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怒り」
今までに怒ったことのない人 は、程度の差はあれ、ほとんどいないでしょう。
大抵は感情的になって怒る場合がほとんどだと思います。相手が身内の場合には、遠慮することがあまりなくて、ストレートに感情が出やすくなります。
お互いに言葉のバトル(闘い)が始まります。ひどい場合には暴力を振るう場合もあります。
職場などでは、他人の目もあり、ブレーキがかかって、口に出して相手をののしったり、取っ組み合いの喧嘩になったりすることはあまりないにしても、心の中では怒っています。
車を運転していて、後ろの車からクラクションを何度か続けて鳴らされると、なぜかカッとなる経験をされた人も多かろうと思います。
怒りにも大きく分けると2つのタイプがありそうです。
1つは私的怒りです。 上に述べたような個人に立脚した感情的な怒りです。
もう1つは公的な怒りです。
つまり公のためを思っての怒りです。
例えば、正義のための怒り(義憤)、無私なる怒りなどです。
人を教え導くための怒りなどもこれに含めていいかもしれません。
このように怒りにも違いがあるようです。
自分が怒っているとき、今自分はどの怒りを発しているのか、思ってみるのもいいかもしれません。
ただ感情的になっているだけなのか、それとも、人のため、公のためを思って怒っているのか、 客観的に見てみると自分の人格のレベルを知るのに役立つかもしれません。
できれば公的な怒りの比重を増やしていきたいものです。