2014年02月の記事
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桃フィーバー
ひなまつり直前の桃フィーバーが忙しいぞと。 桃と毎日格闘してます。枝切る前に腕が折れそうだぞ。 と、私生活ではまた 新たなネコを保護してそっちも忙しいぞと。 私の作ったお外のネコハウスに夜な夜な眠りに来ていた「白パパ」と呼んでいるいかつい顔したノラニャン。ついに重度の体調不良で 無事保護なり。しかし強毒性の感染症を持っているため、うちの子たちとは完全隔離。 アマゾンで「バイオチャレンジ」という消毒液を買ってみた。早速今夜から部屋中バイオチャレンジで。 とゆうことであっちもこっちも慌ただしいので今日はもうこれにて帰りまする。お疲れにゃん。
2014.02.28
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もうすぐひな祭り
わー・・・やっぱカーネーションってホント好きだわ。 オレンジ色のフリージアがなんだかステキ。 オレンジ色のスプレーカーネーションも心惹かれる・・・ 昨日あんなに忙しかったのがうそのような月曜日。やめて。 仕入れはあるから仕事はバタバタするけど、お客さん来てくれなきゃね、困るわ。 イロイロやることいっぱいで確定申告もいい加減仕上げなきゃいけないしスタッフ育成のための助成金制度も申請しなきゃいけないし っていやこれは別にしなきゃいけなくはないけどしたいな、と思うところで。あとは出産ラッシュに備えてＴＮＲを本当はもっともっとやらなきゃならないんだけどこればかりはめぐり合わせ。。。春はね、イロイロ忙しいです。頭の中が。 店頭もスーパーも 「お雛様セット」がフィーバーしてます。昨日までは店頭のお雛様セットが大フィーバーだったんだけど、気をよくして隣のスーパーにも若干安めのソレを置いたら、店頭のが売れなくなっちゃった。あ、これもしかして作戦失敗？でも中身を見れば～ 値段の違いがわかるでしょぉ～と思うのは花屋だけか。お客さんは安いほうに目がくらむらしい。もしかして失敗したかも。くっ。 あ、引き続き うちのお店スタッフ募集中です。どこかにかわいくてやさしくて気が利いて素直ないい子はいないかな～おまけに体力とガッツがあれば尚いいね！うんでももうこの際贅沢は言わないから、へなちょこでもヨシとする。だから誰かいませんかね。 今日もお疲れ様でしたー
2014.02.24
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独り言
あぁ、、今日はなんだか忙しかったなぁ。。。２月いちばんの売上だったかも。まぁ今月は、雪とか雪とか雪とかで売上さっぱりだったからよかったんだけどそれにしてもなんでこういつもいつも私がひとりの日にこうなっちゃうんだろ。ふたりの日に忙しいなら嬉しいんだけどひとりの日だと嬉しい悲鳴とゆうかホントの悲鳴になっちゃうんだからねもおっ。不思議なことに接客業なのにうちの店昔から、日曜出勤してくれるスタッフっていないのよね。普通どうなの？接客業なら土日祝日は出勤じゃないの？求人にも、「土日出勤」って書くとまず応募こないし。みんな世の中なめてるわよね。土日働くのが客商売とゆうものです。まぁでも、贅沢は言わないから、誰かいないかしら。こんなに求人かけてるんだから、問い合わせくらいあってもいいと思うんだけど。あ、一件あったな問い合わせ。問い合わせってゆうかクレーム？「そんな給料じゃできません」って、いきなりのメール。うん、あれはびっくりした、うち、そんなに時給悪くないと思うんだけど、、しかも東京都の時給に合わせてるけど、ここは家賃も物価も安い青梅市なんですけど。会ったこともない人にいきなりそんなこと言われるのは穏やかじゃないわ。あれはまぁ、応募というか問い合わせというか、多分クレームだと思う。もちろんいきなりそんなこと言う人とは一緒にお仕事できないのでもちろん会うまでにも至らなかったけど。ここにきて、あまりの反応のなさに焦りはじめてる。とりあえずお彼岸。仮に私が一週間寝ずに働いても間に合わないんじゃないのかなぁ。困ったなぁ。最悪寝ずに働くしかないけど。それもどうかと思うしなぁ。なぜこの町には働きたい若者がいないんだろう。働きたがるのはみんな棺桶に片足突っ込んじゃ…以下自粛確定申告も仕上げなきゃならないし、体力も温存しときたいし、スタッフいない日に限って忙しいし、なんだかいろいろうまく回らないわ、いつものことだけど。ネコの手も借りたいところだけど実際ネコは手を貸してくれた試しがない。うーん、悩ましい。元気やる気笑顔のスタッフ、募集中でごじゃります。
2014.02.23
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桃の季節
大好きなチューリップ「ブルーダイヤモンド」。 かわいい「コマチ」。 お雛様のアレンジメント。あ、昨日急遽、お雛様アレンジの花教室開催しました。隣のパチンコ屋さんでパチンコ打ってるお客さん探しに行って、「午後からやるけど来るー！？」って耳元で大声で叫んで。「今日やりたい」って方がいて、ひとりじゃ開催しないから、誰か相方探さなきゃ、とパチンコ屋まで探しに行く親切な私。「えー！？・・・わかったーやるー！！」とパチンコの画面見ながら答えるお客さん。パチンコ屋さんてアレよね、音がうるさくて何にも会話ができないわ。その方がついでにもうひとり参加するわ、ってことで、しめて花教室で９０００円の売上げなり。パチンコ屋さんまで探しに行った甲斐があった、って話。 プリザも頑張ってもっと作らなくちゃ。忙しくなる前に。 桃の花がよく売れてます。雪の影響でガタガタだった店売りも、やっと正常モードに戻ってきた感じ。 でもまだクロネコヤマトさんは正常ではないみたい。もう道路も普通に走れるのに、「明日着は無理」とか「時間指定できない」とか、都内への配送でも言われてしまう。青梅市でも、御岳のほうはまだまだ全然無理みたいだけどこの辺はもうフツウに戻ったのに。なぜかヤマトさんだけが戻らない不思議。郵便局の車もフツウに走って配送やってるのにねぇ。。。 何もかも値上げの春がやってきます。うちは今まで店頭では消費税もらってなかったけど、４月からはきちんと表示していただくことにします。表示が義務付けられるし、商工会からも税務署からもそういう指導が入った。実際８％、そしてすぐに１０％なんて、とてもじゃないけど負担できないし。でもお客さんは言うんだろう、「消費税取るの！？」と。いやいやいや それは私に言わずに国に言ってくれ。消費税分私が懐に入れるわけではない。むしろ今まで懐から出してたんだぞと。 花のボリュームを落として内税にするか、ボリュームは変えずに外税にするか、悩ましいところだけど、５００円なら消費税プラス４０円、ってしたほうがわかりやすかなって思う。 それにしても店内は寒いな。外のほうが日差しがあって暖かそう。確定申告の最終コーナーにそろそろ入らねば、間に合わない。 さて。やるか。
2014.02.23
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雪の爪痕
まだまだ凍り付いた雪がまったく溶けないこちら東京は青梅市です。 夜になれば道路は凍結して危険です。 どこに行っても どけた雪がてんこ盛りで、ホームセンターもスーパーも 駐車場に停められる台数がかなりいつもより少なく。 雪を置く場所がなくて、駐車スペースを埋めてしまっている状態。 この雪が溶けるのに あとどれくらいの日にちがかかるのか… 今日、納めているスーパーに行ったら 青果の担当者がいて、 うちの花は青果部門が管理してくれているのだけど いやぁ、雪まいっちゃうね～なんて話を少しして。 「あの雪で、花の入荷止まらなかった？」と聞かれ。 「花は入ってきますけど、、関東の農家さんの被害が大きくて今後がわからないですね」 「あー、そうなんだ、やっぱりハウスとか雪でやられちゃったのかなぁ」 「えぇかなり。いつも仕入れてる埼玉の農家さんのハウスなんて、9割壊滅らしいですし、お彼岸にも響くんじゃないですかね」 「お彼岸こぇー！」 「花の農家さんの被害状況、テレビじゃやらないですもんね」 「そういえばそうだね、野菜はやるけど花はやらないね」 「関東はやばいですよ」 なんて少し話した。 市場と電話でやりとりしながら、被害状況について聞いてみた。 埼玉の百合がかなり甚大な被害を受けた。 