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ほんと、読んでいてほっ!とするシリーズです。刊行されているものはすべて読んでしまったのが哀しいです。著者には若だんなシリーズ、どしどし書いてもらいたいです(笑) 「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の五編収録。特に好きなのは「畳紙」「おまけのこ」かなあ「畳紙」、お雛さんは白粉をなぜこんなに厚く顔に塗っちゃうのか…というお話なんですが…。お雛さんの気持ちがいじらしいというか、可愛らしいというか、とても共感を持てちゃったんですよね。柊自身はむしろお雛さんとは逆で、出来れば化粧はしたくない人間なのですがその理由はお雛さんと一緒のような気がして。「おまけのこ」はとにかく鳴家(やなり)という妖が可愛くて、可愛くて出てくる妖怪の中には京極夏彦さんの本にも登場して「あ!」なんて馴染み深い妖怪もいるんだけど、書く人、作品によって随分印象も違ってくるものだなあ、と思います。お仕事を始めて以来、休日が貴重~なものに感じられます。あっという間に過ぎていってしまうのであせります。でも、今週は月・火曜と出勤したらカレンダーどおりにお休みがやってくる!ああ、何をして過ごすべきか迷う。
2006.04.30
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昨夜。BS2で放映されていた「タイタニック」を久しぶりに観ました。(…とはいえ、丁度船が氷山にぶつかった当たりからですが)何度観ても、体が冷たい海水に浸かっていくのを想像するだけで本当に体ががくがく震えてくるような感じがして苦手ですー。これを映画館で観たときはまだ子供たちはほんの赤ん坊だったのに、今は一緒になってこの映画を観ているというのが不思議でした。9歳の子供はこれを観てどんな感想を抱いたのだろう…と聞いてみたら返ってきた答えは「船怖い」「寒そう」でした。ジャックが泥棒の嫌疑をかけられて、配管に手錠で繋がれている場面。助けを求めて、カンカン手錠を配管に打ち付けるシーンを観て「ラッコみたい」と感想を漏らされたときには、思わず笑ってしまいました。うーん、そういう場面じゃないだろー!ああ、それにしても久しぶりに観たなあ。ディカプリオはこの映画以後どうもついてなかったりするんだなあ…。「アビエイター」の後は何を撮っているんだっけ。あ、「インファナル・アフェア」のリメイクだったかな。公開になったら観に行きたいです。 design by sa-ku-ra*
2006.04.30
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またしても、どどーんと図書館からリクエスト本が届きました。 綾辻行人さんの『びっくり館の殺人』と辻村深月さんの『凍りのくじら』はやむなく延長しました…。他に予約が入ってなかったから借りられましたが。『びっくり館…』は二度目の延長です…いいかげん読まねば、です。 畠中恵さんの『おまけのこ』、北村薫さんの『紙魚家崩壊』、伊坂幸太郎さんの『終末のフール』、そして琴音さんの『愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ』を借りてきました。どれもしっかり読まねばーと思ってるものばかりです。連休中に、じっくり読めるといいんですけど。design by sa-ku-ra*
2006.04.27
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まったく架空の物語、フィクションとして楽しめるか、(もしくは過去の出来事を風刺した物語として眺めるか)或いは現在への警告を多分に含んだ作品として観るかでは随分と印象が違ってきそうだなあ…と思います。『マトリックス』三部作のクリエイターたちによる作品、ってことで『マトリックス』のような“映像”を期待して観に行くと「あれ?」と思ってしまうかもしれない。 …ちなみにこれは前者の観方ですね。Vという存在が“正義の味方”ふうには描かれていなかったのが意味深かも。独裁国家に対してその転覆を望む姿勢は“正義”を思わせるけど、やっていることはテロ行為と変わらない。観る人によっては充分“悪役”にも見えてくるところがむしろ好感を抱かせます。観ていて何故か、伊坂幸太郎さんの『魔王』を読んだときの印象が甦りました。目に見えない、人の心の中にある恐怖を操ろうとする“誰か”。扇動されることに対する怯え、恐れ、陶酔。漠然とした不安を抱え込むことへの落ち着かない気持ちがふつふつと湧いてきてしまいました。 *「Vフォー・ヴェンデッタ」公式HPは→こちらそれにしても仮面をつけたままの演技、というのは難しそうです。感情を抱いていても、それを表情として見せる事が出来ないから。この仮面、すごく印象深い。象徴的です。『ねこのばば』畠中恵著 も読み終わりました。 「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」の五編。文庫で揃えていたんだけど、待ちきれなくて図書館にリクエストをお願いした次第。身体の弱い若だんなと、妖たちのやりとりはいつ読んでもほんわり、させられます。今回は「花かんざし」「たまやたまや」がとても情緒的で好きです。しんみりした気持ちも決して哀しくはなくて、いつの間にか顔を前に向けてる感じ。文庫になったら買いますー
