戦争やビジネスのシミュレーションモデルで有名な
「ランチェスター戦略モデル式」の中に、
戦略と戦術の配分を数値的に示しているものがあります。
そこでは、戦略:戦術=2:1という結論が導き出されています。
これは、最小で最大の功績をあげるためには、
資源全体の3分の2を戦略に、
3分の1を戦術につぎ込めばいいという原則です。
この原則を基に、太平洋戦争中のアメリカ軍は、
戦略兵器の開発などにより多くの資源を投入し、大きな戦価を上げました。
日本では、突撃精神だけを拠り所としていたのとは、
大きな違いですね。
ところで、これを受験戦争に使うとどうなるでしょう?
え?そうすると、「勉強法」の開発に3分の2の力を使い、
実際の勉強に、3分の1でいいのか?
って、ドキっとすると思います。
しかし、受験における戦略とは、
まずは、どの進路を選ぶか、どの学校を狙うかの
意思決定に関わる部分で、
それにより、どの科目のどの分野の力をつけたら良いか、
どの出題傾向なら、勝てる力を準備できるか、の予測になるでしょう。
それよりも、まず、将来どの方向に進みたいのかです。
社会の将来予測も大事です。
この吟味が疎かでは、あまりにも損失が大きいということです。
標的とする分野や大学が決まっても、
その実力をつけるための方法論ももちろん戦略です。
塾に通うのか?
通信教育か? 家庭教師か?
はたまた独学か?
もっと現実的には、どの参考書や問題集を使うのか?
学校の先生や友達は利用できないか?
受験情報をどうやって、ゲットするのか?
また、学費はどうするのか?
また、勉強部屋などの学習環境はどう改善するか?
モチベーションをアップする仕掛けは無いか?
など、考慮すべき戦略課題は、無数にあることがわかります。
ちなみに、私は、高校3年生の今頃、
戦力の彼我を比べると
学校に行くのが、一番の非効率だという考えに至り、
極力サボることに徹しました。
演劇部の部長だと言うのに、文化祭をほとんど手伝いませんでした。
(決して、マネしないでくださいね。
でも、当時は、必死で考えたことなのです。
何せ、卒業式もサボったのです!)
でも、それで、誰もがびっくりの奇跡を起こせたのです。
受験戦争は、ペンをもって、問題を解く以外のところに
勝敗のポイントがあるのです!
戦術は目に見える領域と言えるかも知れません。
ビジネスにおいても、戦略がなければ、戦術は成り立ちません。
営業マンの尻を叩くだけでは、経営者失格と言われても仕方がないでしょう。
同じように、子どもが机に座っていることばかり気にしていては、
指導者失格と言えることだ忘れないようにしたいものです。
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