いつも、この生産者さんの百合なら、と思って買っていた方のハウスは9割倒壊。 それでも出荷をしてくれていて、 中には品種も等級もわからないものもあり。 品種も等級もわからないのは、多分だけど、 倒壊したハウスからかろうじて出荷できるものを箱詰めしたからではないだろうか、と思う。 つぶれたハウスの中から、出荷できるものだけをかき集めていれば、そりゃ選別どころじゃないと思うし。 いつもならきちんと品種別等級別に出荷してくる生産者さんだから、 よほどのことだろうと思う。 産地は今 大変なことになっているんだ。。 今売るべきモノ、来月を見越して育てていたモノ、 その9割が全滅って… 継続できるか否かの窮地に立たされているんだと思う。 今回、二週も続けて信じられないほど降った雪。 農家さんは文字どおり死活問題。 こんなに日にちが立ってから、ようやく少しずつ明らかになってきた被害状況。 ホント、この先どうなっちゃうの。 自然災害の影響によって「あれがない、これがない」と消費者が知るのはだいぶ先になるんだろう。 植物は 今日植えて明日出荷できるわけではなく 農家さんがコツコツと時間と愛情をかけて育んできてくれたからこそ 今店頭にその花がある。 だから乱暴に花を扱うお客さんには注意もするし、スタッフだったらなおさら容赦しない。 売れなくて泣く泣く捨てるときは「ごめんね」と一瞬黙祷する。 そういう想いの詰まった花。 本当に、悲しい。 農家さんには なんの力にもなれない、心の中でお見舞い申し上げることしかできない。 せめて被害にあわれた生産者さんの花を、積極的に仕入れるくらいしかできない。 この先あとどれくらい、あの雪の被害が尾を引くかわからないけれど みんな必死に頑張ってる。大切に育ててきたモノが目の前で一瞬で潰された 農家さんたち、本当に頑張ってる。 消費者のみなさんには理解していただきたいなと思う。 私のような花屋は売れないと嘆くけれど、 売るものがなくなってしまった生産者さんのほうが痛手は大きいに決まってる。 だから私は 頑張って頑張って頑張って 少しでもたくさん仕入れられるように 世の中のお金が少しでもうまく回るように それが 助け合いだと思うし やっぱここで 花屋がへこたれちゃダメだなと思うし 現実はホント厳しくて逃げ出したいときもあるけれど 踏張ろう、って改めて思った。 踏張ろう 私、 こんなところで倒されるな、って。
2014.02.20
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スタッフ急募です
えーと遅ればせながらスタッフを募集です。昨年秋から求人掲載は出していますがここへ来て全く反応ないのでちょっと焦ってます。とりあえずお彼岸期間の短期でもいいんですがどなたかお仕事してみたい方いませんかね。３月15～23日までが緊急を要してます。できれば３月19日以外、期間中毎日入れる方。計８日間です。この際車の免許なくてもいいです、あれば尚可。お仕事内容は主に店頭接客販売、制作補助。明るく元気に接客してくださる方。経験者なら尚可。未経験でも元気でよく気づいてくれる方なら尚可。短期の募集ですが、できればその後も継続してくだされば尚可。尚可ばかりですが、贅沢言っていられない感じのところまで来てるみたい。。。お彼岸期間、まぁちょっと大変だけどそんな大変でもないかも。それはあなた次第とゆうことで。我こそはと思う方、ご応募お待ちしています。なお、その後も継続していただく場合の条件は車の免許必須、年齢40歳くらいまでの女性となります。よろしくお願いいたします。
2014.02.20
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夢が正夢になりませんように
桃の花。 なぜスタッフは「梅」と連呼するのか。桃だっつーの。お客さんもよく「この桜・・」とか言うけど、桃だっつーの。 こんにちは。のらねこ花屋ののらねこ０８７です。 昨日は暇にかまけてセミナー受けに行ってきた。商工会で無料でやってるセミナーで、有名なセンセイが講師に招かれてて。 商工会といえば私、先日も以前受けた「経営指導」の報告書が東京都の目に留まったらしく取材を受けたけどアレはつまり ぶっちゃけてしまうと「商工会を利用するとこんなにメリットがあります」という宣伝に利用され、それをもとに商工会が予算を獲得したいというオトナの事情がある らしい。 とはいえアタクシ ほんとゴメン。商工会に入っていないモグリなの。 モグリの私に ホント 商工会はよくしてくれる。いつか入ってくれるだろう と思ってるんだろうな。いつか入るわ。ホントごめん。別に拒否してるわけじゃないんだけど、なんかタイミングがね、つかめなくて。入会費無料とかのキャンペーンで 入ろうかなと思ってる私がイケナイのかしら。・・・・・ で、昨日のセミナーで早速言われた。「ブログは無料の広告チラシ。毎日くだらないコトを書く日記ではない」・・・・・やばい、まさかこのセンセイ 私の顔見て話してるけど、私のこのくだらないブログを見たのかしらとギクっとするよね。仕事に関わる宣伝的なこと、ほとんど書いてないもの。日々 ネコの話題とか ダークな話しとか 花の写真をチラっと載せてるだけだし。。。「ブログを活用しなさい」的なことたくさん言われてホント 少し真剣に このたわごとブログは止めたほうがいいのかしらと思ったりもしたんだけど でもココって 案外 私にとっては必要なガス抜きの場でもあったりするわけで。 だ、ダメだわ このセミナー 私に向いてなかったわ。と思ったり。 今朝方 夢を見た。ちょっとうなされた。起きたら６時半でトイレに行ってもう一回寝た。その夢は まさに今私が抱えてる問題をテンコ盛りにした内容で。「あぁ、全部私の心配事が夢に出てきたわ」と思った。 白いタヌキが出てきたの。シェパードくらいの大きなタヌキ。その周りにたくさんのネコがいた。子ネコがいたから捕まえた。捕まえたけどまたすぐその手を離した。「連れて帰る場所がない・・」って。そのあとは 仕事にまつわる夢。問題点山積みの。目が覚めて、もう一回ベッドにもぐりながら「もうこの夢の続きは見ませんように」 と願いながら眠った。こんなにはっきり夢をおぼえているのは久しぶり。いい夢では なかったな。。 明日は定休日なのでもう先週から売れずに満開の仏花を １００円にしてみた。通常６８０円の仏花を１００円。。。もうヤケクソだよね。売ってしまえって感じ。 そしたらポンポンよく売れること。あ そーなんだ。。。１００円なら 売れるんだ・・・・１００円なんて大赤字だけど、とりあえず捨てるよりは現金に換えなければ。「袋入れてください」っていうお客さんがいたりして イイ顔できない。袋は千円以上お買上げの方に限ってる。「じゃ２０円ください」って言うと「じゃあいいです」って。６８０円のものが１００円で買えるのに その２０円ケチるんですか・・とノドまで出るけどもちろん言わないよ。 昨日のセミナーで「安売りは絶対ダメ」と言われたけどコチトラ 定価販売できないものは 赤字でも現金に換えなきゃならんのよ。もちろん定価販売するものは 値切られても値引かないけど。 明日の予報は 雪 回避できたのかな？ 雪じゃなければまぁとりあえずはいいか・・・うちのお店があるここプラザ５も、先日ようやく重機が入ってかろうじて道路の雪は端によけてくれた。 青梅市街でこれだものね、同じ青梅市でも御岳も孤立、奥多摩なんかももちろん孤立、桧原村とか日の出あたりでもかなり孤立状態にあるらしい。でもあの辺の人たちは大雨でも孤立だから、慣れてるから大丈夫だよ、って知り合いが言ってたけど。。 それにしても今回の大雪は、各地に被害をもたらしましたね。テレビのニュースではあまり報道されないけど、実はお花の生産者さんたちも甚大な被害を受けているようで。。。ハウス倒壊とか・・そうなると 今後の花の出荷にかなり影響が出ると思う。たまに「花が全然無い！」なんて時期があるんだけど、それは１年前の台風の影響だった、なんてこともよくあって。農家さんは 土作りから始まって、タネや苗から大事に育てて、 とても私たち素人ではマネできないようなステキな花を作って出荷してくれます。農家さんがダメージを受けるということは、当然花屋もダメージを受けます。スーパーに食材がないとみんな大騒ぎするけどね、花屋に花が無くてもみんな騒がないけどね。八百屋さんも花屋さんも、畑からやってくるものを扱う以上、畑がダメージを受けるということは かなり深刻な事態に陥るわけです。農家さん 買い支えたいのはやまやまだけど花屋もこう売れないと 自分の死活問題。花屋さんで花を買う、という日常のささやかな行為が実はその先の 農家さんの生活も支えているということ、そうやって世の中は回っているってことみんながもっと知ってくれたらいいのになぁと痛切に思う今日この頃。適正価格で買ってくれたらいいのにね、って。 仕入原価にべらぼうな値段乗っけて ボロ儲けしてる花屋なんてイマドキない。 みんな細々と 適正な利益がかえろうじて出るような価格設定。だから「値切る」とか「サービスを強要する」なんて行為はホント控えて欲しいよね。そういう行為が 小売店の首を絞めて 経済を破綻に追い込む破滅行為だと思うわ。なんちゃって。ただ単に私が 値切るお客さんにイイ顔できないってのがホンネだけど。 なにはともあれ このカチカチになってしまった雪を掻き分けてでも前に進まねばならなーいならなーいならなーい・・・・・ さ。今日もがんばんべ。
