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夏の甲子園が始まる。先日組み合わせ抽選が行われたが、お父さんの住んでいる県の代表校も対戦相手が決まった。優勝は難しいだろうが、どこまでいけるか楽しみである。
お父さんが子供の頃、東北や北海道の代表は 1 回戦負けが当たり前だった。冬にグランドで練習ができないので、関東以南の高校に比べると練習量が半分になるというのが定説だったが、今は東北の高校も北海道の高校も私立高校は室内練習場などがあり、冬場でもそれなりに練習ができる環境が整っている。
そのおかげで東北の高校がかなりいいところまで勝ち進めるようになったし、一昨年は宮城県代表の仙台育英高校が夏の甲子園優勝を勝ち取った。
東北の高校が強くなった理由はもう一つある。それは全国から甲子園出場を目指してスカウトされた中学生が入学するようになったからだ。甲子園出場は球児の夢であると思うが、人口の多い県、つまりは県予選で出場校が多い県はなかなか甲子園出場が難しい。それに対して東北の県予選は強豪校がほぼ確定していて、その高校でレギュラーを取れれば甲子園出場の確率はかなり高くなる。
そのため県代表といっても出身中学が県外というチームが甲子園に出場することがほとんどである。人によっては良くないことと思っている人も多いが、夢をかなえるために高校から地元というか親元を離れて頑張っている球児をお父さんは応援したいと思っている。
ちなみに東北地方の高校は、少子化による生徒数の減少に悩んでいる。合同チームやレンタル部員というのが今大会の予選でもあったが、野球部員を 9 人そろえることができない学校が普通に存在するのである。
ただお父さんは、少子化の問題以外にも野球の人気が下がっていることが原因としてあるのではと思っている。お父さんが子供の頃、野球部は学校の花形でありプロ野球人気も高かったので、どこの学校も野球部は 1 学年で 10 人以上は当たり前に部員が存在した。
それに対して、今はサッカーやバスケなど「かっこいい」というスポーツが増えたことで、昔なら野球部に入った生徒が今は別の部活に入るようになっているのだと思う。
最近の甲子園大会を見ると、坊主頭ではなく長髪のチームも増えている。これについても賛否両論あるようだが、部員を増やすためにも坊主頭は止めた方がいいとお父さんは思っている。大学野球もプロ野球も普通に長髪で問題がないのに、中学や高校で坊主頭にする意味はないと思う。
ましてや坊主頭が嫌で、部員が逃げていくのだとしたら、とっとと長髪を許可するべきだろう。
お父さんは野球観戦が大好きで、プロ野球や高校野球だけでなく近くでやっているリトルリーグや草野球も散歩の途中で見ている。練習試合でもそれなりに楽しめる。野球人気が下がって野球が下火にならないことを切に祈っている。
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