ニャンコと綴る行政書士の日常

ニャンコと綴る行政書士の日常

2005/03/08
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カテゴリ: 日ごろ感じたこと
早起きで夢実現!と頑張っていらっしゃる steady7さん

私は自他共に認める朝苦手人間ですが、高校卒業して福岡から上京する際、迷わず新聞奨学生の道を選びました。

東京には叔父と叔母がいたのですが、父親が生計を助けるために小さい頃から新聞配達をしていた話を聞いていたのでそれほど苦に思わなかったし、できるだけ自立生活を送りたかったからです。私の中では自然な流れでした。

受験のために上京した際、ホテルのロビーで電話帳を広げ、新聞販売所に直接電話して探し回ったことを、昨日のことのように思い出します。

その販売所は都内からほど近い環境のよい場所にあり、10人ほどの奨学生仲間がいましたので、新聞配達の苦労より、家を離れた反動も手伝い、それはそれは楽しかった思い出ばかりです。

朝は3時45分起き。配達件数分のチラシを入れて販売所を出るのが4時過ぎ。約230軒ほどの配達を終え、販売所に戻るのが6時半前後。
それから用意してくれた朝食を食べ、学校へ。

学校から帰るとすぐ、夕方4時頃からは夕刊の配達でしたが、これはうすくてチラシもないため、1時間半ほどで終わり、今だから言えますが夜は結構飲み歩いたりしてました。。。



雨や雪の日もありました。転んで自転車の前に積み上げた新聞がすべてひっくり返り、泣きたくなる日もありました。
近くに短大があったため、夕刊の配達中は恥ずかしい思いもしました。
でも購読者のお客さんをはじめ、いろんな方にかわいがっていただきました。

あっという間の2年間でしたが、たくさんの得るものがありましたし、仕事という意味では、これが私の原点だと思います。

それにしても若かった!!だからできたんです。

“朝刊配達日給4千円”という募集チラシを見て、「もし今年の(司法書士)試験がダメだったら、一緒に新聞配達しようか?」と夫に言われ、「今の私では絶対無理!」と即拒否したことは言うまでもありません。






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Last updated  2005/03/09 01:04:25 PM
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19のままさ@行政書士さくら

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