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今日は午後から上野にある美術館に行ってきました。 この前、入れなかった古代エジプト展を観るためです。 平日とはいえ、めちゃめちゃ混んでましたね。 感想は…思っていた程ではなかった…かな? いや、もしかしてゆっくり観ることができなかったせいもあり、気持ちを整理できなかったのかもしれません。 でも、とっても素敵でしたよ。 来月から僕がバンコクに行くことは、この日記を読んでくれている人は知っていると思うのですが、もともとエジプトに行くことができなくなったその代わりがバンコクだったわけです。 今日のエジプト展を観てつくづく思いました。 …エジプトにすればよかった。やっぱりじかにピラミッドやナイル川を観たかった。 なんか底知れない歴史を感じるんですよね。 何千年も前の空気に触れていた壷や彫刻を観ているとなんともいえないパワーを感じるんです。棺を見ればオーラを感じるし、古代エジプト文字をみるとワクワクしてくるし、とにかく計り知れない目に見えない力を感じるんですね。 今、日本にあるこれら展示物はルーヴル美術館所蔵のごくごく一部なのですが、これでも1日で見て歩くのにやっとの数だと思います。 あ~フランスにも行きたくなってきたし、エジプトにも行きたくなってきた。 また、一人でエジプトとフランスかい…ちょっと、かなり…寂しいんだよなぁ。 ちなみにこのエジプト展は10月2日で終了です。 時間があればいってみて下さい。…悪くないですよ。
2005.09.30
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またまた「NANA―ナナ―/集英社/矢沢あい」についてちょっとだけ。 1日に2回日記をアップさせるなんて何日ぶりでしょう。 そもそも忙しくて時間がない日もあったし、ダラダラ過ごして書くこともなく…なんて日が多々ありましたからね。 今日はちょっとだけ余裕があるので「阪神優勝おめでとう」に引き続いて、昨日も採り上げた「NANA」について書いてみようかと思います。 面白いマンガですね。映画化されて当然なのかもしれません。 映画ではわからなかった意味が、マンガをよんで深く理解できたし、中島美嘉がミスキャスト…という意見は間違いなのではないかと思えたし。 自分で確認できたという意味では読んでよかったと思います。 逆にマンガからは、映画を観て感じたあの温かさは伝わってこなかったと思う。それはちょっと残念ですね(読み方が悪いかもしれないけど…)。 原作を5巻まで読んで思いましたが、映画はより忠実に原作に沿って作られているため、自分のイメージを崩されることもなくおさらいみたいな感じで読むことが出来ました。 ただ、目新しさは全く感じなかった…という点では、不満を感じる人がいるかもしれません。それでもいいです。 でも、やっぱりマンガ本って…退屈。 とりあえず、5巻まで読んでおなか一杯って感じです。 もういいので明日からは『蝉しぐれ』に入ろうと思います…「NANA」より「蝉しぐれ」の方に興味を持ってくれているみたいだし…。 明日は是非、「蝉しぐれ」でいきたいと思います。
2005.09.29
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とうとう阪神の優勝が決まりましたね。 巨人ファンの僕としては、心の底から「おめでとう」とは思えないのですが、とりあえず…おめでとう。 強かったですね。今年の阪神は。ここぞというときの集中力は優勝チーム特有の強さがあったと思います。 それに比べてジャイアンツは開幕当初からダラダラした感じ。大体、あれだけ逆転負けを繰り返しても、まだ何とかなるさ…みたいなふざけた雰囲気がチーム内にあるような気がしたのは僕だけでしょうか? 巨人は1戦1戦を大事にしてこなかった、その結果が今シーズンのていたらくにつながったのだと思います。 つまらないシーズンでした。巨人が優勝できなかったからではなく、中盤から後半にかけて注目を集めたのは阪神と中日だけ…こういう展開が一番ファンを飽きさせるんですよね。 それに比べパ・リーグはどうでしょう。ほぼソフトバンクの1位が決まっていても、3位争いのおもしろさがあり、1位と2位でも逆転順位があるか、何ゲーム差をつけるか等々、とにかく最後まで目が離せない。 セ・リーグも見習って欲しいですよね。 今シーズンの唯一残った楽しみはソフトバンクの日本シリーズ優勝のみとなりました。 頑張れ!ソフトバンク!頑張れ王監督!…巨人ファンの僕は同時に王ファンなんです。
2005.09.29
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今日は仕事の合間をぬってコミック「NANA―ナナ―/集英社/矢沢あい」の第1巻の最初の部分を読んでみました。 映画の感想…というか印象は、中島美嘉のことに終始していたような気がしますが、原作を読んで思いました。 …もしかして、主人公は中島美嘉じゃない他の女の子の『ナナ』だったのかも…と。 いや~参った参った。 とにかく感想を書けるほど読んでないのでコミックの内容についてとかくいうことはできないのですが、とりあえず感想といえば…マンガ本を読むのは辛い。 面白くないんですよね。絵よりも文字ばかりを見てしまうのでどうしても内容の把握がツギハギだらけになってしまうんです。 内容をはっきり掴まないうちに次々にページをめくってしまうものだから、進む進む。 あっという間に最後にいってしまうんです。 これじゃいかんと一から丹念に絵を交えながら読んでいくと、これがまたじれったい。 マンガは僕には向いていない…というのが、「NANA」を読んだ感想になってしまいました。 こんな状態なのに5巻も借りてきちゃったよ。 どうしよう…。 挫折して「蝉しぐれ」を読んじゃおうかな…なんてことを考えてます。 つくづく映画やマンガは僕には向いてないなぁ…と思った一日でした。
2005.09.28
