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月曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎めったに手に入らない、獺祭の「槽場汲み」 が入荷しました。ただし、もう少し寝かせてから、 リストに載せます。◎王禄 ”丈径”(2011年 BY) 美味しくなってきたので、リストに載せました!。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。◎昇龍蓬莱 純米大吟醸 山田錦 無ろ過生原酒(2012 BY) ¥1500(¥800) 神奈川県産です。この蔵は、本当に凄まじい凝縮度を持つ日本酒を作っていて、 いつも、目の覚めるような鮮やかさを持っています。ワインで言えば、ドメーヌ・ ドーヴネに近いのではないでしょうか。実際にこの純米大吟醸は、味見するのは 初めてだったのですが、深く、鮮烈で、そして奥行きがある・・・。本当に醸造酒と して、ここまで完成度の高いものは、なかなかないのではと思います。素晴らしい。◎王禄 "丈径" 純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒(2010 BY) ¥1300(¥700) 島根県産です。日本酒の中でも、最も重厚で、迫力のあるお酒ではないでしょうか。 口の中に含んだ時のヴォリューム、弾けるようなコクは、ブルゴーニュで言えば「シャ ンベルタン」に匹敵するような気がします。昔から、ずっと仕入れたいと思っていたお酒で、 去年からようやくリストに載せることができました。余韻にかけての存在感には脱帽です・・・。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.18
日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎燗酒のメニュー、少し変わりました!。 これから、どんどん種類が増えます~。◎そろそろ、黒龍「石田屋」「二左衛門」 が入ってくる時期です。今年は、何本くらい手に入るのか。 本当に楽しみです。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒 「亀」(2012年BY)、 リストに載せました!。◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華”(2012BY) ¥2000(¥1000) 静岡県産です。磯自慢を飲むたびに、あぁ、やっぱり静岡は綺麗な水を引いているのだなと思います。清らかで、ピュアで、あくまでも柔らかいのに、清涼感に溢れている・・・。静岡の酒と、福井のお酒に似たような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。どちらも、清らかさに溢れていて、水が柔らかいのに、ひんやりして心地よいのです。そして、この磯自慢は、大吟醸らしい(純米大吟醸ではないという意味)芯の強さがあって、見事なバランスを保っています。「純米でなければ・・・」という一昔前の日本酒ファンもいるのはわかりますが、こういうバランスなどを考え抜かれた上で、アルコールが足されると、こんなに綺麗なお酒になるのかと、脱帽です。◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒「亀」(2012 BY) ¥4800(2400) 静岡県産です。静岡らしい水の清らかさ、柔らかく自然な触感が素晴らしいのです。そして、ただ柔らかいだけではなく、その中に芯の通った、硬質な美しさが潜んでいるのです・・・。日本酒の表現で「辛口」という拙い表現がありますが、どういう味わいなのか、その色彩はなんなのか、こういう味わいもあるのだな・・・と、感動します。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎満寿泉 純米生 無ろ過生酒(2011 BY) 180ミリ¥1500(90ミリ¥800) 富山県産です。満寿泉は、本来は「骨太」な味わいなため、こういう『燗酒』もとても向いていると思います。言葉を返せば、熱を加えることによって、ズドーン!というコク、豊かなボディが、湧きだすように出てくるのです。実際に、カカオのような甘さを含んだ重厚感は、もう、たまりません・・・。◎亀齢 辛口純米 八拾 (2009BY) 180ミリ¥1500(90ミリ¥800)◎秋鹿 山廃 純米 無ろ過生原酒 7号酵母 山田錦 H23BY 180ミリ¥1800(90ミリ¥900) ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.18
では、月曜日の赤ワインのリストです。ガラっと、アイテムが変っています~。 120ミリ(70ミリ)●フォージェール キュベ ジャディス 2009 ¥2000(¥1000) 仏・ラングドック・ルーション地方です。レオン・バラルと言えばこの地域の「鬼才」と いうべき存在で、これほどまで複雑で、葡萄の凝縮感のあるワインは、フランス全土 を探しても、なかなか見当たりません。強烈な「土っぽい香り」の中に、ガリッグの ようなハーブが混じったような個性的な要素、そして、花崗岩や、深い石灰質のキメ の細かい香りが、重層的に上がってきます。この迫力と、複雑な奥行きは、もうさすが としか言いようがありません。ラングドックではゴービー社の「ムンタダ」と双壁をなす のではないでしょうか。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)●クローズ エルミタージュ レ ヴァロニエール 2005年 (シャプティエ) ¥2500(¥1300) 仏・ローヌ地方です。熟成の若い、シャプティエ社のクローズ・エルミタージュは、久しぶりに飲みました。2005年らしく、重厚で豊かで、正直言って「重たい」味わいです。しかし、底辺に流れる、酸味の綺麗さは健在で、その自然な酸味が、ふわっとした優しい触感の果実味に仕上げています。ただし、開けて2日目以降は、徐々に果実味が溶けて、美味しくなってくるのではと想像しています。(金曜日の段階で、開けて2日目です。酸味の綺麗さがどんどん浮かび上がって来て同時に、甘さがふくらみを帯びてくるような気がします)●シャトー ランシュ ムーサ 2009年 ¥3200(¥1600) ~仏・ボルドー地方です。出ました!、何十年に一度と言われる偉大なヴィンテージです!。やはり、この年は、2000年、1982年に似ていて、とてもジューシーで、葡萄らしい自然な甘さを感じます。エキス分が多いのに、本当に滑らかで、今飲んでも、不思議なくらい美味しいのです(醸造技術の向上もあるでしょうが)。 ●ニュイ サン ジョルジュ レ ラヴィエール 2004年 (ダニエル リオン) ¥3200(¥1600) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。 ★ジャック・カシュー家●ヴォーヌ ロマネ オー レア 2004年 ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。このワイン、あまりにも素晴らしすぎて、エレヴァージュでは、60~70本購入して、ずっとハウスワインとして売っていました。さて今回は、また新たにこのワインが見つかったので、購入して、リストに載せています。と、3か月前に打っていたのですが、たくさん売れてしまい、残りあと1本になってしまいました・・・。ただし、シュパーン!という白いミネラルが輝き、2004年らしい綺麗な酸と相まって、素晴らしい完成度の高さです。★ルイ ラトゥール社の自社畑●コルトン クロ ド ラ ヴィーニュ オー サン 2004年 ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。ルイ ラトゥール社の自社畑のものは、ネゴシアンものと違って、葡萄の鮮やかな輪郭がピシっ!としていて、研ぎ澄まされています。ただ単純に「ルイ ラトゥールだから、たいしたことがない」と、なめてはいけません。実際に、この2004年ものは、ミネラルと酸味が途方もなく美しく、口に含んだ瞬間に、ジュワっ!と舌の中心に絞り込むような酸味があって、その奥に、巨大な深い甘さが拡がる、まさにスケールの大きい、偉大な「コルトン」だと思います。★ルイ・レミー●ラトリシエール・シャンベルタン 1983年 ¥5500(¥2800) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっと、この生産者のワインは、薄っぺらくて、しかも熟成が進み過ぎて、好きではありませんでした。しかし、ここ1~2年ほど輸入されているものは、とても状態が良く、酸味が活き活きしていて、とても鮮やかな果実味を持っているのです。そのせいで、エレヴァージュでもたくさんのワインを仕入れて、グラスワインとして売りました。このラトリシエールシャンベルタンは、「ラトリシエールらしい」透明感のあるミネラルの鮮やかさ、軽快な果実味の構造がとても心地よくて、余韻までが伸びやかに綺麗に終わります。1983年は猛暑の年で、過熟した要素はみじんも感じさせず、本当に美しい味わいに仕上がっています。 ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.18
では、月曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)〇プリュムさんの2011年が入荷しました!。★ほのかな甘口◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2011年(ヨハン ヨゼフ プリュムさん) ¥2400(¥1100)独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込んだかのような触感で、自然な酸味で、余韻がとても心地よい清涼感をもたらしてくれます。 ドイツワインは、ただ甘いだけではありません。この豊かな酸味こそ、素晴らしい上品さをワインに与えているのです。ドイツワインの生産者の中で、多くの人がこのプリュムさんに憧れて、このスタイルを目指すと言われる、理由がここにあります。「ドイツワインなんだただ甘いだけ」と、間違った認識を持たれている方へ、無理矢理飲ませたい・・・(卍固めをかけながら、元気ですか!)。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.18
では、月曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)◎バニュルス 1983年が入荷しました!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎バニュルス アル トラゴ ランシオ トレ ヴュー 1983 (ヴィアル マニュレス) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・南西部地方です。黒っぽいカカオのような香りの中に、フランス南部の、乾いた空気を想像させるような上品さ、アクのない自然な甘さが漂うようです。30年ほど熟成しているおかげで、コーティングされたカラメルのような甘さがあり、どこか、アルマニャックを思わせるギラっとした、艶のある滑らかさを感じます。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) (ドメーヌ ガヌヴァ) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。(11月15日に味見しました。2年ぶりに味見しましたが、やはり、伸びやかな酸と、深く、轟くようなコクのある甘さが「溶けて」いて、最高です。開けてから、酸素と触れ合い、どんどん複雑さが増していくでしょう)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎モートラック 19年 マネージャーズドラム 2002年に瓶詰め、 蒸留所元詰め 55.8%VOL 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。モートラック蒸留所の個性は、やはり、「ゴン!」という厚みのある麦芽のコクと、豊かなボディにあります。そして、そのパワーを、思う存分味わえるのが、このマネージャーズドラムなのです。トチの樹のハチミツや、麦汁たっぷりの凝縮した甘さの奥に、「ゴツン!」という強烈なコクが立ち昇ってくるその深さに、もう脱帽です・・・。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.18
