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縁は異なもの 味なものというか、音楽の人脈を掘り起こすと、たまに思わず繋がり発見できる。マニアならではの密やかな喜びとでも申しましょうか。大口さんのお通夜には沢田研二さんや岸部一徳さんなど、往年の音楽仲間があつまり別れを惜しんだそうである。彼のウォッカコリンズの相方、アラン・メリル氏についてちょろっと調べていたら、インタビューを載せておられるサイトがありました。アラン・メリル60年代後半からセミプロ的に音楽活動を始め、Watertower West(66-68)の後、68年春(3月?)、あのLeft Banke レフトバンクのオーディションで50名の中から選ばれ、シングルDark Is The Barkが発表された頃だけ参加していた模様。(後年レフトバンクのトリビュート作品にも参加している。)68年夏、父の転勤で家族で来日した時に外人だけのGSバンドThe Readに加入。ザ・ブルーインパルス MEET ザ・リードこの当時一緒にステージに立ったバンドに来日中だった英国のThe Clinicというバンドもあったそうである。The Read解散後、The Clinicのベースが抜けた穴にアランは加入したそうなのだが、この抜けたベースというのが、Archie Leggett。そう、後にケヴィン・エアーズのホールワールドに在籍し、ベースのみならずアルバム「バナナムーア」では1曲渋い歌声をも披露しているあのアーチーである。楽天ダウンロード Kevin Ayers『Bananamour』ケヴィンの元をはなれた後のアーチーは、ジョン・ケールやキャロル・グリムスと仕事をしたが、独自に調べた所、92年末にかけてのツアーでケヴィンと久しぶりにステージに上がっている。残念ながら94年夏、アーチーはオリー・ハルセルの後を追う様に癌で亡くなった。話を戻すが、The ClinicでハモンドB3をかき鳴らしていたのがアラン・リーヴス、キース・エマーソンとの旧知の仲で、今やキルビル2を始め多くの映画音楽を制作しているベテラン。60年代末にメリルを加えたバンドでイタリアを廻っている時に共演していたのが、後のマグマの前身CRUCIFERIOUSだったという。この後メリルが日本に戻ってきてから様々な活動をした経緯は、冒頭リンクでどうぞ。加藤ひろしや山内テツなど、ロンドンと日本を渡り歩いた当時のミュージシャンの裏話も書かれています。おっと、ガロの代表曲「学生街の喫茶店」でのベースも、アラン・メリルだとか♪
Jan 30, 2009
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少し前にとりあげたブリン・ハワーズがブログに書いていた英国の騒音規制新法。その後13500の抗議署名を集め今もその見直しを要求している模様。たくさんの賛同者が集まってよかったですな。
Jan 29, 2009
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自分の布団で寝るタマ吉
Jan 29, 2009
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ちょいと前に大口広司氏死去に触れたが、その後マスコミの報道では前妻の真行寺君江さんのインタビュー等を伝えつつもその破天荒な面ばかりがやたら強調されてしまい、ファンとして寂しい思いをする方もいたかもしれない。一般マスコミに音楽バカみたいに報道されちまうのも、ロクに調べもしないで何書いてやがるんだ、と。彼にとって音楽は空気や水と同じ、生きていく為に無くてはならないものだった。彼は様々な事をやってきて、失敗も多かったかもしれないが、彼の生き方は彼の同世代が生きてきた時代性がとても色濃く出ている。色々あったけど、それはそれで幸せだったのではないだろうか?ショーケンら、GS当時の仲間も70年代のロッカー達も、かまやつさん、沢田さん、内田さん等結び付きのあった人々には、様々な想いがあるのではないだろうか。たぶん、皆彼に対しグラスを掲げていると思う。70年初期にPYGのあとに大口氏がアラン・メリル(後のARROWSのアイ・ラヴ・ロックンロールが代表曲)と組んだ、当時の日本音楽界では稀なグラムロック、ウォッカコリンズ。そのMy SPACEをご紹介。貴重な写真や音源に触れる事が出来ます。Vodka Collins - My Space■東京-ニューヨーク / ウォッカ・コリンズ最後に、近年の佐藤隆さんと大口さんのコラボPVをご紹介。Two brain Two hearts
Jan 28, 2009
