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CSでやってたクレージーキャッツの映画を録画して見た。ちょいネタバレあり。感想など。クレージー作戦 くたばれ!無責任1963 日 92min監督:坪島孝出演:クレージーキャッツ、浜美枝、藤山陽子<ストーリー>鶴亀製菓が開発した、飲めば元気になる清涼飲料水「ハッスルコーラ」。試作品を無気力社員の田中に飲ませてテストすると、やたら元気なモーレツ社員になってしまい…。最初は画面がモノクロで、田中(植木等)がハッスルコーラを飲んでやる気を出すとカラーになる。田中が排泄する(つまり、ハッスルコーラが体内からなくなる)とやる気がなくなり、またモノクロに…。このあたりの対比が面白い。植木等にしては珍しく、要領が悪く、消極的、覇気の無い主人公。ハッスルコーラに依存するダメ主人公の成長物語かと思いきや、中盤に意外とアッサリ壁を越えてしまいましたな。それにしても興奮剤入りの清涼飲料水だなんて…。研究開発を誰も止めなかったのか。すごい会社だなw「無責任」とタイトルにあるので「無責任」シリーズの1作品?でも、タイトルも映画の内容も「無責任」を否定してるから違うのかなぁ?
Mar 31, 2010
三部作のラストであるトンデモ・モンスター・ホラー映画。見たので感想など。ちょいネタバレあり。フィースト 3 -最終決戦-Feast3 Happy Ending2009 米 79min監督:ジョン・ギャラガー脚本:パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタン出演:ジェニー・ウェイド、クルー・ギャラガー<ストーリー>モンスターたちに追われ、何とか町から脱出しようと逃げるバーテンたち。モンスターを退ける力がある(らしき)マントの男に導かれ、地下へと潜っていくが…。毎度のことだけど、ヒーローっぽいヤツが出てきたらそいつは死亡フラグ確定なwモンスターの体液(だったか?)に触れると感染するって・・・そんな設定あったっけ?後付?地下に逃れてた住人達も感染してる様子だけど、何コレ、空気感染もありってことか?今回もグロいわ、トンデモないストーリーだわ、どうなるか先が読めなかったんだけど…ラストが全てを語ってる…かも。見てる側が「多分これはないだろう」と思ってることをやってくれた映画だった。それでもやっぱし、ロボットはないよなぁ。なんでロボット…わけわからん。エンディングで、「フィースト」シリーズ1~3の要約をした歌が流れるんだけどね。まさに「巨大ロボットに口あんぐり♪」ですよ。で、どのへんが“Happy Ending”?
Mar 29, 2010
前作「The FEAST/ザ・フィースト」を見たので続編も。ちょいネタバレあり。フィースト 2 -怪物復活-Feast2 Sloppy seconds2008 米 87min監督:ジョン・ギャラガー脚本:パトリック・メルトン、マーカス・ダンスタン出演:ジェニー・ウェイド、クルー・ギャラガー<ストーリー>モンスターたちに襲撃されたバーの生き残りである老バーテンダーは、やってきた女性バイカーたちと共に近くの町へ向かう。しかし、町はモンスターたちによって壊滅状態となっており…。前作のラストシーンから始まる。生き残り組で再登場したのは、バーテンダーとアホ姉ちゃんハニーパイ。車で去っていった「マヌケ」(ひどいあだ名だw)と女性は出てこなかったなぁ。前作を見てるので、モンスターや人間達が何やっても驚かない心構えは出来てたのに……ムチャクチャですわ、この映画。見ててどこに連れて行かれるかわからない映画だなぁ。バーテンの「修羅場は全部見たな」のセリフに思わず頷いてしもた…。ヒーローめいた行動やアイデアを出すと、たいてい悪い方に転がるのは前作同様ですな。アメリカのサイトで「続編で死にさらせ!」などという書き込みが殺到するほど大人気のハニーパイ。いやー、今回もしぶとく生き残ったねぇ。アホは頑丈だな。まさに“憎まれっ子世にはばかる”。けど今回は、ハニーパイ以上にとんでもないキャラのグレッグが出てきたな。まさか赤ん坊を盾にするとは思わんかったよ。きっとサイトで罵詈雑言の嵐だろうな。特典映像の「ギャラガー一家に会いに行こう」を見ると、出演者の「バイクの女王」「バーテン」「赤ん坊」「グレッグ」、それから監督は本当の家族なんだね。…家内工業?うーん…今回はグロ度が増してたため、見ててちょっときつかった。食事しながら見てたらリバースしそうだ。3へ続くわけだが、次もこんなだったらきっと凹む。ところで「ギリガン君SOS」って何ぞや?