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今日は朝から夕方までびっちり仕事をしていました。 夕方から前の職場で今もアルバイトをしている男とクビになったアルバイトの3人で酒を飲む約束をしていたため、猛スピードで仕事を片付けなければなりませんでした。 かなり雑な原稿を作成し、気がついたら約束の時間30分前。 急ぎ、上野まで行き、何とか時間に間に合ったものの、他の連中は来ないでやんの! 約束時間から数分過ぎに皆が集まり、酒を飲み始め、互いの愚痴や不平不満、そして不安を語り合い、気が付いたらいつものように酩酊状態。…参った…頭が痛い…飲み過ぎた。 大体、その日の最初の食事がビールというのはまずいですよね。 そんなことはいいとして…。 飲み会が終わり、上野から赤羽までいき酔いを醒ますためにミスタードーナッツで軽くドーナッツを食べながら読みきったのが「その日のまえに」重松清/文藝春秋。 酔っ払った状態で読みたくなかったけれど、酔いも吹っ飛ぶ感動作でした。 昨日まで7作中4作品まで読み、今日残っていたのは「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の3作品。 最高の夫婦愛を描いた感動作でした。 妻の病気、そして妻の死。「死」…その日がくる前にすること、すべきこと…夫婦間の葛藤・苦しみ・悲しみ・切なさ・思い出・想い出…そして、やっぱり愛情。 様々な感情が渦巻く悲しみの日々を過ごした夫婦の物語です。 切なさに打ちひしがれる思いです。 こんな夫婦になりたい…と思える理想の夫婦愛が描かれていると思います。最後は夫婦愛のみならず家族愛も色濃く出ています。 いい小説ですよ。~本文から~『世の中にこんなにたくさんのひとがいて、こんなにたくさんの家族があるのに、どうして、和美―だったんだ?どうして、わが家―だったんだ?』 あ~不覚にも泣けてきた。 姫君よ!こんな夫婦になろうよ!…とどけこの想い!…なんちゃって。
2005.09.27
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いや~読めなかった。 「その日のまえに」重松清/文藝春秋…読了といきたかったのですが、第4話までしか読めませんでした。 ということで、感想はまた明日…悪しからず。 ちょっと前までは無理やりにでも読みきって感想らしきものを書いていたのですが、…そんな読み方はもったいないな…そんないい訳じみた甘えた気持ちが、僕から根性を奪い去ってしまいました。もともと、「根性」とか「精神」という言葉が嫌いな僕としては丁度良いかもしれない。 そんなことはいいとして…。 困ったなぁ~何を書こうかな?僕の仕事の話を書いてもつまらないし…、ん~困った。 …海外旅行の思い出について書いてみましょうか。 来月からタイに行くこともあって丁度良いかもしれません。 これまで行った旅行は「L.A.」「N.Y.」「ハワイ」「グァム」「シンガポール」「マレーシア」「上海」「台北」…あとは思い出せない。中には仕事で行ったところもあるわけで。 よくぞこんなに行ったものだと思う。 ただヨーロッパは行ったことがないんですよね。どうしても英語圏になってしまうんです…じゃイギリスは?と思うかもしれませんが、その辺は気にしないでね。 それぞれ何かしらの思い出があるわけですが、中でもハワイはまた行きたいと思う観光地です。 仕事がらみで約1週間の滞在。プライベートで使えた日は最後の1日。そんな貴重な1日は、たった一人でバスに乗り、確か…ノースショア(と言ったと思う)まで行ってサーフィンの世界大会を眺めていました。 いや~凄かった。どうみても頭上7~8メートルはあろうかと思われる波のトンネルの中をサーフボードが滑る姿はまさに圧巻です。今、思い出しても憧れの気持ちが沸々と湧いてきます。 ちょっと雨模様だったのですが、時より覗かせる太陽の光が非常に神秘的で、さらにサーファーの技は神技で…何をするでもなくのんびりと過ごすに適した場所はハワイだと思いました。 これから、どんな人とどんな人生を歩むかわかりませんが、そんな人と生涯過ごしたい場所の有力候補はハワイです。 また行きたいなぁ…姫君と。……結局これかい! でも、いいですよね?…サイト名も「姫君」だし。
2005.09.26
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最近、僕の回りでは、ちょっとした重松清ブームが起きている。 日常生活しかり、またネット仲間しかり。 ということで、僕も久々に重松作品が読みたくなっていた。 …そういえば、新刊が出ていたはずだよな?…と思って書店に行ったところ、案の定「その日のまえに」が平積みされていた。 この本、僕のライター仲間の間でもちょっと話題になっていたし、ネットでもこの本を採りあげている人を多く見かけていた。 今日も仕事があったため、少ししか読めなかったけれど、その感想を…。 「その日のまえに」重松清/文藝春秋、7編の連作短編からなる単行本です。 今日、読んだのは最初の「ひこうき雲」だけ。 読んだ人の話を聞けば、かなりの感動物。帯を見ても『涙!涙!涙!』。 ここまで「涙」を強調されると泣かないわけにいかないじゃん…ひねくれ者の僕としてはこう思ってしまう。 とりあえず号泣する準備をして、「ひこうき雲」を読んでみた。結果は… 号泣はしなかったけど…なんとも切ない話じゃないですか… 同級生の死、それを回顧する物語の展開、ちょっとだけ胸が熱くなる自分が恥ずかしい…。 多分、重松作品…こんなことじゃ終わらないはず。 明日が楽しみ。是非、読破したいと思う。…また号泣する準備をしなくては。 ということで、全体の感想はまた明日…。
2005.09.25
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久々に同郷の友達に会い、たらふくビールを飲んでしまいました。 もうヘロヘロ…。 ということで、今日は簡単な日記で終了します。 彼との付き合いはもう15年になる。 年に一度か二度しか会わないけれど、あったときは全然違和感なく「おぉ!」で始まり、帰りは「またな!」で終わる。 全然、気を使わなくて済むので一緒にいて楽な男です。 そんな彼が飲みながらいきなり言ってきた。 「結婚…する…予定…」 ここまで聞いて反射的に、…おめぇもかよ!…とちょっと強めに言い返したら、「俺じゃねぇ~よ」とさらに強い返事が返ってきた。どうでもいい別の友人の話だったので、正直、ほっとした。 考えてみれば、あいつにはいつも悩みを聞いてもらっていた。 最近では、姫君のこと。10年以上前にも、僕の女性関係のことを心配してくれた。 余計なことを言うでもなく、突き放すでもなく、何気なくいつも一緒にいてくれる男だった。 10年前は、大学の期末試験があるにもかかわらず、落ち込んでいる僕を心配して家に来てくれたり、遊びに誘ってくれたり…こういう関係が親友というんだろうなぁ…と思う。 思えば、僕の女性関係を彼は全部知っている…というか、あいつにしか話していない。僕の家族関係を全部知っているのも、あいつだけ。あいつはいつも僕を心配してくれている。 フッと思った。僕はあいつに何もしてあげていない。 つくづく、自分はダメ男だと思ってしまう。いつも自分のことばかり。 いい加減、成長しないといけない…そんな反省の一日になりました。 でも、これからも甘えちゃお~…あまり反省していないのがバレバレ。ま、いっか。 ごめんなさい…くだらない日記で。なにせ酩酊中なもんで。
