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OMやPENの生みの親として知られ、オリンパスを象徴する存在でもあった米谷美久(まいたに・よしひさ)氏が、お亡くなりになりました。享年76歳。もちろんお会いしたこともなく、そのお考えは著書でしか垣間見たことがありませんでしたが、常識に囚われない自由な発想と、想いを机上のアイデアで終わらせず形にするパワーは、モノ作りに携わる者の端くれとして、尊敬と憧れの対象でした。手持ちのOMは、きっと壊れるまで使い倒すと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。
2009.07.31
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そろそろ、ニコンのデジタル一眼「D5000」のインプレを色々なところで目にするようになりました。写りの良さや動画のクオリティの高さに評価が集まる一方で、異口同音に聞こえてくるのが「ファインダー上でのピントの見づらさ」。もっとも、これはデジ一に始まった話ではなく、一眼レフがAF時代に突入して以来言われ続けてきた問題ですが、ステージがデジタルへと移行して、さらに悪化した感があります。もはや中級機と言えども、マニュアルでピントを合わせる人はいないだろうというのがメーカーの判断のようです。そうすると、まがりなりにもなんとかマット面でピント合わせが可能なK20Dはまだマシなほうなんだなと、わが愛機を改めて再評価。他社と比較してAFが遅かったり、高感度でノイズが乗りやすかったりすることで一枚格下に見られがちなペンタックスですが、メーカーやユーザーが何を優先するかによって、同じ機能を持った製品でも仕上がりや評価が大きく異なるもんだなと思った次第です。エンゾーとしては、大きくて見やすいファインダーは、何物にも代え難いと感じています。ところで、GRD3の発売が予想外に早かったことで、ユリシーズの製品開発ロードマップにも大きな影響が出ています。リコーのハイエンドクラスの新製品は秋ぐらいだろうとのんびり構え、今のうちに、前からやりたかった銀塩関連のアイテムを作ろうと思っていたら、まさかの夏リリース。文字通り、寝る暇がありません。とほー。泣き言を言っていても始まらないので、例によって「入れ物系」を開発中です。今回はちょっとヒネってます。まだ具体的なことはお話できないのですが、ポイントは「一つではない」というところ。目的や使い方によってユーザーの求めるものは違うはずなので、力点を置く場所がまったく異なる二つのアイテムを両方いっぺんに作ってしまおうという訳です。冒頭の話と、ここでリンクします。前振りながっ!二つの「ケース」のうち片方は、今までありそうでなかったタイプの製品になる予定です(かなりよく調べてみたのですが、同種のものは見つけられませんでした)。これだけケース関係が百花繚乱状態なのに、まだなかったことに驚きました。見たらすぐタネが分かります(^_^;。来月には、もう少し詳しい報告が出来ると思います。
2009.07.31
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多数のご参加を頂きました「キリ番クイズ」の結果発表です。3333333HITに到達したのは、26日の午前10:31でした。で、それに一番近かったのは・・・なーんと、「26日 8:00」と予想したMADAMさん!前回のディフェンディングチャンピオンが、またしても冴え渡る読みを披露して下さいました。おめでとうございまーす!(^▽^)/。MADAMさんには、公約通り「ちょっといいもの」をお送りさせて頂きます。次回は4000000HITの時にまたやりますので、お楽しみに~(^-^)
2009.07.27
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今年も、ツールが終わってしまいました。宴のあとの寂しさが漂います。が!それでも充実感が去年までと違うのは、最後の最後まで日本人選手の活躍があったからでしょう。先日のスプリントでの7位に続き、最終日でも別府選手が魅せてくれました。なんと、自ら口火を切ってのシャンゼリゼでの大逃げ!そのままラスト一周まで先頭で粘るという信じられないような激走。別府の名は各方面で確実に認知されたことでしょう。ちなみに、別府選手は最終ステージで敢闘賞に選ばれた模様。長丁場の大舞台に強いことが証明されたので、スキルシマノに留り、かつ怪我でもしない限りは、来年もツールに出場できそうです。(パレードランの道中、ランスがプロトンの間を忙しく動き回って、来年発足する自分のチームにめぼしい選手を勧誘(?)していたのは笑えました)