Mar 27, 2010
CSでやってたのを録画して見た。ちょいネタバレあり。ドリフターズですよ! 前進前進また前進1967 日 81min監督:和田嘉訓出演:ザ・ドリフターズ、酒井和歌子、大原麗子<ストーリー>解散することになった黒汐組だが、兄貴ことアンテナたちはなかなか一般社会に溶け込めずにいた。どんな仕事も請け負う「何でも屋」を始めるが・・・。ストーリーが雑だなぁ。怒鳴ったり走り回ったり喧嘩したりと威勢いいのだが、こればっかりなので途中で飽きてくる。ザ・タイガースが出てきて当時ヒットしてた曲などを歌っていたけど、ストーリーに関係ないのに長い。また、後半でヤクザの元兄貴から押し付けられた死体に関するドタバタもやたら長い。国会議員の家出娘もなぁ・・・。ドリフの面々は、言動が怪しいこの娘にさんざん振り回されるんだけど、設定がヤク中ってのはどうかと思うよ。ラスト、いきなりモテモテになるアンテナ(いかりや長介)がわけわからん。何故急にモテモテに?全編大騒ぎのドタバタだけど、なんだか面白くないんだよねぇ。ドリフの映画は他にもやってたんで一応録画したんだけど、見るのをためらってしまうなぁ。
Mar 26, 2010
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山登りをする人には鳥肌ものの怪談実話集。読んだので感想など。赤いヤッケの男 山の霊異記安曇潤平 ダ・ヴィンチ編集部編メディアファクトリー<内容>怪談専門誌「幽」2号で鮮烈デビューした山男・安曇潤平が、自ら山で訊き集めた怪談実話短編集。表題作をはじめ、書下ろしを含めた全25編を収録。多彩な顔を持つ山の描写を豊かに盛り込みながら、山という異界を語る。「序文」を読んで、「もしかしたら、怖いけど心温まる怪異譚が多いんだろうか」と思っていたら、初手からハードな内容で・・・orzテントに押し付けられる手や顔とか、猛吹雪の中どこまでも付いてくる死体とか、リュックから這い出してくる男とか・・・。うう、怖いっ。山に一人で行ってこんな体験したら、気がふれてしまうかもしれん。山の中だけでなく、麓にある旅館や病院での怖い話も紹介されている。ちょっと怖いけどほのぼのしてしまう話や、じんわり哀しくなる話も。主人のいない旅館を守っていた母子の話や、死してなお後輩を探す山岳部のリーダーの話など。知人の何人かは山男でして。こういう怪異、不思議な話は、聞けば結構あるようですな。それが精神的なものなのか、人智を超えた存在によるものなのか、それとも・・・。山登りをしない自分にはわからない、出来ない経験だ。読んだ後、ただ怖いと思うだけでなく、ちょっと考えさせられる内容が多くてとても面白かった。
Mar 25, 2010
面白そうなので見たホラー映画。感想など。ちょいネタバレあり。アミューズメントThe Amusement2009 米 85min監督:ジョン・シンプソン原作:ジェイク・ウェイド・ウォール出演:キーア・オドネル、キャサリン・ウィニック<ストーリー>小学生の頃に友人だったタバサ、リサ、シェルビー。それぞれの人生を歩んでいた彼女達に、思いもよらない恐怖が降りかかり…。3人が体験する恐怖をオムニバスで見せるところまでは、ホント、怖くて面白かった。3人はそれぞれ別の猟奇的な犯罪者に狙われた…と思っていたのに。というより、そうとしか思えないような展開だったのに。終わりが近づくにつれて、犯人が一人ではとても無理なストーリー展開に綻びが目立ってきて、ラストはナンジャコリャ!?ってなくらい迂闊な犯人の最期…。それまでの緻密な犯行はどこいっちゃったんだよぅ。だいたいな、あんな人里離れた所にある朽ちた建物を警察署だなんて誰が思うんだよ。なんでタバサも心理カウンセラーも、連れて来られて疑問に思わないんだよ。警官役の犯人が一人いるだけなのに。もーわけわからん。犯人がタバサ、リサ、シェルビーをどうしたかったのか、全く不明。タバサのことを小学生の頃から好きだったから、監禁しようとしたのか?それならリサ、シェルビー、心理カウンセラーなど、現在のタバサとは無関係な人間を襲ってるのは何故だ?オムニバス部分の出来は良かったのに、詰めの甘さで一気にマイナスになってしまった残念な映画ですた・・・。
Mar 20, 2010