では、金曜日の赤ワインのリストです。今日はなんといっても、シャルロパン家のシャンベルタンです!。(めったに飲めません) 120ミリ(70ミリ)◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ●クローズ エルミタージュ レ ヴァロニエール 2005年 (シャプティエ) ¥2500(¥1300) 仏・ローヌ地方です。熟成の若い、シャプティエ社のクローズ・エルミタージュは、久しぶりに飲みました。2005年らしく、重厚で豊かで、正直言って「重たい」味わいです。しかし、底辺に流れる、酸味の綺麗さは健在で、その自然な酸味が、ふわっとした優しい触感の果実味に仕上げています。ただし、開けて2日目以降は、徐々に果実味が溶けて、美味しくなってくるのではと想像しています。(金曜日の段階で、開けて2日目です。酸味の綺麗さがどんどん浮かび上がって来て同時に、甘さがふくらみを帯びてくるような気がします)●ニュイ サン ジョルジュ レ ラヴィエール 2004年 (ダニエル リオン) ¥3200(¥1600) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。★アルマン ルソー家●シャルム・シャンベルタン 2010年 50ミリ¥3400 2010年のブルゴーニュは、前々回のメールマガジンで伝えたように、ふくよかで、柔らかく、ミネラルの白い空気のような輝きがとても素晴らしいのです。今飲んで十二分に美味しく、しかも熟成する能力があるという、本当に完成度の高いワインばかり、生み出されました。 実際にルソーさんのワインのスタイルは、特に1990年代には、アメリカ系の評論家から、「薄くて、物足りない」という批判を浴びたことがありました。しかし、その薄さがあるからこそ、テロワールの美しさが、浮かび上がってくる・・・。それは印象派の絵画のように、果実味の背景が透けて見えるからこそ、その本来の輝きや、美しさが際立ってくるのです。ベタ塗りの油絵のようなワインでは、綺麗さや、輝きが発揮することはありません。 そして、2010年のヴィンテージのスタイルと、ルソーさんのワインの個性は、見事に一致しています。この年の彼のシャルム・シャンベルタンを飲むのは初めてなのですが、本当に楽しみです。(水曜日に開けて、味見しました!。ただし、ピーンと張りつめた酸味とミネラルがまた強く、まだ開いていなかったので、「飲みにこなくていい」とツイッターに書きました。そして、木曜日には、「開いて」美味しくなっていると想像しています。2002年のヴィンテージにすごく似ています)(木曜日の段階で、甘さと酸味がキレイに寄り添っています。素晴らしく美味しさが出ています)★フィリップ シャルロパン パリゾ家●シャンベルタン 1996年 40ミリ¥4900 仏・ブルゴーニュ地方です。この時代のシャルロパンのワインには、あんまりいい思い出がありません(すいません)。しかし、この年のシャンベルタンは初めて飲むので、どんな味わいになっているか、本当に楽しみです。シャンベルタンというワインは、研ぎ澄まされたシュパーン!というミネラルの鋭さが、四方八方に「炸裂」するほと鮮やかで、その一方で、内在的なコク、つまり豊かな丸さを同時に持っています。つまり、尖った鋭さと丸さ、という相反する要素を兼ね備えているのが、シャンベルタンの個性なのです。さて、彼のワインはどうなっているでしょうか。開けて、味見したら、またツイッターで知らせます。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.15
では、金曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)○クリマン 1982年が売り切れました~。★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.15
では、金曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎リンクウッド 12年(マネージャーズ ドラム) 1999年に瓶詰、 59,5%VOL、リフィルシェリー樽より 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が 良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。この瓶詰めのものは、リンクウッドらしい、どこか金属的な鋭利さを秘め、その奥からトロっと上質なシェリーのさりげない甘さが、寄り添ってくる、立体的なキュビズムのような味わいです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.15
お店の窓から遠くのほうを見ると、いつの間にか、イチョウが黄色に染まり始めています・・・。そんな11月の半ばに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、しばらくぶりの更新で、申し訳ありません。早速、今週以降の目玉のワインを記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11月11日(月曜)から、★フィリップ シャルロパン パリゾ家●クロ サン ドニ 1993年 50ミリ¥3900 4~5年前?に、このワインを味見したことがあります。その時の鮮やかな思いでが忘れられなくて、今回リストで見かけて、すかさず購入しました。クロ サン ドニという畑は、果実味の「ギュっ!」という凝縮した鮮やかさと、黒土のようなムンムンとした「土の匂い」を感じる、本当に完成度の高いワインだと思います。特に彼のこの1993年ものは、まさに「クロ サン ドニ」とはこうあってほしい、という理想的な形に仕上がっていて、何年ぶりに味見したのですが、心の奥を揺さぶる、深い香りが、体の中に染み込んできます。 ワインと言うのは不思議なもので、ただ葡萄を搾って、発酵させただけでは、こういうワインにはなりません。果汁の背景に、「存在感があって、また飲みたいと思わせる何か」がなければなりません。このクロ サン ドニは、やはり新世界のワインとは決定的に違う、「特別なもの」をふんだんに持っているのを感じます。 こういうワインを、毎日飲めたら、どれだけ幸せか、つくづく思います。(水曜日にも味見しました!。全てが最高の状態で、もうこんなに素晴らしくて、いいのでしょうか?。木曜日の段階で、どうなっているかは、またツイッターで伝えます)11月13日(水曜)から、★アルマン ルソー家●シャルム・シャンベルタン 2010年 50ミリ¥3400 2010年のブルゴーニュは、前々回のメールマガジンで伝えたように、ふくよかで、柔らかく、ミネラルの白い空気のような輝きがとても素晴らしいのです。今飲んで十二分に美味しく、しかも熟成する能力があるという、本当に完成度の高いワインばかり、生み出されました。 実際にルソーさんのワインのスタイルは、特に1990年代には、アメリカ系の評論家から、「薄くて、物足りない」という批判を浴びたことがありました。しかし、その薄さがあるからこそ、テロワールの美しさが、浮かび上がってくる・・・。それは印象派の絵画のように、果実味の背景が透けて見えるからこそ、その本来の輝きや、美しさが際立ってくるのです。ベタ塗りの油絵のようなワインでは、綺麗さや、輝きが発揮することはありません。 そして、2010年のヴィンテージのスタイルと、ルソーさんのワインの個性は、見事に一致しています。この年の彼のシャルム・シャンベルタンを飲むのは初めてなのですが、本当に楽しみです。(水曜日に開けて、味見しました!。ただし、ピーンと張りつめた酸味とミネラルがまた強く、まだ開いていなかったので、「飲みにこなくていい」とツイッターに書きました。そして、木曜日には、「開いて」美味しくなっていると想像しています。2002年のヴィンテージにすごく似ています)15日(金曜)から、★フィリップ シャルロパン家 ●シャンベルタン 1996年 40ミリ¥4900 実は、このラベルのシャルロパン家のワインには、あんまりいい印象がありません。個人的に、1993年以前のシャルロパンのワインは、テロワールの土の香りがムンムンしていて、果実味の凝縮感とバランスが取れていて、本当に素晴らしいな、というのが現在の印象です。 しかし1990年代の本当に偉大なワインを、私は経験していないので、この「シャンベルタン」という、これ以上ない偉大な畑、しかも、1996年という、1990年代でも最高のヴィンテージの一つで、どういう味わいになっているか、試さずにはいられません。じっくり、楽しみにたいと思います。18日(月曜)から、〇サロン ブラン ド ブラン キュヴェ S 1999年 50ミリ¥350020日(水曜)から、〇アンリオ キュヴェ アンシャンテルール 1989年 70ミリ¥340022日(金曜)から、〇サロン ブラン ド ブラン キュヴェ S 1997年 50ミリ¥3500・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎毎日、どういうアイテムが開いているかは、コロコロ変わるので、ツイッター、またはこのブログでご確認下さい~。http://twitter.com/#!/ElevageAzabuhttp://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/また、2日に1回、フェイスブックにて、重要な情報を載せています。エレヴァージュのページに、「いいね!」を押すと、次回から情報を更新するたびに、みなさんのもとへ、自動的にその内容が届きます。http://www.facebook.com/ElevageAzabu(ただし「いいね」を押さなくても、チラ見できます)◎「最近、メールマガジンがずっと来ていません・・・」 という声を、多くのお客さんから聞きます。 実は、2100人ほどの読者にメルマガを送っているのですが、 300通ほどは、サーバーにブロックされているようなのです。 (迷惑メールと判断されてしまい、お客さんのメールアドレスに届く 前で、サーバーの段階でブロックされてしまう) それで、気になる方は、サーバーに問い合わせてみて下さい~。 (ヤフー、GーMAILなどでも、ブロックしてしまっている場合が多いです)◎お店の予約は、21時まででしたら、 承ります。といいますか、料理の仕込みもあるので、 できたら、予約して下さると嬉しいです。 (特に食事をなさる方は・・・) 21時以降は、直前の予約のみ承ります。 30分~40分前に電話して下さい。その時に席が空いていれば、 席を確保しておきます。せっかくいらっしゃったのに、満席だと、 とても申し訳ないので・・・。◎飲むワインをあらかじめ決めて、 何時に飲むか決まっている場合は、何時でも予約されても構いません。 その時間に合わせて、抜栓のタイミングを決め、温度や状態を整え、 最高の状態になるようにします。◎ワインを持ち込んで飲みたい!、 という方は、持ち込んでも構いません。 ただし、せめて1か月前には、お店に持ってきて下さい。 ワインを休ませ、状態を整える必要があります。 (持ち込み料は、1本につき¥3000) 「高級ワインだから、自分で開けると失敗するかもしれないし・・・」 と不安な方は、全力を尽くして、最高の味わいを引き出します ので、遠慮なくご相談下さい~。以上です・・・。 (今日は合計10ページに更新です。まだまだ続きます)ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.14
