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20代の頃から私のベースカラーはネイビーと白です。この2色はいつでも私に安心感と幸福感を与えてくれるしみじみ好きな色です。ですが、ここ数年、冬になると、ともすれば清涼感あふれがちなこの2色の組み合わせが少し寒々しく感じるようになりました。そのかわり、クローゼットに増えたのがグレージュやピンクを含んだベージュです。気がついたら、秋冬物のトップスはオフホワイトからグレージュ、ココアブラウンのグラデーションになっています。左からオフホワイトパフスリーブニット(VERMEIL per iena), オフホワイトタートル(Sloane), ボウタイブラウス(E by eclat), グレージュVニット(ユニクロ), グレージュタートル(ユニクロ),ココアブラウンタートル(Sloane).オフホワイトやグレージュってウールやカシミアなどの冬素材や革製品ととても相性がいい色ですよね。豊かであたたかくみえます。手持ちのパールやダイヤとの相性も抜群。でも、若い時はその良さがよくわかりませんでした。こんなグレーかベージュかよくわからない中途半端な色より、グレーのほうがよっぽど良かった。今もグレーは大好きですが。実際、若い女の子にはあまり似合わない気がします。若い人ならクリアなグレーのほうが清潔感が引き立つと思う。クローゼットの新入りカラーはまだうまく着こなせず、あわせるボトムスは同系色やオフホワイト、逆にコントラストをつけてネイビーやブラックなど試行錯誤中です。左からブラックデニム(ユニクロ)、ネイビーテーパード(PLST), ブラウンワイドパンツ(feerique), オフホワイトワイドパンツ(Noble).今のところ、同系色で合わせるより、ブラックデニムと合わせコントラストをつけるのが一番すっきり着られるような...(それにしても、ブラックデニムがヨレヨレですね)背が高いので全身同系色で合わせると間延びしてしまいます。グレージュのコートや小物類も少しずつ増えてきました。こうして見ると、ベージュに含まれるグレーや赤の分量が少しづつ違いますね。できれば色味を揃えたいのですが、なかなかぴったりの色のアイテムが見つかりません。ネットショップでは、色味の違いもさることながら色名もグレージュのほか、ベージュ、トープ、ヘーゼルナッツ、モカなどになっていて難しいです。でも、もうしばらくグレージュ愛は続きそうなので、少しずつしっくりくるアイテムを揃えていきたいと思います。気になっているグレージュのショルダーバッグは色味が合っているかどうかわからず、ずっと迷い中。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓チョコ色のチョコをちょんしていただけるとうれしいです。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.31
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冬の服を着るようになって、3ヶ月あまり。よく着るものと着ないもの、着たくないもの、明暗がはっきりしてきました。このタイミングを逃さず、着用頻度が低いものを手放すことにしました。まずは7年前に買った淡いグレーのモヘアのマフラー。丁寧に手洗いして大切に使ってきたのですが、さすがに厚みやふんわり感がなくなってきました。首に巻いても、当時のボリュームが出ません。名残惜しいですが、もう寿命でしょう。会えてよかったと感謝しつつお別れします。お次はキャメルのブーツ(corso roma)とネイビーのパンプス(Grise)。ブーツは黄味の強いキャメルが、私のメインカラーであるグレージュとどうにも相性が悪かった。パンプスは私のもう一つのメインカラーであるネイビーに合わて買ったものですが、型が合わず1時間で足が痛くなります。痛い靴はどうしても履かなくなるのでお別れします。春になったら歩きやすいネイビーのフラットシューズを探します。そして、この秋、買ったZARAのジョガーパンツ。冬用に明るいボトムスが欲しいと買ってみましたが、私がはくと完全にパジャマです。何をどうしてもやっぱりパジャマバリエーションを広げようとして失敗する好例です。久々にやってしまいました。どうして私は何度失敗してもこうやって時々ふらふらと目新しいものに手を出してしまうのだろう。