2006.04.26
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物語が後半に行くにしたがって疾走感を増していくミステリが面白くないわけがない「あれ?」と思わせる謎と謎と謎の組みたてが上手いのかな。連続殺人を扱ったミステリなので、残酷だな…と思うシーンもあるけれど甘かったり、切なかったり、じんときたり…決して、読んでいて虚しくなったり寂しくなったりするミステリじゃありません。著者の登場人物たちへの愛着…というのかな。感情移入のさせ方がとても優しい気がする。だから真犯人がわかっても、何だか憎めない。(もしかしたら、それってずるい…かも? 笑) 同じ大学に通う浅葱と狐塚、月子と恭司。 彼らを取り巻く一方通行の片想いの歯車は思わぬ連続殺人事件と絡まり、 悲しくも残酷な方向へ狂い始める。 掛け違えた恋のボタンと絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、 どんな結末が待つのか? (bk1内容説明より)推理小説を嫌う人の理由を聞くと、「紙の上の出来事とはいえ簡単に人を殺しちゃうから。」「人が死んじゃってるのに、その謎解きを楽しんでいるから。」と言われてしまいます。それは確かにそうなんですが…何故だろう。こういうミステリを読んだ後は、「現実であろうと、紙の上の出来事であろうと、人の死が理不尽なものであることに変わりない。」と思えます。著者が決して喜んで登場人物たちを死なせてるわけじゃないって思えるから?うーん。うまく言えないんですが。伝わってくるものがあるんです。紙の上の登場人物たちの作られたお話かもしれないけれど、彼ら、彼女らが生きて、感じて、考えて、そうして出した結論や結果に何か自分にも通じるものが。例えそれが真っ向から共感できるもの感情じゃなかったとしても☆辻村さんのミステリを読むのはこれで二作目ですが、前作同様とても好きになりました。『凍りのくじら』という作品も借りてあるので読むのが楽しみです。昨日、授業参観に行ってきました。姉の方の担任の先生はちょっと年配の女の先生。雰囲気はいかにも「先生~!」って感じです。とても小柄な感じなので、子供には慕われやすいかも…。どちらかというと甘えん坊な姉にはぴったりの先生かも、です。一方妹の方の担任の先生はどーんと重量感ありそうな、かつ若い男の先生。(噂に聞くと怒りっぽいらしい・・・??)でも持ってる雰囲気はとても優しそう。五月に入ったら家庭訪問があるのですが、はたしてこの二人の担任の先生とどんな会話が交わされるのか…。今からあれこれ想像して、どきどきしてしまう柊です…☆
2006.04.23
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DVDを二枚、購入してきました 「エリザベスタウン」は音楽の選曲が良かったなあ~という印象が強くて。サントラ盤を買う、という選択肢もあったけれど、「うーん、これはやっぱり映像(物語)あっての盛り上がりでしょう!」と思いまして。この映画を映画館で観たときには、まだ柊の父も元気だったんだ、と思うと観るのもちょっと複雑な心境ですが…きっと、音楽が主人公同様、柊のことも励ましてくれるような気がしてます。 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は特典映像付の方を選びました。未公開映像観たさです(笑)しかし…家でじっくりDVDを鑑賞する時間が取れるんだろうか…と一抹の不安があったりもします。早く観たいなあ。今日は午後から子供たちの授業参観があります。子供たちの様子を見に行くのはもちろんですが、今回に限っては「新しく担任になった先生方を見に行くぞーっ!」って感じです(笑) background … uno-com
2006.04.22