正月にキッズステーションで放映していたのを録画して見た。感想など。ちょいネタバレあり。ピューと吹く!ジャガー いま、吹きにゆきます2008 日(アニメ)監督・脚本・キャラクターデザイン:FROGMAN声:藤原啓治、金丸淳一、真木よう子、板東英二、伊武雅刀原作:うすた京介<ストーリー>ピヨ彦の部屋のトイレからやって来た謎の女性たちと共に、伝説の笛を求めて異世界へと旅立つピヨ彦やジャガーたちだったが・・・。「週刊少年ジャンプ」で連載中の同名ギャグ漫画をアニメ映画化。長篇フラッシュアニメですな。原作でこの話を読んだ記憶がないので、多分オリジナル・ストーリー…?「ピューと吹く!ジャガー」のキャラ総出演。無理やり出してるのがハミーのセリフでもわかりますw王女がなんだか「ルパン三世 カリオストロの城」のヒロイン・クラリスみたいだ。「~ジャガー」では珍しいシリアスキャラで、ハードなバトルもこなしてる。けど、最後はちょっと崩れてしもたか。敵が味方で味方が敵で・・・という怒涛のラスト。うん、いかにも「~ジャガー」らしい展開w自分としては、もーちっと毒があっても良かったな。
Mar 18, 2010
前作「ブギーマン2 憑依」を見たので続編も見てみた。感想など。ちょいネタバレあり。ブギーマン 3BOOGEYMAN 32009 米 94min監督:ゲイリー・ジョーンズ出演:エリン・ケイヒル、チャック・ヒッティンガー<ストーリー>大学の寮に住むサラのもとへ連絡が取れなくなっていた友人オードリーが訪ねてくるが、彼女はサラの目の前でブギーマンに殺害されてしまう。サラはオードリーの父親の手記を読み、ブギーマンが実在することを知るが…。前作に出てきたアレン博士の娘オードリーが、冒頭でブギーマンによってベッド下へ引きずり込まれてしまってた。あの場面からどうやってブギーマンを振り切って、サラのところへやって来たんだろ?…謎だ。前作のアレン博士は「心の闇によってブギーマンに成りきった犯罪者になる」というようなことを言ってたのに、こちらではその解釈が「ブギーマンは心の闇により実体化する」に変わっていたなぁ。中盤、サラは夢か幻覚のようなものを見てるのに、それらを状況説明も証拠も無しに疑うことなく「ブギーマンの仕業」と決め付けて友人達に訴えかけてる。この辺でサラの役割がわかってしもた…。ブギーマンは人の心の闇に棲む魔物。信じる者がいることで存在し、力を持つことができる。つまり、サラは信じる人たちを増やすために利用されたって事で…。とはいえわからないのは、サラの友人ジェレミーとルーカス、それとデヴィッドのルームメイトが殺害された件。ブギーマンの存在を少しでも信じた人が直後に襲われてるわけだが、この三人は一番信じそうもない奴らだったのに。ルーカスが襲われたのはシューティングゲームに熱中してる時。デヴィッドのルームメイト君なんて、女子更衣室を隠し撮りして絶好調♪の時ですがな。こんな時にブギーマンの存在を信じるか?ちょいと展開がテキトーすぎやしませんか?前作は人間による惨劇だったけど、今回はまるで「エルム街の悪夢」のフレディみたいなブギーマン。ブギーマンという存在をどう捉えるかによって、いろいろなタイプのホラーが出来るわけだな。中盤の強引な展開と、サラと彼氏、サラと教授間で同じような会話が繰り返されモタつく以外はまーまーイケるB級ホラー。血の量がハンパじゃないので、スプラッタものが苦手な人には辛いかもね。
Mar 17, 2010
前作はあまり自分的に面白くなかったけど、とりあえず見てみた。ちょいネタバレあり。ブギーマン2 憑依BOOGEYMAN22007 米 93min監督:ジェフ・ベタンコート 出演:トビン・ベル、レネ・オコナー <ストーリー>誕生日の夜、両親を何者かに惨殺された兄ヘンリーと妹ローラ。10年後、事件に怯えながらも前向きに暮らしていた二人だが、ローラがブギーマンの恐怖を振り払おうと診療所に入所すると・・・。ドキュメンタリーフィルムのように手ブレでユラユラ揺れる画面。酔うほどじゃないけどちょいと気になる。最初に書いてしまうけど、今回の「ブギーマン」は人間の心の闇により人間が引き起こした惨劇だった。これはこれで面白かったけど、ちと突っ込みどころは多かったな。当時8歳だったローラからすると、両親が侵入者に惨殺されたシーンはブギーマンの凶行に見えたんだろうなぁ。10年経ってもそう信じてるところに深く刻まれたトラウマを感じる。もともと怖がりだったヘンリーにいたっては、ローラより傷が深かったのかもしれない。このクリニックでアレン博士にされたショック療法が、ブギーマン化の引き鉄になってしまったんだろうな。それにしても、何故アレン博士はヘンリーにだけこんなショック療法をしたんだろ?他にもいろいろと深刻な恐怖症を抱えた患者たちはいたのにな。もうひとつ。クリニックの患者たちが惨殺されていって大騒ぎしてたのに、アレン博士はどこで何してたんだ?ローラ一人になるまで待ってたのか?電話が不通になってたのに、どうやって警察に連絡したんだ?いろいろ怪しい行動の多いアレン博士だったが、何がしたかったのかイマイチわからないまま死亡。暗闇恐怖症のマークがローラと助け合っていくのかな~と思っていたら、初っ端に殺されてしまってガッカリ・・・。パソコンは1台しかないわ、簡単に外部と遮断されるわ、入所者は多いのに警備員はいないわ、このクリニックって設備に問題アリですな。
