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昨日の朝から体調ボロボロです。起きたときから、何かおかしい~ダルイ~と思いつつも、熱もなかったので出勤。熱ないし!と頑張ってはみたけど、どんどんダルくなり、気持ち悪さも加わってきた…午前中、嘔吐3回・ダルすぎて歩くのもやっと…昼休みは寝て過ごし、消化器科を受診した。熱もないし、下痢もないので、とりあえず吐き気が治まるよう&嘔吐で消化器系がただれてるだろうからと吐き気止め・胃薬など3種類をもらった。午後になると、眠ったのがよかったのか吐き気だけで嘔吐しなくなった(出るものがないとも言えるけど)。熱も38℃ちょいまで上がり、フラフラしながらも、患者さんの買い物へ付添ったり、清拭したり、視点もあやしいながらに点滴2人にいれたり…サポートされつつも自分の仕事に集中させてもらい、6時に帰ってこれた。定時4:30なのに、なぜ6時なのか…他の人はいつ帰れたんだろう…明日は夜勤で、もし休んだ場合代理を立てられないからと、今日は休養をとるようにと日勤だったけれど、昨日のうちに休みにしてくれた。熱はひいたけど、ダルイ~…体中の節々が、プチヘルニアの腰を中心に痛い…寝てるのもつらくて、うちの中をウロウロしているばかりの今日の私。とりあえず、昼…じゃない朝ごはんも食べたので薬を飲んで寝るとするか。
June 30, 2005
昨日の夕方に急にお部屋移動して、うちの病棟へ来た患者さんがいる。うちの病棟には病院にたった1部屋のクリーンルーム(名前のまんま、無菌室)があるので、科に関係なく、必要になった人が転入してくる。クリーンルームとは、無菌を維持しておけるよう、いろいろな設備が整っていて、状態が許すようになるまでは患者さんは出ることができない。家族や医療者含め、入る側も自分達の菌を持ち込まないよう、入る前にマスクや手の消毒、専用ガウン、専用キャップ(頭にかぶるもの)をしてから。今回の患者さんは、外科で皮膚科併科の人だった。他院で胆管癌の診断を受けて、化学療法をしたけれど、病気の進行が早くて治療はもう無理となったんだそうだ。だけど、その化学療法の副作用か原因ははっきりしないけど、全身の皮膚の皮がむけたり、ただれたり、水泡ができてしまった。全身なのでかなり痛々しいし、痛いらしい。免疫力アップの加療はしていても、効果が全然上がらないどころか、データはだんだん悪くなってさえいる現状。最近、病棟でのことでかなりブルーで、それをきっかけに退職(今年度末なので来年だけど)の決意が固まったりして、モチベーション最悪だった。だけど、生きているってだけで素晴らしく感謝すべきことなんだよねって感じさせてくれる、いい患者さんだった。どんな処置にも、どんなケアにも、ささいなことにも「ありがとう」「サンキュ~(個人的にはこっちの言い方が可愛くって好き)」を添えてくれ、とても頑張り屋さんの初老の男性。こんな風になれたらいいなぁと学ばせてもらうことの多い患者さんだけれど、もうすぐ癌に身体は負けてしまうんだよね。十分、心は勝ってるなぁ~と久々に思わせてくれる癌の患者さんだった。仕事柄、逃れられない運命だと知っているから、少しでも安らかに彼が旅立てることを祈るのみです…奇跡を望むより、安楽を望んでしまうことが当たり前になってしまう嫌な職業だな。ちなみにクリーンルーム(無菌室)に入る条件は、白血球が1,000以下になったときです。正常だと5,000~10,000くらいなので、1,000以下の状態で風邪でもひいてしまえば致命的なのです。
June 28, 2005
最近ジジには、ちょっと人に迷惑な遊びがある。それは、スリッパ遊び。日本中もれなく夏になったけれど、我が家はそれに合わせて冬用モコモコから夏用すっきりにスリッパを買い換えた。夏用といえば(私だけ?)先っぽが開いているもの。空気が通って、やっぱりムレな~い♪だけど、そこから空気以外のものが侵入してくる。それが、ジジ。いすに座ってるときなんかに、必ず寄ってきてスリッパの中身出しをする。別に足を捕まえたいんじゃないらしい。こちらが足を出したら、それで終わるんだから…私が足を出したら、ジジの勝ちみたい。…よろこんで負けてます。だってガリガリ痛いんだもの。でもこの遊び、私に対してだけなんだよね。…ジジからの愛情だと信じておこう。
June 27, 2005
少しだけ痴呆っぽい92歳のおばあちゃまが入院している。「っぽい」というのは、痴呆では絶対ない。「痴呆」なんてなんのその、おとといはおばあちゃまの92歳のお誕生日だったのだけど、きっちり覚えていて、何歳になったのか分かっている。年齢的なおつかれか、たまにとぼけているくらい。このおばあちゃまがかなり可愛いのだ。先生含めて、こんな風に年取りたい大賞ぶっちぎり単独1位。多少とぼけたこといっても、「かわいい~」でカバーされる愛らしさなんだから。小柄で白髪のおかっぱ頭、高い声で「おねえさ~ん」とナースを呼ぶ。「おなかがいっぱいよ」といいながら、Dr,からの差入れ(といっても外来で患者さんにもらったらしい)のシュークリームを両手で持ってムシャムシャ食べる。そして鼻にクリームを乗っけている。…いろいろ可愛いところは他にもあるんだけど、昨日の夜は最高にとぼけていた。正しくは今日の深夜0時少しすぎ。「おねえさ~ん」「私は~?」とおばあちゃまが部屋で呼んでいた。耳の遠い人ばかり集まった大部屋だけど、夜なので静かにしてもらわなきゃ…2人で様子を見に行くと、おばあちゃまはナースコールをマイクのようにしっかり握り締めていた。