深く反省して、負の遺産は速やかに処分。最後に番外編です。実は、私にとってはこれが一番の大物でしたが、銀行口座を3つ(!!)解約してきました。もうひとつの口座はエコ通帳にしてあったので写真がありません。年末に自分の貯金を見直した時に解約しようと思ったものです。久しぶりに銀行に行き、行員さんに色々と相談して、一番いい形ですっきり口座を整理できて大満足。確定申告が終わったら、もう一つネットバンクの口座を解約する予定です。以上、今年最初の断捨離の記録でした。少ないモノで暮らす素敵な大人のシンプルライフゆるミニマル最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.28
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年始から使い始めたホットマンのバスタオルとフェイスタオルがすごくいいです。これまでバスタオルはScopeのミニバスタオル、フェイスタオルは楽天でも大人気のヒオリエのタオルを使っていました。どちらも気に入っていましたが、冬になり、毎日、部屋干ししていたら匂いが気になるように。Scopeさんグレーのハウスタオルが値下げ中ですね。フェイスタオル 1320円→1001円ミニバスタオル 2530円→1900円もっと薄くてコンパクトな速乾タオルがないかと試しに買ってみたのがホットマンのタオル。とにかく薄い!!*ヒオリエはデイリータイプです。いかがでしょう?Scopeのタオルも薄めですが、さらに薄いです。しかもヘアバスタオルという名前で、Scope、ヒオリエと同様、小さいサイズのバスタオルがあります。Hotman/ヘアバスタオルHotman/フェイスタオル薄くて小さいと、体が拭き切れないんじゃないかと心配になりますが、そこは別名「1秒タオル」。さっと拭き取れます。ガタイのいい夫でも問題ないとのこと。肝心の洗濯後の乾きもばっちり。浴室乾燥の設定を1時間短くできます。Scope、ヒオリエとのサイズ/価格を比較してみます。■ミニバスタオル(ヘアバスタオル) サイズ 価格(税込)---------------------------------------Hotman 50x100cm 2420円Scope 60x100cm 2530円ヒオリエ 53x100cm 1200円(ホテルスタイル)---------------------------------------■フェイスタオル サイズ 価格(税込)---------------------------------------Hotman 35x 90cm 1100円Scope 34x100cm 1320円ヒオリエ 34x 85cm 424円(デイリー) 660円(ホテルスタイル)---------------------------------------サイズは幅や長さが少しずつ違う程度。Scopeのよりもフェイスタオルが少し短いですが、洗髪後、頭に巻くのには十分です。お値段はバスタオル 、フェイスタオルともScopeとはほぼ同じで、ヒオリエの2-2.5倍。ヒオリエと比べるとかなり高めですが、そこは品質の違いかと。*ヒオリエはデイリータイプです。上の写真、ちょっと見づらいですが、ヒオリエのは他の二つのタオルと比べて、パイル密度が低く糸も太め。そのため、ちょっと毛羽立ってみえます。ヒオリエはホテルスタイルも使っていましたが、もう少しパイルがしっかりしていて、お値段もそこそこ。デイリーよりもコスパがいいと思います。ただ厚みがあるのでふかふかしたタオルが好きな方向き。ヒオリエのホテルスタイルシリーズ/ミニバスタオルミニバスタオルよりも幅が10cm狭いビッグフェイスタオルというわけで、Hotmanのタオル、すごく気に入り、しばらく使ってみたいと思っています。わが家のタオル・クロス(ふきん)丁寧な暮らし最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.25