では、木曜日の料理のメニューです。◎ハモン イベリコ ベジョータ 44か月熟成、 メニューに載せました!。こんなに深い旨みがあって、 立体感のある盛り上がる豊かさは、もうたまりません。◎銀杏がメニューに加わりました!。 ぬる燗と一緒にどうぞ。 ボッタルガ(カラスミ)も入荷しています~。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎オリーヴ ¥700 (ハーフサイズ・お1人様用)¥400 ~シチリア産の添加物を全く使わない自然な味わい。ソルビン酸など保存料 が入っていないため、「豆を食している」とても素朴な触感です。こういうものこそ、 素材の良さが出ます。◎グリーンサラダ ¥700 (ハーフサイズ・お一人様用)¥400 ~「普通の」グリーンサラダですが、ドレッシングに、オリーヴオイルと、ホワイト バルサミコヴィネガー、コルトン・シャルルマーニュを使っていて、ふんわりした 柔らかい味わいとなっています。◎ラタトゥイユ ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用)¥600 ~6時間かけて仕込んだトマトピューレの酸味を自然に活かしています。 ブルゴーニュの鮮やかな赤ワインと、その綺麗な酸味が、めちゃくちゃ相性 が良いのです。夏野菜の、跳ねるような生命力を感じて。★珍しい生ハム、いろいろあります。◎サルシッチャ カラブリア(カラブリア地方の辛いサラミです) ¥900◎ハモン イベリコ ベジョータのチョリソー ¥900 ~なんと、ベジョータからのチョリソーです!。旨みの広がり方が尋常ではありま せん。チョリソーというと、辛いものを想像されるかもしれませんが、これは全く 辛くありません。肉の複雑な旨みがしっかり凝縮して、おつまみとして最高です。◎ハモン イベリコ ベジョータ 44か月熟成 ¥3600 (ハーフサイズ)¥1800 ~スペイン・グラナダのトレヴェレス地区から作られる生ハムで、ランプの部分だけを スライスして、出します。以前の業者さんから仕入れていたものとは異なり、凝縮し た旨みがガッツリあるもので、ここまで旨みがあるのか!と、驚くばかり・・・。 ★パテ・サラミなど・・・。◎豚肉のリエット(パンがついています) ¥900 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥600 ~自家製です、5時間かけて野菜と共に煮込んだ後に、コリアンダーシード、 フェンネル等で味付けした、豊かで、丸い旨みがあります。◎パテ ド カンパーニュ(豚のパテ)パンがついています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500 ◎パテ ド フォア(レバー ペースト) ~これも、パンがついています。塩加減と、レバーの柔らかさが 絶妙に絡み合っています。 ¥1000 (ハーフサイズ・お一人様用) ¥500◎生ハム・サラミ等盛り合わせ ¥2400 (お一人様用) ¥1200 ~その日の熟成状態のいいものを、優先的に揃えて、組み合わせています。 量が多く、いろいろ楽しめるので、かなりお得です。◎シャルキュトリ盛り合わせ ¥2200 パテ・レバーペースト、サラミ、生ハムにパンが付きます。以前よりもグレードが あがって、かなり食べごたえのある内容となっています。★温かいお料理◎ムール貝(モンサンミッシェル産)の白ワイン蒸し ¥1600 (一人前)¥1000◎グラタン ドフィノワ(芋、玉ねぎのグラタン) ¥1200◎リヨン(豚肉のグリエ、白トリュフ塩を一緒に) ¥2000 (お一人様用) ¥1600 ~豚肉に、コリアンダー、フェンネルシードなどを挽いたものをまぶして、 オーブンでゆっくり焼いています。最後に白トリュフ塩と、チコリのサラダを添えて。◎仔羊のブレゼ(蒸し煮)、温野菜と一緒に・・・。 ¥2200 (お一人様用・少な目) ¥1600★チーズなど・・・。◎チーズ盛り合わせ ¥1600★日本酒のぬる燗と一緒に。◎銀杏 (一人前¥400)¥700・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・では、次のページに続きます・・・。(デザート的なメニューを載せています)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.14
木曜日のデザート的なメニューです!。◎自由が丘の「パリ・セヴェイユ」さんから、 ガトー シトロンが復活しました!。◎2013年の、 ダージリンの「セカンドフラッシュ」が入荷しました!。 やはり、夏摘みのものは、 柔らかいコクが出ていて、落ち着きがあります・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ガトー シトロン ¥800 レモンの鮮やかさと、豊かな酸味がとても綺麗です。エレヴァージュで 出している、モーゼルのリースリングにめちゃくちゃ合います。この輝くよ うな酸味が、ツルンと滑らかで、素晴らしいです。◎ガトー ショコラ ¥800 チョコレートの強烈なコクと、イチジクやオレンジの皮のコンフィが入って いて、ズドーンという強烈な立体感と、膨らみのある甘さ、コクが融合 した、素晴らしい逸品です!。◎フィナンシェ 1個¥400 発酵バターの柔らかく、ふくらみのある豊かさがまさに「フィナンシェ」 に求める理想的な味わいではないでしょうか。ダージリンの鮮やかな 香りと、コクが(上記の2つは、自由ヶ丘のパリ・セヴェイユさんから取り寄せています)◎ファブリス・ジロットの"クルール ド ブルゴーニュ" 1個¥600◎ファブリス・ジロットのパート ド フリュイ ¥600 ~フルーツのエキスを凝縮したパテです。ドライフルーツを上品に強烈にした よう。そして、なんて瑞々しいのでしょう!。果汁がこぼれそうなほど、新鮮 さを感じます。はっきり言って、感動しました。◎ピエール マルコリーニのチョコレート ★ALTA Piura, Perou;Plantacion Las Pampas, ¥900 (ペルーのピウラ高地から、パンパス農園のもの。ペルーらしい赤砂のような、 土の香りをふんだんに感じ、霧のようなきめ細かい余韻が。クリオロブランコ というとても貴重な品種より) ★Oriente Cuba,Grand Cru Propriete;Terruno de Baracoa, ¥900 (キューバ東部の偉大な畑より。バラコア地区。小気味良い軽さの中の、 上品なバランスが最高です。トリニタリオ種) ★Puerto Cabello Venezeula Grand Cru Propriete "Village de Occumare"(クリオロ種) ¥900 ~ヴェネズエラの有名な"オクマーレ村"です。チュアオ村の隣で、まるでリッシュ ブールのように強烈で、豊かな味わいは本当に特別です。 ☆食後の飲み物★エスプレッソ ¥500★カプチーノ ¥800 ~コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。普通のコーヒー屋 さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、苦味の奥に、立体感のある構造と、 奥行きの深さが桁外れです。砂糖を入れてみて下さい。隠されていたその奥行きが、 一気に広がります。砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、「ガッツリ!」入れ た方がいいです。砂糖を足すことによって、甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、隠されていたコーヒーの複雑さが、一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。◎紅茶★ダージリン オータムナル 2011年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン ファーストフラッシュ 2012年 セリムヒル農園 "シルヴァー サンダー" ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 ギッダパール農園 ”チャイナ ムスク” ★ダージリン セカンドフラッシュ 2012年 タルボ農園 ”ムーンドロップ” DJ-178★ダージリン オータムナル 2012年 ギッダパール農園 ”クローナル ティッピー” DJ-225★ダージリン オータムナル 2012年 タルボ農園 "シャイニー" ★ダージリン オータムナル 2012年 マーガレッツホープ農園 ”ムスカテル” ★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 ピュッタボン農園 ”ハンドメイド” EX-1★ダージリン ファーストフラッシュ 2013年 マーガレッツホープ農園★ダージリン セカンドフラッシュ 2013年 マーガレッツ ホープ農園 “Roses Delight” DJ-202★アッサム セカンドフラッシュ 2011年 アムグーリー農園 "スペシャル ティッピー リーフ"★ニルギリ ”サットン農園” 2012年 ”ワンダーハンドメイド” ◎中国茶★水金亀 ¥1200★大紅袍(ダイコウホウ) ¥1600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上です。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.14
では、木曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎ミッシェル テュルギー ブラン ド ブラン NV ¥2400(¥1200)◎クリュッグ ヴィンテージ 1998 70ミリ¥3200 1998年ものは、味わいが「開いて」います。個人的には1986年に似ているの では と思っています。タンニンがほんのりありながら、その奥の果実味が、蜜の ように甘く、ふくよかで、柔らかい触感・・・。今飲んで、十二分に美味しくて、個人 的には1996年 ものよりも、今飲むなら1998年物を勧めます。 よく「この年は当たり年?」とか、ヴィンテージチャートをあてにする人がいますが、 本音を 言えば、ヴィンテージチャートは全くあてになりません。それよりも、それぞ れのヴィンテージ が織りなすワインの「形」を把握している方がどれだけ重要かと。 そして、その形によって、 飲み頃が違ってきますし、しかも、ヴィンテージの良し悪 しではなく、そのヴィンテージの「形」 が好きかどうかによって、どんなワインを選ん だらいいかが決まってくるからです。ですから、 ヴィンテージチャートが高得点だか らと言って、その年のワインが、それぞれの人の味覚に 合致する保証は全くありま せん。 ★白ワイン◎ヴーヴレー エポール ジュテ ブラン 2011(キャスリーヌ エ ブルトン家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。こういう、爽やかな白ワインを、ずっと探していました!。ロワールこそ、こういうワインがあるのではとずっと思っていまして、これを飲んだ時に、これだ!と感じて、すかさず仕入れました。シュナン・ブラン種の個性は、まさにこういうワインのためにあるのではないでしょうか。颯爽としていながらも、ふくよかさと優しさに包まれて。◎サンセール アン グラン シャン キュベ V.2011 (アルフォンス メロ家) ¥1600(¥800) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。本当に清らかで、純度の高い透明感が あります。ロワール地方の、冷涼な気候が目に浮かぶようで、こんなに上品なワイ ンは、なかなかないような気がします。ソーヴィニオン・ブラン種を使っているのです が、全く「青臭く」なく、やはり、新世代のワインはレベルが違います。本当に素晴ら しいので、これからもずっとハウスワインとして、使い続けるでしょう。◎シャサーニュ モンラッシェ レ マシュレル 2009年 (ルイ カリヨン家) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。2009年のヴィンテージは、発売当初は、葡萄の丸さ甘さがベタっと濃すぎて、ちょっと重たいな~と思っていました。しかし、その果汁ぽさの奥から、徐々に酸味とミネラルの綺麗さが出てきました。この2009年はまさにそうで、ツルンという上品な丸さ、自然な甘さを感じます。◎ピュリニー モンラッシェ レ ペリエール 2011年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4000(¥2000) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、いよいよ2011年 が入荷しました!。どんな味わいになっているか、2011年のブルゴーニュは、エレ ヴァージュできちんとした状態で売るのは初めてなので、本当に楽しみだったのですが、 とてもいいじゃないですか!。開けたては、さすがにおとなしく、「若いな」という印象 ですが、開けて2日目になると、トロっとした密度と、綺麗な酸味が溶け合ってきて、 まさにピュリニーらしい「美しさ」に溢れています。 (2011年ものは、徐々に呑み込んできて、酸味とミネラルの綺麗さ、美しさが 素直に出ていると思います。素晴らしいです)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.11.14
木曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎めったに手に入らない、獺祭の「槽場汲み」 が入荷しました。ただし、もう少し寝かせてから、 リストに載せます。◎王禄 ”丈径”(2011年 BY) 美味しくなってきたので、リストに載せました!。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。◎昇龍蓬莱 純米大吟醸 山田錦 無ろ過生原酒(2012 BY) ¥1500(¥800) 神奈川県産です。この蔵は、本当に凄まじい凝縮度を持つ日本酒を作っていて、 いつも、目の覚めるような鮮やかさを持っています。ワインで言えば、ドメーヌ・ ドーヴネに近いのではないでしょうか。実際にこの純米大吟醸は、味見するのは 初めてだったのですが、深く、鮮烈で、そして奥行きがある・・・。本当に醸造酒と して、ここまで完成度の高いものは、なかなかないのではと思います。素晴らしい。◎王禄 "丈径" 純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒(2010 BY) ¥1300(¥700) 島根県産です。日本酒の中でも、最も重厚で、迫力のあるお酒ではないでしょうか。 口の中に含んだ時のヴォリューム、弾けるようなコクは、ブルゴーニュで言えば「シャ ンベルタン」に匹敵するような気がします。昔から、ずっと仕入れたいと思っていたお酒で、 去年からようやくリストに載せることができました。余韻にかけての存在感には脱帽です・・・。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.14