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昨年、そして今年、Keith Tippettのビッグバンドでの活動が活発だ。音楽性は全くぶれない。もうなんと言うか、脱帽モノ。昨年のヨーロッパツアーでの演奏を聴いたが、完膚なきまでに打ちのめされた。凄いの一言。以前の曲も取り上げているようで、ファンには再発CDでお馴染みの傑作アルバムDedicated to You, But You Weren't ListeningからもThoughts To Geoff や Green And Orange Night Park 等が演奏されているし、故モンゲジ・フェザのYou Ain't Gonna Know Me 'Cause You Think You Know Meも感動的に奏でられている。写真は、盟友ルイス・モホロ、キース・ティペット、ジュリー・ティペット。キングクリムゾン初期、ロバート・フリップが元々ジュリーの大ファンで、ティペットに接触したのは有名だが、その友情関係は今も続いている。バンドリーダー同士、惹かれあう何かがきっとあるのだろう。
Jan 27, 2009
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元テンプターズ、沢田研二さんや萩原健一さんとGS後に組んだスーパーグループ、PYGでもドラムスをされていた大口広司さんが、25日午後10時20分、肝臓がんのため東京都千代田区の病院で亡くなられた。元ザ・テンプターズ、大口広司さん死去PYGのサウンドは海外の60'Sガレージバンドマニアにも人気だっただけに、この訃報は世界中のファンを悲しませるだろう。謹んでご冥福をお祈り致します。YOUTUBEよりPYG関連を自由に歩いて愛して♪Now the time for love♪・・PYG花・太陽・雨 (1971)■ゴールデン☆ベスト PYG花・太陽・雨は今聴いても凄い曲だと唸らされる。後年のかまやつ氏らとのウォッカコリンズでの模様Vodka Collins, Interview, Tokyo Japan名曲Vodka Collins - Sands of Time (1973)
Jan 27, 2009
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CSIシーズン9も11話からグリッソムがいなくなり、レギュラー陣のキャスティングがどうなるのか気になる。SERIES REGULARS:Catherine Willows: Marg HelgenbergerDr. Raymond Langston: Laurence FishburneNick Stokes: George EadsCaptain Jim Brass: Paul GuilfoyleGreg Sanders: Eric SzmandaDr. Robbins: Robert David HallDavid Phillips: David BermanHodges: Wallace LanghamWendy Simms: Liz VasseyRiley Adams: Lauren Lee Smithオロッ?ウェンディがレギュラー入りか?エクリーやアーチーは相変わらずサブ扱いなのだから、これは昇格と言う感じなのでしょうか?美人が増える分には喜ばしい事ですが。
Jan 26, 2009
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70年代からクリスチャン系ミュージシャンとして活躍しているガース・ヒューイット氏。キングクリムゾン人脈では、マイケル・ジャイルズ、ゴードン・ハスケルが70年代の作品で演奏している。また同じクリスチャン系と言う事でブリン・ハワーズも参加したりもしている。近年でもアルバムを制作し、ツアーを行うなど精力的に活動を続けるヒューイットだが、彼がマーチン・ルーサー・キング牧師について語る映像がYOUTUBEにて公開されている。Garth Hewitt on Martin Luther King今年2009年1月ガザ地区爆撃に抗議するロンドンの集会でも、その姿を見せている。Rev. Garth Hewitt @ Free Gaza Demo, London 10 Jan 2009名前にRev.と付いているから牧師をされているのかもしれない。
Jan 25, 2009
