JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.08.31
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カテゴリ: 海外旅行
DUBLIN市内の観光は、この​ アイルランド旅行の初日、旅友Yさんと訪ねた ​👈️リンクが、
残りの旅友・SさんとHさんは、初日のホテル到着が深夜であったため、 二人は、この日が
初めてのDublin市内観光
なのであった。
左手には、初日に訪ねた トリニティ・カレッジ(Trinity College Dublin)の正面玄関
(Front Squareに面した建物) が現れた。

トリニティ・カレッジ(Trinity College Dublin) ​👈️リンク

創設:1592年、イングランド女王エリザベス1世により設立
アイルランド最古かつ最も有名な大学 であり、現在も国際的な研究拠点。
・校舎や広場は17世紀〜19世紀の建築を中心に構成 され、 学問都市ダブリンの中心地に位置



正面に廻り込んで。
Trinity College Front Arch(フロント・アーチ)
ジョージ王朝時代の 新古典主義建築(ネオクラシカル)
正面には4本のドーリア式円柱が並び、三角破風(ペディメント)には時計 が取り付けられていた。
中央には大きな 木製アーチ扉(訪問者の出入り口)
この扉の奥には、石畳の中庭「Front Square」が広がっており、キャンベル鐘楼(Campanile)、
図書館(Old Library)、そしてケルズの書(Book of Kells)展示室があった。
観光客はこの正門から入り、チケット売り場と展示エリアへ向かうのであった。
トリニティ・カレッジは1592年創立、アイルランド最古の大学
卒業生には、ジョナサン・スウィフト、オスカー・ワイルド、サミュエル・ベケットそして
我が友O氏 など著名な人物がいるのであった。




1.正門・フロントゲート(Front Gate / Regent House Entrance)
   位置: カレッジ・グリーン(College Green)に面した南側、キャンパスの主入口
   内容・特徴:
    ・トリニティ・カレッジの象徴的な正面玄関。重厚な石造ファサードに時計塔がある
    ・上階の「リージェント・ハウス(Regent House)」は、かつて学長の執務室だった
    ・鉄柵前には、エドマンド・バーク像とオリヴァー・ゴールドスミス像が左右対称に立つ
    ・観光客の多くがここから入場。書の間(Book of Kells)への入口もこの先にある
2.フロント・スクエア(Front Square)
   位置: 正門をくぐった中心広場
   内容・特徴:
    ・カレッジ内の中核となる石畳の広場。多くの歴史的建築が四方に並ぶ
    ・学生・観光客が集まる開放的な空間で、芝生と整った動線が特徴
    ・中央キャンパナイル(鐘楼)が立つ
    ・学生の間では「試験前にキャンパナイルの下をくぐると落第する」という迷信がある
3.キャンパナイル(Campanile)
   位置 :Front Squareの中央
   内容・特徴:
 ・高さ約30mの石造鐘楼。1853年にチャールズ・ラニヨン卿の設計で建設
 ・建築様式はネオクラシカル。下部はアーチ状で通り抜け可能
 ・学内のランドマークであり、写真撮影スポット
 ・象徴的建築として、時間・伝統・静寂を表す存在
4.旧図書館・ロングルーム(Old Library / The Long Room)
   位置 :Front Squareの南側(正門と向かい合う位置)
   内容・特徴:
    ・ケルズの書(Book of Kells)を展示する最も有名な建物
    ・ロングルームは、幅約12m・長さ65m・高さ約15mの2階建てバレルヴォールト空間で、
       蔵書20万冊以上
    ・アイルランドの文化的至宝として世界的に知られる
    ・学術・観光両面でトリニティ最大の見どころ
5.ニュー・スクエア(New Square)
位置: Old Libraryの北東側(フロントスクエアの東隣)
内容・特徴:
    ・18世紀後半に整備された第2の中庭(広場)
    ・広々とした芝生が広がり、静かな雰囲気
    ・キャンパス南東部と理学系施設をつなぐ学術ゾーンの玄関口
6.ルブリックス(Rubrics)
位置: Front Square 北側、チャペルの背後(北東側)
内容・特徴:  
    ・トリニティ・カレッジで最も古い現存建築(1710年代)
    ・赤レンガ造りの長屋風建物で、均整のとれたファサードが特徴
    ・かつては学生と教員の住居、現在は研究室・管理部門として使用
    ・フロントスクエアにおける「古きトリニティ」の象徴
 7.卒業生記念館(Graduates Memorial Building, GMB)
位置: Rubricsの西隣、図書館広場の北端に面する位置
内容・特徴:
   ・建築:1899年完成、ヴィクトリアン・ゴシック様式
     ・学生ディベート協会の本拠:
         - 「The Phil」(Philosophical Society/哲学協会)
         - 「The Hist」(Historical Society/歴史協会)
     ・トリニティの弁論・議論文化の中心
     ・彫像や塔屋がある荘厳な外観が特徴
8.講堂・ダイニングホール(Public Theatre / Dining Hall)
位置: チャペルの東側(Front Square北東部)
内容・特徴:
    ・式典・表彰式・招待講演などの公式行事に使用
    ・食堂部分はスタッフや公式ゲスト用。天井は高く、歴代学長の肖像画などが並ぶ
    ・木造梁と歴史的調度品に囲まれた荘厳な雰囲気
    ・フロントスクエアの儀礼ともてなしの空間
9.ミュージアム・ビルディング(Museum Building)
位置: New Square の南西隅(Library Squareの東隣)
内容・特徴:
    ・建築:1857年完成、ロマネスク・リヴァイヴァル様式
    ・使用学部:建築学、工学、地質学などの拠点
    ・外壁:アイルランド産の石灰岩とポルトガル産大理石の装飾
    ・内部には見事な柱頭彫刻やタイルモザイクがあり、アイルランドで最も美しい大学建築の
       一つとされる
10.ダグラス・ハイド・ギャラリー(Douglas Hyde Gallery)
位置: Front Gate(正門)を入って右手すぐ、アートスクール近接
内容・特徴:
    ・1978年開設の現代美術ギャラリー
    ・アイルランド内外の現代アーティストによる展示を開催
    ・無料公開され、学生・市民・観光客に開かれた芸術空間
    ・現代文化と大学の知性の交差点を象徴



