ですから、あと1週間程度でしょうか?今日も楽天では平良竜哉内野手(22年ドラ5)と辰見鴻之助内野手(22年育成1位=>支配下)が戦力外となりました。いずれも育成を打診されているので、育成として残るものと思われます。毎年、ドラフト会議前後のこの時期の恒例行事となっている戦力外通告。これまでに楽天選手では、支配下で6人、育成で4人の計10選手が戦力外となってしまいました。こういう時に、どうしても気になるのがドラフトで獲得した選手のその後、つまり今季そして今現在の状況はどうなっているのか? ということです。実は当初はパ・リ-グ6球団のドラ1選手について調べる予定でしたが、正直言ってそれ程馴染みのない他球団の選手を調べても、個人的に面白味が無いのでやめました。(ある程度調べた結果(過去10年間)では、ソフトバンク以外の球団は楽天も含めて、ドラ1の活躍度は高かったですね)代わりに、過去10年間の楽天ドラ1獲得選手の『現在位置』と、過去5年のドラフトで入団した34選手について、どれくらいが楽天を去っていったのかも調べて見ました。まずは、2014年から23年までのドラフト1位選手の現在位置です。 現在位置 2023 古謝樹 投 左左 大学 桐蔭横浜大 1軍先発ローテ入り2022 荘司 康誠 投 右右 大学 立大 1軍先発ローテ入り2021 吉野 創士 外 右右 高校 昌平高 2軍 2020 早川 隆久 投 左左 大学 早大 1軍先発ローテ入り2019 小深田大翔 内 右左 社会 大阪ガス 1軍2塁レギュラ-2018 辰己 涼介 外 左左 大学 立命大 1軍センタ-レギュラ-2017 近藤 弘樹 投 右右 高校 岡山商高 戦力外退団 2016 藤平 尚真 投 右右 高校 横浜高 1軍救援2015 オコエ瑠偉 外 右右 高校 関東第一高 移籍2014 安楽 智大 投 右左 高校 済美高 退団ドラ1で入団した10選手の内訳は退団(戦力外、移籍、自由契約)が3選手(全員高卒)で、残り7選手中6選手が1軍で大活躍しています。安楽もあの件が無かったら、今でも楽天で活躍していたでしょうから、ドラ1の定着度、活躍度というのは結構好成績ではないか、と思っています。唯一2軍出場中の吉野選手は、高卒3年目で素材型の選手なので、1軍でバリバリ活躍するようになるのは、まだまだ先のことでしょう。一方、過去5回(18年から22年まで)のドラフトで獲得した選手全員(育成は除く)を見てみると、青色で塗りつぶしたのが退団選手です。黄色は戦力外通告後、育成契約で残っています。順位 2022 2021 2020 2019 2018 1 荘司康誠 投 吉野創士 外 早川隆久 投 小深田大翔 内 辰己涼介 外 2 小孫竜二 投 安田悠馬 捕 高田孝一 投 黒川史陽 内 太田光 捕3 渡辺翔太 投 前田銀治 外 藤井聖 投 津留崎大成 投 引地秀一郎 投 4 伊藤茉央 投 泰勝利 投 内間拓馬 投 武藤敦貴 外 弓削隼人 投5 平良竜哉 内 松井友飛 投 入江大樹 内 福森耀真 投 佐藤智輝 投6 林優樹 投 西垣雅矢 投 内星龍 投 瀧中瞭太 投 渡邊佳明 内7 吉川雄大 投 水上桂 捕 小郷裕哉 外8 鈴木翔天 投平良竜哉選手は育成を打診されていますが、現時点では去就が決まっていないので青色にしています。退団者に投手が多いのは、獲得選手の大半が投手でしたから、当然と言えると思います。この上の表の中で、1軍出場がゼロ又は出場機会の稀な選手が何人か見られます。次は我が身か、と落ち着かない気持ちになる選手もいるでしょう。やはりプロの世界は厳しいですね。会社勤めも決して楽では無かったですが、それでもプロ野球の世界に身を置いている選手とは、安定度という物差しで測ると『雲泥の差』があると言わざるを得ません。当然だよ、と言われればそれまでですが。日本シリ-ズ終了の翌日までに、これ以上戦力外の選手が発表されないことを祈っています。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.29
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26日にその記事が出ていましたが、その時はそれほど関心がありませんでした。パッと読んで直ぐゴミ箱に直行でした。しかしその後、待てよもしかして、と思い直して他スポ―ツ紙を見てみたところ、やはり書いてありました。サンスポ紙です。記事の一番下にこう書かれてありました。「来季に向けた戦力補強に着手し、チーム編成を図る」この何でもない一言こそ、私が待ち望んだ言葉だったのです!ヽ(^o^)丿これこそは、今オフ、楽天は外国人選手の補強を積極的にやります、という覚悟ではないか、と思ったからでした。ただ、これは球団が何かそれらしいことを言ったのではなく、単に担当記者が勝手に想像しただけのことかもしれません。しかし、このタイミングでの『チ-ムの戦力編成を担い統括するGM職』に復帰するということは、それなりの理由があるはずであり、それは外国人選手の補強やトレ-ドをやりますよ、というのろしだと勝手に考えています。 こんなことを書くと驚かれる方があるかもしれません。これまで石井氏についてはケチョンケチョンに貶していましたから、なんだその心変わりは、とさげすまれてしまいそうですが、これには当然ながら理由があります。もともと石井氏のGM職時代の仕事ぶりにはそれなりに評価していました。問題は平石元監督、三木元監督の解任に至る経緯、そして監督時代の采配などに全く納得がいかなかったからでした。結果から見て、石井氏に全く監督としての能力がないにも拘らず、平石、三木両氏の監督としての力量を否定したことが納得できなかったのです。今年1年は己の未熟を恥ずかしんで無言を貫いたのは、まあ評価できます。これからも直ぐ余計なことを口に出すゆるい唇をしっかり締めて、GM職に勤しんでもらいたいと思います。まずはウィークポイントの補強です。即戦力の先発投手と右の長距離砲はどうしても必要です。石井GMがどのような手を打ってくるのか、興味津々で期待したいですね。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.28
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今日から冬時間になりました。正確には、今朝の3時に時計の針を1時間戻して2時にするということです。ただ、これはあくまでも社会生活上のことで、個人が午前3時に家中の時計を戻す必要は、勿論ありません。まあ今はスマホやパソコンは自動的に変わっているので、時間を間違える心配なんてないですが。しかし、寝室の目覚ましはアナログなので、しっかり時間を変更しておかねば…。これで実際に何か変わったことがあるのか、と訊かれれば即座に「ある」と答えます。それは日の出が前日より1時間早くなるので、昨日は8時半近くだった日の出は、今朝は7時26分という具合です。登校する生徒や学生、それに通勤者にとっては、一夜にして世界が明るくなるわけです。テレビではこれからの時期、特に冬時間になった直後は夕方が急に薄暗くなるので、歩行者や自転車が絡む交通事故が増える、と注意していました。一方で、当然ながら日没時間はその分早くなります。午後6時25分が5時25分になるのです。これからは日の入りがどんどん早くなる一方で、日の出時間は遅くなるので夜の時間がどんどん長くなる、自分にとっては嫌な季節になっていきます。そう、この冬時間への変更が、「ふふふ、これから長い冬が始まるよ」という地獄からの使者の最終宣告のようなものなんです。そんなことを思っている今日ですが、昨日はパチュリ不在でなまっていた体を鍛えるべく、また早足散歩に精を出しました。約1時間歩いたせいか、昨日も1万歩達成!これで2日連続という快挙でした。昨日は久しぶりに、メトロの終着駅であり人で賑わうストッケルから伸びているトラムの線路を見に行きました。駅から5分程度歩いたところに、トラムの踏切があります。踏切と言っても信号機があるだけで、遮断機なんかはありません(ベルギ-ではこれが普通)。踏切からストッケル方向を撮ったのが左下写真です。 そこから反対方向を撮ったのが右上写真。写真ではよく見えませんが、両側は住宅街です。線路の先には停留所があります。左下の写真は、住宅街の一画から停留所へ続く小道です。 その小道を進むと停留所に到着。写真奥、遠くに踏切を渡っている車が見えます。その駅にある急な階段(この階段は怖い!階段の隙間から下が見えるので、高所恐怖症の私にはハードルの高いところ。登りだしてから気付いたが遅かった…。階段ではなく怪談だぁ)を上るとそこは車道。そう、この線路は地上より一段下を通過しているんです。 私はこの景色が好きなんです。なんかジオラマや鉄道模型の動画に出てくるような感じがするからでしょうか。ところで、私の住んでいるところでは、昨日の夕方がハロウィ―ンでした。夕方庭でビールとツマミでくつろいでいると、子供たちの歓声が聞こえてくると思ったら、家の前の歩道に20人ほどの仮装した人たちが歩いていました。ハロウィ―ンの子供たちを受け入れて歓待してくれる家を捜し歩いているのです。私のお隣さんのスウェーデン人一家はその一つかもしれません。数日前から家の前に大きなカボチャ(勿論不気味な顔をしている、あれです)を置いていましたから。ハロウィ―ンが過ぎると、次は12月初めのサン・二コラ。いや、その前にブラック・フライディだったかな? その後はクリスマスと大晦日のどんちゃん騒ぎ…。いつもながらの経済的商業的な行事が満載のこれからです。時間が変わったせいか、いつもより醒めた感がする自分ですね。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.27
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当初は、パリ-グ6球団の新人ドラ1選手にしようかと思いましたが、他球団の選手を調べても面白くないのでやめました。やはり楽天イ‐グルスの選手じゃないとねェ。ということで、昨秋ドラフトで入団した新人8選手の通信簿です。順位 選手 位置 投打 出身 身長/体重 1位 古謝樹 投 左左 桐蔭横浜大 182/75 2位 坂井陽翔 投 右右 滝川二高 186/883位 日当直喜 投 右右 東海大菅生高 190/1054位 ウォ-タ-ズ 内 右右 ウェルネス沖縄高 178/76 瑠海5位 松田琢磨 投 右右 大阪産業大 186/746位 中島大輔 外 右左 青山学院大 180/787位 大内誠弥 投 右右 日本ウェルネス宮城高 191/778位 青野拓海 内 右右 氷見高 180/85評価項目は投手と打者で違うので、両者を分けてみると、《投手》 防御率 試合 勝 負 回数 被安 被本 与四 奪三 被打率 WHIP 古謝樹 4.32 15 5 8 83.1 70 10 31 58 .231 1.21 坂井陽翔 0.00 1 0 0 1 1 0 2 0 .333 3.00 日当直喜 0.00 1 0 0 1 1 0 1 1 .333 2.00松田琢磨 3.60 7 0 0 15 14 2 9 8 .275 1.53大内誠弥 --- - - - - - - - - --- --- 《野手》 打率 試合 打席 安打 本塁 打点 出塁率 OPSウォ-タ-ズ瑠海 --- - - - - - --- --- 中島大輔 .228 37 128 28 1 10 .258 .591 青野拓海 --- - - - - - --- ---こうしてみると、古謝と中島は別格ですね。同じ大卒の松田は開幕1軍を果たし、7試合に登板して防御率3.60は、ルーキ-イヤ―としてはまずまずでしょう。上記古謝と中島はマスコミでの露出度も高く、このブログでも何度か取り上げましたので、それ以外の松田投手、坂井投手、日当投手、大内投手、ウォ-タ-ズ瑠海内野手、青野内野手の6選手について、彼らの《現在位置》に関する情報を集めてみたいと思います。【松田琢磨 投手】 新人で唯一開幕1軍入りを勝ち獲り、初登板は3月30日の対西武戦。先発荘司が打ち込まれた後の2番手で登板し、2回50球で被安打3 与四球3 奪三振2で、2イニング連続で2死満塁のピンチを抑え、なんとか無失点で切り抜けました! かなり危ない初登板でした。実は今季1回だけでしたが先発しました。4月14日の対ロッテ戦で、4回60球 被安打3 与四球1で1失点でした。まあまあだったと記憶してます。その後も先発はあるかな、と思っていましたがお呼びはありませんでした。そして今季最終登板は8月で、2回被安打2与四球2の2失点と振るいませんでした。球種を見てみると、 割合% 平均球速 ストライク割合% 被打率ストレ-ト 45 142 40 .280カットボ-ル 21 132 39 .273カ―ブ 19 110 24 .400ツ-シ-ム 9 139 32 .400 スプリット 6 130 73 .000ストライク割合は、(空振り+見逃し+ファール)/その球種の球数 で表される割合で、メインの球種が40%以下なのでは苦しいですね。まずはコントロ-ル向上でしょうか。それに得意とするボ-ルがあるのかどうか…。今季のような投球では、来季は苦しいですね。何か『光り物』が無いと苦しい、難しい…。【坂井陽翔 投手】 10月6日の対オリックス最終戦、141試合目にプロ初登板を果たしました。先発早川の乱調で1-8のビハインドで4回の1イニングを26球被安打1 与四球2と、走者を3人出しましたが、なんとか無失点に切り抜けることが出来ました。その時の投球を詳しく見てみると、打者1 8球全てストレ-トで、フルカウントの後四球。最速151キロも高めボール多い。打者2 フルカウントの7球目148キロストレ-トをライト前ヒット。打者3 3-1の5球目を四球。完全なボ-ル球多い。これで無死満塁。打者4 2-2の5球目ストレ-トで4番森を二ゴロに打ち取る。 打者5 初球外角ストレ-トで、5番西川を二ゴロ併殺に打ち取りピンチ脱出。投球数26で、ストレ-ト19,フォーク4、カットボ-ル3でした。無死満塁になった時はどうなるかと思いましたが、よく大崩れしないで無失点で抑えたと思います。そも点は良かったです。やはり課題はコントロ-ルですね。【日当直喜 投手】 今季最終戦の対ロッテ戦延長12回に、この試合6番手でプロ初登板を果たしました。しかし危ない初登板でした。いや、投球ではなく登板です。もし11回裏の1死満塁か2死満塁で、小郷か中島のどちらかがヒットか四球で出塁してサヨナラ勝ちだったら、日当の今シ-ズン1軍登板は無く、プロ初登板は来シ-ズンに持ち越しとなるところでした。フ~、危なかった…。その時の投球を振り返ってみると、打者1 3球目のフォークが真ん中に入ってセンタ-前ヒット打者2 4球目ストレ-トを犠牲バント打者3 2球目フォークを投ゴロ打者4 敬遠四球打者5 全球フォークを投げ、7球目外角高めで見逃し三振走者は出しましたが、プロ初登板としては見事な投球だったと思います。そう感じたのには2つあります。その1)思った以上にコントロ-ルが良かった。全16球のうち、コースが甘かったのは先頭打者にヒットを打たれた球だけで、後の15球はコースギリギリをついた投球で堂々たるものだった。その2)投じた16球のうち、なんと12球は得意のフォークで、残り4球は球速145キロ前後のストレ-ト。圧巻だったのは、2死二塁一塁で打者に投じた7球全てがフォークで、7球目に外角高めコースギリギリで見逃し三振をとったのは見事でした。よほどフォークに自信があるのでしょう。このフォ-クを磨いてストレ-トの球速を増すことが出来れば、何年後かにはクロ-ザ-を任せられる逸材であると見ました。来季に何処まで成長するか、もの凄く楽しみな投手です。【大内誠弥 投手】 今季1軍登板がゼロだった大内投手ですが、2軍では4月23日のロッテ戦で4回1失点でプロデビュ―を飾りました。彼の2軍での成績は次の通りです。防御率 登板 勝 負 回数 被安 被本 与四球 奪三振3.82 10 0 1 35.1 37 1 15 13新人5投手の中で彼は最も素材型の投手なので、開花する迄には時間がかかるでしょう。彼は7日に始まったフェニックスリ-グに、坂井、日当、松田らと参戦中で、30日からは秋季キャンプに参加します。【ウォ-タ-ズ瑠海ジュミル 内野手】 今季1軍出場無し。2軍でも3試合3打席で打率.000でした。私の記憶によれば、彼は1月10日の新人合同自主トレで別メニュ-で調整していましたが、同25日に左膝の手術を受けており、復帰には6-8か月かかるとの発表がありましたから、1軍はもとより、2軍でも出場実績が少ないのは当然と言えるでしょう。このオフは沖縄での○○リーグかなんかに参加した、との記事を何処かで見た様でしたが、詳細は思い出せません。30日からは、森林どりスタジアム泉での秋季キャンプに参加します。【青野拓海 内野手】 今季1軍出場が無かった青野選手の2軍での成績は次の通りです。打率 試合 打席 安打 本塁 打点 三振 .138 39 64 8 0 1 20高校時代は投手でしたが、「体格の良さに加え、身体の強さとクセのないスイングで、長距離打者として伸びしろを期待できる選手」として、将来の右の長距離砲候補として期待されています。プロの世界に入って打撃の愉しさ厳しさに触れた1年だったと思います。でも、青海選手は30日から始まる秋季キャンプのメンバ―には入っていません。まだまだ打撃の基礎習得に専念しているんでしょうか。彼が大切にしている言葉は『謙虚にひたむきに』だそうです。「謙虚にやっていれば、いつかはトッププレ-ヤ-になれる」と信じて頑張っている彼の姿が浮かびます。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.27
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愛犬パチュリは手術後を娘のマンションにて療養中で、朝夕の犬の散歩という日課が無くなったことから、どうもこの頃運動不足になっているような気がします。たかが犬の散歩というなかれ!時間にして約25分、これを毎日2回するので距離にして3.5㎞くらいにはなります。この半分強制的な散歩が無くなると、1日の歩数が極端に少なくなり、運動不足になってしまうということです。パチュリがいなくなってから早いものでもう10日。その間に体重は1.5キロくらい増えたみたいです。家の周りは良く歩きますが、時間にして5-10分程度ですから運動にもなっていません。ということで、今日から天気が良い日は朝夕2回、合わせて1時間位は散歩をすることを日課とすることに決めました。こうすれば1万歩達成は間違いないでしょう。今日は半年以上歩いていないところに行きます。去年はよく行ったんですけど、今年は一人散歩することが無くなったので。 綺麗ですねぇ。木々にまだしがみついている葉は黄色ですが、落ち葉となって遊歩道を敷き詰めているマロン色の枯葉は、まるでマロン色の絨毯が敷き詰められているかのようで、黄色とのコントラストがなんとも奇麗です。そして、その上を歩くと、サワサワと音がしてきて何となく楽しい気分になってきます。ちょっと横に入った小道では、ドングリが歩道一杯に落ちており、歩くとボキバキとドングリの潰れる音が辺りに響きます。 秋ですねぇ。秋が深いですねぇ。そしてこの階段。 全部で確か63段あります。だた、6段ごとに広い踊り場があるので、それ程疲れません。散歩にはうってつけです。この階段を上るのは、今年初めてだと思います。それ程散歩とは縁遠い生活を送っていたんですね実はこの日、散歩中に道を横断するリスを見たんです。距離にして20メートルくらい先でしたが、いつものように写真には撮れませんでした。スマホを取り出した時には反対側の家の茂みに入ってしまったので。のろまな私には、これからもそのチャンスはないでしょうね。そして最後にどうでもいい写真を。 隣のスウェーデン人一家の旦那さんと娘が、ボクシングのグロ-ブをつけて遊んでいる写真です。この父娘は本当に仲がいい親子です。窓越しに内緒で写したので、ガラスに反射したりして映りは悪いですが。明日も天気は良いらしいので、今度は違う道を歩こうかな、と考えているところです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.26
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大成功と言っていいドラフト会議が終わりました。終われば、今度は交渉権を獲得した選手のことを、もっと知りたいと思うのは当然なこと。前回はドラ1宗山内野手とドラ2徳山投手の2選手だけで終わってしまったので、今回はドラ3以下の選手について分かったことを書いていこうと思います。交渉権獲得選手1位 宗山塁 21歳 内野手 右投左打 明治大 175センチ75キロ2位 徳山一翔 22歳 投手 左投左打 環太平洋大 177センチ3位 中込陽翔 22歳 投手 右投右打 四国IL徳島 4位 江原雅裕 24歳 投手 右投右打 日鉄ステンレス5位 吉納翼 22歳 外野手 右投左打 早稲田大6位 陽柏翔 19歳 内野手 右投左打 BC茨城育1位 岸本佑也 17歳 内野手 右投右打 奈良大学付属高では、ドラ3の《中込陽翔投手》です。名前は『はると』と読むそうです。候補選手名鑑のコメントでは、『175センチの比較的小柄な体から最速150キロのストレ-トを投げるサイドハンド。直球に加え、スライダーやフォークも切れ味鋭く、高い奪三振能力を持つ。徳島では1年目から救援として43試合に登板。救援ながら8勝、防御率1.97を記録するなど結果を残した』と書いてあります。でも、これだけでは指名理由がよく分かりませんので、もう少し情報を集めてみることにします。すると、・右のスリークオーターから多彩な変化球を繰り出し・腕が上下する変則スリ-クウォ-タ-。テイクバックの小さなショ-トアームから最速150キロのストレ-トを投げ込む。セットアッパ-として不可欠な存在になりつつある。(週刊ベースボ-ルONLINE)何となくわかってきました。楽天は救援投手として起用しようというのですね。では彼の投球を動画で見てみます。ドラ3中込投手の投球動画動画を見ると、左足を高く上げてスリ-クウォ-タ-から投げ込むボ-ルは何故か打ちづらそうですね。なんでかなぁ。結構即戦力で働いてくれそうな気がしてきました。来季の早い時期に1軍で姿が見れるかもしれないですね。ドラ4 《江原雅裕 投手》です。『えはらまさひろ』まず選手名鑑から。『天理高 - 国学院大 - 日鉄ステンレス最速157キロの力のある直球が持ち味の右腕。大学では故障もあり、リーグ戦通算1登板と実績を残せなかったものの社会人で才能が開花。今年の都市対抗には補強選手として出場し、153キロの直球で三振を奪った』登板した直近7試合の成績は、防御率2.81、16回 被安打8 奪三振16 与四球7です。殆どの試合では3イニング以内ですから、楽天でも救援としての起用でしょう。残念ながら、参考になるような球筋が見えるアングルで撮影された動画が見つかりませんでした。ドラ5 《吉納翼 外野手》まず選手名鑑から。『逆方向にも長打を打てる六大学屈指の強打者。東邦高では2年春に選抜優勝を経験。早大では2年春にレギュラーに定着し、3年秋にはベストナインを獲得。リーグ戦通算13本塁打。今秋も4本塁打を記録』大学通算 (10月24日時点)245打数 64安打 本塁打13 52打点 打率.26113ホーマ-は現役最多です。昨シ-ズン西武入りした蛭間選手と同本数です。まあ、確かに長打力はありますね。ただ、リーグ後半戦ではちょっと打撃が湿りがちではあります。最後の早慶戦では、本来の長打力を発揮して欲しいものです。ドラ6 《陽柏翔 内野手》 『ようぼうしゃん』と発音するそうです。173センチと小柄な台湾出身の19歳内野手。まず選手名鑑から引用します。『台湾出身の俊足遊撃手。今季は高卒1年目ながら、リーグ3位の21盗塁をマーク。打撃面でも俊足を活かし、リーグトップタイとなる4本の三塁打を放った。遊撃守備では54試合で15失策を喫するなど粗さが残る』ウ~ン、正直言って彼をどのように起用するのかよく見えません。打撃についての記事も動画(盗塁の動画ばかり)も無いので、その打撃力は不明。また守備力は果たしてプロで通用するのか、かなり怪しいエラ-数です。つまり俊足を生かして内野安打で出塁させるか、あるいは100%代走起用ということなのか?何か得意技でも隠し持っているのだろうか? 私には謎の指名です…。育成1位 《岸本佑也 内野手》選手名鑑から。『最速147キロを誇る強肩の遊撃手兼投手。細身の体格で長打こそ多くないものの右打席から鋭い打球を飛ばす。中学までは無名だったが持ち味の強肩が注目され、プロ注目選手まで成り上がった。高3夏は県大会準優勝』YouTubeで彼の動画を見ていて、気になった彼の言葉は、「僕は他の選手と違って全然すごくないので」「僕は会話が苦手なんで」「投手、野手のどちらでもできる、強肩を活かした選手になりたいと思います」とにかく素朴、というか朴訥とした語り口ので優しい高3です。こんな純朴な子が、プロの厳しい世界でやっていけるのかちょっと心配しています。でも、何となく応援したくなる不思議な魅力を持った選手かもしれません。名前も覚えましたからそうそう、楽天はこの選手をどういうように育てていくんでしょうか? それが一番気になります。遠投は100メートル以上だそうですが。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.25