2005.09.24
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今日は何について書こうか? 何もやってないんですよね。だらだらと過ごしていました。 そんな時でも、書くことはあるのですが…ん~どうしようか? 姫君のことにしましょうか?元カノのことにしましょうか?それとも僕の回りの愉快な仲間たちの話にしましょうか?…どれも飽きましたよね。 ということで、ごくごくありふれたシンプルな話しで行きましょう。 最近、僕の携帯の蓋を開けるたびに、蝶つがいの部分からギシギシという嫌な音が聞こえていたんですね。 ま、もう3年も経つし、そろそろ悲鳴をあげ始めたかな?…そんな軽い気持ちでいたのですが、悪夢は朝のメールチェックのときにやってきました。 僕の朝は、毎日、くるはずのないメールのチェックという不毛な行為から始まるんですね。 今朝はなぜか気分がノリノリで、鋭い目覚めとともに颯爽と携帯を手に取り、格好良く腕を下から上に振り上げ携帯の蓋を開けた(開けようとした)わけです。 いつもだったら「パシッ」という音とともに携帯の蓋が開くわけですが、今日は「バキッ」という音とともに決して曲がるはずのない方向にまで携帯の蓋の部分が曲がっているわけです。 こ…壊れてやんの。 しかも、壊れているくせにちゃんとメールのチェックと受信と送信、そして通話ができるんです。 …ただ、片手で持てていた携帯は両手で、手をそえるようにして持たなければならない状態なんだけど…。 長年使ってきた僕の携帯。酸いも甘いも辛いも、ともに苦楽をともにした戦友でした。 この携帯で姫君にメールを送り、受信し、そしてフラレて…。 この一年のことを思い出していたら、何もかもすべてが終わったような気がしました。 不思議と腹の底から大笑いしました。今、思い出しても笑えます。 変な格好になってしまった僕の携帯…まるでピエロのような僕の様。 なんか、何もかも馬鹿らしくなってくるんですよね。 この歳にしてサーカスにでも入ろうかな…ピエロ君。
2005.09.23
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今日も午後から映画を観にいってきました。 本当は折田さんが採りあげていた『四月の雪』を観たかったのですが、上野じゃやっていませんでした。 ということで、観た作品は『NANA』。 大体の方は知っていると思うのですが、主演は中島美嘉。と、もう一人…なのですが、僕は名前がわからない。すんません。 なんの予備知識もなく、いきなり観にいったのですが、面白かったですね。 なにか特別感銘を受けたということはないのですが、20歳前後の若者の熱い気持ち・エネルギーが作品全体を包み込んでいました。 これは、恋愛青春映画なんでしょうね。 原作はクッキーかなんかに掲載されていた?掲載されている?作品らしいのですが、観客の心をうまく捕まえる温かい作品に仕上がっていると思います。 でも、やっぱり中島美嘉の演技は下手です。 下手なんですが、…しょうがねぇよ…で済ますことができるのは、彼女の本業は歌手だし、何より僕が彼女のファンだから? 正直な話、彼女は女優には向いていないのかもしれない…と思う。 でも、あの謎めいた存在感に惹かれるんですよね。ちょっとミステリアスな女性って好きなんです。 二日ほど前に見た『シンデレラマン』には大きな感銘と感動をもらいましたが、今回の『NANA』…それとは違った感動を与えてもらいました。 ちょっと、中島美嘉ファンということで大甘の評価のような気がしますが、観て損はないと思います。 映画館では、ちょっと…という人は、レンタルでどうぞ。何ヶ月か先になりますが…。
2005.09.22
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今日はめずらしく本を読む時間をしっかりとることができました。 「あおい」西加奈子/小学館、読了です。 西加奈子の作品は「さくら/小学館」以来です。読もう読もうと思い続けて早くも数ヶ月。やっと読みました。 今回の「あおい」…ん~悪くはないんですが、どうしても「さくら」と比べてしまうんですよね。 「さくら」は僕のフィーリングにばっちり合っていたこともあり、抜群の評価をしましたが、「あおい」はちょっと物足りない印象。 若い女性のちょっと複雑で微妙な感性を描いているこの作品。素直になれない女の子の気持ちを描いている「蹴りたい背中/綿矢りさ」を思い出させましたが、やっぱり「蹴りたい背中」にも及ばないかなぁ?という更なる印象。 視点がはっきりしないのかもしれません。何がテーマなのかぼやけているんですね。 でも、「あおい」は西加奈子さんにとってのデビュー作。デビュー作品でここまで書けるのは、やっぱりすごいです。才能を感じさせます。 次の作品「さくら」が、より洗練されて世に送り出されたのも当然といえば当然なのかもしれません。 西さんの独特の世界、描写をおもしろいと感じるかもしれません。 図書館にあったらどうぞ手にしてください。 決して悪くはないです。
2005.09.21
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とうとう『シンデレラマン』を観ました。 最近観た映画といえば、『容疑者 室井慎次』『亡国のイージス』『ヒトラー~最期の12日間』の3作品。 この3作品と比べ、今日観た『シンデレラマン』がダントツでよかった。というか、賛否は当然あるだろうけど、少なくても僕の感性に一番合っていたと思う。 家族を想い、復活するボクサーの物語。 家族愛、夫婦愛…どれを取ってみても絶品・絶賛です。 ダウンして、立ち上がろうとするとき、妻の姿、子供たちの姿、子供たちがいなくなってしまったときの悲しみ…これらが走馬灯のように映し出されながら、這い上がる姿のかっこよさといったらたまりません。 一瞬「明日のジョー」みたいなのですが、家族がからむとドキドキ感がさらに高揚します。よかったですね~。 もともと僕は、今回の映画のようにどん底から這い上がっていくストーリーが大好きなのですが、その過程に涙が止まりませんでした。感動ものです。 いつもは姫君と一緒に来たかったと思うのが通常なのですが、今回はあまりに涙したものだから、一人できてよかったと思っています。泣いている姿なんか見られたくないですからね。 恥ずかしいくらい涙を流してしまいましたが、少しだけ純粋な気持ちが残っている自分を発見できたことを嬉しくも思いました。 好みによりますが、僕は超お勧めです。是非映画館でどうぞ。
