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いやー、夏休みです。寅さんは、一年で一番忙しい期間に突入です。特に今日は、醸室で、高泉淳子さんのライブがあり、合わせて200人を越えるお客様が来るで、(来ているので)科学実験の準備と合わせて、いかにパニックを起こさないか、が勝負です。 科学だけでなくあらゆる仕事には、「楽しむ」というより「面白がる」ことがポイントだと、つくづく思います。 コンサートを私の実験を邪魔する、余計な仕事だと思っちゃうと、さあ、たいへんです。(少し思っているという証拠か!!)タダで、滅多に聴けないライブを体験でき、ホールや事務所の整理整頓ができ、掃除ができる、ありがたい機会です。 「面白がる」パワー、これは科学的に説明がつくようです。 脳ミソはどれもが大事ですが、最も人間らしい脳ミソで、川嶋教授が力を入れている、前頭前野に関係してるようです。前頭前野は記憶や思考・創造の中枢です。この前頭前野を働き者にする秘訣の一つが、「楽しい気持ち」「面白がる気持ち」。前頭前野は「面白い!」という感情が生まれると俄然やる気を出すんですねえ。「楽しい」という感情は、脳の辺縁系というところから、信号の形で、前頭前野に伝わります。そして「楽しい」信号を受け取った前頭前野はフル回転して動きだし、いろんなことを考えてくれるんです。 反対に「つまらない・面白くない」という信号は、前頭前野を眠らせてしまいます。授業中、どうしてもアタマが働かないことって、こういう信号が発信されてるんでしょうね。人間、いやいや強制されても、効率も、良い考えも生まれないのはまさに当然。全ての学習や仕事は、面白がることからスタートなんだと思います。 もちろん、この世では、面白くないこともやらなければなりません。でも、だからこそ、より多く「面白がる」ことができるのは、立派な才能だと思います。 もともと、この世界には、だれにとっても面白いものも、もだれにとっても面白くないもの、もありません。面白いか面白くないかはそれを感じる人の心にあるだけです。本人の心のヒダを耕すことが本質です。 でも、一人で面白さを発見するのは、意外と難しいものです。やはり、師匠が必要です。楽しんでいる大人の姿こそ、子どもたちにとって、最も必要な学習素材でしょう。「面白がる」ことは、脳を刺激し、豊かな人生を育んでくれます。 もちろん、基礎的な苦しい?トレーニングは、前頭前野のためにも必要です。でも、それだけが重視される教育は問題です。教師は、「面白がるパワー」を上手く刺激するような授業をもっともっと研究したいものです。 まず、大人も毎日、グチばかり言わず、退屈だ、面白くないなんて文句ばっかり言わないで、人の気づかない周りにある面白いものを発見するように心がけたいものです。 実は、今度、宮城テレビの取材を受けるんですが、そこでは、今度の笹舟大会のウンチクを語らなければなりません。笹舟なんて、全然、大したことではないと言えばそれまでですが、そこに、深ーい理論と哲学を盛り込めるか、・・・・・・今、前頭前野を働かせています。
2007.07.21
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自分は、自分で生きているわけではない。自分の力は、自分のものではない。自分から湧き出る、思いもよらない力に、ただただ、讃美するのが正しい、謙虚な生き方だろう。その一つに、自分のスピードへの賞賛を忘れてはならない。常識を遙に越えた、スピードを私たちは期待していい。能力の大きな部分は、そのスピードにある。特に、私にとっては、スピードは、意義のあるもののようだ。 計り知れない力を、常に賞賛し、感謝する毎日でありたい。
2007.07.16
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環境問題の授業を準備していたら、エントロピーの問題にぶつかってきた。「閉じた系」と「開いた系」そうか、開いた系じゃないと、恒常性は維持できない。地球は、宇宙に「ゴミ」を捨ててこそ、成り立っている。 ところで、私は、片付けが大の苦手だ。エントロピーを小さくするには、(限定空間だが)エネルギーが必要だということは、すんなり理解できる。そして、整理整頓とは、結局は、よそに、しわ寄せを押しつけるんだってことも。 私は今まで、せっかくのエネルギーをエントロピーを増大する方向に使っていたなあ。黙ってても、増大するのに。 私にとっては、感謝や喜びのエネルギーしか、エントロピー減少に使えないと思われます。
2007.07.16