トリニティ・カレッジ(Trinity College Dublin)の全景の航空写真をネットから。
特徴と主要建物
・広さ
 約47エーカー(約19ヘクタール、190,000㎡)、東京ドーム(約4.7万㎡)のおよそ 4個分。
・中央広場(Front Square)
 真ん中に「キャンパナイル(Campanile, 鐘楼)」がそびえています。トリニティ・カレッジの
 シンボルです。
・右手奥の大きなクラシック建築群
 ・図書館広場(Library Square)に面した建物群。
 ・オールド・ライブラリー(Old Library) には有名な「ロング・ルーム」や
  「ケルズの書(Book of Kells)」が収められています。
・緑の芝生の広場
 校舎に囲まれて複数の芝生広場があり、学生たちが集う憩いの場です。
・南西部のモダン建築
 白い屋根の現代的な建物群は、学術施設や管理棟です。
・南側(写真下側)に沿って走る通り
 ダブリン市内を走る路面電車「ルアス(Luas)」のグリーンラインが見え、黄色いトラムが
 通過している。
Trinity College Dublin - Buro Happold

8 Trinity College, Dublin ideas | trinity college, dublin, trinity

詳細案内。

How To Visit Trinity College Dublin (With Map)

ここからは、​ 既にブログにアップ済み ​👈️リンク ですが、より詳しく説明したいと思います。
トリニティ・カレッジ(Trinity College Dublin)正門の手前左側 にあったのが、
エドマンド・バーク(Edmund Burke, 1729–1797) の像。
エドマンド・バークとは:
出身: アイルランド・ダブリン
学歴: トリニティ・カレッジ卒業(1744年入学)
職業: 政治家・哲学者・演説家・作家
主な活動:
 ・イギリス議会で活躍(ホイッグ党)
 ・アメリカ独立戦争ではアメリカ側に理解を示す
 ・フランス革命には強く反対し、保守思想の先駆とされる
代表作:
 ・『フランス革命の省察(Reflections on the Revolution in France)』(1790年)
 ・近代保守主義の父とされ、後世の政治思想に大きな影響を与えました



正面から。
左手に書類(もしくは書物)を持ち、理性的知性を象徴。



右側の像は オリヴァー・ゴールドスミス(Oliver Goldsmith, 1728?–1774) の銅像。



ズームして。
生没年: 約1728年 – 1774年
出身: アイルランド、ロングフォード県(またはウェストミーズ県)
職業: 作家、詩人、劇作家
トリニティとの関係: トリニティ・カレッジの卒業生(1744年入学)
主な作品: 小説『ウェイクフィールドの牧師(The Vicar of Wakefield)』、
       詩『田園の僧侶(The Deserted Village)』、戯曲『気まぐれ女房(She Stoops to        Conquer)』など
ゴールドスミス像は本を手に持つ姿勢で、思索的に視線を落としている。
これは学識と創造性の象徴であり、詩人・作家としての彼の業績を表現している。
一方、エドマンド・バーク像は演説的で前方を指すポーズで、政治・哲学的影響を象徴する と。



トリニティ・カレッジ・ダブリン(Trinity College Dublin)の構内「フロント・スクエア
(Front Square)」から、キャンパスの象徴的建造物である キャンパナイル(Campanile)
正面に見る。