2005.09.20
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今日もなんだかんだ怠惰な一日を過ごしてしまいました。 今度から本の紹介以外のテーマは「怠惰な一日」にしようかな…なんてことまで考えております。 祝日であるにもかかわらず、事務所の行き、やり残していた仕事を片付けていたのが午前中。午後からはずっと打ち合わせの予定が…ホンの30分で終了。相手が無理やり終了させてきた雰囲気。 はぁ?なんだこれは?…わざわざ祝日に来たのに、思いっきり暇になってしまうじゃん。独り身は辛い。こういうとき何もすることがないんですよね。ただ…暇なだけ。 しょうがないので映画を観にいくことに…。目的は「シンデレラマン」。 新宿・池袋は大変な混雑が予想されたので、上野で観ることに…しかし、上野を舐めていた…混んでいる。 映画館の前では「シンデレラマンは立見になります!立見になります!」と案内をしている。映画を立見したくない。ということで、やめやめ! どうやって暇をつぶそうか、周りを見渡すと、上野の美術館で「古代エジプト展」が開催されているとのこと。 上野セントラルから坂を上り、上野公園内の美術館にいったところ、ここもやたらと混んでいる。 まぁ仕方ないか…とため息交じりでチケットを買いにいったら1300円とのこと。 財布の中をみると1350円しか入っていない…おろすのをすっかり忘れていた。 1300円払って観るか、やめるか…残り50円で今日一日生活するなんてどうってことはないけれど、やっぱりお金がないのは不安になってしまう。 考えてみれば、めちゃめちゃ貧乏な頃はこんなときでも「まだ50円残るじゃん!」…くらいの気持ちを持てたのにホンの少しだけ自由になるお金を持つようになっただけで守りの姿勢になっちゃうなんて。 考えてみると貧乏な頃は、好きな人がいて、その女と一緒にいるだけで幸せで…お金はなくても心が豊かだったような気がする。 今は小金があっても一人ぼっちで、暇をもてあそび…独身貴族といえば聞こえは良いけれど、ただ寂しいだけで…。 金なんかいらない。好きな女と一緒になれるなら全財産をなげうってもいい…そんなことを考えながら、またしてもうつむきながら上野の道を歩いていると、西郷隆盛がリンとして真正面を見据えている。 「あんたは偉いよ」。心の中でつぶやきながら帰る自分があまりにもみじめで…。 姫君よ、逢えないか?…この声、彼女に届かないんだよね。彼女とすごせるならば、全財産をなげうってもいいのになぁ…といっても無いんですけどね。 またしても独り言。こんな日常ばっかりです。
2005.09.19
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今日は新宿へ。ある為替のセミナーに出席するためです。 何度か書いたことがあるのですが、僕は趣味というか、小遣い稼ぎというか…外国為替証拠金取引というのをしています。 趣味が功をそうして、最近ではこの証拠金取引の説明の先生というかアドバイザーなんかもしております。 といっても、どうしても情報量は企業にはかなわないので、できるかぎり為替や株式のセミナーに出席して、いろんな情報をいただいちゃってます。 今回のセミナーは今後の通貨の見通し…ということだったので僕の分析と専門業者の見解がどれだけ近いか、どれだけかけ離れているか、を確認するために出席しました。 やっぱり、米ドルは上がるという予想…これは僕も一緒。ただ、ユーロはここ数日の間に大幅に下落するとの見解。 …そうかな?たしかに、今日のドイツの選挙結果によっては1円程度の下落はあるかもしれないけれど、大幅下落はないような気がするんですけどね。 ま、そんな話はいいとして…。 このセミナー参加の申し込みをするとき、先週末のUSドルの終値の価格予想をあらかじめ書くんですね。その予想が近い順に景品がもらえるのですが……うっれしい! 僕の予想は1ドル=111円50銭。結果は111円31銭。 19銭差だったのですが、見事1位になっちゃいました。先週の予想って難しかったんですよね。いろんな経済指標の発表があったものだから、そのたびに相場が乱高下して非常に予想をしづらい週だったわけです。 そんなものだから、今週の1位は最高の名誉なわけです…本当は偶然なんですけどね。 で、1位で喜んで、景品の内容は額縁に入っている、ピン札の1ドル紙幣と10ポンド紙幣、5ユーロ紙幣、10フラン紙幣でした。 1位でたったこれだけかよ!…1ドル=111円、1ポンド=201円、1ユーロ=136円、1フラン=87円…占めて日本円で3671円じゃねぇ~か! 大体、世界の基軸通貨であるUSドルを1ドルしかよこさないのが気に入らない。 100ドルくらいよこせっちゅう話だよ。 1ドルなんてベットメイキングのチップにしかならないじゃん! ん~俺はいつからこんなセコイ男になったのか。 でも、でも、でも、もっとよこせ! それにしても凄くうれしかった……笑ったの何日ぶりだろう?
2005.09.18
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「ハッピーバースデー」青木和雄・吉富多美/金の星社、読了です。 ん~なんともコメントしにくい本…これって小説なんですかね?小説なんですよね。 僕の感想は…教育書? 主人公「あすか」。11歳のあすかを取り巻く家庭環境、生活環境、学校、友人…そこにある問題…虐待・いじめ・命…がテーマになっています。 とても読みやすく、問題の所在が明確です。 幼いお子さんを持っている人、学校の先生等々教育に携わる人達はもとより、小学生、中学生、高校生、大学生等の若人にも是非とも読んで欲しい本だと思います。 ただ、帯にある「85万人の涙」…につられてはいけないと思う。涙することも大切かもしれないけれど、特に大学生は、人を育て教えるということの難しさを頭で考えてみて欲しいと思います。 ちなみに…僕は、泣けなかったなぁ。泣けるというより、昔を思い出して腹が立ってきましたね。両親に対しても、そして自分自身に対しても怒りが込み上げてきました。 なんとも複雑な気持ちなので、今日はここまでにしておきます。 誤解されたくないので補足しますが、決して悪い本だと言っているわけではなりません。 とてもいい内容だと思っています。 ありきたりだけど、好きな一節…本文より。―あすか。まずは相手を信じてみることだ。相手を信じること、許すことは、自分を大事にすることでもあるんだぞ。― これって、結構、難しいことじゃないですかね?