Mar 16, 2010
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History chでやってたドキュメンタリー映画を録画して見た。公式長編記録映画 日本万国博1971 日 173min監督:谷口千吉<内容>1970年の大阪万博の公式長編記録映画。参加77ヵ国、入場者6,400万人。「人類の進歩と調和」をテーマに開催された、東京五輪と並ぶ昭和の一大イベントを完全網羅。1971年に劇場公開されて以来、2005年に初めてソフト化した作品。大阪万博の建設風景、開会式、各パビリオンでの展示やパフォーマンス、万博を影で支えた人たちや来場者の様子、会場での出来事・事件、閉会式までを駆け足で紹介したドキュメンタリー映画。家族が大阪万博に行ってるんで、パビリオンの様子などを解説してもらいながら見た。なんとなく華やかなイメージのある万博だけど、公害や戦争など重い内容の展示も多かったんだなぁ。企業のパビリオンは先進的で派手な内容だったようで。1日の来場者が80万人を超えたある日の風景。入場する人の波はまるで暴動のよう。この頃の人々はなんともエネルギッシュだ…。あれでよく大きな事故が起きなかったもんだと、変なとこに感心した。見終わってみると、ホントに駆け足での紹介だった。けど、この時代の世界情勢、著名な公人、当時の雰囲気などを感じられる貴重な記録映画。ところで太陽の塔に登ってた人は何だったの?ちょっと説明不足な点もあったなぁ。公式長編記録映画 日本万国博
Mar 15, 2010
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CSでやってたのを録画して見た。ちょいネタバレアリ。スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ1962 日 69min監督:弓削太郎出演:クレージーキャッツ、川口浩、川崎敬三原作:青島幸男<ストーリー>大学を卒業した石橋と夢田は、同じ会社に入社し同じアパートで暮らし始める。やがて二人は、社長令嬢の渡米に随行する1名を選ぶための候補となり…。候補は二人を含めた7人の新入社員。社内では「七人の侍」などと呼ばれてる、出世コース間違いなしのエリート達…のはずなんだけど。アメリカの会社にヘッドハンティングされた三国くん(だっけ?)以外は、どーにもこーにも頼りない輩ばっかし。ま、そこが面白いんだが。クレージーキャッツの曲が映画のタイトルで、彼らが出演してるとなれば主役もクレージーキャッツだろう…と思っていたら、主人公は川口浩と川崎敬三。石橋と夢田の上司がハナ肇で、他のクレージーの面々は酒場のシーンになると出てきて主人公達に絡むだけ。あ、植木等はナレーションもやってたな。クレージーが主役じゃないため、あまり期待しないで見たのだけど、いやー、面白いわ、コレ!石橋と夢田の超絶ビンボーっぷりやトンデモ性格、トホホな人間関係、随行員選抜の行方など、真面目と不真面目を行ったり来たりしながら畳み込んでくる。ラストの大団円が「コレでいいのか!?」という気もするけど…wスーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ
Mar 14, 2010