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いやあ、今年のドラフトも大外れでした。自分の予想をブログで書いた後にYouTubeやスポ―ツ紙を見たら、楽天1位指名の予想は野手だろうとのことで的中は諦めていました。ただ、そんなのは些細なこと。まさかあの宗山選手を指名して獲得できるなんて、思ってもいなかったことなので、当たりくじを引いた時は、かなり興奮してしまいました!5球団競合の末のくじをあてて獲得した訳ですから、最高の選手を指名したいというスカウト陣と、それを受けて宗山を指名しくじで引き当てた森井球団社長を心から讃えたいと思いますでは、交渉権獲得した選手を見ていきたいと思います。今回はドラフトで6選手、育成で1選手の合計7選手でした。 1位 宗山塁 21歳 内野手 右投左打 明治大 175センチ75キロ2位 徳山一翔 22歳 投手 左投左打 環太平洋大 177センチ3位 中込陽翔 22歳 投手 右投右打 四国IL徳島 4位 江原雅裕 24歳 投手 右投右打 日鉄ステンレス5位 吉納翼 22歳 外野手 右投左打 早稲田大6位 陽柏翔 19歳 内野手 右投左打 BC茨城育1位 岸本佑也 17歳 内野手 右投右打 奈良大学付属高今回は育成も含めて投手3人、内野手3人、外野手1人の計7選手を指名獲得しました。では、どんな選手なのか一人ひとり見ていきます。ドラ1 宗山塁 内野手 左打ちまず、楽天の交渉権権確定後のインタビュ-での受け答えがしっかりしているのにはびっくりしました。爽やかな好感の持てる青年という印象でしたね。今からスタ―性十分ですよ。彼の打撃と守備の動画を見ましたが、どちらも上手い! 守備は軽快で、ボテボテのゴロの捕球後からの投球も素早く鋭い。打撃はよく言う『センスが良い』ですね。とにかくバットコントロ-ルが上手いという印象でした。では、彼の大学4年間の成績です。 試合 打席 安打 打点 本塁 打率1年 18 62 20 7 1 .3232年 27 104 41 28 7 .394 3年 25 104 33 9 0 .317 4年 16 69 22 15 2 .319 (春は怪我で途中離脱。秋は10/24現在)通算 86 339 116 59 10 .342 116通算安打は現時点で東京六大学リーグ7位タイで、岡田彰布に1本差、高橋由伸に3本差に迫っています。彼が楽天に入団することによって、内野手、特にショ-トの村林との競争がし烈になるでしょう。今季の物足りない村林の活躍からいって、これは願ってもない事です。とは言っても、可能であれば宗山と村林の両方を活かせる方法が無いもんですかねぇ。ドラ2 徳山一翔 投手 左投最速153キロのストレ-トと多彩な変化球で緩急つけた投球が魅力の、投げっぷりの良さが光る本格派左腕。2年秋の神宮大会で好投し、注目を浴びた。昨秋にかけ変化球に磨きをかけ、投球術が向上。4年春は故障の影響で登板なしに終わったが秋は復帰。東亜大戦では9回2失点で完投勝利を挙げている。彼の動画も見ましたが、なんとも力強い馬力のある投球でしたね。高めのストレ-トは伸びがあったし、カーブも良かった。それにスクイズバント処理でのグラブトスも上手かったです。高校では3番手投手だったとのことで、即戦力でもあるし伸びしろもある投手と見ました。(追加)投稿後スポニチ紙を見たら次の記事を見つけたので、追記します。ちょっと長いですが、面白い記事なので引用させてもらいました。『最速153キロを誇る左腕。鳴門渦潮(徳島)時代の最速は138キロ。3年夏は背番号3を与えられ、3番手投手で高校野球を終えた。「大学は投手として勝負する」。そう決心し、高校卒業までの6カ月間、独立リーグの四国・徳島を指導するトレーニング施設「インディゴコンディショニングハウス」に通うことにした。 同施設は投手の球速向上に定評があり、昨年ドラフト2位で徳島から阪神に入団した椎葉を1年間の指導で最速159キロに変身させたことでも知られる。「知識が身につき、体が変わり、今の僕がある」。運動力学に基づいた投球理論やウエートトレーニングを学び、秘めた力が解き放たれた。最速148キロと球速を10キロ伸ばして大学に進み、1年春からリーグ戦に登板。2年秋から2年連続で明治神宮大会出場に導いた。 父の剛さんはマグロ漁船などに乗る漁師。小学生の頃の将来の夢は、同級生がプロ野球選手を挙げる中で一人「漁師」と書いた。漁を終えた父と、中学卒業まで連日の猛練習に励んだ。父が理想とする球筋は一つ。「ホップする球を投げるんだぞ」。回転軸を確認できるカラー球でキャッチボールしながら、2人で縦回転の直球を追い求めてきた。 今春は左肘痛を発症して未登板だったが、秋のリーグ戦では6勝1敗、防御率1.67と復活。リーグ優勝に導き、最高殊勲選手賞を受賞し、評価を揺るがないものにして運命の日を迎えた』動画で見た伸びのあるストレ-トは、こうして生まれたんですねぇ。ドラ3以下の選手は次回ということに。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.24
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今年のドラフト会議は明日となりました。今年はどんな選手を指名して、誰を獲得できるんだろうか? 不思議なもので、考えただけでウキウキ、ワクワクしてきます。例えていうならば、遠足に行く前の日か、あるいは夏休み前日の小学生の心境でしょうか。こういう思いはいつでも大歓迎です‼1週間前にこのブログで、楽天が狙うべき選手を書きました。何処が補強ポイントで、どんな選手が注目されているのか等々…。あれから色々考えましたが、これを書いている今は、即戦力の左投手を2-3人は獲得して欲しいなぁ、と思うようになりました。左腕が欲しい理由は、楽天には左腕投手が少ないという声もあるし、今季は楽天自慢の左腕が活躍したシ-ズンでもあるし、無敵のソフトバンクでさえ、左腕には手こずっているというデータもあるし、やはり左投手が欲しいなぁ…。ちょっとここで2018年以降のドラフトで、楽天が獲得した選手のデータを見てみます。 年度 総人数 大学生 高校生 社会人2018 8 5 2 12019 7 2 3 22020 6 3 2 1 2021 7 3 3 1 2022 6 3 0 3 2023 8 3 5 0 さて、上の表から何が言えるのか?まず獲得人数は6人から多くても8人ということ。もう一つは2020年以降、大学生の人数が3人で固定されているということです。もちろん、結果としてそうなっただけ、ということもあるかもしれませんが、どこの球団も会議前にあらかじめ獲得人数と、その内訳は決めていると思うので、これは意味のある数字だと思っています。一般的に言って、大卒や社会人は即戦力狙いであり、高校生は将来性という風に違いがある訳で、チ-ム事情によってドラフト戦略は左右されるからです。昨年は高校生を5人も獲得していますが、その理由としては前年の22年に高校生を獲得しなかったので、いろんな意味でのバランスを考えた結果でしょう。では、明日のドラフト会議で、楽天が取る戦略とはどうなのでしょうか? まず獲得人数を8人とした場合、個人的には次のようになるのでは、と考えています。 総数 投手 捕手 内野手 外野手 大学生 4 2 1 1 0 高校生 2 1 1 0 0社会人 2 2 0 0 0楽天は支配下登録選手枠に結構空きがあるので、8人はいくかもしれません。もし獲得人数が8人以下なら、その分高校生を減らすのではと思います。今回はとにかく即戦力が中心になるはずですから。ということで、上の内訳に従って獲得したい選手を『大胆に』選んでいきたいと思います。本当に大胆にです。複数球団の競合指名確実と言われている金丸投手(関大)や宗山内野手(明大)は、敢えて外しています。 大学生 投手 ①中村優斗(右)愛知工大 1位指名 右だけど、どうしても欲しい投手! ②佐藤龍之介(左)富士大 外れ1位 ③徳山一翔(左)環太平洋大 4位指名 捕手 印出太一(右)早大 6位指名 (もっといい捕手がいるかもしれないが) 内野 佐々木泰(右)青学大 3位指名高校生 投手 高尾響(右)広陵高 又は 狩生聖真(右)佐伯鶴城高 捕手 箱山 遥人 (右)高崎健康福祉大高崎高社会人 投手 吉田誠也(左)西濃運輸 2位指名 沢山優介(左)ヤマハ 《指名順位予想》1位 中村優斗 投手(右投)愛知工大 外れ1位 佐藤龍之介 投手(左投)富士大2位 吉田誠也 投手(左投)西濃運輸3位 佐々木泰 内野手(右打)青学大4位 徳山一翔 投手(左投)環太平洋大5位 沢山優介 投手(左投)ヤマハ6位 印出太一 捕手(右打)早大7位 高尾響 投手(右投)広陵高 又は 狩生聖真投手(右投)佐伯鶴城高8位 箱山 遥人 捕手 (右打)高崎健康福祉大高崎高 まあ、希望的観測で書きましたが、実際はそんなにうまくはいかないでしょうね。いやあ、行く訳ないですよ。左投手を4人もとれるなんてあり得ないし、下位の高校生なんて、絶対に残っていないですよ!あと、大学生の捕手は誰がいいのかわからん…。印出は打撃がイマイチ…。とは言っても、何が起こるか分からないドラフト会議ですから、どでかいハプニングが起きるかもしれません。それを期待しましょうかしかし疲れました…。現実に何が起きるのか分からないことを、さも起こるように想像して書くことは、疲れるということです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.23
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子宮などの摘出手術を受けて、昨晩に退院して娘のところに戻った時のパチュリの写真です。 2時間に及ぶ手術や、手術個所の痛みなどで疲れ果てて、動く気力さえなかったパチュリでしたが、昨晩はよく眠ったと娘から聞いて何はともあれ、ホッとしました。でも、この格好で寝たんですから、大変だったと思いますよ。 勿論、夜中に手術痕などを舐めたりしないためです。そして今日の朝11時過ぎに娘のマンションに行き、1週間ぶりに「相棒」と再会することが出来ましたヽ(^o^)丿。まだ手術後間もないので、なるべく刺激しないよう気持ちを抑えての再会でしたが、思った以上に元気な姿を見てホッとしました。まだまだ食は細いとのことで、薬を飲ませる時は大変だと言っていました。これは私にはできないですね。娘から、今朝起きた時よりもパチュリは元気になった、と聞いてまたまた嬉しくなりましたよ。その時の彼女はこんな感じでした。 さて、パチュリは暫く娘のところで静養することになります。娘の方が私より犬の世話に慣れているためと、私に家には階段があるからです。階段を上ったり下りたりできるようになるのは、1週間か10日先だそうです。それに薬を飲ませないといけないので…。これが大変らしいです。6種類あるらしいので。これから当分は毎日、娘のマンション通いとなりそうです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.23
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まだ投手編は終わってはいませんが、余り投手ばかり続いていると脳の使い方が偏ってしまいそうなので、今回は野手について書いていきます。彼らが懸命に諦めずにやったのでしょうが、今季も芳しい成績は残せませんでした。どうして芽が出ないのか、何がいけないのか、どこを変えたらいいのかなど、データを見ながら自分なりに答えを出せれば、と勝手なことを考えています。来季が今季よりもいい成績であることを願って、このブログを書いていきたいですね。まあ、単なる自己満足なんですが今回の対象の選手は、次の条件に当てはまり、尚且つ、今季1軍出場はあったものの期待されたような成績を残せなかった野手です。・高卒は入団5年目(19年ドラフト指名)以上の野手・大卒は入団3年目(21年ドラフト指名)以上の野手・社会人卒は2年目(22年ドラフト指名)以上の野手但し、過去に1軍で活躍した選手は除きます。あくまでも1軍に昇格したけれども結果を出せなかった野手に限ります。つまり、上記に該当する1軍で結果を残せていない選手は、そろそろオフの戦力外通告に含まれる可能性が出てくる選手ということです。次の野手がこれに該当します。彼らの今季の打撃成績は次の通りです。 歳 ドラフト 打率 試合 打席 安打 2塁 3塁 本塁 打点 得点圏 出塁 OPS堀内 27 高卒 15年 捕手 .000 4 6 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 石原 25 高卒 16年 捕手 .171 68 172 25 5 0 4 13 .200 .239 .527 黒川 23 高卒 19年 内野 .232 22 60 13 1 0 1 8 .263 .283 .587 武藤 23 高卒 19年 外野 .200 7 5 1 0 0 0 0 .000 .200 .400 山崎 29 大卒 17年 内野 .000 5 6 0 0 0 0 0 .000 .000 .000渡辺 27 大卒 18年 内野 .250 47 154 34 2 0 0 11 .256 .302 .567 平良 26 社会 22年 内野 .143 18 24 3 0 0 0 3 .500 .217 .360 この中では、石原と渡辺はある程度結果を出しているので、ここでは取り上げる必要は無いでしょう。来季もそれなりにチャンスはあるでしょうから。では、トップバッタ-は堀内謙伍捕手です。《堀内謙伍捕手》 15年ドラフト4位で静岡工高から入団ですから、今季が9年目の27歳です。選手名鑑のコメントで『一番の持ち味は打撃』とありますが、プロ通算打率は.149(99試合出場)で本塁打はゼロと振るいません。では今季の2軍での成績はどうだったのかというと、打率 試合 打席 安打 2塁 本塁 打点 出塁率 .202 68 215 35 9 1 15 .346 やはりパッとしませんね。では、今季1軍でどのような足跡を残したのでしょうか?スタメンでマスクを被ったのが2回で、そのうちの1回が例の7月10日対ロッテ戦で松井友飛投手が先発して、滅多打ちに遭った試合でした。この試合後に2軍降格され、それ以降は1軍に呼ばれることは有りませんでした。これらのことから見て、堀内捕手が来年も楽天に残っているかはかなり微妙なところです。3日後のドラフト会議で、もし楽天が率先力の捕手を指名獲得した場合、真っ先に戦力外となる可能性が高いと思います。次は山崎剛内野手です。《山崎剛内野手》17年ドラフト3位で入団、国学院大卒のプロ7年目で29歳。プロ4年目の21年に開花して出場試合数を増やして行ったが、昨季後半から村林にレギュラ-の座を奪われてからは、出場機会が激減し、今季はたったの5試合のみとなってしまいました。21年以降の打撃成績を書いてみると、 打率 試合 打席 安打 2塁 本塁 打点 得点圏 出塁率2023 .203 117 307 53 6 2 19 .269 .3032022 .203 79 218 38 6 3 13 .244 .2802021 .256 56 194 43 6 4 24 .361 .326昨季に村林にレギュラ-の座を奪われた要因は打撃です。せっかく開幕スタメンの座をつかんだのに、打てなくてはレギュラ-の座を奪われてもしょうがないですね。30歳になる来年は勝負の年になりそうです。ダメならこの先も守備要員か、最悪の場合戦力外となる可能性大です。特に今週のドラフトで即戦力内野手を獲得した場合は。《黒川史陽内野手》智辯和歌山高卒で、19年ドラフト2位指名されたプロ5年目。毎年のようにブレ-クが期待されてきましたが、今季も殻を破れずに1軍定着できませんでした。練習の虫で、何とかしたいという気持ちは伝わってくるんですが、結果を残せません。高卒5年目の23歳で素質ある選手ですから、暫くは戦力外の可能性はないですが、このままズルズルいってしまうこともあるかもしれません。何が悪いんでしょうか?球種別の打率を見てみると、ストレ-トは.346でいいですが、変化球全体は.133と低調で、変化球にどう対応するかが課題の様です。更に対投手成績では、対右投手では.262ですが、対左投手では.142とやはり左投手を苦手としています。これをしっかり対策しないと、レギュラ-を奪えないと思います。来季こそはブレ-クして欲しい選手です。《武藤敦貴外野手》19年ドラフト4位、都城東高卒のプロ5年目。23年は1軍出場無し、今季も1軍出場の機会に恵まれず、たったの7試合出場で5回しか打席に立てませんでした。今季はルーキ-の中島が台頭してきたこともあり、来季の1軍出場も厳しいと言わざるを得ません。念のため、彼の今季の主戦場であった2軍での打撃成績を見てみましょう。89試合 360打席で打率.281 10二塁打2ホ-マ-26打点13盗塁悪くないですよね。でも2軍成績でこれくらいの選手は結構いますし、この程度では1軍で通用しないということなんですね。正直に言えば、余り印象に残らない選手、という感じがします。もっとプレ-でアピ-ルしないと…。《平良竜哉内野手》22年のドラフト5位の26歳。社会人出身の即戦力として臨んだ昨季は1軍出場無し。背水の陣で臨んだ今季でしたが、18試合24打席で打率.143 3打点と爪痕を残せませんでした。では2軍での成績はというと、64試合打率.171 252打席37安打 二塁打7 本塁打0 という低調な結果でした。『選手名鑑』に、「長打を打てる戦力として期待」とあったんですが、この結果からはその片鱗はうかがえません。正直に言って年齢的に見れば、来年の成績次第では戦力外になることもあり得ます。このオフだって危ないかもしれない…。このブログでも少なくとも1回は彼のことを書いた覚えがあります。「僕には時間が無い」という彼の言葉は、彼の顔は見れなくても悲壮感に溢れていることは想像できます。これまでに挙げてきた選手は、「彼にはこれがある」という何か特別なもの、彼にしかないものがない様な気がします。打率が良くなくても長打があるとか。アピ-ル出来る何かが無いと苦しいですね。今オフの第二次戦力外通告は、今日から日本シリ-ズ終了の翌日までです。そして2日後のドラフト会議で、新たなライバルとなる選手が指名されます。いつもながらですが、「来るものと去るもの」の希望と悲哀に溢れる残酷なドラマが繰り広げられることになります。仕様がありません、それがプロの世界ですから。と思って納得させるしかありませんね。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.22
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昼過ぎに病院から娘に電話があり、手術は無事に終わったとの連絡がありました。娘からその話を聞いた時は、本当に心からホッとしました そして午後3時頃には続報が入り、麻酔から覚めたとのこと。ただ、腹部が痛いらしいので、別の強めの薬を処方して様子を見ることになったと。どうも横向きに長い間寝ていたので、おなかが痛いらしい。よく分からんが…。経過が良好であれば、今晩にも退院できるらしいが、状態によっては無理かもしれないとのこと。無理することはない。安全第一ですよ。退院しても当分は娘のマンションで、今度は文字通り『療養』することになります。こちらに来られるのは2週間くらい先かな? 階段があるから大丈夫だろうか? いつから走り回れるようになるんだろうか?まあ、今から色々心配してもしょうがないですね。兎に角、早く元気な顔を見たいもんです!今晩は一人ビールで乾杯です!ヽ(^o^)丿 にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.22
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前回からの続きです。今回の1番目は、大卒入団3年目の西垣雅矢投手です。尚、これから書くことは、野球の素人が頭をこねくり回してそれらしいことを書いているだけのものですので、話半分で読んで頂ければ、と思います。【大卒入団3年目以降】 ドラフト年 年齢 防御率 試合 勝 負 Hold 回数 被安 被打率 WHIP 松井 友飛 21年ドラ5 25 6.75 7 1 1 0 22.2 30 .323 1.94 西垣 雅矢 21年ドラ6 25 7.50 18 1 2 0 18 28 .341 2.22高田 孝一 20年ドラ2 26 6.97 5 0 1 0 10.1 13 .317 1.55 津留崎大成 19年ドラ3 27 6.85 14 1 1 0 23.2 36 .364 1.73 1. 西垣 雅矢 21年ドラ6 25歳 防御率 試合 勝 負 Hold 回数 被安 被打率 WHIP 2024 7.50 18 1 2 0 18.0 28 .341 2.222023 81.00 1 0 0 0 0.1 1 1.000 6.00 2022 2.66 24 0 0 0 23.2 20 .241 1.27 入団1年目の22年は良い成績だったのですが、昨季は怪我で苦しみ1軍登板は1試合のみ。今季はプロ初勝利の翌日に初の敗戦投手になるなど、歓喜も辛苦も味わう複雑な年でした。月別の成績はというと、 防御率 試合 HLD 回数 被安 被本 三振 四球 被打率 WHIP3/4月 4.82 10 0 9.1 7 0 7 8 .206 1.615月 5.40 5 0 5.0 8 1 3 1 .348 1.80 8月 20.25 2 0 2.2 10 1 2 2 .526 4.509月 9.00 1 0 1.0 3 0 1 1 .500 4.00開幕後1ヶ月は頑張ってはいましたが、その後はさっぱりダメでした。では、彼の2軍での成績はどうだったのでしょうか?2024年2軍成績 防御率1.84 29登板 2勝0敗 29.1回 被安20 与四14 奪三振22悪くはないですね。結構良いと思いますけど。最後に球種別の成績です。23年は登板が1試合だけなので22年と比べようとしましたが、データなく断念。24年のみです。 2024 割合% 球速 被打率 ストレ-ト 52 149 .381フォ-ク 33 138 .226スライダ- 15 130 .556カ―ブ 1 124 ---もっと一つ一つの球種を磨かないと苦しい、というかこれでは1軍では投げられません。それに今季は制球も悪かった(9回投げて平均6四球)ので、それもなんとかしないと。後はチェンジアップなどでタイミングを外すなどの投球自体の見直しとレベルアップが不可欠です。いくら2軍で好成績を挙げても、1軍でこのような結果しか残せないのでは、今オフに最悪の結果が待っているかもしれません。彼としてみれば、5月が最後の勝負所だったんですが。ただ、今季の不調が昨季の怪我の回復途上、又は体力低下によるものとも考えられるので、しっかり準備をすれば来年復活する可能性もあります。球団がどう判断するか、にかかっています。次は大卒4年目の高田 孝一投手です。【大卒入団3年目以降】 ドラフト年 年齢 防御率 試合 勝 負 Hold 回数 被安 被打率 WHIP 松井 友飛 21年ドラ5 25 6.75 7 1 1 0 22.2 30 .323 1.94 西垣 雅矢 21年ドラ6 25 7.50 18 1 2 0 18 28 .341 2.22高田 孝一 20年ドラ2 26 6.97 5 0 1 0 10.1 13 .317 1.55 津留崎大成 19年ドラ3 27 6.85 14 1 1 0 23.2 36 .364 1.73 2. 高田 孝一 20年ドラ2 26歳まずプロ入り2年目から今季までの成績を見てみます。 防御率 試合 先発 救援 勝 負 Hold 回数 被安 三振 四球 被打率 WHIP 2024 6.97 5 1 4 0 1 0 10.1 13 4 3 .317 1.55 2023 1.86 7 0 7 0 0 0 9.2 14 6 2 .341 1.66 2022 7.11 2 1 1 0 0 0 6.1 8 9 4 .320 1.89パッと見ると、どの年も被打率とWHIPの数字が悪いですね。とにかくよく打たれるようです。今季は1回先発しているようなので、先発と救援を分けて防御率を計算してみると、 防御率 回数 被安 与四 自責点先発 27.00 2 6 1 6救援 2.16 8.1 7 2 2 先発は散々な結果でしたが、救援はまあまあですね。何とか抑えている、といったところ。では、彼はどんな球種を投げるんでしょうか? 割合% 球速 空振り率 被打率 ストレ-ト 48 141 4.8% .350カットボ-ル 27 129 8.7 .333スプリット 19 126 6.3 .222カ―ブ 5 110 -- --チェンジアップ 1 125 -- --スライダ- 1 125 -- --全投球の4分の3を占めるストレ-トとカットボ-ルで3割3分以上打たれているのですから、その原因を探ることが第一でしょう。彼の投球スタイルは打たせて取るタイプですが、ストレ-トの平均球速は140キロ程度しかないので、チェンジアップやスライダ-など、もっと変化球の割合を上げたほうがいいと思います。なんかもったいないですよね。この度、残念ながら彼は戦力外となってしまいました。また別の球団で投げる機会があることを願っています。3. 津留崎大成 19年ドラ3 27歳彼も東京六大学出身です。直近3年間の成績を見てみます。 防御率 試合 先発 救援 勝 負 HLD 回数 被安 三振 四球 被打率 WHIP 2024 6.85 14 2 12 1 1 0 23.2 36 14 5 .364 1.732023 1.86 7 0 7 0 0 0 9.2 11 7 0 .297 1.14 2022 4.50 11 0 11 0 0 2 12.0 16 7 6 .348 1.83コントロ-ルは良いみたいですが、この人も被安打数が多すぎますね。いつものように球種別の成績を見てみましょう。 2024 2023 割合% 球速 被打率 割合% 球速 被打率ストレ-ト 34 147 .500 46 148 .267 カットボ-ル 26 137 .344 29 139 .300シュ-ト 19 145 .250 6 146 -- カ―ブ 13 118 .143 18 120 .250フォ-ク 4 138 -- - -- --スライダ- 3 131 .000 2 137 -- チェンジアップ 1 126 -- - -- -- 今季はストレ-トの割合を落とし、その分新しく変化球を追加してきましたが、投球の6割を占めるストレ-トとカットボ-ルの被打率が悪すぎます。特にストレ-トの被打率5割は打たれ過ぎ。平均球速は23年とそれ程変わってはいないので、制球が甘くなっているのだろうか。この原因をハッキリさせて対策しない限り、この投手は1軍では通用しそうもありません。今日ここで取り上げた3投手は、とにかく打たれ過ぎです。配球や制球、キレなど出来ることをしっかりと改善しない限り、1軍定着は難しいですね。年齢的にも25歳過ぎで難しい面はあるでしょうが、ここは本気に真剣になるべきです。本当に大変なことになる前に、何かを変えていって欲しいと思います。気になる(第二次)戦力外通告期間は、明日から日本シリ-ズ終了翌日までです。追記) 高田投手は10月5日に戦力外通告を受けていました。書いている時、どうも失念していたようです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブ