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前に飼っていた柴犬のブブは実によく人の言葉を理解しました。でも、それに気づいたのはブブが旅立った後。友人のワンちゃんを数日預かった時のことでした。久しぶりに家に犬がいるのがうれしくて、弾む気持ちを声に乗せ、「さあ、お散歩行こ!」「もうすぐうまうまだよ!」テンション高めに話しかけます。ブブならば、「ホイきた!」とばかりにしっぽぶんぶん、全身で喜びを表すところです。ところが、ワンちゃんはきょとん。ん?どったの?おちゃんぽだよ?うまうまだよ?あら、言葉が通じない...まあ、考えてみれば当然です。友人とは年中行き来していて、ワンちゃんとも仲良しでしたが、一緒に暮らしているわけではないのですから。そしてはじめて気づきました。ブブと私たちは長く一緒に暮らすうちに、言葉や表情や仕草で自在にコミュニケーションをとれるようになっていたことを。それはもうブブと私たち家族だけの特別な言葉だったのです。ブブの写真ももっといっぱい撮っておけば良かった。===================ですからチョコが来た時も、そう簡単におしゃべりできるようになるとは思っていませんでした。実際、チョコはとてもシャイでしたし、こんな犬がいるのかと驚くほど自分の欲求を表に出さない子でした。おしゃべり以前に、私はチョコがうれしいのか悲しいのかすらよくわからず、いつも少し不安でした。だけど、最近、チョコとおしゃべりしている感覚があります。「おちゃんぽだよ」と言えばいや〜〜んと逃げる。「チョコ、だっこ」と言えばお尻をこっちに向けて抱き上げられる体勢になる。チョコ、胸にパン屑ついてるよ。チョコの心の声も聞こえてくるようになりました。私が出かける準備をしていると、前に回り込んできては、こちらを見上げるこの仕草。今度はお口のまわりにヨーグルト...そう言ってますよね?そして私が大好きなのが「まま、はやくおいでよ〜!」夫と3人で散歩すると、いつもチョコと夫が先に行ってしまうのですが、チョコは遅れがちな私を数mごとに振り返って確認します。私を確認するとなぜかちょっと飛び跳ねる。それが私には「はやくおいで〜」と言っているように見えます。===================チョコと出会って、来月で丸1年。ようやく私たちはここまでたどり着きました。初めの頃は、なかなか心を開いてくれないチョコに途方に暮れたこともありました。暗くなった部屋で、泣きながら、「保護犬、なつかない」なんてキーワードでネットを何時間も検索したりして。それも今は笑い話。チョコ、これから私たちはきっともっと上手におしゃべりできるようになれるね。女同士、いっぱいおしゃべりしようね。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.21
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年末に新しいダウンコートを手に入れました。買おうかどうしようか迷っていたのですが、保留中だった誕生日プレゼントとして夫が買ってくれるというので、ありがたく。買ったのは、ケープホーンのもの。前の記事にも書いたとおり、機能性の高いダウンの中では比較的お手頃なブランド。ブランドロゴが目立たず、比較的コンパクトなシルエットが決め手になりました。色はオフホワイトで明るい茶色のファー付き。これの色違いです↓私が着るとこんな感じです。比較的スリムとはいえ、手持ちのTatrasのダウンと比べるとかなりのボリューム。でも、今のダウンよりも暖かくなければ買う意味がありません。なんと-25°Cにも耐えられるらしい。流氷も見に行ける(笑)。襟が高く上までボタンを止めると首が暖かいです。このボタンが好き。札幌の人は雪が降るとフードを被りますが、サイズを調節できる実用的なフードつきです。実際に着てみると、本当にあたたかいです。下はキャミソール型ヒートテックと薄手のセーター一枚で十分。地下街が発達した札幌ならここまで暖かいダウンは必要なかったかも?と思ったりもします(笑)。でも、すごく寒い日でも、これさえあれば安心。すでに毎日のように着ています。お共はやはりオフホワイトのボア手袋と帽子にもなるネックウォーマー!!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.17