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子供たちの「観に行きたいっ!」との熱い要望にお答えして、皆で学校が終わった後に観に行ってきました。(…って嘘、嘘。本当は柊が一番観に行きたかったのさっ)だって、エマ・トンプソンとコリン・ファースが出るなら観たい…!加えてサイモン役を演じたトーマス・サングスター君が可愛い…七人のいたずら好きの子供たちと乳母(ナニー)との組み合わせはメアリー・ポピンズの物語を彷彿とさせてくれます。これはミュージカルではないけれど、すごくテンポが良くて観ていて楽しい映画でした(*^^*)子供と一緒に観るのに最適(笑) *「ナニー・マクフィーの魔法の杖」公式HPは→こちら魔法使いの乳母を演じたエマ・トンプソンはなかなかの怪演ぶり(笑)。「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」のトレローニー先生役に勝るとも劣らない存在感のある人物でした。うーん、すごいメイクでしたっ!コリン・ファースが七人の子持ち、という設定に驚いたりして。気持ちの優しい、どたばたぶり満載のお父さん…こういう役柄も嵌りますねアンジェラ・ランズベリーが意地悪な叔母さん役で出演しているのにも笑ってしまったし。ああ、でもでも一番はサイモン役のトーマス君でしょうか。「ラブ・アクチュアリー」でリーアム・ニーソン演じるお父さんの息子役で出演していた、とても目が印象的な男の子。最初は無茶苦茶悪態ついたりして、「ううううっ!」と唸らせるんだけど後半にいくにしたがって可愛さ倍増~です。気持ちがほっとしたいとき、何度も見たくなりそうです。でも、その時は吹き替え版じゃなく字幕で観たいなぁ!「何故、字幕版の上映は行われないんだ~っ!!」と叫びたくなった柊です。
2006.04.20
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古典部シリーズの三作目です。いよいよ物語は文化祭当日へ…。高校の文化祭の雰囲気、懐かしいなあ~と思いながら読みました。文化祭当日。どんなに入念に準備したつもりでいてもトラブルは起こるし、それに臨機応変に対応することに、むしろ体や脳みそが高揚する感覚がありました。懸命に取り組めば取り組むほど、お祭りの終わりと、片づける作業が寂しくて心は「からっぽ」な気分を味わって…。でも表情では「あー、やっと終わったね。」なんて打ち上げを心から楽しんでる振りをしてました。ああいう気分を味わえたのも、同じ目標に取り組んでた仲間と長い時間一緒に過ごせたからで、そう思うとやっぱり“学生”でいた頃って特別な時間だったんだなあ…なんて思います。 design by sa-ku-ra*けれど、柊の高校の文化祭は神山高校文化祭ほど規模が大きくなかったし、「十文字」事件みたいなミステリ的事件はもちろん起こりませんでした(笑)うーんうーん、いいな。柊ももういっぺん文化祭を体験したくなってきました。古典部の部員たち…。皆、皆、なんて微笑ましいというか、可愛いんでしょう彼らはまだまだ高校一年生。恐らくは彼らが卒業するまで、その活躍を追えるのだろうなあと期待してます。
2006.04.18
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出てくる人、出てくる人、皆なんでこんなに変…!いや、個性的なんでしょうーミュージカル…なんだけど…すごくコメディ!でした。柊より年上のお客さんたちが無茶苦茶受けていたのが印象的でした *「プロデューサーズ」公式HPは→こちら出演者、特に主役の二人はもう「あ、うん」の呼吸と言うのでしょうか。絶妙のタイミングで台詞とギャグを飛ばすので、見ていて気分爽快です。それでいてラスト近くのナンバーではしっとりした気分にさせてくれるのだから不思議です…音楽、歌の力はすごい映画→ブロードウェーで舞台化→再び映画化…となったようですがこういうミュージカルはやっぱり舞台で観てみたくなりますね。昨夜はテレビで放映されていた「いま、会いにいきます」も観ました。ラスト近くの意外な事実が明らかにされる場面のモノローグはそのまんま、原作者市川拓司さんの世界でした。「いま、会いにいきます」は原作を読んでいなかったので、果たしてどんな結末を用意していたのか、って興味だけで観てたんですけどやっぱり泣かされちゃいました。どうして、死んじゃった人にはもう会えないんだろう。ただ一言言葉を交わしたいだけなのに、その願いは叶わないんだろう。そう思いだしたら、止まんなくなってしまった…。困った。竹内結子さんと中村獅童さんはこの映画の共演がきっかけで結婚されたんだなあ…と思うと、フィクションの世界の筈なのに…何だか変な気分になっちゃいました☆
2006.04.17