「みんなはたくさんお歌うたってるんだから、私にも歌わせてちょ~だい!」と。なんのことだ??「今は夜中だよ、眠ってる時間だよ。○○さんも明日に備えて、ちゃんと眠らなきゃね。」…いろいろ声はかけるけど、もともと耳はちゃんと聞こえるのに、ますます勘違いは広がって…「だいじょうぶよ!ちゃんと大きな声で歌うから」「何を歌おうかな?」「てるてるぼうず!お歌はそれね」…歌う気まんまん、マイク変わりのナースコールは手放してくれず、とうとう歌いだしてしまった。「て~るて~るぼぉ~ずぅ て~るぼぉ~ずぅ♪」あまりの大きなお歌に、ナース2人目を見合わせ1頷き→ベッドごと廊下へ出す。大部屋で他の患者の睡眠にじゃまになるような状態の患者は、観察室やナースステーションの一角、デイルームへ連れ出すのが当たり前。デイルームで1曲(てるてる坊主は曲かな?)終わっても、おばあちゃままだ歌う歌う。マイ・マイクも手放さないし(笑)クリスマス・ソング、赤とんぼ、四季折々の歌を歌いまくった。突然、おばあちゃまが言った。「誰かが私の大事なとこ(陰部を押さえて)に数の子を入れたの。糸かなんかがあったのかなかなか取れなかったの」…全く意味不明。だけど、その数の子は無事に出せたそうなので、聞き流しておく。朝食のため、我が病棟のかしましコボケ・トリオ、またの名を年をとったキャンディーズがナースステーションに、それぞれ車椅子に乗せられ集合した。もちろん、このおばあちゃまもその一員。会話があまり成り立ってないんだけど、おばあちゃまは言う。「昨日ね、あたしお歌の会に出て (そんな会いつあった?)、 たくさん歌ったの (ええ確かに歌ったわ)。 でも、歌うとき外に出されちゃったのよ。 (ええ部屋から出しました)。 あとね、昨日、襲われておかしなことされたのよ (え誰が?)。 こわいわね、最近は。気をつけなきゃ… (その通りですけどね?)」う~ん、数の子をそんなとこに入れるなんて発想はどこから出てくるのか、本当に不思議だ。ひとしきり笑わせてもらいました。
June 26, 2005
もともと下顎の左右に親知らずがある。たまに痛かったりしたけど、続くこともなかったので、気づいたときから放ってきた。が…とうとう時は来た。左の方の歯茎が腫れてきた~…!刺激がなくても何だかムズムズするんだもん。いろいろな人から、平気だったとか1週間腫れて大変だったとかいろんな話を聞いて、耳年増になってしまっている。来月の連休をチェックして、いい時に処置してもらえるよう調節しなくてはね。それにしても変わらず眠い。まがりなりにも自分はナースなこともあり、病的に眠いわけではないけど、やっぱりネムネムだ。夏の暑さが何より苦手な私だから、疲れてるんだろうけど、この体力の衰えは何?認めたくはないけど、これが加齢現象というものなのかしらん!?ああ、そのうち今は大の苦手の早起きも自然にできるようになっちゃうのかな…最近、夜勤前でも10時から11時くらいには起きてるもんね…前は平気で出掛ける1、2時間前の昼過ぎまで寝てたのに。恐ろしき、加齢現象。
June 24, 2005
おとといの夜、ダーリンは眠剤(と呼ばれるけど、実際、病院含め世間に出るのは睡眠導入剤だ)を飲んで眠ったので、昨日は昼過ぎまで寝ていた。そう、私も…風邪で咳が出ちゃったりして、きちんと眠れてないけど、咳止めの内服が効かないから、私のものをおすそわけして眠らせてみたわけ。効果てきめん、とてもよく眠れてすっきりしたらしい。眠剤を飲んだのは、書いたとおりダーリン。なのに、昼まで私も眠ってしまった。おかげで昨日は寝付けないかも…と思っていたけど、夜10時前から私はなぜか眠くなってしまい、今朝も日勤に出る直前までよく寝た。そして、なぜか日勤中もものすごく眠かった…今日は担当の患者に実習中の学生さんが一人ついていたから、学生指導もしなきゃいけなかったんだけど、眠くて眠くてそれどころじゃあなかった。そんな仕事もあって、普段以上に手がかかってしまい、病院を出たのは8時過ぎになってしまってたよ…そして11時を少し過ぎた今、やっぱり眠い。なんでこんなに眠いの??教科書には載ってないけど、眠い眠い病って名づけたいくらいに眠すぎるよ…こんな時、どうしたらいいのか、誰か教えてください…
June 23, 2005
今日は深夜勤。昨日の夕方からの準夜勤に引き続いての、0時から9時までの勤務だった。夕方に3人も緊急入院が入り、バタバタしたけど、メンバーがお姉さん(一言でいえば、アダルトメンバー…;;)だったので、特に忙しくなったりすることもなく終わった。さ~あ、帰るか~なんて頃、今日は午前中、外来担当のうちの病棟科の女医さんが何やら急いでやってきた。「みんなで食べてね♪」と白い紙袋を置いていったくれた。実家が九州で、よく実家からのトロピカル・フルーツを差し入れしてくれるので、みんなで大喜び♪冷えてはいなかったけれど、早速差し入れのメロンをカット。あま~いメロンのいい香り♪…と、なんだか香水のようないい香り…?夜勤の疲れで、臭覚もおかしくなってるのかなと思いつつ、おいしく頂いた。けれど、やっぱりあの香りが気になって、帰りのエレベーターで別の子に話してみる。私;「なんかさぁ、メロンおいしかったんだけど、違う匂いしなかった?気のせい?」A;「やっぱり!?私もそう思ったんだぁ!でも自分だけかなって思ってて…」B;「うんうん、匂った匂った。なんだったんだろうね?腐ってた感じはなかったしね」…いろいろ3人、夜勤明けの疲れた頭で考えた。