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今日は前の職場の人とオンラインミーティングでした。退職してからも、プロジェクトの残務処理をしているため、今でも時々、打ち合わせをします。普段だらだらしているくせに、打ち合わせでは、不思議と仕事モードに切り替わります。これまで身につけたものはそう簡単にはなくならない、自分を少し誇らしく感じる瞬間です。==========================私が最後に参加していたこのプロジェクトのチームは、私史上最高のチームでした。チーム内では、仕事につきものの人間関係のゴタゴタがなく、懐の広いチームリーダーのもと、それぞれがのびのびと働いていました。メンバーの年が近く、気楽さもありました。仕事関係の飲み会は苦手な私ですが、このプロジェクトのイベントは喜んで参加していました。退職時にプロジェクトのメンバーからもらったスギの器。仕事にちなんだものです。人生には振り返ってみると、きらきらと輝いている瞬間というのがあります。部活が終わり、仲間と並んで歩いた夏の日とか、光に満ちた教会で結婚式をあげた真冬の朝とか。時間や人、その時の気温や空の色。たくさんの偶然が重なって生まれる美しい時間。だから、どんなに願っても二度とは取り戻せない。このプロジェクトもきっとそう。5年後、10年後、きっと私はこの時のことをまぶしく振り返る。私の最後の仕事がこのプロジェクトで本当に良かった。この不思議な形の木はナンヨウスギ。プロジェクトのメンバーの出張土産です。モニター越しに打ち合わせしていると、北海道に引越したのも、仕事を辞めたのも全部、夢だったような気がしてきます。明日からまたいつものように仕事に行くような...でも、それはやはり選ばなかった人生への未練というもの。これからもメンバーとはつきあいがあるでしょう。だけど、それは同じ方向を向いて働いていた時の関係とはやっぱり違う。もう私があの場所に戻ることはありません。私がそれを選んだのです。さあ、だからもう、年度末までにはこの仕事をきっぱり片付けよう。そして次の人生に向かって歩き出そう。ほんと、これが進まないんだ(涙)。チョコのせいだ。チョコが可愛いすぎて仕事に集中できない。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.12
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昨日、夫と一緒にクロスカントリースキーの講習会に参加しました。青空のもとのクロカンはとても気持ち良くて、この冬の楽しみになりそうな予感がしました。でも、今日はそれではなく、その時に感じた夫婦の関係のことを書きたいと思います。こんな景色の中をスキーで歩きました。気持ち良くないわけがない。実はこの講習会、2日間の予定でしたが、私は初日の内容でいっぱいいっぱいだったので2日目はキャンセルすることにしました。「努力・根性」教信者の夫は、そういうのをよしとしませんが、レジャーに根性は無用と、私はささっと自分の分のキャンセル手続きをしました。おかげで、今日は昨日できなかった家事をし、チョコと遊び、午後からはカフェですごして充実した時を過ごすことができました。ん? それがどうした? そんなの当たり前でしょ?って思う方も多いですよね、きっと。夫婦だって、興味も違えば、体力も違う。いつも一緒に行動しなければいけないわけじゃない。「私、疲れたからパス」ですむ話。そうですよね。だけど、私は今までなかなかその「私はパス」が言い出せませんでした。=====================私たち夫婦は同業者で、同じプロジェクトで仕事をすることもあったので、そういうシチュエーションが多々ありました。たとえば、よりよいデータをとるために、もう1回出張して、調査するかどうかという話が出る。夫はそういう時は間違いなく出張するタイプ。できることは全部したいマキシマリストです。私は今のデータでそこそこの結果を出せるなら、わざわざ出張したくない、効率重視派。最近は、競技ダンスを一緒にやっているため、そこでも同じようなことが起きます。たとえば、次の競技会に出るかどうか、今週もう1回練習をするかどうか。夫は基本、出られる試合には出たいし、練習は1回でも多く、1時間でも長くしたい。私はそれほど体力がないし、持病もあるので、無理して頑張りたくない。で、こういう議論になった時にどちらに分があるかと言ったら、やはり「努力する」ほう。「努力する」って日本では美徳でしたよね。特に高度成長期を支えた世代とその世代の親に育てられた私たち世代にとっては。それに、万が一、結果が悪かった時に、もう1回調査していたら、練習に行っていたら、最善は尽くしたからしょうがないって言える。