2005.09.17
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昨日の夜は全く眠れなかった。やっと寝れるかなぁ~と思うと、眠りが浅く、悲しい夢を見て目が覚める…それの繰り返し。目が覚めるたびに汗だくになるものだから、洗濯物が増えるし、さらに精神的に参ってしまうので、思い切って起きて仕事をすることに…。 前倒しで仕事をこなすことはとても良いことだと思うのですが、こうも眠れない日が続くと…身体がもたない。困った。 ん~なんとかなるさ…多分。 せっかく早く出来上がったので、編集プロダクションまで持参したところ、意外にも大変喜ばれ、御礼と称して「シンデレラマン」の前売券をいただいちゃったりして…。 瓢箪からコマ…というか、棚から牡丹餅…というか、嬉しい誤算でした。 ということで…僕としては時間が余ったわけなので、せっかくもらった「シンデレラマン」を観にいったわけです。 そしたら……やってねぇじゃん!明日からだよ! わざわざ池袋まで来てシネマサンシャインの前で呆然としたりして…。 どうしよう…とりあえず、腹ごしらえのために池袋「ラーメン名作座」へ。 名作座に入っている「ひなの」…姫君と初めて一緒に食事をした思い出のラーメン屋さん。あの時は楽しかったし、一緒にいれることが嬉しくて嬉しくて、ずっと一方的にしゃべり続けていたような気がする。 そんな思い出のラーメン屋さんで、一人でポツンと食べるラーメンはこんなにも味気ないものなのか。あの時はとってもおいしいと思ったのに…。決してまずいわけじゃないですよ。 食事があっという間に終わり、気を取り直して考えたのが…意地でも映画を観るということ。 僕の気を惹いたのが「ヒトラー~最期の12日間」。 というか、もともと戦争映画が大好きな僕としては、これしか観れるものがないんですよね。 ということで、感想はというと…ん~面白かったですね。 ヒトラーというと、どうしてもユダヤ人の大虐殺のことが注目されますが、最期についても謎とされることが多かったんですよね。 詳しいことは忘れましたが、確かソ連軍が「これがヒトラーの遺体だ」とする写真を発表したことから、謎が生まれた…ような気がするのですが。間違っていたらごめんなさい。 観ていて、本当?歪曲?誇張?…と思える場面も多々あったのですが、当時ヒトラーの秘書をしていた女性の証言を元にしていることから、若干の飛躍はあるかも知れないけれど、おそらく極めて真実に近いことがあったのだと思いますね。 勝てば官軍、負ければ賊軍…こんな言葉がありますが、日本にしてもドイツにしても敗戦国の敗戦間際の状態・環境・心理状況は、同じですね。希望的に官軍になりたがるんですね。「悲惨」…これしかありません。 面白いと思います。レンタルDVDもしくはビデオでどうぞ。 明日も暇なので明日こそは「シンデレラマン」を観たいと思います。 僕自身もシンデレラマンになりたいですね。 姫君よ!俺はシンデレラになれるのか?…なんちゃって。
2005.09.16
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今日は昨日の落ち込みから少々回復…なのか? それは…ちょっと置いておくこととして。 空いた時間で少し読んだのが、「ハッピーバースデー」青木和雄・吉富多美/金の星社です…まだ途中なんですけどね。 帯に惹かれて買ったこの本、帯の文字は「85万人が涙した物語~純愛小説では泣けなかったあなたへ。」。 85万人が読んだのなら僕の耳に入ってくるはずなのに知らない…ちょっと調べてみると、児童書に加筆した小説というもの。そういえば、そんな児童書があったような気がする。 母親の心無い言葉が、子供から言葉を奪った…そんな展開です。 もともと児童書だから…そんなことでこの本を軽んじてはいけないかもしれない。 時間的に読みきることは出来ないけれど、多分面白い小説。 明日中には読めると思う。 ということで、感想はまた明日。
2005.09.15
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2日酔い…昨日の飲み会がひびいた。 あまり覚えていないが、ビール3~4杯に薄いレモン杯を2杯程度しか飲んでいないと思う。なのに、2日酔い。弱くなったのと、全くの空腹でお酒を飲んだのが原因だと思う。 ホンの2~3年前には考えられない弱さ。 お酒が強いことが誇れることではないとは思うが、ここまで弱くなるとは…ちょっと寂しい感じ。 朝は辛かった。 何時間も布団の上でゴロゴロしていたけれど、眠れるわけでもなく、目が冴えるわけでもなく…非常の苦しい寝起きだった。 浅い眠りに入ると「夢」を見がち…こんなときいい夢をみることはない。 非常に悲しい夢だった。 昨日のOB会のきっかけは、あるOBの出産祝い。それに加えて、前の職場で付き合い、そして結婚に至った2組の夫婦を冷やかすため。 それを引きずっているのだろうか。 僕の夢の中で姫君は結婚していた。 僕は自分のうめき声で目が覚めた。苦しかった…全身が汗でぐちゃぐちゃに濡れていた。 こんな悲しい朝を迎えて、今日の一日が明るくなるはずはない。 そんなときでも仕事に行かないわけにはいかない。暗い気持ちで渋谷まで向かっていた…うつむきながら歩いていると、とにかく人にぶつかる。 「すいません」…「すいません」…「すいません」… 何度、謝っただろうか。舌打ちをしながら通り過ぎていく人、ムッとしながら通り過ぎていく人…。今日の僕は公害みたいなものだった。 あまりにも辛い。 たまに異常なほど落ち込むことがあるけれど、そんなときはずっとずっと姫君のことばかり考えている。 昔はサイト名も「魅惑の姫さま宛て日記」だったし、サイトのアドレスも彼女自身にも教えていたし、たまに見てくれていたらしいのでこんな泣き言は書けなかったけれど、今となってはこんな泣き言日記になってしまった。 でも、それもまたいいかもしれない…正直そう思う。 何年後か今日の日記を読み返して、…こんなときもあったか…と笑って迎えられれば、泣き言日記もまた一つの思い出になるかもしれない。 いつかあなたを忘れる日まで、書き続けようと思う。
2005.09.14
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今日は前職の仲間たちと飲み会、OB会です。 それぞれ辞めて2~3年経つにもかかわらず、15人も集まって楽しいひと時を過ごすことができました。 僕の求心力はまだまだ健在です。当時の上司をそっちのけで仕切ってしまいました。 そんなことはいいとして…。 「でいごの花の下に」池永陽/集英社、とうとう感想アップです。 主人公「燿子」~失踪した恋人を探して沖縄まで来た。恋人の行方は?恋人の半生は?何を思い、何を感じ、何に苦しんでいたか…。 ミステリアスな展開です。これだけでも十分面白いのですが、この小説に描かれている沖縄の訴え…心と身体の痛み…それは60年前の沖縄戦から現在まで散在・山積する沖縄の叫びです。 沖縄戦…日本本土の裏切り、アメリカの爆撃、ガマの中で我が子を殺さなければならなかった県民の苦悩…それを引きずりながらも、今現在アメリカ軍の存在なしに生きてはいけない皮肉な現実、こういった沖縄の叫びがひしひしと伝わってきます。 「ヒージャーミー」「アメラジアン」…悲しい響きです。 でも、この悲しい響き…現実は決して忘れてはいけないような気がします。 池永作品…「ゆらゆら橋から」以来ですが、「ゆらゆら…」よりいい作品だとおもいます。 でも、ブレイクの話が伝わってきませんね。おかしいな。 ぜひ読んでみてください。お勧めです。