2014.02.19
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雪山で遭難した気分
どこを見ても雪しかない。 ひどい。 ここまで降るともうどうにもお手上げ。ここプラザ５は完全に雪に埋もれています。仕事といえば雪かきしかない。家からお店まで歩いてきたけど、車道もみんな車は立ち往生。歩道も雪に埋もれているから、轍のあとを通るしかないんだけどそれにしたってキケン極まりない。駐車場には恐らく昨日から放置されて雪に車体が半分埋もれた車がたくさん。もうどこから手をつければいいのかわからない状態。この商業施設全体で、会費から除雪車を頼もうという話しになって依頼したらしいのだけど除雪車はもうどこにもないと。手一杯だと。 で、結局みんな、自店の前だけは雪かきしたけれど、道路までは手が回らず、駐車場も放置。ということで、お客さんは誰もここまでたどり着けない。 歩いてくるのも困難。車は無理。なので全体的に休業が目立つ。そうだもう休業しかないじゃないか。雪かきする以外仕事がないんだもの。 で、青梅マラソンも中止らしい。防災放送では外出を控える呼びかけがひっきりなし。 2週続けて売上げゼロなんですけどぉ。お店の継続が難しい事態に追い込まれているんですけどぉ。この雪が1週間は尾を引くから、ヘタしたら3週続けて売上げゼロ。。。 今までね、雪だろうが雨だろうが、売上げゼロって無かったの。いかに異常事態かわかる。一歩歩けば太ももくらいまでズボっと埋もれるし。 そろそろみんな、雪かきもあきらめムード。キリがないし、終わりが見えないし、すでにもうかいた雪を置く場所すらない。 これはもう、お日様が出て溶かしてくれるのを待つしかないのか・・・ 昨夜夜中に玄関の外に出ると、雪の上にネコの足跡があった。その足跡は我が家の裏のほうに続いてて。雪で窓のシャッターが閉まらなかったので、半開きの状態から外のネコハウスをこっそりのぞくと私が作った防寒ネコハウスに、例の白パパがちょこんと入っていた。 深夜1時だったけど、踊りだしそうに嬉しくて。夕方、ネコハウスの中にホッカイロを入れておいてよかった。今まで誰か使ってくれているかわからないネコハウスに、毎日ホッカイロを入れてたんだけどやっぱり使ってくれてたんだぁ・・・とそうだよそうだよ その中なら少しは暖かいよ、雨風しのげるよ、よかった よかった 本当に嬉しかった。 でも朝起きてからのぞいたらね、もういなかった。この雨の中、ぐしょぐしょの雪道、どこに行ったんだろう、って。近日中にあなたを保護して医療にかけるよ、待っててね。 白パパ・・・無事でよかった。ネコハウス、先日更に防寒しておいて本当によかった。。。 まぁ よかった と思えることもあったし ひどい雪でお先真っ暗だけど とりあえず本日休業にして おうちに帰ります。 雪が音を吸収して、もう町は静まり返ってる。 お日様早く早く。 早くこの雪をなんとかしてくれー
2014.02.15
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週末のたびに大雪警報
また雪がじゃんじゃん降っておる。。。 これは悪夢か 神の陰謀か。 勘弁してくれぃ。 店内は春ざんす。 しかしながら もう どうにもならないくらい雪ざんす。 今日、市場の帰りにホームセンターに寄ったら、みんな雪かき道具を買い求めようと 大勢の人でごった返してた。 私はといえば、時々家の外にやってくる「白パパ」と呼んでいるおじいちゃんにゃんこの風邪があまりにひどいのでとりあえず保護して病院へ連れて行きたく保護するための器具を買おうと思って行ったの。以前そのホームセンターには間違いなくソレが売ってて。しかしながら「ソレ」をこんなに安易に販売するのはいかがなものかと思い悩んでいて。でもとりあえず、いちいちネコボラさんに借りに行くのも結構な手間だしタイミングを逃すし、と思い、「ソレ」を保有することがどういうことになるか不安もあったけど、覚悟を決めて 買いに行ったわけ。ところが売ってなかった。 店員さんに聞いてみたら、「今は取り扱っていない」と。私思わず言っちゃった。「それはいいことです」店員さん、「は？」と。「あんなものを安易に販売するのは非常に危険ですし、もし販売するのであれば購入者の身分証明書の提示を求めるべきです。私のように保護目的で購入しようとする人ばかりではありませんから。虐待目的で購入する悪い奴も世の中にはたくさんいます。拳銃の販売と同じくらい厳しい取り扱いにしたほうが賢明です」「・・・・・・なんか、規定で販売できなくなったようで・・・」「それは本当によかった。もうアレを販売しないでくださいね。私はいいんです、買わなくても大丈夫です」 おかしな客だと思ったに違いない。買いに来たくせに「なくてよかった」とは。いやいや、いいのだいいのだ。あんなもの売ってはダメなのだ。愛護活動をしている人だけに、厳重な審査のうえ販売しなくちゃダメだと思ってる。よかったよかった。まぁ よくはないけど そういう規定ができたのならそれはよかった。私は 保護したければ、ﾈｺﾎﾞﾗさんに借りに行けばよいだけのこと。 雪が止んだら・・白パパを保護しようと思う。その先のことは考えていない。とりあえず病院に連れて行かなければと思う。白パパに餌をあげてる人は、白パパを抱っこもできると自慢するけれど、病院に連れて行く気は毛頭ないんだもの。私の顔を見れば逃げる白パパだから、餌やりさんに「捕まえてくれれば私が病院へつれて行く」と何度もお願いしているけれど、 まったくその気はないみたい。猟奇的な一般市民なのだ、と思う。餌だけはやる。どうだ私ってやさしいでしょう。死んだら死んだでしょうがないよね、だって所詮ノラネコだから。餌やってるだけありがたいでしょ？なんでノラネコにそれ以上してやらなきゃいけないの？相手の痛みも辛さも理解できない 自己満足だけに生きている猟奇的な一般市民、たくさんいるんだ、そんな 人。この雪の中、あの風邪ひきのカラダで、老体で、どうやってやり過ごすのか、想像しただけでも悲しくなる。私は時々見かける白パパ。あの人は毎日ご飯をあげて抱っこもできる餌やり。この立場の差で、どうしてこんなに愛情が違うんだろう。 自分が餌をやってる子くらい、責任をもってほしいと思う。「ノラネコに餌をやってる」んではなく、「飼育している」ということになることがなぜわからないんだろう。 かわいいと思わないんだろうか。助けたいと思わないんだろうか。理解できない。猟奇的な一般市民。 あの人に期待してはダメなのだ、と、この前見かけた白パパの顔を見て痛感した。 問題は私にあの子を捕まえられるかどうか。あの子が心を許しているのは、そんな餌やりさんだけ。なんて切ないの。 さて もう道路は真っ白です。お客さん一人も来ません。そして私は凍死してしまいそうな店内にひとり。やることやっちまったら帰るかな。帰れなくなる前に。 ということで、さっさとやることやっちまおっと。
2014.02.14
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運動会会場