だから、こういうことで議論する時、夫は正々堂々と正論を述べられる。その夫を前に、私は完全にディフェンスで、言い訳がましくなる。シンプルに「私はパス」と言えないのです。うらやましいわ、ママ。それでもチョコは世界一かわいいもの。でも、ここ数ヶ月、自分と向き合うワークをしていて気づきました。結局、夫に私の理を納得してもらおうとあれこれ言い訳するのは、パスした結果おきるかもしれない不都合の責任をとりたくないってこと。不都合が起きた時に、だから言ったじゃん、と責められるのが嫌なのです。だから、夫に私の言い分を認めて欲しい。でも、パスしたいなら、本当はただそうすればいいのです。もし不都合がおきたらその時は素直に判断ミスを認めればいい。それだけのこと。夫には夫の、私には私の価値基準がある。どちらかの価値基準に無理に合わせるのではなく、時には勇気を持って2人の間に境界線を引く必要がある。=====================たかがスキー講習をキャンセルしたくらいで、話が大きくなりました(笑)。でも、私にとっては大きな気づきと大きな一歩でしたので、書いてみました。一番身近で、ずっと一緒にいたい人だから、夫婦の関係は何年経っても、面倒であっても、時々、丁寧に見直して、手入れしなければいけないように思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.11
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しばらく前、看護師をしていた方と話す機会がありました。持病があることを話すと、その方は、「自己免疫疾患の人は感情を抑え込む人が多い気がする」と言いました。病気とメンタルなことを安易に結びつけるのはあまり好きではありません。でも、その時はその言葉がすとんと腑に落ちました。思い当たるふしがあったから。=====================5年前、緊急入院し、病状がひと段落した頃のことです。朝、目覚めて病院のベッドにいることを思い出した時、「ああ、私、今日も仕事に行かなくていいんだ」そんな言葉がポロリと口から出ました。今日だけじゃない。明日も明後日も仕事に行かなくていい、そう思ったら涙が出るほどうれしかった。驚きました。自分がそんなにまで休みたかったこと、その時まで全く気付いていなかったのです。たしかに、仕事は忙しく体もきつかった。プライベートでも辛いことが重なった時期でした。だけど、仕事なんてそんなものって思っていました。疲れやすいことはわかっていたのです。家事を終えるとそのままソファで寝てしまう日が続き、夫はそんな私を「おばあちゃんみたい」と嫌がっていました。本当はそこで立ち止まって自分の心と体の声に耳を傾ければよかったのです。けれど、私はそんな自分が不甲斐なく、もっと頑張らなきゃ、もっと頑張れるとアクセルを踏み続けることを選んだのです。そして限界を超え、病気という形の強制終了。体が私に代わって緊急ブレーキをかけたんだと病室の白い壁を見ながら思いました。チョコが安心して寝ている姿をみると幸せな気持ちになります。仕事に復帰したのはその半年後のこと。たまっていた疲れはすっかり抜けていました。復帰後は仕事の仕方を変え、残業は極力せず、友人との時間や趣味を楽しむようになり、私の人生はすっかり変わったと思いました。再発しやすい病気と言われていましたが、大丈夫、私はこのまま逃げ切れる、と信じました。が、その願いも虚しく、2年後に再発。さらに1年後に再々発。そして去年のちょうど今日、3度目の再発...再発までの間隔はどんどん短くなり、自己免疫疾患の救世主ステロイドが効かなくなってきます。そして、緊急事態宣言の最中、ダメ押しのように4度目の再発。私はついに白旗をあげました。それまでぐずぐずと迷っていたのですが、仕事を辞め、夫の待つ北海道に行くことを決意したのです。=====================北海道に来てからも、実はずっと再発におびえ息をひそめるように暮らしてきました。どうすれば再発させないですむのだろう、と毎日考えながら。看護師さんの話を聞いてからは、自分なりに病気と心の関係について勉強してみました。そして、日本ではあまり注目されないですが、心と自己免疫疾患に関係には科学的にもエビデンスがあることを知りました。私が仕事に対して複雑で根の深い感情を持っていることにも気づきました。いえ、本当のことを言えば、ずっと前からうすうす気づいてはいたような気がします。ただ、そのフタを開けるのが怖かっただけ。でも、このままでは前に進めません。無理に歩き出したとしてもきっとまた同じこと繰り返すでしょう。だから、決めました。今年は仕事と自分の関係に向き合います。何をどこから手をつけたらいいかよくわかりません。うまくいくかもわかりません。だけど、このまま息をひそめて生きていても仕方がないと思うのです。だから、まずは一歩踏み出してみたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.07
