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日本料理におすすめの赤ワインなんて難しいなあなんて考えていたらとてもためになるホームページを見つけました。読売新聞のホームページの中で 吉兆 西洋銀座店のご主人 湯木俊治さんがワインと料理について語ったコラムが載っています。http://www.yomiuri.co.jp/life/wine/kataru/k1090702.htm吉兆で出されるお料理とワインのマリアージュが出ておりますが読むだけで食べたくなってしまう程です。吉兆と言えば 創業者の故 湯木貞一さんの著書で暮らしの手帖社から出された「吉兆味ばなし」という本がありますが打ち出の小槌みたいに次から次ぎへと料理のお話が出てきて、本当に参考にさせてもらっています。その中から 今の季節に合う 「秋むすび」とその変形の簡略版のご紹介を本来の湯木さんが書かれている 秋むすびは お茄子と鶏肉とかんぴょうを使います茄子に薄くそいだ鶏肉を巻き、さらにその上に塩もみして水で戻したかんぴょうを2重3重にぐるぐる巻きにして、お出汁にちょっとみりんを入れた中で、お茄子とかんぴょうが柔らかくなるまで煮込み煮上がりに醤油で味を付けるというお料理ですが。鶏肉を薄くそぎ切りにするのが難しく、かんぴょうを戻すのも、茄子を箸でちぎれるぐらいに煮込むのも大変時間がかかり、今晩の夕食にと家庭で簡単に出せるものではないので、我が家でたまに作る変形版のご紹介材料は茄子、すき焼き用の牛肉、おいなりさん用の薄揚げ(味つき)茄子は油で素揚げし、牛肉はフライパンで焼き色を付けます。茄子に牛肉を巻き付け、その上に開いたおいなりさんの皮を巻き付けます。お鍋にお出汁、みりん、醤油を入れ、軽く煮込んで出来上がりです。これならばそんなに時間がかからず家庭でも出せそうでしょう?
2001.09.29
ワインを飲みだしたばかりでいろいろ知りたいとかどんなワインがおいしいのかといったご質問をいただき、ワインを愛する一人としてより多くのワインラヴァーが誕生する事は嬉しい限りです。しかし、ワインはあくまで嗜好品で個人の好みというものに左右されますから、残念ながらこれがおいしいとはなかなか断言できないのです。そこでごく一般的な夕食のメニューを思い浮かべ、それに合いやすいワインかつリーズナブルな値段のものをあげてみますので、いくらかヒントにでもなれば幸いです。今回は白ワイン編まず、白身魚のフライ、ホタテのフライ等にウースターソースかマヨネーズの場合昔はドイツはモーゼルのシュヴァルツェカッツ等が定番でしたが、甘さが気になり出したら、イタリアなどはいかがでしょうか、特にイタリアではDOCG、DOCワイン以外に掘り出し物が多い為 有名、優秀な生産者でも3000円以下で素晴らしいものが多数ある。当社の取り扱いワインでもカステロディアマ や マリオスキオペット 等は魚との相性の良さが感じられGOOD。シチリアのワインもお勧めです、当社では売り切れてしまって次回のヴィンテージ待ちですが、知人でグランブルーに触発されて、わざわざ映画の舞台のシチリアのレストランまで行ったものが魚介類がとってもおいしかったと感激していた事からも、魚貝に合うワインが作られていると想像されます。当然、映画の中と同じにスパゲティ ペスカトーレ 等の魚貝のスパゲティーも食べたくなります。次は和風でお魚の西京焼きや、幽庵地焼き 焼き魚でも下味がついているものは比較的ワインに合わせやすいと思います、個人的におもしろいなと思っているのは、ロワールブイィフュメやサンセール カンシー等魚料理のソースにバターが入る レモンバターソースやプールブランソース等であればもう何でもOKでしょう。 ブルゴーニュでも ボルドーのグラーブのワインでも餃子、シュウマイ、春巻きにはローヌのシャトーヌフ等のワインを合わせてみたらいかがでしょうか。なぜか中華料理にはローヌのワインの相性が良いように感じていて私どもの間では定番となっております。いろいろ能書きをたれてきましたが、和食は難しいですね。私どものメンバーでふぐ料理屋さんがいらっしゃるのですがふぐ懐石のコースに合うワインと聞かれますと、頭を抱えてしまいます。あの淡泊で繊細なふぐ刺しにどんなワインを合わせたらよいのか・・・。天ぷらならあのワイン、しゃぶしゃぶでもゴマだれならばあのワインと、いろいろとお試しになれば、ワインの楽しみも倍増するのではないでしょうか。
2001.09.11
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