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すっかり間が空いてしまいまして、その後、実は、こうだった、、的な記事であります。10月上旬に、なんとかエンジン始動に漕ぎつけたけれど、その出来がよろしくない (・_・;)クランクシャフトはリフレッシュしたものの、プライマリーギャー以下ミッションを含む各部に、気になる摩耗が多々あり、メカノイズの発生が思った以上。加えて、エンジン始動後に温度を上げての様子見で、徐々にピストンのスラップ音が発生。だんだんと増幅してきたという厄介な様子。こうなれば、迷わずにサッサと分解。クランクシャフト以下、手応えでは特にヤバイと感じる摩耗は変わらずなし。しかし、ギャの歯当たりを含めヨロシクはないな~というレベルの摩耗箇所(軸受等)が沢山。経験的に、摩耗の度合いが必ずしもメカノイズの大小を左右するとは限らないという考えだし、部品の入手もが難しいことから、止む無く組んでみたわけですが、やっぱり、、でしたね。そして、測定では基準値内だったピストンの摺動面がやたらと変色。変質層が削げ落ちて見えなかった層が露出した様子で、急に一皮剥けた感じ。当然、クランク室には黒く汚れたオイルの滞留あり。まるで柔らかくなったアルミが削られた?そんなふうに感じる状況。何せ、エンジン各部の腐食が多く海水に水没したのでは?という疑惑タップリのエンジンなので、塩分による電解的なことがどんな風に影響したのか?いずれにしても、いつでも何処かに出品されていたT20のオーバーサイズのピストン&リングが、このところ全然見つからなかったことも悔やまれます。で、改めて探していると、今更、出てきましたよ (-_-;)アメリカとイギリスでなんとか揃ったのであります。シリンダーの加工はオーナー氏と相談の結果、井上ボーリングさんのプラトーホーニング。小生、初めての依頼で、見るのも初めて。発送から10日程で手元に到着。実は、片方のシリンダーのスリーブに僅かなズレがあり、入れ替えた疑いがあるということで、スリーブの入れ直しとヘッド面の修正研磨する加工が追加となった次第。加工費節約の為、ポートエッジの研磨は無しで依頼。で、ウチでチマチマと・・その昔、2stフリークだったころ、手にマメを作りながらシコシコやったもんですが、今はとっても楽になりました。かつて高価だったエアリューターを複数所持して使い分けするのも当たり前。シリンダーの外面が、ホーニング加工やらスリーブの入れ直しやらで荒れたので再ブラスト。そして、再び耐熱クリアーでカバーリング。かくして再度組みあがり火が入ると、スラップ音は当然消滅。しかし、ミッション周りからのメカノイズは、温度上昇につれ、なかなか気になるレベル。ミッションオイルの粘度を上げると、効果を感じるものの温度が上がれば大差なし。これ以上は、入手困難な部品類を探し求め、時間と金額がかなり跳ね上がりそう。一応、オーナー氏による数十キロの試運転で異状は起きなかったので、氏の意によりこのまま。ただし、キャブセッティング等、細かい調整が未完了のままシーズンオフに突入してしまい、残りの作業を来シーズに持ち越したまま一旦ご帰宅。なんともスッキリしないものをかかえつつの年越しとなるわけで・・ともすればストレスになりかねないのですが、長いこと修理屋をしてますので、こんな事はアリ。難題を楽しもうとすべし!さて、年内最後の記事になるのかどうか?
2025年12月21日
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