日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎そろそろ、黒龍「石田屋」「二左衛門」 が入ってくる時期です。今年は、何本くらい手に入るのか。 本当に楽しみです。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒 「亀」(2012年BY)、 リストに載せました!。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華” 味見したら、美味しくなっていたので、 メニューに載せました!。 (抜栓してから、1か月経ってようやく)◎燗酒のメニューを載せました!。 いちばん下にリストがあります~。 6年以上の研究の末に、ようやく、 メニューに載ることになっています~。◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華”(2012BY) ¥2000(¥1000) 静岡県産です。磯自慢を飲むたびに、あぁ、やっぱり静岡は綺麗な水を引いているのだなと思います。清らかで、ピュアで、あくまでも柔らかいのに、清涼感に溢れている・・・。静岡の酒と、福井のお酒に似たような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。どちらも、清らかさに溢れていて、水が柔らかいのに、ひんやりして心地よいのです。そして、この磯自慢は、大吟醸らしい(純米大吟醸ではないという意味)芯の強さがあって、見事なバランスを保っています。「純米でなければ・・・」という一昔前の日本酒ファンもいるのはわかりますが、こういうバランスなどを考え抜かれた上で、アルコールが足されると、こんなに綺麗なお酒になるのかと、脱帽です。◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒「亀」(2012 BY) ¥4800(2400) 静岡県産です。静岡らしい水の清らかさ、柔らかく自然な触感が素晴らしいのです。そして、ただ柔らかいだけではなく、その中に芯の通った、硬質な美しさが潜んでいるのです・・・。日本酒の表現で「辛口」という拙い表現がありますが、どういう味わいなのか、その色彩はなんなのか、こういう味わいもあるのだな・・・と、感動します。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎満寿泉 純米生 無ろ過生酒(2011 BY) 富山県産です。満寿泉は、本来は「骨太」な味わいなため、こういう『燗酒』もとても向いていると思います。言葉を返せば、熱を加えることによって、ズドーン!というコク、豊かなボディが、湧きだすように出てくるのです。実際に、カカオのような甘さを含んだ重厚感は、もう、たまりません・・・。◎亀齢 純米吟醸 線状心白米 無ろ過生原酒(2009 BY) 180ミリ¥2000(90ミリ¥1000) 広島県産です。悦凱陣の杜氏さんが広島に移籍して作っています。熟成の若い段階では、青臭さや、強烈さが支配していますが、少し熟成させると、深く、ねっちりした甘さ、カカオやカラメルのようなニュアンスを帯びた甘さがドワっーっと出てきます。その味わいの広がりは、尋常ではありません。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.14
では、木曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ●クローズ エルミタージュ レ ヴァロニエール 2005年 (シャプティエ) ¥2500(¥1300)●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 2004年 (ダニエル リオン) ¥3200(¥1600) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。 ●シャトー グランピュイ ラコスト 1975年 70ミリ¥3400 仏・ボルドー地方です。1975年というヴィンテージは、3~4年前まで、タンニンが堅く、そのわりには、内部(コア)の果実味が脆弱で、正直言ってバランスが悪かったのです。しかし、ここ数年は、タンニンがほぐれ、果実味の自然な豊かさとバランスが取れて、本当に美味しくなってきています!。グランピュイラコストは、もともとはタンニンが強く、骨太の果実味で、熟成にとても時間がかかるのですが、この1975年は、ようやく本来の「美味しさ」が出ています。 (木曜日の段階で、2.5杯残っています。ただし、もう賞味期限が過ぎるかもしれません。また報告します)★アルマン ルソー家●シャルム・シャンベルタン 2010年 50ミリ¥3400 2010年のブルゴーニュは、前々回のメールマガジンで伝えたように、ふくよかで、柔らかく、ミネラルの白い空気のような輝きがとても素晴らしいのです。今飲んで十二分に美味しく、しかも熟成する能力があるという、本当に完成度の高いワインばかり、生み出されました。 実際にルソーさんのワインのスタイルは、特に1990年代には、アメリカ系の評論家から、「薄くて、物足りない」という批判を浴びたことがありました。しかし、その薄さがあるからこそ、テロワールの美しさが、浮かび上がってくる・・・。それは印象派の絵画のように、果実味の背景が透けて見えるからこそ、その本来の輝きや、美しさが際立ってくるのです。ベタ塗りの油絵のようなワインでは、綺麗さや、輝きが発揮することはありません。 そして、2010年のヴィンテージのスタイルと、ルソーさんのワインの個性は、見事に一致しています。この年の彼のシャルム・シャンベルタンを飲むのは初めてなのですが、本当に楽しみです。(水曜日に開けて、味見しました!。ただし、ピーンと張りつめた酸味とミネラルがまた強く、まだ開いていなかったので、「飲みにこなくていい」とツイッターに書きました。そして、木曜日には、「開いて」美味しくなっていると想像しています。2002年のヴィンテージにすごく似ています)★フィリップ シャルロパン パリゾ家●クロ サン ドニ 1993年 50ミリ¥3900 4~5年前?に、このワインを味見したことがあります。その時の鮮やかな思いでが忘れられなくて、今回リストで見かけて、すかさず購入しました。クロ サン ドニという畑は、果実味の「ギュっ!」という凝縮した鮮やかさと、黒土のようなムンムンとした「土の匂い」を感じる、本当に完成度の高いワインだと思います。特に彼のこの1993年ものは、まさに「クロ サン ドニ」とはこうあってほしい、という理想的な形に仕上がっていて、何年ぶりに味見したのですが、心の奥を揺さぶる、深い香りが、体の中に染み込んできます。 ワインと言うのは不思議なもので、ただ葡萄を搾って、発酵させただけでは、こういうワインにはなりません。果汁の背景に、「存在感があって、また飲みたいと思わせる何か」がなければなりません。このクロ サン ドニは、やはり新世界のワインとは決定的に違う、「特別なもの」をふんだんに持っているのを感じます。 こういうワインを、毎日飲めたら、どれだけ幸せか、つくづく思います。(水曜日にも味見しました!。全てが最高の状態で、もうこんなに素晴らしくて、いいのでしょうか?。木曜日の段階で、どうなっているかは、またツイッターで伝えます)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.14
では、木曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)○クリマン 1982年が売り切れました~。★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.14
では、木曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎リンクウッド 12年(マネージャーズ ドラム) 1999年に瓶詰、 59,5%VOL、リフィルシェリー樽より 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が 良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。この瓶詰めのものは、リンクウッドらしい、どこか金属的な鋭利さを秘め、その奥からトロっと上質なシェリーのさりげない甘さが、寄り添ってくる、立体的なキュビズムのような味わいです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.14
では、水曜日の白ワイン・シャンパンのリストです。★ビール◎ホフブロイ ヘーフェ ヴァイツェン 1本(330ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。小麦50%、大麦50%ずつ使っていて、キメが細かく、そして、大麦のざっくりした香ばしさとあいまって本当に上品な味わいで、まさに一杯目にふさわしいビールだと思います。「ふわふわ」の触感の中にもどこかドイツらしい、古典的な落ち着きが感じられ、試してみる価値が十分にあります。◎フランツィスカーナー ヘーフェ ヴァイスビア 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これも、小麦50%、大麦50%を使っています。酵母の香りが強くて、まるで、上品なトロピカルフルーツのような鮮やかな香りがあります。そして、触感は、やはりふんわり滑らかで、一つ一つの粒子が細かくて、とても上品です。まさに、現代的なビールの結晶ではないでしょうか。◎シュパーテン ”オプティメーター” 1本(355ML)¥900 独・ミュンヘン地方です。これはドッペル・ボック(ダブル・ボック)と言われる、濃厚なビールで、アルコール度数も7.2%と、かなり強い味わいです。しかし、フレッシュな酸味と、麦汁のジューシーさがあるので、思ったほど「重く」感じません。むしろ、この重厚なコクや甘さが、自然に喉に滑り込んでくるのです。こういう「本格派」のビールは、もっと知られていいはずで、一度でも味わってみる価値があります。 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎ミッシェル テュルギー ブラン ド ブラン NV ¥2400(¥1200)◎クリュッグ ヴィンテージ 1998 70ミリ¥3200 1998年ものは、味わいが「開いて」います。個人的には1986年に似ているの では と思っています。タンニンがほんのりありながら、その奥の果実味が、蜜の ように甘く、ふくよかで、柔らかい触感・・・。今飲んで、十二分に美味しくて、個人 的には1996年 ものよりも、今飲むなら1998年物を勧めます。 よく「この年は当たり年?」とか、ヴィンテージチャートをあてにする人がいますが、 本音を 言えば、ヴィンテージチャートは全くあてになりません。それよりも、それぞ れのヴィンテージ が織りなすワインの「形」を把握している方がどれだけ重要かと。 そして、その形によって、 飲み頃が違ってきますし、しかも、ヴィンテージの良し悪 しではなく、そのヴィンテージの「形」 が好きかどうかによって、どんなワインを選ん だらいいかが決まってくるからです。ですから、 ヴィンテージチャートが高得点だか らと言って、その年のワインが、それぞれの人の味覚に 合致する保証は全くありま せん。 ★白ワイン◎ヴーヴレー エポール ジュテ ブラン 2011(キャスリーヌ エ ブルトン家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。こういう、爽やかな白ワインを、ずっと探していました!。ロワールこそ、こういうワインがあるのではとずっと思っていまして、これを飲んだ時に、これだ!と感じて、すかさず仕入れました。シュナン・ブラン種の個性は、まさにこういうワインのためにあるのではないでしょうか。颯爽としていながらも、ふくよかさと優しさに包まれて。◎サンセール アン グラン シャン キュベ V.2011 (アルフォンス メロ家) ¥1600(¥800) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。本当に清らかで、純度の高い透明感が あります。ロワール地方の、冷涼な気候が目に浮かぶようで、こんなに上品なワイ ンは、なかなかないような気がします。ソーヴィニオン・ブラン種を使っているのです が、全く「青臭く」なく、やはり、新世代のワインはレベルが違います。本当に素晴ら しいので、これからもずっとハウスワインとして、使い続けるでしょう。◎シャサーニュ モンラッシェ レ マシュレル 2009年 (ルイ カリヨン家) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。2009年のヴィンテージは、発売当初は、葡萄の丸さ甘さがベタっと濃すぎて、ちょっと重たいな~と思っていました。しかし、その果汁ぽさの奥から、徐々に酸味とミネラルの綺麗さが出てきました。この2009年はまさにそうで、ツルンという上品な丸さ、自然な甘さを感じます。◎ピュリニー モンラッシェ レ ペリエール 2011年(ドメーヌ アンリ ボワイヨ) ¥4000(¥2000) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュの「ハウスワイン」も、いよいよ2011年 が入荷しました!。どんな味わいになっているか、2011年のブルゴーニュは、エレ ヴァージュできちんとした状態で売るのは初めてなので、本当に楽しみだったのですが、 とてもいいじゃないですか!。開けたては、さすがにおとなしく、「若いな」という印象 ですが、開けて2日目になると、トロっとした密度と、綺麗な酸味が溶け合ってきて、 まさにピュリニーらしい「美しさ」に溢れています。 (2011年ものは、徐々に呑み込んできて、酸味とミネラルの綺麗さ、美しさが 素直に出ていると思います。素晴らしいです)ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889