案その1→いつも香水の香るH先生なので、臭いが移った 2→ 〃 香水をメロンにもかけてしまった 3→香水は気のせいで、やっぱりメロンが傷んでいたいろいろ考えたけど、痛んだメロンを食べたとは思いたくない&香水のかかったメロンも食べたくない。3人で、案1を採用として、帰宅しました。それにしても、果物にまで香りが移るなんて、普段はほのかな香りなのだから、なんだか品があって女性として憧れてしまう~…話はズレるけど、世の中いろんなブランドがあるけれど、Diorって品のあるおしゃれなハイソなイメージがあるのって私だけかな。ヴィトンは、コギャルも持ってたりして、高いのにちょっと品にかける…とか。今日たまたま、私が割りと好きなCoachは、NYで始まったブランドで、クラシック・アメリカンとして人気が出たという話を耳にした。すっきりしたシグネチャーとか色合いとかシンプルな感じとかが好きなんだけど。他のブランドよりは少し手ごろだけど、ブランド負けしている自分だなと思うから、背伸びせずに似合うようになりたいものだ。日本って、ブランド志向が強くて、自分の収入とか身分とか関係なくブランド依存する雰囲気があるけれど、本来、きちんと中身も相応の人がもっているから素敵にみえるんだと思う。10代・20代の女の子がヴィトンとか持つことに強く違和感を感じる私は、オールドファッションなのかな~……まあ今日はDiorのメロン(香りだけだけど)が食べれてよかったなf^_^
June 21, 2005
ハワイ旅行中から風邪でへばっているダーリン、かなり咳がひどく、37度~38度の熱が続いている。本当なら一人ででも病院へ行け!といいたいところだけど、やっぱり彼はマレーシア人。多少躊躇するらしく、一度はいってみたクリニックで「受付は午前中だけだ」と一回言われ、その後はアクションできずにいたらしい。仕方ない…モントリオール留学中、同じ気持ちは私も味わったから、しつこく文句をいう気にもならず。じゃあ一緒に行くためには、私の仕事の後。もう方法はひとつしかない。それは、救急扱いでの受診!はっきり言って、昼間に受診できるような体調なのに夜に受診する患者さんて大嫌い。だけど、だけど、もうこれしかないのよ…今日は日勤だったので、内科系当直の先生を確認…これが大事。 だって事情を分かってくれるいい先生じゃないとお世話になりたくないもんね。 元・外来勤務だから、ほとんどの先生とは知り合いだし。先生も確認して、昼間のうちに電話して事情を説明して、受診OKの許可をもらった。帰ってきて、さあ出発できるかな~と救急外来に電話したら、どっかで急変があって、もうしばらく後に~…となってしまった。まあ、いつでも診てもらえるっていうのは、病院勤務者の強みで利点だよね。ああ、早くダーリンの風邪を治して、家事を分け合いたいよ…
June 19, 2005
~17th,June in Hawaii/帰国日~Waikiki最終日です。ホテルから空港への送迎がHISで込みなので、正午には空港へ出発です。「えっ、正午ってチェックアウト時間過ぎちゃうかも!?」と前日に気づき、いちおうフロントで確認すると、12時がチェックアウトだからOKよ♪とのこと。さらにずうずうしく、「もっと早くチェックアウトしても、ここからピックアップなの、荷物預かって??」と頼んでみたら、こっちもOKと。う~ん、ハワイ・プリンス優しいわっ。日本語も割りと使えるけど、日本人じゃない人へは英語で話した方がちゃんと通じるし、返事も少し怪しげな日本語返事じゃなくストレートに英語での返事がもらえる。なので、基本的に英語でフロントへは向かっていたけど、サービスとかもよいし、かなり満足なホテルでございました。ロケーション的にも、waikikiメインエリアより少し離れてるけど、アラモアナ・パークが近くて散歩も海も近い。ショッピング派じゃあないから、かなり気に入った!午前中は、ママはホテルのすぐ近くのABCストアと近場のお店めぐりをし、私は散歩+アラモアナ・ショッピングセンターで本を買ったりしてきた。この旅行で、以外に自分の親ながらママは買い物好きだってことが分かった。彼女はよくWaikikiへ出かけ、私はビーチやパーク散歩をして過ごしていた。目的が違うので、別行動が多くて、一人で過ごす珍しい観光客だったかも。さすがに最終日なこともあり、ちょっとしんみり気分になったけど、我が家に残っている3にゃんことダーリンにも会いたくて、気持ちよく「帰るぞ!」気分になった。空港でHISの人に携帯を返却する。…が、チェックインも荷物チェックも済ませ、免税店で搭乗券を出そうとした時に返却忘れに気づいた!やっば~い…すでに最後の買い物に夢中の母を探し出せず、再び外へ出る。HIS支店へ電話して、空港内のHISカウンターを聞き届け、結局、無事に済んだけれど、確か私、モントリオール留学から帰ってくる時も同じ事をしていた。見送りにきてくれた友達に、朝早くアパートを出たので管理人に返してもらう鍵を渡し忘れたんだった。学習しない自分に嫌気がさすけど、経験があるからこそ、外に出れること分かってるし通り道なんかを落着いて探していくことができる。いいのか悪いのか分からないけど…帰りの機内も行き以上に混んでいた。まったく、オフシーズンでこれなんだから、お盆なんかはハワイ日本人しかいないんじゃん?だけど、今回の旅行で、カラッとした気候や自然がいっぱいある街並みに、たくさんの日本人がハワイ好きなことも理解できた。うん、いい旅行だったよ。~帰国しました~あっというまの5日間のハワイ旅行から、つい先ほど帰ってきました。きたらば、ダーリンが38度の熱に苦しんでます…どうやら私の出発日に喉が痛いかも…なんて話していたのが、重症化していき、毎日38度が続いていたとか…うわ~ん…楽しく過ごしちゃってたのが、申し訳ないっ。とりあえず食事もまともにとれていなかったようなので、お粥を作ってあげたとこです。旅行のこと、明日からもう普段通りの仕事に戻るので、ちょこちょこ振り返っていくことにします。今日は、「旅行(から帰ってきた日)のこと」でした♪