2024.10.21
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今朝、娘から電話があり、これからパチュリを病院につれて行くという。水曜日から娘のマンションで療養して食欲も戻って来たかに見えたパチュリでしたが、今朝は全く元気がなくぐったりしているという。つい先日診てもらった近所の獣医に電話したところ、すぐに病院でエコグラフィ-を見てもらったほうがいいと言われたという。そして、病院にパチュリを連れて行った娘が、つい30分ほど前に電話で知らせてきたところによれば、どうも子宮炎の疑いがあり、高熱と出血もみとめられ、血液検査などの諸検査で診断を確定した後に、今晩か明日に手術をするという。診察後にパチュリを見た娘によれば、かなりぐったりしており全く元気がなかったという。はっきり言えば重体と言えるかもしれない。娘からの電話を聴きながら、「大丈夫、大丈夫」と娘にも自分自身にも言い聞かせた。娘が「手術代だけでかなりの金額になる」というので、ハッキリと言ってやった。「費用は全部パパが負担するから、心配するなよ」と。娘は子供2人がいるし、夫もいる。私はと言えば一人きりだし、高額と言ってもまだ路頭に迷うような額ではない。どうということはないだろう。今はとにかく、パチュリが無事に手術を終えて回復することを祈りたい。兎に角、神ではない人間ができること、それは自分で出来る限りのことをやるしかない。それがこの7ヶ月で私が学んだことでもある。私の相棒が無事に戻ってきます様に…。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.20
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また長いタイトルになってしまいました…。彼らが必死になってやっているのはわかります。でもプロ野球は厳しい勝負の世界。力と技術と精神力がないと生き残れない世界です。だから、来年は今年以上に頑張って欲しい…。そういう願いを込めてこのブログを書いていきたいと思います。先ずは投手ですね。今回の対象の選手は、次の条件に当てはまり、尚且つ、今季1軍登板はあったものの散々な成績で期待を裏切った投手です。・高卒は入団5年目以降の今季に目が出なかった投手・大卒は入団3年目以降の今季に目が出なかった投手・社会人卒は2年目以降の今季に目が出なかった投手但し、過去に1軍で活躍した選手は除きます。あくまでも1軍に昇格したけれども結果を出せなかった投手に限ります。次の投手がこれに該当します。【大卒入団3年目以降】 ドラフト年 年齢 防御率 試合 勝 負 Hold 回数 被安 被打率 WHIP 松井 友飛 21年ドラ5 25 6.75 7 1 1 0 22.2 30 .323 1.94 西垣 雅矢 21年ドラ6 25 7.50 18 1 2 0 18 28 .341 2.22高田 孝一 20年ドラ2 26 6.97 5 0 1 0 10.1 13 .317 1.55 津留崎大成 19年ドラ3 27 6.85 14 1 1 0 23.2 36 .364 1.73 【社会人卒は2年目以降】 ドラフト年 年齢 防御率 試合 勝 負 Hold 回数 被安 被打率 WHIP小孫 竜二 22年ドラ2 27 0.00 2 0 0 0 1.0 1 .333 1.00 林 優樹 22年ドラ6 23 昨年オフに左肘手術でリハビリ中。1軍出場無し。 弓削隼人 18年ドラ4 30 5.94 34 2 0 1 33.1 42 .307 1.53赤字は左腕です。尚、高校生は該当する選手はいませんでした。では、選手一人ひとりじっくりと見ていくことにします。 松井 友飛松井と言えば、7月10日にZOZOマリンで行われたロッテ戦での屈辱的な大乱調が思い出されます。味方が1点先制した1回裏、ロッテの1番から9番まで、1四球を挟んで8安打の滅多打ちに遭い、1死もとれずに8失点降板したあの試合です。この試合のマスクは、プロ9年目の堀内。この試合の前は6月に数試合出場したのみで、しかも既に1失策していました。この試合でもバント処理を誤って悪送球をしでかし、その後の大量失点を呼び込んでしまったのです。では、この大乱調の前の登板ではどうだったのかというと、・6月1日 ヤクルト戦 初先発で6回2安打2四球1失点 の好投。・6月16日 広島戦 先発して3回1安打4四球無失点。制球難で無失点も3回で降板。捕手はいずれも太田でした。松井はそんなに悪い投球はしていなかったと思います。松井の乱調については、このブログでも『不満』を書いた覚えがあります。どちらかというと、松井に対してではなく、今江前監督に対してです。1軍経験が余り豊富とは言えない松井に、相棒として1軍経験がもっと乏しい堀内にマスクを被らせる監督の愚かさ…。そして、この試合が今季の松井の運命を決定付けることになってしまいました。試合翌日に2軍降格となり、その後は8月に1試合敗戦処理に登板(4回4失点)しただけで今季は終了。では、昨年の彼の成績はどうだったのかというと、2023年成績防御率3.86 6試合登板(先発3)1勝2敗 18.2回 被安打15 奪三振15 被打率.217 WHIP1.27 大卒2年目の成績としては悪くないですね。データが無いんですが、確か先発でも2回ほど好投した記憶があります。個人的には、昨季も今季も松井の投球には変わったところはないと思ってはいますが、やはり球種などは見ておいたほうがいいですね。ただ、投球回数がそれほど多くないので、被打率は参考程度です。 2024 2023 割合% 球速 被打率 割合% 球速 被打率 ストレ-ト 41 146 .429 49 145 .265カットボ-ル 28 141 .250 20 138 .083カ―ブ 17 119 .385 13 120 .200チェンジアップ 10 133 .214 15 134 .231シュ-ト 2 143 -- -------------------- フォ-ク 1 139 -- 4 136 --配球などに特に変わったところはないのに、何故かチェンジアップ以外の被打率が1割以上も悪化しています。どうもよく分からないので、今季の彼の2軍での成績を見てみることにします。大部分を2軍で過ごしたのですから。2024年2軍成績 防御率3.96 23登板 3勝3敗 52.1回 被安51 与四15 奪三振422軍での成績にしては、防御率や被安打の数字が良くないですね。では、1軍昇格前の成績を調べてみると、意外なことが判りました。それがこちら。1軍昇格直前の登板成績です。6月26日 対ロッテ戦4回72球 被安打9 与四球1 6失点。初回に5失点と乱調。まるで1軍で大乱調だった試合の、言葉は悪いですが『予行演習』だったような2軍での試合でした。このブログでも、今季は何度となく1軍だけでなく2軍でも先発投手不足だ、ということを書きました。でも、2軍で調子の出なかった投手を、こんな不調の投手を1軍に昇格させて、しかも即先発に抜擢(しかも先発としてはハードルが高い『ZOZOマリン』ですから)するなんて、普通の指揮官では考えられないことです! 『愚行』と言っても過言ではないですよ。あの試合で松井が乱調になる可能性は、1軍指揮官今江には十分すぎるほどわかっていたはずですから。「オイオイ、松井を壊してくれるなよ!」と叫びたいくらいです!この事実を知った今、前監督は解任されて当然だとの思いが、改めて込み上げてきました。解任の背景として、コーチ陣との意思疎通が十分でなかったとか、選手から起用についての不満が出ていた、との話が聞こえていたようですが、これも関係あったかもしれないですね。松井君には、このままで終わって欲しくない。絶対に来季に這い上がって来ると信じたいですね。どうも今回はここまででしょうか。ちょっと松井君のことが長くなってしまったようです。私は書く前は全くの白紙状態で、データを調べて見て、書きながら考えを纏めていくスタイルなので、どうしてもその過程が長くなってしまうようです。でも、このスタイルを変えたらブログを書けなくなってしまうので、お読みになってくださる皆様には申し訳ないです。今後も懲りずに辛抱強くお願いいたします、としか言いようがありません。西垣投手以降は、次回の登板となります。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.20
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秋真っ盛りのベルギ-。そのせいなのか、このところ落ち込んでいる日が続いています。もちろん精神的に、ですが。今週月曜の停電事故がそれに追い打ちをかけたところもあります。あれで相棒のパチュリが静養することになったことも原因の一つですが。よ~く考えてみると、自分が今の生活に全く満足していない、ということに行き当たりました。何もかも、と言っても良いと思いますね。秋の声が聞こえてきたから、日の出が遅くなり、曇り空ばかりだから、ということもあるかもしれませんが、天気云々ではなく、もっと自分自身の周りのことだと思います。例えば、いつも同じようなものを繰り返し食べているような…。いや、食べるものだけでなく、やっていることも変わり映えしないし、だいたい話す相手が…。という行き止まりに迷い込んでしまうのです。ないものねだりや、出来ないことに愚痴はこぼさないよう、自分に言い聞かせてはいるんですけどねぇ。特にここ1週間チョッとは完全にアウトですね。例えば、1. 料理をするのが嫌でしょうがない。何か頭が脳がブレ-キを掛けているようで、身体がイヤイヤしているように感じる。2. 1週間分の買い物リストを見て愕然とする。食べ物については同じものばかり買っている。つまりは、毎週同じものを繰り返し食べているということ。3. パチュリが体調を崩して娘のマンションに『療養』にいってから気付いたのは、朝夕の犬の散歩が無くなったら、何もやることが無くなったということ…。4. まるで3月のあの時みたいに、気持ちが不安定ですぐ落ち込む。こんなこと、今までだってわかっていたんですが、今まででもあったんですが、皆重なって押し寄せてくると、もう支えきれないんですね。結局のところ、自分の生活が単調すぎる、話し相手がいない、食が余りにもできものばかりで貧弱、ということに尽きるようです。毎日の生活にもっと『張り』や『華』や『張り』が欲しいということみたいです。このブログを書いている今気づいたのですが、今日はカミサンの月命日。あれから7ヶ月が経ったんですね。いつからか時間の感覚が無くなってしまったので、全く忘れてました。カミサンの具合が悪くなって、それまでやっていたことを止めましたが、亡くなった今も再開していません。どうでもいいような些細なことなんで、本当はどうでもいいんですが、もういい加減にすべてを断ち切る時期かもしれないなぁ。そう思ったのが昨晩でした。それからの行動が早かった!(自分でもびっくり!)まず、YouTubeで好きな歌を30曲以上聴いたり歌ったりしました。殆どが70-80年代の日本や外国のポップスでした。あと好きな動画もいくつか見たりしました。つまりカラオケをしたようなもんですね。カラオケなんて20年ぶりですかね? 何を歌ったかって? 書いても知らない曲が多いかもしれませんね。でも書いてみますか。順不同。1910 Fruitgum Co. "The Train"The Beatles "Hey Jude" & "Yesterday"John Lenon "Imagin"Edison Lighthouse "Love Grows" ( 日本語タイトル「恋の炎」だったかな?) Original Caste "Mr. Monday"Hamilton, Joe Frank & Reynolds "Don't Pull Your Love"Ocean 「Put Your Hand in the Hand」( 日本語タイトル「サインはピ-ス」)Vanity Fare "Early In The Morning" & "Hitchin'a ride"( 「夜明けのヒッチハイク」)Shocking Blue "Venus" & "Never Marry A Railroad Man"( 「悲しき鉄道員」)The Flying Machine "Smile A Little Smile For Me"PF Sloan "From A Distance" ( 「孤独の世界」)Judy Collins "Both From The Sides" ( 「青春の光と影」)Carpenters "Yesterday Once More" & "Close To You" & "We've Only Just Begun"Charice "Louder"The Eagles "Hotel California"他にもあったけど忘れた…。太字のタイトルは、特に好きな歌・曲です。そう、"Yesterday Once More"を聴いていたら、涙が出てきて止まりませんでした…。「孤独の世界」も良かった…。あとは日本のフォークだったかな?かぐや姫とかチュ-リップ、イルカなど…。とにかく歌いまくりました。愉しかったなぁ。もちろん、今までだって聴いてはいましたが、声に出して歌ったことは稀でした…。しかもこんなに多くの曲を歌ったのは何十年ぶりだったでしょうか?こういう楽しい時間を持たないといかんのですなぁお陰で、今朝は喉がガラガラでしたよそして今日は近くの中華レストランでテイクアウトしました。たまには『食』も変えないとお腹も脳も可哀そうですから。 注文したのは、ベトナム風春巻きネーム、チンジャオロ-ス―、鶏肉焼きそばで、卵入りライスはおまけ。春巻き以外はあと3回食べられる量です。右上の写真は今日のランチです。これがあと3回食べられるわけで、料理しなくて済むのは大助かりです!そう言えば、長らく中断していたGymm(ただの体操です)も再開するとしますかね! ただしゆっくりと。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.20
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早いもので、今年もドラフト会議(10月24日)の季節がやってきました! 今年はどんな選手の前評判がいいんでしょうか? 正直言って私は何も知りません。なので、このブログを書きながら情報を集めていきたいと思います。まずその前に、ここ数年楽天はどのような選手を獲得したのかを、簡単に見ていきましょうか。2020年から昨年までの4年間です。 2020 2021 2022 2023 ドラ1 早川隆久 投 大 吉野創士 外 高 荘司康誠 投 大 古謝樹 投 大ドラ2 高田孝一 投 大 安田悠馬 捕 大 小孫竜二 投 社 坂井陽翔 投 高ドラ3 藤井聖 投 社 前田銀次 外 高 渡辺翔太 投 大 日当直喜 投 高ドラ4 内間拓馬 投 大 秦勝利 投 高 伊藤茉央 投 大 ウォ-タ-ズ瑠海 内 高ドラ5 入江大樹 内 高 松井友飛 投 大 平良竜哉 内 社 松田琢磨 投 大ドラ6 内星龍 投 高 西垣雅矢 投 大 林優樹 投 社 中島大輔 外 大ドラ7 吉川雄大 投 社 大内誠弥 投 高ドラ8 青野拓海 内 高 太字の選手は既に1軍で活躍している、あるいは来季に1軍レギュラ-を狙える選手です。ドラ1の大卒投手は、ほぼ例外なく活躍しているようでホッとしています。今季の成績からみて、先発投手のやり繰りに苦労しましたから、補強ポイントの第一位は投手、それも即戦力の先発投手です。ですから大学生か社会人になると思います。出来れば3人ほど欲しいところです。そして補強ポイントの第二位は、毎年補強が実現していない右の長距離打者です。補強ポイントの第三位は、強打の内野手でしょうか。明治大の宗山みたいな選手ですね。村林も小深田も非常にいい選手ではありますが、今季のように打てないのに代役がいないのでは困ります。打てない時は彼らでも試合に出られない、という内野間での競争が必要だと思います。補強ポイントの第四位は、強打の捕手です。楽天は捕手の数が少ない事、それに安田以外は打撃が非力なことが理由です。ただ、四位に入れてはいますが、内野手でも捕手でもとれる方を先に取ることで良いと思います。まあ内野手と捕手は良いのが残っていれば、ということなので、無理して競合指名する必要はありません。今年は即戦力中心で、大卒や社会人中心の指名になると思います。20年、22年がそうですから、今年はその年に当たります。余り範囲を広げると収拾がつかなくなるので、補強ポイントに合致しそうな選手を中心に選んでいきたいと思います。《即戦力先発投手》大学 1)金丸夢斗 左 関大 177センチ最速154キロの直球と多彩な変化球が持ち味の本格派左腕。関西学生野球で18連勝を記録。大学通算防御率は0点台。どの球種でも空振りが奪うことができ、奪三振率も高い。大学生ナンバ‐ワン左腕の呼び声高い。2)中村優斗 右 愛知工大 176センチ最速159キロの直球と縦と横のスライダーと制球力で高い奪三振率を誇る右腕。大学日本代表では主に救援として登板。どんな起用にも応えることができる点は大きな魅力。3)徳山一翔 左 環太平洋大 177センチ最速152キロのストレ-トと多彩な変化球で緩急つけた投球が魅力の、投げっぷりの良さが光る本格派左腕。4)寺西成騎 右 日体大 186センチ最速153キロの直球をコーナ-に決める制球力が魅力の本格派。星稜高では1年夏から甲子園を経験。5)林翔大 右 大阪経済大 176センチ 最速151キロの直球と多彩な変化球を制球よく安定して投球する。6)佐藤柳之介 左 富士大 179センチ最速147キロのキレのある速球と3種類の曲がる変化球が持ち味。今秋 北東北大学野球で最優秀選手賞と最優秀防御率の2冠。投球フォ-ムが独特で、球の出所が見分けにくく、空振りの取れる投手。7)篠木健太郎 右 法大 177センチ最速157キロキレのあるスライダ-が魅力。今年 大学日本代表で国際大会4試合に登板。社会人 1)稲垣豪人 右 大阪ガス 175センチ制球力が高く安定感のある投球。フォークやカットボ-ルの精度も良い。2)吉田 聖弥 左 西濃運輸 176センチ 最速152キロの直球と本人曰く「生意気な」チェンジアップが武器のサウスポー。社会人ではナンバ‐ワンと評される。今年の都市対抗予選では4試合に先発。27回を投げ、防御率0.00で都市対抗出場に貢献した。1年通しての体力が課題。3)伊原 陵人 左 NTT西日本 170センチ大商大では2年秋から登板を重ね、通算15勝を記録。NTT西日本では直球の強化に力を入れ、最速149キロの本格派左腕へと成長。内角を突く投球が魅力で、直球と変化球とのコンビネ-ションが良い。今年は先発として安定感のある投球を見せ、チームの二大大会出場に大きく貢献した。4)中島悠貴 左 茨城トヨペット 176センチ 重心を下げる独特のフォ-ムが特徴。空振りを奪える150キロ超のストレ-トが武器。先発よりもリリ-フ向き?5)沢山優介 左 ヤマハ 187センチ 掛川西時代から大型サウスポ-として注目を浴びていた。WBCではブラジル代表入りも経験。上から投げ下ろす角度のある投球は圧巻! 将来性十分。《右の長距離打者》大学1)渡部聖弥 右打 大商大 外野手 178センチ走攻守3拍子揃った右の強打者。1年春からレギュラーを獲得。4年間で安打を積み重ね、リーグ最多タイとなる119安打を放った。パワ-がありながら率も残せる。2)西川 史礁 右打 青学大 外野手 182センチ 東都を代表する俊足強肩強打の外野手。3年春のリーグ戦で4番左翼でレギュラーを獲得。打率.364、3本塁打の好成績を残し、優勝に貢献した。3年から大学日本代表の4番を任され、7月の国際大会では10試合安打の活躍。弾道も高いホームランバッタ-。次の選手は左打者ですが、番外として敢えて紹介したいと思います。麦谷祐介 左打 富士大 180センチ 今秋 優秀選手賞・最多本塁打・最多打点・最多盗塁の4冠。大学選手権で下村(阪神)、神宮大会では常広(広島)とドラフト1位で指名された青学大の好投手から本塁打を放った。 《強打の内野手》大学1)宗山塁 左打 明治大 175センチ巧打攻守の遊撃手。明大では1年春からレギュラ-で、2年時に大学日本代表に選出。今年のドラフトの超目玉。 2)佐々木 泰 右打 青学大 内野手 177センチ 県岐阜商高では通算41本塁打を放ち、プロからも注目を集めたが青学大へ進学。1年春のリーグ戦で4本塁打を放ち、衝撃の大学デビューを飾った。その後は不調にあえいだが3年春はリーグ戦8位の打率を記録した。反対方向への長打が魅力。全日本大学選手権で2HR8打点で2連覇に貢献。《強打の捕手》社会人石伊雄太 右打 日本生命 179センチ 二塁送球タイム1.9秒を切る強肩が魅力。日本生命では1年目から正捕手として活躍。打撃が課題。では、これからは私の独断と偏見で、楽天が指名する可能性の高い選手を選びました。《投手》金丸夢斗 左 関大 177センチ 奪三振率も高く大学生ナンバ‐ワン左腕。中村優斗 右 愛知工大 176センチ 最速159キロの直球と変化球と制球力で高い奪三振率を誇る。《打者》渡部聖弥 右打 大商大 外野手 178センチ 走攻守3拍子揃った右の強打者。西川 史礁 右打 青学大 外野手 182センチ 東都を代表する俊足強肩強打の外野手。宗山塁 左打 明治大 内野手 175センチ 巧打攻守の遊撃手。佐々木 泰 右打 青学大 内野手 177センチ 全日本大学選手権で2HR8打点で2連覇に貢献。 楽天1位指名間違いなく投手です。金丸夢斗投手は複数球団が1位指名に動くでしょうから、楽天としては無理せずに中村優斗投手の一本釣りを狙いたいですね。ただ、そうさせてくれるかどうか。ダメなら上に書いた大卒か社会人投手の中で、残っている投手ということになるでしょう。2位以下は、他球団の1位指名次第で誰が残るか予測がつきませんが、右の強打者を指名して欲しい。渡部聖弥外野手か西川史礁外野手のどちらかが欲しいなぁ。3位からはやはり投手となるでしょう。ただ、2位についても右の強打者か投手かは、その時の他球団の指名状況に影響されそうで、状況に応じた最善の選択をしてもらうほかありません。大卒か社会人の素即戦力投手が残っています様に!捕手については、私の調べた限りでは、強打で即戦力になりそうな選手は見つかりませんでした。数の絶対数が足りないというのであれば、高校生捕手を下位で指名することもありでしょう。これからドラフト会議当日まで、各球団の虚々実々の情報が溢れてくるでしょう。私としてもさらに精度のいい情報を集めながら、楽天が指名すべき選手を『改訂版』あるいは『第二弾』として書いていきたいと思います。PS) 今回は、全くのゼロからのスタ-トだったので、これから考えが変わってくる可能性ありそうです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.18
