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先日本当に久しぶりに、家族で温泉旅館に泊まった。 2 年ぶりぐらいだろうか。なかなか家族の予定が合わない中、ベトナムでストレス解消に温泉に行きたいと、お父さんがお母さんに日程調整を頼んで実現した 1 泊 2 日の旅行だ。
自宅から車で 1 時間半ほどの温泉地に行ってきたのだが、人生で初めて「オールインクルーシブ」というシステムの旅館に泊まった。
説明を受けるまでよくわからなかったのだが、要は通常旅館で追加料金として支払う食事の時の飲み物代や、有料のマッサージチェアがすべて無料であり、ロビーフロアに行けばソフトドリンクからビールまで無料で飲むことができる。さらに指定された店では夜食も無料で食べることができるというシステムだった。
夕食はバイキング方式だったが、ビールサーバーで生ビール、その他にウイスキー、焼酎、ワインに日本酒と様々なお酒が無料で飲めるようになっていた。残念なことにお父さんはお酒を飲めないのでほとんど意味がなかったが、高いからと温泉でお酒をセーブしていたような人には最高の環境だと思う。ただその分宿泊料金に入っているはずなので、お得かどうかはわからない。
それでも追加料金を気にして飲み、支払いの時に「高い」と思うよりは精神衛生上良いだろうと思う。実際に翌朝はビジネスホテルの様に、チェックアウトでお金を支払うことはなかった。
オールインクルージブのシステムは人手が足りない旅館にとってもメリットが大きいだろうと思う。まず食事の時に飲み物の注文を取ったり配膳したりする手間がなくなる。さらに伝票をつけて、翌日の精算時に間違いがないようにする必要がなくなる。フロントはチェックアウト時に、支払い対応をする必要がなくなるのでとても楽になると思う。
今回の旅館はチェックインして部屋に入るとすでに布団が敷かれていたり、浴衣はロビーフロアで自分に合ったサイズを持ってくるシステムだった。歯ブラシなどもロビーフロアに置いてあるものを持っていくシステムで、かなり人手を省いていた。
旅館の部屋にはテーブルにお茶やお茶菓子があるのが普通だったが、この旅館はロビーフロアに行って無料で飲食をするシステムなので、部屋には何もなかった。部屋にバスタオルやフェイスタオルは置いてあったが、持っていかなくても大浴場にはフェイスタオルもバスタオルもゴルフ場の風呂の様においてあるので、とても便利であった。
お父さんはお酒を飲まないので、一番のメリットを満喫できないのだが、こういうシステムの旅館はこれから増えていくのではないかと感じた。
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