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このテーマ、70年代英国音楽でよもやベイシティローラーズの話題に触れる事になろうとは思っていなかったwパット・マッグリンの過去のソロ作品がCDで再発され、そのキャンペーンで本人が久々の来日をし、トークライブを行ったという。下記リンクでその記事を読めます。パット・マッグリン来日パットと言えば、メンバーチェンジの激しかったローラーズに加入し、そのルックスでアイドル人気を一時期支えたのが知られている。なぜ私が取り上げたのかと言えば、彼が脱退後のソロツアーを行った際のツアーバンドに、元フレミングユース、元ジャクソンハイツのブライアン・チャットンが当時在籍し、来日公演にも同行していたからである(何度目の来日での事かは不明、3度目の来日ではない模様)。チャットンはこの頃、既にセッションワークが主になっており、以前にも取り上げたようにその後1979年には「ベストヒットUSA」のテーマソングでお馴染みのVapour Trails制作に参加している。(Vapour Trailsのメンバー、ジョン・マクバーニーが、ジャクソンハイツでの同僚であったせいもあるのだろう。)。昨年の8月に取り上げたリンクは既に切れている模様なので、以下で試聴できます。Don't worry baby - Vapour Trailsこの後チャットンはBoys Dont Cryに参加し、80年代のMTVムーヴメントに乗りいくつかのヒット曲で顔を見せている。ブライアン・チャットン:オフィシャルサイトチャットンのサイトでは、昔のバンド仲間であったジョン・アンダーソンやフィル・コリンズ関連のリンクもあり、今でも交友が続いている事を感じさせてくれる。YESのキーボードにチャットンみたいな器用な人が入ればいいのになぁとか妄想w
Jan 25, 2009
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デアゴスティーニの週刊企画は様々なモノが今まであったが、遂にCSI科学捜査班が登場する。2009年2月3日創刊 週刊 CSI DVDコレクション毎号2話ずつ収録されるようで、通常価格は1490円。レンタルで借りてみるのと比べるとお値段は張るが、DVD以外の本の部分の充実度が売れ行きのカギを握りそう?CSIは基本的にエピソードも1話完結なので見たことの無いエピの収められた号だけ買う人もいるかもしれないですね。さて、米国で放送中のシーズン9のラボは、ギル・グリッソムの穴にレイ・ロングストーンが加入して続行中。写真はグリッソム主任と寂しそうに語るホッジスギルはサラの元に去った設定なのかな?シーズン9第10話の感動的なエンディングは、後々の放映までお楽しみに♪ サラといえばラボにいた時代は、化粧っけもほとんど無く、髪の毛も余り凝らないぶっきらぼうなキャラ設定だったが、再登場では女性らしい衣装とウェーヴの効いたヘアスタイルが新鮮でした。ま、元々モデル出身ですからね♪ジョージャご本人は結構明るいお方w
Jan 23, 2009
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昔からザ・ゾンビーズが好きでした。たまに聴くと癒されます。YOUTUBEImagine The Swan - The Zombiesもしも気に入ったならコチラもHung Up On A Dream - The Zombies
Jan 21, 2009
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以前当ブログでも紹介したThe Dowlands。マイケルとピーターのジャイルズ兄弟がセミプロ時代(62~63年)にバックバンドにいたグループで、アラン・バリーや一時期ゴードン・ハスケルも参加していた。ジャイルズ兄弟はレコーディングに関わってはいない模様だが、その音楽性や詳細な英文ライナーの資料性は高い(ただし興行のみの関わりだったジャイルズ兄弟の記述は無い)。なんと言っても現在廃盤でほとんど流通していない。アマゾンで1/20現在3品確認できるが、廃盤だけに7千円前後となる。気になる方は、お早めにチェックを。AMAZONAll My Loving/Dowlands [Import] [from UK]
Jan 20, 2009
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以前から度々ストーリーズの紹介をしてきたが、今回は全米一位を取った彼ら最大のヒット曲ブラザー・ルイと同年のセカンドアルバムの名曲、ダーリン。メロトロンがたっぷりw 映像はスライドだけど作り手の思い入れを感じる出来上がり。YOUTUBEDarling - Storiesストーリーズ以前にマイケル・ブラウンがいたレフトバンクの名曲を、アリス・クーパーがカバー。こちらもメロトロンを意図的に使用している。Alice Cooper - Pretty Ballerina最後は、マイケル・ブラウンがいたもうひとつのグループ、モンタージュのバロックポップを。The Montage-I Shall Call Her Mary楽天で手に入るものSTORIES / STORIES / ABOUT US (2-FOR-1) (BONUS TRACK)(1st&2nd 2CD)3,290 円 【Aポイント+メール便送料無料】
