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緩やかな湿気とともに、また梅雨が戻ってきたようです・・・。そんな7月の終わりに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、ジャック・セロスのリューディシリーズ、6種類セットを買ってしまい・・・、来月の末に、ワイン会をやろうかと考えています。どうか少しだけ待ってください~。 では、シャンパン祭りの詳細です!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2か月にわたって、約60~70種類のシャンパンを、開けまくります。カテゴリーを、A,B,Cの3つに分けて、常に3種類を飲めるようにしています。そして、売り切れたらすかさず次のシャンパンを開け、どんどん回転していく、というものです。 今年も、銘柄の好みよりも、馴染みのないもの、珍しいシャンパンを、片っ端からドンドン開けて、野心的に、飲みまくるつもりです!。毎日、どういうシャンパンが開いているかは、コロコロ変わるので、ツイッター、またはこのブログでご確認下さい~。http://twitter.com/#!/ElevageAzabuhttp://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/★カテゴリーA (70ミリ¥1000~¥1300)◎エリック タイユ ブリュット ル グランM NV 仏・シャンパーニュ地方です。実は、個人的にあんまり馴染みのない銘柄で、だからこそしっかり味わって、真価を確かめたいと思っていました。ピノムニエ100%で、ヴィンテージ違いのものがブレンドされているようです。実際に、味見してみると、なんて滑らかな触感。ピノムニエは、元々劣等品種で、苦みが存在するはずなのに、タンニンが本当に柔らかいのです。お、恐れ入りました・・・(脱帽プレイ)→◎ベルナール レミー グランクリュ ブリュット NV →◎クリスチャン セネ カルト ブランシュ NV→◎ラエルト フレール ブリュット ウルトラディション NV→◎マルゲ ブラン ド ノワール NV→◎クリスチャン ブザン ブリュット トラディション NV→◎ベルナール レミー キュヴェ プレスティージュ ブリュット NV→◎ティエリー ブルモン シルヴァークラス NV→◎P.ゲール &フィス キュヴェ コクリコ NV→◎ロジェ プイヨン キュヴェ レゼルヴ ブリュット NV→◎ピエール モンキュイ グランクリュ 2004年★カテゴリーB(70ミリ¥1400~¥2500)◎ラルマンディエ ベルニエ クラマン 2005年 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。→◎フィリポナ シュプリム レゼルヴ セック 1996年→◎フランソワーズ ベデル アントル シエル エ テール NV→◎ポール ロジェ 2002年→◎ドラピエ カルト ドール 1992年→◎アンリ ショーヴェ キュヴェ ノワール 2008年→◎アラン ナヴァール ランタンポレル NV→◎テタンジェ ノクターン パープルナイト エディション NV→◎エマニエル ブロシェ ”ル モン ブノワ” プルミエクリュ NV→◎ギー ラルマンディエ ブラン ド ブラン 2004年→◎ビルカール サルモン 2004年→◎フィリポナ ブリュット 1522★カテゴリーC(70ミリ¥2600~)◎フランソワ ベデル ロベルト ウィナー 1996年 70ミリ¥2800 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、 やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。(月曜日に開ける前は)さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率を使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。(月曜日に開けて、味見しました!。これは、いいじゃないですか!。開けたては、少し苦み(敢えて、苦みと書きます)があって、これからその苦みの内部(コア)から、どんな旨み柔らかさが出てくるかと、想像だけしていました。そして、火曜日の段階で、滑らかなふくらみと豊かさが、出てきているではないですか!。これはまさにクリュッグのヴィンテージを味わう時に感じる「アレ」で、カカオのような擦れた甘さが、ドワっー!と、盛り上がってきているのです。やはりシャンパン地方でなければ、このような立体感のある味わいは生まれないでしょうし、このふり幅「ダイナミックレンジ」の大きさは、本当に桁外れではないでしょうか。これは何が何でも、飲むべきかと・・・)→◎アンリ ジロー フュ ド シェーヌ マルチ ヴィンテージ NV 70ミリ¥3400→◎テタンジェ コレクション 1992年 50ミリ¥3600→◎ロジェ プイヨン 2XOZ 70ミリ¥2800→◎アンリオ アンシャンテルール 1998年 70ミリ¥3000・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな感じで、グイグイ攻めたいと思います~。◎ジャック・セロスのリューディ・シリーズ、 6種類全て飲めるワイン会を開催します!。 おそらく、8月25日~27日の3日間やる予定です。 まだ詳細は決めていないので、どうか少しだけ待ってください。 まずは、メールマガジンで、告知します。◎在庫リストを更新しました!。 ★ガヤ ●バルバレスコ 1958年 ¥49800 ★ボルゴーニョ ●バローロ リゼルヴァ 1952年 ¥48000 ★ギガル ●シャトーヌフ デュ パプ 1981年 ¥23000 などが、新たに入荷しています!。◎ヴォギュエ家のミュジニー 1970年、 売り切れました・・・すいません。 また面白いものを入れるので、楽しみにして下さい~。◎ラタトゥイユを、 ようやくメニューに載せました!。 これから夏本番、じゃんじゃん作りたいと思います~。◎先週から、ロゼワインをグラスで出してます!。 水代わりに、グビグビ飲めるものをずっと探していまして、 ようやく見つかりました!(70ミリ¥600)。 ★ファミーユ スメール家 〇ラ クロワ デュ プリュール ロゼ コート ド プロヴァンス 2012◎「最近、メールマガジンがずっと来ていません・・・」 という声を、多くのお客さんから聞きます。 実は、2100人ほどの読者にメルマガを送っているのですが、 300通ほどは、サーバーにブロックされているようなのです。 (迷惑メールと判断されてしまい、お客さんのメールアドレスに届く 前で、サーバーの段階でブロックされてしまう) それで、気になる方は、サーバーに問い合わせてみて下さい~。 (ヤフー、GーMAILなどでも、ブロックしてしまっている場合が多いです)◎お店の予約は、21時まででしたら、 承ります。といいますか、料理の仕込みもあるので、 できたら、予約して下さると嬉しいです。 (特に食事をなさる方は・・・) 21時以降は、直前の予約のみ承ります。 30分~40分前に電話して下さい。その時に席が空いていれば、 席を確保しておきます。せっかくいらっしゃったのに、満席だと、 とても申し訳ないので・・・。◎飲むワインをあらかじめ決めて、 何時に飲むか決まっている場合は、何時でも予約されても構いません。 その時間に合わせて、抜栓のタイミングを決め、温度や状態を整え、 最高の状態になるようにします。◎ワインを持ち込んで飲みたい!、 という方は、持ち込んでも構いません。 ただし、せめて1か月前には、お店に持ってきて下さい。 ワインを休ませ、状態を整える必要があります。 (持ち込み料は、1本につき¥3000) 「高級ワインだから、自分で開けると失敗するかもしれないし・・・」 と不安な方は、全力を尽くして、最高の味わいを引き出します ので、遠慮なくご相談下さい~。以上です・・・。 では、よい水曜日をお過ごし下さい。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。 ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.24
では、水曜日の、お料理のメニューです!。◎ルッコラと、ハモンセラーノのサラダ、 シャトリューズ風味を、実験しています。 どうか少しだけ待ってください~。◎ラタトゥイユがメニューに載りました。 5~6時間煮込んだトマトピューレから作っているため、 トマトのツルンとした鮮やかな酸味が、ブルゴーニュの 赤ワインと、めちゃくちゃ合います!。◎仔羊のブレゼ、 量を少なめにしたサイズも用意できます!。l (お一人様向けに ¥1600)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎プロシュート ディ パルマ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~肉厚の、トロっとしたコクのある旨みは、もうたまりません・・・。ハーフサイズ ではなく、フルサイズで召し上がることをお勧めします。その大きさと、肉厚の 迫力に、きっとびっくりされることでしょう。◎プロシュート ディ サン・ダニエーレ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~15か月熟成です。「パルマ産」よりも上質とされ、ふわふわの、綿のような 柔らかい触感は、もう一度味わうと病み付きになります。◎ハモン セラーノ アルティザン ¥1300 (ハーフサイズ)¥700 ~黒豚と白豚のあいの子です。旨みの厚みと、柔らかい脂身の組み合わせ が見事に溶け合っていて、寄り添うように美しいのです。14か月熟成。◎ハモン セラーノ トレヴェレズ ¥1500 (ハーフサイズ)¥1300 ~スペイン・グラナダ近郊のトレヴェレス地区産です。標高1500メートルで、 かなり乾燥している村のようです。そのため、ハムの名産地として有名で、 綺麗に筋が入った脂身は、まるで松坂牛のように滑らかで、上品・・・。 23ヵ月熟成。◎ハモン イベリコ レセボ ¥2500 (ハーフサイズ)¥1300 ~サラマンカ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリを食べて、大きくなりきれ なかったものは、飼料を食べて体重が増えたものになり、「レセボ」と分類され ます。ベジョータのものとは異なり、ドングリのナッツ系のコクと、脂身のしっかり した豊かさが混じり合って、非常に食べ応えのある、完成度の高い味わいに 仕上がっています。24か月熟成。 ◎ハモン イベリコ ピュア ベジョータ 純血種 30か月熟成 ¥3200 (ハーフサイズ)¥1600◎ハモン イベリコ ベジョータ 30か月熟成 ¥3300 (ハーフサイズ)¥1700 ~サラマンサ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリだけを食べて、丸丸太った イベリコハムの最高峰です。30か月熟成という、極めて長い時間をかけて、 この上ない複雑さを身に着けます。上記の生ハムは、真空パックではなく、発注 してから切り分けられるために、塩気がきつくなく、とても自然な肉の旨みが感じられ ます。マグロと一緒で、購入してから、少し時間が経った方が、どんどん複雑になって きて、味わいの立体感と奥行きが出るようです。★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.24
水曜日のデザート的なメニューです!。◎さらに、2013年のダージリンの、 ファーストフラッシュ「マーガレッツホープ農園」 入荷し、味見しました!。 透明感があって、水面の上下に、全ての要素が 溶けあっているように滑らかで、自然な生命の勢いを 感じます。こんなに綺麗な味で、いいんでしょうか。 (素晴らしすぎて・・・)◎2013年のダージリンの茶葉の、 「ファーストフラッシュ」が入荷しました!。 このピュッタボン農園のものは、なんと、100グラム¥16000もするという高級品で、 香りから全く違います。しっとりした触感の中に、 熟した甘さが上がってきて、素晴らしい立体感が。 この次元の違う味わいは、5杯限定です~。◎自由ヶ丘の、「パリ・セヴェイユ」さんから、再び、ガトー・ショコラを仕入れました!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、1970年代のリースリングや、貴腐ワインにめちゃくちゃ 合います。この輝くような酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ミッシェル ブランのチョコレート 1個¥500 ~チョコレートの中で、ファブリスジロット、ピエールマルコリーニ(の限定版)、 そして、もう一つ、どうしても手に入れたかったのがこのミッシェル・ブラン さんの作品です。暗闇の中から、「そのもの」の存在が、レンブラントの絵画 のように、じんわりと浮かび上がってくる・・・。その存在感とオーラは、経験 しなければ、感じることができません。余韻まで圧倒的に残る「そのもの」の 残像と匂いは、一度経験してしまうと、もう止められません。◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ファブリス・ジロットのガナッシュいろいろ 1個¥400 ~ブルゴーニュ(ディジョン)のショコラティエの彼は、まるでブルゴーニュワイン のように鮮烈で、カカオの強烈なパワーを発散する味わいのものを作ります。 極めて印象的で、フルーツや、素材の最も上品な要素を、凝縮したような 味わいを。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Equateur Ros Rios Grand Cru de Propriete ¥800 Hacienda Puerto Romero(ナショナル種) ~最も精妙で、細やかな味わいは、絶滅品種から作られる貴重な味わい。 ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.24
