ニュートンが力学を完成した後、
意外にもイングランドでは、しばらく科学研究が下火になります。
しかし、その間に、例の産業革命が始まるのです。
常識的には、科学が盛り上がっているときに、
技術革新が起きると考えられますのに、どうしてでしょう?
実は、その頃、大学内ではなく、外での
公開科学実験講座が生まれてきているのです。
高額な参加費をとって、それで生計を立てる人も出てくるのです。
それだけ人気がありました。
また、小学校も存在しないか、できたてのヨチヨチ歩きで、
公的な学校教育に期待できない中、
そういった街の大道科学教室こそが、
一般の人たちが触れられるアカデミーであったのです。
それこそ、私も興味があるので、調べていますが、
参加者は、もちろん強制されてでもありませんし、
テレビで人気者になった講師でもありません。
それでも、人が集まったのです。有料で。
まずは、楽しかったに違いありません。
さて、翻って、現代日本の公開科学講座の果たす役割って何でしょう?
調べようと思えば、いろんな方法で情報は入ってきます。
単に、知識を求めてというのは、ちょっと弱い気がしますね。
私は、専門家され、細分化されてしまった科学の
原点を思い起こすためにあるように思っています。
科学って、本来、王侯貴族の「文化」ではなく、
庶民の権力への明るい抵抗運動だったように思うからです。
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