いよいよクリスマスシーズンですね。
こんな不況の中、キラキラ、ちゃらちゃらした、お祭りなんかできるものか
という思いもあると思います。
しかし、クリスマスの魔法というのは、
どんな悲惨な状況の中でも、
いや、悲惨だからこそ、そこに光が輝くのが、クリスマスなのです。
この12月、暮らしに行き詰まる方も多いでしょう。
一家心中しようと思いこむ人もいるんことでしょう。
しかし、ふと、暗闇に輝く、たった一つのキャンドルから、
急に、世界が別のものに見えてくるのです。
幸せというものは、常識的に私たちが考えているところには、無いことに
気づくのです。
私たちの、ものの見方をちょっと変えただけで、
世界が変わるのです。
実は、幸せになるために、必要なものは、
何もない!
自分の心の中がすべてなのです。
たとえ、今日食べるものがなくても、幸せになれる、
誰からも、気にかけられなくても、愛されなくても
幸せになれる。
そのことに、気づくきっかけなんだと思います。
考えてみれば、ゼロ系の新幹線。
この騒ぎは、面白いものです。
いい大人が、よってたかって、感動しています。
たかが機械です。
大きなおもちゃだとも言えましょう。
今まで、特に何とも思っていなかったのに、
これで最後となったら、急に愛おしくなる。
これは、自分のフィルターを変えただけです。
お宝は、新幹線というマシンそのものにあるのではなく
そこに思いを込めるフィルターそのものにあるのです。
子どもを見る目も、そうじゃないでしょうか?
子どもを愛するのに、条件は一切必要ないのです。
学業ができるから、
おりこうさんだから、
スポーツができるから、
優しい子だから、
一切関係ありません。
子どもにとってこそ、重大なことです。
自分が愛されるためには、
何かが必要だ、努力が必要だ、と信じ込まされています。
しかし、実は、なあああんにも必要ない。
そして、自分の中に無限のお宝がある。
子どもたちにとって、幸せになるためには、
学校で認められることは、関係ない。
入試に合格することも関係ない。
いや、親に愛されることさえ、関係ない、と気づかせること。
幸せは、私の内にあるのだと、気づく手助けをすること
これこそ、教育の使命だと思います。
これは、決して、自分勝手や放縦につながりません。
そして、愛は、相手の自由を決して奪わないからです。
ここに、学校の常識が、幸せとかけ離れている、仕掛けがあると思うのです。
学校を含む常識的教育は、
これこれのことをクリアしないと、あなたは、生きていく価値がないとされるのだよ
ということを暗に押しつけているのですから。
これこそ、クリスマスの精神と離れています。
そして、障害をもった子のご家庭に、幸せを見出しやすいのも、
大きな教訓だと言えましょう。
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