なにやらさっきからにゃんずがはしゃいでる。運動会なのか、もしかしてここは運動場なのか、、、テレビ見てたらね、その間に部屋の隅にあったゴミ箱が台所まで飛んでいき、マグカップがテーブルから転げ落ち、仏壇の花は床に転がり、多分彼らには私が見えないのだろうが私にも彼らが見えないわ。速すぎて。まるで部屋を飛び交うムササビか何かと暮らしているのかしら、って。なぜそんなに激しく遊ぶ……スイッチ入ったネコはもう手に負えないから基本放置プレイ。気がすんでコトが終わるのを静かに待つしかなく。それにしてもすごいな。部屋中めちゃくちゃですけど。ネコたちが飛び交うなかブログ更新中。コレ始まったらもうどうしようもないよね。そして当たり前だけど、彼らは片付けることはしない。ゴミ箱を元の位置に戻すとかマグカップをテーブルに戻すとかずれたソファーを直すとかそういうことはしてくれない。まぁそれしたらすごいけど。テレビ局呼んじゃうけどさ。さぁお風呂入ろうかなと思うけど片付けが先か……まったく……散らかるだけならいいけど最近の悩みはフー太くん。最近なぜかスプレー行動をする。スプレー行動とは、要はオシッコかけちゃうのね、ソファーや爪研ぎや壁に。力んでシヤーッとやるわけ。力んでもチョロっとしか出ないんだけど、なにやらやたらとオシッコかけて歩く。今までそんなことしなかったのになぁ。疑わしきはやっぱり外ネコたーちゃんの存在だろうか。フー太は野性味溢れる子だから、そういう本能が目覚めちゃったのか。今コレ書いててふとわいたのは、もしかして尿路結石の疑いとか？いや、でもこんなに元気だし。しばらく要チェックだな。さて運動会、まだ続いてますが足の不自由なジーナちゃんも俄然やる気まんまんで参戦中。すごいよホントに。本人はハンデなんて感じてないんだろうな。いろんなもの落として、飛ばして、自分も転がっちゃっても、全然気にしないし回りも気にしない。月子も容赦ないし、対等に遊んでる。すごいすごい、君たちすごいね。感心してる場合でもなく、このめちゃくちゃな部屋、さぁどーする。基本にゃんずは怒らない主義。怒るのはミケコがジーナをいじめたときと、フー太がスプレーしちゃったときと、危ないことしてるとき。危ないことは日々あって、例えば火にかけたフライパンに入ろうとしたりお湯を張ったお風呂をのぞきこんだときとか。怪我や、命に関わる危険があったときはそりゃ怒る、‘「こらっ」って。あとは好きにさせてる。よく「ネコに甘い」って言われるんだけど。しつけしないの？とか。いやいやいや……ネコらにしつけなんてできませんけどおってかしませんけどぉ。いいのだいいのだ君らは好きにしてくれれば。あとは私がシモベのように働くだけ。それにしてもこの部屋、ひどいな。
2014.02.12
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イライラが止まらない
イライラが止まらない。なぜ。 今日は暇人Ｎ氏が3度もフラフラお店にやってきてもう朝から酒くさーくて用もないのに再びやってきてなんだかもう イラっとしちゃうよね。 コレは親に感じる苛立ちと似ている、と思った。７０手前のＮ氏、なんでこんなに年老いてしまったんだよぉ というあの苛立ち感。なんでそんなこともわかんないんだよぉ、とかなんでこんなことができないんだよぉ、っていう親しいからこそ感じるあの苛立ち感。 年寄りがもたもたしてしまうのは仕方が無い。でも親しいからこそ なんだか その「老い」にどうしようもない寂しさというか イライラをおぼえてしまう。 イライラの原因はもうひとつ。売れなすぎ。イライラというか焦りというかこの町の人々はもう花の存在を忘れてしまったのか、と思えるほど。 まだ雪がたくさん残っているから 自転車の人もほとんどいないしみんな歩いて買物来るから、両手がふさがれば花を買う余裕はないのはわかるけどそれにしても 売れなすぎ。売れないのに 納める花を作るのは忙しく通帳見てガックリし、レジ金見て途方に暮れ、Ｎ氏はどうでもいいわけのわからない話しを話しかけてくる、このイライラ。 それにしても私の心の中、イライラしすぎじゃないか、と思ったり。 容赦なく届く請求書に思わず眉間にシワがよる。 週末も雪予報。マジか。ホントかんべんしてくれぃ。うちみたいに体力ない花屋は、週末のたび雪や雨だと一瞬にして吹っ飛ぶってば。転職先を探すようかしらと真剣に考えちゃう。 イマドキ転職したくてもどこも雇ってくれないわ。私のように花とネコのことしかわからなニンゲン など どこも用無しだわ。 知り合いから「生まれたての赤ちゃんネコが欲しいけど、いない？」と電話がきた。「いないわ、私が生むわけでもなし」「頼まれたんだけどね、生まれたてがいいんだって」「生後２～３ヶ月ならいるかも」「赤ちゃんがいいんだって」 「ダメよ赤ちゃんなんて絶対ダメダメ。生まれたての子ネコなんて母ネコしか育てられないって。しかもアレよ、２ヶ月くらいまで親兄弟と一緒じゃないと、大きくなって噛みぐせが治らなかったり大変なのよ、そういう社会性は親兄弟から学んで成長するんだし、ネコボラさんのところだって譲渡条件は生後2ヶ月以降、ペットショップだってせいぜい早くても1ヵ月半。生まれたてなんて絶対ムリ。しかも今発情期だから生まれるのは春だし。もしどうしてもというならネコボラさんに聞いてみるけど、生まれたてなんていないし譲渡できないから」 早口にまくしたててしまった。「で？どこの誰がそんな子ネコ欲しいって言ってるの？私が面談するわ」 「えー・・・いやぁ・・・じゃあちょっと聞いてみるから、それから正式にお願いしようかなぁ」「生まれたてはダメよ」「う、うん、、わかった。。」ちょっと私の剣幕が酷かったかしら。春になれば イヤでも子ネコはわんさか出てくる。もう少し待てば いっぱい出てくるはず。そして譲渡条件に見合う相手であれば仲介してもいいけど。どこの誰かもわからない人には絶対に 仲介なんてできないわ。「終生飼育、完全室内飼育、避妊去勢手術は絶対ですよ」「わかってますよぉ。のらねこさんに頼む以上心得てますよぉ」 私としては、生まれたての子ネコにこだわる意味がわからないけれど。赤ちゃんネコは ほぼ１００％ゲリに苦しむし お腹に虫がいて駆虫するのも時間がかかったりするし 目を離したら死んでしまいそうなほど弱々しい。2時間おきにミルクもあげなくちゃならない。社会性も身につけさせなきゃいけない。どんなに必死に育てても、親ネコに勝るものはないのだし。ネコの子育ては 見てると涙が出るくらいすごいんだから。そんなのニンゲンの勝手で取り上げるなんてダメよ。 そんなこんなな本日、おうちに帰ったらホットミルクでも飲んでゆっくりして明日は目覚めるまで寝ていよう。 やっぱ週に1回くらいはまともなお休みがほしいなぁ。今のところ月に1回とかだから、精神衛生上 イライラが募ってしまうのかも。 落ち着け私。明日はやっと休みだ。そう思って深呼吸しろ。 これからまだまだ仕事はあるけど、とりあえず お疲れ様でした。
2014.02.12
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選挙
今日もまったりんこ。 週末からほとんど売上げ立たないなんて、マジやばいんじゃないの。 暇だと色々考えちゃうじゃんかぁ。 選挙について考えてみた。 選挙、ってなんだろ。 選挙に行かない愚かしいヒトもたくさんいるけど 投票率から見ると、半分は未来を放棄してる愚か者だ。 選挙の結果はいつだって 満足いくものではないし。 投票したいと思えるヒトがいないなんてこともしばしば。 私も以前は 「選挙なんてしたってどうせ何も変わらない」って思ってた。 でもオトナになって、時代も変わって、 このままでいいわけがないと思うようになって 「責任」について考えるようになって 選べるようなヒトがいない選挙でも、少しでも ほんのわずかでも 希望が持てるコトバを口にするヒトだったら 祈るような気持ちで投票所に行かなければいけない と思うようになった。 選挙は 祈りなんだ、って。 選挙は 祈り。人々の祈り。未来を少しでもよくしようと思う人たちの 祈り。 どうせ何も変わらないかもしれないし今より悪くなるかもしれないけどそれでも ヒトは 未来を信じて 希望を持つ。結果はどうあれ 民意を示さなければいけないし自分はこう思う、ってことの意思表示は できるならしたほうがいいに決まってる。 少ない投票率で選挙が行われても それは民意じゃないと思う。 私たちが「は？」って思うような結果は、 大体が年寄り票じゃんか。若者が民意を示さないから 古い体質、古い考え、馴れ合いみたいな、保守的な、そんな票ばっか集っちゃう。未来を担っていくのは 若者世代なのに。 子供をもつ親で投票に行かないヒトって、きっと子供たちの未来なんてどうでもいいと思ってるんだと思う。私は子供はいないけど、それでも未来の世界が、今の子供たちが、幸せになることを願うもの。 誰が選ばれても同じとは思わない。少しずつ少しずつではあっても、変わっていくものだと思う。 多数決ですべてを決めるコトが、必ずしも正しいなんて思わないし理不尽を感じることもたくさんあるけれど でも 選挙は 祈りだから。。。 未来を少しでもよくしたい、っていう 祈り。 まぁなかなか、祈りは通じませんけど。 若者がみんな選挙に行けば きっと 世界はガラっと変わる。圧倒的にお年寄りが多い国だから、そうは問屋が卸さないかもしれないけど。 選挙結果に不満を持ちながらではあるけれどでもやっぱり 祈るような気持ちで 選挙には行こうと思う。私が死んだ後でもいい、未来が 少しでも よくなるように。。。