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昨日の朝、私は意を決して娘に電話しました。前日、娘は「二日くらい食べなくても犬は大丈夫だから。パパがご褒美のビスケットをやるからクロケット(栄養満点の愛犬食)を食べようとしないのよ」とか言って、私の心配をどこ吹く風という具合に無視されてしまいました。愛犬パチュリ(8歳になるアメリカン・コッカ―の雌犬)が先週の金曜日頃から日曜まで、朝はクロケットに全く口をつけず、夜は何とか食べたものの、月曜日と火曜は何も食べず、昨日水曜日の朝も同じだったので私の心配は極限に達したのです。2日間+昨日の朝、何も食べなかったのですから。 私の切迫した口調に驚いた娘は、やっと私の説明をしっかり『理解』してくれました。彼女は犬が食べ物を口にしなかったのは、月曜と火曜の2日間だけだと勘違いしていた訳だと分かりました。急いで家の近くのベテリネ-ル(獣医)に電話して、直ぐランデブ—(予約)をとってくれました。今週はクレッシュ(区の託児所)がバカンスなので、娘が犬を連れてベテリネ-ルに行く間、私が孫2人の世話を家で見ることになりました。私も獣医のところへ行きたかったんですが、どうしようもありません。まあ、久しぶりに会う孫と遊ぶのも楽しいですから。そうしてベテリネ-ルの家の前で待ち合わせして、犬と孫を『交換』しました。もう直ぐ2歳になるイヤエルはプセット(ベビ-カ―)にのせ、3歳半のエタンと手を繋いで150メートルほど離れた家に帰ります。パチュリの体調が心配ではありますが、一方で孫と歩くのは楽しい! 家に着いたら2人ともパルク(囲いのある遊び場)の中へ一直線でした! どのくらい(30-45分位?)孫たちと遊んでいたんでしょうか、入り口のドアの空く音がして娘が犬と共に入ってきました。獣医が言うにはちょっと酷い胃痛だとのこと。原因は可能性として3つあると。何か悪いものをだべてしまった(道に落ちていたものを拾い食いした)か、何か大変なショックを受けたか、何かに気を病んでいたのか、とのことでした。実質的な飼い主は私ですから、犬がこのような病気になったのは自分のせい、と思ってしまいました。いろいろ思い返してみて真っ先に思ったのは、月曜の夕方に起きた停電騒ぎで、作業員が来ている間の2時間、パチュリは電気の無いほぼ真っ暗な居間で、ひとりク~ンと泣き続けていたのでした。懐中電灯の明かりで作業員の仕事を見ていた時の私の心細さを思えば(もしかして今晩中には電気は回復しないのではという不安で)、真っ暗な居間にひとりぼっちだったパチュリが抱いた不安の大きさは、容易に想像がつきます。しかしそれは月曜日ですから、それによって症状が悪化した可能性はありますが(絶対にある!)、直接の原因ではありません。何だろう、と思いを巡らしていて、先週から自分が精神的に不安定だった、ということを思い出しました。イライラしていたこともあるし、妙に沈んでいたこともありました。いやなこともあったし、思い出したくないことを思い出したり…。私のイライラがパチュリにも乗り移ったのでしょうか? それはないな、と思うも、入れ以外には何も心当たりがありません。パチュリはこれから暫くは娘のマンションで過ごすことになります。いくつかの薬も飲まなくてはいけないし、しっかり回復具合を見ていかなければなりませんから、あまり役に立たない私の家には置いて置けないということです。これからは早朝にパチュリがベッドの端に両前足をついて、散歩に行こうよ、とねだりに来ることもありませんから、ゆっくり朝寝ができます、ゆっくり起きられます、何やかんやと心配することがありません。一日中、私の後をつきまとうことも、トイレの中まで入ってくることもありません。でもねぇ、心配することが人がいないなんて、後ろを見ても誰もいないなんて、本当に良い事なんでしょうか?心配することが無くても一人っきりは寂しいもんです。早朝6時に起こされてもいいですから、一日も早くパチュリに戻ってきて欲しいですよ。例え返事が無くても、話す相手がいるのはこの上ない楽しみですから。言ってみれば相棒なんですよ、パチュリは。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.18
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今日17日、楽天新監督が就任会見を行いました。ファンやマスコミ受けするような威勢のいい言葉はありませんでしたが、全く失望なんてしていません。むしろ、チ-ム状況を無視して聞こえのいい言葉ばかりを並べる会見より、どんなに心強く思えたことか! この人は、楽天イ‐グルスというチ-ムを良く知っている人だ、というのが第一印象でした。 ただ、この第一印象という言葉は適切では無いかも知れません。彼は2020年にも楽天の1軍監督をやっている訳で、彼のことは知っていましたから。しかしよく思い出してみると、前回監督就任時に彼がどのような言葉でチ-ムを表現し、抱負を語ったのか全く覚えていません。3位になりながら解任された平石さんの後任でしたから、当時はかなり周りが騒々しかったように記憶しています。当時唯一感じたことは、「この監督も地味そうだなぁ」ということくらいだったと思います。さて、その地味な三木さんが語ったことは、スポ―ツ紙によれば次のようなことです。・三木新監督は再登板にあたり「野球をしてきた者として名誉なことというのは重々承知しています。その中で自分の思いとしてはうれしい限りとかではなく、自分自身の想像をはるかに超えた決意と強い覚悟で今います」と監督職を引き受けた決意を語った。・チームは3年連続の4位でCS進出を逃した。ただ、数字的な目標は掲げず、「強さ」を追い求める。「(1軍監督を)1回経験させていただいて、そんな甘いものではないと思っているので、僕の大きな目標は、ずっと思っていることはチームを強くすることなので」と強調した。・守り勝つ野球を理想とした上で「『強くってなんなの?』って言ったら、勝つこともそうだし、逆境、球際、チャンス、ピンチ含めて強いいろんな面で強さを求めたいと思っている。強さをつけていくのが目標です」と意気込んだ。彼が就任会見で語ったことは、まさに今季の楽天に何度となく見せつけられた『勝負弱さ』を克服する、という強いメッセ-ジに他なりません。精神的に強い、そして勝利を呼び込む、いや自らの力で勝利を手繰り寄せる強いチ-ムを作っていきたい、という強い信念を感じました。では、楽天同様に今季CSに進めなかったオリックスと西武も新監督が就任し、11日に相次いで就任会見を行いましたので、どのような言葉で抱負を語ったのか、どう三木監督と違うのかなどを考えながら覗いてみたいと思います。11日に監督就任会見を開いた西武の西口文也新監督は、会見後の記者会見で次のように語りました。-どんな野球を目指していくか?「やっぱりまずはしっかり守る。守りの野球から、どうやって1点を取りに行くか、相手よりも1点多く取るかっていうところをね、常に考えてやっていきたいと思いますし。うちのピッチャー、相手の先発投手、そこを考えながら試合運びをしていきたいと思っています」そして同じ日に、オリックス新監督に就任した岸田護監督の就任会見。・まず改善点としたのが、中嶋前監督が辞任表明時に挙げたチーム内の「慣れ」の部分だ。リーグ3連覇チームが今季は5位。全力疾走など凡事徹底がなされなかったと指摘した。後任は危機感を募らせる。・「選手に限らず、中嶋さんに任せておけば何とかなるという空気はあったのかなと。もう1度、同じ方向を向いて戦っていけたら。そこが第1歩。メリハリの利いた空気を全員で作っていかなければ」・「無理に厳しさだけを強調しても、きっとそれは薄っぺらい。そんな響かないことよりも、情熱を持ってやっていくことを大事に」と強調した。まあ三人三様の記者会見でした。チ-ム事情や課題が違うのですから、当然と言えば当然のこと。ただ、私には三木さんの言葉が、より新鮮に真剣に真摯に響いたのは、楽天というチ-ムを良く知っていることと、身内びいきであることは否定できませんが。今の私の心境と言えば、正直ほっとしています。楽天というチ-ムを、2軍のみだけでなく1軍の指揮官としても、そして選手育成に幅広く携わった指導者が新監督になって良かった、ということです。もうお飾りの耳に心地よく響く「優勝を目指します」などという現実を無視した言葉よりも、勝つための強さを追い求める言葉に、2軍監督やコーチを長らく経験した三木さんの『本気度』を感じます。来年は、勝敗とはまた別の楽しみが加わったみたいです。ただ、どちらの『私』が数多く登場するのか、ウ~ン、期待と不安が五分五分と言ったところでしょうか。 にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.17
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リリ-フ/救援投手については、これまでに抑え/クロ-ザ-の則本と今季ブレ-クした藤平を取り挙げました。今回は、クロ-ザ-を除いたリリ-フ投手全体について見ていきたいと思います。リリ-フ投手のデ‐タを積極的には集めていなかったので、ブログを書きながら集めていくことになります。先ずは今季の成績から。投球回数5以下の投手と一部の投手は除いています。赤字の選手は先発でも登板した投手で、先発も数回あったものの、回数が少なかったのでここでは入れておきました。 防御率 試合 勝 負 ホ-ルド 回数 被安 被本 三振 四球 被打率 WHIP 奪三振率鈴木翔天 1.66 49 2 0 24 48.2 24 0 48 21 .149 0.92 8.88渡辺翔太 3.04 49 7 2 12 47.1 42 2 41 22 .244 1.35 7.80藤平尚真 1.75 47 0 1 20 46.1 29 4 58 12 .180 0.88 11.27 酒居知史 2.33 49 2 2 26 46.1 35 0 29 15 .219 1.08 5.63宋家豪 3.18 41 1 2 17 39.2 41 3 22 7 .279 1.21 4.99弓削隼人 5.94 34 2 0 1 33.1 42 1 28 9 .307 1.53 7.56津留﨑大成 6.85 14 1 1 0 23.2 36 0 14 5 .364 1.73 5.32西垣雅矢 7.50 18 1 2 0 18.0 28 2 13 12 .341 2.22 6.50ターリー 2.93 17 0 1 2 15.1 15 2 13 12 .259 1.76 7.63松田啄磨 3.60 7 0 0 0 15.0 14 2 8 9 .275 1.53 4.80宮森智志 1.00 9 0 0 0 9.0 5 0 5 2 .161 0.78 5.00伊藤茉央 7.94 6 0 0 1 5.2 7 0 6 4 .318 1.94 9.53 防御率 試合 勝 負 ホ-ルド 回数 被安 被本 三振 四球 被打率 WHIP 奪三振率この表は投球回数の多い順に並べていますが、今季の『勝ちパタ―ン』と言える投手はこの表の上位5人です。では、その上位5人をメインに、今シ-ズンの成績や活躍などを振り返ってみたいと思います。《鈴木翔天》 プロ6年目の今季は、全ての項目でキャリアハイの成績でした。シーズンを通して安定感、信頼性共に抜群だった鈴木投手。夏には球団の連続無失点記録を28試合まで伸ばしました。大したもんですよ! まあ、後半は疲労や緊張、プレッシャ‐などで制球が不安定な時もありはしましたが、リリ-フ陣の中で最高点の働きでした。それは防御率、被打率とWHIPなどのデ‐タからも言えることです。彼の強みは、やはり奪三振率の高さが挙げられます。ピンチで狙って三振が獲れるのは、大きな武器ですから。その彼の得意球と言えばスライダ-ですが、ここで球種ごとの被打率などを見てみます。 割合% 平均球速 空振り率 被打率 ストレ-ト 64 149.9 11.6% .180 スライダ- 24 133.1 15.4% .029ツ-シ-ム 10 137.6 22.2% .200カ―ブ 2 124.6 0% .000 いやあ、どの球種も素晴らしいですねぇ! 今季ブレ-クした翔天クン、来季も大活躍が期待できます。《藤平尚真》 この人も鈴木翔天と共に、今季の楽天のブルペンを支えた投手でした。防御率、被打率、WHIPのデ‐タを見てもわかる通り、7月に1軍に復帰してからは鬼神のような安定感抜群の投球を見せてくれました! 安定感ではチ-ムで一番と言っていい程です。翔天同様、いやそれ以上ですね、奪三振率が高い! これが彼の持ち味であり強みです。彼については、先日このブログで詳しく紹介しましたので、ここでは割愛させていただきます。その分、他の投手の説明に廻しますので。《酒居知史》 彼らに続くのは酒居でしょう。夏場に一時不安定な時がありましたが、9月からまた持ち直して本来の安定感を取り戻しました。楽天に移籍して5年目でしたが、キャリアハイの成績だった21年に迫る、いやいくつかの数字では上回る好成績を挙げました。今季の彼は被本塁打ゼロ、与四球もキャリアで最も少なく、結果、防御率2.33、WHIP1.08という抜群の安定感でチ-ムに貢献しました。来年は32歳ですからまだ若い、まだまだやれますよ。《渡辺翔太》 今季のこの人は、調子の波が激しくシーズン通して不安定な投球が続きました。特に4月は大不調で、2軍での再調整を経て6月に1軍復帰してからは8月いっぱいは好調でしたが、9月にまた不安定な投球に逆戻りでした。今季の成績を昨季と比べてみると 防御率 試合 勝 負 ホールド 回数 被安 被本 与四 奪三 被打率 WHIP2024 3.04 49 7 2 12 47.1 42 2 22 41 .244 1.35 2023 2.40 51 8 3 25 48.2 30 1 20 41 .175 1.03昨年同様に、勝ち星は先発投手並みについてきましたが、防御率や被打率、WHIPは悪化しました。原因は何だったんでしょうか?球種別の被打率を昨季と比較してみます。 2024 2023 割合% 球速 空振り率 被打率 割合% 球速 空振り率 被打率 ストレ-ト 37 148 6.4 .318 43 149 8.8 .234カットボ-ル 30 138 18.6 .235 21 138 10.6 .147 パ-ム 20 128 13.4 .194 28 129 16.9 .094 スライダ- 9 132 8.6 .083 3 133 25.0 .286 スプリット 4 134 12.5 .143 5 134 14.6 .231投球の9割近く打を占めるストレ-ト、カットボ-ル、パ-ムの被打率が軒並み悪化しました。特にストレ-ト、カットボ-ルの悪化が目立ちます。更に、昨季は決め球のように言われていたパームでしたが、ただでさえストライク割合が他球種に比べて低いのに、今季は制球が安定せずストライク割合が更に悪化(23年は37% => 24年は32.5%)してしまいました。彼でもこの球の扱いには苦労したみたいですね。こういう状況では、今季は配球がかなり際どかった、難しかったと想像できます。原因は、やはり昨季に大活躍したことの反動、つまり疲労でしょうか。《宋家豪(ソン・チャ-ホ-)》 彼を一言で表現すると『使いずらい』又は『使い方が難しい』投手と言えるでしょう。少なくとも私はそう思っています。なぜなら、調子の良い時と悪い時の差、落差が大きすぎる、ということ。悪い時は滅多打ちに遭いますから。でも宋は17年に楽天に加入して以来、不調だった20年を除き40試合以上登板して、防御率も2点台とかなり安定した成績を挙げ続けていたんですね。ただ防御率は21年以降年々下がって、今季はついに3点台になってしまいましたが。過去の成績を見てみると、元々奪三振の多い投手ではありませんでした。さて、それでは球種ごとの成績を見てみることにしましょう。 2024 2023 割合% 球速 空振り率 被打率 割合% 球速 空振り率 被打率 ストレ-ト 37 147 5.7% .233 34 146 5.9% .283チェンジアップ 26 136 17.4 .276 34 135 22.5 .155 ツ-シ-ム 22 145 6.5 .222 12 144 6.0 .296スライダ- 13 137 14.9 .444 16 136 13.1 .207カ―ブ 2 118 7.7 ---- 3 117 4.5 .500宋と言えば、昨年まではチェンジアップが得意な投手、というイメ-ジだったのですが、今年はその決め球を結構打たれていました。この数字からもそれがうかがえます。それにスライダ-も結構打たれているなぁ。マスコミ情報によれば、球団は彼とは『残留を前提に交渉する』とのことなので、余程のことが無い限りは来年も楽天でプレ‐することになるはずです。では、彼を防御率2点台後半まで復調させるには、どうしたらいいんでしょうか?防御率が年々低下しているので、勤続疲労の可能性がありますね。今季の球種別の被打率を見ると、もう得意球と呼べる球種が無くなってきています。彼はまだ32歳だから、あと2年はバリバリやれるはず。とはいえ、新しい球種を覚えるというよりは、得意球にしていたチェンジアップの精度を上げていくことを第一に考えたほうがいいでしょうね。それができるかどうかで、来季の楽天のリリ-フ陣の質が変わってくるかもしれません。最後に。今季は、翔天と尚真がブレ-クしましたが、昨年の渡辺のような新星が出てきてはくれませんでした。翔天と尚真は、今季の疲れが来季に影響することもあり得るので、来季こそは新人も含めて是非とも『新星』が出てきて欲しいものです。本当に楽しみです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.17
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やっと野手攻撃陣編です。今季活躍した選手はというと、辰己と小郷の名前は直ぐに出てきますが、他の選手はというとウ~ンですね。いつものように今季のチ-ムの打撃成績から始めます。 打率 得点 2B 3B 本塁 犠打 犠飛 盗塁 失策ソフトバンク .259 607 242 31 114 105 32 89 53日本ハム .245 532 203 26 111 115 33 91 75ロッテ .248 493 217 15 75 93 37 64 71 楽天 .242 492 165 40 72 126 43 90 64 オリックス .238 402 186 18 71 92 36 61 78 西武 .212 350 171 29 60 106 27 83 72 リ-グ平均 .241 479 197 26 83 106 34 79 68こうしてみると、打撃面だけを見れば3位ロッテとの差はそれほどは無いですね。打率はチョッと低いけど、得点も本塁打はほぼ互角、もっとも見劣りするのが2塁打数ですね。リーグ最下位ですからねぇ。2B/3B/本塁打を合わせた長打全体でも、上位3球団の足元にも及びません。シングルヒットの走者を犠打や盗塁で進塁させ、更にコツコツとヒットを繋げて複数得点を挙げる、これが今季楽天が『多用した攻撃』と言えるかもしれません。ただ哀しいかな、上位3球団、特にソフトバンクと日本ハムとの破壊力の差は歴然としており、且つ機動力も同程度とあれば太刀打ちできる訳はありません。加えて投手力(防御率や失点数など)はリーグ最悪ですから…。そういう意味では、投手陣が崩壊した時点で、今季の楽天はそれしかないという細かい野球ができなくなったのですから、Aクラスに入れなかったのも当然と言えば当然かもしれません。このようにチ-ム全体の打力においては劣勢ですが、野手一人ひとりを見てみると個人タイトル(最多安打)を獲得したり、プロ野球新記録(刺殺数)を出した辰己涼介選手や、両リ-グで唯一全試合フルイ二ング出場した小郷裕哉選手など、パ・リ-グを代表する選手がいるのも事実です。では個人成績を見ていきます。100打席以上の選手です。 打率 試合 打席 安打 2B 3B HR 打点 四球 盗塁 得点圏 出塁率 OPS 今季年俸 小郷 .257 143 642 145 24 6 7 49 68 32 .295 .337 .694 3.1千万 村林 .241 139 571 125 13 3 6 50 21 5 .260 .270 .583 2.7辰己 .294 143 597 158 22 12 7 58 44 20 .323 .353 .772 8 浅村 .253 143 552 119 19 0 14 60 68 1 .260 .346 .728 50鈴木 .266 123 460 108 11 5 4 41 23 0 .282 .324 .671 14小深田 .229 134 522 103 9 4 3 23 42 29 .238 .296 .582 8.5太田 .196 94 269 45 10 3 2 23 13 2 .233 .244 .535 4.8阿部 .227 78 254 52 13 2 9 32 20 0 .275 .292 .711 5.8フランコ .218 68 243 50 5 0 8 30 9 0 .259 .251 .596 9安田 .262 34 128 32 6 0 2 9 6 0 .296 .297 .658 1.3石原 .171 68 172 25 5 0 4 13 13 0 .200 .239 .527 0.5渡辺 .250 47 154 34 2 0 0 11 11 0 .256 .302 .567 1.4伊藤 .261 44 125 30 6 1 2 10 5 0 .316 .298 .680 1.85 中島 .228 37 128 28 8 1 1 10 2 1 .320 .258 .591 0.7島内 .214 40 154 28 3 1 0 12 16 0 .242 .307 .559 12 黄色に塗った数字はチ-ム内トップです。赤字は新人。では、主力選手や注目選手など、個々人の成績を見ていきます。 辰己涼介こうしてみてみると、今季の辰己の活躍がひと際目立ちます。リーグ2位の打率やトップの安打数など多くの指標でチ-ムトップの成績を挙げただけでなく、打点でもチ-ムトップの主砲浅村に肉薄するチ-ム2位の58打点でした。先ほども触れましたが、外野手のシーズン刺殺数で397刺殺をマークし、76年ぶりにプロ野球記録を更新しました。今季は最多安打タイトルも獲得しましたから、記録面でもいまや『攻守共に』パリ-グを代表する選手になった、ということです。侍ジャパンにも初選出されており、これからはパリ-グだけでなく日本を代表する選手になってもらいたいですね。オフの契約更改では、今年の8千万円から1億円プレ-ヤ-の誕生になるものと思います。小郷裕哉両リ-グで唯一全試合フルイ二ング出場したことは先ほど触れました。これはなかなか出来ることではないですね。出来る前提条件は、シーズン通して安定したバッテイングができているということです。 本塁打は残念ながら2桁には届きませんでしたが、リーグ2位の安打数と四球数と盗塁数、チ-ムトップの2塁打数は、トップバッタ-として文句の無い活躍と成績と言えます。活躍と言えば、今季の小郷選手は、楽天で最も印象に記憶に残るような活躍をした選手だと思います。欲を言えば、もう少し本塁打が欲しいですが、欲張らないほうがいいですね。狙ってスイングが乱れたら困りますから。今季の推定年俸は3100万円ですから、契約更改では5000万円は確実に超すでしょう。来季にも今季のような活躍を期待したいです。浅村栄斗 今季はあまりぱっとした成績は残せませんでした。本塁打はリーグ10位で、西武以外の球団の主力には抜かれてしまいました。日本ハムの清宮にもです。2塁打はリーグ20位で、チ-ムメイトの小郷や辰己にも抜かれてしまいました。打点はリーグ6位、チ-ム内ではトップで何とか面目は保てたのでしょうか。それなりに活躍したのかもしれませんが、相変わらず記憶に残るような圧倒的な打撃は今年も見られませんでした。年俸は5億円。4年契約ですからあと2年残っています。間違っても2年後に再契約などという愚は犯してほしくないものです。現在の5億円は高すぎます。コストパフォーマンスが悪すぎる筆頭野手ですから。今後は落ちる一方ですから、もう一人辰己並みの選手が出てきたら、5億円の浅村は要らなくなりますね。小深田大翔 この人は『今季もっと頑張れたはずの人』の一人ですね。打率、安打数、打点、盗塁は昨年より減りました。特に打率はプロ5年間で最低で、今季は下位の打順で起用されることが増えました。一つ良かった点は、今季の失策は5で、昨年の15から大幅減でした。確かに、今季は守備での貢献が大きかったですね。村林一輝 この人も『今季もっと頑張れたはずの人』の一人。なんか物足りないですねぇ。はっきり言えば、守備は素晴らしいんですが、それ以外で『これだ』というところが見つからないのも事実。ただ、打点はチ-ム内で3位でしたから、チャンスには活躍したんですよねぇ。残念なことに、余り記憶に残っていないのは何故か?鈴木大地 打撃でも守備でも、思い切りのいいプレ-を見せてくれる大地。今季は浅村の不調時には4番を務める試合が結構ありました。個人的には、3番辰己、4番大地、5番浅村が気に入っているんですが、左右でジグザグ打線を組みたい人が結構いるのも事実。人それぞれですね。もっと彼を起用しても良いのでは、と思いますが。フランコ この人も『今季もっと頑張れたはずの人』の一人。昨年同様、調子の波が激しくシーズンを通して活躍できていない。開幕直後はさっぱりで、再調整後の5月末から7月末は打率.252、6本塁打、24打点と好調だったが、8月以降は.162、2本塁打、6打点と急降下。外国人野手で8本塁打は寂しすぎる数字。来季について球団は『条件次第で再契約するか判断』とのこと。ここで言う『条件』とは年俸のことだろう。昨季1億、今季9千万なので8千万狙いか。何ともみみっちい話ではありますな。安田悠馬 今季期待された若手の中で、中島と並んでまずまずの成績を上げた。8月に1軍登録されてから、128打席で打率.262は1軍1年目としては上出来。しかも長打力も秘めている。1軍投手に慣れる来季の成長が楽しみ。中島大輔 打率.228はチョッと低いが、二塁打8本、打点10は打席数の割には、新人としては合格点。開幕前は単打俊足のイメ-ジだったが、予想以上に長打力があるのには新鮮な驚き。途中肩の故障で離脱したのが残念だった。来季はレフトのレギュラ-を掴んで欲しい選手。太田と石原 どちらも1割打者の捕手です。100打席以上の野手で打率1割台はこの2人だけ。捕手が打てなくても起用されたのは昔の話。でも楽天では打てる捕手はなかなか出てきませんねぇ。来年に安田がブレ-クすれば、この2人の出番は圧倒的に少なくなるでしょう。良いところを挙げるとすれば、太田は犠打数がリーグ3位で、送りバントの成功率が高そうですね。石原はパンチがあるし打点数は悪くない。せめて2割2分は打ってくれればねェ。阿部と伊藤 どちらも季節性がある打者で、シーズン通しての活躍ができるかが課題。阿部は8月、伊藤は9月が旬だった。強みはどちらも左腕投手に強い事か。個人的には、岡島や茂木などのベテランに、もう少し機会を与えて欲しかった思いがあります。来年はどうなるか今から楽しみです。もう一点、来季に向けて野手陣の補強はあるのか? もちろん外国人野手のことですが、新監督が内部昇格であることや、フランコとの再契約もありうるらしいですから、球団内部に新外国人野手を探そう、見つけよう、入れようと考えている人はいないようです。来年も新戦力の補強は無いと見ました、残念ながら。この予想が外れることを期待しています。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.16
