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厚めにスライスした食パンをトーストした後に、マーガリンまたはバターを塗って小倉餡を乗せたもの。食パンに小倉餡を乗せた形で供されることが多いが、サンドイッチのように食パンで餡を挟んだもの(小倉サンド)や、パンと小倉餡を別々にして客が好きな分だけ餡を乗せられるようにしたもの、先に食パンに餡を挟み油で揚げたものもある。単に「あんトースト」と呼ばれる事もあるが、その場合にも潰し餡や漉し餡が使用されていることは非常に少ない。愛知県民に親しみのある愛知県の代表的な名物。
2018年05月31日
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縁起物を精妙にかたどった蒲鉾はどれも色鮮やかで、表面に光沢を持つ。装飾に見とれながら口元に運ぶと、ほのかな潮の香りが漂う。プリプリと弾力性があるが、噛むと思いのほか軟らかい。ざらざらとした舌触りだが、噛むほどに魚の塩加減が感じられ、後味はあっさりしている。細工かまぼこは不漁のときに、鯛の代替品として考案されたとされるが、結婚式や結納の引き出物をはじめ、お七夜やひな祭り、端午の節句、春祭り・秋祭りなどに出され、富山の生活慣習と切り離せないものになっている。富山の伝統的な結婚式では、新婦の両親と仲人の2人、新婦の合わせて5人に「本膳」が付く。本膳は50cmほどもある鯛と、富士や鶴、亀などの縁起物7品の入った「かご盛り」からなる。
2018年05月28日
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へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦のこと。へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付いた。また、盛りつけの美しさにも定評がある。本来は「へぎ」に盛り付けたものだけを指すのだが、布海苔つなぎの蕎麦であれば広義で「へぎそば」と表記する場合もまれにある。へぎは「剥ぎ」を語源とし、剥ぎ板で作った四角い器のこと。この器に冷やしたそば3~4人前を一口程度に丸めて盛りつける。薬味には刻みネギとからしを用いるが、ワサビでも良い。独特のコシの強さと、食べた時のまさに絶品ともいえる爽快なシコシコ・ツルツル感。しかも、マグネシウムやカリウムなど海のミネラル分や、布海苔にしか含まれない抗癌作用を持つと言われる。
2018年05月24日
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瑞浪あんかけカツ丼とは、岐阜県瑞浪市のご当地グルメ。名前通り、カツ丼の上にあんかけがかかっている丼である。ご飯の上にカツが乗り、その上から、ちょっと甘めの卵がたっぷり入ったあんかけがかかる。見た目は普通の(卵とじ)カツ丼とぜんぜん違うが、味はまさに卵とじカツ丼。これがなんとも贅沢に感じる逸品なのである。あんかけのトロトロ感とカツのバランスが絶妙で、クセになりそうな味だ。鰹節やムロアジを使った和風だしはとても上品。最初は、カツのサクサク感が味わえ、それから、だんだんとだしがしみてくる。一杯で二度楽しめるのもよい。あんかけカツ丼の元祖は加登屋。昭和10年代前半くらいの創業の老舗で、もともと貴重だった卵を有効に使おうと先先代が発案したのだとか。店によって(といっても、あんかけカツ丼を出すのは3軒ほどしかないそうだが)、あんの味が異なる。地元のテレビ局や新聞にも何度か取り上げられていて、現在人気急上昇中である。
2018年05月21日
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焼き鳥といえば福井の秋吉。名門です。串焼きだけでなく串カツなどの揚げ物もあります。
2018年05月17日
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福井県は油揚げの消費量が日本一の地域(5788円/年 2011~2013年平均 家計調査)。2位の京都市が4771円ですからダントツの1位なのです。油揚げは福井県の食を語る上で欠かせない食材のひとつ。それも分厚くてこんがり香ばしい厚揚げは、味噌汁、煮物はもちろん、炒め物、ステーキ、炊き込みご飯など様々な調理法で毎日の食卓を彩ります。福井は浄土真宗の信仰が厚い仏教王国。信徒たちの最大の催事である秋の「報恩講」の昼食には必ず油揚げ料理が添えられるのです。この他にも、お祝いの席などでも使われていたのが、いつしか一般家庭にも広がったといいます。なお、福井名物の「越前おろしそば」に焼いたうす揚げをのせた「あげおろしそば」も多くのお蕎麦屋でメニューになっているのも福井ならでは。大豆の良質なたんぱく質と、大豆イソブラボンを多く含む油揚げは、福井では毎日のように食べられているのです。
2018年05月14日
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浜松餃子といっても店ごとに味は違うが、共通しているのは、白菜でなくてキャベツを使うことと、野菜の比率が多いこと。そのため、甘いのが特徴。もやしがつくようになったのは、昔、フライパンで焼いていたため、真ん中が空いてしまい、格好がつかないということで、茹でたもやしを真ん中に入れて出したのがはじまりといわれている。もちろん、浜松の餃子専門店がすべてもやしつきではない。このもやしつき餃子が定着したのは、浜松の人がおまけ好きな気質だから。「浜松は戦地からの引き揚げ者が多く、そのうち満州などで餃子の作り方を学んだ人たちが屋台を始めた。おいしい餃子は評判になってたちまち広まったという。
2018年05月10日
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ローメンは、炒肉麺(チャーローメン)とも呼ばれ、マトンなどの肉と野菜を炒め、蒸した太い中華麺を加えた長野県伊那地方の特有の麺料理である。ラーメン用のスープを加えるものと、加えないものがある。ラーメンとも焼きそばとも明らかに異なる独特の風味である。土産用、家庭用として、麺、調味料がセットされた商品が伊那市内のスーパー、土産物店、パーキングエリアなどで販売されている。1957年に、伊那市の中華料理店「萬里」の主人であった伊藤和弌が、服部製麺社長の故・服部幸雄の協力を得て創作したといわれている。
2018年05月05日
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黒はんぺんとは鯖や鰺、鰯などの青魚を原料とした練り物で、黒というより、灰色っぽい色で半円状の形状をしている。 静岡おでんの具材の代表例の一つとしても有名。おでん以外にフライにしたり、焼いて食べたり、お吸い物に入れたり、細かく刻んでチャーハンに入れたり、炒め物に使ったりする、万能の食材でもある。一般的なはんぺんは、白身魚のすり身に卵白などを混ぜた白はんぺんが主流だが、黒はんぺんは新鮮な青魚の頭とはらわた以外、骨まで入っているため、カルシウムやDHAがたっぷりなのである。焼津の黒はんぺんは鯖が中心で、静岡や由比では鰯が多いという。元々、駿河湾を漁場とする漁師の家で、自家用に食べられていたイワシを保存するために考えられたとか、結婚式で使われる高級な蒲鉾の残りに鰯を加えて出来たのが、黒はんぺんの始まりといわれている。
2018年05月02日
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