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「金星での新生活はそれ以前のものとはあまりに違っていましたので、
それを詳細に説明すると一冊の本になってしまいます。
その特徴を最もよく理解するためにも覚えておくべきことは、
この新しい生き方は人々の高まった意識の反映にすぎないということです。
それは準備のできていない人たちに無理やり強いたり、押し付けたり
することはできないものです。
生まれ変わった金星のコミュニティーでは誰も土地を所有せず、
税金も払っていませんでした。
もし引越しをしたい家族がいれば、彼らはその土地と家屋を
別の家族に提供することになります。
中央政府が再び置かれることは決してありませんでした。
それは権力欲に飢えた者たちと、人間の手による法律をはびこらせる
温床を与えるだけにすぎないからです。
法律が制定されることも、警察署が必要とされることも、紙幣が
刷られることもありませんでした。
今日に至るまで、いかなる形の通貨も金星には存在していません。
このような生活がかつて地球に存在していたことがあるかどうか、
私(オムネク)には分かりません。
おそらく実験的な共同生活村のようなものは何度か試みられた
ことがあるでしょう。
私は金星での新しい生き方が成功した要因の大部分は、彼らが
至高なる神性の普遍の法則を理解し、同時にそれを生活に生かして
いたことにあることを知っています。
人々の心では、貧欲さ、怒り、虚栄心、渇望、そして物質的なものへの
執着が、かつてないほどに薄まっていたのです。
自分とは魂であり、したがって不死の存在であり、そしてこれまで
多くの人生を経てきたことを各個人が理解していたので、
人生をより円滑に過ごすことができたのです。
そして物理的な世界への滞在は一時的なものであり、より多くの
所有物や土地を巡って争うことは馬鹿げていると分かっていたからです。
その代わり、もしある家族が他の人たちよりも自分たちが多くの
物質的な恵みを受けていることを知ったのなら、彼らはそれらを
喜んで分かち合ったでしょう。」
『私たちはこの物理的な宇宙を超えた別の宇宙があることを発見しました。
そして意のままにその世界を訪問できるようになったのです。
金星においてはそれ自体が科学そのものとなりました。
ある地球の作家たちはこれらの世界を平行宇宙と呼んできました。
そのような世界は実際に確かに存在するのです。
そこには別の秩序(座標)の時間、空間、物質そしてエネルギーまでもが
支配しています。
また時間、空間、物質そしてエネルギーを超越した世界も存在しています。
それらの世界を発見し探究していく中で、私たちは死と呼ばれる神秘も
解き明かしました。
それはこれらの別世界の中のひとつへの移行にすぎないもので、
個々の人生におけるまったく自然な側面でしかなかったのです。
死は地球においては依然として不可思議なものであり続けています。
それは単にこれらのさまざまなレベルの現実や存在を発見したり
探究したりする人も、そこから戻ってきてそれらの世界について
語る人もほとんどいなかったからです。
宇宙にはこれから地球の人たちが解明していかなければならない
生命の神秘が大きな課題として横たわっています。
私はこの本(『私はアセンションした惑星から来た』)が、
皆さんが暮らす世界のさらなる偉大な概念と、ご自身のさらなる
偉大な概念をひも解いていくことを願っています。
私はたとえ読者の皆さんが私の金星での生活を想像の産物と結論
づけたとしても、心を乱されることはありません。
人間が想像したすべてのもの、皆さんの身のまわりにあるあらゆる
人工物は、想像から生まれたものなのです。
想像力とは人間の最も強力な能力であり、人類が超人類となるための
鍵でもあるのです。
想像力を有する人間は、神自身と同等の創造者なのです。』
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