June 18, 2005
ハワイ2日目、到着翌日。日本で事前にネットでいろいろ調べた上で申し込んでおいた島内(オアフ島)1日観光+ディナークルーズへ参加!ついたガイドさんは、10代の頃ハワイに渡って住み着いた元大工さんだった。2年後の州知事(?だったっけかな?)に立候補するんだと張り切っていた。ちょっとクセのある手振りで、「やりますよ、やりますよ」と繰り返す面白い人だったな~。島内観光って名前もあって、島をぐる~っとドライブしながら観光。きれい~なビーチもあって、海嫌い・暑い場所嫌いな私も「ここなら人生穏やかに暮らせるかもね」と心がなびいた。…くらいにきれいだったけど、やっぱり冬の魅力には敵わないぞ~。いろいろと細々いったけれど、印象的だったのは♪この~木なんの木気になる木~♪の大きなネムの木。たった1本の木なのに、あ~んな広い木陰をつくっちゃうなんて素敵だね。デザイン的にどうかと思うけど、将来、もしひろ~い庭のある家に住めて、育つ環境ならネムの木があるといいな。育ててたら、大きくなる前に自分が死んでしまいそうだけどね…もう1つはバールハーバー。別にそうゆう軍事物が好きなわけではないけれど、自分の国以外で日本が関わった戦争の影響を知るのってとても興味深い。それが、なんといっても、日本がルール違反をした戦争の場所。もっと日本では隠されがちな事実を、自分の目でよく見てみたかったな。このためにだけでも、またオアフ島にいってみたいと思うもの。他の観光は…ほお~なるほどねって感じ程度。ディナークルーズも素敵だったけど、そんなに夜景とかで感動するタイプでもないので…(むしろ青空の中で見る風景が好きだもの)帰ったらもう夜。確かこの日は、すぐに眠ったような……いや?買い物に行った?もう半月以上たってからの振り返り旅行記なんて、無理を極めてきました。たぶん、もうこの後の分は更新されないでしょう…ああ、ハワイさん、ごめんなさい。それでも、次回も優しく迎え入れてね…
June 15, 2005
振り返り日記だけれど、ハワイ旅行日記をつけることにしました~。Hawaiiは時差が日本から-19時間もあるので、出発は13日夜+フライト6時間だったけれど、到着は13日午前中!長い13日でしたね~…まあ、成田の空港に向かう時からHawaiiの空港から外へ出た時までがほとんどだから、退屈~な一日だったけれど。HISのパック旅行だったから、成田ではチケットを受け取って荷物を預けただけだったけど、Hawaiiでは結構ちゃんとケアしてくれるんですね。HISでチケットだけ買ったことはあったけど、パックのは初めてだったから、思った以上にケアしてくれることにびっくり!なんといってもHawaiiのオアフ島・ワイキキなだけあって日本人だらけ。DFSと同じビルの中に入っている旅行代理店は、ぜ~んぶ日本の会社…HISもしかり。まず、到着してからはHISの人の案内でDFS内のHISへ向かう。すごい人数でオプショナルのアクティビティやホテルのチェックインのしかた、滞在中の説明を聞く。日本での申し込んだ内容によるけれど、4つの周遊路があるワイキキ・トロリーは滞在中、かなり便利だった♪風が強かったり、日ざしが強かったり天気のごきげんもあるけれど、オープンなので気持ちよかったし、かなり観光に買い物に役立つ♪それに、DFSと主要ホテルを行き来するDFSの送迎トロリー&泊まったハワイ・プリンスホテルはワイキキのはずれにあったので、ホテルとワイキキ中心部を回ってくれるバスもあったし。説明会で、一緒に行ったうちのママの希望で3日目午前中に海のアクティビティ・4日目夕方にスパの予約を入れた。実は、私は海が嫌い。見るなら別にいいんだけど、入るのが嫌いだったりする。理由はよく分からないんだけど、生まれ育ったのは海のすぐ近くで昔はよく遊んでいたけど、広い広い地球全体に広がる海に入るのが、なんだか怖いんだな。そんな私なので、ママの希望のシーウォーカー…セットでバナナ・ボート、シュノーケリングもついてくる。なんとか湾とかいう海のど真ん中、岸までは見えるけれど、かなり遠い…そんなとこに行くのは嫌~だった。が、「私は一生に一度かもしれないんだから!」と騒ぐママの一言であえなく決定された。~これは現地14日だけど、15日に日記します~ そしてスパ。これもあんまり好みじゃなかった…だって他人に身体を触られるなんてイヤ~…でもママの強い希望で決定された。あうぅ~…~これは現地16日だけど、17日に日記します~とりあえず、説明会の後、2つの申し込みをして、日本と同じで携帯が普及しているせいで、あまり公衆電話がないそうなので、携帯をレンタルする。レンタルはフリーだけど、いちおう1日$2.5の保障をかける。使い方は結構簡単。その携帯をアラーム代わりにもして使っていた。けど、HISに携帯の返し方について2回電話しただけで、あまり電話する必要がなかった…。まあ公衆電話より国際電話も安いってことだったので、日本へ何回か電話してみたけどね。少しDFSを見てから12時チェックインOKだったので、送迎バス(か何か…)でホテルまで行ってみる。そうそう、HISだとスーツケースも空港で渡したら、そのままホテルの部屋まで運んでくれた。らくちん♪らくちん♪泊まったのはハワイ・プリンスホテル・ワイキキ。