2009.07.27
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ツール・ド・フランスもいよいよ終盤に入ってきました。一昨日の超級山岳ステージでシュレック兄弟が自滅覚悟の攻めを敢行し、コンタドールは別格としても、ランス以下アスタナ勢を一気に逆転する好走を見せましたが、そのご褒美というか、昨日の個人TTでは、アンディ・シュレックが予想外の粘りを見せ(というかランスが悪すぎた)、TTでランスに逆転されるだろうという大方の予想を覆し、1分15秒差で2位をガッチリキープしました。きっと、世界中の女性ファンが狂喜したことと思います(^_^;。それにしても、コンタドールの強さはもはや異次元で、世界最強のTTスペシャリストであるカンチェラーラのタイムをも3秒上回り、堂々の区間優勝。山岳最強、TTも最強。もはや手が付けられない感じです。誤ってチームカーに轢かれない限り、彼の勝ちは動きそうにありません。とにかく、まずはアンディを褒めてあげたいです。よくやった!出来ればこのまま2位でパリに帰ってきて欲しいです。
2009.07.24
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GRD3の全体像が、ついにリークされました。ぱっと見て気付くことは、液晶ディスプレイが大型化したことで、色々な部分のレイアウトが微妙に変わったこと。それから、レンズの焦点距離がほんの少しだけ変わったこと。もっとも、5.9mm→6.0mmという程度なので、いくら撮像素子が小さいとはいえ、ほとんど誤差の範囲ではありますが。ただし明るさはF2.4からF1.9になりましたから、半絞り明るくなったわけで、開放時のボケ味に若干影響しそうです。それにしても、変わりませんな、GRDは。やはり大方の予想通り、抜本的にデザインを変えるまでには至らなかったようです。もちろんリコーとしては「あえてフルモデルチェンジする必要がなかった」のでしょうけれど、これで3代続けて同じ路線であり、少々見飽きてきた感は否めません。ただ裏を返せば、これだけ移り変わりの激しいデジタル界隈で、かくも長く同じスタイルを維持できるということはなかなか凄いことであり、それはそれで価値があると思います。GRDフリークとしては、むしろ写りの面でどのくらい進化しているのかが気がかりなところでしょう。ただでさえ、デビューを控えている各社の次期ハイエンドコンデジは、どれも1/1.3インチ裏面照射型CMOSセンサーやAPS-CサイズのCMOSを積んでくるという噂なので、少々頑張ったくらいでは追いつかないどころか、下手をすると今より水を開けられかねない状況です(GRDは1/1.75サイズ)。一足先に出たE-P1も、フォーサーズという素子の大きさを生かして、あのサイズのカメラとは思えないくらいの高画質を叩き出していますので、今までのようにパッケージングの良さだけを武器に戦っていくのはいささか厳しい状況に追い込まれていると思います。いずれにしても、次は早く撮った絵を見たいですね~。
2009.07.23
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地元に居ながらにして、「ほぼ皆既日食」をこの目で見ることが出来る一生一度のチャンスだというのに、今日の福岡は町全体にベールがかかったかのような薄曇りで、太陽の輪郭がハッキリ見えません。コーンフレークの袋の銀紙を通して見る太陽(どんだけアナログやねん)は、確かに欠けているのですが…これじゃヘビの生殺しです。ブロードバンドのLIVE中継によると、鹿児島の中之島はもっとひどい曇天で、観測どころではない様子。どなたか見えた方はいらっしゃいますか~?(超ローテク。ISO100、1/4000、F45(笑)で無理やり撮った回折出まくり画像。)(雲を天然のNDフィルター代わりにして撮った画像。露出がコロコロ…(涙))要はですね、NDフィルターを買い忘れたとですよ。目がやられるっつーの。
2009.07.22