BSで放映してたのを録画して見た。ちょいネタバレあり。エクスクロス 魔境伝説 (PG-12)2007 日 90min監督:深作健太出演:松下奈緒、鈴木亜美、中川翔子原作:上甲宣之<ストーリー>人里離れた“阿鹿里(あしかり)村”に温泉旅行にやって来たしよりとサークル仲間の愛子。突然村人たちに襲われ逃げ出したしよりは、携帯電話で愛子と連絡をとるが…。陰惨な歴史を持つ阿鹿里村の住人に見初められ、村人に追い掛け回されるしより。身の丈もあるハサミを振り回し、倒しても倒しても復活して追ってくるハサミ女vsハサミ女の彼氏を盗ってしまった愛子(しかもその男のことを全然覚えていないw)。・・・うーん?ミステリーなんだか、ホラーなんだか、コメディなんだか?ちょっとビックリしたのは、しよりが弥生や愛子の携帯番号を覚えていたってことだな。原作は読んでないけど、以前Yahoo!動画で配信してた漫画は見た。あれとはちょっと設定などが違うんだね。ハサミ女・レイカの素性がわかってからは、オドロオドロした雰囲気がどんどんコミカルに。伏線らしき話が破綻したり、ストーリーに一貫性ないし、緊迫感が薄い。城南大の物部昭が、この村に捕らわれている妹(足は切られたけど、物部の話だとまだ生きてる可能性が高いのに)の捜索をしないってのもおかしいぞ。いっそハサミ女を主軸に持ってきてしまえば、アクション・ホラー・コメディで面白かったかもね。一番まともに活躍してたのは、携帯とパソコンを駆使してしよりと愛子を救出しようとした橘弥生(中川翔子)かな?
Mar 13, 2010
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NHKで放映してたのをたまたま見て面白かったので、本の方も読んでみた。感想など。スマートな食べ方の流儀 NHKまる得マガジン 2009年10月/12月<内容>食べ方は生き方でもある。一生続く「食べる」という行為に自信が持てるよう、ポイントをおさえて解説した本。オールカラーのムック本。ホントに基本の基本、でも基本だからこそ出来ないと恥をかくような内容。箸や椀の持ち方、扱い方、麺類、焼き魚や寿司の食べ方などの和食編。ナイフやフォークの使い方、サラダ、デザート、スープの飲み方などの洋食編。おまけで、お茶、酒などの飲み方編。うっかりやってしまいそうなタブーについても、それぞれの項目で紹介されている。所作のポイントがたくさんの写真で解説されてるのでわかりやすいし、とても見易い作り。うーむ…和菓子の食べ方は載ってなかったか…。出来れば紹介してほしかった。まぁ、外で和菓子を食べるっていうのはあまりないからなぁ。スマートな食べ方の流儀
Mar 12, 2010
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二輪モータースポーツファンなら、見て思わず笑ってしまう4コマ漫画。感想など。藤原らんかの4コマ劇場 よりぬき版藤原らんかニューズ出版<内容>二輪モータースポーツ誌RIDING SPORTに掲載された中から、よりぬきの作品を掲載した4コマ漫画集。MotoGP、全日本ロードレースのライダーネタも載ってるけど、やはりWGP時代のが多いな。あんな事件、こんなハプニングを懐かしく思い出しましたw4コマの下に作者のコメントが載ってて、読んで更にニンマリしてしまった。表彰台でもRIDING SPORT誌上でも、ノリノリで脱ぎ脱ぎしてくれるライダーはもういないのかねぇ。こうして見ると、ネタになりやすいライダーはWGP時代の方が多かったかも。ツッコミ入れたくなるような濃いキャラが揃ってたもんなぁ。そういうライダー達って、引退した後もいろいろやってくれてるしなw藤原らんかの4コマ劇場
Mar 11, 2010
BSでやってたコメディ映画を録画して見た。ちょいネタバレあり。ドッジボールDodgeball: A True Underdog Story2004 米 93min監督:ローソン・マーシャル・サーバー出演:ヴィンス・ヴォーン、ベン・スティラー、クリスティン・テイラー<ストーリー>町の小さなスポーツジムを大手スポーツジムの買収から救うため、賞金目当てにドッジボール世界大会へ参加する常連客達と経営者ピーターの奮闘を描いた作品。なんか、自分が知ってるドッジボールのルールと違うんですけど。センターラインに置いたボールを取り合うだとか、ボール6個で戦うとかetc。アメリカではこういうルールでやってるのか?中国で生首を投げ合ったのがドッジボールの起源という説明は、もちろんギャグなんだろーな。コーチがいきなり看板に押し潰されて死亡したのにビックリ。海賊のおっさんがあっさり海賊やめたのにガッカリ。しかも決勝戦に出なかったしなぁ。ちょっとニヤリとしてしまうシーンは多いんだけど、トンデモ展開とボール(スパナってのもあったな)のぶつかり方があまりに痛そうであんまり笑えなかった。ところで俳優のチャック・ノリスとかツール・ド・フランスの優勝者が出てたけど、あれは本人達だったのかな?それともそっくりさん?