ワイキキ・エリアとアラモアナ・エリアの中間で微妙なロケーションだけど、さっき書いたとおりバスやトロリーを使えば問題なし。ほとんどのスタッフが日本語をかなり理解してくれるので、英語の弱い人には安心ホテルだろうな。チェックインしてみると、チェックインの時間は1時だと言われる。あれ~?…12時のはずなんだけどって話してみると、用意されていた部屋はまだ掃除中だったらしくて、違う部屋を用意してくれた。7階の部屋から20階の部屋へチェンジ♪ハワイ・プリンスは全室オーシャンビューなので、20階からの眺めは最高♪目の前はヨットハーバーで、とってもよい景色だった。シャワーは付いてないけどバスタブとシャワールーム、トイレも別でちゃんと洗面所にあるから、洗面所もすっきり広々で快適だった。一休みしてから歩いて5分ちょいのアラモアナ・ショッピングセンターへ行って、そこで食事も済ませて初日をつぶした。温度は30度近いのにカラッとしてるから、暑くても気持ちいい。暑い地域は苦手だけど、なんだかこれなら大丈夫。今回の旅行で、いつかダーリンの国・マレーシアへ行く不安が少し減った気がする。食事もフードコートが充実していたし、ハワイ初日はなかなか良い感じだった。ホテルのプールで夕焼けを眺めて、旅の疲れもぐっすり眠って回復~…と広々ベッドで眠りについたのでした。
June 14, 2005
「急変」て言葉は医療用語なのかな、一般でも使うのかな…まあ、文字通り、病院で患者さんの状態が悪い方向へ急に変わって、今までピンピンしてた人が突然息してないとか、あっという間に状態が悪くなってしまったり…て状況のことでございます。今朝、その急変があった。肺癌の末期で、疼痛コントロールをしていたおばあさん。だけど、そっちももう落着いて使う薬のベースが決まって転院先を探してたとこだった。酸素をマスクを使って流していたから、はずしちゃうと酸素が身体に足りてるかどうかが分かる数字が下がってしまう。80代とまぁお年なこともあって、マスクをはずしてしまうこともしばしば。余裕があれば、24時間ずっとNSステーションでその数字を見れる機械をつけさせてもらいたかったけれど、他にも状態が危ない人が6人もいて、病棟のモニターはもう他部署からも借りながらいっぱいいっぱいフル稼働していた。酸素の数字も、下がってもものすごく下がるわけじゃあないから、まぁもう少し様子見れるなってことで皆評価していた。その分、訪室を多くして…今朝、いつも通りの彼女だった5:45。よく眠れた~と穏やかに笑っていた。7:40 もうすぐ朝ごはん、体勢整えておこうかなと訪室すると「まだいいわよ」。8時から配膳して、そのまま申し送り。8:30 申し送りが終わって、朝の記録をしようとしていた。申し送りをもらって、すぐに日勤ナースが様子を見に行くと、呼吸が止まり、瞳孔も開いていた。心停止していた。朝ご飯が詰まった様子も特にない。すぐに医師もきたけれど、原因不明(肺がんが元ではあろうけど)…急変時には延命処置はしないと決まっていた患者さんだったので、処置は何もしない。こんなポックリな死に方はいいようだけど、周りはやりきれないよね…そしてこんな夜勤明けからハワイ旅行ってのも、どうも気がのりきれないな…
June 13, 2005
明日、夜勤をして、明後日13日の朝、その夜勤が終わる。それから私は5連休になっちゃったりする。公休の少ない6月に5連休が付くんだから、はたから見たら暇な病棟かと思われそうだけど、先月のゴールデンウィークから公休が消化できてないのよ。で、来月からは夏休みを取り出す(我が病院では5日の夏休みを勤務表の作れる範囲で好きなように希望できる)から、何が何でも今月中に公休を消化しなくちゃいけないんだよね。この前も4連休があったので、ぐ~たらしてるのは辛いので、母と初・ハワイ旅行へ行ってきます。今年、56歳にして初海外旅行をした母が2ヶ月後にはまた海外旅行なんて贅沢だ~…まあ、両方とも一緒なんだけどね。明後日の夜勤明けに出発なので、今夜はこれから荷造りです。きっと向こうで更新なんてできません。旅行日記は後から書いていこう~。…疲れてなければね。
June 11, 2005
今日はももの避妊手術だった。朝9時に届けたんだけど、いつもは何されてもケロリンコのももなのに、今日に限って肛門に体温計入れられたとたん、「うぎゃあ!」と超びっくり。私の方に駆け上ろうとしてくるから、ここで逃がしちゃあ大変だし、測ってくれてる助手さんにも悪い~と押さえ込んだ。しっかり爪がくいこんで、痛いことになってしまったけど、それでももは、すっかり興奮しちゃった…もうその後は、今まで1度も威嚇したことのない甘えん坊&温厚な子なのに、フーッフーッ…心配ながらに預けたけど、手術終了とお迎え時間の電話では、「無事に終わりましたよ」と。それでもヒヤヒヤしていったら、案の定すっかり麻酔もきれてるらしく、入ったとたんから、すごい猫の叫び声。やっぱり、もも…フーフーしながらも、うちに帰ってからはまあ落着いて、爆睡中。きららの時以上に消毒液臭いから、明日もまだまだ心配だなぁ…明日は私が仕事で、ダーリンがにゃんこ係(手術後はいちおう家に誰か残れるようにしてるから)。はあ…心配。でも、ふわふわの頭・手足に反してピーナッツ服(と我が家は呼んでる舐めないようにしてる服)のももの歩く姿は、かなりおかしい。
June 10, 2005