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思ったより早く、リコーからGRD3が発表されるという噂があります。今月の27日だそうです。ソースはここ。さらにその先のソースを辿って行くと、プロカメラマン「そえじまみちお氏」のサイトに行き着きます。こちらには明確な記述は一切ないのですが、27日にリコーから新製品の発表があるという旨だけが書かれています。これはGRD3で間違いないだろうというというのが大筋の見方です。正直、こんなに早いとは思っていませんでした。初代GRDのリリースが2005.10.21、続くGRD2が2007.11.22ですから、ものすごーく単純に計算すれば、次の後継機は2009.12.21ごろになります。実際にはこんな時期にリリースされないとしても、まあ早くて初秋ごろだろうなとのんびり構えていたのですが。GRD2が初代GRDと比べて今ひとつセールスが伸び悩んでいるであろうことは想像に難くないですし、ここにきてDP2やE-P1など強力なライバルたちが次々に市場に投入されましたので、予定よりも前倒しして新機種を投入しようとしていたとしても何ら不思議ではありません。(それを言うなら、GX300(?)が出たっておかしくないタイミングではあるのですが)ところで、予想通りGRD3だったとして。あそこまで出来がいいボディだと、M型ライカじゃありませんが外観を変える必要がほとんどないので、進化して欲しいような変わって欲しくないような、複雑な心境です。噂通りなら、背面の液晶が92万ピクセルになり、撮像素子がCMOSになるとのこと。視認性が上がるのは歓迎ですが、撮像素子そのものの高画素化はナシの方向で出てくれればなあ。「大型化」なら大歓迎なんですが。って、あのボディサイズじゃ無理か(^_^;。いずれにせよ、27日までもうすぐです。刮目して待て。
2009.07.21
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日本カメラ8月号の新製品情報に、「DP1&DP2用ボディスーツ」が掲載されました。とても小さな記事ですが、ユリシーズの名が表に出た掲載としては初のケースになります(^_^;。きちんと自分のブランドの名前で載ると、やはり嬉しいですね。頑張ります。というわけで(?)、初掲載記念も兼ねて、3333333ヒット到達時刻を当てた方に、ささやかながら記念品を差し上げたいと思います。ルールはいつも通り。何月何日の何時何分にアクセス数が3333333ヒットに到達するかを予想し、このエントリのコメント欄に投稿して下さい。最も予想時刻が近かった方が当選となります。ヒント1.このブログの平均来客数は1500人/日である。ヒント2.おそらく一週間以内に到達する。予想の締め切りは23日23:59です。どんどんご応募下さい!(^▽^)/
2009.07.20
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ツール・ド・フランス第15ステージ。ついにカテゴリー1級のヴェルビエ峠で、コンタドールが次元の違いを見せ付けるアタックを仕掛け、二位のアンディ・シュレック以下に大差を付けてステージ優勝を決めました。同時に、今日まで「着せてもらっていただけ」のノチェンティーニはマイヨジョーヌを奪われ、名実共にコンタドールがリーダーとなりました。… つ ま ら ん 。なんかこの、あまりにも予定調和なレース展開って、どうなんでしょうかね。事実上、今日でツールは終わったって感じです。コンタは個人TTもむちゃくちゃ速いですし、ぶっちゃけ、落車してリタイヤするか、しないまでも怪我で大幅戦力ダウンでもしない限り、もうコンタが最後まで行ってしまいそうな雰囲気濃厚です。ランスが勝ちまくっていたときもこうだったんでしょうけれど、「不幸が起こらない限り鉄板」って展開は、見ている方としてはこれ以上つまらないものもないわけで。(しかも、そのランスがガッチリと二位をキープ。コンタがいなかったら未だにこの人が一位だったと考えると、改めて超人ぶりが鮮明になります。)新旧のサイボーグスーパースター二人を擁し、さらにエース級のアシストを何人も揃えたアスタナは、その是非はともかく、確実に今大会をつまらなくしている要因のひとつではあります。それに加えて、レース展開そのものも、保守的でつまんないです。エンゾーはツール観戦歴が浅いのでなんとも言いようがないのですが、もう少し序盤から総合争いがアツくなるようなルールって作れないもんですかね…。極端な山頂ゴール以外、総合陣が集団ゴールばっかなので白けます。
2009.07.20