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10月14日、つまり昨日の午後6時15分。6時半ころに来ることになっているSibelgaからの電気修理のテクニシャンを待っているところ。今日の日没は6時50分頃ですが、雨は止んだものの相変わらずの曇り空で、キッチンの窓から外を見ている私には、歩いている人の顔もはっきりとは見えない薄暗さ。今は外も家の中も同じくらいの暗さですが、もうしばらくすると街灯が明るく感じられる外よりも、家の中の方が暗く感じるようになるかもしれません。そんなんです、現在停電中なんです!聞いてください!事の発端は午後3時過ぎ。水道の蛇口から硬水が出てくるベルギ-では、中のミネラル分、特にカルシウム分が機械に悪さをするので、それを溶かす洗剤(anti-calcaire)が必要です。実は3月のアレから、洗濯機にその洗剤を加えていないことが、娘との話から判明! 急いでカルフ-ルに買い出しに行って、それを使って地下にある洗濯機を洗浄していた時でした。幸運にも娘と一緒に…。座っていた背の高いスト-ル(ホテルのバ―のカウンタ―にあるような椅子)に腰かけていた私は、「よし、OK!」といって立ち上がった際に、その椅子が後ろに勢いよく倒れて電気の配電盤のスイッチをいくつか倒してしまったのです! 当初は単に「倒れたOFFになった」だけかと思っていたのに、実はスイッチが破損していました。当然ながらあたりは真っ暗! スマホの明かりで上に上がって、まずやったことは電気修理店に電話。自分のした粗相に呆然としていた私でしたが、ここからが本物の絶望を味わうことになったのです! ここからは娘にやってもらいました。彼女がいてよかった!電気修理店に事の次第を説明し写真も送ったところ、「これはうちではできないね。Sibergaに電話して」ということで、Sibelgaの番号を調べて電話すると、写真を見た係の人が、「こりゃあかなり古いやつだなぁ。厄介だぞ。今日は無理だ」というと、娘が「電気の無い、暖房もない、テレビの無い、食事の支度も出来ない家に、高齢の父を一晩一人で置いて置くことは出来ません! なんとか今日中にお願いします!」と言ってお願いしたところ、Sibelgaの救急?修理部門の連絡先を教えてくれました。今度はそっちに電話します。その時点で4時少し前。これならば日が暮れる前に回復するかも…。救急修理部門の担当者に撮った写真を送るも、何故かなかなか届かず。ず~ッと待ちの音楽がかかりっぱなし。これが物凄く耳障りの悪い事! 待つこと20分位か? やっと音楽が止んで担当者の声が聞こえてホッ。ここでも娘が頑張って「なるべく早く来てください。高齢の父が…」という例のお願いが奏功したのか、2時間後!に到着するとの確約を得ました! つまりそれが6時半なのです。「今日中に電気が回復するんだから、2時間なんてあっという間!」なんて思っていた私が恨めしい…。その2時間のなんと長かった事か! スマホのバッテリー残量は余りない!ので、今は使わないほうがいい。テレビもダメ、ネットもダメ、本も暗くて読めない…。つまり何もやることが無いわけです。残念なことに、話し相手になる娘は、孫の迎えに行ってもう戻っては来ません。では何をして時間を過ごしていたのか、いや、潰していたのかですが、何もしていませんでした。何の気なしにキッチンの窓から暮れなずんでいく外の景色を眺めていただけです。もし誰かがこの光景を見たらどう思うでしょうね? 一人暮らしのおじさん(!)が、詐欺被害に遭った自分を責めて呆然自失の体でいる、まさにそんな姿に見えたかもしれません。6時半になりました。柱時計があればボーンとなった時でした。1台の小型バンが家の前に駐車しました。ボディ—にSibergaの文字が‼ テクニシャンが車から降りると、思わず窓を開けて彼に声を掛けていましたよ! 「よく来てくれました!」 しかし何事も期待通りには上手く運ばないもんですなぁ。破損したスイッチ類をネジ廻しで外して中を見ていた彼は、「こんな古い部品はもってきていないなぁ」という悪魔のような一言。思わず生唾を飲み込んで、彼の次の言葉を待っている私。彼は写真を撮って同僚か上司に送り、どう修理したらいいか相談しています。相手の人が修理の仕方を説明しているようです。なんか上手くいきそう、そう期待させるやり取りと彼の態度でした。しかし、ここからも長かった…。彼はバンに戻ると、しきりに何か探しているようです。後部ハッチを開けたりバンの中に入ったり、服を着替えたり、とにかく長かった…。30分くらいも外で何かやっていました。窓から見ている私には、街灯に照らされた彼のシルエットが見えるだけで、何をしているのか全く分かりませんでした。7時をとうに過ぎているので外は真っ暗。いや街灯がある分、私が座っているキッチンよりは明るいですが…。この時間のなんと長かったことか…。少し前に明るい光が見えたと思っていた私の心でしたが、また心配になってきました。7時半ごろ、やっと家の中に戻って来た彼でしたが、なんと先ほどまで持っていた懐中電灯(LEDの凄く明るいやつ)をどこに置いたのか忘れてしまったとか…。おいおい、しっかりしてくれよねぇ…。こうなれば私も助手のようにお手伝いをしなければ、ということでバッテリー残量が気になるスマホで修理箇所を照らすことに。彼がやったことは、本当の意味での『応急修理』そのものでした! 子供の頃に見たヒュ-ズの形をした彼曰く銀合金の部品の束を取り出して、必要な3個所に一つ一つ丁寧に時間をかけてネジで止める作業をします。やっとそれが終わると、すぐに配電盤のすべてのスイッチをオンに! 午後8時5分、我が家に5時間ぶりに電気が、光が戻ってきました‼ この時、感激した私は何か言ったはずなんですが、書いている今は何も言ったのか覚えていません。むき出しになった配線(触ったら感電してしまうのでは?)にカバ-をして、やっとのことで全作業は終了。別れ際に彼には心からのお礼を言いました。何故か彼からも有難うという言葉が返って来ました。修理費用は343ユーロだとか。聞き忘れましたが、これは税込みだろうか? それに、今回は部品が無かったことから、真の意味での応急修理だったので、1か月以内に純正部品で修理をしてもらうように、と親切な言葉も。その時はいくら払わなければならないんだろう。どういう訳か、最近はお金ばかり払っているような気がしてしょうがありません。このままでは近いうちに国庫が空になるのでは、と凄く心配になってきました。そうなんです、私は結構心配性なんですよ…。ホッとして娘に全ての顛末を話し終えた時には、疲労困ぱいでした。思えばテクニシャンが来てからというもの、暖房が入っていない地下のうす暗い寒い穴倉で、殆ど立ちっぱなしでしたから、それも当然のことです。もう一つ、これからやらなければならないことがあります。食事の支度です。最も簡単で手のかからないピザは、確かストックがもう無いはず。ということは何かを解凍して料理しなければ…。そう思ったら、疲れが2倍になったようです。それに頭痛も…。 しかししかしですよ、もし、たった一人で電気もなく暖房もない真っ暗な家の中で、スマホもパソコンもネットもなく本も読めない、そして暖められなくて冷たいままの何かをかじっている自分を想像すると、ホントに恐ろしい! いや想像するのも怖いですね。まあ、何かを作る前に、取り敢えずは『光が戻った我が家に』乾杯することにしましょう! にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.15
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やはり投手のことばかり書いていますねぇ、私は。今度は野手陣にしよう、と思ってはいるんですけど、結局は投手陣になってしまうのは何故なんでしょうか? どうも野手はメンツが替わり映えしないのかなぁ。投手に比べてブレ-クした打者がいないからかもしれません。でも、次回は打者/野手にします。さて、取っ掛かりとして今更ながらですが、やはり他球団との投手力の比較は必要ですね。基本的な数字だけです。 防御率 被安打 被本 奪三振 失点 QS率 被打率 WHIP ソフトバンク 2.53 980 88 1104 390 62.9 .211 1.05日本ハム 2.94 1143 110 983 485 52.4 .239 1.15ロッテ 3.17 1120 87 1033 495 53.8 .237 1.17楽天 3.73 1293 89 890 579 52.4 .267 1.31オリックス 2.82 1112 59 1083 448 51.7 .239 1.19 西武 3.02 1154 81 974 485 54.5 .245 1.26楽天の防御率が圧倒的に悪いのは、この表の数字を見れば明らかです。とにかくヒットを打たれ過ぎる。それに応じて被打率、WHIPも悪い。でも被本塁打数はそんなに悪くないですね。この表には入れませんでしたが、与四球数は西武を覗いてほぼ横並びでした。残念ながら、先発とリリ-フ別の数字は、防御率を除いて見つかりませんでした。先発陣の防御率は3.81だったので、リリ-フ陣のそれは3.60台だと思います。さて、今季の楽天投手陣は何度も崩壊の危機にさらされました。特に先発陣は酷かった…。幾つか実例(試合結果とブログのタイトル)を挙げてみると、4月14日 楽天2-9ロッテ 『体調不良続出の投手陣!今度は守護人則本が登録抹消(´;ω;`)ウッ…』 先発藤井が乱調で初回に5失点。4月28日 楽天1-10ロッテ 『滝中と石原のバッテリ-は修行が足らん…としか言いようがない』 先発滝中が炎上し、リリ-フ陣も大崩れ。5月18日 楽天3-8オリックス 『連勝、カード勝ち越しが出来ない楽天。やはり先発投手がねぇ…』先発内が初回に4失点であっという間に逆転される。5月20日 『故障離脱が多い楽天投手 1,2軍ともギリギリでやってるみたいな感じ』5月21日 楽天0-21ソフトB 『最悪の試合…投手コ-チは更迭しなさい…まあそうしても変わらないだろうがやらないよりましか…』5月22日 楽天0-12ソフトB 『崩壊寸前の楽天投手陣、何とかしないと…。ヒット打たれ過ぎとちゃう?』5月23日 『先発投手の立て直し、言うほど簡単ではないけれどやらなきゃ…』6月22日 『防御率6点台のポンセなんかいらないよ。ローテで使い続ける理由がわからない』6月25日 楽天2-10ロッテ 『ストレ-トを狙い打たれた内と弓削。先発も2番手も乱調では勝負になりません!』7月10日 楽天5-18ロッテ まだ試合途中 『松井友飛よ、あんたホントにしょうもない投球してくれたね。昨日の快勝がぶち壊しだよ!』 先発松井友飛が初回ロッテに8安打のつるべ打ちに遭い、1死もとれずに降板。7月27日 楽天3-5ロッテ 『ポンセは試合をぶち壊すデストロイヤ-。間違いなく今季パリ-グ最悪の先発投手ですよ。』7月30日 楽天1-10ソフトバンク 『早川がここまで打たれるとは…。それにしても再開後に貯金を無駄使いする悪い癖は、何とかならないものか?』8月1日 楽天0-7ソフトバンク 『どうしてこんな試合展開ばかりなのか。先発投手がポカスカ打たれ過ぎじゃん!』8月3日 楽天0-7西武 『まともな先発投手がいない楽天。貧打の西武打線に7失点とは…絶句💦』8月5日 『楽天今江監督の嘆きと苦悩。まともな先発投手が足りないよ…。』8月12日 楽天4-14ソフトバンク 『今日も見慣れた先発投手の大乱調。もう終戦ですね、楽天は。』8月17日 楽天4-11西武 『楽天の先発古謝は調整方法変えた結果、見事に外れて大炎上…。「今頃そんなことすんな」と言いたいよ。』9月8日 楽天5-9ロッテ 『全てをぶち壊しにした先発内の乱調と浅村のエラ-。この敗戦でCSへの道は2歩後退してしまった…。』9月29日 楽天1-8オリックス 『また不甲斐ない試合をした楽天。このチ-ムには何度期待を裏切られたことか…』先発滝中が5回途中被安打11の6失点の大乱調。すみません、こんなに書くつもりでは無かったんですが。主に先発投手が乱調だった試合のブログをピックアップしただけでこんなにあるとは…。ただ、こうして時系列に並べてみると、先発陣の乱調が毎月何度もあったなんて、本当に驚きです! つまりシーズンを通して先発陣は大変不安定だったと言えます。勿論、一番の『大惨事』は5月21日と22日の2試合連続の大敗だったでしょう。でも、監督はこの大惨事からは何も教訓が無かったようで、その後も似たようなことを繰り返してしまいました。一先発投手の乱調に体調不良者が加わって、先発投手陣全体が崩壊寸前になったことが少なくとも2回はありました。では、先発投手毎に今季の成績を見ていくことにします。今季先発した投手は13人です。 防御率 試合 勝 負 回数 QS率 失/自責 被打率 WHIP 早川 2.54 25 11 6 170.1 72% 54/48 .242 1.12藤井 2.93 22 11 5 126.0 54.5 45/41 .285 1.33岸 2.83 22 6 11 143.1 68.2 52/45 .261 1.21内 3.58 20 6 8 110.2 40.0 49/44 .264 1.27ポンセ 6.72 15 3 6 67.0 33.3 55/50 .332 1.61 滝中 4.16 12 4 6 71.1 75.0 36/33 .280 1.23 古謝 4.32 15 5 8 83.1 46.7 42/40 .231 1.21荘司 6.98 7 1 4 29.2 14.3 26/23 .283 1.69 松井 6.75 7(3) 1 1 22.2 33.3 18/17 .323 1.94 津留崎 6.85 14(2) 1 1 23.2 0.0 19/18 .364 1.73田中 7.20 1 0 1 5.0 0.0 4/4 .316 1.60 高田 6.97 5(1) 0 1 10.1 0.0 8/8 .317 1.55 松田 2.25 7(1) 0 0 15.0 0.0 6/6 .275 1.53 試合のカッコ内は先発回数。上の成績表から、次のことが言えるかな、と思います。1)しっかりローテを守ってくれたのは早川、藤井、岸、内だけ。2)この4人に続いたのが新人の古謝とベテランの滝中。古謝は勝ち星に恵まれなかったが健闘。滝中は8月以降好投も、大崩れする悪癖がある。3)逆に期待を裏切ったのが、2年目の荘司と新加入したポンセ。荘司の体調不良とポンセの大乱調は大きな誤算だった。4)若手投手の台頭が無かったのも今季の特徴。松井、津留崎、高田は全く戦力にならなかった。1軍に上げても乱調ばかり。この中で3)と4)は、今季楽天がAクラスを逃した要因の一つと言えるのでは。今季の荘司の不調は、開幕前に誰が予想できただろうか。1軍半の若手投手の伸び悩みは、個人的には1軍と2軍の首脳間のコミュニケーションにも問題があったのかもしれない、とも考えています。出てくる投手皆あれだけ乱調というのは、少しおかしすぎると思う。特に松井が大乱調だった7月10日のロッテ戦は、特にその感が強い。私なりの結論としては、今季の先発投手陣の大崩れの原因は、荘司とポンセの不調と、その穴を埋めるべく1軍に昇格した若手中堅投手たちが、全く結果を残せなかったことによるものと考えていいと思います。これは、改めて言うまでもない事ではあるのですが、はっきりさせておいたほうがいいでしょう。では来年、どうしたら先発投手陣を立て直せるんでしょうか?ポジティブな要素としては次のことがあげられるでしょう。P1)荘司の復調P2)古謝の成長P3)内のローテ復帰P4)田中将大の先発復帰(過大な期待は禁物だが)P5)則本の先発復帰(これは未定。新監督の決断次第ですね)不安要素としては、H1)岸の体力的衰えによるローテ離脱H2)大活躍したエース早川の蓄積疲労H3)滝中の不安定さ上の不安要素を相殺するリカバリ-案としては、当然ながらR1)坂井、松田や日当などの新人投手に実戦経験を積ませてレベルアップR2)松井などの伸び悩んでいる中堅若手を一本立ちさせる。(2軍投手コ-チ頑張ってください)R3)外国人先発投手の獲得(期待薄ですが)坂井、松田、日当、松井の4投手は7日から始まったフェニックスリーグに参加しており、何かを学んで掴んで戻ってくることを期待したいです。ホント、これが来季への希望ですね。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.14
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実は数日前から何となくそわそわしていたんです。別に、楽しみにしている明日の遠足を待ちきれずに、眠れない小学生という訳ではありませんよ、勿論!だって6年ぶりですからねぇ。6年前といえば2018年、つまりCovid19(新型コロナのことをベルギ-、フランスなどではこう呼んでいます)より前ですから、そんな大昔のことなんて覚えている訳はありませんよ!今回のWSP区議会選挙の投票は私にとって3回目ですが、1回目つまり今から12年前の2012年以前の時には既に電子投票に変わっていました。当初は結構複雑で、係の人に訊いたのを覚えています。ちなみに、私はベルギ-国籍を持っていませんが、区議会レベルの選挙には投票できます。そして6年前の前回は、ウ~ン、全く覚えていません。ということはそんなに苦労しなかったということなんでしょうが、記憶がないというのは何とも怖いもので、心配性の私はこういうのに弱いんです…。それに、これが一番心細いんですが、今回は私一人で投票に行くんです。いつもはカミサンと一緒だったので、なんとも心強かったのですが…。なんか小学生並みですねぇ、私は。 投票時間は8時から16時まで。何事もせっかちな私は、8時15分には家から数分の投票所に到着してました。今朝の日の出は8時4分だったので、まだあたりは薄暗い…。それに寒い…。気温はその時で7℃。でも、いつもの日曜の朝とは違い、投票所までの道のりで多くの人とすれ違いました。まあ、選挙の日ですから当たり前ですが。郵送された選挙票と身分証明書を提示してプラスチックのカードを受け取り、投票用端末のあるブースに入って操作しました。一言で言えば、銀行にあるあの端末を『子供用にシンプルに』したものでしょうか。結構なお年寄りでも迷わずに操作できる、ボタンの数が少ない画面でした。よかった…。もらったカードを挿入すると、まず政党名が出てくるので、投票する政党を押すと候補者リストが出てきます。好きな候補者のボタンを押して終わりです。後は、出てきた用紙とカードを忘れずに回収して、受付に戻ってスキャンするだけ! 簡単でした。これなら小学生並みの私でも出来ましたね。ところで、ベルギ-では選挙に投票することは義務、というより強制です。選挙に投票しないと罰金を払わされるという話をよく聞きます。娘によれば「物凄く高い」らしいですが。投票前にベルギ-のTVを見ていたら(正確には食事しながら聞いていた、ですが)、選挙の話で『罰金』という言葉が聞こたので、思わず画面を見たところ、『最高1600ユーロの罰金』と言ったようでした…。ホントかいな、たっか-! 日本円に換算すると25万円以上でしょうか…。まあ、私はもう投票しちゃったので、どうということは有りませんが、その時のTVで一人のベルギ-女性が言っていた言葉を思い出しました。「民主主義の為ですから」だったか「民主主義ですから」だったか…。投票した後だからハッキリと言えます。「やはり投票すべきですね」にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.13
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三木さんは前に1回1軍監督をしています。3位になったのに解任された平石さんの後釜だったと思いますが、記憶が定かではないので、どうせならということで、球団創設からの楽天イ‐グルス歴代監督を年度ごとにあげてみました。年度 監督 順位 勝率 2005 田尾安志 6 .2812006 野村克也 6 .3562007 野村克也 4 .4722008 野村克也 5 .4612009 野村克也 2 .5382010 M・ブラウン 6 .4402011 星野仙一 5 .4822012 星野仙一 4 .5002013 星野仙一 1 .5822014 星野仙一 6 .4442015 大久保博元 6 .4072016 梨田昌孝 5 .4432017 梨田昌孝 3 .5502018 梨田昌孝 6 .4142019 平石洋介 3 .5112020 三木肇 4 .4912021 石井一久 3 .5162022 石井一久 4 .493 2023 石井一久 4 .4962024 今江敏晃 4 .4822025 三木肇球団創設以来の20年間で、優勝1回を含めAクラスが5回、勝率5割以上が6回しかない楽天球団にとっては、Aクラス入りと勝率5割はどうしても達成したい目標です。口ではAクラス入りは最低限といいつつ、それは悲願と言っても過言ではないと思います。当たり前と言っては当たり前なんですが、新監督にお願いしたいことは勿論優勝ですが、最低でも絶対にAクラスには入ってもらいたいですね。そのようないい成績を上げてもらうために、三木新監督に是非お願いしたい事や決断してもらいたい事がいくつかあります。まあ似たようなことなんで、纏めてもいいんですが…。 コワくない時の三木肇新監督《決断して欲しい事》藤平のクロ-ザ-への転向と則本の先発への復帰私の考えは以前このブログで書きました。(その記事はここをクリックください)最多セ‐ブのタイトルを獲得した今季の則本ですが、セ‐ブ以外のパフォ-マンスは決していいものではありませんでした。致命的なのはピンチで打者を押さえつけられないことです。決め球が無い…。なので、折角1年間クロ-ザ-で頑張ってくれた則本には「申し訳ない」気持ちがありますが、ハッキリ言って来季35歳になる則本が、重責のクロ-ザ-で今季以上の成績(セーブ以外)や安定感ある投球を残すとは考えずらいので、則本には先発に復帰してもらうことになります。はい、そうしてもらいたいです。これが一つ。もう一つは、そのクロ-ザ-を藤平にやらせてみて欲しい、ということ。決め球で三振を取れる今季の安定した投球であれば、クロ-ザ-としてもやってくれると信じています。唯一の心配は、彼の『弱気の虫』が騒ぎ立てないか、ということですね。結構ナイ-ブなところがあるみたいですから…。さて、このことについて三木さんの考えはどうなんでしょうか? このようなセンシブルなことをべらべら話す人ではないので、私には全く分かりません。以上のことを三木新監督は秋季練習中にやってくれるでしょうか? まず無理だろうと思いながらも期待したいと思います。三木さん、厄介なことだけど、この件をうやむやにしておくと、来季に禍根を残すことになりますよ!私としては、則本と『心中』するのは嫌ですからね。《お願いしたいこと》1. 外国人野手の大砲候補を球団に『直訴』すること セパでCSが始まりましたが、接戦を制して先勝したのは効果的な長打を放ったロッテとDeNAでした。こういう拮抗した戦力を持つチ-ム同士では、長打力が出るか出ないかで勝敗が決することが多いものです。今季のチ-ム別の打撃成績詳細はあとで出てきますので、ここでは本塁打のみに焦点を当てて、パ6球団の本塁打トップ3を見てみます。 各球団の本塁打トップ3 3選手合計ソフトバンク 山川34,栗原20、近藤19 73日本ハム レイエス25,万波18、清宮15 58 ロッテ ポランコ23、ソト21、岡7 51楽天 浅村14,阿部9,フランコ8 31オリックス セデ-ニョ15、杉本11、森9 35西武 中村7、外崎7、佐藤7 21 やはりAクラスのチ-ムのホームランバッタ-は、楽天などのBクラスチ-ムとはワンランク以上の開きがあるようです。今季後半に1軍に出てきて覚醒した清宮なんか、我らがイ‐グルス唯一の長距離打者である浅村よりホームランを打っているとは…。もしこのオフに打線の補強が無ければ、来季はもっと差が開くでしょうね、きっと。という訳で、このオフこそは選手補強費の少ない楽天でも、打線のテコ入れは必須です。