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昨日は、北町南子ども会の合宿に参加してきました。昨年に引き続き、鬼首です。最近では、一泊するなんてリスクを負う会は、少なくなりました。が、ここは、スゴイと思います。 私も、講師として、3年連続ですから、すっかり馴染んでしまい、一人一人の成長を肌で感じられます。 何より、お父さん・お母さんが主体的に参加している姿を子どもたちに見せられる影響が大きいと思います。きっと、彼らが大きくなっても、こんな風に育てたい、こんな経験をさせてあげたい、と思うに違いありません。 いろんなお父さんと、ゆっくり話しをするのは、とっても興味が尽きません。体力が続く限り、お手伝いさせていただきたいと思います。 それにしても、子どもの数が減ってきたを実感します。今までの枠を超えないと、今後、子どもたちに十分な体験をプレゼントし辛くなるだろうな。
2007.07.16
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もう、おとといになっちゃうけど、南中で、合唱コンクールが行われました。最後に登場したのが、「青空学級」です。たった7人の合唱隊。すごく緊張してます。「旅立ちの日に」です。出だし、音程はバラバラです。でも、元気はいいし、その特異な不協和音にみんなググっと引き付けられます。もともと、その存在だけで、注目を浴びるのですが。斉唱なのに、ハモっているように聞こえます。 一人の子は、声を出せないでいます。2番の歌詞に入りました。みんな声が出始めました。私は、体育館の一番後ろから、グーを出します。 そして、いよいよラストのサビです。パワー全開です。どんどんアップしていきます。そして最後。全霊をしぼって、体育館全体を震わしました。 シーんとした後に、「ワー」っというそれこそ、割れんばかりの拍手。「スゲー、一番、声が出ていた。」と、普段、言うことを聞かない、おしゃべりばかりしてる子が叫びます。 スタンディングオベーションに近い状態。 お母さん方、先生方、みんなが、涙を止められなかったと話してくれました。もちろん、寅さんも。一人、椅子に座って、下を向いてしまいました。 この世には、 人を感動させる源が、確かにあるんだ。その窓は、本当に、身近なところにある。 もちろん、今回のことは、担任で、音楽が専門の石川先生、そして、講師の門間先生の熱いご指導の賜です。 でも、彼らの秘めたるパワーは、大人の想像を超えていました。 この世は、まっすぐに、対象に向かうとき、計り知れない、素晴らしさを、垣間見せてくれるようです。 昨日は、娘の中学校、古中の合唱フェスティバルでした。まとまりが悪い、特に、女子に分裂があると聞かされていたのですが、当日、1時間も早く、全員集合し、自主練習を始め、何と、賞を独占してしまったようです。(1位です)(残念ながら、聴きにいけなかった)すばらしい経験を与えてくれる神様と先生方に、乾杯。 この数日、様々な原稿づくりに分刻みに追われ、この記事を書きたくてウズウズしていたんですが、やっと書けたゾ。
2007.07.11
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今日、ありがたいことに、長期間お世話になっていた方に、御礼をすることができました。なかなかタイミングが合わず、このチャンスを逃さないのように、しゃにむに出掛けました。何倍にも、感謝なことです。お礼できるというのは。 ところで、本日、午前中は、稲葉東1子ども会の夏休み行事??(もう、やっちゃった)古三小の体育館で行いました。70人の大勢の子の参加でしたが、お母さん方の、準備のお手伝いのお陰で、何とか、充実した、満足感のあるものになったと思います。ただ、時間が足りなく(2時間じゃたりなかったんだ)電気の実験ができませんでした。サンマ君、ネギ君、ごめんなさい。しっかり食べてもらってね。 久しぶりの晴天で暑くなったもんで、冷たい実験に時間を割いて(予定外の実験も入れて)しまったせいもありますが、まあ、いいでしょう。 子どもたちが、個人的に言ってくれる、「おもしろかった」「科学っておもしろい」 「ありがとうございました」ってメッセージ。これこそ、私のお宝です。あの瞳をおじさんは、あの世まで、しっかりもっていきます。
2007.07.08