2005.09.13
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今日は「でいごの花の下に」池永陽/集英社を読了です。 が!衆議院選の結果に基づく僕の身の回りで起きたことを少しだけ書こうと思います。 衆議院選の結果は…自民党圧勝、民主代惨敗…でした。 この選挙の結果が経済界にもたらしたものは計り知れません。 日経平均株価は13000円を超えんばかりの勢いです。 株価の上昇は、外国為替において円高になる傾向があるわけです。 いつぞやこの日記で、僕の予想を書いたことがあります。 9月11日までは緩やかな円安、11日以降は明確な円安…これが僕の予想でした。 甘かった…こう書いた時点で民主党がこれまで大惨敗をすることが予想できませんでした。自民党が勝っても負けても、「僅差」…これが僕の予想でした。 僅差…これは政局の不安定を示すわけですね。 政局の不安定…これは「円の売り」、つまり円安を導きやすくなるわけです。 しかし、結果は自民党の歴史的な大勝利…当然僕の予想の真逆になるわけです。 めちゃめちゃショックです。 円高を導いたのは衆議院選の結果ばかりではなく、アメリカのハリケーン「カトリーナ」の影響もあるのですが、こうまで逆の動きをされるとガックリしてしまいます。 今朝、外貨の動きをチェックしたときの僕のあの動揺…誰にも見せられない。 でも、不幸中の幸いは、先週開催した投資説明会・外貨の部の説明のとき…直近の外貨の動きは予測できません、とはっきり言って来たことですね。 その場で、「円安になります」なんてことを言ってたら僕の講師生命は絶たれるところでした。 あ~それにしてもショックです。 つまらない愚痴を書いてしまいました。 ごめんなさい。 明日は前職のOB会です。 また幹事…ついてねぇ。
2005.09.12
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衆院選の結果がでる前に、衆院選について書けてしまうのはどうにも不甲斐ない気持ちですね。 どこのTVを見ても「自民空前の大勝利、民主惨敗…」等々の字幕がでています。 僕は特段民主党支持者ということはないのですが、民主党のこの不甲斐ない結果はどういうことなんでしょうね? 僕としては、衆議院解散の日からすでに自民党の勝利を確信していました。ただ、勝利は確信していましたが、ここまで差がつくとは思ってもいませんでした。 民主党の敗因は多々あります。 民主党だけのせいではなく、マスコミの影響もあります。でも、一番の敗因は小泉さんが用意した土俵に岡田さんが上がらなかったことです。 小泉さんが「郵政選挙」と断言しているのに、何をトチ狂ったのか「郵政だけじゃない」なんてことを主張したことです。 衆議院解散時の小泉首相のあの強烈なインパクトがある記者会見を民主党の人達・幹部の人達は見ていなかったんですかね? 後々、民主党も戦術を変えてくるだろうとは思っていましたが、全くの期待はずれ、ぜんぜん…なんのことはない「年金と子育て」を繰り返すだけ。 これじゃ勝てません。 9月に入ってからですが、このままじゃまずいよ…という話を、とある関係者に伝えてはいたのですが、TVを見ていると僕の話なんか全く反映されていない。僕の意見が反映されないというのは当然といえば当然のことなんですが、なぜに民主党の人は危機的状況を肌で感じることができなかったのでしょう。 岡田代表は、手ごたえはあった…といっていたけれど、僕は、永田町にいてもどこにいても到底手ごたえがあるとは思えませんでしたね。 昨日も書きましたが、僕が自民党を支持しているか、民主党を支持しているかは横に置いておくとして、どちらが勝つにしても圧倒的絶対的安定多数を確保してはいけないんですね。 自民党・公明党を併せて300議席以上とるような国会であってはいけません。 議論・討論を通じて物事は進められるべきですが、このままだと何ごとにも十分な議論をせずに決定されていく非常に怖い世の中になる可能性があるわけです。 今はこれでいいかもしれません。ただ、1年後2年後…こんなはずじゃなかった…こう思う事態になる可能性はでてきました。 これからの政治は目が離せませんよ。
2005.09.11
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とうとう明日は衆院選ですね。 小泉自民党についてはさまざまな意見があります。いいのか、悪いのか、人それぞれ思うところはあるはずですよね。 政治的なことを述べれば、必ず対立する意見があるわけで、対立…まさにこれが民主主義の根幹なわけですが、僕は対立関係を作るのが嫌いなんですね。 ということで、僕自身、自民党と民主党のどちらがいいかといえば思うところが当然あるわけですが、ここで言うのはやめておきます。 ただ一言だけ。 民主主義とは何ぞやと言えば、『治者と被治者の自同性』です。 今回の選挙は、この『治者と被治者の自同性』の意義について我々が考えるちょうどいい機会です。 小泉政治の総括はともあれ、我々が生活しているこの社会について、民主主義とは何ぞや、政治とは何ぞや、民意とは何ぞや、こういうことを考える最高の機会です。 あと数時間、これらについて考えて見ましょう。そして、その考えを投票という形で政治に反映させましょう。必ず選挙には行きましょう! とまぁ…ここまではなんて抽象的でつまらない日記なんでしょう。何を言いたいのかわからないですよね。…わからないようにしたんですよ。ハハハ ということで、ちょっとだけ方向転換…共産党の話を。 今回、共産党が掲げるスローガン「たしかな野党が必要です」…これってどう思います? 僕に言わせりゃ、「なんじゃこりゃ?」という印象です。 これについても反論があるかもしれませんが、そもそも「政党」というのは、「政権獲得を目指して活動する団体」を意味するのに端から野党を目指すというのはどういうことなんでしょ? 共産党は、歴史もあるし主義主張としては立派なものを持っている政党という僕の評価は今回の選挙で大きく崩れてしまいました。残念ながら共産党はお笑い政党に変わってしまいましたね。 お笑いに政治は任せられません。野党を目指す団体は、政党ではありません。 さよなら共産党。社民党と一緒に埋没してください。 明日、共産、社民は旅立ちます…なんちゃって。
2005.09.10