では、水曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎エリック タイエ ル グラン M ブリュット ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方です。実は、個人的にあんまり馴染みのない銘柄で、だからこそしっかり味わって、真価を確かめたいと思っていました。ピノムニエ100%で、ヴィンテージ違いのものがブレンドされているようです。実際に、味見してみると、なんて滑らかな触感。ピノムニエは、元々劣等品種で、苦みが存在するはずなのに、タンニンが本当に柔らかいのです。お、恐れ入りました・・・(脱帽プレイ)◎ラルマンディエ ベルニエ ヴィーユ ヴィーニュ ド クラマン 2005年 ¥4000(¥2000) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。◎フランソワーズ ベデル キュヴェ ”ロベルト ウィナー” 1996年 ¥5500(¥2800) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。(月曜日に開ける前は)さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率を使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。(月曜日に開けて、味見しました!。これは、いいじゃないですか!。開けたては、少し苦み(敢えて、苦みと書きます)があって、これからその苦みの内部(コア)から、どんな旨み柔らかさが出てくるかと、想像だけしていました。そして、火曜日の段階で、滑らかなふくらみと豊かさが、出てきているではないですか!。これはまさにクリュッグのヴィンテージを味わう時に感じる「アレ」で、カカオのような擦れた甘さが、ドワっー!と、盛り上がってきているのです。やはりシャンパン地方でなければ、このような立体感のある味わいは生まれないでしょうし、このふり幅「ダイナミックレンジ」の大きさは、本当に桁外れではないでしょうか。これは何が何でも、飲むべきかと・・・)★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!。今週は、2本目を開けます~)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.24
水曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.24
水曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎燗酒のメニューを載せました!。 いちばん下にリストがあります~。 6年以上の研究の末に、ようやく、 メニューに載ることになっています~。◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎亀齢 純米吟醸 おりがらみ 生原酒(2009 BY) 180ミリ¥1800(90ミリ¥900)◎悦 凱陣 純米吟醸 八反錦 うすにごり 生原酒(2011 BY) 180ミリ¥2000(90ミリ¥1000)ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.24
では、火曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)★ドメーヌ ド ショレイ●ボーヌ ヴィーニュ フランシュ 2004年 ¥3300(¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。これを飲んで、やはり2004年は素晴らしいヴィンテージだと感じました。酸味がとてつもなく綺麗で、甘さが自然で透明感があるのです。その甘さと酸味が綺麗に寄り添って、美しい余韻となっていきます。アメリカ系評論家は、2004年を良くない年と切り捨ててしまっていますが、そんなことは全くありません。私は、2005年ものと2004年ものをどちらを買うかと聞かれれば、迷わず、2004年を取ります。この美しさは、まさにブルゴーニュの良さが凝縮されているのではないでしょうか。★ブシャール社の自社畑(ドメーヌもの)●ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド アンファン ジュスイ 2010年 ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブシャール社のワインは、ネゴシアンもので、ただ凡庸なワインを出しているとされていますが、実は、所有している畑(ドメーヌ)には、本当に優れているものがあります。まさに、この畑は、彼らのフラッグシップ的な存在で、溢れんばかりに豊かで、そして、カカオのようなほのかなコクが寄りそい、ここまで完成度が高いのかといつも驚かされます。実際に、2010年のブルゴーニュは、タンニンとミネラルがとても綺麗で、甘みと綺麗に寄り添って、まだまだ熟成初期なのに、信じられないほど美味しいのです。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ドメーヌ ゴービー●コート ド ルーション ヴィラージュ ”ムンタダ” 1996年 ¥6000(¥3000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。”ムンタダ”と言えば、ラングドック地方の、カリスマ的な存在で、これほどまで完成度の高い赤ワインは、めったにありません。偉大なボルドーのような美しいタンニン、そして、ふくよかなボディの重相感は、やはり、ただものではありません。この地域で、これだけの気高さを持ったワインが生まれるとは、やはり南仏の底力は、凄まじいものがあります。今回は、1996年という熟成したもので、どんな味わいか、本当に楽しみです。 ★ブリュノ クレール●ジュヴレイ シャンベルタン レ カズティエ 1995年 ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブリュノ・クレール家は、ジュヴレイ村の中でも、ゴツン!という堅さ、岩のような強さが前面に出るというよりも、内面に存在する、柔らかい豊かさ、滑らかな土のニュアンスを含んだコクが自然に出ています。1995年ものは、果実味の豊かな丸さ、甘さが前面に出ているので、まさに彼のスタイルに合致しています。実際に味見していると、こんなに美味しく、「開いた」味わいだとは思いませんでした。(もっと内向的かと想像していました)★クラヴリエ エ フィス●ニュイ サン ジョルジュ ヴィーニュ ロンド 1980年 ”オスピス ド ニュイ” ¥5800(¥2900) 仏・ブルゴーニュ地方です。1980年というヴィンテージは、タンニンが少なく、 葡萄の自然な甘さが素直に出ていて、溶けた葡萄の良さを、思う存分味わえ ます。そんなに良い年とはされていませんが、私は全く違う意見です。熟成して こんなに葡萄の甘さ、良さが出ているヴィンテージはなかなかないと思います。 今飲んでも美味しいし、あと10年以上は余裕で熟成する能力があります。 開けたてに味見した瞬間は、DRC(ロマネコンティ社)の熟成したものが放つ ブーケに似ていて、なんて妖艶で、可愛らしいのだろうと感じます。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.24
では、水曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎な、なんと、 プリュム家の競売会用の特別な「ゴールドカプセル」 が入荷しました!。◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー シュペトレーゼ 2005 (シュロス・リーザー家) ¥2600(¥1300) 独・モーゼル地方です。この生産者のワインは、昔から仕入れたかったもののひとつでした。口の中に含んだ瞬間から、スーっと、一本線を引いたかのように、一直線に余韻まで抜けていく酸味。あまりにも上品で、いつまでも忘れられない鮮やかと、ふんわりした軽さを残します。モーゼルワインの個性は、やはり甘さと酸味のバランス、言いようのないほどの清らかな甘さにあると思います。彼のワインは、本当に綺麗で、素晴らしいと思います。「ドイツワインは甘いだけ」と勘違いしている人に、無理やり勧めたい・・・。 ◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ヴェーレナー ゾンネンウアー アウスレーゼ ゴールドカプセル 2006年 (ヨハン ヨゼフ プリュム) 50ミリ¥9200(25ミリ¥4600) 独・モーゼル地方です。ドイツワインと言えば、エゴン・ミューラー、ロバート・ヴァイル、そして、このプリュム家が3大生産者で(ローゼンも素晴らしいのですが)、この鮮やかな酸味の活き活きした要素は、とりわけ秀でています。彼らが作るワインは、「天上のネクター」と言われ、甘さがチュルンと、溶けた滑らかさがあって、もう言葉にできないほど、上品な味わいなのです。甘いのに、酸味が豊富なため、清らかで、自然な甘さが。そして、このゴールドカプセル(金キャップ)は、とりわけ出来のいいものにつけられ、オークションなどに、特別に出されます。普通のものよりも、より一層艶があって、酸味と甘さが一体となった「溶けた触感」が、もうたまりません。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.24
では、水曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.24
では、火曜日の、お料理のメニューです!。◎ルッコラと、ハモンセラーノのサラダ、 シャトリューズ風味を、実験しています。 どうか少しだけ待ってください~。◎ラタトゥイユがメニューに載りました。 5~6時間煮込んだトマトピューレから作っているため、 トマトのツルンとした鮮やかな酸味が、ブルゴーニュの 赤ワインと、めちゃくちゃ合います!。◎仔羊のブレゼ、 量を少なめにしたサイズも用意できます!。l (お一人様向けに ¥1600)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎プロシュート ディ パルマ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~肉厚の、トロっとしたコクのある旨みは、もうたまりません・・・。ハーフサイズ ではなく、フルサイズで召し上がることをお勧めします。その大きさと、肉厚の 迫力に、きっとびっくりされることでしょう。◎プロシュート ディ サン・ダニエーレ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~15か月熟成です。「パルマ産」よりも上質とされ、ふわふわの、綿のような 柔らかい触感は、もう一度味わうと病み付きになります。◎ハモン セラーノ アルティザン ¥1300 (ハーフサイズ)¥700 ~黒豚と白豚のあいの子です。旨みの厚みと、柔らかい脂身の組み合わせ が見事に溶け合っていて、寄り添うように美しいのです。14か月熟成。◎ハモン セラーノ トレヴェレズ ¥1500 (ハーフサイズ)¥1300 ~スペイン・グラナダ近郊のトレヴェレス地区産です。標高1500メートルで、 かなり乾燥している村のようです。そのため、ハムの名産地として有名で、 綺麗に筋が入った脂身は、まるで松坂牛のように滑らかで、上品・・・。 23ヵ月熟成。◎ハモン イベリコ レセボ ¥2500 (ハーフサイズ)¥1300 ~サラマンカ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリを食べて、大きくなりきれ なかったものは、飼料を食べて体重が増えたものになり、「レセボ」と分類され ます。ベジョータのものとは異なり、ドングリのナッツ系のコクと、脂身のしっかり した豊かさが混じり合って、非常に食べ応えのある、完成度の高い味わいに 仕上がっています。24か月熟成。 ◎ハモン イベリコ ピュア ベジョータ 純血種 30か月熟成 ¥3200 (ハーフサイズ)¥1600◎ハモン イベリコ ベジョータ 30か月熟成 ¥3300 (ハーフサイズ)¥1700 ~サラマンサ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリだけを食べて、丸丸太った イベリコハムの最高峰です。30か月熟成という、極めて長い時間をかけて、 この上ない複雑さを身に着けます。上記の生ハムは、真空パックではなく、発注 してから切り分けられるために、塩気がきつくなく、とても自然な肉の旨みが感じられ ます。マグロと一緒で、購入してから、少し時間が経った方が、どんどん複雑になって きて、味わいの立体感と奥行きが出るようです。★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.23
火曜日のデザート的なメニューです!。◎さらに、2013年のダージリンの、 ファーストフラッシュ「マーガレッツホープ農園」 入荷し、味見しました!。 透明感があって、水面の上下に、全ての要素が 溶けあっているように滑らかで、自然な生命の勢いを 感じます。こんなに綺麗な味で、いいんでしょうか。 (素晴らしすぎて・・・)◎2013年のダージリンの茶葉の、 「ファーストフラッシュ」が入荷しました!。 このピュッタボン農園のものは、なんと、100グラム¥16000もするという高級品で、 香りから全く違います。しっとりした触感の中に、 熟した甘さが上がってきて、素晴らしい立体感が。 この次元の違う味わいは、5杯限定です~。◎自由ヶ丘の、「パリ・セヴェイユ」さんから、再び、ガトー・ショコラを仕入れました!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、1970年代のリースリングや、貴腐ワインにめちゃくちゃ 合います。この輝くような酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ミッシェル ブランのチョコレート 1個¥500 ~チョコレートの中で、ファブリスジロット、ピエールマルコリーニ(の限定版)、 そして、もう一つ、どうしても手に入れたかったのがこのミッシェル・ブラン さんの作品です。暗闇の中から、「そのもの」の存在が、レンブラントの絵画 のように、じんわりと浮かび上がってくる・・・。その存在感とオーラは、経験 しなければ、感じることができません。余韻まで圧倒的に残る「そのもの」の 残像と匂いは、一度経験してしまうと、もう止められません。◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ファブリス・ジロットのガナッシュいろいろ 1個¥400 ~ブルゴーニュ(ディジョン)のショコラティエの彼は、まるでブルゴーニュワイン のように鮮烈で、カカオの強烈なパワーを発散する味わいのものを作ります。 極めて印象的で、フルーツや、素材の最も上品な要素を、凝縮したような 味わいを。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Equateur Ros Rios Grand Cru de Propriete ¥800 Hacienda Puerto Romero(ナショナル種) ~最も精妙で、細やかな味わいは、絶滅品種から作られる貴重な味わい。 ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.23