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今日は、午前中が箟岳小学校の1年生PTA行事午後が、鹿島台商業高校の起業家マインド育成事業。帰ってから、醸室のPRの諸作業とあさっての準備。PTA資料作り。大切な南中の青空学級は、休んでしまいました。社会の授業があったのに、残念。ごめんね。 遅れている仕事が、いっぱいあるけど、いよいよ反転攻勢をかけられるぞ。御迷惑をおかけしていた皆様、もうすぐです。 ところで、手に余る仕事があるって、幸せだなあって、つくづく思います。金をもらってこそ、仕事だ、という意見もあるでしょうが、仕事ってのは、「事」に仕えることであって、金に仕えるんではないよね。小林正観さんが、本で書いていたと記憶しています。(立ち読みですみません) お金は付随的なことであって、仕事の本質は、ミッションの追求そのものです。そして、仕事をすることに、生き甲斐があるものです。ある意味、難しければ難しいほど、楽しいものです。面倒くさければくさいほど、やり甲斐、達成感を味わえます。 私は、ジグソーパズルが大好きです。やり出すと、もう、寝られなくなるんで、よっぽどのことが無い限り、御法度にしています。 でも、このジグソーパズルのような世界が私の周囲には、いっぱいです。こりゃ、楽しいですね。本当は。そのパズルのピースの一つに、資金繰りもあるわけです。 起業家マインド育成プログラムについて、話し合ったとき、感じたことを、後でまとめておきたいと思います。 それにしても、箟岳小学校とお付き合いができて、よかったなあ。校長先生、教頭先生、職員の皆様、ありがとうございます。パワーを本当にいただいております。
2007.07.06
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醸室の寺子屋ホールに、ピアノが寄贈されました。これで、音楽イベントの幅が広がります。ありがたいことです。醸室のホームページで感謝と宣伝をしたいと思います。 ところで、ある方に、私の肩凝り、および頭痛は、姿勢が悪いことから来ていると指摘を受けました。「正しい姿勢」をしてみると、私にとっては、そっくりかえっている感じ。別の神経細胞を使う世界です。そうなんだ、やっぱり、生きる「姿勢」が悪かったんだ!ありがたく、忠告を受け入れて、矯正します。 えーと、娘の中学の担任の先生のフォローが丁寧で、本当に感謝しております。
2007.07.05
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私の家庭は、私の不甲斐なさから、とっくの昔に、何度も、崩壊してもおかしくない状況でした。 それなのに、今、女房とも結構、いい関係であります。子どもたちも、まっすぐに育っています。 これには、ものすごく多くの方々のご支援があったからこそです。ある意味、家庭の財布の中身に手を突っ込んで、整理をしてくれた方もいらっしゃいました。 危機を察して、電話を下さった方もいました。年末に、お金をもってきてくださった方も。 道を踏み外しそうになったとき、(いや、踏み外したとき)暖かく軌道修正してくださった方。大きい目で、見守っていてくださる方。私に活動の場を与えてくださっている方々。学校の先生方。そして子どもたち。 一つとして、欠けていたら、破滅をしていたかもしれないことです。 この歳になると、さすがに、気がつきはじめます。 何で、私が生かされているのか、って。 一つの金銭の整理がつく、本日、あらためて、感謝を申し上げます。今後、さらなる感謝の表現手段として、仕事をしていきたいと思います。
2007.07.05
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昨日は、指導主事訪問。寅さんの行っている「青空学級」(特殊学級)は、音楽の時間です。学校全体が緊張感に包まれています。あのうるさい上級生の諸君も、静まりかえっているのは、奇妙な世界。 青空学級の子どもたちも、妙に緊張感。でも、担任の先生のダイナミックなリードで、心と体がほぐれてきます。最後、「旅立ちの日に」を合唱しました。それぞれ、違ったハンディをもった子たちのたった7人の子の、声が大きく大きく響き渡りました。先生が、プロのCDを参考に聴かせます。聞き入る子ども達。何と、感激して、泣いている子もいます。聴いた後に、再度挑戦。音もだいぶ良くなったのですが、それよりも、懸命に唄っている姿に、私は、感動してしまいました。歌えなくなってしまいました。 話は、代わりますが、娘は、昨日、結局学校に行けなかったのです。しかし、今日は行って、部活もしてきたようです。良い友達もいて、いろいろ世話や報告をしてくれます。担任の先生も親身に考えてくれています。ありがたいことです。 娘は、私と同じで、緊張性の頭痛持ちです。ストレスがあると、ひどくなるようです。 結局、この頭痛から、本人が生き方を学ばない限り、抜け出すことはできないんだよなあ。
2007.07.04