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今日の読書は「でいごの花の下に」池永陽/集英社…なのですが、途中なんですね。 途中というか、まったく最初の部分しか読めなかったんですね。ここだけ読んで感想は書けねぇ~よ、と思いつつもちょっとだけ。…最終的に間違っているかもしれないけど。 主人公「燿子」。恋人を探して沖縄まできた燿子。恋人「嘉手川」は死をほのめかすメモとインスタントカメラを残していた…。 つかみはOKですね。ちょっとドキドキです。全部読んじゃおうかと思ったのですが、そうすると徹夜で他の仕事をしなければならないので断念。 沖縄の言葉…独特の言い回し、最高です。この作品の裏話とか聞いて見たいですね~。 ということで、今日はここまで…非常に中途半端なのですがお許しを。 今日はちょっと嬉しいことがあったんですね。 またコンサートのチケットが手に入りました。 今度は「倉木麻衣」です。10月末の武道館コンサートです。10月のチケットがこの時期に回ってくるなんて滅多にないことなんですが、またしてもどこぞの出版社からもらったものが僕のところに回ってきたんですね。 うれしいですね~。いい年こいて倉木麻衣のコンサートというのもちょっと恥ずかしいのですが、今から非常に楽しみです。 この前のB’zのコンサートに引き続き、またしても「ただ」。ただ…いい響きです。 でも、ただより高いものはありません。ちょっと嫌な予感がするのですが…それよりも嬉しさの方が先です。 もしかしたら、メチャメチャきつい仕事が回ってくるかも…。
2005.09.09
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「りかさん」梨木香歩/新潮文庫、とうとう読了です。 といっても、「りかさん」併録の「ミケルの庭」は読んでません。ねねごんずさんに「からくりからくさ」を読んでからの方がいい…とのアドバイスをいただいたのでその通りにしたいと思います。 それにしても「りかさん」…いい小説です。 主人公は人形の「りかさん」なんですね。この「りかさん」と人間が心を通わせるという何ともいえないメルヘンチックな設定がとってもいい感じです。 人形が語るいろんな人形の人生がとても暖かく、切なく、描かれているのですが、瞬間的に目頭がグッと熱くなる部分があるんですね。 自分でも意外だったのですが、このメルヘンチックでドラマチックな小説にどっぷり引き込まれました。もしかしたら、作者の人生観・価値観が僕と完全に一致したのかもしれませんね。 読後感は最高でしたね。 お勧めです。 私事ながら「りかさん」…この名前、僕の心をかき乱します。罪悪感に苛まれ、自責の念で潰れそうになります。 そんな僕の気持ちを和らげてくれたのが…姫君。どうしてるのかな…。
2005.09.08
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今日は東京ドームで行われたB’zのコンサート「CIRCLE OF ROCK」東京公演最終日にいってきました。 なかなか手に入らないチケットらしいのですが、どこぞの出版社経由でなぜか僕のところに回ってきました。嬉しいです。ちなみにタダ。…いい響きです。 コンサートに行くなんて何年ぶりでしょう?考えてみれば何年か前に行ったサントリーホールで定期的にやっているクラシックコンサートに行って以来です。さらにバンドのコンサートなんて何十年ぶりのことです。 いや~、面白かったですね。楽しかったですね。こんなに「熱い」「暑い」「厚い」「濃い」時間と空間にいるなんて…心が空っぽになりましたね。終わっても心が気持ちが昂って、どうしようもない興奮状態。 でも、そんな時でも、ふっと心の隙間に風が吹き込むと…姫君と来たかったなぁ…なんて思ってしまうんですね。 帰り道、携帯にメール受信の表示がされていました。 それはI君からのメール。昨日のブログに掲載した僕の幹事の話…その出欠のメールでした。 『是非とも出席します。妻と共に出席するので初月さんよろしく』とのこと。 …妻って…え?なに?結婚したの? 彼もまた思い出深い人。 彼が会社を辞めたのは1年半前(その8ヵ月後に僕が退職)。その時、I君は僕に言ってきました。「初月さんには嘘をつきたくないので…」 ちょうど同じ時期、部署が異なるYちゃんも退職することは聞いていました。 部署は違っていたけれど、Yちゃんと仲が良かった僕は最後に食事をしようということに…。純粋にYちゃんを気持ちよく送り出してあげたいと思っていたから。 約束の日、たまたまI君も出勤だったので3人で食事をしようと僕が誘いました。 互いに労いの言葉と感謝の言葉を交わし、宴も中盤にさしかかった頃、I君は僕に言ってきました。 「初月さんには嘘をつきたくないので…、初月さんにだけは伝えます」 「僕たちつきあってるんです。一緒に住んでいます…」 その時、僕は、僕だけに伝えてくれた…ということよりも、人知れず何年も愛を育んできた2人の気持ちがとても輝いて見えたし、純粋に2人の幸せを心の底から願いました。 何かしら二人の考えがあって辞めていったのだと思うのですが、新しく二人の歩む道を模索していた2人の未来にエールを送ったものです。 そんな2人に対して今日の僕は、「おめでとう」という祝福の気持ちによりも、「妬ましさ、羨ましさ」の醜い気持ちを持っています。 多分、結婚した旨を伝えたのは僕が最初なんだと思います。 その2人に対して…僕は本当にちっぽけだ。自分があまりにも情けない…そう思いつつも、今日は醜いままでいたい。 最近、身近な人間、それも友人たちの結婚話や出産話を聞いて、…自分だけどうして?…という卑屈な気持ちになっていた。 まずい…これでは当然、僕に福の神は降りてこない。 けれど、今日だけは醜いままでかまわない。明日、目一杯の祝福メールを送るから今日は醜いままでいます。 今日もまた姫君のかわいい顔が浮かんでは消え、消えては浮かぶ…。ため息ばかりです。
2005.09.07
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「りかさん」はお預け。 昨日の日記の続きになるかな。 昨日の日記をアップさせたときちょっと面白い現象が…。 やっぱり「出産」という言葉に女性はひきつけられるのかもしれません。 不思議なことに女性からのアクセス数が瞬間的に異常に伸びたんです。え?なに?…と思えるくらいの女性からのアクセスなんですよね。 この現象を見ただけでも特に女性にとって「出産」というものがどれだけ大変で重要で一大事かということがわかったような気がします。 出産の報告メールをもらった人達でちょっとしたお祝いをしようかという話になったんですね。 そうなると必然的に幹事は僕になるわけです。…嬉しくない。 働いていたときからの流れなのですが、結構大変なんですよね。日程の調整をしたり、身勝手な人達の希望をできるだけ取り入れたり…。 相変わらず勝手なことばかりをいう人…安くてうまい店にしろ…あいつは呼ぶな…こいつは呼ぶな…あれが好き、これは嫌いとか…いいかげんにせいっちゅう話ですよ。 でも、そんな連中をまとめるのが僕の仕事………なのか? あ~気が重い。考えてみると、前の職場で働いているときはこういう人達を取りまとめていたんだなぁ…と思うと、やっぱり俺って凄いと思う。30人はいたもんな。 宴会課長から宴会部長に昇進です。 …失礼しました。
2005.09.06