夜に入院はあったけど、とびきり忙しかった夜勤でもなかった。だけど、なんだか…すっごく疲れた…自分の受け持ちが軽かった(手のかからない患者が多かった)から、他のスタッフの分もがんばらんと~と思っていたけど、なんだかノラなかった。腰痛・頭痛もあったせいかな…仮眠もあんまり取れなかったしね。明日からは天気が崩れるらしい。眠くて、だるくて、ダメダメだけど、今日だけの晴天、どっか出なくっちゃね…でも、かったる~休息よりも天気にあった行動をとりたくなってしまう人って、けっこういるよね。
June 9, 2005
このページにきてから、毎日ほとんど更新できている!すごいなあ、私(自画自賛)。今日はこれから夜勤入りなので特に書かずに終わりますけどねf^^平和な夜勤だといいなあ~…
June 8, 2005
我が家の3にゃんこのうち、きらら・ジジは食事時間になると催促する。だけれど、催促でも2にゃんそれぞれ行動は全く違う。~きらら~朝食;ベッドで寝ているところに乗ってきて「な~おな~お」無視していても、起きるまで足フミ。きららは、甘える足フミはしないので(代わりに耳しゃぶり)、表情は起こそうと真剣。踏まれる場所によって痛いのでしぶしぶ起きるんだけど、最近は、どうやら痛い場所も覚えてきたらしい…夕食;お腹が減ってくると、高いところに行って「な~おな~お」これは普段から「甘えたいよう~」と人を呼ぶのと同じなので、数回繰り返しやっと伝わる方法。人の見えるところで偉そうに呼ぶところがきらららしい。~ジジ~朝・夕ともに鳴くことはない。けれど、やたらにスリスリしてくる。そのスリスリ具合といったら、歩けなくなるくらいにうっとうしい。ごはん場所に向かうと、食い意地大将のジジは猛ダッシュで先回りして、1番にごはんを食べはじめる。昔はごはんリクエストなんてできなくて、ごはん場所をうろうろ残飯探しをしていただけなのに、なんてまあ…強くずうずうしくなったんだろう…保護したばかりの頃のきららなんて、今のごはんボールに顔が届かず、乗っけてもガッつきすぎてバランス崩して横にコテンだったのにね。猫の成長が早すぎて、自分が早く年取ったように感じるのは私だけなのだろうか…?
June 7, 2005
今日、委員をしている接遇委員会があって、勉強会もあった。身だしなみも含めての接遇なので、やっぱり見栄えから入る第一印象が与える影響が大きいので、まず身だしなみを整えようと今年のスローガンが決定した。身だしなみといえば、髪色や髪型・化粧・白衣の着方・靴下・靴などなど。どうしても20代~30前半の女ばっかりの看護師の世界なので、ちょっと染めすぎなんじゃあ…という茶色い髪だったり、派手化粧、強い香水の人がたまにいる。そうゆうオシャレしたい世代の女の人に、仕事場での身だしなみのために髪色を直す気にさせることって結構難しいので、勉強会。そして今日は、なんだか「プライド」をもって働くことが大切という話に妙に納得してしまった。なんで、スチュワーデス(今はフライトアテンダントね)さんやホテルの受付さん(これ違う?)をしてる人に好印象を持つんだろうね。私がナースだって分かると、態度ガラッと変える人も多い。サービスよくなったりねえ…(そうゆう人嫌いだけど)そうゆう職業の人たちってイメージすると、大抵、誠実で真面目、信頼できるイメージ。じゃあどんな格好?て考えると、黒髪で身だしなみがしっかりしてる。堂々と背筋を伸ばして働くその姿に、好印象を受けるのかな。働くその人たちのそこにあるもの。それは、やっぱりプライドがあるんだろうなあ、と。そんな辺りから、仕事に責任を持って、きちんと働く1番の動機付けをするは、プライドなのだそうだ。人それぞれ事情はあるだろうけど、「自分は○○なんだ」と自分の仕事にプライドを持っていることで、懸命に働く気持ちになり、オフも巻き込むけど、身だしなみも含めて自然についてくるということなんだそうで…ああ、なんだか納得。黒髪でいつもスラリとすてきなスチュワーデスさんみたいに、格好だけでも理想のナースでありたいもんね。ナースとして理想を追う気持ちは、きっと成長につながると思うから、私も真面目に委員会に取り組めてるんだもんね。いい勉強会だったねえ。人生にもプライドもって、堂々と生きていきたいもんだわ…
June 6, 2005
今日は仕事定時の16:30上がりだった~!!年に1,2回程度の定時上がりだもん、うれしいな~…明日日勤だけど、どっか出掛けたい!と思うけど、ダーリンまだ帰ってこないからお迎えに駅まで出掛けるくらいか…(寂しいお出かけだなぁ)そいえば、何日か前から気になっていることがある。たぶんどんな仕事場でも、お客さんとかがいれば「おなじみ」の人・「新顔」さんがいるはずだけど、病院もしかり。で、我が病棟のおなじみさんの一人は、リウマチからの肺気腫(リウマチから合併するんですよ)の人。正しくいうならば、肺気腫はもう酸素流量も固定で安定していて、リウマチが痛いから入院している人。リウマチって呼吸器内科?もちろん違う…整形外科か膠原病系内科の専門なんだよね…なのに、彼はいつも呼吸器内科で、うちに入院する。リウマチは慢性痛。痛くて入院するなら、絶対専門にいくべき。じゃあ、誰が呼吸器内科への入院を決定するかっていえば、当然呼吸器内科の医師。A・B・Cと3人の医師がうちの科にはいて、A医師がボスなのだ。B医師がある日、その患者さんに言った。「○○さん(その患者さん)は、A先生の10本の指に入る大事な患者さんなんだから、死にたいなんて言ったたら、A先生悲しみますよ」…A先生の10本の指…10人の担当患者がいるってこと?いや、うちは担当制じゃない。…A先生の10本の指……A先生の10本の指……A先生の10本の指…今までのいろいろな私たちナースの“この患者さんだけ妙に優遇されてないか?”的疑問と予想を、「A先生の10本の指」の一言にあてはめた。結果;A先生はその患者さんのところ(家族とか)から何かもらっているに違いない!!結局、医療界ってそんなことがあるのだろうか…看護師界には(少なくても私の周りには)、そんなワイロ的な考えは全くないし、お菓子をいくら差し入れされても優遇なんてしない。患者サイドは、いろいろ期待しての行動かもしれないけど、看護師はすべての患者さんに平等にしてる!…つもりだぞ!(-_-)ああ、医療界っていくらいても複雑だよ。でもまあ、私たちの推測なので、証拠はありません。この予想、はずれてくれるといいなと思うけど、いろいろありすぎて当たっているとしか思えん…
