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「暑さ寒さは彼岸まで」 今日は秋分の日です猛暑は去って凌ぎやすく、さほどの残暑も感じられない。先週は台風18号の襲来で九州南部の上陸し瀬戸内海に入って中国地方をかすめ、京、丹波地方を通過しながら日本海にそって北上し勢いを増して北海道で再上陸となってなかなか終息しなかったみたいですね(往生際の悪い奴で・・・)彼方此方で秋雨前線を刺激し台風圏内でなくても大雨を記録した都市も多かったみたいです。当地は風速は20m、累積降水量は7時間(台風関連)で100mm程度だったのでさほどの被害はありませんでした。<台風18号>最接近画像をいたずらしてみましたーーーーーーーーその前日、小学校では小雨模様の運動会が行われ、なんとか最終までたどり着いて良かったみたいです。<ツルばらの移植>30年も育てたツルバラがだんだんと弱ってきたので昨年秋、2.3本接木をしたのが今春に芽吹いて少しづつ伸び出してきた。5月になり、ちっちゃな花が咲き、それ以降だんだん(親に似てきて)と支え棒を伝って伸び出してきたのです。<伸びた>こんなにまで伸びて支え棒が欲しい・・・暫くは放置しておいたのですが、朝顔のツルのように伸びるので、ハウスの入り口にアーチを作り両側にこのツルバラを移植してみました。台風接近前日だったのですが、すでに2本は移植しておいたので最後の1本はすでに2mまで伸びていたので、素焼鉢から抜いての移動がなかなか面倒でしたが大事な根を傷めないようにしてなんとか終了しました。その後1週間は経過したのですが、また2,3のつぼみを付けていたのが開花しています。なんとまあ・・・樹勢の強いバラであることだと感心しています。ーーーーーーーーー稲刈りシーズン到来で早生種は既に終えられた農家もありますが、見渡せばまだ6割程度はこれからのようで月末~10月初旬にかけてまた田圃では刈取り風景が見えることだろうと思っています。
2017/09/23
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今月はガン征圧月間です。12月までに既定の項目を順次受信することになっていて今月は「肺ガン、結核」です。わが校区は本日、3か所で順次 時間帯をずらせて行われるので、一番近いところ、中央公民館に女房と一緒に出かけてきました。受診率の良否は不明です、3か所で実施なので解りませんがここ第2会場は30人程度だったでしょうか?ーーーーーーーーーーー手続きを行って10分後には受診終了で、小学校がお隣なので「夏休み自由研究」が展示されているということで見学に立ち寄りました。自由研究は大別すれば「創作作品展」「研究成果」ですが、一教室では発表できないので廊下まで展示してありましたざっと見て撮ったので説明はできませんが、小学生でこんな研究発表ができること、まとめて仕上げること・・・なかなか父母方も大変だなあと感じました。<世界のありがとう><家紋調べ>さすがに高学年です<恐竜調べ>白亜紀、ジュラ紀・・・・隕石絶滅説も記入してあった<貯金箱>紙粘土で恐竜を作成<レインボー花火>きれいでした<迷路>全体を操作してビー玉をゴールまで操ります※迷路作りがあれこれと思案のしどころです<お手伝い日記1/2>主としてエコが主体です<お手伝い日記2/2>ページをめくると※毎日実施ではないのですが、熱意が伝わってきます<おしゃれなスイーツケーキ><百玉そろばん>孫(2年)の作品ですわずか40分程度の見学だったもので、特に「研究成果」はゆっくりと読まねばならないのですがタイトルを読んだ程度で子供たちに、悪いなあ・・・・と思いながら学校を後にしました。
2017/09/14
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民話・・・「藤内狐と尻焼川」の余韻が余話となりましたが今回が最終です戸上山に棲む狐なら当然、戸上狐であるはずが何故に「藤内狐」と言うのか<尻焼川1>戸上山、右下に藤内神社の鳥居が見えています疑問に思ってもさほど気にすることでもなく「固有名詞が藤内だ」といわれればそれまでです。そのように、大人になっても漠然と思っていたのですがこの話を聞いた私の姉が資料を送ってきてくれました。これによると(米子市塩町 Fさん) 鳥取県伯耆国の三大民話は「彦名の八百比丘尼」「赤松池の大蛇伝説」とこの「藤内キツネ」だそうだ。この藤内というのは、怪物退治で名高い藤内信貞のことだろういうのですーーーこの藤内信貞の武勇伝が各地に広がり、この「藤内狐」の話も生まれたのに違いないと「藤内信貞」のこと天喜(てんぎ)元年(1053年)9月、白河天皇のご誕生報告のために勅使柳原大納言吉実(よしさね)は出雲大社で祈願を受けることになった。京都を出発した一行は(当時は中国道路山地経由が主流でした)、阿毘縁(現在の鳥取県日野町)を過ぎて急な坂道を下ると大きな猿隠山の麓に一軒の民家が見えて一行はその家で休むこととなった。