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CH-47Jと聞いてピンと来る方はかなりのミリタリーオタクと見ました。自衛隊の輸送ヘリの型番です。ひょんなことから、エンゾーは先日、西部航空方面隊に配備されているこいつに乗せてもらう機会に恵まれました。えー、生まれて初めて乗るヘリ(しかも双発)は、予想外にものすごい爆風を撒き散らしていました。あのローターの羽根がもし一本でもすっぽ抜けたらえらいことになるだろうなあ、などと縁起でもないことが脳裏をよぎります。お尻の部分から搭乗。やや不謹慎ながら、「おおお!映画でよく見る輸送ヘリそのまんまだ!」と変なところに関心。当たり前ですけど、何の前触れもなく突然離陸。ヘリですから。常に全力で前に飛んでないと失速してしまう飛行機と違い、エレベーターのようにスーッと垂直に上昇してから、おもむろに前進を始めます。…って、後ろ開いてるやん!エアコンないから、風通しが良いようになってんのね。こちらがコックピット。風防から望む博多湾に露出を合わせたら機内が真っ暗になったので、日中シンクロした上で、さらにフォトショップで暗部を少し持ち上げてます。あ、使った機材はGX100です。実際にはヘリの振動と風でかなり手ブレしてるんですが、まあ、こういう説明的なカットを撮る分には十分です。眼下の地行浜~百道浜。福岡のランドマークであるヤフードームやシーホーク、福岡タワーらが見えます。うーん、こうやって見ると、やっぱ福岡は100万都市でありながらコンパクトな町です。海から山までが近いッスね。機内の爆音で、イヤーマフ越しでも耳がキーンとなっちまいましたが、約20分間の飛行はなかなか面白い体験でやんした(^_^;。願わくば、これが戦争には使われませんことを…。
2009.07.19
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昨夜、新作のストラップの発表をお待ち頂いていた皆様、大変申し訳ございませんでした。エンゾーの仕事がカタツムリのよ~にしか進まなかったため、こんな時間になってしまいました。まずは、一眼レフ&レンジファインダー用の本革ストラップ「クラシコ」から。クラシコ(Classico)とは、イタリア語で「伝統的な」とか「古典的な」というような意味です。昨今いろいろなところで売られている一眼レフ用のストラップは、そのほとんどが、先端部分はPPテープ(いわゆるナイロンの平紐)になっています。簡単に強度と耐久性を確保でき、品質が安定し、かつコストも加工の手間も掛からないというのが、多用される理由だと思います。ただPPテープを使うと、いくら首当て部分に高価な革をあしらっても、どうしてもデザインがちぐはぐになって、安っぽさが出てしまいます。でも、ほんの少し前まで、ストラップといえば「頭から爪先まですべて革製」という時代があったんです。むしろそれしかなかった。つまるところ、それをやらなくなったのは「作るのがめんどくさいから」なんですね。で、めんどくさいことをやってみました(^_^;。ただ単に懐古趣味では芸が無いので、性質の違う2種類のイタリアンレザーを貼り合せて柔軟性と強度を両立させ、ついでにコバ(革のふち)も磨いてみました。激しくめんどくさい!(ふにゃっと曲がるくらいしなやかです。)それと、金属パーツを使わないことにもこだわっています。パーツの繋ぎ目やアジャスターにリベットとかメタルバックルとかを使ってあるストラップって、ホントにカメラを使う人(カメラが好きな人)が考えたのか?といつも不思議に思っていたので…。そういうわけで、「CLASSICO」とは「原点回帰」かつ「温故知新」というニュアンスを持たせたくてつけた名前だったりします。(左から、ヌメ・ブラウン・チョコレート・ブラック。)(左から、インディゴ・オリーブ・レッド・パーシモン。)二重環とリングカバーがオマケで付いてくるので、一眼レフとレンジファインダーに関しては、ほとんどのカメラに装着可能です。次に、コンパクトカメラ用の「クラシコ DG」。根本的な設計思想は、一眼用のクラシコと同じです。違いは、一眼用の太さが18mmなのに対し、こちらは少し細めの16mmであることと、先端がお馴染みプチバックルであること。ただし、黒いプラスティック製のプチバックルは、便利ですが見栄えが今ひとつなので、今回は革製のスカートを付けて目隠し出来るようにしました。(ベルボトムみたいでかっこ悪いと思われた方は、あまりお薦めはしませんが、カッターでスカートを切除して頂いても結構です)もちろん、このストラップも非金属&柔らかなので、こんなことをしても大丈夫。蛇足ですが、ボディスーツを着せたDP1とコーディネートすると、同じ素材なので違和感がありません。こちらも一眼用と同じく8色展開です。というわけで、エンゾーの徹夜明けレポートでしたぁ~!(変なテンションだ)