では、火曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎エリック タイエ ル グラン M ブリュット ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方です。実は、個人的にあんまり馴染みのない銘柄で、だからこそしっかり味わって、真価を確かめたいと思っていました。ピノムニエ100%で、ヴィンテージ違いのものがブレンドされているようです。実際に、味見してみると、なんて滑らかな触感。ピノムニエは、元々劣等品種で、苦みが存在するはずなのに、タンニンが本当に柔らかいのです。お、恐れ入りました・・・(脱帽プレイ)◎ラルマンディエ ベルニエ ヴィーユ ヴィーニュ ド クラマン 2005年 ¥4000(¥2000) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。◎フランソワーズ ベデル キュヴェ ”ロベルト ウィナー” 1996年 ¥5500(¥2800) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。(月曜日に開ける前は)さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率を使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。(月曜日に開けて、味見しました!。これは、いいじゃないですか!。開けたては、少し苦み(敢えて、苦みと書きます)があって、これからその苦みの内部(コア)から、どんな旨み柔らかさが出てくるかと、想像だけしていました。そして、火曜日の段階で、滑らかなふくらみと豊かさが、出てきているではないですか!。これはまさにクリュッグのヴィンテージを味わう時に感じる「アレ」で、カカオのような擦れた甘さが、ドワっー!と、盛り上がってきているのです。やはりシャンパン地方でなければ、このような立体感のある味わいは生まれないでしょうし、このふり幅「ダイナミックレンジ」の大きさは、本当に桁外れではないでしょうか。これは何が何でも、飲むべきかと・・・)★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!。今週は、2本目を開けます~)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.23
火曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。◎メニューには載せていないのですが、 ぬる燗の研究を、4年ほど進めていまして、 「お燗下さい」と言われれば、出しますので、 遠慮なく・・・。 (ただし、燗の材料が少なく、同時に2組頼まれると、 アウト!なので、もう少し待ってください。設備を整えます)ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.23
火曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。 ◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.23
では、火曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)★ドメーヌ ド ショレイ●ボーヌ ヴィーニュ フランシュ 2004年 ¥3300(¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。これを飲んで、やはり2004年は素晴らしいヴィンテージだと感じました。酸味がとてつもなく綺麗で、甘さが自然で透明感があるのです。その甘さと酸味が綺麗に寄り添って、美しい余韻となっていきます。アメリカ系評論家は、2004年を良くない年と切り捨ててしまっていますが、そんなことは全くありません。私は、2005年ものと2004年ものをどちらを買うかと聞かれれば、迷わず、2004年を取ります。この美しさは、まさにブルゴーニュの良さが凝縮されているのではないでしょうか。★ブシャール社の自社畑(ドメーヌもの)●ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド アンファン ジュスイ 2010年 ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブシャール社のワインは、ネゴシアンもので、ただ凡庸なワインを出しているとされていますが、実は、所有している畑(ドメーヌ)には、本当に優れているものがあります。まさに、この畑は、彼らのフラッグシップ的な存在で、溢れんばかりに豊かで、そして、カカオのようなほのかなコクが寄りそい、ここまで完成度が高いのかといつも驚かされます。実際に、2010年のブルゴーニュは、タンニンとミネラルがとても綺麗で、甘みと綺麗に寄り添って、まだまだ熟成初期なのに、信じられないほど美味しいのです。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ドメーヌ ゴービー●コート ド ルーション ヴィラージュ ”ムンタダ” 1996年 ¥6000(¥3000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。”ムンタダ”と言えば、ラングドック地方の、カリスマ的な存在で、これほどまで完成度の高い赤ワインは、めったにありません。偉大なボルドーのような美しいタンニン、そして、ふくよかなボディの重相感は、やはり、ただものではありません。この地域で、これだけの気高さを持ったワインが生まれるとは、やはり南仏の底力は、凄まじいものがあります。今回は、1996年という熟成したもので、どんな味わいか、本当に楽しみです。 ★ブリュノ クレール●ジュヴレイ シャンベルタン レ カズティエ 1995年 ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブリュノ・クレール家は、ジュヴレイ村の中でも、ゴツン!という堅さ、岩のような強さが前面に出るというよりも、内面に存在する、柔らかい豊かさ、滑らかな土のニュアンスを含んだコクが自然に出ています。1995年ものは、果実味の豊かな丸さ、甘さが前面に出ているので、まさに彼のスタイルに合致しています。実際に味見していると、こんなに美味しく、「開いた」味わいだとは思いませんでした。(もっと内向的かと想像していました)★クラヴリエ エ フィス●ニュイ サン ジョルジュ ヴィーニュ ロンド 1980年 ”オスピス ド ニュイ” ¥5800(¥2900) 仏・ブルゴーニュ地方です。1980年というヴィンテージは、タンニンが少なく、 葡萄の自然な甘さが素直に出ていて、溶けた葡萄の良さを、思う存分味わえ ます。そんなに良い年とはされていませんが、私は全く違う意見です。熟成して こんなに葡萄の甘さ、良さが出ているヴィンテージはなかなかないと思います。 今飲んでも美味しいし、あと10年以上は余裕で熟成する能力があります。 開けたてに味見した瞬間は、DRC(ロマネコンティ社)の熟成したものが放つ ブーケに似ていて、なんて妖艶で、可愛らしいのだろうと感じます。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.23
では、火曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.23
では、月曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎エリック タイエ ル グラン M ブリュット ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方です。実は、個人的にあんまり馴染みのない銘柄で、だからこそしっかり味わって、真価を確かめたいと思っていました。ピノムニエ100%で、ヴィンテージ違いのものがブレンドされているようです。実際に、味見してみると、なんて滑らかな触感。ピノムニエは、元々劣等品種で、苦みが存在するはずなのに、タンニンが本当に柔らかいのです。お、恐れ入りました・・・(脱帽プレイ)◎ラルマンディエ ベルニエ ヴィーユ ヴィーニュ ド クラマン 2005年 ¥4000(¥2000) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。◎フランソワーズ ベデル キュヴェ ”ロベルト ウィナー” 1996年 ¥5500(¥2800) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!。土曜日の段階で、もう1本開けます~)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.22
月曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎開運の純米吟醸 赤壁雄町の2010年BY, 売り切れました~。◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。◎メニューには載せていないのですが、 ぬる燗の研究を、4年ほど進めていまして、 「お燗下さい」と言われれば、出しますので、 遠慮なく・・・。 (ただし、燗の材料が少なく、同時に2組頼まれると、 アウト!なので、もう少し待ってください。設備を整えます)ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.22
月曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎鍋島 純米大吟醸 が入荷しました!。 ~鍋島と磯自慢は味見しましたが、まだ少し堅いです。 美味しくなるまで寝かせますので、少し待って下さい。◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、昨年入荷して、すぐに売り切れ、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく今年のものが手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄ではないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。(黒龍「石田屋」よりも極端に数が少なく、入手困難です。これほど貴重なものは、なかなか飲 めません!)◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.22
では、月曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)★ドメーヌ ド ショレイ●ボーヌ ヴィーニュ フランシュ 2004年 ¥3300(¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。これを飲んで、やはり2004年は素晴らしいヴィンテージだと感じました。酸味がとてつもなく綺麗で、甘さが自然で透明感があるのです。その甘さと酸味が綺麗に寄り添って、美しい余韻となっていきます。アメリカ系評論家は、2004年を良くない年と切り捨ててしまっていますが、そんなことは全くありません。私は、2005年ものと2004年ものをどちらを買うかと聞かれれば、迷わず、2004年を取ります。この美しさは、まさにブルゴーニュの良さが凝縮されているのではないでしょうか。★ブシャール社の自社畑(ドメーヌもの)●ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド アンファン ジュスイ 2010年 ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブシャール社のワインは、ネゴシアンもので、ただ凡庸なワインを出しているとされていますが、実は、所有している畑(ドメーヌ)には、本当に優れているものがあります。まさに、この畑は、彼らのフラッグシップ的な存在で、溢れんばかりに豊かで、そして、カカオのようなほのかなコクが寄りそい、ここまで完成度が高いのかといつも驚かされます。実際に、2010年のブルゴーニュは、タンニンとミネラルがとても綺麗で、甘みと綺麗に寄り添って、まだまだ熟成初期なのに、信じられないほど美味しいのです。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ドメーヌ ゴービー●コート ド ルーション ヴィラージュ ”ムンタダ” 1996年 ¥6000(¥3000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。”ムンタダ”と言えば、ラングドック地方の、カリスマ的な存在で、これほどまで完成度の高い赤ワインは、めったにありません。偉大なボルドーのような美しいタンニン、そして、ふくよかなボディの重相感は、やはり、ただものではありません。この地域で、これだけの気高さを持ったワインが生まれるとは、やはり南仏の底力は、凄まじいものがあります。今回は、1996年という熟成したもので、どんな味わいか、本当に楽しみです。 ★ブリュノ クレール●ジュヴレイ シャンベルタン レ カズティエ 1995年 ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブリュノ・クレール家は、ジュヴレイ村の中でも、ゴツン!という堅さ、岩のような強さが前面に出るというよりも、内面に存在する、柔らかい豊かさ、滑らかな土のニュアンスを含んだコクが自然に出ています。1995年ものは、果実味の豊かな丸さ、甘さが前面に出ているので、まさに彼のスタイルに合致しています。実際に味見していると、こんなに美味しく、「開いた」味わいだとは思いませんでした。(もっと内向的かと想像していました)★クラヴリエ エ フィス●ニュイ サン ジョルジュ ヴィーニュ ロンド 1980年 ”オスピス ド ニュイ” ¥5800(¥2900) 仏・ブルゴーニュ地方です。1980年というヴィンテージは、タンニンが少なく、 葡萄の自然な甘さが素直に出ていて、溶けた葡萄の良さを、思う存分味わえ ます。そんなに良い年とはされていませんが、私は全く違う意見です。熟成して こんなに葡萄の甘さ、良さが出ているヴィンテージはなかなかないと思います。 今飲んでも美味しいし、あと10年以上は余裕で熟成する能力があります。 開けたてに味見した瞬間は、DRC(ロマネコンティ社)の熟成したものが放つ ブーケに似ていて、なんて妖艶で、可愛らしいのだろうと感じます。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.22