特に長打力にある外国人野手ですね。新聞報道によれば、フランコは条件次第では残留だとか。本当でしょうか? 確かに夏場の一時期は打撃がよく、これならば来季も、と期待した時期はありました。しかし、その後の低飛行ぶりは昨年9月の二の舞でした。この人は浅村とよく似ていて、不調な期間が長いのが特徴です。どういう条件を付けるか分かりませんが、どうしても残したいのであれば3番手かなぁ? つまり強打の外国人を新たに2人見つけないと(活躍できるかは別として)、今季のようにAクラスには進めないでしょう。現有戦力のかさ上げで対抗するとか、今の戦力で十分戦えているではないか、という『超楽天的』で現実を無視して幻想ばかりを追い続けるのはやめにして欲しい!本気で優勝を狙いたいのならば(とてもではないがそうは思えない)、何とかAクラスでCSに行きたいのであれば、戦力アップのための投資は不可欠です。オーナ-や球団社長は経営者であり経済人ですから、そのことは十分わかっているでしょうから。三木さんは監督就任に当たって、何か球団に談判したのかは分かりませんが、この程度のことをお願いするのは、ある意味当たり前のことだと思いますが。むしろ「言えない」ということの方が理解できないです。さて、三木新監督、あなたにそれができますか?2. 投手陣の再構築 今季の楽天は投手陣、特に先発投手陣の不振、体調不良、駒不足に悩まされました。三木新監督には、これの解消に努めてもらいたいです。この件については別ブログで書く予定です。3. 『勝つ野球』をして欲しい。こんなことを書くと、「そんなの当たり前じゃん」と言われそうですが、敢えて書きます。楽天イーグルスというチ-ムは、長打力が極端に少ないチ-ムですから、コツコツと単打を繋げて塁を埋め、そこでヒットや犠飛や内野ゴロや相手のエラ-などで『コツコツ』と得点を挙げていくチ-ムです。そのことは次のデ‐タからも明らかです。 打率 得点 2B 3B 本塁 犠打 犠飛 盗塁 失策 ソフトバンク .259 607 242 31 114 105 32 89 53日本ハム .245 532 203 26 111 115 33 91 75ロッテ .248 493 217 15 75 93 37 64 71 楽天 .242 492 165 40 72 126 43 90 64 オリックス .238 402 186 18 71 92 36 61 78 西武 .212 350 171 29 60 106 27 83 72 リ-グ平均 .241 479 197 26 83 106 34 79 682塁打はリーグ最少、本塁打はリーグ4位と長打力が不足している楽天なので、まず犠打で進塁させて走者を得点圏に進めて、攻撃の幅(オプション)を増やして相手守備陣にプレッシャ-を掛けて優位に攻めを仕掛ける、という攻撃が多くなるのは勝つためには必然といえます。但し、投手力優位となってから、シングルヒットを3本続けても得点できないことが多くなり、長打力不足の楽天には逆風ですが、だからと言って2割5分以下の打線に1イニングに4安打(四球でもいい)を期待するのは、楽観的すぎますね。このことについては、2日前のこのブログ『今江監督の解任の理由は?』で、『球団内部では犠打を多用する采配に評価が分かれており…』などという意見があった、とスポ―ツ紙が報じていました。正直言って私はビックリしましたよ。球団内部でこんな見当違いのことを言う輩がいたとは…。だって、ここ数年の楽天の長打力不足は、球団の外国人野手の補強がうまくいっていないか、補強を諦めて何もしないことが原因であって、監督は犠打を多用(個人的には『多用』しているとは思っていませんが)する攻撃をするしか方法が無いわけです。またこの記事も長くなってしまいました。あまり長いと折角読んでくださっている方も「ああもう、長すぎる!」って思って投げだしてしまうんではないかと…。簡潔に、を心掛けて毎回書いてはいるんですが、うまくいかないもんです。今季、外国人野手の大型補強をした日本ハムでしたが、期待の外国人が全く機能しなかった前半に、新庄監督は『セコイ野球』と銘打って、打線の不振を四球、足、揺さぶりなどで相手のエラ-を誘発して勝つ野球を進めました。確か、1安打で4点あげて勝った試合もあったと記憶しています。その甲斐あって、補強外国人が不振だったにもかかわらず、前半もAクラスにとどまっていました。確か私のブログでも「楽天はこういう野球をすべきだ」と書いたと思います。今季オフに、楽天球団が外国人野手の補強をするかは不明ですが、無かった場合は三木新監督にお願いしたいですね。「長打力が決定的に欠けている楽天なんだから、チ-ム力に見合った攻撃方法で得点を挙げ、とにかく勝つ野球をしてくれ!」オ-ナ—だろうがシニアアドバイザーが何を言おうが、信念をもって『勝利第一』で采配を振るってもらいたい。お願いしますよ、三木新監督!にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.13
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冒頭から手前みそになって申し訳ないですが、昨年から大化けを期待し、それを確信していた早川隆久投手が、今季ブレ-クして楽天のエースと言っていいまで成長したことは、心から嬉しいし祝福したいですね。 さて、その大変身した早川クンですが、どこが変身したのでしょうか?正直言って、このブログを書いている私自身もよく分かっていません。なので、書きながらデータを見ながら、それに以前書いた自分のブログも参考にしながら、何とかその謎に迫りたいと思います。ただ、早川君のことを書いたブログは、恐らく楽天選手中最多だと思います。監督の今江さんをカウントすれば、早川は2番目かな?それくらい書いているので、正直、どこで『あれ』を書いたのかよく覚えていないのです。『あれ』については、これから出てくると思いますが。取り敢えず、先ずは今季成績から見ていきましょう。ルーキ-イヤ-だった2021年以降の4年間の年度別成績です。これを見ないと、何も語れませんから。 防御率 試合 勝 負 QS率 回数 被安 被本 三振 奪三振率 四球 被打率 WHIP 平均投球回 回当り平均球数2024 2.54 25 11 6 72.0 170.1 156 10 160 8.45 35 .242 1.12 6.81 15.7 2023 3.44 17 6 7 64.7 96.2 102 13 78 7.26 27 .270 1.33 5.69 16.7 2022 3.86 19 5 9 42.1 107.1 105 19 86 7.21 23 .255 1.19 5.65 15.92021 3.86 24 9 7 39.1 137.2 132 11 127 8.30 30 .254 1.18 5.74 15.9 注記)平均投球回=1試合当たりの投球イニング数 回当り平均球数=1イニング当たりの投球数こうしてみると、今季の成績は殆どの指標でキャリアハイであることが判ります。2桁勝利、規定投球回到達、防御率3位、QS率、平均投球回数等などです。過去3年間は、体調不良などでシーズンをフルでは働けずに、何回か再調整で抹消されたことがありましたねぇ。今季良い成績を残せたのも、体調面に気を使ってローテをしっかり守った結果です。では、月別の成績を見てみましょう。昨年度と比較もしてみます。 2024 2023 防御率 試合 回数 WHIP 被打率 防御率 試合 回数 WHIP 被打率3・4月 4.26 4 25.1 1.58 .305 1.54 4 23.1 1.20 .2365月 1.72 5 36.2 0.90 .210 1.64 3 22.0 0.95 .2226月 0.78 3 23.0 0.78 .175 5.68 4 19.0 1.68 .3297月 3.62 4 27.1 1.32 .269 1.50 1 6.0 1.17 .2618月 1.00 4 27.0 0.93 .232 5.01 4 23.1 1.46 .2869月 2.67 4 27.0 1.00 .220 -- 0 0 0 .00010月 11.25 1 4.0 3.00 .409 9.00 1 3.0 2.33 .333今季は安定した投球で、ほぼローテ―ションを守ってくれましたし、いうことはないですね。ここで一つ興味深いことがあります。キャンプから彼が言っていたことですが、「長いイニングを投げたいから投げる球数を減らしたい。だから三振を取ることは二の次」と。しかし、今季の奪三振率はキャリアハイです。これは一体どういうことなんですかね?ここで球種別の被打率なんかを見ていきます。何かわかるかも。スぺ-スの関係上、直近2年間だけです。 2024 2023 割合% 平均球速 空振り率 被打率 割合% 平均球速 空振り率 被打率ストレ-ト 42 144 8.1 .233 44 145 7.3 .244カットボ-ル 16 138 11.4 .273 26 134 12.3 .229 チェンジアップ 13 131 23.2 .198 18 132 18.1 .333 カ―ブ 12 121 7.1 .311 10 120 6.1 .378 スライダ- 9 128 13.4 .250 1 127 5.9 .000フォ-ク 8 134 26.1 .269 --- ---- --- ----このデ-タから、チェンジアップと今季から投げ始めたフォークが、空振り率が高いのが分かります。特にチェンジアップは被打率も低い。フォークは三振もとれるけど、コースや高さが甘い、精度が悪いと打たれる、ということでしょうか。ただ、チェンジアップで何か変えたり『磨きをかけた』という記事は見なかったように思いますが、被打率が1割以上も良くなったのですから、何かを変えたのは間違いないでしょう。フォークは岡島選手から握りを教わったという記事を見て、ブログにも書いた記憶があるのですが、探しても見つかりません。う~ん、残念だけどしょうがない。記憶に残っているのはカットボ-ルで、合同自主トレをしたソフトバンク和田やロッテ小島から、打者が手を出しやすい曲がりの小さいカットボ-ルを教わったと記事で読みましたが、今季はそれ程武器になったようには見えませんね。やはり得意球をもっていると空振りもとれる、三振も多くなる、ヒットを打たれにくい等々、当たり前ですが良いことだらけです。得意球の無い則本君には耳が痛い事でしょうねそんないいことだらけの早川クンでしたが、10月の最終登板での乱調は残念でした。特に中5日での登板を試したなんて、なんと無意味で無駄なことをしたもんだと思います、個人的には。キャリアハイの11勝したからいいや、ではなく、もっと貪欲に勝利を目指してもらいたかったなぁ。PS) 就任した三木肇新監督については、近いうちに『新監督にして欲しい決断』(仮題)と題して書いていこうかな、と思っています。秋季練習が始まる前に、です。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.11
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昨日は、今江監督の退任報道で賑わっていました。8連敗中の時の記事では、今江監督の来季の続投は白紙ということで、その理由は一言で言えば『ここぞという勝負所で勝てなかった』というものでした。しかし今日の報道記事を読んでいくと、どうもそれだけではないような感じが漂っています。いくつかのスポ―ツ紙の記事から引用すると、《スポニチ》現場レベルではコーチ陣とのコミュニケーション不足が選手に漏れ伝わり、求心力が低下していた。交流戦は制したものの、パ・リーグ球団相手は最下位の西武以外には全て負け越し。前日に止めるまで、今季ワーストの8連敗を喫して勝負どころで自滅した。球団内でも選手起用やバントを多用する戦術に対しての評価が分かれており、今月1日にCS進出を逃した際、球団幹部は「今すぐ来年のお願いをすることはない」と2年契約2年目の来季続投が白紙であることを明かしていた。その後、球団内で反省と検証を重ねた結果、今季限りでの解任を決定した。《スポ―ツ報知》CS出場権を激しく争う戦いの中、チーム内では、一致団結しているとは言いがたい状況も生まれていた。チーム関係者によると、シーズン終盤に差し掛かると、選手起用や采配を巡って指揮官に対する不満の声が多く挙がるようになった。9月から10月にかけて8連敗を喫するなど、選手に年齢が近い兄貴分として期待された今江監督の求心力は、最終盤にかけて失われていったという。《サンスポ》かねて継投策や起用法の偏りに疑問の声が上がっていた。さらに複数の選手から不満の声が出ており、球団はそうした事情を総合的に判断した上で、苦渋の決断を下したもようだ。《ディリ—スポ―ツ》選手から起用法の偏りや作戦面などに対して不満の声が出ており、球団はそうした事情を総合的に判断して新体制構築に傾いているとみられる。これでは何のことやらさっぱり分かりませんね。勿論、「これはここだけの話だけど」といって報道陣に話す球団関係者の話ですから、主語をぼかすのは当たり前ですが。1)監督とコーチ陣とのコミュニケーション不足がチ-ム内に露見 何のことを言っているのか、全く分かりませんね。ただ、最も可能性のあることとしては、投手起用でしょうか。特にリリ-フ投手の起用について、投手コ-チと意見の相違があったかも。ここで最も肝心なことは、首脳陣間の考えの違いや対立がチ-ム内に知れ渡ってしまったことです。これでは監督のチ-ム掌握力に疑問符がつく訳です。2)選手から、指揮官の起用法(の偏り)や采配/作戦面に対しての不満 ウ-ン、それらしいことがいっぱいあるんで…。ただ、問題は選手から『不満』が出ているということ。CS進出を争っていた時に、ということであれば、9月20日に早川を中5日で先発させたことかなぁ? あるいは翌日に則本が逆転サヨナラ打を打たれた試合かなぁ?この2試合の敗戦で3位から滑り落ち、その後は奈落の底へまっしぐらでしたから、今シ-ズンで最も大事な2試合であったかもしれません。その時のブログで、私はこんなことを書いていました。『今江監督は、則本が打たれて逆転負けしたことを訊かれて、「ノリ(則本)はここまでチームのために頑張ってきてくれた。もうノリでやられたら仕方ないですし、こちらも勝ちにいくっていう意味で、最後ね、外野も前に出したんで。相手バッターがよく打ったって褒めるしかないです」と言ったそうですが、チ-ムの為に一生懸命頑張ったのは、頑張っているのは則本だけではありませんけど、といいたいですね。』この試合後、私と同じような気持ちでいた選手がいたのでしょうか? よく分かりませんが…。まあ、今江監督の解任は決定事項みたいですから、理由を想像してみてもしょうがないですね。後任監督は、三木肇2軍監督か渡辺直人1軍ヘッドコ-チのどちらかがなると思います。17日には秋季練習が始まりますから。何か、去年と状況が似ていますね。違うのは、去年は監督交代ということで興奮していましたが、今年は…また交代か、というあきらめに似た気持ちでしょうか。勝てる監督であって欲しいけれど、負けた時でも納得できる監督であって欲しい…。それだけですね、新監督にお願いするのは。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.11
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今季より先発からリリ-フ/救援にコンバ―トされた藤平。ここで改めて紹介する必要のないくらい活躍した投手でした。今季振るわなかった投手陣の中で、早川、藤井、鈴木翔天らと共にブレ-クした投手の一人です。昨年10月に、当時打撃コ-チだった今江さんが監督に就任後、いくつかの大事な決断をしました。一つは、絶対的守護人だった松井裕樹のMLB移籍に伴い、則本を後任に指名したこと、そしてもう一つは藤平を先発からリリ-フに配置転換することでした。その時の私のブログはこちらです。2023年11月7日のブログ 藤平君はまだ忘れられていないようだ。来季はリリ-フ転向か。ここでは、藤平のリリ-フへの配置転換、いわゆるコンバ―トについて書いていこうと思います。 では、先ずはいつものように今季の成績から。10月8日時点です。防御率 試合 勝 敗 ホ-ルド セーブ 回数 被安 被本 四球 三振 失点/自責 被打率 WHIP1.79 46 0 1 19 1 45.1 29 4 12 56 11/9 .184 0.90 素晴らしい、文句のつけようのない成績です。 藤平は確か体調不良かなんかで離脱していましたので、今季の月別の成績を見てみることにしましょう。 防御率 試合 ホ-ルド セ‐ブ 回数 被安 被本 三振 四球 被打率 WHIP3・4月 1.80 10 3 0 10.0 8 0 12 1 .222 0.90 5月 0.00 2 2 0 1.2 2 0 2 0 .286 1.20 6月 4.50 2 0 0 2.0 3 0 1 0 .375 1.507月 0.00 7 2 0 8.0 5 0 7 2 .179 0.888月 0.87 11 6 0 10.1 5 1 15 5 .147 0.97 9月 3.38 11 6 0 10.2 4 2 15 4 .114 0.75 10月 3.38 3 0 1 2.2 2 1 4 0 .222 0.751軍に復帰した7月以降は、鬼神のような働き・活躍でした。9月は防御率が悪いですが、これは日本ハム戦でレイエスに3ラン、清宮にソロを浴びた影響かと。流石に疲れが出てきたのか、9月以降は被弾数が増えてきていますが、一方で目を見張るのは同時期に奪三振数が急増していることです。何とかCSに行きたい、という強い気持ちとチ-ムの高揚感が彼を奮い立たせたのか…。では最後に、球種別での被打率データを昨年(先発)と比べて見ることにします。 2024(リリ-フ) 2023(先発) 割合% 球速キロ 被打率 割合% 球速キロ 被打率 ストレ-ト 62.5 150.5 .176 49.7 146.8 .344 フォ-ク 31.6 139.8 .167 20.3 138.4 .122カ―ブ 5.0 122.6 .429 13.9 120.5 .222 スライダ- 0.9 139.6 .000 16.1 133.9 .175 全球種 .184 .249パッと目につくのは、ストレ-トの被打率が格段によくなっていることです。これは今季はリリ-フで1イニング限定ですから、スタミナを気にせずに力いっぱい投げられるからでしょう。平均球速も3キロ以上アップしています。自信があるから配球割合も上げていますね。得意球のフォークも今季は多投しています。当然のことです。気になるのは、昨季被打率が良かったスライダ-の割合を極端に減らしていることです。もっと増やしても良い気がしますが…。カ―ブは結構打たれていますね。実は彼の武器となっている『フォーク』なんですが、以前何か書いたことがあるなぁ、と思って過去のブログを探したところ、有りました!これです。中継ぎ転向&磨き上げたフォークで光を取り戻す ちょっと気になったところを抜粋すると(長い引用になりますが)、『試しているのは落差が大きいものと、チェンジアップのように奥行きが出る2種類のフォーク。だが、打席で後者のフォークを見た先輩の岡島から「それだと(バットに)当てられる。俺は全然怖くない。それなら真っすぐがホップしてくるんだから、ストライクの真ん中ぐらいから落ちていくフォークの方が狙いづらいよ」とアドバイスを受け、前者のフォークを磨き上げている。 7日に行われたシート打撃で早速、試投する機会が訪れた。相手はアドバイスをくれた巧打者の岡島。初球に落差の大きいフォークを投じるとバットは空を切った。藤平は「(岡島)豪郎さんは簡単に空振りしないので、試したかった。豪郎さんから空振りを取れたのは大きな自信になる」とうなずいた。』 中継ぎに転向するにあったって、どうしても空振りを取れる球が欲しいという事で、2種類のフォ-クをバットコントロ-ルの上手い岡島選手に投げたら、上のようなアドバイスをもらった、という内容です。ということは、『落差が大きくて、ストライクの真ん中ぐらいから落ちていくフォーク』を今季は武器にしているのでしょう。では、それをデ-タ(10月8日時点)で見てみると、 投球数 空振り 空振り率% ストライク割合 奪三振数2024年フォーク 213 52 24.4% 53.5% 192023年フォーク 188 24 12.8% 40.4% 9空振り数を投球数で割ったものを『空振り率』と呼ぶとすれば、今季は昨季に比べてフォークの空振り率は大幅にアップしていると言えます。やっぱり藤平はリリ-フへのコンバ―トに当たって、しっかりと『準備』をしていたんですねぇ。だからこそ今季ブレ-クすることが出来たと。納得です。それに、岡島のアドバイスには脱帽するしかありませんね。凄い『眼力』ですよ。確か、早川のフォークについても岡島のアドバイスを受けていた様な記憶がありますが。これについては、『早川の巻』で触れてみるつもりです。さて、ここで先日ブログで書きました則本の投球について、ちょっと補足したいと思います。次の表は、今季と昨季の則本の球種ごとの空振り率と被打率を示しています。 2024(クロ-ザ-) 2023(先発) 割合% 球速キロ 空振り 空振率% 被打率 割合% 球速キロ 空振り 空振率% 被打率 ストレ-ト 48 150.5 25 6.1 .305 44.0 146.9 37 3.5 .238 フォ-ク 28 139.5 48 20 .296 20.8 137.4 91 17.9 .248 スライダ- 15 132.6 19 14.7 .233 19.2 131.5 61 13.0 .246 カ―ブ 6 114 3 5.8 .000 8.2 111.6 17 8.5 .176 チェンジアップ 1.7 127.7 1 6.7 .667 6.6 126.3 12 7.5 .194クロ-ザ-に転向した今季は、全投球の76%を占めるストレ-トとフォークの平均球速や空振り率は上がっているのに、それらの被打率は大きく悪化しています。基本、1イニングしか投げないクロ-ザ-なので、球速や空振り率が上がるのはわかりますが、被打率のみ悪化しているのは何故なんでしょうか? 則本は今年34歳なので、26歳の藤平のように『フォークに磨きをかける』ということが簡単に出来ないかもしれませんが、今の投球でクロ-ザ-を続けても成功は望めないかと思います。クロ-ザ-であれ先発であれ、主力投手として彼が生き残るには、決め球の無い現在の投球に何らかの『てこ入れ』が必要かと思います。問題はそれができるのか、やれるか、でしょうか。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.09
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10月8日 火曜日今日のブリュッセルは晴れのち曇り。最低気温は13℃、最高気温は18℃の見込み。昼食時にフランスのテレビ(チャンネル)のニュ-スを見ていたら、またもや洪水のニュ-スばかりでした。昨日のベルギ-は雨の降らないまずまずの天気だったので、国が違うとはいえ全く予想はしていませんでした。洪水被害が最も酷かったのは、地中海岸第一の都市、というよりフランス第二の都市であるマルセイユでした。明け方の強い雨で、町中の道が溢れた雨水で溢れ、多くの車は冠水し、濁流は路地を勢いよく流れて歩けないほどの急流と化していました。当然、多くの家に水が押し寄せ、中心部の広場などが冠水した様子も映し出されていました。明け方の2時間で、1か月分の降水があったと字幕に出ていました。1週間前のニュ-スでは、ノルマンディ-や何処か忘れましたが、今年になって3回目の自宅への浸水で、悲鳴というより声にならない(いや、声が出ない程)悲痛な表情で、汚泥などで汚れた家の中を見つめている人たちが映し出されていました。見ているこちらも胸が重く苦しくなる光景でした。もう数年前から、このような洪水のニュ-スは、広大なフランスの何処かで雨が降れば、翌日には必ずと言っていい程、洪水の被害がニュ-スで流れるのは当たり前のようになってきています。もちろん、地球温暖化の影響ですが、去年以来この手のニュ-ス、洪水被害が極端に多くなっている印象があります。以前なら、フランスや私の住んでいるベルギ-などは、比較的自然災害が少ない国だと思っていましたが、今や日本とまではいきませんが、低気圧や前線が通れば必ずどこかで浸水や洪水が起こると言っても過言ではありません。我が家でも、いつ起こるとも知れない災害の備えとして、1週間前にガレ-ジ前の側溝を掃除しました。そのことを娘に(自慢しながら)話したら、1か所大事な箇所の泥さらいをしていない、と痛いところを指摘されてしまいました。最も臭くて手間がかかって、肉体的にも精神的にも衛生的にも、きついところなんです…。この娘は、いつもは優しい子なんですが、時に厳しい発言をするんですよ。手抜きをしないというか…。ヤレヤレ、近いうちに『あそこ』に手を入れて(勿論、なが~いゴム手袋をつけてです)泥や何か異物が無いかチェックしないといけませんかねぇ。もちろん、マスクも付けて。ホントに地球温暖化にはホトホト困り果てています。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.08