Jan 20, 2009
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ブリン・ハワース氏の公式サイトがサーバ変更に伴い移動した。Bryn Haworth MusicMy Spaceマイ・スペースにはブログもあります。今月のブログではイギリスで導入されそうな新税について書かれています。イギリスと言うと以前にも人頭税みたいな無理やり感たっぷりな変な税議論もありましたが、今回は「騒音規正法」というこれまた難儀なモノ。どうやら今回の新税論争は、野外のコンサート会場とかで大きな音を出すには、税金を払ってライセンスを取れというものらしい。こりゃミュージシャンにとっては死活問題になりかねませんねぇ。80デシベルを超えるとシステム電源を切るとか。生音でもドラムはNGになっちまいますねコリャ。音楽やりたきゃ金払え、という英国政府。んなこと言ったら屋外で子供たちがブラスバンドとか練習できなくなりますね。どうなっていくのでしょう?日本のニュースでは取り上げてないようですが・・・追加:てな事を書いていたら、実際に和訳されているのを見つけたのでリンク新しい職場騒音規制に関する諮問2004年から出てきてるんですねぇ。職場限定となると学校の生徒の演奏はセーフかな。
Jan 18, 2009
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と言っても私が罹った訳ではありません。母親がちょっとだるそうにしていたので、話を聞くと朝にいつも通うマッサージから戻って以降頭が痛いとの事。大事は無いというのですが体温計で計らせると38度。ほおって置くとまだまだ熱が出るかもしれないと思い、近所のかかりつけの医師へ。A型インフルエンザだったそうです。A型はB型と違い変異により亜型が発生しやすい為に以前かかった免疫が効かない事があるようです。現在はタミフル等処方薬を飲んで安静に休んでいますが、ちょいと心配。
Jan 16, 2009
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キングクリムゾン太陽と戦慄のコマーシャル映像(1973年)King Crimson - Lark's commercial
Jan 13, 2009
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40周年企画がまだ先行き不明だが、そんなキングクリムゾンメンバーの活動をYOUTUBEからご紹介。トニー・レヴィンとパット・マステロットのユニット、Stick MenStick Men - Idiscipline (live in Wroclaw 11.10.08)Stick Men - Relentless (live in Opole 12.10.2008)Stick Men - Slither (live in Opole 12.10)エイドリアン・ブリュー・パワー・トリオAdrian Belew Power Trio - Neurotica - 2008Adrian Belew Power Trio @ Paard Den Haag Holland '08 WritingAdrian Belew Power Trio: "Thela Hun Ginjeet" @ The Basement, Sydney 4-Dec-08Adrian Belew Power Trio: "Three Of A Perfect Pair" @ The Basement, Sydney 4-Dec-08Adrian Belew Power Trio - Dinosaur (Live in Lithuania)
Jan 12, 2009
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鮪男と書いて、まぐを、と読むのだそうである。レッドカーペットに出てシュールなネタを演じるキャラだ。まだ余りTVに出ていないので今のところレアな存在。元々俳優さんだという事で、NHK教育テレビとかにも出ているという経歴。ギャップ激しい。YOUTUBEを調べたら彼の過去のCMも見つかった。【CM】ポッカコーヒー顔缶(2003年)現在R-1に出ているそうなので今後の活躍を期待したい。
Jan 12, 2009