2014.02.11
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まだ雪に閉ざされた世界
うちの月子姫は 私がコタツに横になると、必ずお腹に乗ってくる。 待ってましたとばかりに。 そして一緒にゴロンするのね。 まだ２キロだからさほど重くないけど。 おっぱいの上に立たれると さすがに足の重みが痛いにょ。 さて今日も雪被害続々。 うちの最大の被害はお客さんが来ないこと。 駐車場はまだ雪まみれだし、誰も雪かきしないし。 ってかここの施設管理、一体どうなってる。。。 駐車場を雪かきしないってことは、「お客さん来るな」に等しいと思うが。。。 今日は市場へは行かず。 週末の仕入れがまるまる残ってるもので。 とはいえ今日の市場、お客さん誰も来なくてセリが中止になったとか。前代未聞の事態。 まぁわかるよ。だって行きたくても行けないもん。 道は凍ってるし、花は売れてないし。 で、やはり朝、市場から電話がかかってきた。 「祭りです、祭り。ウン円祭り」 そうか、、仕方ないわねぇと引き受けたら、結構な量の花が届いてしまった。 さてどうする。 ガーベラ４００本とかソリダコ２００本とかキンギョソウ１２０本とか？キンセンカにカスミソウに あんなものやこんなもの。 便乗でマムも多数届いた。 さぁ どうする・・・ でも私 この「ソウルス」だっけ、大好きなのね。 ナディアイエローはお初。普通白だよね、なんてかわいいの。 へそまんじゅうみたいな モモコもかわいいでしょ。 あらかわいい、まぁかわいい、と喜んでいたのは最初だけ。 コレ売らなきゃならんのよ。 さぁ どーするよ。 明日は明日の風が吹く～ 明日は売れるかな～ すでに陽が落ちてまたしてもアイスバーン。 明日はお客さん 来てくれるかな～ 希望的観測でもって、今日もお疲れ様でした。
2014.02.10
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雪のあと
お店の前の道路はこんな感じ。白線が見えてるところは 朝私が雪かきしたの。 ちょっとわき道にはいったら大変よ。膝まですっぽり埋まるから。 ネコだるま。 朝お店に来たら、裏口の扉は開かなかったからね、まず雪をかいてから店に入る始末。かいた雪でネコだるまを作ったわけ。 もうどうにもならない感ありありの青梅市。 駐車場には 昨日置いて帰ったんだろうなという車がたくさん。それがみんなバンパーまで雪に埋もれてて。 駐車場も膝まで雪があるんだもの、お客さんくるはずもなく。 えーと うちのお店もまだお一人しかお客さん来てないっす。３００円。コレ私、お店開けてる意味あるのかしら。 雪が降るといろんなことがわかるよね。ご近所の人々の関係とか。協力関係にある人々は、ご近所総出で雪かきしてるから、そこの前の道だけは通れるとか。ご近所が誰も手伝わなくて、ひとりで雪かきしてる人とか。まぁ私も後者の部類なんで結構孤独です。 以前はお店のあるここの施設管理の方が、駐車場もテナント前もみんな早朝から雪かきしてくれてたのだけど、担当者が変わったとたん何もしなくなった。駐車場がこの状態って、一体お客さんに来てもらうつもりがあるのか、ってくらい、ヒドイ。各お店の前も、各自やるしかなく。うちと、隣の換金所のおじさんはやるのだけど、床屋さんは若い衆大勢居るけど一度もやったことないやね。店の前テンコモリの雪だけど、それでも髪を切りたい人々がそれを乗り越えてやってくるからいいやね。でも一言 言いたいわ。髪の毛を外に履き出すのだけは止めて。なぜ外に履き出すのか意味がわからないけど、自分とこの店の入り口髪の毛だらけだし、おまけにうちの店の前にもそれが飛んできて髪の毛散乱。気持ち悪すぎる。真っ白な雪の中に、黒い細かい髪の毛がわんさか混じってて、もうホント気色悪い。施設管理に注意してほしいと頼んでもしてくれないし。いやいやいやいやうちが被害被ってますけど。隣の床屋さんは逆ギレして怒鳴りこんでくる人たちなので、誰も何も言えないのね。私が直接言うわ、と言っても「テナント同士でもめないでくれ」と止められるし。どーすりゃいいんだ一体。この気色悪い髪の毛をなんとかしてくれー。 だからヒトってホント大事。施設管理の責任者が代わったとたんコレだもの。注意しないんなら自分らで掃除してくれるのか、といえば全然してくれるわけではなく。髪の毛問題、深刻だわ。 話がそれたけど。今日一日でこの雪が溶けるとは到底思えないな。膝まで埋もれる店の裏側の住宅街も、誰も雪かきに出てこないし。どうすんのかしら。私だってもう腰がヘナヘナだから無理よ。 幹線道路はどうなのかしらと思ってさっき来たお客さんに聞いたら「ひどい。ぐちゃぐちゃ。」と。そういえば車もあまり走ってない。チェーンつけてやっとの感じ？車が走らなきゃ余計に雪は積もったまま。 はぁ困った。雪のあとはこれだから大変。しかもこんな大雪はマジ大変。 お客さん来ないなら、うちに帰って私も雪かきしたいんですけどぉ。 朝、私が雪かきした路面のところだけ、人々がオアシスを求めるように歩いてく。通り過ぎるだけだけど。。。 みんなが少しずつ努力すれば、道路はすぐに全面オアシスに変わるのにな。 自分だけやるのはバカらしい、ってみんなが思ったら、いつまでたっても何も変わらない、、なんてちょっと雪かきとは離れたところまで考えちゃう。雪かきは教訓なのだ、と思う。誰かがやれば、みんながスムーズに歩けて。誰かがやらないから、滑って転んで危険がいっぱいなだけ。 東京にも除雪機があればいいのになぁと今日ほど思ったことはいままでないな。あぅー。。。
2014.02.09
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白い世界
なんちゅう雪かしら。 やっぱり朝早くから配達に出て良かった。 一時間遅れたら遭難してたかも。 じゃんじゃん雪が降る中、峠道の途中のお宅までお届けで、 道路に車停めたら家の方が出てきてくれたのだけど、更に脇の坂道入って、そこがまたタイヤが滑ってなかなか進めなくて、 更にあの坂の上の家だと言うので、 今度は大きなお供え花を担いで上りました。２往復。 そうしてる間にも雪は容赦無く降り続き、 帰り道、一匹のネコが道路に佇んでて。 「危ないよー！脇によりなさーい！」と声かけて。 降る雪に顔をしかめて、足を冷たそうにプルプルふるってて。 ま、まさかあの子、ホワイトアウト状態？と心配になったものの、サイドミラーとバックミラーで 遠くなっていくネコを見送って。 こっちも必死の運転、時速20キロ走行。 今日は納品や配達だけ済ませて帰宅しました。 多分それ正解。 夕方家の前に出たら、すでに積雪は膝上まで。車が立ち往生してたもの。 家の前だけでも、と雪かきするも、 洗面器で身長くらいまで積み上げた雪もキリがなく、道路には容赦無く雪が降り積もる。 で、ほどほどであきらめた。 明日の朝が怖い。家から出られなかったりして。 うちのにゃんずたちはコタツに引きこもり。 幸せだにゃおい。 私は外ネコのたーちゃんが心配で。 いつもたーちゃんが来る窓の外だけ雪をどけてみたけど、 まずここまでたどり着けないんじゃないかと思う。 私が作ったネコハウスを使ってくれてたなら、ホカロンも入ってるし、ご飯も用意してあるのに… 一体どこでしのいでいるのやら。 こんなこともあろうかと、昨夜はたーちゃんが大好きなモンプチ缶をたらふく３缶も与えておいたのがせめてもの救い。 明日、雪が溶けたら来てくれるかな。。 って 溶けるのか？この雪。 あっちこちで電車も止まって停電まで起きてる関東地方。 20年くらい前かな、 やっぱり大雪で、 降り積もった雪に体ごと倒れこんで転げ回ってはしゃいだことを思い出す。 無邪気だったな私も。 ダンナとふたりで、誰も足を踏み入れてない駐車場でぐちゃぐちゃになって遊んだことをふと思い出した。 あのシトは今ごろ どこで何をしていることやら。 まだまだ雪は降り続く。。 今は 明日の心配しかない。。。