2013.11.13
水曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎めったに手に入らない、獺祭の「槽場汲み」 が入荷しました。ただし、もう少し寝かせてから、 リストに載せます。◎王禄 ”丈径”(2011年 BY) 美味しくなってきたので、リストに載せました!。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。◎昇龍蓬莱 純米大吟醸 山田錦 無ろ過生原酒(2012 BY) ¥1500(¥800) 神奈川県産です。この蔵は、本当に凄まじい凝縮度を持つ日本酒を作っていて、 いつも、目の覚めるような鮮やかさを持っています。ワインで言えば、ドメーヌ・ ドーヴネに近いのではないでしょうか。実際にこの純米大吟醸は、味見するのは 初めてだったのですが、深く、鮮烈で、そして奥行きがある・・・。本当に醸造酒と して、ここまで完成度の高いものは、なかなかないのではと思います。素晴らしい。◎王禄 "丈径" 純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒(2010 BY) ¥1300(¥700) 島根県産です。日本酒の中でも、最も重厚で、迫力のあるお酒ではないでしょうか。 口の中に含んだ時のヴォリューム、弾けるようなコクは、ブルゴーニュで言えば「シャ ンベルタン」に匹敵するような気がします。昔から、ずっと仕入れたいと思っていたお酒で、 去年からようやくリストに載せることができました。余韻にかけての存在感には脱帽です・・・。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.13
日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎そろそろ、黒龍「石田屋」「二左衛門」 が入ってくる時期です。今年は、何本くらい手に入るのか。 本当に楽しみです。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒 「亀」(2012年BY)、 リストに載せました!。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華” 味見したら、美味しくなっていたので、 メニューに載せました!。 (抜栓してから、1か月経ってようやく)◎燗酒のメニューを載せました!。 いちばん下にリストがあります~。 6年以上の研究の末に、ようやく、 メニューに載ることになっています~。◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華”(2012BY) ¥2000(¥1000) 静岡県産です。磯自慢を飲むたびに、あぁ、やっぱり静岡は綺麗な水を引いているのだなと思います。清らかで、ピュアで、あくまでも柔らかいのに、清涼感に溢れている・・・。静岡の酒と、福井のお酒に似たような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。どちらも、清らかさに溢れていて、水が柔らかいのに、ひんやりして心地よいのです。そして、この磯自慢は、大吟醸らしい(純米大吟醸ではないという意味)芯の強さがあって、見事なバランスを保っています。「純米でなければ・・・」という一昔前の日本酒ファンもいるのはわかりますが、こういうバランスなどを考え抜かれた上で、アルコールが足されると、こんなに綺麗なお酒になるのかと、脱帽です。◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒「亀」(2012 BY) ¥4800(2400) 静岡県産です。静岡らしい水の清らかさ、柔らかく自然な触感が素晴らしいのです。そして、ただ柔らかいだけではなく、その中に芯の通った、硬質な美しさが潜んでいるのです・・・。日本酒の表現で「辛口」という拙い表現がありますが、どういう味わいなのか、その色彩はなんなのか、こういう味わいもあるのだな・・・と、感動します。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎満寿泉 純米生 無ろ過生酒(2011 BY) 富山県産です。満寿泉は、本来は「骨太」な味わいなため、こういう『燗酒』もとても向いていると思います。言葉を返せば、熱を加えることによって、ズドーン!というコク、豊かなボディが、湧きだすように出てくるのです。実際に、カカオのような甘さを含んだ重厚感は、もう、たまりません・・・。◎亀齢 純米吟醸 線状心白米 無ろ過生原酒(2009 BY) 180ミリ¥2000(90ミリ¥1000) 広島県産です。悦凱陣の杜氏さんが広島に移籍して作っています。熟成の若い段階では、青臭さや、強烈さが支配していますが、少し熟成させると、深く、ねっちりした甘さ、カカオやカラメルのようなニュアンスを帯びた甘さがドワっーっと出てきます。その味わいの広がりは、尋常ではありません。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.13
では、水曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ●クローズ エルミタージュ レ ヴァロニエール 2005年 (シャプティエ) ¥2500(¥1300)●ニュイ サン ジョルジュ レ ヴィーニュ ロンド 2004年 (ダニエル リオン) ¥3200(¥1600) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日の試飲会で、あまりにも印象的だったので、すかさず購入して、リストに載せました。彼が作るワインは、あまりにも果実味重視で、とても単調で、はっきりいって面白くないなと感じていたのですが、この2004年ものは、別でした。2004年らしい、甘さと酸味が綺麗に寄り添うミネラルの美しさ、果実味は決して重たくならずに、素直な葡萄の酸味がとても心地よく感じるのです。そして、ニュイ サン ジョルジュらしい小気味よいミネラルの堅さが、透明感を含んでとても瑞々しいのです。これは、本当にいいワインで、2004年の良さがここに凝縮しているのではないでしょうか。 ★ブリュノ クレール●ジュヴレイ シャンベルタン レ カズティエ 1995年 ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブリュノ・クレール家は、ジュヴレイ村の中でも、ゴツン!という堅さ、岩のような強さが前面に出るというよりも、内面に存在する、柔らかい豊かさ、滑らかな土のニュアンスを含んだコクが自然に出ています。1995年ものは、果実味の豊かな丸さ、甘さが前面に出ているので、まさに彼のスタイルに合致しています。実際に味見していると、こんなに美味しく、「開いた」味わいだとは思いませんでした。(もっと内向的かと想像していました)●シャトー グランピュイ ラコスト 1975年 70ミリ¥3400 仏・ボルドー地方です。1975年というヴィンテージは、3~4年前まで、タンニンが堅く、そのわりには、内部(コア)の果実味が脆弱で、正直言ってバランスが悪かったのです。しかし、ここ数年は、タンニンがほぐれ、果実味の自然な豊かさとバランスが取れて、本当に美味しくなってきています!。グランピュイラコストは、もともとはタンニンが強く、骨太の果実味で、熟成にとても時間がかかるのですが、この1975年は、ようやく本来の「美味しさ」が出ています。 ★アルマン ルソー家●シャルム・シャンベルタン 2010年 50ミリ¥3400 2010年のブルゴーニュは、前々回のメールマガジンで伝えたように、ふくよかで、柔らかく、ミネラルの白い空気のような輝きがとても素晴らしいのです。今飲んで十二分に美味しく、しかも熟成する能力があるという、本当に完成度の高いワインばかり、生み出されました。 実際にルソーさんのワインのスタイルは、特に1990年代には、アメリカ系の評論家から、「薄くて、物足りない」という批判を浴びたことがありました。しかし、その薄さがあるからこそ、テロワールの美しさが、浮かび上がってくる・・・。それは印象派の絵画のように、果実味の背景が透けて見えるからこそ、その本来の輝きや、美しさが際立ってくるのです。ベタ塗りの油絵のようなワインでは、綺麗さや、輝きが発揮することはありません。 そして、2010年のヴィンテージのスタイルと、ルソーさんのワインの個性は、見事に一致しています。この年の彼のシャルム・シャンベルタンを飲むのは初めてなのですが、本当に楽しみです。★フィリップ シャルロパン パリゾ家●クロ サン ドニ 1993年 50ミリ¥3900 4~5年前?に、このワインを味見したことがあります。その時の鮮やかな思いでが忘れられなくて、今回リストで見かけて、すかさず購入しました。クロ サン ドニという畑は、果実味の「ギュっ!」という凝縮した鮮やかさと、黒土のようなムンムンとした「土の匂い」を感じる、本当に完成度の高いワインだと思います。特に彼のこの1993年ものは、まさに「クロ サン ドニ」とはこうあってほしい、という理想的な形に仕上がっていて、何年ぶりに味見したのですが、心の奥を揺さぶる、深い香りが、体の中に染み込んできます。 ワインと言うのは不思議なもので、ただ葡萄を搾って、発酵させただけでは、こういうワインにはなりません。果汁の背景に、「存在感があって、また飲みたいと思わせる何か」がなければなりません。このクロ サン ドニは、やはり新世界のワインとは決定的に違う、「特別なもの」をふんだんに持っているのを感じます。 こういうワインを、毎日飲めたら、どれだけ幸せか、つくづく思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.13
では、水曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)○クリマン 1982年が売り切れました~。★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.13
では、水曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎リンクウッド 12年(マネージャーズ ドラム) 1999年に瓶詰、 59,5%VOL、リフィルシェリー樽より 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が 良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。この瓶詰めのものは、リンクウッドらしい、どこか金属的な鋭利さを秘め、その奥からトロっと上質なシェリーのさりげない甘さが、寄り添ってくる、立体的なキュビズムのような味わいです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.13
では、火曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)○クリマン 1982年が売り切れました~。★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.12