では、月曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。◎アルザスのキンツレー家の、 ゲヴルツトラミネールのSGN(セレクション ド グランノーブル) が入荷しました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.22
では、月曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.22
まるで秋の入りの日であるかのように、涼しい風が、部屋の中を通り抜けていきます。そんな土曜日に朝に、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、ツール ド フランスも残りわずか2日間。今日は、いよいよ最終決戦で、アルプスの山を登る、過酷の日です。ぜひ楽しみにして下さい~。(コンタドールの調子は?)では早速、今月のシャンパン祭りの詳細です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2か月にわたって、約60~70種類のシャンパンを、開けまくります。カテゴリーを、A,B,Cの3つに分けて、常に3種類を飲めるようにしています。そして、売り切れたらすかさず次のシャンパンを開け、どんどん回転していく、というものです。 今年も、銘柄の好みよりも、馴染みのないもの、珍しいシャンパンを、片っ端からドンドン開けて、野心的に、飲みまくるつもりです!。毎日、どういうシャンパンが開いているかは、コロコロ変わるので、ツイッター、またはこのブログでご確認下さい~。http://twitter.com/#!/ElevageAzabuhttp://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/★カテゴリーA (70ミリ¥1000~¥1300)◎ピエール モンキュイ デュロス グランクリュ ブラン ド ブラン NV 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。この蔵のシャンパンは、きちんと向き合わなければならない、と思っていました。以前は、普通のブリュットNVを飲んで、「なんだか凡庸なシャンパンだな」と思っていました。しかし、この蔵の2004年のヴィンテージを飲んで、「これは素晴らしいぞ、何かが違うぞ」と考えていました。そして、今回のシャンパン特集で、いくつかを飲む予定です。実際に試飲会で飲むのと、エレヴァージュできちんとした状態で飲むのは全く味わいが違います。さて、どういう味わいになるか、本当に楽しみです。さて、実際にエレヴァージュで安置して味見してみると、薄くなりがちな酸味のふわふわした形の中に、しっとりした柔らかさと、蜜のような甘さが出ていて、予想以上に、いいじゃないですか!。◎エリック タイユ ブリュット ル グランM NV→◎ベルナール レミー グランクリュ ブリュット NV →◎クリスチャン セネ カルト ブランシュ NV→◎ラエルト フレール ブリュット ウルトラディション NV→◎マルゲ ブラン ド ノワール NV→◎クリスチャン ブザン ブリュット トラディション NV→◎ベルナール レミー キュヴェ プレスティージュ ブリュット NV→◎ティエリー ブルモン シルヴァークラス NV→◎P.ゲール &フィス キュヴェ コクリコ NV→◎ロジェ プイヨン キュヴェ レゼルヴ ブリュット NV→◎ピエール モンキュイ グランクリュ 2004年★カテゴリーB(70ミリ¥1400~¥2500)◎ラルマンディエ ベルニエ クラマン 2005年 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。→◎フィリポナ シュプリム レゼルヴ セック 1996年→◎フランソワーズ ベデル アントル シエル エ テール NV→◎ポール ロジェ 2002年→◎ドラピエ カルト ドール 1992年→◎アンリ ショーヴェ キュヴェ ノワール 2008年→◎アラン ナヴァール ランタンポレル NV→◎テタンジェ ノクターン パープルナイト エディション NV→◎エマニエル ブロシェ ”ル モン ブノワ” プルミエクリュ NV→◎ギー ラルマンディエ ブラン ド ブラン 2004年→◎ビルカール サルモン 2004年→◎フィリポナ ブリュット 1522★カテゴリーC(70ミリ¥2600~)◎フランソワ ベデル ロベルト ウィナー 1996年 70ミリ¥2800 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、 やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。→◎アンリ ジロー フュ ド シェーヌ マルチ ヴィンテージ NV 70ミリ¥3400→◎テタンジェ コレクション 1992年 50ミリ¥3600→◎ロジェ プイヨン 2XOZ 70ミリ¥2800→◎アンリオ アンシャンテルール 1998年 70ミリ¥3000・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな感じで、グイグイ攻めたいと思います~。◎イタリアの1950年代、1961年のワインが、 入荷します。詳細は、また連絡します~。◎ヴォギュエ家のミュジニー 1970年、 売り切れました・・・すいません。 また面白いものを入れるので、楽しみにして下さい~。◎在庫リスト、を更新しまして、 珍しいものをたくさん加えています~。 シャトーヌフ デュ パプ 1959(ダニエル・サンダース) シャトーヌフ デュ パプ 1978(ネルト家) シャトーヌフ デュ パプ 1966(オジェ家)などなど。◎ラタトゥイユを、 ようやくメニューに載せました!。 これから夏本番、じゃんじゃん作りたいと思います~。◎先週から、ロゼワインをグラスで出してます!。 水代わりに、グビグビ飲めるものをずっと探していまして、 ようやく見つかりました!(70ミリ¥600)。 ★ファミーユ スメール家 〇ラ クロワ デュ プリュール ロゼ コート ド プロヴァンス 2012◎「最近、メールマガジンがずっと来ていません・・・」 という声を、多くのお客さんから聞きます。 実は、2100人ほどの読者にメルマガを送っているのですが、 300通ほどは、サーバーにブロックされているようなのです。 (迷惑メールと判断されてしまい、お客さんのメールアドレスに届く 前で、サーバーの段階でブロックされてしまう) それで、気になる方は、サーバーに問い合わせてみて下さい~。 (ヤフー、GーMAILなどでも、ブロックしてしまっている場合が多いです)◎お店の予約は、21時まででしたら、 承ります。といいますか、料理の仕込みもあるので、 できたら、予約して下さると嬉しいです。 (特に食事をなさる方は・・・) 21時以降は、直前の予約のみ承ります。 30分~40分前に電話して下さい。その時に席が空いていれば、 席を確保しておきます。せっかくいらっしゃったのに、満席だと、 とても申し訳ないので・・・。◎飲むワインをあらかじめ決めて、 何時に飲むか決まっている場合は、何時でも予約されても構いません。 その時間に合わせて、抜栓のタイミングを決め、温度や状態を整え、 最高の状態になるようにします。◎ワインを持ち込んで飲みたい!、 という方は、持ち込んでも構いません。 ただし、せめて1か月前には、お店に持ってきて下さい。 ワインを休ませ、状態を整える必要があります。 (持ち込み料は、1本につき¥3000) 「高級ワインだから、自分で開けると失敗するかもしれないし・・・」 と不安な方は、全力を尽くして、最高の味わいを引き出します ので、遠慮なくご相談下さい~。以上です・・・。 では、よい土曜日をお過ごし下さい。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。 ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.20
では、水曜日の、お料理のメニューです!。◎ラタトゥイユがメニューに載りました。 5~6時間煮込んだトマトピューレから作っているため、 トマトのツルンとした鮮やかな酸味が、ブルゴーニュの 赤ワインと、めちゃくちゃ合います!。◎仔羊のブレゼ、 量を少なめにしたサイズも用意できます!。l (お一人様向けに ¥1600)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎プロシュート ディ パルマ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~肉厚の、トロっとしたコクのある旨みは、もうたまりません・・・。ハーフサイズ ではなく、フルサイズで召し上がることをお勧めします。その大きさと、肉厚の 迫力に、きっとびっくりされることでしょう。◎プロシュート ディ サン・ダニエーレ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~15か月熟成です。「パルマ産」よりも上質とされ、ふわふわの、綿のような 柔らかい触感は、もう一度味わうと病み付きになります。◎ハモン セラーノ アルティザン ¥1300 (ハーフサイズ)¥700 ~黒豚と白豚のあいの子です。旨みの厚みと、柔らかい脂身の組み合わせ が見事に溶け合っていて、寄り添うように美しいのです。14か月熟成。◎ハモン セラーノ トレヴェレズ ¥1500 (ハーフサイズ)¥1300 ~スペイン・グラナダ近郊のトレヴェレス地区産です。標高1500メートルで、 かなり乾燥している村のようです。そのため、ハムの名産地として有名で、 綺麗に筋が入った脂身は、まるで松坂牛のように滑らかで、上品・・・。 23ヵ月熟成。◎ハモン イベリコ レセボ ¥2500 (ハーフサイズ)¥1300 ~サラマンカ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリを食べて、大きくなりきれ なかったものは、飼料を食べて体重が増えたものになり、「レセボ」と分類され ます。ベジョータのものとは異なり、ドングリのナッツ系のコクと、脂身のしっかり した豊かさが混じり合って、非常に食べ応えのある、完成度の高い味わいに 仕上がっています。24か月熟成。 ◎ハモン イベリコ ピュア ベジョータ 純血種 30か月熟成 ¥3200 (ハーフサイズ)¥1600◎ハモン イベリコ ベジョータ 30か月熟成 ¥3300 (ハーフサイズ)¥1700 ~サラマンサ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリだけを食べて、丸丸太った イベリコハムの最高峰です。30か月熟成という、極めて長い時間をかけて、 この上ない複雑さを身に着けます。上記の生ハムは、真空パックではなく、発注 してから切り分けられるために、塩気がきつくなく、とても自然な肉の旨みが感じられ ます。マグロと一緒で、購入してから、少し時間が経った方が、どんどん複雑になって きて、味わいの立体感と奥行きが出るようです。★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.20
土曜日のデザート的なメニューです!。◎さらに、2013年のダージリンの、 ファーストフラッシュ「マーガレッツホープ農園」 入荷し、味見しました!。 透明感があって、水面の上下に、全ての要素が 溶けあっているように滑らかで、自然な生命の勢いを 感じます。こんなに綺麗な味で、いいんでしょうか。 (素晴らしすぎて・・・)◎2013年のダージリンの茶葉の、 「ファーストフラッシュ」が入荷しました!。 このピュッタボン農園のものは、なんと、100グラム¥16000もするという高級品で、 香りから全く違います。しっとりした触感の中に、 熟した甘さが上がってきて、素晴らしい立体感が。 この次元の違う味わいは、5杯限定です~。◎自由ヶ丘の、「パリ・セヴェイユ」さんから、再び、ガトー・ショコラを仕入れました!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、1970年代のリースリングや、貴腐ワインにめちゃくちゃ 合います。この輝くような酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ミッシェル ブランのチョコレート 1個¥500 ~チョコレートの中で、ファブリスジロット、ピエールマルコリーニ(の限定版)、 そして、もう一つ、どうしても手に入れたかったのがこのミッシェル・ブラン さんの作品です。暗闇の中から、「そのもの」の存在が、レンブラントの絵画 のように、じんわりと浮かび上がってくる・・・。その存在感とオーラは、経験 しなければ、感じることができません。余韻まで圧倒的に残る「そのもの」の 残像と匂いは、一度経験してしまうと、もう止められません。◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ファブリス・ジロットのガナッシュいろいろ 1個¥400 ~ブルゴーニュ(ディジョン)のショコラティエの彼は、まるでブルゴーニュワイン のように鮮烈で、カカオの強烈なパワーを発散する味わいのものを作ります。 極めて印象的で、フルーツや、素材の最も上品な要素を、凝縮したような 味わいを。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Equateur Ros Rios Grand Cru de Propriete ¥800 Hacienda Puerto Romero(ナショナル種) ~最も精妙で、細やかな味わいは、絶滅品種から作られる貴重な味わい。 ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.20