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AL HODGEというベテランで達者なギタリストがいる。60年代半ばから活動し、70年代にはレオ・セイヤー、スージー・クワトロ、リンダ・ロンシュタット、サッド・カフェ(メル・コリンズもセッション参加した)、80年代からは自身のメカニックスやトーヤなど数多くのセッションでも作品に参加している。彼の80年代序盤の歌と演奏をYOUTUBEで見つけたのでご紹介。見た目はワイルドだが、その繊細かつセンスのいいプレイスタイルはかなりのもの。Al Hodge & The Mechanics: Ain't That PeculiarAl Hodge & The Mechanics: If I Make My Own BedAl Hodge & The Mechanics: The Power of Love彼とメカニクスは近年でも活動しているようである。最後に彼の近年のステージから、ギターソロ部分だけアップした映像で、ジミヘンのヘイジョーとイーグルスのホテルカリフォルニア。高齢にも拘らず相変わらず達者。al hodge-hey joeAl Hodge Solo Hotel California
Jan 10, 2009
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1月8日、俳優の牟田悌三さんが亡くなられた。超ベテランの俳優としてキャリア50年を超える牟田さんだったが、俳優以外の活動として福祉・教育での活動でも広く知られている。昔から障害者のイベントを手弁当で盛り上げ、自ら先頭を切って様々な運動を展開していた。私事であるが、80年代に毎年行われていた福祉イベントで5年ほどお付き合いがあった。その後も世田谷区の福祉活動などが報道される事もあったが、ドラマレギュラーの多忙なスケジュールの合間を縫って、会場でその優しい笑顔を振り撒かれていた。今でこそ障害者に対しての偏見は無くなりつつあるが、70年代ごろまでは社会の目がまだ成熟していなかった。牟田さんが夏の暑い最中に早朝から忙しくイベントの各会場を飛び回っていた姿が思い出され偲ばれる。謹んで御冥福をお祈りいたします。
Jan 9, 2009
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外部モニターを増やし、デュアルモニターを考えた経験は無いだろうか?イラストレータやフォトショップで原稿や画像をガシガシいじっていると、切り替えやツールボックスの配置やらの手間が煩わしく思える事もままある。デスクトップPCならば近年のグラフィックボードがマルチモニターに当然の如く対応していたりするが、ノートPCともなるとそうも行かない。と言う事で最近はUSB経由で外部サブモニターを使える機器もボチボチ出ているので何気に調べてみたら、コンパクトで面白そうなものが出ているのですねぇ。USB接続で電源もUSB供給、コレちょっといいんじゃないでしょうか?始終立ち上げておきたいモノをこのサブに表示させといて、メイン画面では作業をガンガン進めたり、ソフトのツール類でメインに置いておくと邪魔なものを待避させておいたりとか、結構使えそうな予感。価格も販売店で若干の差はありますが17000~19000円前後。痒い所に手が届くという感じの一品ではあります。ただし画面が小さく解像度も800X480なので、コンパクトさを必要としない人は別製品の選択を考えるべきでしょうけどね。■【日本全国☆送料無料】CENTURY PLUS ONE (LCD-4300U) ★
Jan 9, 2009
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ジャイルズ・ジャイルズ・アンド・フリップがキングクリムゾンに再編成されていく中では、様々な人々の協力があった事はファンには有名な話だ。まだバンドがコレといった仕事も無い頃に出資を請け負ってくれたイアン・マクドナルドの父の姉フィリスの亭主で実業家アンガス。バンドの進化の為に身を引いたピーター・ジャイルズ。バンド名が固まった69年1月にマネージメントを引き受けて自宅を抵当に入れてまでバンドに賭けたデヴィッド・エンゾーヴェンとジョン・ゲイドンのEG立ち上げの両人。今回はこの中でジョン・ゲイドンにちょいとスポットを当てよう。60年代に多くのビートバンドがイギリスでは無数に活動していたが、ジョン・ゲイドンも後にマンフレッドマンに加入することになるマイク・ダボが所属していたア・バンド・オブ・エンジェルズ(A Band Of Angels 1964-1966)でギターを弾いていた。