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思いがけないメールが…。 タイトルは『命名〇〇』。 なんじゃ?生まれたのか?子供って10ヶ月と10日で生まれるんじゃないの?計算が合わないじゃん。もしかして早産? …そんなことはいいとして。 羨ましいなぁ…。結婚したこと自体羨ましいのに子供まで生まれるんだもんなぁ…。 ここのところ久々のメールが来ると大概『結婚しました…』とか『結婚します…』とかそんな内容のものばかり…。 こういうメールって凹むんですよね。なんか取り残された気分になるわけです。 僕はほとほと結婚に縁がない。結婚に妥協は許されない…絶対好きな人と結婚したい…この思いが僕を結婚から遠ざけてきた。 でも、うまくいかないもので『結婚したい』と思える女性が現れないんですよね。 やっとこ『この人と…』と思える人が現れると振られちゃうし…。 滅多に人を好きにならない性格が悪いのか、単に僕の性格が悪いのか…。 しばらく、結婚はないなぁ。 そんなときは読書で気を紛らわせるか…ということで読み始めたのが「りかさん」梨木香歩/新潮社文庫。 「りかさん」…とても切なくなる名前。だから思わず手にとってしまったこの文庫。 読みきってないので感想を書くには及ばないのですが、とても不思議な設定。 人形…が主人公? とにかく「りかさん」が結婚する話じゃなくてよかったよかった。 「りかさん」の感想はまた明日。
2005.09.05
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前にこのブログにも書きましたが、今日は投資説明会の日。 何百人も集まってきたらどうしよう…なんてあり得ないことを考えながら目を覚ました朝。 会場に行ってみると、そこにいたのはホンの10人…良かった。 説明会の進行は、株式→外貨→先物取引の順でそれぞれ15~20分程度で進んでいったのですが、やっぱり集まってきた人の興味は「株」。 株の説明のときのあの真剣さ…びっくりです。外貨担当の僕としては…こりゃ負けた…という気分。 しかしながら、蓋を開けてみると、みな外貨にも興味を持ってくれているんですね…これまたびっくり。 外国為替証拠金取引について20分で説明するのは非常に難しいのですが、ポイントだけを絞って、危険性を強調して、今後の見通しを簡単に説明してきました。コンパクトな説明だったのですが、これがまた好評で、みなの表情が段々真剣になっていくんですね。うれしいですね。 僕にしてみれば、あきらかに説明が足りないのですが、素人には丁度いい質と量だったみたいで、つくづくやってよかったと思いました。 それにしてもアメリカのハリケーン『カトリーナ』…すごい被害をもたらしてくれましたね。カトリーナの被害は原油の価格にも大きな影響を与えてくれました。原油価格が高騰すると工業大国アメリカの景気に非常に大きな影響を与えるわけです。 こうなると、USドルの価格も大きな影響があるわけですね。 ということで…いや~まいった。 衆議院選挙まで緩やかな円安~選挙後はあきらかな円安…。これが僕の相場観だったのですが、ここにきて「カトリーナ」が登場。 さすがにここまで予想ができないですよね。 対ユーロについては円安予想はあたっているのですが、これはUSドルの下落の裏返しというだけで、正確には僕の相場観・分析にはあってないわけです。 さてさて、今週と来週…外貨はどんな動きを見せるでしょう。 経済ニュースで…〇〇銭円高…なんてテロップをみたら、…初月のやつ、はずしてやんの…と思ってくださいね。ハハ
2005.09.04
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今日は久々に前職の友人たちと飲み会です。 もともとアルバイトだった人が辞めることになったみたいです。 ということで、お別れ会。 やめてからも、こうして連絡をくれるなんて嬉しいです。 M君、お疲れ様。L大まで辞めて新しい道に進む君にエールを送ります。 頑張れ! ということで、今日は飲酒酩酊なので…さようなら…
2005.09.03
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昨日の続きになってしまうのかな? 昨日は1日…映画の日1000円でした。 ということで、『容疑者 室井慎次』を観にいったわけです。…感想は、というと昨日のブログの通り。 あまりにつまらなくて、映画を観ている途中から…早くおわんねぇかな…なんて思っていたわけです。 やっと終わったと思っても、気持ちは満たされず…ですよね。 そこで、何をしたかというと引き続き『亡国のイージス』を観たわけです。映画の梯子です。 確か福井晴敏作だったと思うのですが…。 内容はというと…北朝鮮の対日工作、という単純な問題以上に政治的な思考が絡んだちょっと複雑さが漂う話なのですが、…ん~100%あり得ないとは思いませんが、ま~まずあり得ない内容。 それでも『容疑者 室井…』よりは面白いですよね。 あり得ないことを、…もしかしたら、起こるかも…と思わせるところが面白いし、戦争のシュミレーション映画みたいでリアルといえばリアルなんですね。 でも、「室井…」を観た後だから、評価できたというだけであって本当はつまらないのかも。 それにしても真田ひろゆき(字がわからない)はかっこいいですね。 逆に吉田栄作はグレードダウンしてますね。昔は連ドラの主役をこなしていた俳優なのに、今回の映画ははっきり言ってしまえば、誰がやってもいいような役どころ。ま、いいか。 全体としてリアルな危機感みたいなものは伝ってこないのは原作の問題ではなく、映画製作側の問題だろうか?
2005.09.02
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今日は9月1日映画の日です。 仕事を午前中で切り上げ、いざ新宿へ。お目当ては「容疑者 室井慎次」。ラッキーなことに12:10から上映する回に間に合った。 結構楽しみにしていったものの出だしからもうダメ。つまらなさが滲み出ている。 小説でも映画でも、よくある話をただ単に文章にしたり映像化したりしてもつまらないですよね。 だから、よくある出来事であっても、人に訴えかけたい部分や共感を求めるシーンは少々飛躍させたり、誇張したり、強弱をつけていくわけですね。 逆に、あり得ない話であっても、あり得る話に…つまり有りそうな話に思わせるように創り上げていくわけです。 そうやって物語ができていくのですが、今回の「容疑者…室井」は、官僚の世界ではあり得る話なのかもしれませんが、一つ一つのシーンがいちいち大げさで、まずありえないことばかりなんですよね。 容疑者を追いかけるとき、今回の映画のように何十人で追いかけることはないし、検事総長が簡単にでてくるわけが無いし… あ~こうやって書いているうちに腹が立ってきた。 メチャメチャ書いてやりたくなってくるけれど…バカらしいからやめた。 今日の日記を書くこと自体やめた。 「踊る大捜査線」のように最初からコメディー映画という心持でいくと拍子抜けしてしまう。 映画の日…1000円だから何とか許せるか?いや、許さない!
2005.09.01
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