では、土曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎ピエール モンキュイ ”デュロス” グランクリュ メニル シュール オジェ ブラン ド ブラン NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。この蔵のシャンパンは、きちんと向き合わなければならない、と思っていました。以前は、普通のブリュットNVを飲んで、「なんだか凡庸なシャンパンだな」と思っていました。しかし、この蔵の2004年のヴィンテージを飲んで、「これは素晴らしいぞ、何かが違うぞ」と考えていました。そして、今回のシャンパン特集で、いくつかを飲む予定です。実際に試飲会で飲むのと、エレヴァージュできちんとした状態で飲むのは全く味わいが違います。さて、どういう味わいになるか、本当に楽しみです。さて、実際にエレヴァージュで安置して味見してみると、薄くなりがちな酸味のふわふわした形の中に、しっとりした柔らかさと、蜜のような甘さが出ていて、予想以上に、いいじゃないですか!。(このシャンパンが、もう少しで売り切れそうです。売り切れたら、次に ◎ラルマンディエ ベルニエ ヴィーユ ヴィーニュ ド クラマン 2005年 ¥4000(¥2000) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。シャンパンという、一見単調で、鮮やかなだけの存在に、ここまで深みを加えることができるのか、または、どこまで葡萄の生命の根幹、土壌のコクのあるニュアンスを組み込むことができるのか、その答えが、ここにあるような気がします。シャンパンとしては、驚くほど樹齢の深い葡萄を使っているようで、味わいの中に、カカオのような「茶色い」ニュアンスを帯びていて、葡萄を噛んだ瞬間の、鮮烈な生命力の迸る力さえも、インテンシティ(強烈さ)を持って伝わってきます。今後のシャンパンという存在が、どこに向かっていくのか、その一つの方向性が、ここにあるような気がします。◎フランソワーズ ベデル キュヴェ ”ロベルト ウィナー” 1996年 ¥5500(¥2800) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。実は昨年、彼らのワインの「コム オートルフォワ」をシャンパン祭りで開けています。本音を言えば、味わいが詰まりすぎていて、重たくて、そんなにいい印象は受けませんでした。ただしその時感じたのは、もう少し瓶を「立てて」長い年月熟成させれば、その重たいタンニンが澱をなって底に落ちて、隠れている酸味の鮮やかさが出て、バランスが取れるかもしれない、そう感じました。おそらく、買ってすぐの段階で、安置しないで飲んだ場合は、味わいが地味で、重く(感じ)て、あんまり美味しいと感じないだろうな・・・と。ただし、やり方次第では、きちんと美味しくなるかもしれない、そのように考え、判断を保留しています。さて、このシャンパンは、ピノムニエ88%という異常に高い比率使っています。味わいが濃すぎるのではという不安はありますが、まずは、開けてみて、味わいを試してみたいと思います。★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!。土曜日の段階で、もう1本開けます~)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.20
土曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎開運の純米吟醸 赤壁雄町の2010年BY, 売り切れました~。◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。◎メニューには載せていないのですが、 ぬる燗の研究を、4年ほど進めていまして、 「お燗下さい」と言われれば、出しますので、 遠慮なく・・・。 (ただし、燗の材料が少なく、同時に2組頼まれると、 アウト!なので、もう少し待ってください。設備を整えます)ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.20
土曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎鍋島 純米大吟醸 が入荷しました!。 ~鍋島と磯自慢は味見しましたが、まだ少し堅いです。 美味しくなるまで寝かせますので、少し待って下さい。◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、昨年入荷して、すぐに売り切れ、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく今年のものが手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄ではないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。(黒龍「石田屋」よりも極端に数が少なく、入手困難です。これほど貴重なものは、なかなか飲 めません!)◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.20
では、土曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)★ドメーヌ ド ショレイ●ボーヌ ヴィーニュ フランシュ 2004年 ¥3300(¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。これを飲んで、やはり2004年は素晴らしいヴィンテージだと感じました。酸味がとてつもなく綺麗で、甘さが自然で透明感があるのです。その甘さと酸味が綺麗に寄り添って、美しい余韻となっていきます。アメリカ系評論家は、2004年を良くない年と切り捨ててしまっていますが、そんなことは全くありません。私は、2005年ものと2004年ものをどちらを買うかと聞かれれば、迷わず、2004年を取ります。この美しさは、まさにブルゴーニュの良さが凝縮されているのではないでしょうか。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ドメーヌ ゴービー●コート ド ルーション ヴィラージュ ”ムンタダ” 1996年 ¥6000(¥3000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。”ムンタダ”と言えば、ラングドック地方の、カリスマ的な存在で、これほどまで完成度の高い赤ワインは、めったにありません。偉大なボルドーのような美しいタンニン、そして、ふくよかなボディの重相感は、やはり、ただものではありません。この地域で、これだけの気高さを持ったワインが生まれるとは、やはり南仏の底力は、凄まじいものがあります。今回は、1996年という熟成したもので、どんな味わいか、本当に楽しみです。 ★ジョルジュ ミュニュレ家●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 1999年 ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。彼らのワインは、果実味の「ジワっ!」という重厚感の中に、スミレの花や、甘草のような(体に良い)薬草のニュアンスが混じり合った、とても複雑な味わいが、層をなして形成されています。特に1999年ものは、ちょっと重いのではないかなと、不安だったのですが、甘さと酸味のバランスがとても良くて、これから、綺麗な味わいになっていくのが予想され、飲みごろに入っているのではないでしょうか。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.20
では、土曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。◎アルザスのキンツレー家の、 ゲヴルツトラミネールのSGN(セレクション ド グランノーブル) が入荷しました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.20
では、土曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.20
では、金曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。◎アルザスのキンツレー家の、 ゲヴルツトラミネールのSGN(セレクション ド グランノーブル) が入荷しました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.19
では、金曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.19
では、木曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。◎アルザスのキンツレー家の、 ゲヴルツトラミネールのSGN(セレクション ド グランノーブル) が入荷しました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.18
では、木曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.18
ひんやした涼しい風の向こうから、なんとなく、夏の湿気が戻ってきているのを感じます。そんな7月の半ばに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、シャンパン祭り、どんどん進んでいます!。早速、詳細を載せていきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2か月にわたって、約60~70種類のシャンパンを、開けまくります。カテゴリーを、A,B,Cの3つに分けて、常に3種類を飲めるようにしています。そして、売り切れたらすかさず次のシャンパンを開け、どんどん回転していく、というものです。 今年も、銘柄の好みよりも、馴染みのないもの、珍しいシャンパンを、片っ端からドンドン開けて、野心的に、飲みまくるつもりです!。毎日、どういうシャンパンが開いているかは、コロコロ変わるので、ツイッター、またはこのブログでご確認下さい~。http://twitter.com/#!/ElevageAzabuhttp://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/★カテゴリーA (70ミリ¥1000~¥1300)◎ピエール モンキュイ デュロス グランクリュ ブラン ド ブラン NV 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。この蔵のシャンパンは、きちんと向き合わなければならない、と思っていました。以前は、普通のブリュットNVを飲んで、「なんだか凡庸なシャンパンだな」と思っていました。しかし、この蔵の2004年のヴィンテージを飲んで、「これは素晴らしいぞ、何かが違うぞ」と考えていました。そして、今回のシャンパン特集で、いくつかを飲む予定です。実際に試飲会で飲むのと、エレヴァージュできちんとした状態で飲むのは全く味わいが違います。さて、どういう味わいになるか、本当に楽しみです。さて、実際にエレヴァージュで安置して味見してみると、薄くなりがちな酸味のふわふわした形の中に、しっとりした柔らかさと、蜜のような甘さが出ていて、予想以上に、いいじゃないですか!。◎エリック タイユ ブリュット ル グランM NV→◎ベルナール レミー グランクリュ ブリュット NV →◎クリスチャン セネ カルト ブランシュ NV→◎ラエルト フレール ブリュット ウルトラディション NV→◎マルゲ ブラン ド ノワール NV→◎クリスチャン ブザン ブリュット トラディション NV→◎ベルナール レミー キュヴェ プレスティージュ ブリュット NV→◎ティエリー ブルモン シルヴァークラス NV→◎P.ゲール &フィス キュヴェ コクリコ NV→◎ロジェ プイヨン キュヴェ レゼルヴ ブリュット NV→◎ピエール モンキュイ グランクリュ 2004年★カテゴリーB(70ミリ¥1400~¥2500)◎ポール ロジェ ブラン ド ブラン 2000年 仏・シャンパーニュ地方です。ポール・ロジェは、有名なシャンパンの蔵の中でも独特の個性と、独自の品格を保っています。きめ細かい白いミネラルや、しっとりした柔らかいふくよかさ。その余韻は本当に美しく、懐が深いのです。2000年らしい穏やかさ、酸味の丸さが良く出ていて、素晴らしい相性ではないでしょうか。(日曜日に開けました。水曜日の段階で、9杯たっぷり残っています!。こんなにしっとりした触感の、スベスベのお肌のようなシャンパンは、他にあるでしょうか。まるで、偉大なシャサーニュモンラッシェ村のワインのような、キメの細かい質感は、一度味わってしまうと、もう止められません!)→◎ラルマンディエ ベルニエ クラマン 2005年→◎フィリポナ シュプリム レゼルヴ セック 1996年→◎フランソワーズ ベデル アントル シエル エ テール NV→◎ポール ロジェ 2002年→◎ドラピエ カルト ドール 1992年→◎アンリ ショーヴェ キュヴェ ノワール 2008年→◎アラン ナヴァール ランタンポレル NV→◎テタンジェ ノクターン パープルナイト エディション NV→◎エマニエル ブロシェ ”ル モン ブノワ” プルミエクリュ NV→◎ギー ラルマンディエ ブラン ド ブラン 2004年→◎ビルカール サルモン 2004年→◎フィリポナ ブリュット 1522★カテゴリーC(70ミリ¥2600~)◎アンリオ アンシャンテルール 1996年 70ミリ¥3200 仏・シャンパーニュ地方です。アンリオ社のこの"アンシャンテルール"という 最高峰のキュベは、あんまり知られてはいないのですが、優れた逸品だと思い ます。香りを嗅いだ瞬間、冷気たっぷりの「霧に包まれた」ような、ミネラルの 粒子に頭を支配されます。