(右端がゲイドン、となりはダボ)メンバーは、マイク・ダボ(ヴォーカル 後にマンフレッドマン加入)、ジョン・エドワード・ベイカー(リードギター)、ジョン・クリスチャン・ゲイドン(リズムギター)、デヴィッド・ロバート・ウィルキンソン(ベースギター)、アンドリュー・チャールズ・マルコム・グライン・ペトレ(ドラムス 後にタイムボックス加入)。マネージャーはエンゾーヴェンだったそうである。64年、彼らは映画Just For Youにジョン・アンダーソンやイアン・ウォーレスのいたウォ-リアーズやアップルジャックスやマージービーツ等の若手バンドと共に出演している。(映画のサントラLPにも彼らの演奏は収録されている。)バンドの曲は、主にダボの書いたオリジナルに加えニール・セダカなどカバーもやっていたようである。66年、マンフレッドマンからヴォーカルのポール・ジョーンズが抜けた為、その後任にマイク・ダボが加入し、フロントマンを失いア・バンド・オブ・エンジェルズは解散したようだ。この後エンゾーヴェンとゲイドンの2人がどの様な道を辿ったのかは不明だが、キングクリムゾンと出会った頃には、芝居のエージェント会社にいたと言われている。ただ、この2人の経験やコネクションがキングクリムゾンの助走段階において、リハーサルルーム・ローディ・移動用専用車両等など、バンドに不可欠な投資を効率的に運用するのにその能力を遺憾なく発揮したのは想像に難しくない。時期が少し後の話だが、メル・コリンズをサーカスから引き抜いた時に、移籍料を吹っかけてきたトランスアトランティックとの交渉でメルを助けたのも彼らだとか。キングクリムゾンがデビュー前に名を馳せた最大のイベント、ブライアン・ジョーンズ追悼コンサートに、クリムゾンをブッキングさせたのも彼らのコネクションが生かされたと言われている。ゲイドンはキングクリムゾンがブレイクした後も、ELP、Tレックス(マクドナルドが退院後の復帰にGet It Onでサックスを吹いている)、ロキシー・ミュージック他のマネージャーとしてEGを退社するまで活躍した。ア・バンド・オブ・エンジェルズの演奏は、現在いくつかのコンピレーションCDでも聴くことが出来るが、マイク・ダボの初期音源を集めたCDにもいくつか収録されている。【CD】コレクション Vol.1/マイク・ダボ
Jan 8, 2009
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YOUTUBEの様な動画サイトでも最近マルチ商法めいた変な動画が増える傾向があるが、その手のカルトグループがYOUTUBEなど動画サイトの機能を利用したスパムを繰り返している。妙なメッセージをもらったら、相手のプロフィールや動画に記述されている外部リンクへ誘導するアドレスを開かない様に注意するべきでしょう。お子様などがPCを使う場合には、充分気をつけて、子供専用のPCではなく、親子で共用しているならば、重要な会員情報(クレジットカード、銀行ほか)がもれない様に気をつけたいものです。YOUTUBEだと、GenewizeだとかDNAがどうたらと言う、あたかも新技術っぽい触れ込みで、パネルを使った説明動画や、経験者は語る形式の動画で勧誘行為を行っているようですが、どうもこの流れが日本にも上陸する機運があります。うまい話をわざわざ動画サイトでばら撒いて勧誘する事自体、ありえない話ですが、学生や子供を狙ってオカルトや似非科学で売り込む手法は昔から変わりません。妙な動画からの勧誘には、一切返答せずに、削除し、動画サービス会社にスパム報告をしましょう。(YOUTUBEの場合は、動画枠下の「フラグ」を押せば報告が簡単に出来ます。)
Jan 7, 2009
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本人が意識する癖もあるが、無意識で行う癖もある。あと、もうひとつ、人間という生き物の生体反応で起きる癖も。生活の中で毎日使う思考や感覚で染み付いていく。仕事とかの繰り返しで痛める部位には、腰や肩・首など姿勢に関わる関節部分が多いと思う。気を付けたいのは慢性化させない事で、痛みが常態化しない事。どうしても我慢したりムリを重ねてしまいがち。痛みが長引くと神経は、その部位の神経~神経節~脊髄~脳と痛み信号を送る連絡通路に癖を付けてしまう。どういうことかと言うと、ちょっとした動きで神経に刺激が加わると「全ての感覚を痛み信号にしてしまう」誤動作が起きてしまうわけだ。肩こりや腰痛を長い間繰り返している人、怪我や病気の後遺症を抱えている人などパターンはひとそれぞれであるが、気をつけたい部分。なぜ病状や怪我が回復しているのに痛みが引かないのかと苦しまれている人も知り合いを見回せば結構いるものだ。一番重要なのはあきらめない事、放置しない事。ただ痛みを抱え込んでいる人は往々にして諦めに似た心情に陥っているケースも多い。他者に神経ブロック等のペインクリニックを薦められても「どうせ治らないから」と拒絶する人もいる。ただ痛みを放置してもよくなることは無いし、痛みでは無い感覚まで痛みスイッチで無駄に痛みとして味わってしまっている可能性がある。人生で味わう必要の無い苦しみを抱えているのである。苦悩・苦痛を長引かせると結果として慢性化や余病の原因にもなりかねない。