Mar 10, 2010
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読んだので感想など。こんなに面白い江戸の旅 東海道五十三次ガイドブック菅井靖雄東京美術<内容>江戸の日本橋~京の三条大橋まで、各宿場の歴史や伝説、見学場所・名物など、イラスト地図と共に見開き2ページで案内。宿泊日数・所持品・宿情報・病気・トラブル対策など江戸の旅の心得がわかる。紙上でタイムスリップ、紙上でトラベル。「この宿場はあまり良くないので、頑張って次の宿場まで歩け」といった注意点や宿場の歴史、周囲の地図、チェックが厳しい関所の通り方、三面記事的な事件・出来事など、まさにガイドブック的なことが書いてある。一人旅は本当に大変・・・というより危険だったんだなぁ。「旅は道連れ」というのは一人より複数で旅するのが楽しいという意味ではなく、危険回避のための手段だったんだね。次の宿場までの距離や、宿場や馬・駕籠の費用、近くの川を渡る際にかかる金額も載ってる。雨で川が増水して渡れないとか、ケガや病気でしばらく動けなくなったりというのもあるかもしれないし・・・。宿泊だけでなく、飲食費やおみやげ代もあるし・・・。そうやって計算していくと、江戸⇔京にかかる金額は結構な額になるなぁ。ちょっと記述がおかしい点もあったけど、なかなか楽しいガイドブックでした。こんなに面白い江戸の旅
Mar 9, 2010
キャメロン・ディアスが出てるというので、うっかり見てしまった映画。ちょいネタバレあり。姉のいた夏、いない夏The Invisible Circus2001 米 93min監督:アダム・ブルックス出演:キャメロン・ディアス、ジョーダナ・ブリュースター原作:ジェニファー・イーガン<ストーリー>高校を卒業したばかりのフィービーは、7年前に恋人ウルフとヨーロッパに行き、その地で自殺して帰らぬ人となった姉フェイスの足跡を辿る旅に出た。うう・・・こういう、イデオロギーがうんたらとかファザコンが高じてどうたらとかいうのって生理的に受け付けないっす。そもそもフェイスの言動は確固たる信念や理想に基づいてるとは思えず、父親が亡くなった喪失感を埋めるために過激な方向に走ったようにしか見えないんだよなぁ。力を求めるあまりテロ(フェイス本人はテロとは思ってないようで)に傾倒していくフェイスのキャラが、演じるキャメロン・ディアスに合ってなかったのもアウト。精神的に病んでる様子のフェイスなのに、キャメロン・ディアスは健康的過ぎるよ。フィービーも、高校卒業したというわりには考え方が中学生みたいに幼くて不安定。あ、精神的に不安定なのは姉妹二人ともだった。将来やりたいことが何もないってとこも一緒かな。父親がやりたいことを我慢してたという過去を、過大にとらえていたフェイス。それだけ彼女自身、父親に依存してたんだろうが・・・。彼女がやりたかったことは世直しではなく、本当にやりたいことが見つからなかったために父親をダシにしてたんじゃないかと思えてしまう。同様にフィービーも、高校を卒業したけどやりたいことが何もない。自分に影響力を持っていた姉の過去探しの旅に出たというけど、これも姉をダシに自分探ししてたようだったな。というのも後半、ウルフと共にフランスからポルトガルに向かってからは、姉の死んだ場所を探すという目標があるくせにグダグダの展開になるからだ。旅の終わりを遅らせるかのように、ウルフと肉欲の日々をおくるフィービーに???フェイスの過去を探るというサスペンス調の展開は面白かったけど、だからどうした?という印象しか残らなかった。結局、二人の姉妹の自分探しの旅に付き合っただけだったな。
Mar 7, 2010