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それは三が日最終日の昨日のこと。なんと、私、買物に行った帰りにお財布を落としてしまったのです家の近くまできて、斜めがけしていたバッグのチャックが開いていて、中が空っぽなのに気づきあわてて引き返したものの、見つからず...犯人はこのバッグ。ちょっと小さくて、物の出し入れにワタワタします。でも、中がきれいなブルーなのがお気に入り。中の物を探しやすくするためだそう。警察に届けはしましたが、雪もたくさん降っていたので、来年の春まで雪に埋もれたままだろうとこの時点で完全にあきらめていました。お財布の中にはクレジットカードが2枚とキャッシュカードが1枚、現金が1万円。新年早々痛恨のミス。1万円で買えたはずのものと、カードが変わることで生じる面倒な事務作業を考えて、たいへん憂鬱です。ところが、な、なんと!今朝、警察かお財布が見つかったと連絡がありました。いそいそ出かけると、窓口で手渡されたのは紛れもない私のお財布。もちろんお金とカードも落とした時のままです。あ〜、2度と会えないかと思った私のお財布。なんかもう、お金とか、そういうことより、三が日の最後の日、わざわざこれを交番まで届けてくれた方がいたことが嬉しかった。しかも、その方は謝礼を辞退されたそう。なんと爽やかな。おかえりなさい!偶然ですが、お財布の中もきれいなブルーです。実は私も昨春、お金を拾って届けたことがあるのです。その時は引越が迫っていたので、謝礼を辞退したのですが、ちょっと惜しい気がしたのをよく覚えています。そんな自分を恥ずかしく思いました。もちろんお財布が見つかっただけでも十分うれしく、謝礼も喜んで出すつもりでした。だけど、謝礼は不要と言われた時の清々しさったら。年初めのお財布にまつわるうれしい出来事。しばらく家計を立て直さなきゃ、節約しなきゃ、キィーッ!!となっていた私には目が覚めるような出来事でした。お金に支配されてはいけない、お金はよりよく生きるための「手段」にすぎない、とあらためて肝に銘じました。その方がこのブログを読んでいるはずもありませんが、大切なことを思い出させてくださったこと、心からお礼申し上げます。最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.04
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新年あけましておめでとうございます。昨年はいろいろと大変な年でしたが、2人と1匹、無事に新年を迎えることができました。元旦の朝は寒波襲来で-10°C。せっかくなので正面からの姿も。新年早々、親バカです。でも、チョコと過ごすお正月はぬくぬくです。今年は帰省せずに自宅で過ごすので、はじめておせち料理にもチャレンジしました。栗きんとんは色が薄いし、昆布巻きはしょっぱいし、なますはにんじんの赤が目立ちすぎるし、ローストビーフは火が通り過ぎてしまうし。はずかしいのでちょっと遠景から。出来としては70点くらいでした。でも、作ってみてはじめて、年の瀬にこうして時間をかけて料理をすることの意味がわかったように思います。料理に向かい合っているうちに、一年のあれこれが昇華され、心が静まってくるようでした。毎年、帰省する私たちのためにお正月の準備をして待ってくれている両親へあらためて感謝の気持ちもわきました。遠い空の下に住む大切な人たちがよいお正月を迎えていますように。皆様もどうぞ素敵な一年を!!最後まで読んでいただきありがとうございます。↓応援クリック、励みになります。にほんブログ村↓よろしければ読者登録も!!
2021.01.02
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