その心地よさは、本当に魔法にかかったように衝撃 的で、言葉ではなかなかいい表せません ★最近、レコルタン・マニピュランのシャンパンが、まるでネゴシアン・マニピュラン のものよりも、品質が優れているかのような「流行」があります。しかし、 このアンリオのシャンパンは、作り手が明確な意図を持って、絶妙にブレンド して、こちらまでその意図がしっかり伝わってきます。こういういいシャンパンを 外すわけにはいきません!。→◎フランソワ ベデル ロベルト ウィナー 1996年 70ミリ¥2800→◎アンリ ジロー フュ ド シェーヌ マルチ ヴィンテージ NV 70ミリ¥3400→◎テタンジェ コレクション 1992年 50ミリ¥3600→◎ロジェ プイヨン 2XOZ 70ミリ¥2800→◎アンリオ アンシャンテルール 1998年 70ミリ¥3000・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな感じで、グイグイ攻めたいと思います~。◎在庫リスト、を更新しまして、 珍しいものをたくさん加えています~。 シャトーヌフ デュ パプ 1959(ダニエル・サンダース) シャトーヌフ デュ パプ 1978(ネルト家) シャトーヌフ デュ パプ 1966(オジェ家)などなど。 ◎ラタトゥイユを、 ようやくメニューに載せました!。 これから夏本番、じゃんじゃん作りたいと思います~。◎先週から、ロゼワインをグラスで出してます!。 水代わりに、グビグビ飲めるものをずっと探していまして、 ようやく見つかりました!(70ミリ¥600)。 ★ファミーユ スメール家 〇ラ クロワ デュ プリュール ロゼ コート ド プロヴァンス 2012◎「最近、メールマガジンがずっと来ていません・・・」 という声を、多くのお客さんから聞きます。 実は、2100人ほどの読者にメルマガを送っているのですが、 300通ほどは、サーバーにブロックされているようなのです。 (迷惑メールと判断されてしまい、お客さんのメールアドレスに届く 前で、サーバーの段階でブロックされてしまう) それで、気になる方は、サーバーに問い合わせてみて下さい~。 (ヤフー、GーMAILなどでも、ブロックしてしまっている場合が多いです)◎お店の予約は、21時まででしたら、 承ります。といいますか、料理の仕込みもあるので、 できたら、予約して下さると嬉しいです。 (特に食事をなさる方は・・・) 21時以降は、直前の予約のみ承ります。 30分~40分前に電話して下さい。その時に席が空いていれば、 席を確保しておきます。せっかくいらっしゃったのに、満席だと、 とても申し訳ないので・・・。◎飲むワインをあらかじめ決めて、 何時に飲むか決まっている場合は、何時でも予約されても構いません。 その時間に合わせて、抜栓のタイミングを決め、温度や状態を整え、 最高の状態になるようにします。◎ワインを持ち込んで飲みたい!、 という方は、持ち込んでも構いません。 ただし、せめて1か月前には、お店に持ってきて下さい。 ワインを休ませ、状態を整える必要があります。 (持ち込み料は、1本につき¥3000) 「高級ワインだから、自分で開けると失敗するかもしれないし・・・」 と不安な方は、全力を尽くして、最高の味わいを引き出します ので、遠慮なくご相談下さい~。以上です・・・。 では、よい水曜日をお過ごし下さい。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。 ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.17
では、水曜日の、お料理のメニューです!。◎ラタトゥイユがメニューに載りました。 5~6時間煮込んだトマトピューレから作っているため、 トマトのツルンとした鮮やかな酸味が、ブルゴーニュの 赤ワインと、めちゃくちゃ合います!。◎仔羊のブレゼ、 量を少なめにしたサイズも用意できます!。l (お一人様向けに ¥1600)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎プロシュート ディ パルマ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~肉厚の、トロっとしたコクのある旨みは、もうたまりません・・・。ハーフサイズ ではなく、フルサイズで召し上がることをお勧めします。その大きさと、肉厚の 迫力に、きっとびっくりされることでしょう。◎プロシュート ディ サン・ダニエーレ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~15か月熟成です。「パルマ産」よりも上質とされ、ふわふわの、綿のような 柔らかい触感は、もう一度味わうと病み付きになります。◎ハモン セラーノ アルティザン ¥1300 (ハーフサイズ)¥700 ~黒豚と白豚のあいの子です。旨みの厚みと、柔らかい脂身の組み合わせ が見事に溶け合っていて、寄り添うように美しいのです。14か月熟成。◎ハモン セラーノ トレヴェレズ ¥1500 (ハーフサイズ)¥1300 ~スペイン・グラナダ近郊のトレヴェレス地区産です。標高1500メートルで、 かなり乾燥している村のようです。そのため、ハムの名産地として有名で、 綺麗に筋が入った脂身は、まるで松坂牛のように滑らかで、上品・・・。 23ヵ月熟成。◎ハモン イベリコ レセボ ¥2500 (ハーフサイズ)¥1300 ~サラマンカ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリを食べて、大きくなりきれ なかったものは、飼料を食べて体重が増えたものになり、「レセボ」と分類され ます。ベジョータのものとは異なり、ドングリのナッツ系のコクと、脂身のしっかり した豊かさが混じり合って、非常に食べ応えのある、完成度の高い味わいに 仕上がっています。24か月熟成。 ◎ハモン イベリコ ピュア ベジョータ 純血種 30か月熟成 ¥3200 (ハーフサイズ)¥1600◎ハモン イベリコ ベジョータ 30か月熟成 ¥3300 (ハーフサイズ)¥1700 ~サラマンサ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリだけを食べて、丸丸太った イベリコハムの最高峰です。30か月熟成という、極めて長い時間をかけて、 この上ない複雑さを身に着けます。上記の生ハムは、真空パックではなく、発注 してから切り分けられるために、塩気がきつくなく、とても自然な肉の旨みが感じられ ます。マグロと一緒で、購入してから、少し時間が経った方が、どんどん複雑になって きて、味わいの立体感と奥行きが出るようです。★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.17
水曜日のデザート的なメニューです!。◎さらに、2013年のダージリンの、 ファーストフラッシュ「マーガレッツホープ農園」 入荷し、味見しました!。 透明感があって、水面の上下に、全ての要素が 溶けあっているように滑らかで、自然な生命の勢いを 感じます。こんなに綺麗な味で、いいんでしょうか。 (素晴らしすぎて・・・)◎2013年のダージリンの茶葉の、 「ファーストフラッシュ」が入荷しました!。 このピュッタボン農園のものは、なんと、100グラム¥16000もするという高級品で、 香りから全く違います。しっとりした触感の中に、 熟した甘さが上がってきて、素晴らしい立体感が。 この次元の違う味わいは、5杯限定です~。◎自由ヶ丘の、「パリ・セヴェイユ」さんから、再び、ガトー・ショコラを仕入れました!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、1970年代のリースリングや、貴腐ワインにめちゃくちゃ 合います。この輝くような酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ミッシェル ブランのチョコレート 1個¥500 ~チョコレートの中で、ファブリスジロット、ピエールマルコリーニ(の限定版)、 そして、もう一つ、どうしても手に入れたかったのがこのミッシェル・ブラン さんの作品です。暗闇の中から、「そのもの」の存在が、レンブラントの絵画 のように、じんわりと浮かび上がってくる・・・。その存在感とオーラは、経験 しなければ、感じることができません。余韻まで圧倒的に残る「そのもの」の 残像と匂いは、一度経験してしまうと、もう止められません。◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ファブリス・ジロットのガナッシュいろいろ 1個¥400 ~ブルゴーニュ(ディジョン)のショコラティエの彼は、まるでブルゴーニュワイン のように鮮烈で、カカオの強烈なパワーを発散する味わいのものを作ります。 極めて印象的で、フルーツや、素材の最も上品な要素を、凝縮したような 味わいを。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Equateur Ros Rios Grand Cru de Propriete ¥800 Hacienda Puerto Romero(ナショナル種) ~最も精妙で、細やかな味わいは、絶滅品種から作られる貴重な味わい。 ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.17
では、水曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。クリュッグ クロ デュ メニルがもうすぐなくなり、ポール ロジェ ブラン ド ブラン2000年、アンリオ アンシャンテルール 1996年を開けます~。そ、そして、エレヴァージュ史上2回目の、ロゼワインが登場です!。そして、シャンパン祭りが、始まっています~。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎ピエール モンキュイ ”デュロス” グランクリュ メニル シュール オジェ ブラン ド ブラン NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。この蔵のシャンパンは、きちんと向き合わなければならない、と思っていました。以前は、普通のブリュットNVを飲んで、「なんだか凡庸なシャンパンだな」と思っていました。しかし、この蔵の2004年のヴィンテージを飲んで、「これは素晴らしいぞ、何かが違うぞ」と考えていました。そして、今回のシャンパン特集で、いくつかを飲む予定です。実際に試飲会で飲むのと、エレヴァージュできちんとした状態で飲むのは全く味わいが違います。さて、どういう味わいになるか、本当に楽しみです。さて、実際にエレヴァージュで安置して味見してみると、薄くなりがちな酸味のふわふわした形の中に、しっとりした柔らかさと、蜜のような甘さが出ていて、予想以上に、いいじゃないですか!。◎ポール ロジェ ブラン ド ブラン 2000年 70ミリ¥2200 仏・シャンパーニュ地方です。ポール・ロジェは、有名なシャンパンの蔵の中でも独特の個性と、独自の品格を保っています。きめ細かい白いミネラルや、しっとりした柔らかいふくよかさ。その余韻は本当に美しく、懐が深いのです。2000年らしい穏やかさ、酸味の丸さが良く出ていて、素晴らしい相性ではないでしょうか。(日曜日に開けました。水曜日の段階で、9杯たっぷり残っています!。こんなにしっとりした触感の、スベスベのお肌のようなシャンパンは、他にあるでしょうか。まるで、偉大なシャサーニュモンラッシェ村のワインのような、キメの細かい質感は、一度味わってしまうと、もう止められません!)◎アンリオ キュヴェ デ ”アンシャンテルール” 1996年 仏・シャンパーニュ地方です。アンリオ社のこの"アンシャンテルール"という 最高峰のキュベは、あんまり知られてはいないのですが、優れた逸品だと思い ます。香りを嗅いだ瞬間、冷気たっぷりの「霧に包まれた」ような、ミネラルの 粒子に頭を支配されます。その心地よさは、本当に魔法にかかったように衝撃 的で、言葉ではなかなかいい表せません ★最近、レコルタン・マニピュランのシャンパンが、まるでネゴシアン・マニピュラン のものよりも、品質が優れているかのような「流行」があります。しかし、 このアンリオのシャンパンは、作り手が明確な意図を持って、絶妙にブレンド して、こちらまでその意図がしっかり伝わってきます。こういういいシャンパンを★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.17
水曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎開運の純米吟醸 赤壁雄町の2010年BY, 売り切れました~。◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。◎メニューには載せていないのですが、 ぬる燗の研究を、4年ほど進めていまして、 「お燗下さい」と言われれば、出しますので、 遠慮なく・・・。 (ただし、燗の材料が少なく、同時に2組頼まれると、 アウト!なので、もう少し待ってください。設備を整えます)ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.17
水曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎鍋島 純米大吟醸 が入荷しました!。 ~鍋島と磯自慢は味見しましたが、まだ少し堅いです。 美味しくなるまで寝かせますので、少し待って下さい。◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、昨年入荷して、すぐに売り切れ、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく今年のものが手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄ではないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。(黒龍「石田屋」よりも極端に数が少なく、入手困難です。これほど貴重なものは、なかなか飲 めません!)◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.17