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柊と『星の王子さま』との出会いは中学生のときでした。好きな先生がいて(但し女の先生です!)、その先生の図書カードをふとみたら『星の王子さま』を借りられていた…というわけです。「先生はどんな本を読んでるんだろう…」という興味から最初はこの本に惹かれたんでした。 柊が持っているのは岩波書店発行の内藤 濯さん訳のものです。文章は横書きで、“オリジナル版”と銘打たれています。今は日本での著作権が2005年1月に切れたことで、どんどん新訳本が書店に並び、びっくりしてしまいます☆新訳の読み比べなどしてみたい…!と思いつつ。でも先ず最初に手が伸びたのは“旧訳”と言われるようになってしまった内藤さん訳のものです。やっぱり初心にかえってから、なんて思っちゃうんですね(笑)子供と大人の間にはきっかりとした境界線が引かれているんだろうか…?そんなことを思いながら読みました。王子さまの「まるで、おとなみたいな口のききようをする人だな!」という台詞を読んで“どきり”としてしまう自分は、子供の心を忘れてしまったんじゃないかって怖くて哀しい気持ちになりました。はっきりした境界線など見えないが故に、知らず知らず“こちら側”に来てしまった…そんな怖さを感じてしまいました。物語冒頭にある献辞にこうあります。 おとなは、だれも、はじめは子供だった。 (しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)子供の頃の気持ちを忘れたくない、と願う人はたくさんいると思うのにそれが叶えられないのは何故なのかなあ…なんて考えてしまいました。『星の王子さま』を最後まで読んだ人にとって、夜空に浮かぶ星は特別なものとして、その目に映る筈。そんな心をいつまでも忘れたくない。手放したくないのに。物語の終わりは寂しくて、やっぱりほろほろ涙が出てきてしまいました。図書館からリクエストしていた本がどーん、と来ました。 綾辻さんの『びっくり館の殺人』は期限に間に合わず延長… 辻村深月さんの本が三冊も来ました!どれから読もうか迷います。 ああ、畠中恵さんの若だんなのシリーズもやってきました。これはほっとしているときに読みたい…☆ 米澤穂信さんの本も。高校の文化祭が物語の舞台になっているので…楽しみ!それから本屋さんで、新刊も買ってしまいました。恩田陸さんの『黒と茶の幻想』(上・下) 講談社文庫がやっと手元に~。発売が延期されて以来、なんだかんだと1年待った気がするんですけど。手に入ったならすべてよし。早く、再読したい。再読したい。再読したい~。 それから夏に映画公開が控えているル=グウィンの『ゲド戦記』、第一巻目の「影との戦い」を購入しました。装丁が変わり、ソフトカバー版で発売されたので、手にとって読みやすいかな、と。(本音を言えば、文庫版で出てくれると一番嬉しかったりするんですが。 もしかして、ありうる?)
2006.04.16
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詩人が後世に遺せるものは言葉のみで、その生き方ではないのかも…なんて思ってしまいました。もちろんそうでない詩人もいると思いますが。生き方、考え方がそのまま言葉に反映されるものなのでしょうが、その人生をまざまざと画面いっぱいに見せられるのは何だかとても痛々しすぎました。 *「リバティーン」公式HPは→こちらよく「才能が人を食い潰す」なんて表現を聞くけれど…彼の場合そうは思わなかったな。むしろ自業自得、当然の結末のように感じられたし。でも、こういう映画は主人公が傷つくのと同じくらい、観客も傷つけられるような気がします。同情したり、感情移入して欲しいなんて端から望んでいない人に対し、どう接すればいいというんだろう。どんな思いを持って接しても拒絶されるのがわかってるんだから。17世紀イギリスの放蕩詩人、ジョン・ウィルモット(第二代ロチェスター伯爵)の人生を綴った映画なのだけど、猥雑で破天荒な所業が目に付いて、どうして今評価されなおされてきているのかとか、そんな肝心な部分が垣間見れなかったのが残念な気がしました。(遺された作品を読んでも惹かれなさそう~な印象なのが、どうも…××)この映画を観ながら、以前L・ディカプリオが出演した「太陽と月に背いて」という映画を思い出しました。こちらではディカプリオが詩人ランボーを演じてました。自分自身傷つけずにはいられない、どうしてもそれを止められない、そんな衝動に突き動かされてしまう人物像が何だか重なって見えました。ジョニー・デップ観たさに映画館に足を運んだ柊ですが、例えば「チャーリーとチョコレート工場」で観た役柄より、ずっとずっと彼らしい気がしました(笑)痛々しい。とても観ていられないという役柄なんだけどそれがぴったりくる感じ。サマンサ・モートン演じる女優との台詞のやり取りが一番印象強かったなあ。ピアノのサントラの雰囲気がいいな、と思ったらマイケル・ナイマンでした。やっぱり…。次にジョニー・デップを観る時は「パイレーツ…」のジャック・スパロウ船長だ!