では、火曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎リンクウッド 12年(マネージャーズ ドラム) 1999年に瓶詰、 59,5%VOL、リフィルシェリー樽より 30ミリ¥5800(18ミリ¥2900) スコットランドのモルトウイスキーです。これは、UDV社の蒸留所のマネージャー達が 良い樽を持ち寄って、その中から特に優れたものだけを瓶詰めする本当に特別なもので、非常に珍しいアイテムです。「特に優れた樽というのは、こういうものか」と、圧倒的な質の高さがあるので、思わず納得するしかないのです。それだけ価値が高く、これ以上説明のしようがないほど素晴らしいのです。この瓶詰めのものは、リンクウッドらしい、どこか金属的な鋭利さを秘め、その奥からトロっと上質なシェリーのさりげない甘さが、寄り添ってくる、立体的なキュビズムのような味わいです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.12
では、土曜日のデザートワイン、 食後酒のメニューです!(その2) (あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆1940年のマディラワインが、リストに載りました!。☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリー のようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではない かと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、 酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、 改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間 「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになった らきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のよう に、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、 長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けて います。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さて どんな味わいになっているか、とても楽しみです。 (8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、 特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていた ブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかか ってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテー ジは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半 前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎ハイランドパーク 1977年 バイセンテナリー記念ボトル 1998年に瓶詰め、蒸留所元詰め 40%VOL 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) スコットランド・オークニー島産です。この15年ほど前に瓶詰されたこのウイスキー は、コレクターズアイテムとなっていて、今では、8万円近くの値段が付けられていま す。ハイランドパークらしい「自然な薫香」、そして、コンパクトに飛び散るような鮮やか と、麦芽本来から生じる、丸みのあるコクが、見事なバランスで成り立っているのです。そして、余韻の限りない長さ、これこそ、ハイランドパークの個性そのもので、その理想の姿が、ここに凝縮しています。 現在のハイランドパークは、どちらかと言うと、痩せて、スリムなボディを持っていて、 少し物足りない場合があるのですが、この当時のものは、ボディに厚みがあって、 余韻の長さと釣り合いが取れていて、とても完成度が高いのです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.09
金曜日の日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎めったに手に入らない、獺祭の「槽場汲み」 が入荷しました。ただし、もう少し寝かせてから、 リストに載せます。◎王禄 ”丈径”(2011年 BY) 美味しくなってきたので、リストに載せました!。ところで・・・、エレヴァージュの日本酒は、開けて味見をしたら、そして、何度も何度も試飲し、日本酒が「美味しくなった」と感じたら、メニューに載せるようにしています。 やはり、開けたては、アルコールの香りしかしない場合が多く、時間をかけることで、ゆっくり、その複雑さと、甘さがグングン湧いてくるのです。日本酒をたくさん飲んでいる方でも、エレヴァージュのように保存したものを飲んだ経験がないので、ここで飲む日本酒の状態に、驚かされる場合が多いです。 120ミリ(70ミリ)○天青 純米吟醸 千峰 生酒(2012 BY) ¥1200(¥600)〇残草蓬莱 純米吟醸 山田錦 無濾過生酒(H24BY) ¥1200(¥600) 神奈川県産です。この蔵は、ブルゴーニュの最も強烈なワイン、ソゼ家のシュヴァリエ・モンラッシェや、バタールモンラッシェに非常に良く似ています。強烈なミネラルの鮮やかさが弾け飛び、口に含むと、その重厚な豊かさにただただ圧倒されるのです。おそらく、日本酒の中でも、最も厚みのある日本酒の一つではないでしょうか。口に含んだ時のヴォリューム感、甘さと酸味が鮮やかな上品さも備わっていて、日本酒やワインという範疇を超えた、非常に完成度の高い「お酒」だと思います。◎酔鯨 純米吟醸 すっぴん 未濾過 生酒(2011 BY) ¥1200(¥600) 高知県産です。いつもしっとりした触感で、なんて飲みやすいのだろうと感じるのが、この酔鯨で、多くの人が好きな理由もわかるような気がします。この生酒は、濾過していないため、酔鯨らしい滑らかさが良く出ていて、本当に素晴らしいと思います。すっぴんという名の通りに、もち肌に直接触れているようなしっとりした感覚は、まさに酔鯨の真骨頂ではないでしょうか。そして、ただ飲みやすいだけではなく、この濾過していないものは、なかなか市場では手に入りにくく、クオリティが格段に高いのです。◎相模灘 純米吟醸 美山錦 槽場詰め 無濾過生原酒 限定品(2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。今まで、エレヴァージュでは、この蔵のお酒を置くことがありません でした。というのは、どこかエグミがあって、なかなかとっつきにくいイメージがあったから です。しかし、きちんと仕入れて、5度の冷蔵庫の中で3か月ほど熟成させると、その 癖の強い味わいの中から、輝くようなミネラルの強さや、コクのあるパワーがグングン 出てきているではないですか!。これは、本当にパワフルで、美山錦の緑のニュアンス をしっかり伝えている、素晴らしい日本酒だと思います。◎十四代 吟撰(吟醸) 生酒(2012 BY) ¥1300(¥700) 山形県産です。おそらく、日本酒の中でも、最も人気のある蔵のひとつではないでしょうか。 この日本酒の良さは、コント・ラフォンさんのワインによく似ていると思います。ふっくらして、重層的な、優しい旨みが、自然に口の中へ押し寄せる・・・。その「柔らかさ」こそ、日本人の口に適しているのではないでしょうか。他の蔵が真似しようと思ってもできない、ふわふわの 触感は、まさに芸術的だと思います。◎開運 純米吟醸 無濾過生酒 雄町((2012 BY) ¥1300(¥700) 静岡県産です。この地域の日本酒は、本当に「水が清らかで、綺麗」なんだな~と常々思います。まるで、水のような透明感あって、自然に米のうまみが溶け込んでいるのです。この水の「柔らかさ」から来る清涼感は、他のどの地域にもなかなか真似できません。福井県の黒龍、梵、そして、磯自慢、初亀などを思い浮かべます。それらは皆、「水のように清らか」な、まさに日本人好みの味わいで、昔からの好まれてきた味わいなのではないでしょうか。(年代違いのものを、1本ずつ置いています~)◎鍋島 純米吟醸 ”愛山” (2012 BY) ¥1300(¥700) 佐賀県産です。鍋島さんのお酒は、あまりにも人気があるため、なかなか仕入れることができません。しか~し、今回は頼み込んで、なんとか仕入れることができました!。愛山というお米から、こんなに綺麗な酸味が出てくるなんて本当に驚きで、こんなに上品でいいのでしょうか!。今は綺麗な部分が前面に出ていますが、これから、ゆっくり売っていく過程で、愛山らしい、ココアのような甘さが、少しずつ出てくるのではないかと期待しています。これは、ゆっくり味わっていきたいと思います。◎昇龍蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無濾過生原酒 生酛仕込み 特別限定酒 ~初号機~ (2011 BY) ¥1300(¥700) 神奈川県産です。この蔵は、鮮烈で、まるでドメーヌ ドーヴネー(ルロワさんの 個人所有の畑)の白ワインのように、ミネラルの光彩が飛び散るように弾けます。 豊かで、溢れんばかりにジューシーなのに、甘ったるくない上品な酸味が本当に 綺麗で、醸造酒として本当に完成度の高いものを作ります。さて、この生酛作り は、この蔵が初めて手掛ける作品で、ここまで深い旨みを表現できるのか!と、 驚くほど複雑で、広がりがあります・・・。さて、開けて2か月が経ち、ようやく美味 しくなり始めて、これから、どんどんうまみが出てくるのが楽しみです。◎昇龍蓬莱 純米大吟醸 山田錦 無ろ過生原酒(2012 BY) ¥1500(¥800) 神奈川県産です。この蔵は、本当に凄まじい凝縮度を持つ日本酒を作っていて、 いつも、目の覚めるような鮮やかさを持っています。ワインで言えば、ドメーヌ・ ドーヴネに近いのではないでしょうか。実際にこの純米大吟醸は、味見するのは 初めてだったのですが、深く、鮮烈で、そして奥行きがある・・・。本当に醸造酒と して、ここまで完成度の高いものは、なかなかないのではと思います。素晴らしい。◎王禄 "丈径" 純米吟醸 直汲み 無濾過生原酒(2010 BY) ¥1300(¥700) 島根県産です。日本酒の中でも、最も重厚で、迫力のあるお酒ではないでしょうか。 口の中に含んだ時のヴォリューム、弾けるようなコクは、ブルゴーニュで言えば「シャ ンベルタン」に匹敵するような気がします。昔から、ずっと仕入れたいと思っていたお酒で、 去年からようやくリストに載せることができました。余韻にかけての存在感には脱帽です・・・。以上です。では、2ページ目に続きます・・・。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.08
日本酒のリストです。(種類が多いので、2ページに分けています!)◎そろそろ、黒龍「石田屋」「二左衛門」 が入ってくる時期です。今年は、何本くらい手に入るのか。 本当に楽しみです。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒 「亀」(2012年BY)、 リストに載せました!。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華” 味見したら、美味しくなっていたので、 メニューに載せました!。 (抜栓してから、1か月経ってようやく)◎燗酒のメニューを載せました!。 いちばん下にリストがあります~。 6年以上の研究の末に、ようやく、 メニューに載ることになっています~。◎鍋島 純米大吟醸 ”愛山(2012BY) ¥2000(¥1000) 佐賀県産です。鍋島の日本酒は、人気が凄まじいために、ほとんど手に入れることが出来ません。そんな中でも、この純米大吟醸の”愛山”を手に入れたことはほとんど奇跡と言ってもよいかもしれません。さて、実際に味わってみると、愛山というお米から、ここまで多彩な表情を引き出すことができるのかと、驚きました。本来は、開けたての堅さの奥から、カカオのような茶色系の甘さが出てくるのが、愛山の個性だと思うのですが、鍋島のお酒は、より懐の深い、柔らかい丸いボディの中に、いろんな表情が隠れていて、お酒として、本当に次元の高い味わいではないでしょうか。◎磯自慢 大吟醸 ”水響華”(2012BY) ¥2000(¥1000) 静岡県産です。磯自慢を飲むたびに、あぁ、やっぱり静岡は綺麗な水を引いているのだなと思います。清らかで、ピュアで、あくまでも柔らかいのに、清涼感に溢れている・・・。静岡の酒と、福井のお酒に似たような感覚を覚えるのは私だけでしょうか。どちらも、清らかさに溢れていて、水が柔らかいのに、ひんやりして心地よいのです。そして、この磯自慢は、大吟醸らしい(純米大吟醸ではないという意味)芯の強さがあって、見事なバランスを保っています。「純米でなければ・・・」という一昔前の日本酒ファンもいるのはわかりますが、こういうバランスなどを考え抜かれた上で、アルコールが足されると、こんなに綺麗なお酒になるのかと、脱帽です。