では、水曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 2004年 (ダニエル リオン) ¥4000(¥2000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ドメーヌ ゴービー●コート ド ルーション ヴィラージュ ”ムンタダ” 1996年 ¥6000(¥3000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。”ムンタダ”と言えば、ラングドック地方の、カリスマ的な存在で、これほどまで完成度の高い赤ワインは、めったにありません。偉大なボルドーのような美しいタンニン、そして、ふくよかなボディの重相感は、やはり、ただものではありません。この地域で、これだけの気高さを持ったワインが生まれるとは、やはり南仏の底力は、凄まじいものがあります。今回は、1996年という熟成したもので、どんな味わいか、本当に楽しみです。 ★クラヴリエ エ フィス●ニュイ サン ジョルジュ ヴィーニュ ロンド 1980年 ”オスピス ド ニュイ” ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。1980年というヴィンテージは、タンニンが少なく、 葡萄の自然な甘さが素直に出ていて、溶けた葡萄の良さを、思う存分味わえ ます。そんなに良い年とはされていませんが、私は全く違う意見です。熟成して こんなに葡萄の甘さ、良さが出ているヴィンテージはなかなかないと思います。 今飲んでも美味しいし、あと10年以上は余裕で熟成する能力があります。 開けたてに味見した瞬間は、DRC(ロマネコンティ社)の熟成したものが放つ ブーケに似ていて、なんて妖艶で、可愛らしいのだろうと感じます。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.17
では、水曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)◎シャトーディケムの1985年をリストに載せました!。◎アルザスのキンツレー家の、 ゲヴルツトラミネールのSGN(セレクション ド グランノーブル) が入荷しました!。★ほのかな甘口◎ヴェーレナー ゾンネンウアー カビネット 2007年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2400(70ミリ¥1200) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎ピノ グリ セレクション グラン ノーブル 2003年 (マルセル・ダイス家) 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800) 仏・アルザス地方です。ダイスさんは、ウンブレヒトさんと同じく「アルザスの異端児」と言われています。アルザス地方の伝統的なワインからは、考えられないほど「濃密」で、テロワールを本当に尊重しているのか?という批判があるのも、なんとなくわかるような気もします。ただし、彼が作るワインには、凝縮した葡萄のエッセンスが詰まっていて、間違いなく「美味しい」のです。ここまで印象的な貴腐ワインを作り生産者は、アルザスにはなかなかいません。 ◎ピノ グリ グランクリュ クロ ジュブサル セレクション グラン ノーブル (ズイント ウンブレヒトさん) 1998年 60ミリ¥4000(30ミリ¥3000) 仏・アルザス地方です。「アルザスの異端児」と言われ、極端に熟した葡萄から、途方もない豊かさを持つ貴腐ワインを作ります。とても興味深いのは、こんなに凝縮しているのに、葡萄の甘さの奥に、しっかりと「アルザスらしいテロワール」を感じるところでしょう。石灰や、火山岩のような土壌の複雑さ、奥行きの輝きがあって、味わいに一段と奥行きが加わっています。◎シャトー ディケム 1985年 60ミリ¥6200(30ミリ¥3100) 仏・ソーテルヌ地方です。貴腐ワインの最高峰と言われて、ズドーン!という複雑な甘さの迫力は、比類ないものがあります。ただ甘いだけではなく、その背後に、複雑な土壌から生じる、微妙なニュアンスが混じり合っていて、やはり次元が違うなと考えさせられる今日この頃です。1985年ものは、ドーン!と直接的な蜜のニュアンスが出ていて、そして、控えめな酸味とタンニンが上品さを与えています。開けたても美味しいのですが、ゆっくり時間をかけて、どのような味わいに変化していくか、その有り様も興味深いです。◎ブラウネベルガー ユッファー ゾンネンウアー TBA(トロッケンベーレンアウスレーゼ) 2005年 (シュロス・リーザー家) 50ミリ¥6400(25ミリ¥3200) 独・モーゼル地方です。シュロス・リーザー家のワインは、一本筋の入ったような、綺麗な酸味が余韻にまっすぐ抜けていくのが特徴で、柔らかい甘さの中に、自然な清らかさ、ボディの細い上品さが隠れています。実際に味見をしてみると、トロっとした濃密な甘さの中に、モーゼルらしい綺麗な酸味が隠れていて、やはり、これぞモーゼルの美しさだなと感じます・・・。(5月26日に開けて、味見しました!。トロっとした滑らかさの内部(コア)に、やはりシュロス・リーザーらしい細い酸味の綺麗さが隠れていて、これは、長い年月熟成していくでしょう。開けたても、トロっと甘くておいしいのですが、1か月~3か月の間でゆっくり味見していくと、背後の酸味の綺麗さがドンドンでてきて、どんどん上品になっていくでしょう)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.17
では、水曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎1955年のキンタ ド ノヴァルの、ヴィンテージポートが入荷しました!。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン◎キンタ ド ノヴァル トーニーポート 40年 60ミリ・・・¥3200(¥1600) ポルトガル産です。トーニーポートは、大樽で長い間熟成するため、酸素と接触する 時間が長く、類稀な複雑さを、ワインの中に身に着けます。香りの上がり方が、円や かで、奥深いものになるのは、そういうわけなのです。トロトロっと溶けるような甘さ、そ して、いつまでも果てることがないのではと思える余韻。それこそが、トーニーポートの 醍醐味です。特にこのキンタ・ド・ノヴァル社は、畑が高いところにあるために、綺麗な 酸味をワインに蓄え、なんとも言えない上品さを身につけています。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。★マディラワイン●センチュリー マディラ マルムジー ソレラ 1900 (エンリケ&エンリケ社) 20ミリ¥4600 ポルトガル・マディラ島です。な、なんと1900年!のワインで、ほぼ一年前に買って グラスワインとして売っていました。その時の感動が忘れられず、もう一度購入し、 このようにリストに載せることができました。やはり、1900年というヴィンテージは、 幅広い地域で、本当に熟した、良い葡萄が取れたみたいですね。ギューン!と いう立体感のある鮮やかさと、深いコクのあるジワっとした甘さのメリハリがクッキリ していて、この振り幅の大きさこそ、100年以上熟成して、途方もない旨みを 葡萄の果実味の背後に蓄えることができるのです。 おそらく、開けたての段階では、とても鮮やかでフレッシュなのですが、徐々に時間 がたって、どんどん旨みが湧きだし、その丸さが拡がっていくなっていくスケールの大 きさが楽しみです。 (5月7日に開けて、味見しました!。酸味の鮮やかさがやはりスゴイです。この新鮮 な酸味のおかげで、長い間熟成できる能力を蓄える・・・。こんなに鮮やかで、自然 な甘さがあるなんて、やはりマディラワインの鍵は「酸味」だなと改めて感じさせていた だきました)★おすすめブランデー◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめウイスキー◎ダルウィニー 36年 蒸留所元詰め 1966年蒸留~2002年瓶詰め 限定版 47,2%VOL 18ミリ¥2900 スコットランド地方です。ダルウィニーは、普通の瓶詰めのものは、素朴な麦芽を 「なんとなく」しか感じず、ふくよかで「ぼんやり」していて、あんまり印象に残りませ ん。しかし、これは本当に限定品で、麦芽のゴツン!というコク、そして、ふくよか な豊かさが見事で、シェリー樽だけの濃いだけのウイスキーとは全く対照的です。 やはり、この蒸留所の個性を考えると、長い年月熟成が必要なようです。熟成 の若い段階は、麦芽の「素朴さ」だけに思えますが、本当に素晴らしいロットの ものは、長い年月をかけて、透明感のある麦芽のニュアンスの奥から、湧き上が ってくるような甘さが、とても好ましくなっているのです。こんなに豊かで、ヴォリューム があるなんて、本当に驚きで、感動的です。 以上です。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.17
では、火曜日の、お料理のメニューです!。◎ラタトゥイユがメニューに載りました。 5~6時間煮込んだトマトピューレから作っているため、 トマトのツルンとした鮮やかな酸味が、ブルゴーニュの 赤ワインと、めちゃくちゃ合います!。◎仔羊のブレゼ、 量を少なめにしたサイズも用意できます!。l (お一人様向けに ¥1600)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎プロシュート ディ パルマ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~肉厚の、トロっとしたコクのある旨みは、もうたまりません・・・。ハーフサイズ ではなく、フルサイズで召し上がることをお勧めします。その大きさと、肉厚の 迫力に、きっとびっくりされることでしょう。◎プロシュート ディ サン・ダニエーレ ¥1300 (ハーフサイズ) ¥700 ~15か月熟成です。「パルマ産」よりも上質とされ、ふわふわの、綿のような 柔らかい触感は、もう一度味わうと病み付きになります。◎ハモン セラーノ アルティザン ¥1300 (ハーフサイズ)¥700 ~黒豚と白豚のあいの子です。旨みの厚みと、柔らかい脂身の組み合わせ が見事に溶け合っていて、寄り添うように美しいのです。14か月熟成。◎ハモン セラーノ トレヴェレズ ¥1500 (ハーフサイズ)¥1300 ~スペイン・グラナダ近郊のトレヴェレス地区産です。標高1500メートルで、 かなり乾燥している村のようです。そのため、ハムの名産地として有名で、 綺麗に筋が入った脂身は、まるで松坂牛のように滑らかで、上品・・・。 23ヵ月熟成。◎ハモン イベリコ レセボ ¥2500 (ハーフサイズ)¥1300 ~サラマンカ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリを食べて、大きくなりきれ なかったものは、飼料を食べて体重が増えたものになり、「レセボ」と分類され ます。ベジョータのものとは異なり、ドングリのナッツ系のコクと、脂身のしっかり した豊かさが混じり合って、非常に食べ応えのある、完成度の高い味わいに 仕上がっています。24か月熟成。 ◎ハモン イベリコ ピュア ベジョータ 純血種 30か月熟成 ¥3200 (ハーフサイズ)¥1600◎ハモン イベリコ ベジョータ 30か月熟成 ¥3300 (ハーフサイズ)¥1700 ~サラマンサ地方、ギフエロ地区のものです。ドングリだけを食べて、丸丸太った イベリコハムの最高峰です。30か月熟成という、極めて長い時間をかけて、 この上ない複雑さを身に着けます。上記の生ハムは、真空パックではなく、発注 してから切り分けられるために、塩気がきつくなく、とても自然な肉の旨みが感じられ ます。マグロと一緒で、購入してから、少し時間が経った方が、どんどん複雑になって きて、味わいの立体感と奥行きが出るようです。★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.16
火曜日のデザート的なメニューです!。◎さらに、2013年のダージリンの、 ファーストフラッシュ「マーガレッツホープ農園」 入荷し、味見しました!。 透明感があって、水面の上下に、全ての要素が 溶けあっているように滑らかで、自然な生命の勢いを 感じます。こんなに綺麗な味で、いいんでしょうか。 (素晴らしすぎて・・・)◎2013年のダージリンの茶葉の、 「ファーストフラッシュ」が入荷しました!。 このピュッタボン農園のものは、なんと、100グラム¥16000もするという高級品で、 香りから全く違います。しっとりした触感の中に、 熟した甘さが上がってきて、素晴らしい立体感が。 この次元の違う味わいは、5杯限定です~。◎自由ヶ丘の、「パリ・セヴェイユ」さんから、再び、ガトー・ショコラを仕入れました!。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、1970年代のリースリングや、貴腐ワインにめちゃくちゃ 合います。この輝くような酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の3つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ミッシェル ブランのチョコレート 1個¥500 ~チョコレートの中で、ファブリスジロット、ピエールマルコリーニ(の限定版)、 そして、もう一つ、どうしても手に入れたかったのがこのミッシェル・ブラン さんの作品です。暗闇の中から、「そのもの」の存在が、レンブラントの絵画 のように、じんわりと浮かび上がってくる・・・。その存在感とオーラは、経験 しなければ、感じることができません。余韻まで圧倒的に残る「そのもの」の 残像と匂いは、一度経験してしまうと、もう止められません。◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ファブリス・ジロットのガナッシュいろいろ 1個¥400 ~ブルゴーニュ(ディジョン)のショコラティエの彼は、まるでブルゴーニュワイン のように鮮烈で、カカオの強烈なパワーを発散する味わいのものを作ります。 極めて印象的で、フルーツや、素材の最も上品な要素を、凝縮したような 味わいを。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Equateur Ros Rios Grand Cru de Propriete ¥800 Hacienda Puerto Romero(ナショナル種) ~最も精妙で、細やかな味わいは、絶滅品種から作られる貴重な味わい。 ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.16