2009.07.17
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詳しくは本日夜に発表します。LEATHER STRAP 『CLASSICO』LEATHER STRAP 『CLASSICO DG』
2009.07.16
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最近、機材に対する物欲がことのほか低いです。以前のように「うりゃっ!」と気合一発、狙った獲物を見逃さずヤフオクで落札するといった暴挙衝動に駆られることがありません。それは何も中古物件に限らず、新品だってそうです。今も現在進行形で、K-7いいよなーとは思ってるんですよ。K20Dは過不足のない良い仕事をしてくれるものの、モニターの見にくさが結構ストレスにはなっていて、「適正露出のつもりなのに、パソコンの画面で見たらどアンダー」を連発するのに少々疲れてきてます。まあ、最近はその辺を見越してオーバー目にも撮ることにしているのですが、明らかに白飛びしているように見えるのを「実際はこれで適正のはずだ」と自らに言い聞かせながら仕事をするのは、あまり気持ちの良いものではありません。もう何度も家電量販店でK-7を触っては、その度に「やっぱいいカメラだよ、これ」という思いを新たにしており、ナデナデしながら遠い目をする痴態はとてもモザイクなしにはお見せできません。キットレンズとコンビにしたときの軽さはハンパではなく、思わず「これはモックアップなのか?」と本気で疑ったこともあるくらいです。(使ったことがある方はご存知と思いますが、あのキットレンズの実力は侮れないものがあります。特にボケ味の良さは安いキットレンズとは思えません)でもね、秋(もしくは来春)にK30Dが出ることが分かっているので、その出来を見てからでも遅くはないかと思ったら、やっぱ手が出ないんですよね。世代交代の早いデジタルカメラでそんなことを言っていたらキリがないのは百も承知なんですけど。個人的には、K20Dと比較して暗部&高感度ノイズがもう少し高いレベルで改善されていれば、即買いもあったかもしれませんが…そういうわけで、今は「買う」より「創る」方に全力投球しております。明日か明後日には、ストラップを二種類発表いたしますので、今しばらくお待ち下さい。
2009.07.14
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迂闊なことに、今日の今日までこの人の存在を知らなかった。その歌姫の名は比屋定篤子(ひやじょうあつこ)。きっかけは、久保田早紀の「異邦人」だ。これだけでは風が吹いて桶屋が儲かるような話だが、まあ聞いて欲しい。最近、昔好きだった曲をiTunes Storeで検索してみるというのがちょっとしたマイブームになっていて、今日も夜更にパソコンを立ち上げ、思い出したように「異邦人」を入力してみたところ、膨大な数のカバー曲が出てきた。もちろんiTunes Storeの常で、久保田早紀その人の原曲は出てこない。で、30秒間ずつ試聴できるのがiTunes Storeのいいところなので、さっそく片っ端から聴いてみることに。「ヴォーカリスト」三部作で名曲をカバーしまくっている大御所・徳永英明に始まり、小柳ゆきや女子十二楽坊などの有名どころが並ぶ中、ふと、やや毛色の変わった声で淡々と「異邦人」を歌うストレートな女性ボーカルに引き込まれ、思わず何度も聴き直してしまった。それが比屋定篤子だった。発声に、ボサ・ノヴァを歌う人特有の匂い(いわゆるサウダージ・ヴォイス)を嗅ぎ取ったので、彼女の他の曲を検索してみると…ビンゴ!いや、ビンゴどころではなく、ブラジリアンテイストあふれる名曲を大量生産している、凄い人であることが分かった。ショックだったのは、メジャーデビューしたのが1997年だったということ。12年も前から活躍していた人!?…なんと、僕のアンテナはどれだけ鈍感なのだ。ただ、昔から好きだった(渡米後の)EPOをサポートしているショーロ・クラブの笹子重治が、比屋定篤子ともコンビを組んで定期的に沖縄や東京でライブをしている(彼女は沖縄の人だ)という情報を読んで、ああ、さもありなんと思った。笹子重治のギターはこういうプリミティブで透明感のあるヴォーカルに良く合う。そういうわけで、さっそく【A Million Smiles】と【ひやじょう】の二枚を購入。どちらも捨て曲なしの名盤です。ボサ・ノヴァ好きには超お勧めのアルバムです。ただ小野リサあたりとの違いを挙げるとすれば、イージーリスニングと言うより、歌詞をしっかり楽しみたい歌が多い。作詞のセンスがとてもいいので、聞き流すのはもったいない気がする。