人形もののホラー映画。見たので感想など。ちょいネタバレあり。人間人形デッドドヲルDEAD DOLL2004 米 74min監督:アダム・シャーマン出演:ロミ・コッチ、ゴラン・デュキック、マット・ボーレン<ストーリー>独占欲の強い人形師ライリーは、殺してしまった恋人をベースに人形を作る。それは関わった人を魅了し死へと導く魔性の人形だった。変なテーマ曲がミョーに耳に残ります (^_^;)次から次へと男も女もドールに惹き込まれ、妄想と狂気を増幅させ、破滅していく展開はいい。けど…もう一押し!なんか一味足りないんだよな~。マネキン…じゃないな。ベースが人間だけど蝋人形でもなさそう。ダッチ○イフ?質感があって柔らかそうってのは、一体どういう細工だろ。この人形に宿っているのはライリーの狂気?それとも殺された恋人の怨念?あ、そういえばこの恋人、名前が出てこなかった。クレジットではDOOLになってたが。結局、廻り廻って元の鞘に戻っちゃったわけか。歪んだハッピーエンドだなぁ。
Mar 6, 2010
CSでやってたのを録画して見たので感想など。ちょいネタバレあり。ハンサム★スーツ2008 日 115min監督:英勉出演:谷原章介、塚地武雅、北川景子、佐田真由美原作:鈴木おさむ<ストーリー>亡き母が切り盛りしていた定食屋“こころ屋”を営む33歳の大木琢郎は料理上手で心優しい青年だが、ブサイクな容姿のため女性に縁がない。ある日「洋服の青山」にスーツを買いに行くと、着るだけでハンサムになれるハンサム・スーツを勧められ・・・。本作が劇場映画初監督とは思えないほど、話がよくまとまってて面白かった。とはいえ、こころ屋でバイトしてるヨネさんは、映画では説明なしなので主人公との繋がりがイマイチわからない存在になってるね。ポップな色彩などに序盤はちょっと引いたけど、男性版おとぎ噺、シンデレラ・ストーリーなんだと思ってからはあまり気にならなくなったなぁ。寛子ちゃんが“こころ屋”を辞めた後、入れ替わりでやって来た本江さん。本江さんの正体は言動からしてバレバレだし、この後どうなるかも先読みできてしまうんだけど、それでも見ててほのぼの楽しい。ベタすぎるほどベタな展開なのにじんわり面白い。ラストシーンも楽しかった。なるほど、「洋服の青山」の次のターゲットはあの人かw
Mar 4, 2010
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「ミシュランガイドブック」を作る調査員だった著者による、調査の方法などを暴露した本。読んだので感想など。裏ミシュラン-ヴェールを剥がれた美食の権威L'inspecteur se met `a tableパスカル・レミ 吉田良子訳バジリコ<内容>創立以来100年、食通の頂点に君臨してきたグルメの聖典ミシュランガイド。その舞台裏を元調査員が白日のもとにさらす。世界中で論議を呼び、裏で圧力がかけられた禁断の書。著者のパスカル・レミは1988年~2003年末までの約16年間、「ミシュランガイド」の調査員をしていた人。それ以前は、「ミシュランガイド」のライバル誌「ゴー・ミヨー Gault Millau」で調査員をしていたそうな。ちなみに「ゴー・ミヨー」の創設者の一人、アンリ・ゴーの甥っ子だとか。そうしたことから、「ゴー・ミヨー」と「ミシュランガイド」の調査比較もされてて面白い。もともとはタイヤメーカーのミシュラン社が、車で移動する人のためにガソリンスタンドなどを載せた本を配布していたのが「ミシュランガイド」の始まり。調査員にはどういう人がなるのか、研修の様子、どんな評価をどういう基準でしているのか、ミシュランガイドの歴史、不安な点、著者が調査員をしていた時に起きた事件・出来事、調査員も首をかしげる星のつく店・つかない店など、さまざまな内容が載っていてたいへん面白い。“公平かつ厳格”といわれていた「ミシュランガイド」の格付けの実態は、調査員のその日の気分、チェックリストを基にした判断で決まるそうな。調査員達も自動車旅行者と同じように、車で延々と走る走る。そして旅行者と同じように、疲れて不機嫌なときはチェックが厳しくなったり、逆に気持ちに余裕があったりサービスされた時は甘くなったりすることも。調査員の資質や性格にもよるんだろうけどね。男尊女卑が酷かったらしいね。著者が辞めた2004年以降はどうなってるのかわからんが・・・。星がついてる店(たしか3つ星限定だったかな?)が、星を減らされる事態になった時。「ミシュランガイド」からその店に、悪い点を改善するよう連絡がいくそうだ。これでちゃんと改善されていれば、その店がこれまでしてきた努力に対する敬意として星は減らさないのだとか。他の店は連絡なしでいきなり星を減らされたり、無くされたりしてるのになぁ。ちょっと客観性に欠けてないか?・・・まぁ、格付けガイドブックに客観性を求めても仕方ないかw裏ミシュラン