では、火曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。クリュッグ クロ デュ メニルがもうすぐなくなり、ポール ロジェ ブラン ド ブラン2000年、アンリオ アンシャンテルール 1996年を開けます~。そ、そして、エレヴァージュ史上2回目の、ロゼワインが登場です!。そして、シャンパン祭りが、始まっています~。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★ロゼワイン○ラ クロワ デュ プリュール コート ド プロヴァンス 2012年 (ファミーユ スメール家) ¥1200(¥600) 仏・プロヴァンス地方です。真夏の暑い時期に、水みたいにガブガブ飲めるロゼワインをずっと探していました。「真夏の暑さを、癒してくれる冷たく、気持ち良いロゼワインがないかな?」と、何年間か考えていたのですが、今回ようやくそんなロゼワインに出会いました!。これは、思い切り冷やして、火照った体を鎮めてくれる清らかさに溢れています。ゴクゴク飲むことができるほど、体に素直に染み込む、まさに「南仏のロゼ」を、思う存分堪能して下さい~。実際に、エレヴァージュで保管してから味見してみると、やはりいいじゃないですか!。もう水のように滑らかで、ゴクゴク飲めます!。喉の渇きを素直に癒してくれる、真夏に最適のお酒です!。★シャンパン◎ピエール モンキュイ ”ユーグ ド グルメ” NV ブラン ド ブラン NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模生産者(レコルタン・マニピュラン)です。この蔵のシャンパンは、きちんと向き合わなければならない、と思っていました。以前は、普通のブリュットNVを飲んで、「なんだか凡庸なシャンパンだな」と思っていました。しかし、この蔵の2004年のヴィンテージを飲んで、「これは素晴らしいぞ、何かが違うぞ」と考えていました。そして、今回のシャンパン特集で、いくつかを飲む予定です。実際に試飲会で飲むのと、エレヴァージュできちんとした状態で飲むのは全く味わいが違います。さて、どういう味わいになるか、本当に楽しみです。これがそろそろ売り切れるので、→◎ピエール モンキュイ デュロス NV ¥2400(¥1200)を開けます~。◎ドラピエ グラン サンドレ 2004年 70ミリ¥2200 仏・シャンパーニュ地方です。ドラピエ社のものは、どこか黒土が詰まった「重たさ」が強く、飲みづらい印象がありました。しかし、2004年という酸味と骨格がしっかりしたヴィンテージだからこそ、この重たさとバランスが取れて、完成度が上がっているのではないか、そう考えて購入しました。(土曜日に味見しました!。いいじゃないですか。黒い詰まった味わいの奥から、上品なミネラルの酸味と、2004年らしいスケールの大きい「伸びやかさ」が綺麗に噛み合っています) ◎ポール ロジェ ブラン ド ブラン 2000年 70ミリ¥2200 仏・シャンパーニュ地方です。ポール・ロジェは、有名なシャンパンの蔵の中でも独特の個性と、独自の品格を保っています。きめ細かい白いミネラルや、しっとりした柔らかいふくよかさ。その余韻は本当に美しく、懐が深いのです。2000年らしい穏やかさ、酸味の丸さが良く出ていて、素晴らしい相性ではないでしょうか。◎クリュッグ クロ デュ メニル 1995年 40ミリ¥6800 仏・シャンパーニュ地方です。このシャンパンを飲むのは、おそらく4回目、今まで飲んだ 時は、開けたてはすごく「堅くて、酸っぱく」て、あんまり美味しくありませんでした。ただし、 開けて2日目、3日目になると、キーンという金属的(メタリック)な堅さの背後から、 白い中にいろんな色合いの甘さやミネラルの光彩が出てきて、どんどん美味しくなるの です。これから開けて、味わいを確認て、ツイッターでどんな状態か報告します。 (土曜日の20時に味見した時には、少し軽くて、酸味も浮ついていて、たしかに凄さ はわかるのですが、まだ単調な味わいで、白いミネラルの背景と、石灰質の粉っぽさが 感じるだけでした。しかし日曜日の夜中3時に味見してみると、つまり抜栓後7時間経過 した段階で飲むと、す、素晴らしいじゃないですか!。清らかさの中にも、柔らかい果実の 自然なニュアンスと、蜜のような「黄色いイメージ」がどんどん出てきたのです!。実際に、 「クロ デュ メニル」が持つ真っ白な色彩感の奥から、熟した黄色いイメージが出て来て、 これから、どんどん多彩な色合いに、甘さなどの隠れた要素が出てくるでしょう) (日曜日の段階で、正直言ってめちゃくちゃおすすめです。これだけの「拡がり」を持っている シャンパンを、めったに飲むことができません) (火曜日の段階で、あと3杯だけ残っています。ただし、味わいがおとなしくなってしまっている 可能性が高いです。その場合は、値下げして売ります。ツイッターで、随時報告します)◎アンリオ キュヴェ デ ”アンシャンテルール” 1996年 仏・シャンパーニュ地方です。アンリオ社のこの"アンシャンテルール"という 最高峰のキュベは、あんまり知られてはいないのですが、優れた逸品だと思い ます。香りを嗅いだ瞬間、冷気たっぷりの「霧に包まれた」ような、ミネラルの 粒子に頭を支配されます。その心地よさは、本当に魔法にかかったように衝撃 的で、言葉ではなかなかいい表せません ★最近、レコルタン・マニピュランのシャンパンが、まるでネゴシアン・マニピュラン のものよりも、品質が優れているかのような「流行」があります。しかし、 このアンリオのシャンパンは、作り手が明確な意図を持って、絶妙にブレンド して、こちらまでその意図がしっかり伝わってきます。こういういいシャンパンを★白ワイン◎リースリング グランクリュ フランクシュタイン 2009 (ドメーヌ メルシオル) ¥1800(¥900) 仏・アルザス地方です。先日参加した試飲会で、驚くほど鮮やかで、ふっくらした切れ味のあるワインで、「これだ!、こういうワインを求めたいたんだ」と感動していました。アルザスらしいドーン!という骨太のリースリングなのに、余計な辛さや、エステル臭さがほとんどなく、あくまでも清らかで、飲んだ後に心地よさが駆け抜けるのです。こんなに自然な味わいで、いいんでしょうか、と言いたくなるほど体液に素直に染み込んできます。◎ピュイイ フュイッセ テール ド ヴェルジッソン 2010年 (ドメーヌ ド スフランディエール・ブレット ブラザーズ) ¥2000(¥1000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すぐにリストに載せました。ピュイイ・フュイッセらしい颯爽とした果実味の鮮やかさ、そして、2010年らしい甘さと酸味のメリハリが綺麗に出ていて、本当にいいワインだと思います。2010年は、このミネラルの透明感と美しさが際立っていて、いろんな要素が「はまれば」素晴らしいワインになるのではないでしょうか。まさにこのワインが「はまった」典型的な例。◎ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル 2010年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4200(¥2100) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、2011年の後、 やはり2010年があまりにも素晴らしいので、2010年に変わっています。実際に、 ミネラルの光沢がツヤツヤしていて、ふくよかな滑らかさがあって、今飲んで、驚く ほど美味しいのです。もっと早く気付いて、片っ端から飲んでおけばよかったなと、 思います。あまりにも完成度が高いので、ただただ満足するだけ・・・。◎シャサーニュ モンラッシェ レ モルジョ "クロ ド ラ シャペル"(モノポール) ドメーヌ デュ デュック ド マジェンタ・・・醸造、瓶詰はルイ ジャド社 2004 ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。 このデュック・ド・マジェンタは、ジャド社の非常に親密な 生産者で、葡萄を買い入れ(または葡萄ジュースの段階)、ジャド社が醸造、熟成、 そして瓶詰をしています。これは、本当に特別な存在で、モルジョ畑の中でも、とびき りきめ細かい触感で、綿密で、とても上品な味わいなのです。ジャド社が作る、大きく 迫力のある白ワインとは、対照的で、ラベルをわざわざ変えて、売っているだけのことは あります。 (日曜日に開けて、味見しました!。予想通り、柔らかいシャサーニュ村の「しっとり感」 が良く出ています!) ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.07.16
日曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎十四代の”吟撰”、 天青 純米吟醸をリストに載せました!。◎開運 純米吟醸 ”雄町” 無濾過生原酒 美味しくなってきたので、リストに載せました!。 (年代違いのを、1本ずつ置いています!)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山”(H24BY)、 美味しくなってきたので、リストに載せます。◎メニューには載せていないのですが、 ぬる燗の研究を、4年ほど進めていまして、 「お燗下さい」と言われれば、出しますので、 遠慮なく・・・。 (ただし、燗の材料が少なく、同時に2組頼まれると、 アウト!なので、もう少し待ってください。設備を整えます)ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700)◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2011 BY) ¥1500(¥800) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.07.16
火曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎磯自慢 純米大吟醸 ”水響華”、◎王禄 純米大吟醸 生原酒 2008年BY、◎鍋島 純米大吟醸 が入荷しました!。 ~鍋島と磯自慢は味見しましたが、まだ少し堅いです。 美味しくなるまで寝かせますので、少し待って下さい。◎田酒 純米大吟醸 ”山廃”、 平成24BY年度ものを、リストに載せました!。 (年数違いのものが1本ずつあります~)◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、昨年入荷して、すぐに売り切れ、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく今年のものが手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄ではないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。(黒龍「石田屋」よりも極端に数が少なく、入手困難です。これほど貴重なものは、なかなか飲 めません!)◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.07.16
では、火曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)★レオン バラル家 ●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 2004年 (ダニエル リオン) ¥4000(¥2000) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。◎プランプジャック社 メルロー 2010年 ¥4800(¥2400) カリフォルニア地方です。最近、どんどん新しい生産者が出てきて、もうついていけませ ん・・・。でも、このワインは、昔から「いいな」と思っていました。ナパらしい重厚な甘さ コクがありながら、酸味が綺麗なので、厚ぼったくならず、とても上品なのです。豊か で、トロっとした自然な甘さが、余韻まで自然に残る・・・。やはり、ナパらしい強さと、 フレンチワインに憧れた上品さが融合した、まさに典型的なカリフォルニアワインだと 私は思います。★ベルトラン ド ラ ロンズレイ家●ボンヌ・マール 1989年 ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。あんまり有名ではない生産者で、お恥ずかしい話ですが、これは初めて飲みます。1989年というヴィンテージは、果実味の丸さ、豊かさがあって、甘さがより前面に出ています。そして、土壌の滋養に溢れたボンヌ・マールと、この1989年のスタイルが一致しているので、これはかなり良いのではないか、と思い購入しました。さて、どんな味わいになっているでしょうか。(日曜日に開けて、味見しました!。予想以上に、柔らかくて、豊かで、ボンヌ・マールらしい丸さがあります!。溶けた旨みが複雑で、いいじゃないですか!。火曜日に、どんな味わいに変化しているか、楽しみです)★クラヴリエ エ フィス●ニュイ サン ジョルジュ ヴィーニュ ロンド 1980年 ”オスピス ド ニュイ” ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。1980年というヴィンテージは、タンニンが少なく、 葡萄の自然な甘さが素直に出ていて、溶けた葡萄の良さを、思う存分味わえ ます。そんなに良い年とはされていませんが、私は全く違う意見です。熟成して こんなに葡萄の甘さ、良さが出ているヴィンテージはなかなかないと思います。 今飲んでも美味しいし、あと10年以上は余裕で熟成する能力があります。 開けたてに味見した瞬間は、DRC(ロマネコンティ社)の熟成したものが放つ ブーケに似ていて、なんて妖艶で、可愛らしいのだろうと感じます。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.07.16
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