2009.07.11
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6月から始まったというユニクロのサービス「ユニクロカレンダー」を、あちこちでちらほら目にするようになりました。ブログスペースに貼り付けることができる「目で見て、耳で聴いて楽しめるカレンダー」です。何気にオシャレでついつい見入ってしまうのですが、写真が趣味の人なら、元ネタが本城直季氏に端を発する、大判のアオリを使った「箱庭写真(small planet)」であるとすぐにピンと来るはず。それを動画(しかもハイスピード撮影)でやってしまうというアレンジが巧いですが。こんなブログパーツが「わたまち」にもつけられたらなあ…。(楽天広場ではこういったブログパーツはほとんど許可されていないので、アップロードの段階で弾かれます…とほ~)
2009.07.09
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えー、アンケート結果から意外なほど多く寄せられたご意見が、「ストラップを手首に巻いてカメラを固定する」という使い方ですが…ぶっちゃけ、どういう使い方なのかが分かりません!(T▽T)巻いてみようとすると、ストラップがどんどんよじれて収拾が付かなくなります。どう考えても、エンゾーのやり方は間違っているようです。で、ネット上で検索してみたら、ちゃんと実践されている方がおられました。こちらの管理人さんは、あらかじめループを作ってからそこに手首を通し、その後でグリップ側の弛みを取って上手にホールドしておられます。分解画像だけでなく、一連の動作を動画でも表示されているので、ぜひ見てみて下さい。色々研究された末のようで、非常に洗練されています。実際にはこの動作をカメラバッグの上でやってしまうとか。エンゾーも動画を何度か見て真似するうちに、上手くいくようになりました。試しに、おっかなびっくり手を離してみたら、バラバラとほどけてしまうことなく、ちゃんと途中で止まります。なるほど、撮影が安定するだけでなく落下防止にも役立つようです。…というか。ひょっとしてみんな知ってるスタンダードなやり方をエンゾーが知らなかっただけッスか?手首派の方は、皆さんこれに近いような感じで巻かれているのかな?(汗)で、受け売りではアレだし、もう少しズボラができる簡単なやり方が無いかと思い、試行錯誤(と言うほどのものでもないですが)の末、カメラを持ったまま出来る方法を考えました。慣れれば3秒で出来ます。1.まず普通に自分の持ち方でカメラを構え、ストラップは自然に垂らします。2.垂らした先端(首当ての部分)を手首の下側から上方向に回します。3.そのままグルッと一周。4.首当て部分を、グリップしている右手の薬指と小指の間に挟めば完成。5.前から見たら、こんな感じ。たるみを微調整する必要がありません。6.手を離しても落ちません。いかがでしょうか(^_^;。(え?もしかしてこれもごく普通のやり方ッスか?)ただし、このやり方が上手くいくのは、最も一般的な「長さが90cmのストラップ」の場合です。それ以上長い場合は、手首に巻く回数を増やすなどの工夫が必要になると思います。ちなみに、最初どうやっても上手くいかなかったのは、まずストラップに手首を通してからどうにかしようと思っていたから。そりゃ、よじれるはずです。「ループに通さないで巻き付ける」という発想がなかったので、いつまでたっても正解に辿り着けませんでした。一度分かってしまえば「なあんだ」って話なんですが。他にも便利な巻き方をご存知の方がおられましたら、ぜひご一報下さい。
2009.07.08
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ストラップの使い方に関するアンケートにご協力頂きまして、誠にありがとうございます。まだまだ受付中ですので、ストラップについて思いの丈をぶつけて下さい。ところで、ストラップの掛け方についてはバラバラの回答が寄せられましたが(たすき掛けがそれほど多くないのは意外でした)、ストラップの形状に関する要望には共通項も多く見られました。その中でも最も目立ったのが、次の2点です。 1.あえて言うなら細め。 2.とにかく柔らかくてしなやかなもの。ははあ。エンゾーも柔らかい方が好きですが、この辺は皆さん同じなんですねえ。ひところ、ペンタックスの純正本革ストラップを好んで使っていた時期があり、結構愛用していたのですが、たすき掛けには向かない長さであることと、革が丈夫で硬かったことから、なかなか馴染んでくれず、だんだん使わなくなってしまいました。そういうわけで、少なくとも「1」と「2」の要件は満たしたものを製作中ですので、販売開始まで、今しばらくお待ち下さいませ(^_^)/。