June 5, 2005
仕事から帰って、パソコンを立ち上げ、日記をまず更新。それから夕食の準備をしたり、いつも見てるサイトチェックをしたりする。まあ、日勤で、しかもダーリンがまだ帰ってない時だけの流れだけど…今日も、そう。だけど、今日はダーリンは京都1泊旅行へ行っているので帰ってこないんだな。いや、置いていかれたわけじゃなくて、もらってる奨学金の団体が主催の旅行で、旅費はもちろん、新幹線での昼食代まで支給される。お金ってあるとこにはあるんだよね、と毎回うらやましい奨学金団体からのイベントのお誘いだ。そんなこんなでダーリンのことを日記に書いてみてるわけだけど、日記のカテゴリーにダーリンに関したものが1個もないなってことに気づいた。結婚前同棲中(実際はルームメイトのような感じだけど)のカップルなのに、気づけば浮いた話は全く日記に書くにも、出来事がない!あらまあ…倦怠期も通り越して、年寄り夫婦みたいだわ…なんて思ったりもする。…考えても仕方ない。ま、いっか。それにしても、突然しとしと雨が雷鳴りまくりの大降りになった。なのに、我が家の長女にゃんこ・きららときたら、「甘えさせて~」と耳たぶしゃぶりに登ってきた。怖いとか可愛らしい感情はないのか?そして、やっぱり我が家の長男にゃんこ・ジジは、今日、初めて玄関の開いた瞬間の脱走をした。臆病なジジなので、他の子は何度かしてるけど、この子は初。臆病なのが災いして、出たら、大興奮ででっかいシッポになって「こわいにゃん!うちが分からないよ~~」と探しまくり、私が開けた我が家のドアへ逃げ帰ってきた。マンション8階だし、飛び降りることもさすがにしないので大丈夫なんだけど、臆病ジジだと興奮しすぎて行動予測不可能!マミーは心配だよ…
June 4, 2005
世の中には器用な人もいれば、不器用な人もいる。顔が一人ひとり違うように個性がある。もちろんもちろん、分かっている。私だって、かなりの不器用。ナースになった当初は採血がへたっぴで、それを理由に退職しようと考えたほどだ。夜勤中、こっそり別のものを相手に見立てて練習したことだって何度もあった。直接、人相手に練習なんて申し訳ないので、こっそりひっそり練習してきた「影の努力家」だったと思う。…当時はね(笑)。おかげで今じゃあ、採血の上手な看護婦さんとして覚えてくれる患者さんも出てくるくらい成長した。今の病院にきた時は、前のトコでは基本的に医者の仕事だった点滴のルート取りも超苦手だった。採血と同じで、血管に針を刺すだけなんだけど、採血と点滴では刺す場所が違うの。しかも、採血は短い針のみで先だけが血管に入ればよいのだし採血したら抜くけど、点滴は内筒・外筒がセットになった3cmくらいの長い針で 1)刺して、まず血管に入れる(逆流を確認) 2)内筒を抜きながら外筒だけを中にさらに進めていく 3)外筒が全部入ればOK(もちろん内筒は完全に抜いて)…と手順に少し器用さが必要。ぶきっちょな私には難関で、2)のところで無理に外筒を進めすぎて血管を破ったり、内筒を抜くタイミングがつかめなかったり苦戦した。何度もサーフロー(点滴の針)を持ち帰って手の動きの練習をしたり、自分の手を触りながらイメージトレーニングしたりした。そんな最近の影の努力もあって、点滴も人並みに入れられるようになった。なのに、今週までらしいけど、今病棟で研修中の研修医は…上の先生いわく、できてないことに気づかないらしい。やらないと覚えないということもあるけど、彼の縫合(皮膚の縫い合わせ)はかなりひどい。巾着の紐のあたりのように、絞まりすぎて血色不良にならないかとヒヤヒヤする。中途半端に早く抜糸してしまうと感染の原因にもなるので、早々やり直しもできないから困ったもの。採血も消毒を忘れそうになったり、使ったものを消毒にいれずに元の引き出しに片付けてしまったり…本当に病棟一同で、迷惑被った研修医だった。そんな彼も今日で、病棟を去る。「やったあ~~♪」と影で大喜びのナース一同だったりする。ナース以上に知識や技術が必要なのが医者なのだから、国家試験での知識だけで免許を与えるんじゃなくて、研修医期間が終わってから、指導に関わった上の医者達がそれぞれ内密で適正判断をして、本当に医師免許を与えることにしたらど~だろうな?それが、安心して受けられる医療の質を維持するのには必要な策だと思うんだけど。
June 3, 2005