Jan 7, 2009
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My Spaceには様々なアーチストが登録していますが、ジョン・ウェットン氏のオフィシャルMy Spaceをご紹介。My Space - John Wetton
Jan 5, 2009
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今までにイアン・ウォーレスのキングクリムゾン加入前のキャリアを幾度か紹介してきましたが、1964年から67年のウォーリアーズと1970年のワールドの間についてはそれほど情報も無い為触れてきませんでした。67年にウォーリアーズが解散し、イアンはビッグ・サウンドというバンドに加入。この時の写真は彼の公式サイトにいくつか確認できます。ウォーリアーズの頃もパッケージツアーで渡英してきていたリトル・リチャードのバックを勤めたりしていたそうですが、このビッグ・サウンドでの頃もバック演奏活動が主だったようです。このバンドも程なく解散し、イアンはソロ歌手たちのバックを勤めるセッションを渡り歩きました。そんな彼の転機になったのは、最初の解散直前のボンゾ・ドッグ・バンドのラストツアーでドラマーとして参加した事でしょうか。その繋がりがニール・イネスの結成したワールドへ発展したのですが、その直前にボンゾスのもう一人の才人ヴィヴィアン・スタンシャルの企画にも参加しています。スタンシャルと言うとザ・ビートルズのTV映画マジカル・ミステリー・ツアーの最後の方のクラブシーンで、ムーディな歌声を聴かせている事でお判りの方もいるでしょう。マルチプレイヤーとしても知られる人であのマイク・オールドフィールドのチューブラベルズでナレーションもしていました。ボンゾスを解散後、スタンシャルはエリック・クラプトンらとSean Head Showbandという企画バンドでシングルを出しましたが、一方その直後に親友のキース・ムーンら仲間とつるんで立ち上げたビッグ・グランドというお遊びバンドでも、シングルBlind Dateを発表しています。ここでイアン・ウォーレスはドラムスで参加。シングルB面はバンド名がHis Gargantuan Chumsになっていますが、こちらはメンバーが楽器を持ち替えただけだとイアンが後年語っています。(A面でパーカッションをやってたキース・ムーンとドラムスを交代したとのこと。トロンボーンはジョン・エントウィッスル(!)。)1970年の3月にBBCラジオのトップギアに出演、シングルを制作し、月末にBBCテレビ番組Marty Amokにも出演しています。ここでメンバー達はお面をかぶり、奇天烈なパフォーマンスを披露しています。YOUTUBEにその超貴重な映像があったのでご紹介。Vivian Stanshall & biG Grunt - 11 Mustachioed Daughtersお面はかぶっていますが、左利きドラマーはイアン本人。ヴィヴ・スタンシャルの企画バンドの音源は、70年代に出ていたボンゾ・ドッグ・バンドの二枚組LPヒストリー・オブ・ボンゾスに収録されていましたが、現在はそのLPもCD化されており入手できます。またボンゾスのレアトラックを収めたCDも出ているそうなので、そちらで聞くことも出来るそうです。この企画が終わり、イアン・ウォーレスはニール・イネスのザ・ワールドに加入。リハ後ギグをこなしつつ、8月にはアルバムをレコーディングしています。そして、キース・エマーソン宅に一緒に居候していたアンディ・マカーロック同様に、キースの紹介でフリップからクリムゾン参加のオファーを受けたのでした。
Jan 5, 2009