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消化試合になって、今江監督の采配に狂気じみた異様さが感じられます。なにかタガが外れたような、突っかい棒でなんとか微妙にバランスをとっていたものが、その棒が倒れたために崩れ落ちていくような、異様な感じがします。早川を中5日で先発させたり、若手起用が当たり前の今の時期に、何故か極端に不振のフランコを突如先発で起用したり(関連記事はここ)、新しい攻撃の形としてバント無しでテストしてみたり(関連記事はここ)と、この時期にしてはかなり斬新な采配が目立ってきました。 新しい攻撃の形の記事にある監督のコメントにも笑ってしまいます。いまさら何を言ってるの? ということなんですが。この人は本当に大丈夫なのでしょうか?と心配になってしまうほどの崩れ方です。雨で試合が流れたりして、なかなか消化試合が消化できません。なので球団からは正式な話は出てはいませんが、今江監督の『奇妙な采配ぶり』を見ていると、球団から本人に既に話がなされているのでは、と邪推したくもなります。そのショックでやけっパッチになっているのかな? 何か意味もなく思慮もなく的外れな采配(この言葉が適切なのか分かりませんが)をしているようで、自棄になっているようにさえ見えます。あと2試合ですから、正気を取り戻して真面な采配をお願いいたしますよ。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.08
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ガレ-ジセ-ル最終日の日曜日朝8時半前に出勤。一昨日の抜けるような青空とは一変した曇り空で、風がまだ冷たく感じる9時にセールをスタ-ト。外で待機する私は、しっかりと防寒着を着て満を持して接客開始。この日早めに出てきたのには理由があるんです。前の晩に見つけた漆器陶器食器石器(いや石器は今回はありませんでした)や京都で買った民芸品工芸品など約20点ほど急遽出品するために持ち込んだので、手の空いているご婦人方に値付けを手伝ってもらうためでした。こういうのは男の手には余るんですよね。いくらにしたらいいか全くわからないんです。手伝って(というか、彼女たちに任せっきりでしたが)もらったおかげで首尾よく手際よく値付けができました。感謝です!10時にはベルギ-人有志による少林寺拳法の演武が行われました。多くに方は建物の中のホールにいましたので、開始時には見物人はまばらでしたが、威勢のいい掛け声がかかると子供連れの家族が続々集まって、それらしく活気が出てきたのには、正直ほっとしました 今回のガレ-ジで出品したものは多分40-50点ほどだと思いますが、半分以上は売れたように思えます。まずまずの戦果といったところでしょうか。このセ-ルは年に二回しか開催されていないので、次回は5月頃でしょうか?終わったばかりですが、もう次回が待ち遠しいんです。困ったもんです…。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.07
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10月6日 楽天1-8オリックスこの試合の先発早川は、中5日先発を志願したとの記事がありました。「来シーズンに向けて、中5日でどれだけのクオリティーのピッチングができるかを自分で試したい」とのことだったようですが、4回9安打8失点(自責点5)の乱調でした。雨中の試合とはいえ滅多打ちに遭った試合から、いったい何が得られたのでしょうか? 彼は多分調整方法を変えてこの試合に臨んだのでしょうが、目標もない消化試合で中5日登板を試す意味が私には分かりません。これは私の想像ですが、前回中5日登板で失敗した雪辱の意味合いでしょうか? そうだとすればなんか無駄なことをしたような気がします。だって、中5日登板なんて、年に1、2回あるか無いかでしょう? そんなことを緊張感の無い試合で試して何の意味があるのか? そんなことより、中6日でしっかり投げ切れるよう調整して登板するのが本筋ですよ。さて、また楽天は負けて5年ぶりの8連敗を喫しました。 相手 スコア 先発 観衆(ホ-ムのみ)9月26日 日本ハム 1-2 古謝 --- 28日 オリックス 2-5 田中 25953 29日 オリックス 1-8 滝中 24799 30日 ロッテ 1-2 早川 24040 10月1日 ロッテ 1-5 岸 24621 CS進出逃す10月3日 ソフトバンク 2-4 古謝 --- 10月5日 日本ハム 2-3 藤井 2507210月6日 オリックス 1-8 早川 22346この8連敗中は2点以下しか得点できていないんですね。打線が全く機能していない。しかも8試合中6試合がホームゲ-ムなのに、そして毎試合2万人以上が見に来てくれているのに…。つい先日、今江監督の去就、つまり2年契約の2年目来季の続投は今のところ白紙で、最終決定は最終戦終了後に判断する、との球団関係者の発言があったとのことでした。 その発言が本当だとすれば、今の最悪な状況から、今江監督の留任・続投の可能性はほぼ消滅したと思います。消化試合で勝敗は二の次とはいえ、毎試合毎試合惨敗では、今江監督の采配というよりは、チ-ム掌握力に疑問を持たざるを得ません。何をやってもうまくいかない、チ-ムの狂った歯車を修正出来ない、手の施しようが無いように見えます。つまり監督の手には負えない、ということです。正直言って、これだけ何もできない監督だとは思っていませんでした。一つ良い事を挙げれば、今江監督の決定的な弱さが露呈したのが、続投が決まった後の来季ではなく、今だったということでしょうか? 今からなら今江監督を解任することが何の問題もなくできますから。繰り返しますが、今のこの時期の負け試合は何の問題もありません。でも、対戦相手も似たような状態にありながら、歯が立たない負け方ばかりをするのは、監督の力量の差だと言わざるを得ないと思います。やっぱり今江監督に来季を任せる訳にはいきませんね。早く辞めて欲しい!にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.07
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半年に一度のミスクネットのガレ-ジセ-ル初日。今日は天候に恵まれて、日本人、ベルギ-人など沢山の家族連れ方々にご来場いただき、有難うございました!明日10月6日(日)は朝9時から正午までやっておりますので、皆様のご来場をお待ちしております!(追記 : 明日は食器、漆器などなど、出品物を追加予定です)地図は次のリンクをクリックください。ガレージセール会場スナップショットをいくつか紹介いたします。まずはガレ-ジセ-ルの会場です。 前回に続きフィギュアも販売中庭では香取神道流の武術演技も行われました。 使われたのは真剣、木刀、なぎなたで、出演者は全てベルギ-人でした。明日は9時45分から、少林寺拳法の演武が行われます。ベルギ-人や日本人女性も演武するようです。お愉しみに!にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 :
2024.10.06
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賢井アナはスタジオに入るや否や、相棒の姿を探した。今度相棒を組むことになったのは、新人の女子アナということだ。何か変てこな名前だったような気がする。前回放送時にナレ-ションなどを務めた暗井は、視聴者の反応がすこぶる悪く、昨夜急遽降板が決定したと今朝聞いた。性格や声音が暗く、まるでお通夜の夜みたいだ、と視聴者からお叱りを受けたらしい。俺もあの声を聞いた時は気分が滅入ったものだから、あいつが居なくなって万々歳だ。そんなことを考えていたら、右肩をチョンと突かれて、不覚にも飛び上がるほど驚いてしまった。振り返ると目の前にいるのは、高校生かと見間違えるような小柄で細身の女性だった。童顔で、どっちかといえば可愛い顔立ちと言っていい。「賢井先輩ですか? そうですよね。私って結構勘がいいから、間違えることが無いんです。今日からこの番組の相棒役をさせていただく「河合井」といいます。よろしくお願いいたします」 そうだった、生意気にも『かわいい』などというふざけた名字なのだ。それにまた名字に「井」が付いているのだ。やれやれ、これじゃあ俺以外は皆左遷だなぁ。もちろん、そんなことはおくびにも出さず、「よろしく頼むよ。でも、ヘマはしないでくれよ」一応くぎを刺しておいたほうがいいだろう。こいつのヘマで、俺まで飛ばされたんじゃあ敵わないからな。さあ、番組が始まりました!番組MC賢井「こんばんわ! きょうも『イ‐グルスを斬る!』の時間がやってまいりました。総合司会の賢井と、今日から私のアシスタントを務めてもらいます河合井です。よろしくお願いいたします」アシスタント河合井「今回は、今季より先発にコンバ―トされた内星龍投手にスポットを当てていきま-す。彼のコンバ―トは成功だったのでしょうか? これから掘り下げていこうと思いま-す」 番組MC賢井「はい、そして今日もミステリー小僧さんにお越しいただいております。辛辣で傲慢で奇抜なコメントで、奇人変人としても知られております。何故か若い女性、特に小学生以下の女子層に絶大な人気を誇るそうで、小僧さん人形というものも売り出されているということです。にこりともしないむっつり顔が何とも可愛い、と評判だそうです。私には想像もつきませんが」ここからは河合井アナの、舌足らずで語尾を微妙に上げて伸ばす独特の語り口で、説明が始まる。"内星龍投手は今季から先発にコンバ―トされた、元リリ-フ投手で-す。自分から先発やりたい、という今江監督への直訴が実ったもので-す。では、この内くんの今季の成績はどうだったのでしょうか?来季も先発としてやっていけるんでしょうか?その辺のところを見ていきたいと思いま-す。《内星瀧投手の先発へのコンバ―トは成功だったのか?》まず今季の成績を見ていきます。10月4日現在のデータで-す。防御率 試合 勝 敗 QS率 回数 被安 本塁 四球 三振 失点/自責 被打率 WHIP3.58 20 6 8 40% 110.2 113 8 28 45 49/44 .278 1.27数字からは、先発転向1年目としては合格点なのではないでしょうか?ただ、9月8日を最後に、体調不良で登録を抹消されており、それ以降の登板はありません。また次のようなデ-タもありま-す。 防御率 試合当たり QS回数 被安打 被本塁打 与四球 投球回数 前半10登板 2.93 5.8 7 60 2 10(-6月12日)後半10登板 4.30 5.2 1 53 6 18 (6月25日-)こうしてみると、シーズン前半はベテラン投手並みの安定感ある投球でしたが、猛暑が始まった6月後半以降は、ガクンと調子を落としているのが分かりま-す。では、球種の割合と被打率を見てみま-す。 割合% 平均球速 被打率ストレ-ト 53 147 .285スプリット 27.5 137.6 .239スライダ- 12 130 .227カ―ブ 7.6 120.4 .222特に打たれている球種もない代わりに、決め球と呼べるものもないようで-す。番組MC賢井「ミステリー小僧さん、この成績だったら来季も先発は十分務まりそうですねぇ?」ミステリー小僧「フン、数字の上ではまあまあみたいだな。ただ球種が少なすぎるな。リリ-フで得意球があるならこの程度の球種でもいいが、先発では不足だろうて。おい、そこの舌足らずのネエチャンよ、さっきワシが言ったデータを見せてくれよ」ネエチャンと呼ばれた河合井アナは、顔を幾分紅潮させながらも落ち着いて1枚のパネルを取り出した。顔には出していないが、内心は怒り心頭だろう。アシスタント河合井「これですね、おじい様」 パリ-グ主力投手の球種 (投球割合5%以上)楽天 内 4 : ストレ-ト、スプリット、スライダ-、カーブ 楽天 早川 6 : ストレ-ト、カットボ-ル、チェンジアップ、カーブ、スライダ-、フォーク楽天 岸 4 : ストレ-ト、チェンジアップ、スライダ-、カーブ楽天 藤井 6 : ストレ-ト、スライダ-、ツ-シ-ム、チェンジアップ、カーブ、シュ-トハム 伊藤 5 : ストレ-ト、スライダ-、スプリット、カットボ-ル、ツ-シ-ムソフト 有原 6 : カットボ-ル、ストレ-ト、チェンジアップ、フォーク、ツ-シ-ム、カーブロッテ 佐々木 3: ストレ-ト、フォーク、スライダ-西武 今井 3+アルファ- : ストレ-ト、スライダ-、チェンジアップ (他に少数だがフォーク、カーブ、カットボ-ルあり) ミステリー小僧「この表の8投手のうち、もっとも球種の数が少ないのは3種類の佐々木で、逆に多いのは早川、藤井、有原などの6種類だ。伊藤は表では5種だが、割合は低いがあと3種くらいの変化球を投げるぞ」番組MC賢井「佐々木ロウキ君はたったの3種類ですか。それでも抑えられるんですねぇ」ミステリー小僧「そうだよ。佐々木のストレ-トとフォークは一級品だから3種でもいいんだ。今井のスライダ-も抜群だから球種が少なくても十分やっていける」アシスタント河合井「では内投手の球威はどうなんですか?」ミステリー小僧「フン、被打率を見ればわかるだろうが。内は得意球や決め球がない。ストレ-トは最速150キロちょい、平均では140キロ台後半しかない、ごく普通の投手だ。他の球種も特に切れがいいわけでもなし。ストレ-トの被打率がチョッと高いから、球種を増やしてその分ストレ-ト比率を下げたいところだ。もし1球種追加するなら、ワシならチェンジアップかカットボ-ルだな。打者のタイミングを外すならチェンジアップが良かろう。内のストレ-トは150キロ程度なのに、その割合は高すぎるぞ。これじゃあストレ-トに的を絞ればいいから打者は楽だろう」番組MC賢井「そういえば、今季大活躍した早川投手は確かフォークとカ―ブを習得したのが活躍に繋がったんですよね?」ミステリー小僧「その通りだぞ。昨季までの球種だったら、今季の覚醒は無かったろうて」番組MC賢井「では結論としては、内投手は1年目にしてはまずまずの成績だと。来季も先発で行くのであれば、球種を増やしたほうがいいだろうということですね?」ミステリー小僧「まあ、そんなところだな。なんだ全然面白くないじゃあないか。この程度のことなら、ワシが多忙な中わざわざ足を運ばなくても、もっとボンクラの奴にやらせれば済むことだろうが。この次はもっと真面なお題にしろ! タワケめが!」その通りでございます、ミステリー小僧様…。次回は…よく考えて書くようにいたしますです。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.05
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賢井はこの『身売りテレビ』に入社して2年の新進の若手アナウンサ―である。去年は研修と称して地方局に配属されたが、1か月前に急遽本社に呼び戻された。理由は分からないが、前任の先輩アナは左遷されたらしい、という噂を聞いている。どうも出演者が放送禁止用語を連発したのを止めきれなかったのが理由とか…。だが、そんなことはどうだっていい。ふふふ、お陰で俺は、若くしてこの人気番組のMCに抜擢されたんだからな。こんなことを頭の中で瞬時に考えて、彼は斜め左に腰かけている初老の男性をちらっと見た。やせこけた爺さんだ。カイゼル髭というんだろうか、なんとも見事な口ひげを生やしている。あまりに見事過ぎてかえって本物には見えないみたいだが、そんなことは訊くわけにはいかない。この爺さんには気を付けろ、余計なことは訊くな、というのをディレクタ-から言われているからだ。さあ、番組が始まるから集中するとするか。 番組MC賢井「こんばんわ!。楽天グル-プのスポンサ-でおおくりする『イーグルスを斬る!』の時間がやってきました。今日のゲストは、口も悪いし顔もまずいし頭もおかしいと評判の『うるさい球界のご意見番』ミステリー小僧さんでーす!」ミステリー小僧「ふん」番組MC賢井「ハハハ、相変わらず愛想が悪いですねぇ。今日はですねぇ、前回からの新企画『今年の楽天イーグルスの総括』と題しまして、イーグルスの成績、戦いぶりなどを分析しながら批評していこうじゃないか、というものなんですが。ミステリー小僧さん、この番組見てますよね? これご存じですよねぇ? 前回は『コンバ―ト編 則本のクロ-ザ-転向は成功だったか?』ということで、著名な方のご意見をお聞きしたんですよ。で、今回は『今江監督は成功だったのか?』というお題で、ミステリー小僧さんに、鋭くピリッと辛口のご意見をお聞きしようではないか、ということなんですが」ミステリー小僧「今江は石井よりボンクラかもしれんぞ。あいつはなぁ…」番組MC賢井「ああ、ミステリー小僧さん、ちょっとお待ちください! 先ずは今季の楽天の成績、戦いぶりを簡単に振り返ってみたいと思いますので。その後でご意見をゆっくりと拝聴したいと思いますので、よろしく」ミステリー小僧「フン、この番組観ている奴は○○○○ばかりだから、致し方あるまいのう」番組MC賢井「では、暗井アナ、よろしく」暗井アナが画面に映し出されたデータを、陰気な声で淡々と読み上げていく。声音や語り口は、何となくホラ-番組のMCにピッタリである。彼の長いおどろおどろしい説明が始まった…。"昨年10月、石井前監督の後を引き継いで監督に就任した今江監督です。昨季の開幕時は2軍の打撃コ-チだったのが、シーズン半ばで1軍打撃コ-チに配置転換され、シーズン後にはなんと1軍監督に抜擢されるという、いわばシンデレラボ-イのように、あっという間に現場トップにまで上り詰めてしまいました。最年少の監督就任ということで色々話題になったこともあり、また1軍打撃コ-チ時の『今江マジック』ということでもマスコミに取り上げられました。つまり、楽天イ‐グルスファンからしてみれば、かなり期待されて監督になった人と言っていいと思います。さて、その今江監督の監督1年目の成績をどう評価したらいいでしょうか?これからチ-ムの成績、彼のパフォーマンスを見ながらその点について考えていきたいと思います。《楽天イーグルス 今季の成績》10月3日時点1. 順位とチ-ム成績順位 試合数 勝 負 引分 勝率 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率 4 139 66 70 3 .485 485 566 72 88 .243 3.77 順位 借金3で4位。首位とは22.5ゲーム差、3位とは5ゲ-ム差 得点 リーグ4位 失点 リーグ最下位 本塁打 リーグ4位 盗塁 リーグ3位 打率 リーグ4位 防御率 リーグ最下位 盗塁以外の他の項目は全て、上位3チ-ムには及ばず、チ-ム力の差は明らかと言っていいと思います。特に失点と防御率は5位を大きく下回る、圧倒的な最下位でした。投手陣、特に先発陣は何度も崩壊しかけました。2. 順位推移開幕直後はつまずき最下位も経験しましたが、4月末からは3位と5位の間を行ったり来たり、交流戦以降は4位が定位置となり、3位に上がっても長くて数日で4位に陥落するなど好調を維持できずに、シーズン通して安定した成績を残せませんでした。最高順位は3位で、2位には一度も上がれませんでした。3. 貯金5月末に貯金がマイナス9のどん底でしたが、6月以降はマイナス3とプラス3の間を行ったり来たりで、結局貯金3が最高でした。4. 連勝と連敗5連勝が最高で2回 6連敗が最悪で2回 (現在継続中)大型連敗はありませんが、大型連勝もありませんでした。退屈な成績と言っていいと思います。5. チ-ム別対戦成績首位 対ソフトバンク 9勝16敗2位 対日本ハム 9勝12敗 3位 対ロッテ 11勝13敗5位 対オリックス 10勝14敗 6位 対西武 14勝10敗最下位の西武以外には、殆ど歯が立ちませんでした。6. 月別成績3・4月 11勝14敗1分5月 10勝13敗 6月 12勝9敗1分7月 12勝8敗8月 11勝12敗1分9月 10勝12敗 10月 3日時点で0勝2敗 (直近10戦は2勝8敗)7. 今江楽天の光と影1)交流戦初優勝 2013年のリーグ優勝そして日本一以来の『勲章』でした。この時は「ペナントレ-スも優勝するぞ!」と、興奮したものでしたが。2)悪夢の2試合大量失点敗戦5月21-22の対ソフトバンク戦で、0-21と0-12という歴史的大敗を連発しました。今季の無様で不甲斐ない楽天の試合振りを象徴する試合と言っていいと思います。3)上位進出を自滅で潰す勝負弱さが露呈3位になった途端に3連敗して4位に陥落。その後一時持ち直したかに見えましたが、最終盤に日本ハム、オリックス、ロッテに5連敗して万事休す。CS進出ならず。今季は「ここ一番」という大事な試合に勝てない。そればかりか連敗して自らチャンスを手放している、なんとも歯がゆい戦いぶりに終始。8. 今季の楽天の戦いを一言でいうと4位を本拠に3位から5位をうろうろし、勝ったり負けたりを繰り返す戦いぶり。勝負所での取りこぼしが目立ち、勝負弱さを露呈。これが今季の今江楽天イーグルスの戦いと成績でした。以上です。"《今江監督の評価》番組MC賢井「さてさて、ここからは今江監督の評価をしていきたいと思いますが、次の4つのキーワ-ドを基にご意見を窺わせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」ペナントレ-スの戦いぶりと采配順位チ-ム力若手の台頭と新戦力ミステリー小僧「よかろう。では、参るぞ」1)ペナントレ-スの戦いぶりと采配・貯金の最大が3、最高順位が3位というのは、シーズン通して一度も優勝争いに絡めなかったということだな。新人監督には荷が重すぎたということじゃよ。だがのう、普通の会社では、新米課長が売り上げを減らしたりシェア-を下げれば左遷の憂き目にあうぞ。だからぬるいプロ野球の世界でも、優勝はまだしもCSにも行けませんで、何もお咎めが無いと思ったら大間違いだよ。もし、何も起きなかったら、球団のお偉方は○○か○○○○だということだな。・それと同時に、「勝たなければいけない」大事な試合で勝てない勝負弱さが、何回も露呈したことか。特にCS進出を賭けた最終盤での5連敗は、CS進出を絶たれたのは勿論、チ-ムの未熟さとチ-ムをしっかり掌握・操縦しきれていない監督の力量の限界も示したと思うぞ。こやつはもうちっと勝負強い男かと思ッとったが、どうも見込み違いの様だったな。・それになぁ、交流戦で優勝できたのは快挙だが、その勢いをその後のリ-グ戦で発揮できなかったのは何故なんだ? なぜ急に失速したんだ? ここでも監督の手腕が問われたと思うぞ。・わしもブログでよう書いたが、采配ミスというか、判断ミスがよくあったな。まあ、ただこれはどの監督でもあることなんだが、今江の場合は時に信じられん采配をしとる。それも大事な試合にな。2)順位CSを逃がし4位に終わった結果がすべてじゃて。現場の最高責任者である監督の責任は重い。すみませんではすまんぞ。3)チ-ム力打撃力 : 新戦力の補強が無かったのでザックリいって昨年並みの成績だな。まあ個々の浮き沈みはあったが。つまりだ、現有戦力の底上げが全くできていなかったということだな。投手力 : 今季の投手陣は、悲惨だった去年以上に酷かったな。最悪だったのは、投手陣が何回となく崩壊寸前に陥ったこと。特に先発投手の不調が際立っていたな。こんなのは、キャンプ、オープン戦を通して投手陣の力を過信していたのではないか、という監督としてのチ-ム力評価と把握に甘さがあったんだろうて。あいつはホントに採点が甘いからのう。それじゃあ、『上』は務まらんよ。『上』の仕事は、問題点を探して直すように指導することだからな。4)若手の台頭と新戦力今季は目立った新戦力の台頭はほぼ皆無と言っていい、不毛の年だったな。9月になって安田や伊藤の活躍が目立つ程度で、シーズン通して新戦力とチ-ム全体の底上げは無かったぞ。新戦力の補強が無かったことばかり取り上げられて、肝心の監督の采配には皆の目が向かなかったな。番組MC賢井「では、今江監督の采配はどうだったんでしょうか? どう評価されていますか? ミステリー小僧さんはブログでかなり批判されていたようですが…」 ミステリー小僧「今江は元内野手でしかも打撃コ-チ出身だから、どうしても打線、打撃力を過信してしまうんだろうなぁ。楽天打線なんて、長打力は無いし細かい野球は盗塁が得意なだけでそれ程得意ではない。走者を送るのが下手だな。特に2塁にいる走者を3塁に進める打撃ができるものが少ない。投手力が強い今の時代じゃア、外野手の正面に飛んだヒットでは2塁走者はホームインできんからな。これじゃあ、野球が上手いソフトバンクや日本ハム、オリックスにロッテか、西武以外のすべてだな、細かい野球ができる彼らに適う筈なんか無かろうが。そう思わんか? 賢い坊やさん」番組MC賢井「先ほど『ここぞという試合に勝てない勝負弱さ』というのがありましたが、これは具体的には何がいけないんでしょうか?」ミステリー小僧「今までに何回もワシのブログで書いていたことだが、今江には執着心とか執念という気持ちが希薄だな。いや、希薄なんてもんじゃアないぞ。全くないのかもしれんぞ。大事な試合であれば、それを気持ちや態度や言葉や行動で皆に示さんといかん。大事な試合をミスで落した時は、選手を叱らなあかんよ。インタビュ-でも怒っていいんだよ。ミスを怒られた選手は、例えばバントを失敗したとする、その選手は必至で練習するだろう。今度失敗したら二度と使ってはもらえん、そういう雰囲気を作らにゃいかんぞ!仕事で、しかも大事な商談をミスでとれなかったら、上司は部下を怒るだろう? でも今江はそれができないんだなぁ。渋い顔して愚痴を言うくらいだろうな。たまに松井なんかが飛ばされたが、あんなのはシーズン中に1、2回程度だからな。気にくわないプレ‐やだらけたプレ‐をした奴がいたら、遠慮なく怒ればいい、2軍に落とせばいい。ただ、2軍に落とすのは良いが、その後のケア-はしっかりせんといかんぞ。ワシはなあ、選手は監督が何を望んでいるのか、何を評価基準にしているのか、はっきり理解していないんじゃあないのか、と思っとる。ありきたりの分かったようなコメントを出すよりは、こういうことは俺は嫌いだ、こういうプレ‐をする奴はいらんぞ、ということをハッキリ言葉に出したほうがいい。今江はアメの時は饒舌だが、ムチについてはハッキリ言葉にせんな。これじゃいかんぞ。それにだ、あ奴は自分のミスを認めようとせん。『あれは僕らの責任なので』と責任の所在をぼかして居る。そういうことでは下の者はついてこん」番組MC賢井「(大きく深呼吸をして)いやぁ、執念ですか、成る程ねぇ。因みにミステリー小僧さんは執念とか執着心はお強い方ですか?」ミステリー小僧「強いぞ。執念深いとよく言われるからのう」番組MC賢井「ハハハ、そうですか、気を付けないといけませんね(ヒヤヒヤ💦)…。ところで、最後に今江監督の去就ですが、どうなんでしょうか? 2年契約でしたから、普通なら来年もあるんでしょうが、この成績ではどうなんでしょうか?」ミステリー小僧「スポ―ツ紙の報道では、まだ去就が決まっておらぬそうだな。残り試合の采配ぶりを見て、とか書いてあったが。(その記事はこちらです)記事では球団内部で意見の相違、つまり解任派と擁護派が対立しているようだな。だがなぁ、残りの消化試合での結果を見て、一体何になるというんだぁ? 今まで観てきた真剣勝負での結果で判断できないのか? 出来ないとすれば、そいつは○○だな。間違いなく。じゃあ球団が明言を避けているのは、何故だ? まあ、ファンやマスコミの反応を見るためのアドバル―ンじゃろうな。最終盤に無様で無気力な試合を連発している今江を簡単に留任させたんでは、CSを夢見て真剣に応援していたファンの不評を買う恐れがある。球団としてはそれは避けたい。だからもう少し試合を見て、というのはタイミングをずらして、ということだろう。まあ、これは今江擁護派の戦略だろうが、今江がこの連敗を止められない、無様な試合を繰り返す、あるいはチ-ムに覇気が感じられないと判断されれば、例え消化試合でも、こうだろうな」と言って、右手を首のところで構えて手刀のように切る仕草を見せる。つまりクビ、ということらしい。番組MC賢井「それでは、ミステリー小僧さん自身のお考えはどうなんですか?」ミステリー小僧「ワシなら辞めてもらう。今江は勝負強い、ということで結構期待していたが、いざふたを開けてみたら『勝負弱い』と来ている。そうであればそんな監督は不要だな。極端な話、前半は最下位だっていいんだよ。要は143試合終わった時点で優勝、は無理でもCS圏内にいることだ。要は勝たなきゃいけない時には絶対に勝つ。そういうチ-ムに出来るかどうかが、良い監督と出来の悪い監督かの違いだろうな。今の楽天はそれとは真逆のチ-ムだな。そんなチ-ムにした監督なんぞ要らん、ということだよ。分かったかな、頭のいい坊やさん?」ということだそうであります。さて、今江監督の去就はどうなるんでしょうか?何はともあれ、今日はどうも不穏な発言は無かったようで、番組スタッフ一同胸をなでおろしていることでしょう。お疲れさまでした。PS) 今回は当初の予定を変更して、スポ―ツ紙で目にした『今江監督去就は未定』という記事から自分なりの考えを纏めてみた次第です。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.04
