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ブルゴーニュワインというと村の数は多いし、生産者の数となったらさらに膨大でその上畑によって違うとなると、ワインを飲み始めた人にとっては、何がなんだか分からない世界と思っても無理はないですよね。でも、ワイン好き、ワインを日々飲んでいる方々に聞くと、ブルゴーニュが好きとか、ブルゴーニュを飲むことが多いという答えが返ってきます。数年前にフランスの新聞で、「ブルゴーニュワインの事を知りたければ、日本人に聞け」とブルゴーニュワインの広告が載ったぐらいですから。それほど日本人に愛されている地域なのでしょう。そんなブルゴーニュワインラヴァーのための最新情報を2つ。1つ目は悲しいお話。ブルゴーニュの人々がヴァカンス真っ盛りの8月上旬、コートドボーヌとコートシャロネーズが凄まじい雹をともなった嵐に見舞われました。特に被害の大きい地域は、ポマール、ヴォルネイ、モンテリ、ブーズロン。畑によっては葡萄の葉がすっかり落ちてしまい、今年のワインは絶望視されています。しかし、ブルゴーニュ特有のミクロクリマの為、全滅した畑の何十メートルか先の畑では全く被害がないという現象が起きていて、今、情報収集中です。2つ目はフランスのワイン雑誌のティスティングレポートとアメリカとの違い。フランスのブルゴーニュワインの雑誌でブルゴーニュルージュとブルゴーニュブランを291本ティスティングした結果がのっております。13点以上を合格として 18点から20点が 最高の4つ星16点から18点までが 3つ星となっています。それでは4つ星と3つ星をご紹介しましょう。ブルゴーニュルージュ4つ星Rossignol-Changarnier3つ星Remi Jobard,Jean Luc Joillot,Rene Bouvier,Bertrad Ambroise,Gabriel Billard,du Clos Saint-Louis,Maltoff,de l’Abbaye du petit Quincy,Ghislaine et Jean-Hugues Goisot,ブルゴーニュ ブラン4つ星 無し3つ星Eliane Battistella,du Mauperthuis,Chartron et Trebuchet,Alex Gambal,Chateau de Messey,なんと知らないドメーヌやメゾンばかりではないですか、こんなにも評価が違うのでしょうか。またまた、ワインの迷路に彷徨い込んでしまいそうです。
2001.08.31
以前ご紹介した クリミアはマサンドラコレクションロバートパーカーもティスティングしておりました。ワインアドヴォケイト 119号に載っておりますのでご参考まで。ちなみに ピンクマスカット 1929年の評価は 97点でした。最近、和食でも、中華でも もちろんイタリア料理 フランス料理でもワインの持ち込み OKのお店が増え 嬉しい限りです。しかし、鮨だけは日本酒だよ、ワインじゃ生臭くていけねえ。なあんて粋がっておりましたところ、鮨にワインも合うのだなあと考えを新たにいたしました。今までですと鮨に合うワインと言うと、一般的なところではシャブリかスタンダードシャンパーニュまたはドイツワイン、ちょっと通ぶってロワールはカンシーを合わせたりというところでしょうか。先日、友人が持ってきたのはボルドーの白ワイン ラヴィーユ オーブリオンの1992年驚いたことに酢飯にピッタリ、江戸前の仕事きっちりのお鮨にピッタリと本当に食べて飲んで素晴らしい夕食と相成りました。皆さんもこんな体験を数多くされていると思いますが、知られざる組み合わせ意表をついたマリアージュ、マイブームのワインと料理等々、私どもの掲示板でご紹介いただければ幸いです。http://www2s.biglobe.ne.jp/~mtzw/direct/index.html
2001.08.14
雨が多く気温が低くて心配されていたフランスも、7月の終わりから天候が回復し暑い日が多くなってきたようです。一安心と言うところでしょうか。反対に日本は狂ったような暑さ続きで、こんな時に停電したらセラーのワインが・・・なんて仕事中に気もそぞろな方も多いのではないでしょうか。では逆に冷たい場所で保管し続けたらどうなるのか、フランス食品振興会から出ている葡萄は語るという本の中では理想は12度で、8度から15度の範囲内であれば良いと書かれているが、ロバートパーカーのボルドーでは10年以上寝かせるのであれば上限が19度と書かれ、理想は13度だがワインがあまりにゆっくり熟成するので恩恵をこうむるのは孫達になるだろうと書かれている。本当に13度以下だと熟成するのに孫の代までかかるのだろうか?昨年経験することが出来た貴重な体験を、ご報告します。ワインはなんとハーフサイズの1961年ペトリュス シュヴァルブラン ラミッションオーブリオン コスデストゥールネル アンジェリス フューザルガフリエール フェランセギュール の計8本ワインの出所は夏でも20度以上には滅多にならないベルギーのロイヤルファミリーの壮大なシャトーの地下深くのセラーからティスティング場所は話題のフレンチレストラン 麻布のル ブルギニヨン時間はレストラン終了後の午前0時ティスティングメンバーは女優 川島 なお美嬢ル ブルギニヨン オーナーシェフ 菊池 美升氏ジョージアンクラブ ソムリエ 柴田 覚氏クリスタル グラス リーデルの輸入元 グローバルの竹中宣人氏&竹下正樹氏シャンパンハウス センズ社のオーナー クリスチャン センズこのワインを持ってきてくれた ポールそして私1本、1本、ティスティングしていくが、皆首を振って信じられない思い。61年のハーフボトルが生き生きとして、まだこれから熟成に向かうように思えた。ブラインドで出されれば、80年代後半と答えてしまいそうでした。本当にワインって奥深いものなのだなーと一同感激の面もちでした。http://www.grandvin.net/news615.html#missk
2001.08.06
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