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ぶうたろうの定期試験が終わって、ごほうびに大好きな電車を見に行ってもいいと言ったら、「特急クラスの始発駅で下りたことのない新宿に行ってみたい」と言う。新宿はずっとエレベーターがなくて、車いす親子にはかすりはしても下りたことのない、下りられない遠い駅だった・・・、けど、改装なっていよいよ文明の利器が入ったらしい。
退院してから電車には乗ってないし、車でも病院以上遠くには行ってない。もうそろそろ遠出もいいかな、と朝から東京への電車に乗った。
おかあはすぐに爆睡だけど、ぶうはいろいろ観察することがある。今一番注目してるのは懐中時計。それをいつ入れて取り出すか、それから運転手が替わって乗り込んできたら何から指さし確認するのか、運転台に差し込むレバーをどうやって交替するのか、速度の変化、ブレーキのかけ具合等々ローカル線から山手線まで休む暇なく観察している。
新宿は本当にエレベーターがあった!出来てた!南口の方が改装されて新しいようなので南口に上がって車いす用トイレも見つける。開かなくてあせったら、インターホンで使いたいと申告したら「開」のボタンが作動するものだった。秋葉原駅もそうだったな。
ぶうの新宿駅での目的は、写真。今まで見たことのなかった「かいじ」と「あずさ」、それからだんだん廃車になっていくオレンジ色の中央快速を撮ること。「あずさ」の停まってるホームはエレベーターがなくて、中央線ホームからしか写せなかったけど、ぶうたろうには十分感激の対面だったらしい。だって、今まではこのホームにだって山手線ホームから移動できなかったんだから。そうそう、ぶうは新宿駅の電車の発着を知らせる電光掲示板にも感心してた。電車のイメージカラーで分けられてたから。ぶうによれば「これは東京駅にもないよ。ただの電光掲示板だもの」とか。
山手線も行きと帰り、どちらも外回りに乗って東京まで一回りした。途中、声をかけてくれた親切なおばさまに、懐中時計や速度計の話しをして褒められたり、うれしい電車の旅だったと思うな。
帰りの電車にはばったり同級生が乗ってて、彼は一人博物館に行ったという。夢中になってるものがあるらしい。ぶうの電車話にも大乗気で、各駅の発車音で盛り上がってた。なんか、おかあには、チェックのシャツ着てリュック持って秋葉原に立ってる二人の姿が見えるようだ・・・。ぶうや周辺の男の子見てると、同じ臭いを持つ同士、惹かれ合うって感じ。ぶうとこの少年も、どうも同じ臭いを感じてしまったな?
と、思うおかあでした。
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