~前置き~今日の独り言日記は、正直見た人は医療不信を招くんじゃないかなと思うので、正直な本音だけれど、他の人は読まない方がいいかもって思います。あくまで、独り言のような日記だから…~本編~前に「命がけの出張」をした患者さん(Iさん)は、ここのとこ脳梗塞を起こして寝たきりで意識もドロドロだけど、横ばいできていた。まだ40代のIさん、その奥さんにしてみれば、これからどうなるんだろうってポイント地点だった。そのまま緩い下り坂を進んでいくのかなって感じの病状だったけれど、昨日、脳梗塞再発(というか拡大)した。脳梗塞(この人の場合)は、脳血管に血の塊がつまってしまった→その先や周辺に血液(=酸素や栄養分など)が運ばれない→組織が死んでしまう(梗塞してしまう)…という成り立ち。その梗塞(死んだ組織)場所によって、症状はまちまちで、起こしたと同時に亡くなってしまう人もいるし、半身麻痺とかもいるし、失語症もあるし、性格が変わってしまうこともあるし、なんともならない人もいる。今回Iさんは、体温や呼吸とかを調整する場所にきてしまった。もう、Iさんの人生の幕が見えてきた。ちょうど昼に奥さんが面会にきたので、状態が悪くなってからした昨日の検査の結果説明を、医師がした。目に見えて分かる病状の悪化だから、案内してる時「覚悟してる」って奥さんも話していた。内容は、「状態は悪くなっていて、いつ何があってももうおかしくない。覚悟はしていてほしい。最期のとき、人工呼吸器などの蘇生をするかどうか考えてほしい」というようなこと。奥さんは、「苦しませたくはない。器械はつけないでほしい」という返事で、呼吸苦をとるための麻薬と点滴類だけでの加療を…ということでまとめられた。ここまではよくあること。今日気づいたのは、当たり前なんだけど、先生達の「点滴類だけでの最善を尽くす」ことと、家族の思う「患者を苦しませないだけのための点滴類」の内容の違い。どこまでも医者は、回復の見込みがなくても、麻薬を使いながらも治療のための最善を尽くす。でも、家族はそこまでいくと、治療は拒否して安楽だけを要求する。それぞれの気持ちは分かるけど、その兼ね合いは話し合って家族に沿っていくのみだと思う。けれど、今回のIさんは話し合えないでいる。始めのうち、奥さんは加療もしつつの安楽の追求に納得していたけれど、だんだんと時間がたつにつれて、やっても効果のできない治療はやめてほしいと考え出した。もっともだと思う。ずっと苦しげな(意識はないから見た目ほど苦しさはないはずだけど)患者さんのそばに付き添っていれば、言葉は悪いけど、安楽死の必要性だって感じてくるだろう。それに引き換え、うちの先生達、今日1回くらいしかIさんの顔見てない。そんな動かない先生達に苛立って、しかたなく患者さんの状況を伝え薬のオーダーや判断をしてもらうばかりの私達の毎日。そんな先生達に、奥さんの気持ちの移り変わりなんて理解できないんだろうな。治療について考えてもらおうと、奥さんと先生の話し合いをセッティング準備しだしたのに、「そんなのは必要ない。そんな要求にアクションを起こす必要はないんだ」って先生の返事。前の勤務先も大学病院だったけれど、今のところはもっと何倍も大学病院の色が強い。そのせいなのか、積極的な治療ができるうちは医者は患者と向き合っていくのに、回復がないと分かると真逆。ちゃんと点滴とか薬は使っていくけど、やり方がいい加減になる。そんな一気に減らしていいの?的な疑問がでてくるような処方具合。もちろん看護師でそのつど本当にいいのか確認している。患者を診るとき、人ではなく病気しか見ていない先生達…大学病院に多いよね。心をみること、忘れちゃってたり、知らないのかな…もちろん、いい先生もいるけれど、本当に数少ない。研修医は、まだ忘れてない人も多いけど、今いる人は正直、最悪。心の通った医療って口でいうより、難しいことなんだろうな。診てほしいって患者さんが多く集まってる、うちのトップの先生でも、裏はそんななんだから。結局、腕がいいとか有名とかそんなことじゃなくて、きちんと患者と向き合えてコミュニケーションをとっていけるお医者さんがベストなんだろうな。医療は医者任せ・病院任せにする人が多い。でも、いい医療って何なんだろう…今は患者の立場が昔より確立してきているけど、なんだか治らないのは病院のせいだ~みたいに、無茶苦茶に権利を主張する人も多い。そうじゃなくて、他人や薬じゃなくて、きちんと自分自身が病気を治すんだって自覚をもって自分の身体を知っていくこと、与えられた医療の情報もちゃんと理解して考えて選んでいく姿勢が良い医療を受ける基本なんだよね。難しいなあ…少しでもIさんはもちろん、奥さんも満足のいく人生の締めくくりになりますように…
June 2, 2005
夜勤明け+4連休も今日でおしまい。実家に帰ったけれど、やることもなくって、かなりヒマヒマでちょっと後悔した。今日は、新しいサンダルをお買い物して夕方には家に帰ってきただけだけど、妙に疲れてしまった。明日からは恐怖の5日勤。連休明けって、仕事すると筋肉痛になったりしてドッと疲れる。それだけ休みの日にぐ~たらしちゃってるんだろうなっていつも反省する。今日から6月。また半ばに連休があって、今度は夜勤明け+5連休。一足早い夏休みみたいだ。母との旅行も決まって、二人そろって初ハワイ旅行することになった。よく日本人だらけだとか、日本語が通じるとか聞くけれど、かなり小心者の私なので、少しは英語が話せてもとっても何かが心配。ああ、無事に帰ってこれるといいんだけど…少しでも楽しく過ごせるよう、これからは毎日ネットで情報収集だわ。関係ないけど、2日ぶりに会うわが子(にゃんこ)たちは相変わらずプリティ~!3にゃんそれぞれ、かわいいこと、自然にしちゃうんだもんね。いろいろあるけど、今日唯一写真に収められたのは、もも。ダーリンのサリーに寄り添って寝ていた。途中からは、足の上にちょこんと顎をのっけて寝直してた。親バカってこうゆうことなんだろうけど、本当に世界一の3兄弟だわ…*-o-*
June 1, 2005
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