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今年でちょうど30年経つスウェーデンのバンド、シークレット・サービスのデビュー曲で、欧州で大ヒットした曲オー・スージー。ソネットから出たシングルを当時たまたま入手してよく聴いていた。ようやく広く普及し始めたポリフォニック仕様のシンセサイザーをうねらせる印象的なアレンジが気に入っていた。日本で彼らを紹介するラジオCMが流れたのはその後2,3年後だっただろうか? 他のユーロ系ディスコバンドと同じくくりで売り出そうとされていたが、日本では当たらなかった。その時のシングル曲が凡庸なディスコソングだったのもあったかもしれないが。70年に日本でも公開された映画美しき虹のかけらで主演したオーラ・ホーカンソンが引退後、ソネットでディレクターをしており、持ち込まれた曲を歌う為に結成されたバンドだったようだ。と言う事で、当時14週間スウェーデンで1位を記録したナンバーのレアなPVをYOUTUBEで発見したのでご紹介。Oh Susie ! Secret Service今聴いてもよく出来た楽曲だと思う。なぜ当時この輸入シングルを買ったのか考えてみるが、シンプルで印象的な黒いジャケットに惹かれたのかな?よく覚えていないwオマケ:以前、CSI科学捜査班シーズン2のWOWOWでの放送時にテーマソングとして使われた、ロビー・ウィリアムスのカーズド。サビがとても印象的な曲だがYOUTUBEで。Robbie Williams - Cursed
Jan 4, 2009
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ジェネシス参加前のフィル・コリンズがいたフレミングユース、1970年のドイツのTV番組映像がYOUTUBEにアップされています。メンバー4人が全員リードボーカルを取るグループだった為、まずフィルとゴードンの歌うこの曲からご紹介FLAMING YOUTH - CHANGESブライアン・チャットンが唄うFLAMING YOUTH - FROM NOW ONブルージーなオルガンが光るFLAMING YOUTH - WEIGHTLESSゴードン・スミスが唄うFLAMING YOUTH - EARTHGLOW最後に動画ではありませんがサビの印象的なアルバム冒頭曲。Flaming Youth: Ark 2: Track 1: Guide Me Orion1970年にはフィル・コリンズ先生もまだ頭髪がフサフサです。
Jan 3, 2009
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YOUTUBEに以前は無かったのですが、正月にイアン・ロイドのMySpaceを覗いていたら、当時大ヒットしたブラザー・ルイを演奏する73年の演奏映像が確認できました。(番組はふたつ共にミッドナイトスペシャル。)The Stories - Brother LouieSTORIES - BROTHER LOUIE USTVギターのスティーヴ・ラヴのプレイがいいっす♪ 鍵盤担当は既にケネス・ビッチェルに代っております。変わってこちらは老いて尚盛んな、2007年のTVでの演奏Brother Louieあと、マイケル・ブラウン脱退後にメンバーを補充し制作されたサードアルバム、トラベリング・アンダーグラウンドの曲もご紹介。Ian Lloyd & The Stories - BridgesIan Lloyd & The Stories - Soft Rain最後に、ストーリーズを脱退後にマイケル・ブラウンが76年に立ち上げたベッキーズからご紹介The Beckies - One of These Days
Jan 3, 2009
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エディ・ジョブソン率いるUKZのPVがやっと公開されました。YOUTUBEUKZ "Radiation"ニコニコ動画UKZ - Radiation近年のクリムゾンを感じさせるヘビーチューンに時折エディらしい指使いが踊り、ニヤリとさせてくれます。
Jan 2, 2009
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民放もNHKもほとんど見る気がしないので、昼はCSIのシーズン1をDVDで見返す。いやはや面白い。夜は夜でWOWOWでやっているクリミナルマインドのシーズン2一挙放映を楽しんでおります。どちらも台本や役者が素晴らしいですねぇ。さて、本国アメリカのCBSでは、CSIの象徴であったギル・グリッソム主任役のウィリアム・ピーターセンの番組卒業が話題になっています。CBS.com | CSI後任に入るレイ・ラングストン役のローレンス・フィッシュボーンも公式サイトに登場。いよいよCSIが大きく変わろうとしています。余談:CSIというとよく食事シーンが出てきますが、今まで幾度かカップヌードルも登場しています。グレッグが啜りながらラボを歩いて、ニックに注意されるシーンもありますが、懐かしい第1シーズンではグリッソム主任自ら食べながら新聞を読むというワーカホリックな彼らしいシーンもありました。
Jan 2, 2009
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