◎菊姫 大吟醸 生原酒"荒走り" (2012BY) ¥3200(¥1600)石川県産です。いつも加賀のお酒を飲んで思うのは、キラキラした多彩な色合いが、日本酒にも織り込まれているということです。それは、加賀友禅のように、きらびやかで、派手で、でもすごく上品な色彩なのです。これはおそらく、京都の影響を文化的に受けていることから、きているのでしょう。特にこの菊姫は、最も華やかで、私が最初に好きになった日本酒の一つです。やはり、この蔵は、特別な存在だと思います。飲んだ瞬間の、煌きが違います。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2012 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。いつも、エレヴァージュではこの田酒の山廃を置いています。今回は、年代違いということで、2012年醸造のものをリストに載せました。これは、5か月前に仕入れて、美味しくなるまでずっと待ってから、美味しくなったと判断したので、ようやくリストに載せました!。まだまだ若々しいですが、田酒らしい、深みのある旨みが出始めています。◎田酒 純米大吟醸 "山廃"(2011 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、なかなか本来のポテンシャルを味わうことが難しいのです。抜栓して、最初の段階では、苦味が強くて、なかなか好ましい味わいではありませんでした。そして、5度の冷蔵庫に入れて、ずっと放置(プレイ!)しておきました。そうして9か月が経ち、7月の末に久しぶりに飲んだところ、美味しくなっているではありませんか。味わいが、とても重層的で、虹のように多彩な表情が織り込まれて、本当に素晴らしいのです。ぜひ、騙された と思って。山廃から想像する野暮ったさは、全然感じられません。◎満寿泉 純米大吟醸 寿 "PLATINA"(2012BY) ¥3600(¥1800)富山県産です。この蔵は、日本酒という範疇を超えて、醸造酒としてとても完成度の高い領域に達していると思います。この満寿泉を飲むと、蔵の人が、どれだけいいワインを飲んできたかを感じるのです。この"PLATINA"は、ラモネのシュヴァリエ・モンラッシェや、ルフレーヴのバタールモンラッシェに似ているような、大きさと、鋭さと、豊かさを兼ね備えているのです。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無濾過(2011 BY) ¥3600(¥1800) 京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎初亀 純米大吟醸 秘蔵酒「亀」(2012 BY) ¥4800(2400) 静岡県産です。静岡らしい水の清らかさ、柔らかく自然な触感が素晴らしいのです。そして、ただ柔らかいだけではなく、その中に芯の通った、硬質な美しさが潜んでいるのです・・・。日本酒の表現で「辛口」という拙い表現がありますが、どういう味わいなのか、その色彩はなんなのか、こういう味わいもあるのだな・・・と、感動します。★燗酒(ぬる燗・・・44℃ぐらい)◎満寿泉 純米生 無ろ過生酒(2011 BY) 富山県産です。満寿泉は、本来は「骨太」な味わいなため、こういう『燗酒』もとても向いていると思います。言葉を返せば、熱を加えることによって、ズドーン!というコク、豊かなボディが、湧きだすように出てくるのです。実際に、カカオのような甘さを含んだ重厚感は、もう、たまりません・・・。◎亀齢 純米吟醸 線状心白米 無ろ過生原酒(2009 BY) 180ミリ¥2000(90ミリ¥1000) 広島県産です。悦凱陣の杜氏さんが広島に移籍して作っています。熟成の若い段階では、青臭さや、強烈さが支配していますが、少し熟成させると、深く、ねっちりした甘さ、カカオやカラメルのようなニュアンスを帯びた甘さがドワっーっと出てきます。その味わいの広がりは、尋常ではありません。ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.08
では、金曜日の赤ワインのリストです。 120ミリ(70ミリ)◎ケランヌ キュヴェ オー・クストア 2005年 (ドメーヌ ロラトワール サン マルタン) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ローヌの南の地域で、前から置きたいと思っていた生産者のものです。こういうワインと飲むと、ワインというのは、葡萄をただ絞って、発酵させた飲み物ではないなと改めて思います。なぜか、ワインには、葡萄ジュースのような単調な味わいのものと、このワインのように、何十種類味見した後でも、秀でた個性と魅力が溢れているものがあります。このケランヌは、葡萄の果実味の背後に、輝くような花崗岩?、や石灰岩のミネラルの白い背景(トーン)が存在していて、重厚な果実味なのに、本当に上品に感じます。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2008(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプは、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的すぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。(さて、ヴィンテージが変わって、2008年になりました!。2009年ものが重厚で、汁気溢れる豊かな味わいだったのに対して、2008年は、酸味の透明感、質が非常に高くて、綺麗な、ブルゴーニュ風の味わいとなっています。とはいっても、シャトーヌフ デュ パプですから、豊かさの果実味の綺麗さ、酸味の余韻の素晴らしさはもうこれ以上ないほどです)◎ジゴンダス 2009(サンタ デュック家) ¥2000(¥1000) 仏・ローヌ地方です。ジゴンダスというと、野生的で、荒々しい個性があり、苦手な方も 多いかもしれません。しかし、このサンタ・デュック家のものは違います。豊かな酸味の質 が高く、求心力があって強い甘さと、厚みのある苦味とのバランスが取れています。です から、決して下品にならず、伸びやかな余韻の綺麗さは、ジゴンダスというのを忘れ、ジュ ブレイシャンベルタン村の、マジ・シャンベルタンを彷彿させます。 ★ルイ カリヨン家●サントーバン プルミエクリュ ピタンジェレ 1990年 ¥3000(¥1500)◎ジュブレイ シャンベルタン キュベ アレキサンドリーヌ 2011年 (マルク・ロワ家) ¥4600(¥2300) 仏・ブルゴーニュ地方です。マルク・ロワ家は、個人的な意見を述べれば、アンリ・ジャイエさんや、ドニ・モルテさんに匹敵しうる可能性を秘めた生産者だと思います。特に、特級畑のものを持ち、作ったとしたならば、どれだけ凄いワインを生み出すか、想像しただけでも、た、大変です・・・。ちなみに、このキュベ アレキサンドリーヌは、ミルダンダージュ(結実不良)の極めて凝縮したブドウから作られていて、その鮮烈な香りと、口に含んだ時の、驚くほどの自然なミネラル感は、もう素晴らしいというしかありません。★ダックホーン社●カベルネソーヴィニオン ナパヴァレー 2010年 ¥4400(¥2200) カリフォルニア・ナパ地方です。ダックホーンのワインを飲むと、「あぁ、ナパのワインを飲んでいるんだな」というたっぷりした豊かさ、葡萄のパワーを感じる滑らかさを感じます。カベルネ・ソーヴィニオンを使っているのに、まるでメルローのようなたっぷりした丸さ、滑らかさはやはり、ダックホーンならではでしょう。2010年はしっとり、懐の深いところを感じるので、今飲んで、十二分に美味しく飲めます。●シャトー レヴァンジル 1986年 70ミリ¥3400 鉄分のような要素が混じっていて、なかなか美味しくなるのに時間がかかるのが、このレヴァンジルです。しかし、上に書いたように、1986年は、どんどん美味しくなってきています(最近、気付いたのですが)。(水曜日に開けて、味見しました!。レヴァンジルらしい、鉄分を含んだ「重み」は感じますが、それでも、予想以上に、果実味の構造が軽やかになってきています!。ポムロールは、ふっくらした丸さの奥に、輝くようなミネラルの後光が差すのが、とてつもなく美しい瞬間があります。このレヴァンジルにも、その気配が感じられます。木曜日には、どんどん「開いて」その背後の佇まいを、もっと感じられるのではないでしょうか)●シャトー フィジャック 1986年 50ミリ¥3500 最近飲んで驚いたのが、このフィジャックの1986年ものでした。元々、フィジャックというワインは、どこか青臭くて、タンニンというか、えげつないほど茎のようなニュアンスがあって、正直言っていい美味しいとは言えません。特に熟成の若い段階では、どうしょうもないほど「青臭く」、飲むのがとて もつらい場合が多いのです。 しかし、先日この1986年ものを飲んで、あまりにもジューシーで、果汁溢れるこの味わいに、本当に驚きました。「フィジャックって、こんなに美味しかったのだろうか!」と・・・。★ペルナン・ロサン家●モレ サン ドニ レ モン リュイザン1995年 ¥5800(¥2900) 仏・ブルゴーニュ地方です。この畑は、ペロ・ミノ家に買収されることになった「あれ」です。ちなみに、私はこの時代の彼のワインが大好きで、果汁溢れる葡萄の自然な甘さと酸味が、とても心地よいのです。素直に、葡萄を噛んでいるかのように、抵抗なく喉の奥に滑り込んでくるこの感覚、ぜひ経験してほしいと思います(無理矢理)。 ★クラヴリエ エ フィス●コルトン クロ ロニエ 1981年 ¥6400(¥3200) 仏・ブルゴーニュ地方です。エレヴァージュでは、この会社の1983年ものをグラスワインでずっと出していましたが、今回は1981年ものを仕入れました。1983年よりもタンニンが少なく、開けたてから柔らかい丸さ、滑らかな甘さが出ていて、とてもバランスが良いのです。こういう熟成したブルゴーニュを飲むと、きっとその良さに、柔らかさに好きになってしまうと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2013.11.08
では、金曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー クリマン 1982年 60ミリ¥4000(30ミリ¥2000) 仏・ソーテルヌ地区(正確にはバルザック地区)です。ディケムなどの古典的で、立体感のあるソーテルヌのワインに比べて、この「バルザック」のクリマンは、溶けるように滑らかで、丸みがあって、酸味と甘さが上品に寄り添っています。ディケムのライバルと言われる理由がよくわかります。それだけ、正反対の味わいをしているからです。さて、1982年というヴィンテージは、酸味がとても綺麗で、果実味がとてもフレッシュなのが特徴です。(8月27日に開けて、味見しました!。すごく透明感があって、「綺麗」です。いつもの年ほど、充実した肉付きはないのですが、それでもクリマンならでは、の酸味と甘みの溶け具合が、素晴らしいのです)◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.08
では、金曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆1940年のマディラワインが、リストに載りました!。☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎ハイランドパーク 1977年 バイセンテナリー記念ボトル 1998年に瓶詰め、蒸留所元詰め 40%VOL 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) スコットランド・オークニー島産です。この15年ほど前に瓶詰されたこのウイスキーは、コレクターズアイテムとなっていて、今では、8万円近くの値段が付けられています。ハイランドパークらしい「自然な薫香」、そして、コンパクトに飛び散るような鮮やかと、麦芽本来から生じる、丸みのあるコクが、見事なバランスで成り立っているのです。そして、余韻の限りない長さ、これこそ、ハイランドパークの個性そのもので、その理想の姿が、ここに凝縮しています。現在のハイランドパークは、どちらかと言うと、痩せて、スリムなボディを持っていて、少し物足りない場合があるのですが、この当時のものは、ボディに厚みがあって、余韻の長さと釣り合いが取れていて、とても完成度が高いのです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.08