2014.02.08
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大雪予報
まったくもーミケコがジーナを追いかけて、ジーナが慌てて逃げてキャットタワーに登ろうとして前肢をかけたら滑って背中から落ちてしまった、、、ジーナの前肢は力が入らないんだから、、なのにミケコはジーナを追いかけていじめるからホントに困る。ミケコはリビングから追い出した。入りたくてドアの向こうで鳴いてるけど無視。ジーナ、かわいそうに、昨日避妊手術したばかりなのに……傷口が開いたら大変。やっぱりこの子たち、一緒にはできないなぁ、、、今日もお店にコタローが来た。帰りたくないって踏ん張って、なだめてすかしてやっと帰っていった。なんで帰りたがらないのかおばあちゃんに聞いたら、家には3才の若いボメラニアンがいるんだそうな。その子と気が合わなくて帰りたくないらしい。どこも一緒だな。悩みは尽きない。今日はスタッフが胃腸炎でお休み。仕事が増えたのにやっぱこの人数は無理がある。ってか私ひとりじゃんか、って話。明日は行ったことない場所まで配達。しかも峠道。しかも大雪予報？かなりの雪道？ダイジョブ？私。この辺りは東京とはいえ東京ではない。寒さも半端ない。都内の天気予報はあてにならない。マイナス５度は間違いない。明日は命がけの配達になることでしょう。心配だわ。今夜は早く寝なくちゃ。明日は雪が積もる前に行ってしまいたい。今日はちょっと疲れちまいましたアタクシです。
2014.02.07
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手術当日
月子をネコボラさんに預け、ジーナを動物病院に置いてきた。あぁ心配。どちらも夕方には迎えに行く予定。どうか何事もなく無事に終わりますように。ジーナは前肢に神経障害があるんだけど、今朝歩いてる姿を見たら後ろ足にも少し障害があった。滑ってしまうので本人は慎重に歩いているみたい。全身麻酔は、今後の脳に多少の影響を及ぼす可能性は否定出来ないと先生に再度言われた。どうか無事に終わりますようにと祈るばかり。さてこれから私は仕事に行って、午後は自分の病院に行かなければ。薬をもらってこなくちゃ。夕方まできっとあっという間。眠りたい……とりあえずやることいっぱい、仕事行こっと。今日も寒いぜよ。
2014.02.06
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雪
雪がすごい。かなり降ってるけど、コレって積もるのかしら。 お客さん３人しか来てないけど ダイジョブかしら。何がって うちの店が。もはや閉店して帰りたいけど、夕方遅くに予約が一件、、、時間早めてくれたらいいんだけどな。。。こんなお天気の日は。お互いのために、遭難しないうちに。 最近食後になると胃が痛くて。おととい恵方巻きを買ってきて食べたときなんか、胃の激痛にのた打ち回ったな。えぇ、お店で。お客さん来てもまともに接客できなかった、お腹抱えて、 痛くて。なんで食後にこんなにも痛くなるのか、ここんとこ不思議だったんだけど思い出したら胃薬をしばらく飲み忘れてた。病院で処方されてる胃薬。多分当分飲み続けなきゃいけない感じの。 去年の夏だったか秋だったか忘れたけど、胃カメラやったとき医者が「こりゃひどい」と思わず声に出したくらい ひどくただれてた私の胃の中。胃潰瘍寸前みたいな 真っ赤なその画像も見せられた。ストレス性の胃の炎症、みたいなこと言われて。逆流性食道炎もそう。結局そのストレスの原因を無くさなければ、胃炎も逆流性も治らないと。 思えば去年は最初から最後まで大変な一年だったし、悩みも苦労も尽きなかったわけで。何がストレスかと言われるとわからないけれどまー色々色々あったのは確か。孤独な戦争をしていたんだもの。色んなことで。 処方された薬は胃潰瘍の人が飲む胃薬と 精神安定剤。は？精神安定剤なんていらねーぜ？と思ったものの、素直な私は医者に言われた通り飲んでいたわけ。飲んでると胃痛から開放されてたし。 それが今年になって 休みもなくなり、お店は暇でも病院に行く暇がなくなり、胃薬も精神安定剤もなくなってた。 で、実を言うとここのところ 「ウツかしら」と思うほど心が不安定で、悲しいことばかり考えては落ち込み考えては落ち込み普通に振舞ってはいても、心の中は真っ暗闇だった。激しく落ち込んだ気分に発狂しそうだわと思った夜もある。 そして胃の痛み。 あーもうヤバイ。薬くすり、薬はないかしら。と引き出しの中をひっくり返して薬を探してみた。そしたら数日分、前々回くらいにもらってた薬が少し見つかって。あったー！ひゃっほー！と早速飲んだ。とにかくこの胃痛から開放されたくて。毎食後に襲われる痛みなので、ホント、食べるのが怖くなってた。お腹はすくのにね。 胃薬と精神安定剤、次の定休日まで分くらいはあった、よかった。次の定休日こそは仕事もほどほどに病院行かなくちゃなのだ。 でね、薬飲んで胃痛からはだいぶ開放されたんだけど、もうひとつ、気分の落ち込みがだいぶなくなった気がする。あんなにも世界に絶望した気分になって 「思い残すものはネコしかない」と思っててこんな世界なくなっちゃえばいい、と見聞きする悲しいニュースに耳をふさいでいたような日々。それがだいぶ、平常に戻った気がする。 これって、精神安定剤のおかげなのかしら。精神安定剤なんて先生もナメてるわねーと思ってた私だけど、実は案外効いていたのかも。まぁそれもあと数日でなくなるので、またなくなってあんな気持ちに沈むのも怖いからもらってくるつもりだけど、もう一回薬を止めて試してみようか、とも思ったり。もちろん世界で起きていることは、私の精神状態とは関係なく いつでもどこでも起きているわけでただそれを見聞きしたときの心の状態というか、本当に酷いことになってた。心の中はテロリストみたいに。 薬で安定していられるなんて、もしかして私 精神を少し患っているのかしら。 「ねぇ、何かもし、私の様子がおかしいと思ったら遠慮なく病院行けって言ってね」と昨日スタッフに頼んでおいた。「様子がおかしいってどういうことですか」「このヒトダイジョブかしら、って思うようなことがあったら」「わかりました」 これで一安心。ひとまず。 明日は 月子さんの避妊手術。ネコボラさんが、病院に行くついでがあるから月子も連れて行ってくれると。明後日はジーナの避妊手術。心配事は後を絶たない。避妊手術はナーバスだ。ノラちゃんを捕まえて バシバシ避妊手術に連れて行くくせにと言われそうだけどどこの子であれ、全身麻酔を使っての手術はナーバスだ。たまに、麻酔から目覚めない子がいるそうだ。だから手術前は同意書にサインさせられる。あぁ、それはとてもとてもナーバス。。。特にジーナは脳障害を持っていて、術後が心配だ。胃がただれることばかり。。。 それにしても関係ないけど寒いよ。雪がどんどん積もってるけど 大丈夫かしら。寒い。。。春はまだ遠い。。。
2014.02.04
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NGワード
雨の火曜日。まったりコーヒーをいただくアタクシ。お客さん こんな日は ホント あきらめたほうがいい。お店開けてるだけで開店休業。雪予報もあるし、今日はもうあがくのは止めだ。 開業当初から、おばあちゃんに連れられてよくお店に来るわんこがいて。ポメラニアンの「コタロー」君、当初は若かった、生き生きしてて、くるくるよくはしゃぐ子で、でも吠えたりしない、おとなしい子。いつもおばあちゃんの言うことをよく聞いて、お座りしてオヤツねだって。 去年の暮れくらいかなぁ、隣のスーパーに納品に行ったとき、スーパーの入り口にちょこんと座る奇妙なわんこがいて。何かがおかしい。何か、足りない気がする。とよく見ると、そのわんこは片耳がなくて。片側の毛も剃られてて無いから、ずいぶんいびつな感じを受けた。あらあなた、お耳どうしちゃったの。。。と近づくと、それがコタローであることに気づいたの。コタロー！私、かなりビックリした。いつものように、おばあちゃんがスーパーで買物をしてる間、外につながれてちょこんと座って待ってたコタロー。「コタロー？コタローだよね？コタローどうしたぁ・・・お耳、どこいっちゃったぁ・・・」 通りすがる人たちは、「おかしな犬がいる」と好奇の目でコタローを眺めてく。私も最初、コタローだと気づかなかった。