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うちの末娘(中2)が、部活でイヤな思いをしているらしい。らしい、とは、娘は決して真相を話さないから。 今朝、学校を休みたいと言う。一週間前にもあった。 布団に入っている娘に、思わず言った言葉。 そりゃ、休んでもいいと思う。だけど、これだけは、どう考えているか、でこの休みが幸せにつながるのか、地獄への入り口になるのかの分かれ道だから、よーく思いめぐらしてほしい。 学校とお前では、どっちがエライんだ?いや、どっちが大きいんだ? これは、はっきりと言えなくてはいけない。お前の方が、絶対に、圧倒的に偉大なのだ。 もちろん、お父さんやお母さんよりも、お前の方がエライ。それは、お前にとっての話。それぞれの人にとって、自分がこの日本よりも大事でなければならない。もし、日本がヒドイ国になり、賛成できない戦争をしようとしたら、どうするか?エライ人のことは、何でも聴くのか?そうじゃない。日本よりもエライ立場で、日本を変えていこうとしなけりゃいけない。もし、どうしても無理だったり、このままじゃ、牢屋に入れられると思ったら、日本の外に出て、外から日本を良い国に変えてやろうとする。日本の総理大臣に言うことをきかない私は、悪い人間だ、と思う必要はない。 これが、主体性をもつということなんだ。日本でさえ、自分よりもちっちゃいことなんだから、まして、一中学校のことなんて、ちっちゃい・ちっちゃい。部活と自分で、どっちが上なのか? この大切なことを、今の学校教育では、なかなか教えようとしていない。集団の中の自分ということを強調して、集団行動の統制を取ることにばかり、アタマがいってしまう。 しかし、本当の社会性は、主体性をもった人間の集まりでないと、育たないし、健全な社会もありえない。 他の友達のためにも、お前は、自分は学校よりもエライんだ、ということをしっかりと思い出すべきなんだ。 それさえ、しっかり心に刻みつけていれば、休もうが、寝てようが、どうということはない。 ・・・・・・ そうしたら、ラッキーなことに、娘は、いつの間にか、学校に行ってました。ま、この後どうなるか、は神のみぞ知る。
2007.07.03
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ただ今、8月2日に行われる第二回全国笹舟大会実行委員会の会議が終わったところです。 笹舟みたいな事に、大人が、真剣に取り組むというのは、とってもイイ光景だと思います。 今週、鹿島台商業高校で、「大崎起業家マインド育成協議会」が結成されます。その流れを受けて、子どものフリーマーケットを秋には実現させたいと思っています。駄菓子屋楽校をヒントに。 また、夏休みの自由研究の発表展示会を醸室の寺子屋ホールで、長期間開催したいと思います。これは、市民の自主企画として行います。 この世は、飽きることはないものです。
2007.07.02
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今日は、岩出山の真山小学校5年生のPTA学年行事に呼ばれて行ってきました。9時半から、3時間ぶっ通しでさせていただきました。ありがとうございます。(30分オーバー) 9人の子ども達です。役員さんからのご希望で、「電気の実験を中心に、ロケットづくりも入れて、できるだけ多くの実験を」、という欲張りなご要望。メチャ・うれしいです。 真山小学校には、3年前、菊地先生のご縁で呼ばれてから、3年連続。すっかり馴染んでしまいました。 行き帰りの道の気持ちよいこと。風と日差しが、最高に気持ちがいい。ずっと、明日の音楽で歌う、「旅立ちの日に」の練習を口ずさんでいました。 帰ってから、インターネットで、低音部を確かめてみたのですが、結論、「私には、無理だということが、はっきりとわかりました。」 思わず、夕飯で、我が子たちを前に、低音部を歌うことを断念した経過を説明するところでした。あぶない、あぶない。音痴は、遺伝だということを、しっかりとアタマに刻みつけさせてしまうところでした。せめて、希望だけは失わせたくないものです。 夜、NHKの教育テレビで、秋田は田沢湖のわらび劇場の町おこしをやっていました。箱物から、入らない、中味から、自然に成長していく姿、そして、人が真剣に生きている姿を見せようとしていること、「これだ」って思いました。 そう言えば、今日のクラスの担任の先生が、最後の感想で、私が、最初から、最後まで、ずっととっても楽しそうにやっている姿が印象深かった、と言ってくださいました。 これこそ、最高のほめ言葉です。
2007.07.01
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