2006.04.14
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「例えば、中学生がこれを読んだならどんな感想を持つんだろう。」仕事柄、ついついそんなことを考えながら読んでしまいました。こういう読み方は、自分自身が物語を楽しむことを棚上げしてしまうので「ああ、こんな読み方は良くない!」と思うのですが~。「主人公のシェンは17歳だから、中学生から見ると少し大人に見えるのかな」とか「宮部さんの『ドリームバスター』とか『ブレイブストーリー』は冒険物だから中学生にも充分いけるんじゃないか」とか…どうも考えてしまいます。(ちなみにどちらの本も図書室の蔵書にはありません。残念~☆)本を読んでいて、こういう第三者の視点で読んじゃうなんて思ってもみなかった弊害(!?)かもしれない…。なるほどー。自分の好きなこと、趣味を仕事にすると×××…なんてよく聞くけどこういうことなのかなーなんて思ってみたり。うん、でもお仕事はまだ始まったばかり。まだほんのちょっと入り口に立っただけなので、良いことも、あれ?と思うこともこれからどんどん起こってくるんだろうな、と思います。前置きが長くなりました…そんなわけで感想など。 三編収録されてます。「赤いドレスの女」前巻までのあらすじがすっぽり記憶から抜けている状態で読み始めたので「えーと、そうだったかな。」なんて思い出すのが大変(笑)“赤いドレスの女”の正体にあとから「あ!」なんて気づいてびっくりしたり。まだまだ理恵子さんのお話は続きがあるのかな…と思わせる予告編みたいな印象です。「モズミの決算」新しいキャラクター、カーリン(と、その護衛たち)が登場。シェンと彼女が今後どんなやりとりを見せてくれるのか楽しみだったりします。児童虐待、というテーマも扱っていて、一体どういう決着の付け方をするんだろうとハラハラする場面も。「時間鉱山」“part1”となっているのを見逃していました。残りページ数が少なくなっていくのに物語りは謎を深めていく一方。「まさかこれは…」と危惧したとおり、“以下続刊”なのでした。うう、ショック。こんなおいしい所で終わってしまうなんてあんまりだー。…でもって、「4」が出版される頃には再び「3」までの内容がずっぽり頭の中から抜け落ちているんだろうなあ~なんて…ははは。でも、先が楽しみなことは変わりがないです。ハイ。
2006.04.13
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日記をリンクさせて頂いているmachirunさんから贈り物がいっぱい届きました。machirunさん、どうもありがとう無事届きましたよー!中学校の図書室業務のお仕事をはじめて一週間ちょっと経ちました。新学期が始まって…三日目です。通常授業が明日からやっとはじまるので、それにあわせて図書室もようやく開室することが出来ます。準備期間中は生徒の貸出カードを制作、整理したり図書室以外のお仕事について業務員さんに教わったり…。それなりに忙しく過ごしていたんですが~。いやー生徒たちの賑やかなこと、賑やかなこと!圧倒されますな悪質な悪戯…って言っていいのかな。一歩間違えれば犯罪、と思えるような行動をする生徒たちも幾人かいて、びっくりさせられます。うーん、自分が中学校時代にもいたかなあ、こんな生徒たち…。現在、宮部みゆきさんの『ドリームバスター3』を読んでるんですが、なかなかじっくり読む時間が取れなくて(返却日までに読めるか)苦しい状況。映画も観にいけなくて哀しい…!もうちょっと仕事に慣れてきて、体力がついてきたら平日の夜にでも、お父さんに子供たちを任せて観に行くぞ、と勝手に計画しているんですが。あはは。 design by sa-ku-ra*
2006.04.12