Mar 3, 2010
BSで年末一挙放送してたのを見た。感想など。ちょいネタバレあり。栞と紙魚子の怪奇事件簿東京・胃の頭町に住む二人の女子高生、栞と紙魚子が毎回さまざまな事件を解決していく新感覚ホラーコメディー。原作:諸星大二郎栞:南沢奈央紙魚子:前田敦子第9話 首山病院と首之山病院<ストーリー>盲腸で入院した栞を見舞うため、首山病院に向かった紙魚子と宇論叔父さん。なぜか倒れていた入院患者に案内された先は、段先生や栞にそっくりの看護士がいる首之山病院だった・・・。第10話 ボリスvsクトルー<ストーリー>段先生の娘クトルーにぶつかってケガをした猫のボリスは、栞と紙魚子に介抱されて元気になる。人の姿になって二人に恩返しをしようとしていたボリスは、紙魚子を襲った変質者と戦い・・・。第11話 ヤマダさんちの幽霊<ストーリー>ファンの山田さんに幽霊退治を依頼され困っていた段先生。代わりに栞と紙魚子が山田さんちに向かうが、幽霊というのは死んだ自覚のない旦那さんで・・・。第12話 月光影虫<ストーリー>新しく栞たちの高校に来た勅使河原校長は、娘を溺愛し、男子生徒に異様な敵愾心を持っていた。栞たちと同級生である校長の娘・勅使河原さんは、ジンゾウ公園で遊ぶ自分のドッペルゲンガーを見て・・・。第13話 メビウス!?(最終話)<ストーリー>勅使河原校長により、来年度から女子高となることが決まった胃の頭高等学校。実は男子だったことが発覚した栞も、他の男子生徒と共に慌しく転校の支度をしていた・・・。第8話のラストで腹痛を起こした栞は盲腸だったのか・・・。「首山病院と首之山病院」では、段先生が怪奇小説家になるきっかけとなった20年前の事件が描かれている。その段先生の娘が出てくる「ボリスvsクトルー」。クトルーはあれか、「クトゥルー」からきてるんだろーな。走り方がキモカワイイというよりキモコワイです・・・。「月光影虫」。母親である勅使河原校長が、男子だけでなく女子とも遊ばないように勅使河原さんを孤立化させてるのは、もはや愛情とはいえまいよ。「諦めるのは簡単ですよ・・・期待しなきゃいいんです」と呟く勅使河原さんが切ねぇわ・・・。この話のラストで、なんと栞が男子だと発覚。ホント、油断ならないストーリー展開をしてくれるよなぁw最終話の「メビウス!?」で、町を出て行く栞に挨拶に来る人たちがわけわからなくてワロタw栞と紙魚子(胃の頭町の紙魚子ではないけど)の立場が入れ替わり、第1話へ戻るという、まさにメビウス的なラスト。キャラも良かったけど、毎回どう話が転がるかわからないってのは面白かった。ミステリー・ホラー系スクリューボール・コメディ(たまにアクションもあり)というごった煮感覚がたまらんです。
Mar 2, 2010
アニマックスで放映していたのを録画して見た。ピューと吹く!ジャガー OVA2007 日(アニメ) 総監督:FROGMAN 監督:谷東 声:藤原啓治、金丸淳一、うえだゆうじ、うすた京介原作:うすた京介<ストーリー>ミュージシャンを目指してオーディション会場に訪れたピヨ彦は、笛を吹くジャガーに出会い・・・。集英社刊「週刊少年ジャンプ」で連載の同名のタイトルをアニメ化。原作を基にした短編オムニバス。フラッシュアニメですな。淡々とした喋りが良かった。個人的には「ハマーvsハミー」「ジャガーvsポギー」「大食いチャレンジのジョン太夫」が面白かった。出演者全員で歌っているらしき歌が長くて長くて。やっぱり原作が一番だと思ってしまうのは致しかたなし・・・。
Mar 1, 2010
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