2009.07.06
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ツール・ド・フランス二日目。今大会は、ただでさえ日本人選手が二人も出場しているというのに、なんとそのうちの一人・新城選手が、いきなり一位と同タイムの5位でフィニッシュしました!うおおおおおお、すげえええええ!!!もう相方と二人、テレビの前で絶叫です。あの時、最終コーナーの混乱でフェンス際まで押し出されるというロスが無ければ…勝負の世界に「たられば」は無意味ですが、あそこから脅威の追い上げで5位まで戻した新城選手のポテンシャルに痺れました。それにしても、ツールに日本人選手が参加しているというだけでこれほどまでに観戦が楽しくなるなんて、思いもよりませんでした。今年のツールは最高です。
2009.07.05
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ユリシーズがどうしても作りたかったある製品が、もう間もなくリリースされます。例によって、ちょっとした「捻り」は利かせているつもりです。別にもったいぶる必要も無いので言ってしまうと、現在開発中なのは両吊り用の本革ストラップです。対象としているのは、小型の一眼レフ(アイレットの形状を問わず)、M型ライカやライカCL、ツァイスイコン、ベッサ、ヘキサーRF等のレンジファインダーです。(CLファンの方、お待たせしました。やっとコンパクトで小粋なCLにぴったりのストラップが出来そうです)実はこれ、とっくの昔に出ていたようで、意外にも今までユリシーズが作ったことのなかったジャンルの製品でした。一眼レフに対応するストラップは、昨年一月から今現在に至るまで麻紐ストラップのみであり、革製のものは、コンパクトデジカメと一部のレンジファインダー用しか存在しなかったのです。そういう意味で、今回は初の試みとなるため、特に気合が入っています。 ここで皆様にちょっとした質問(アンケート)なんですが、ストラップをつけたカメラは、普段どのように携帯されますか? A.首から下げる B.たすき掛けする C.片方の肩に掛けるシチュエーションごとに違う場合は、複数回答でも可です(例:撮る時は首から、移動時はたすき掛け)。出来れば、ストラップを付けてご使用中のカメラの名前も併記して頂ければ、より使用状況がリアルに伝わるので助かります。また、「俺はストラップなんざ付けねえぜベイベー」という場合は、その理由とかも聞いてみたいです。ちなみにエンゾーは、ロングストラップを付けない場合も多々あります。機動力勝負のEOS5には、昔からリストストラップのみです(^_^;。
2009.07.04
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今から、日帰り登山に行って参ります。ぶっちゃけ、登山と言えるようなものに行くのは生涯二度目。靴を買ったのが昨日だったりします。大丈夫なわけがない。エンゾー、死んでまいりますッ!(ビシッ)
2009.07.04
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2ヶ月ほど前から、ある部分に激痛が走り始めていたエンゾー、ついに耐えかねて、病院に行ってきました。福岡市内ではかなり定評のある、スポーツ受傷が得意な整形外科です。何枚かレントゲンを撮って待つこと数分。診察室に呼ばれると、先生が強張った表情で迎えてくれました。「あのう・・・この痛みの原因はなんなんでしょう」「はっきり言いまして、原因は今もって不明です」「えっ!?」「よく分からんのですよ。臨床データとして、エンゾーさんから上の世代くらいの方が発症する確率が高いのは分かってるんですが」「そんな、いまの医学でわからないなんて…それであの、治療法は」「特にありません」「ち、治療法がない!?」「普通は一年くらいで、自然に治ります」「…は?」エンゾーを襲った原因不明の病・・・その名は・・・四十肩。いやもうね、マジで痛いんですってば。右腕が肩より上に上がりません。つーか、それよりもこのネーミングに打ちのめされています。
2009.07.02
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