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休日だ~!!この5日間緊張の日々だったので夜もろくに眠れず、(小心者なので)体中カチコチに固まっていたもんだから、変な感じに筋肉痛だったり、返却期限の迫る本をろくに読めもせず、映画も観に行けず、だんだん頭の中がもやもや状態になってきていたんですが…。翌朝寝坊しても大丈夫、という安心感のなんと素晴らしいことでしょう!実際は「寝坊するぞ」と思っても、変に目が醒めてしまったりするんですが。手順がわからない、何をしたらいいのかわからないということのジレンマ、ストレスは堪えます…。何にもしてなくても何故か疲れてしまいますね…早く仕事に慣れたいなあ。月曜日からいよいよ新学期が始まります。ひょえー。ホントに、この緊張感にいずれ慣れる日がやってくるのでせうか。追い討ちをかけるように、図書館にリクエストしていた本の順番が回ってきました。 米澤穂信さんの『クドリャフカの順番』 辻村深雪さんの『子供たちは夜と遊ぶ』(上・下)どちらも読みたかった本ですが。ひょえー。ちゃんと読めるのか、私今日から観たい映画もいろいろ公開になってます。ジョニー・デップ主演の「リバティーン」、ミュージカルの「プロデューサーズ」etc…行きたい、行きたい、観に行きたいよ~。
2006.04.08
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終わるのが惜しい…というよりも終われないでしょう、これは。面白いものを求める貪欲な気持ちには果てがないから。一つ面白いものを味わうと、それ以上のものを今度は求めてしまうから。 design by sa-ku-ra* 舞台の上の、暗がりの向こう。そこには何かが隠されている。 どこまで行けばいいのか? どこまで行けるのか? 2人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、 熱狂と陶酔の演劇ロマン。 (bk1紹介文より)ぐいぐい読み手(観客)を引っ張る恩田さんの手腕といい、劇中劇の面白さといい…これはまさしく中毒を招きそう。ぞくぞくするような、緊張感を伴う面白さはホントやみつきになります。(これは柊が演劇、芝居に興味津々だから、だけではないと思う)恩田版『ガラスの仮面』なんて紹介文にあるのも何だかうなづける(笑)天才型の役者と、努力型の役者。どちらも稀有な才能を持って、舞台の上で一つの世界を作り出す。うーん、観たい!実際に、舞台の上でこの劇中劇を。この恩田さんの演出で…!そう思わない人はいないんじゃないかなあ~。(但し、よっぽど演技力のある人じゃないと勤まらないかも)あううううー。演技力のある二人の女優がこの先どんな舞台にあがるのか、そこでどんな演技をするのか、もっと続きが読みたーい。ああ、だから『ガラスの仮面』も未だに完結できないのよね(笑)劇中劇に使われている台本の一つは『欲望という名の電車』。ビビアン・リー主演で映画化もされてます。 せめて、これをすごーく観たくなりました。仕事について2日目です。一日目は辞令交付式に出席、赴任する学校へ行って自己紹介で終わりました。二日目の今日は、式典用の白布の縁を三つ折し、ミシンで縫う作業をしてました(笑)明日、前任していた方からお話を伺い、仕事の引継ぎをする予定になってます。まだまだ中学校という場所に慣れません…☆一度卒業した身で再びそこを訪れるのはなんとも居心地が悪いようななんだかタイムスリップしたみたいです。作業していると野球部の練習中の掛け声や、吹奏楽が聞こえてきたりして“放課後”の雰囲気~。自分の中学校時代を思い出そうとするんだけど、これがちっとも思い出せない☆鮮明に思い出せるのは高校から…何故ー!?
2006.04.04
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この冬最後に編み上げたあみねこたちです。十番目と、十一番目の兄弟ねこたち平行して作り上げていったので“双子”と呼べるかも~。 *柊の別宅案内 → 今度冬が来るときまで、毛糸とはしばらくお別れかな。今日は四月一日。エイプリルフールですが、嘘がつけませんでした。 background … uno-com
2006.04.01
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