それくらい風貌が変わってしまっていて。 しばらくしておばあちゃんが買物を終えて出てきて、「コタローどうしちゃったの・・」と聞くと、耳の付け根にガンが出来て、手術したのだという。おばあちゃんは、コタローに耳付きの帽子をかぶせながら早口に話した。「もう2回も大きな手術をしたんだよ。取ってもダメなんだよ、またできちゃって。かわいそうにね、でもご飯は食べてるよ。もう14歳だからね、手術はかわいそうだよ、でも先生が手術をすすめるからしたんだけどさ、やっぱりダメみたいだよ」コタローはおばあちゃんが大好きで、じーっとおばあちゃんの顔を見つめてる。 私は以前から、スーパーやコンビニなど、買物のとき犬を外につないでいる人がいると心配で心配で。誰かにいじめられるかもしれないし、連れて行かれちゃうかもしれない。時々おとなしく待っている犬を、蹴飛ばしていく野蛮人もいると聞く。コタローが奇妙な風貌になって、好奇の目で見られたり、いじめられたり、気持ち悪がられることがあったらいたたまれないと思った。「ねぇねぇ、ダメダメ、今度から買物のときはうちのお店にコタローを預けて行って？私心配だし、別にうちの店で花買ってなんて言わないし、時々買物行くからって犬を預けていくお客さんもいるから大丈夫だから。こんなところにつないでおいたら心配だから、ね、そうして、お願い」 そうして昨日のこと、コタローとおばあちゃんがうちの店の前を通った。いつも道路の反対側を通るおばあちゃんが、コタローを連れて店の目の前をゆっくりと通り過ぎた。「あ！あー！！」とすぐに追いかけて、コタローを預かった。おばあちゃんはきっと、コタローを預かってもらいたいけれども、自分から「預かって」とは言いにくくてあえて店側の道をゆっくりと、私に気づいてもらえるように歩いたのだと思う。「コタロー預かるよ！ゆっくり買物してきて」「そおぅ？悪いねぇ」とコタローのオヤツのジャーキーを私に渡した。おばあちゃんは少しほっとしたようにスーパーへ歩いていった。 おばあちゃんは、先生にすすめられた抗がん剤の治療について悩んでた。コタローは14歳。大きな手術を結局3回もした。それでもまた耳の付け根と頬の横に、新たな腫瘍が出来て腫れ始めてる。「抗がん剤、どうするの？」と聞いてみた。「先生はやったほうがいいって言うんだよ、でも手術したばっかでかわいそうだよねぇ、今は食欲もあるのにさ」「抗がん剤はねぇ・・・食欲全くなくなるよ。そして酷だけど、抗がん剤しても治る可能性がないんなら、私はしないほうがいいと思う。コタローも14歳だしさ、抗がん剤で苦しみながらより、今のまま穏やかに天寿を全うさせてあげたい気がするよ、うちも以前ネコだけどね、抗がん剤やったことあるよ、すごい金額でしょ？貯金全部解約して治療費に当てたけど、結局弱っていく一方で、とても後悔して、抗がん剤をやめたらね、ご飯も食べて少し元気を取り戻したことがあったんだ、だから、抗がん剤は・・・治るならいいけど、治らないなら、考えないと・・・」「そうだね、医者もお金取りたいから言ってるのかもしれないね」「そうだよ。だって抗がん剤の治療費ものすごいでしょ。治るならいくらかかってもいいけどさ、治らないのに、苦しむだけなのに、私はね、すごい後悔したんだ・・」「そうだよね・・考えるよ・・先生とまた話してみる。コタロー、今は元気なんだし」そんな話をして。おばあちゃんは、コタローを助けたい一心で手術を何度も受けさせて、でも今は躊躇してる。誰かの助言が必要かもしれないと思った、抗がん剤はやらない、っていう背中の後押しが。命を前に、自分ひとりでは決めかねることってたくさんある。動物は口を利かないし、意見も希望も言わず、ただ共に生きる飼い主の意に従うしかなくて。だから最善と思うことをしてあげるしかない。「コタローうちのお店でちゃんと預かるからさ、遠慮しないで声かけてね。買物行くとき、コタロー置いてってね」と念押しを。「ありがと。じゃあ帰るか、コタロー帰ろう」「コタローバイバイ」私が「バイバイ」って言ったその瞬間、コタローが怒って私を噛んだ。「ひゃー、コタローどうしたの！」と、今までおとなしくちょこんと座ってたコタローの豹変ぶりに私が驚くと「バイバイなんて言うからだよ」とおばあちゃんが言った。「この子はバイバイって言われるのが大嫌いなんだよ、バイバイしたくないから。ほらコタロー行こう？立って？」コタローは座り込んで、リードを引っ張るおばあちゃんに抵抗した。「帰りたくないんだってさ」ふたりで大笑いした。「コタローごめんね、またおいで。またねコタロー。おうちへお帰り」がぅー、と言いながら、コタローしぶしぶ帰って行った。そうだった。コタローは「バイバイ」がキライ。いつかも聞いたのを思い出した。 コタローのＮＧワード。「バイバイ」。でもつい言っちゃうよね、バイバイって。あの小さな体で、「バイバイ」はさよならの意味だと理解してる。バイバイって言われたらさよならしなきゃいけないから、イヤだから怒る。なんてかわいいの。 どうかコタローが １日でも長く おばあちゃんと幸せに穏やかに暮らせますように。苦しまずに虹の橋を渡れますように。開業当初からずっと見てきたわんこが年老いていく姿は胸が締め付けられる。その分私も年をとったわけだ、みんな平等に年をとっていく。動物はそれが少し早くて、ヒトの４倍のスピードで老いていくけど。。。いつかコタローと永遠の別れがきたとしても、もう絶対「バイバイ」は言わない。 あ。 雪が降り出した。。。
2014.02.04
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春よ来い
何でかしら。花満載。今日こそ仕入れを抑えようと思ったのに。フレミングパーロットがきれいに色づいてきました。 名前の通りセクシーになってきたチューリップ。「セクシーレディ」 アルストロメリア「ピンクサプライズ」。 アルストロメリア「ハルク」。 ポピー♪♪ ラナンキュラス。小ぶり。 そして今日も暖かい。。。 むしろ暑い。 節分なのに。 今日仏花がよく売れたのと節分は 何か関係があるんだろうか。 そろそろ桃の問い合わせが入ってきて、早いなぁと感じる今日この頃。 市場ではお彼岸の注文が始まって・・・は、早いな。もうお彼岸ですか。 先日、若い奥様がやってきて、「蝶ちょが蜜を吸う花ください・・・」と言われて。蝶ちょが蜜を吸う花！？み、蜜がたくさんある花って何かしら。時期が違うけど、リンドウは蜜だらけだけど。。。今の時期で蜜がたっぷりある花って。。。なんでなんでなんでなんで？と思って聞いたら「子供が芋虫を捕まえてきて。。。育ててたら蝶ちょになってて。。。砂糖水を置いてみたけど飲まなくて・・・花ならいいかしらと思ってきたんですけど、どれがいいのかわからなくて・・」ごめん私もわからない。わからないけど一緒に考える。で、マトリカリアっていかにも蝶ちょが好きそうな感じ、とふたりで意見合致して、奥様それを1本お買い求め。「でも蝶ちょって、花から花へ渡り歩く気がするんですよね、1本では難しいかも・・」と伝えて、「でもとりあえず・・」と買って行かれて。奥様またすぐにやってきました。今度は子供を連れて。まだ小さな女の子で。「やっぱりダメでした・・」と。で、今度は鉢のサイネリアを買って行かれて。子供が「コレ！」と選んだものを。「まだ外は寒いから、家の中で羽化した子だから、いきなり外に出したら死んでしまうと思って、何を与えたらいいのかわからないんですけど、とりあえずおうちの中で暖かくなるまで頑張ってもらおうかなって思ってるんです・・」なんてやさしい奥様。そして心やさしい女の子と。 もうその蝶ちょ、会ったことないけど無性に応援したくなる。蜜、蜜、、蜜、、、ねぇ、、、、 そして「ダメかもしれないけど、とりあえず蜜ついてるから・・」ってユリを1本プレゼントしました。「わぁ、いいんですか？ありがとうございます」「蝶ちょ、元気に育つといいですね」するとスタッフ、「アレですよ、カブトムシが食べるゼリー！」と。「夏じゃないけどどこで売ってるの？」と私。「ホームセンターとかにないですかね、アレも甘いからいいと思います」 季節はずれに羽化した1匹の蝶ちょのために、みんなであーだこーだと頭を抱えて。 よく子供って、どんでもないもの見つけて持って帰ってきたりする、私もそうだった。小さい頃、100匹以上のカタツムリを持ち帰って怒られたのをおぼえてる。でもその子供の好奇心に、真剣に向き合ってるその若いお母さんがステキだな、って思って、そしてその蝶ちょのために一所懸命になってるところ、ホント素敵だなって思って。なんとしてもその蝶ちょには頑張ってもらいたい。暖かくなるまでもう少し。なんとかおうちの中で生きてくれないかしら。そして暖かくなったら、子供とそのお母さんで、蝶を外に放してあげられるように。応援せずにはいられない。 私も蝶を育てたことがないから どうすればいいのかなんて全然わからないけれど、がんばれがんばれ と心の中で、応援歌を歌いたい心境。 春はもうすぐ。