では、水曜日のデザートワイン・食後酒のメニューです。あまりにもアイテムが多いので、メニューを2ページに分けています。(デザートワインその1、その2と)★ほのかな甘口◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ オステルベルグ 2011年 (キンツレー家) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100)仏・アルザス地方です。これは、遅摘みの甘口ワインだとは思っていなかったのですが、味見してみると、しっかり熟した葡萄を使っていまして、これは、デザートワインに入れるべきだとおもい、このページに載せています。キンツレー家のワインは、純粋なアルザスのミネラルの清涼感と、熟した葡萄の甘さ、暖かさの両方を感じる、とても心地よいバランスを持っています。安心感のある、優しさを。◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ シュペトレーゼ 2011(ロバート ヴァイルさん) 120ミリ(¥3500)70ミリ¥1800 独・ラインガウ地方です。ロバート・ヴァイルさんのワインは、まさにドイツワインの生産者 が憧れる、キラキラした輝きのある酸味があります。そして、ラインガウらしいトロっとした、花粉の蜜のような豊かさ。余韻にかけての、圧倒的な清涼感は、もうこのワインがドイツワインの中でも、特別な存在ということがわかるでしょう。さて、今回はヴィンテージが新しくなりまして2011年ものです!。2010年ほどの重量感はないですが、極めてバランスが良くて、甘みと酸味が小気味よく効いていて、今飲んで、柔らかさを十分に味わえます。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール セレクション ド グラン ノーブル 2000年 (キンツレー家) 60ミリ¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方です。彼の描くゲヴルツトラミネールは、とても古典的なもので、アルザスの清涼感と、ゲヴルツトラミネールらしい「ギラギラしたミネラル」が混じり合って押しの強い、輪郭の鮮やかさがあります。この貴腐ワインは、もちろん甘さがしっかりあるのですが、このゲヴルツトラミネールらしい尖った要素がとても良く合っていて、やっぱり、こういう貴腐ワインに向いているなと、改めて感じさせていただきました。◎シャトー クリマン 1982年 60ミリ¥4000(30ミリ¥2000) 仏・ソーテルヌ地区(正確にはバルザック地区)です。ディケムなどの古典的で、立体感のあるソーテルヌのワインに比べて、この「バルザック」のクリマンは、溶けるように滑らかで、丸みがあって、酸味と甘さが上品に寄り添っています。ディケムのライバルと言われる理由がよくわかります。それだけ、正反対の味わいをしているからです。さて、1982年というヴィンテージは、酸味がとても綺麗で、果実味がとてもフレッシュなのが特徴です。(8月27日に開けて、味見しました!。すごく透明感があって、「綺麗」です。いつもの年ほど、充実した肉付きはないのですが、それでもクリマンならでは、の酸味と甘みの溶け具合が、素晴らしいのです)◎シャトー ディケム 1989年 50ミリ¥7000(25ミリ¥3500) 仏・ソーテルヌ地方です。世界最高峰のデザートワインと言われます。 1989年のディケムを飲むのは久しぶりで、4~5年ぶりに、リストに載った ような気がします。1989年は、しっとりと丸みのある柔らかさが特徴で、 清らかで、フレッシュな葡萄らしいジューシーさ、果汁がこぼれるように みずみずしいのです。4~5年ぶりに味見するので、どんな味わいになって いるか、本当に楽しみです。 (10月9日に開けて、味見しました!。やっぱり、1989年ものは「丸い」 です。しっとりした柔らかい甘さ、スベスベの触感があって、自然な蜜のよう な甘さがたまりません・・・。やはり、「開放的」な明るさがあります)★長期熟成した日本酒。◎義侠 純米吟醸 特別栽培米山田錦30%精米(平成15年BY) 100ミリ¥3500(50ミリ¥1800) 愛知県産です。な、なんと、平成15年に醸造していて(H15BY)、10年も熟成しています。もともと、古酒専門の蔵(達磨正宗、木戸泉)が20~30年以上熟成した日本酒を出すのは珍しくありません。しかし、この純米吟醸で、しかも30%精米という「脆弱と言われる」原酒を、ここまで熟成して、ここまで骨太の味わいを出せるなんて、本当に信じられません。ヒネ臭など微塵も感じられず、豊かで、輪郭が鮮やかで、米の旨みが重層的に感じられるそのコクは、やはり義侠さんならではかもしれません。もともと、この蔵の熟成の古いものはずっと探していましたが、ここまでスゴイのに正直言って驚いて、早速購入して、リストに載せることができました。この重厚なコクを味わうには、やはり食後酒という範疇に入れたほうがいいと思います(お燗にすれば別ですが)。このパワーと骨太の輪郭を、ぜひ一度でも味わってみて下さい。こんなに素晴らしいなんて、本当に驚きです。◎木戸泉 NEW AFS(長期熟成酒) 60ミリ・・・¥2400(¥1200) 千葉県産です。「日本酒は熟成しない」と言うのが10年ほど前までの一般的な考えでした。しかし、日本酒のポテンシャルは、計り知れないものだと、最近ドンドン認識が変わってきました。長い時間熟成させることによって、ポートワイン、マディラワイン、紹興酒よりももっと複雑で、豊かな、広がりのある味わいになっていくのです。この木戸泉は、30年以上熟成させた原酒がブレンドされていて、最初にこの日本酒を飲んだ時に、本当に驚きました。マディラワインよりも溶けて、ポートワインよりも柔らかく、紹興酒よりも深い甘さがある・・・。一度こういうものを経験すると、きっと人生が変わる?かもしれない、衝撃的な味わいだと思います。ワインバー エレヴァージュ吉田 岳史東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です。21時までは予約を承ります)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2013.11.06
では、水曜日のデザートワイン、食後酒のメニューです!(その2)(あまりにもアイテムが多いので、2ページに分けています)☆1940年のマディラワインが、リストに載りました!。☆売り切れたと思っていた、1924年のポートワイン、 調べたらまだたっぷりあったので、再びリストに載せます!。★ヴァン ジョーヌ◎ヴァン ジョーヌ 2003(ドメーヌ ガヌヴァ) 60ミリ¥3000(30ミリ¥1500) 仏・ジュラ地方です。ヴァン・ジョーヌは、本当に個性的なお酒で、まるでシェリーのようなニュアンスと、独特の香ばしい香りがあるので、苦手な人も多いのではないかと思っていたら、なぜか根強いファンが多いようです。前回は、シャトー シャロンを載せたら、いつの間にか売り切れていました。そして、このガヌヴァのヴァン・ジョーヌは、酸味がとても綺麗で、チュルンという滑らかな触感があって、特別なのだな~と、改めて感じます。この独特の香りは、クセになる人がとても多いようです。★ヴァン ド ナチュレル◎ラタフィア ド シャンパーニュ シングルカスク2009年 (ジャニソン バラドン家) 60ミリ¥2000(30ミリ¥1000) 仏・シャンパーニュ地方です。アヴィズ村で有名なジャニソン家ですが、こんなに、 ジューシーなラタフィアを作っているなんて驚きでした。まるでリンゴと苺のジュースを 混ぜたようにフレッシュで、活き活きした酸味と甘みが、本当に自然・・・。これは、 食後にさっぱりしたいときに、まさにふさわしいのでしゃないでしょうか。◎マックヴァン デュ ジュラ NV 60みり¥2000(30ミリ¥1000) 仏・ジュラ地方です。いわゆる「ヴァン・ジョーヌ」で有名な地域で、これを飲んだ瞬間「あ~、こういう世界があるのだな」と、とても感動しました。ナッツやカラメルが入り混じった香ばしさが鼻の奥に立ち昇って、言いようがないほど独特な世界。これは、好きになったらきっと止みつきになってしまうだろうなという類の個性を持っています。ブルゴーニュの白ワインでも、偉大なヴィンテージのものが熟成すると、こういう類の香りと味わいを生みみ出します。これはやはり、飲んでおきたいデザートワインではないでしょうか。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥3000(¥1500) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。◎ダウズ ヴィンテージ ポート 1970年 60ミリ¥3500(30ミリ¥1800)ポルトガル産です。ダウ社の個性は、ジワッ!と葡萄を噛んだ瞬間のような果実味の鮮やかさと、皮の奥底から生じる青さのような深いコクが一体となって、立体感のある懐の深い味わいになっているのです。まるで、メオ・カミュゼ家の「リッシュブール」のように、葡萄の果実味の奥行きが桁外れで、深いパワーを秘めたその果実の構造に、おそらくびっくりされることでしょう。◎キンタ ド ノヴァル 1955年 60ミリ¥6600(30ミリ¥3300) (ラベルがはがれて、なくなっています。ただし、キャップにキンタ ド ノヴァル、 1955年と書いてあります) ポルトガル産です。大手のポートワインの蔵の中でも、最も鮮やかな酸味があって、長い間熟成しても、その綺麗な果実味のフレッシュさと、上品さをずっと保ち続けています。さて、1955年ものを飲むのは、正直言って初めてです(すいません)。さてどんな味わいになっているか、とても楽しみです。(8月12日に開けて、味見しました!。やはり、十分に熟成したポートワインは、特別です。熟成初期は、単純に甘みが強い赤ワインなのですが、十分に熟成を重ねると、タンニンという重たい要素が澱となって底に沈み、抑え込まれていたブーケが、ドワっー!と湧き出してくるのです。そういう意味では、ボルドーの熟成にとても良く似ています。ある一定の期間を超えると、豊かなブーケが、襲いかかってくるように湧きだすそのパワーは、やはり熟成しなければ味わうことができません)◎オフリー キンタ ド ボア ヴィスタ 1924年 40ミリ¥9200(20ミリ¥4600) ポルトガル産です。これはラベルが全く剥げて無くなっていまして、その代わり、格安で購入することができました。実際に、マイケル・ブロードベントおじいちゃんのコメントを探してみると、この会社の古いものが結構見つかります。そして、1924年というヴィンテージは、私は初体験だったのですが、4つ★のめちゃくちゃいい年のようです。★マディラワイン◎ブランディーズ社 セルシアル 1940 50ミリ・・・¥8800(¥4400) ポルトガル・マディラ島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。マディラワインは、やはり長い年月熟成したものに限ります。この会社のものは、1年半前に1920年のものを出していました。1940年という年は、すごく良い年みたいで、マイケル・ブロードベントおじいちゃんは、4つ★をつけています。マディラワインの真髄は、やはり、爆発的なブーケと、ジワジワと、奥行きが見えないほど複雑で、広がるような途方もない味わいではないでしょうか。 (2年前にリストに載せて以来、久しぶりに買いました。開けて、味わったら、また このブログで報告します)★おすすめブランデー ◎マール ド ブルゴーニュ 1999年 (クロード デュガ家) 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) 仏・ブルゴーニュ地方です。クロード デュガがマールを作っているなんて知りません でした・・・。さて、実際に味見をしてみると、やはり「ジュヴレイ・シャンベルタンらしい」 小粒の葡萄を破砕した瞬間、四方八方に「飛び散る」ような鮮やかさが見事で、 まさにマールという食後酒の圧倒的な強烈さがここにあります。そして、マールにすると、 多くの生産者が、乾きすぎた「辛さ」のある味わいになるのに対して、クロード デュガ さんのマールは、汁気たっぷりの、葡萄の質の良さを十二分に味わうことができます。★おすすめモルトウイスキー◎ハイランドパーク 1977年 バイセンテナリー記念ボトル 1998年に瓶詰め、蒸留所元詰め 40%VOL 30ミリ¥3300(18ミリ¥1700) スコットランド・オークニー島産です。この15年ほど前に瓶詰されたこのウイスキーは、コレクターズアイテムとなっていて、今では、8万円近くの値段が付けられています。ハイランドパークらしい「自然な薫香」、そして、コンパクトに飛び散るような鮮やかと、麦芽本来から生じる、丸みのあるコクが、見事なバランスで成り立っているのです。そして、余韻の限りない長さ、これこそ、ハイランドパークの個性そのもので、その理想の姿が、ここに凝縮しています。現在のハイランドパークは、どちらかと言うと、痩せて、スリムなボディを持っていて、少し物足りない場合があるのですが、この当時のものは、ボディに厚みがあって、余韻の長さと釣り合いが取れていて、とても完成度が高いのです。エレヴァージュ 吉田 岳史
2013.11.06
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