ところが、その家の主が申すには「食べ物は一つもなく、接待ができない」とのことであった。其のわけを聞くと「家の前の大きな山には獣が住んでいて、畑の作物はすべてを奪われ、娘も先日連れていかれた」という。気の毒に思った柳原大納言吉実はお供をしていた藤内信貞に獣退治の命令を下した。信貞は、その夜の夢に現れた老人に案内されて獣の住む洞穴に出かけて、この獣を退治したという。藤内信貞は柳原大納言吉実の許しを得て娘を妻に迎えこの里で暮らすことになった。この、信貞の武勇伝が山陰の各地に伝わっていった思われる。後年、戸上山の狐退治の話が出来上がり鍛冶屋の爺さんの武勇伝はたちまち米子の街に広がってお爺さんは、あの「藤内信貞の再来」とまでいわれて、やがて「藤内狐の話」となって子供たちに伝わっていった・・・・・と。(米子市塩町 Fさん)は書かれています。ーーーーーーーーー「藤内さんの正体は、戸上山を根城にするゴロツキだったに違いない。役人が捕縛に来ると、法勝寺川を渡って3km先の天領の安養寺境内に逃げ込み大きな石垣に上がるやいなや 「ここまでボーテこいやれ、よーこんだーがなー!」・・とケツをたたいて笑った ※米子弁訳:ここまで追ってこいよ、よく来ないくせに!と母の10歳先輩の寛ちゃんは、まるで見たような話を聞かせてくれたと母は笑いながら話してくれました。<尻焼川2>山陰自動車道、管理道路、農業用水堰(空気調整式)※山陰地方は入梅からの渇水で水量は御覧の通りで殆んど停流となっています以上で3回のわたった民話(余話)を終わります。最後までのお付き合いありがとうございました
2017/09/04
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前回では 伯耆地方に伝わる民話「藤内狐と尻焼川」をUPしました。ついでに、もう少し続けさせて下さい戸上山の麓に住む鍛冶屋の爺さんに懲らしめられた悪戯「藤内狐」は近くの法勝寺川に飛び込んでメロメロになって戸上山に逃げこんだ。その後、法勝寺川は「尻焼川」と呼ぶようになった。ここがメインなのですが・・・・お話はそれから少し逸れます。ーーーーーーーーーーーーーー<余話1>米川に感謝!戦国の世が去った江戸時代は新田開発、治山治水工事が全国的に行われた時代です。この地にも江戸時代に終点の境港20kmまで農業用水路が完成しました。この川は米村所平の功績を讃え「米川」と称し主に農業用水を確保する重要な用水でありました。弓浜半島は太古から日野川からの沖積平野?で、すべてが砂地で出来上がっており稲作の出来ない、甘藷等がかろうじて栽培された程度で米作なんて「夢のまた夢」であった。水路の完成は住民の永年の悲願であったに相違ありません。その恩恵で田畑を潤し集落生活も安定したかは想像に固くはありませんーーーーーーーーーーーーー戦前、戦後を通じて、この用水路に関わる弓浜部の児童生徒にとっては社会科見学の拠点となりました。新学期のの季節になると、生徒たちは学校揃ってこの地に遠足に出かけます現地に到着して米川取水口を見学して記念碑に向かいます<米川取水口>昭和50年代に大改修となりました この地は日野川、法勝寺川の共同土手です、先生はこの現場に来ると途端に顔つきも変わり威厳ある教育者となりました。碑文の一部を紹介し<米川完成記念碑>山陰自動車建設で200mほど上流に移転となりました先生「諸君、君たちの腕を高く揚げてみよ!」生徒「・・・・・」先生「お前たち命の源、血の一滴はこの頭首口である!!」と声高らかに噴いて 先人の偉業を伝えたという。 <蛇足ながら>これと一緒に「藤内狐の民話」も聞いたのでしょうかね? ーーーーーーーーーーーー<余話2>藤内さんのたたりだ・・・・この放水路(米川)が戸上観音寺地区内分断して流れているのです。御覧の長さ約8m弱の橋が架かっています。<米川放水路>戸上地区内を4月~9月まで流れます 危ないですね・・・対岸の両家を繋ぐ2人が並行してやっと通る小さな通用橋なので過去においては、悲しい幼児の転落事故も数件発生したといいます。村人は「きっとあの藤内さんのたたりだ・・・」とその後、戸上山に稲荷神社を祀って丁重にお慰めしているというのです。<藤内稲荷神社入り口>駐車場から徒歩10分<藤内さん>祠の傍には藤内さんの石像が・・・時代の推移とともに種々の工事も絶え間なく行われて今ではあの「人里寂しい戸上山」の面影はほとんどありませんがこの民話を知る工事関係者は工事の起工式には現在でも「藤内稲荷神社」に参拝し、工事の無事故祈念する習慣になっているのだそうです。 この話も生前の母から聞いた話です。 久し振りにお参りに出かけてきました。自宅から車で10分程度のところです<藤内稲荷神社>御供は油揚げかと思えばワンカップでした(笑)なぜ、この狐を藤内狐(または藤内さん)とよんだのかは最近になってやっと解りました。それは次回とします。 お付き合いありがとうございまっした。
2017/09/03
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