2014.02.03
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春の陽気だから
たまには花の写真。 花屋なんですし。私の好きな「オルラヤ」が出てきました。なんかわかんないけどすごい好きなの、このお花。 カーネーションもステキ。どうしよう、ってくらい、ステキ。 ブプレウルムちゃん、好きなんだけど売れないのはなぜ。好きなんだけど。売り方に問題が？。。課題だわ。単品じゃ難しいし、合わせるとステキなんだけど。 赤いスイートピー。 ピンクのスイートピー。 春の陽気の週末は 暖かで。こういう陽気だと そして週末だと特になんでか 花バージンがたくさんやってくる。それはそれでとてもいいことなんだけど、とてつもなく驚く質問がよくあって。さっきも 梅の枝の切り花を、「毎年咲きますか？」って。「は？」「これを飾っておけば毎年咲くんですよね？」「え？」・・・・・「咲いたら終わりですか？」「・・・え、えぇ、根っこがついてるわけじゃないですから、普通の切り花ですから・・」「水に挿しておけば毎年咲くのかと思った。ワンシーズンで終わりなんだ・・・」 え。。いやワンシーズンていうか、そんな数ヶ月も咲いてるとは思えないけど。「じゃあいいです」って帰って行ったのだけど、水に挿しておけば毎年咲く切り花なんてないじょ。たまに「水に入れておかなきゃいけないの？」ってお客さんもいたり。そういう類の質問はたまにあるんだけど、今までで一番ビックリしたのはやっぱりスイートピーを買おうとして「土に挿せばずっと咲いてるんですよね？」と言ったお客さんかな。質問の意味が呑みこめず 沈黙があったな。「え？土じゃなくてお水に挿してください？」「お水じゃすぐ枯れちゃうから、土のがいいでしょ？」「え・・・？」土に挿せば根っこが出てきて、ずーっと咲いてるんだと思ってたらしい。多分、花壇の花なんかは、切り花を土に挿して飾ってるんだと思ってたみたい。あれは衝撃だった。この国の情操教育に不安を覚えたもの。 って視点で考えると、初めてペットというものを「買った」人は、「え？エサなんてあげなくちゃいけないの？」「やだこの子、う○ちやおしっこなんてするの？」というところなんじゃないだろうか、って思っちゃうのね。自分と同じ「生き物」であるという想像力が働かない、みたいな。あぁ恐ろしい。だからやっぱり販売する側には「説明責任」というものがあるんだろうと思う。でも「花は水に挿す」とか 「ペットは生き物から食事も排泄も必要である」とか、そういう部分は知ってて当たり前かと思うのだけどきっと、そうじゃないんだ、最近は。何もかも説明が必要。大変な世の中だ。 さてうちのちびっ子たちも、こんなかわいい顔して大食らいだし臭い立派なう○ちもいっぱいするじぇ。おすまし月子さん。 あ、あくび出ちゃった。 あくびもするし 眠るし 食べるし 遊ぶし 甘えるし 怒るし わがまま言うじぇ。 植物は何も言わないね。何も言わないからわからないけど、精一杯生きるし、咲くし、子孫を残すし、彼らなりの戦術で生き抜いてる。世界は、ニンゲンなんかが想像するより ずっとたくましく、素晴らしい命たちが輝いてる。 んだと思う。 さて 気を取り直して 仕事しよっと。
2014.02.02
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真夜中の叫び声
そういえば昨夜、深夜一時だったんだけど さぁ寝ようかの と思ったらにゃんずにカリカリを催促されて、「え～、じゃあちょびっとだよぉ」 とか言いながらカリカリをあげてたとき、 突如 外からものすごい叫び声が。 それは聞いたこともないような大絶叫で 多分小学生くらいの女の子の声かなという感じだったけど とにかく「ぎゃぁぁぁぁー！」って、何度も聞こえたのね。 カリカリ食べてたにゃんずも顔を上げてキョロキョロ怯えた様子。 断続的に聞こえるその声に、恐る恐る窓を開けてのぞいてみたら、 道路を挟んだ向こうの集合住宅から聞こえてくる。 にわかに外が騒がしくなって、懐中電灯を持ったおじさんやおばさんがバタバタと慌ただしくうごめき、その声のする建物を照らし始めたの。 「どこからだこの声」 「なんだなんだ、どうしたんだ」 って、それはもう近所の人たちがわんさか集まって、やがてパトカーが到着して。 私も怖くなって窓からそっと見ていたけど、 誰の声か、なんでか、一体どうしたのか、なんてことはまったくわからず。 警察が来たらその声は止んで、大人たちが何やら話し合っていたけれど いやー あれは怖かった。 ご近所中が騒然とするほどの戦慄。 多分みんなの頭をよぎったのは「虐待」の文字かしら。。 私もそう思ったもの。 遠くの窓からのぞいている私に理由はわからずじまいだったけど ひとつわかったのは みんなあれだけご近所さんたちがすぐにわらわら出てきて 警察にすぐ通報して あんな時間だったのに あの連携プレイは頼もしい、と思ったの。 確かにあの声は尋常じゃなかったけれども ひとつ残念だったのは 警察はその家の中までは入らなかったこと。 玄関先だけで何やら話をしてた。 あれだけの騒ぎになったのに、室内まで入って調べることはしないんだなって。 もし事件だったら、玄関先で親に話だけ聞いて終わらせちゃ足りてない。 子供の安否を確認するとか保護するとかないのかしら、って。 ま、原因はわからないからなんとも言えないけど。 あー 怖かった、って話し。 今夜は穏やかでありますように。 ぐっない。
2014.02.02
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やっているのかやらされてるのか
最近は比較的暖かで過ごしやすいです。仕事をしてると上着を一枚脱ぐ感じ。 仕事といえば私も動物のことばかり考えているわけにもいかず、仕事もしてます。最近は特に頑張って。販路拡大大作戦、引き続き続行中で。ヘタな鉄砲数打ちゃ当たるじゃないですけど、意外と当たったりもするみたい。営業なんて今までホントやったことないけど、やってみるもんだ、と思ったり。急に忙しくなって、今日スタッフからも言われました。「今はまだいいですけど、3月どうするんですか。。。完全に人が足りてない気がします」って。確かに。「どうしよっか」「どうするんですか」「どうしよっかね」「・・・・・」 まぁ忙しいのはありがたいことだ。ただ乗り切れるかどうかは別問題。乗り切れるようにするのが私の仕事でもあるわけだけど。「困ったね」「困りました。先行き不安です」「求人はかけてるんだよ」「誰も来ないですね」「問題はそこだよ」 どう転んでも常にお先真っ暗なのらねこ花屋。。。 市場のセリ人君とそんな話をしていたら、「やったー！販路拡大！いいじゃんいいじゃん！これでもっと買ってもらえるー！」なんて呑気なことを言っていた。「ばかねあなた、あなたたちがこんなにも 買ってもいないものをじゃんじゃん出すから売り先もないのに私だって困って苦渋の選択だわよ。今あるものを売りさばくだけで必死なんですぅ、これ以上出されても困るんですぅ。もっと売りたいなら私に売り先を紹介しなさいよ」 まったく困ったことだらけの人生だ。この前もセリ人が勝手に私の番号を書いた箱を流してたらしく、市場の事務方の方から「これ了解してるの？」と聞かれたけど。「え、してないですけどなんか勝手に出てましたね」「でしょぉ？俺ビックリしちゃった。何勝手にのらねこさんの番号書いてるんだよぉ、って思って」「いつものことです」ねぇそれって私に支払う義務あるの？って一度聞いてみようか。 そんなこんなでお尻に火がついての意味不明な販路拡大営業。もしかして私は市場のために働いてるのか。。。と時々卑屈になることがある。まんまとやらされてるんじゃないか、って。時々ね。 とりあえず後先考えずに 今を精一杯。頑張ろうって思うのだ、最近。情熱の維持には、前を向いて進んでいくしかないみたい。 今日もお疲れ様。
2014.02.01
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