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今年2回目のガレ-ジセ-ルが、ブリュッセル市内のストッケル教会で開催されます。出展者は40-50家族ほどで、出品数は数千点(以上かな?)というベルギ-最大のガレ-ジセ-ルです。ブリュッセル以外の方も、是非お立ちお寄り下さい!開催場所と開催時間は次の通りです。第35回 ガレージセール 詳細日時: 10月5日(土)14〜16時 10月6日(日)9〜12時 (6日は直ぐ近く(同じ通り)のL'ecole de StockelでもBrocanteがあるようです)場所 : 会場は、毎度お馴染みのストッケル・ノートルダム教会です。地図は次のリンクをクリックください。ガレージセール会場皆様のご来場をお待ちしておりま-す。私はいつものように、ミステリ小説がお目当てです。前回の6月は、森博嗣の『笑わない数学者』を購入して大正解でした。そのほかにも20冊近く買い込んでしまいました今回もいい掘り出し物があります様に…。いつものように、私も会場で売り子をしております雨が降らないといいけどなぁ。あと、風も吹きませんように。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2024.10.03
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10月2日 水曜日 午後4時半 気温12℃今日のブリュッセルは、午前中は晴れていましたが、午後からはまたいつものどんよりとした曇り空で、寒い午後となっています。明日はどうなるのかなぁ2024年シーズンのペナントレ-スがもう直ぐ終わろうとしています。正確にはまだ続いていますが、優勝は勿論のこと、CS進出の可能性もゼロになった現在、残されたのは消化試合だけの無意味な戦いには、ほとんど興味が湧きません。なので、前回予告したように、これからは今季の楽天の『総括』をしていきたいと思います。個人的には、現時点では次のようなことを考えています。進行具合によって、タイトルや内容が変わっていくと思います。1. 今季の『コンバ―ト』の結果と評価 1)則本の『抑え/クロ-ザ-』へのコンバ―ト 2)内星龍の『先発』へのコンバ―ト 3)浅村の『三塁』へのコンバ―ト 4)藤平の『リリ-フ』へのコンバ―ト2. 今江監督の采配3. 先発投手陣の明暗4. リリ-フ投手陣の明暗5. 打撃陣の活躍度 等々、いくらでも出てきそうな気がします。まあハッキリ言えば、シーズン中に不満だったこと、おかしいじゃないか、と思ったことを、ほんのチョッと抑え気味にして書いていけばいい事なので。不満だけは余るほど持っていますから。選手個人についても書いていきたいですね。ここで一つ問題が。試合経過や結果をコメント付きで綴っていたシーズン中のブログとは異なり、自分の仮説が合っているのか、それなりに自チ-ムは勿論のこと、他チ-ムのデータも見ていかなければならないこともあると思うので、今までよりブログ作成に時間がかかってしまうと思います。つまり『総括』記事を毎日投稿するのは難しいでしょう。出来て週に2,3回程度になるかと思います。まあ、似たようなことは去年もやっているので、書き方のコツを覚えれば予想以上にスム-スに行くかもしれませんが。その代わり、別のブログ記事を頻度よく書こうかと思っています。前書きが長くなってしまいました。では、第一回はこれです!《則本の「抑え/クロ-ザ-」へのコンバ―ト》は成功したのか? 結果とその評価。この『お題』については、シーズン開幕当初から事あるごとに考え続けていたことなので、第一回目としては最も書きやすい内容といえます。 則本は昨季までは先発で登板して、昨季は8勝8敗の防御率2.61でしたが、クロ-ザ-の松井裕樹がMLBにFA移籍したことから、今季よりクロ-ザ-にコンバ―トされました。開幕後から初夏のころまでは、まずまずの投球と結果だったのですが、夏以降抑えで失敗するケ-スが目立ってきました。今季の成績を見ながら、彼に来季も抑え/クロ-ザ-を任すことがチ-ムの成績にとってプラスなのか、自分なりに答えを出していけたらと考えています。【今季の成績】則本は今季の最多セーブのタイトル(セーブ王)が確定しています。「だったら合格でしょ」とは簡単に結論付けられないのは、皆さんご承知の通りではないでしょうか。まず取っ掛かりとして、彼の今季の成績を見てみましょう。セーブ王を争った西武アブレイユとロッテ益田の成績と比べてみることにします。(最後の松井裕樹はおまけ(参考程度)で、2023年のデ‐タです)まだシーズンは終了していないので、10月1日現在のものです。 防御率 試合 勝 敗 セーブ 回数 被安 本塁 四球 三振 失点/自責 被打率 WHIP則本 3.46 54 3 4 32 52 57 2 11 44 21/20 .281 1.31 アブ 2.39 52 2 5 28 49 38 1 20 33 17/13 .220 1.18益田 2.59 44 1 4 25 41.2 27 2 14 35 16/12 .179 0.98 松井 1.57 59 2 3 39 57.1 38 3 13 72 14/10 .189 0.89私の記憶では、アブレイユと益田は前半戦にかなり苦戦していた印象(同点、逆転を許してしまったケ-スが散見された)があったのですが、後半戦はしっかりいい成績を残してきたようですね。こうして比べてみると、則本の成績というかパフォ-マンスはセーブ王(最多セ‐ブのタイトル)の割には、パッとしない成績ですね。防御率、被打率、WHIPなど、主な指標はよくありません。アブレイユと益田と比べると、かなり劣って見えます。この成績でよくセーブ王を取れたもんだと、むしろそちらの方で感心してしまいますね。これは私が抱いていた印象とよくマッチしています。『一人走者を出すと、走者を二塁に進められてヒットで失点』という、則本得意のパタ―ンです。特に2死無走者から2連打、3連打で失点されるケ-スもありました。つまり、一人でも走者を出した時点で、かなり失点のリスクが高くなるということです。一方で上のデ‐タからは、私がよく口にしていた(正確には『書いていた』ですが)"三振の取れない投手"というのは当たらないようですね。ここで私が抱いていたことは、『いざという場面で』三振が取れない投手、ということなんですが。まあ、松井裕樹には敵わないということで、ご勘弁くださいでは、今季の月別の成績はどうなっているのか見てみます。 防御率 試合 勝利 敗戦 セ‐ブ 回数 被安 被打率 WHIP3・4月 0.00 10 1 0 5 10 8 .229 1.005月 2.25 8 0 0 6 8 5 .179 0.636月 4.32 9 0 0 7 8.1 11 .324 1.447月 3.12 9 2 1 4 8.2 10 .294 1.278月 5.63 8 0 1 4 8 9 .273 1.509月 6.00 10 0 2 6 9 14 .359 2.005月までは安定した投球をしていたんですね。私の記憶でも、交流戦の第一週目までは、相手打者が手も足も出ないような素晴らしい投球をしていましたから。それが6月以降は散々な成績になっていきます。特に9月は酷すぎますよ。防御率6.00で6セ‐ブ挙げたなんて信じられません! 結局は、6月以降は調子を戻すことがありませんでした。疲労による球威と制球の低下、が原因でしょうか?では最後に、球種別での被打率データを見ることにします。 3投手で比較します。ミスリ-ドを避けるため、配球割合が5%以下の球種は除いています。 則本 アブレイユ 益田 割合% 球速キロ 被打率 割合% 球速キロ 被打率 割合% 球速キロ 被打率ストレ-ト 48 150.5 .305 41 155.9 .240 63.5 148.6 .206 フォ-ク 28 139.5 .296 --- --- --- --- ---- --- スライダ- 15 132.6 .233 24 142.6 .237 16 134.2 .136 カ―ブ 6 114 .000 --- --- --- --- --- --- ツ-シ-ム --- --- --- 30 155.6 .176 --- --- --- シンカ- --- --- --- --- --- --- 21 134.4 .125こうしてみると、則本が全投球の75%を投げるストレ-トとフォークの被打率が約3割なのに対して、同割合で比較してみると、アブレイユの被打率は約2割(ストレ-トとツ-シ-ムで71%)、益田が被打率1割台後半(ストレ-トとスライダ-で約80%)となり、則本の場合はメインの球種で見ても被打率が格段に高いことが判ります。被打率から見て、則本のスライダ-とカーブは合格レベルですが、投球全体の5分の1程度ですから、『決め球』というよりは『打者のタイミングを外す』『打者の目を逸らす』くらいの球種と見たほうがいいでしょう。つまり現在の則本の投球では、『決め球』という、ピンチに威力を発揮して自らを救ってくれる『武器』が無いことになります。これで抑えをやっている訳ですから、大事な大事な最終回を任せるのは『かなりヤバい』と言わざるを得ないと思います。綱渡りなのも頷けるというものです。では、もし被打率.233のスライダ-を多投したらどういう結果になるでしょうか? 何とも言えませんね。割合が低いからそれ程打たれていないのか、たまたま制球が良かったからなのか、上のデ‐タからでは何とも言えないと思います。まあ、少々配球や割合を変えたくらいでは、どうにもならないレベルの被打率だと思います。【成績の評価と考察】以前、則本が救援に失敗しそうになった時のブログに、こんなことを書きました。スポ―ツ紙の記事より引用しました。『シーズン開幕前には、17年WBCで選手と投手コーチの間柄だった権藤博氏(85)からクローザーの心構えを学んだ。「カッコ悪くても抑えれば、抑えはそれが正解だから」との金言。「その言葉は常に頭には入れて、勝ちの展開で最後の27個目のアウトを取ればいいんだって気持ちでやってます」。失点してもいい。最終的に1点でもリードを守ることに集中する』まったくもってその通りなんですよ。いくら走者を出しても、失点してもいいから、『最後はしっかりと抑えて』勝利をもたらしてくれれば、何も文句は言いません。(ただし、これには『心臓に悪い』という健康上のリスクは含んでいません)。でも実際には、そうじゃないことが多々あるから文句を言いたくなるんですよ!これまで見てきたように、則本はピンチで相手を力でねじ伏せられるような『得意球』や『決め球』が無いので、則本を抑えとして使い続ける時は、リードが3点以下の場合は、かなりの確率で同点又は逆転されるリスクがあることを覚悟しなくてはなりませんね。でもこんな条件を付けたら、則本を抑えとしては絶対に使えませんよ。だって楽天というチ-ムは打力が売り物ではなく、少ない点差を投手リレ-で凌がなければならないチ-ムですから。私としては、来シ-ズンも則本を抑え/クロ-ザ-として起用し続けることには大反対です。【来季のクロ-ザ-構想】《クロ-ザ-候補者》今年は、昨年まで先発として一向に芽が出ずに居場所が無かった藤平が、リリ-フ陣の一角として一本立ちできた年でもあります。いや、藤平はいまやリリ-フ陣の柱と言ってもいい存在にまで成長しました!また、24試合(正確な数字は覚えていません)連続無失点試合を記録した鈴木翔天もいます。私としては、今シ-ズンに大成長を遂げたこの2人をクロ-ザ-として起用できないか、という考えを持っています。何はとも有れ、まず今季の2人の成績を見ていきましょうか。 防御率 試合 勝 負 ホールド 回数 被安 奪三 四球 被打率 WHIP藤平 1.66 44 0 0 19 43.1 28 52 12 .185 0.92 翔天 1.74 47 2 0 22 46.2 21 47 20 .138 0.88なんとまあ、2投手とも素晴らしい成績ですね! 特に、藤平は奪三振の多さと与四球の少なさ、ですね。鈴木翔天も奪三振をとれるところがいい。懸念は与四球の多さかなぁ。四球で走者を出して長打されることもありました。要注意です。では2人の球種別の被打率を見てみます。参考の為に則本も入れています。起用しているポジションが違うので、単純な比較はできませんが。 則本 藤平 鈴木翔天 割合% 球速キロ 被打率 割合% 球速キロ 被打率 割合% 球速キロ 被打率ストレ-ト 48 150.5 .305 63 150.6 .182 64 150 .163 フォ-ク 28 1395 .296 31 140 .159 --- ---- --- スライダ- 15 132.6 .233 0.9 --- --- 24 133 .030 カ―ブ 6 114 .000 5.1 122.6 .429 1.6 --- --- ツ-シ-ム --- --- --- --- --- --- 10 138 .214 ウ―ン、この2人の被打率は素晴らしい!藤平は、全投球の94%を占めるストレ-トとフォークの被打率がそれぞれ.182と.159、もう一人の鈴木は、全投球の88%を占めるストレ-トとスライダ-の被打率が.163と.030ですから、則本とは比較にならない程安定していると言えます。ただし、彼らを抑え/クロ-ザ-に起用して、似たような成績を上げられるかは、ハッキリ言って未知数です。リードして最終回にマウンドに上がった時のプレッシャーは、単なるリリ-フ役の時とは比べ物にならないくらい重いでしょうから。《起用方法》では、彼ら二人のどちらを抑え/クロ-ザ-に起用するのが良いのか、あるいは併用にするのか?個人的には、2人の併用が良いと思います。どんなに球威があって決め球もある投手でも、1シーズン休み無く起用に応えるのは、経験の浅い彼らには酷というものです。まず務まらないでしょう。現実的な案としては、2人併用で起用するということです。併用とは、一方を開幕から起用して、疲れが出てきそうな時点でもう一方にバトンを渡す、というものです。まあ、言葉で言うのは簡単ですが、これを実際に当てはめてみるのは容易ではないでしょう。そもそも2人のコンディションが良くないと成り立たないし、こちらの都合よく運ぶかどうかは怪しいところがありますから。ただ、だからと言って則本に来季もクロ-ザ-を任せるというのは、これだけのデ‐タがそろっているのですから、それは難しいというか無いでしょう。あるとすれば後述しますが、今江監督の『遠慮』でしょうか?一つだけ例外があります。今季の則本の不調の原因がはっきりしていて、オフの間に対策あるいは調整が可能であると判断された場合です。そういうことであれば、それに対しては異を唱えるつもりはありません。少なくとも今季よりはよくなるのでしょうから。《来季の則本の処遇》実は、これが最も厄介な問題なんです。今季のクロ-ザ-起用は、今江監督のたっての願いで実現したもので、プライドが人一倍高く「そうまでして頼まれれば断れない」と意気に感じて引き受けた則本にしてみれば、1年目に満足のいかない結果になったからといって、はいそうですか、といってクロ-ザ-を『降りる』とは考えにくいですね。彼のプライドが許さないということです。勿論、彼自身も今季の成績には納得してはいないでしょうから、何らかのことはオフにするとは思いますが。ただ、あの酷い被打率が大幅に改善するとは思えないので、多くは期待できないでしょう。また、クロ-ザ-へのコンバ―トを説得した今江監督にしてみても、初年度の成績が悪かったと言って、「じゃあ、また先発に戻ってよ」とは言えないでしょうね。遠慮というよりも『監督としてのプライド』、いや『監督としての責任と言葉の重さ』でしょうか。発言をころころ変える監督に、選手は付いてこないかもしれませんからね。じゃあどうするのか?最も現実的な対応としては、監督と投手コ-チが則本本人と腹を割って話し合い、彼の希望や意思を考慮しつつ、チ-ムとして最善の策を選択するしかないと思います。(則本の口から「もう抑えは無理です」という言葉が出ればいいのですが)私なら迷わずに『交代』ですが…。来年も則本と『心中』するのは嫌ですから。さてさて、今江監督の判断はどうなるでしょうか。もしかすると、最初から則本続投しか考えていないかもしれません。いや、きっとそうでしょう。そうすると、今年同様の、いや来年は『ノリのホラ-劇場』がもっと凄まじい恐怖の出し物で新規開演するかもしれないですね。恐ろしいことです…。 にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.02
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10月1日 楽天1-5ロッテ岸以外はやる気が見られない、またもや無様な試合を見せてくれました。これだけあからさまに無気力な様を見せつけられると、選手もそうですが監督の手腕にも?マークが付きそうですね。とにかく酷いとしか言いようもありません。 これで、楽天は3位の望みは無くなり4位が決まり、パ・リ-グ6球団すべての順位が確定したことになります。楽天イーグルスファンの皆様、6か月間応援お疲れさまでした! それにしてもですよ、この酷い成績を見てください!9月1日以降 10勝13敗直近10試合 2勝8敗9月26日以降 5連敗 特に5連敗中の得点は1,2、1、1、1と貧打線の大復活でした! これでは先発投手が好投しても勝てるわけがない! 何というだらしのない、無気力な、やる気のない試合振りであり成績なんでしょう! それに5連敗中の殆どがホーム試合でしたから、まさに開いた口が塞がらない有様です! 「最後に力尽きた」という表現は当てはまりませんね。ロッテを連破して3位に這い上がった途端、3連敗と今度の5連敗ですから、自分勝手に『自滅』した、というのが適当な表現でしょう。約6か月間の戦いを見てきて何度か思ったことですが、楽天は1軍で使えそうな選手の数が少ない気がします。一言で言えば『選手層が薄い』ということだと思います。大事なこの時期の5連敗中は、スタメンの顔ぶれはほとんど同じでしたから、当たっていない人でもスタメンで使わざるを得ない、悲惨な状況だったと思います。おもえば今季は先発投手陣がほぼ崩壊していた時期が何度かありました。故障や体調不良などで投手が抜ければ、どのチ-ムでもやり繰りが大変ですが、楽天の場合は2軍から1軍に引き上げられる投手自体が不足しているため、事態はより深刻であったかもしれません。もう少し戦いようがあったのでは、と残念に思いますが、終わってしまったことですから愚痴はこのくらいにします。明日からはもう真剣試合は無くなりますから、だらけた消化試合が中旬近くまで続くだけです。気になる個人記録もない様なので、退屈極まりないこれからの10日間になりそうです。その後はもっと退屈になるでしょうが…。これからは、出来るだけ早くに『今年の楽天イ‐グルスの総括』を書き出して考えを纏めていきたいですね。このブログを投稿したら、その作業に取り掛かろうと思います。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.01
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9月30日 楽天1-2ロッテ楽天の先発陣で、最も安定感があり信頼出来る早川を出しても、やはり勝てませんでした。残念ながら、監督、投手、野手打者のどれをとっても、叩くべき相手のロッテには敵いませんでした。頑張って頑張って頑張ったかもしれないけれど、3位に入れなければ何の価値もありません。石井前監督に言わせれば、3位になっても「3位何て、俺に言わせればBクラスだ」とか何とか言われた監督もいましたから、3位にもなれなかった監督(前監督もそうでしたが)は何と言われるんでしょうかねぇ? これで4連敗。楽天とロッテの残り試合を合わせても9試合しかない現時点で、ロッテと4ゲ-ム差は絶望的と言わざるを得ません(無念…)。数字上の可能性は残っているようですが(ロッテは残り3試合で1勝すれば3位確定。例えロッテが3連敗しても、楽天が逆転3位になるには残り6試合を全勝することがマスト)、私の中では100%無理だという私がいます。去年は終戦が10月10日でしたから、今年はかなり早くなってしまいました。まだ確定している訳ではないですが…。いつも同じことを言っていますが、このチ-ムは「ここぞという試合」に本当に不甲斐ない戦いぶりばかり見せてくれますよねぇ。これって単に選手の能力不足、技術不足から来ているのか、それとも監督の采配やチ-ムのまとめ方に問題があるのか? 3位の可能性が限りなくゼロに近づいた今、これからは試合経過と結果は簡単に済ませて、今季の楽天の問題点を洗い出していくことに重点を置いていきたいと思います。まあ、『総括』みたいなもんですね。ただ、まだ何を書こうか全く白紙の状態なので、これから今後の試合結果をチラチラ横目で見ながら、考えを纏めていければと考えています。開幕前の下馬評では楽天の順位は誰に訊いてもBクラスでしたから、「4位ならば頑張ったじゃないの」という声も聞こえては来るでしょうが、昔も今もBクラスで「よく頑張ったね」というのはおかしいですよね? 最低でも3位以内に入ってCSに進んだ時に「優勝は出来なかったけど、CSに行けるんだから頑張ったよね」とは言えますけどね。このブログは思いついたことを勝手気ままに書いているので、明日からも今季の総括と反省について、バシバシ思ったことを書いていきたいと思います。さて、ホントに何か真面なことが書けるのか、心配なところもありますが…。まあ何とかなるでしょう PS)明日から、退屈で面白くないシーズンオフが始まりそうで、なんとも憂うつです…。にほんブログ村の住民で、3つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2024.10.01
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