中央の塔:キャンパナイル(Campanile)
・名称:Campanile of Trinity College
・建立年:1853年
・設計者:Sir Charles Lanyon
・建築様式:ヴィクトリアン・ネオクラシカル様式
・高さ:約30メートル
・構造:石造、アーチ型基礎部の上に塔状構造
・用途: 実際の鐘楼 というよりは象徴的な建造物(鐘はあるが時報としては使用されていない)
学生の間では、「試験に落ちる」という迷信があり、「試験前にキャンパナイルの下を通ると
不合格になる」とされている と。
そのため、期末試験前になると、多くの学生がこの塔の下を避けて通る姿が見られるのだ と。 



構内「フロント・スクエア(Front Square)」の左・北側に位置する建物。
左手前の堂々たる円柱建築は、Exam Hall(試験ホール) その奥に連なる建物群は
Chapel(礼拝堂)やDining Hall(食堂)



卒業生記念館・ Graduates Memorial Building(GMB)
トリニティ・カレッジ・ダブリン(Trinity College Dublin)構内のFront Square
(フロント・スクエア)北側に位置する壮麗な建物。
 内容・特徴:
  ・建築様式:ヴィクトリア朝ゴシック・リヴァイヴァル様式
       ※尖塔状の屋根、石造の装飾、ファサードのリズム感が特徴
    ・建築年:1899年完成
    ・設計者:Thomas Drew(トマス・ドリュー)



Old Library(オールド・ライブラリー、旧図書館)
トリニティ・カレッジ・ダブリン(Trinity College Dublin)の構内にある、世界的にも有名な
図書館建築であり、観光のハイライト。
内容・特徴:
 ・建築年:1712年着工、1732年完成
 ・設計者:Thomas Burgh(同時代の著名建築家)
 ・建築様式:ジョージ王朝様式(Georgian)
 ・構造:3階建ての石造建築で、1階はアーケード状
主な内部構成:
 ◾ Book of Kells(ケルズの書)展示室
 ・世界的に有名な9世紀の装飾写本
 ・アイルランドの文化・宗教・芸術を象徴
 ・観光客の最大の目的地のひとつ
 ◾ The Long Room(ロングルーム)
 ・2階にある巨大な閲覧室:全長65m、バレル・ヴォールト天井
 ・蔵書20万冊以上(主に17〜19世紀の貴重本)
 ・両側の書架と歴代学者の胸像が並ぶ荘厳な空間
象徴性と重要性:
 ・アイルランド最大の学術図書館の一部
 ・「デポジット・ライブラリー」として、アイルランド・英国の全出版物を収蔵
 ・映画やゲームでもモデルにされる幻想的な空間(例:『スター・ウォーズ』風の内観に
    影響を与えたとされる)



講堂・ダイニングホールのうち、試験ホール(Public Theatre / Examination Hall)
内容・特徴:
 ・建築年:1784年竣工
 ・建築様式:ネオクラシカル様式(古代ローマ神殿風)
 ・設計者:サー・ウィリアム・チェンバーズ(Sir William Chambers)
建築的特徴:
 ・ファサード中央には4本のコリント式円柱と三角破風(ペディメント)
 ・アーチ型の玄関3つ(左右対称)
 ・上部には大きな窓とバルコニー手すり(balustrade)
用途と意義:
 ・かつての大学公開講義(Public Theatre)の場
 ・現在も使用されている主要な試験会場
 ・入学式・表彰式など儀礼的な公式行事も行われる
 ・トリニティの学問と格式の中心的象徴



中心に立つ象徴的な建物、 キャンパナイル(Campanile) クローズアップ
建築的要素:
 ・下層部はアーチ型通路で、通り抜け可能
 ・上層部は八角形の鐘楼(オクタゴン)、繊細な石の格子窓
 ・ドーム型屋根の上に風向計が載る
 ・四隅に座す彫像(寓意像)は学問や精神を象徴しているとされる
象徴と伝説:
 ・トリニティ・カレッジの精神的中心・象徴的ランドマーク
 ・「試験前にキャンパナイルの下を通ると落第する」という学生間の有名なジンクスがある
 ・入学式、卒業式などで学生や家族が記念撮影を行う定番スポット



トリニティ・カレッジ・ダブリンの キャンパナイル(Campanile)上層に置かれた4体の彫像 は、
建物の象徴性を高めるために配置された 寓意像(allegorical figures) です。
それぞれは アカデミア(学術)に関係する抽象概念を表しており、 以下のように分類されます。
 ◾北東角 象徴する概念 :Science(科学)
 ・書物や巻物、望遠鏡などを持って表現されることが多く、「観察と法則性の探求」を象徴。
◾北西角 象徴する概念 :Literature(文学)
 ・ ペンや本を持つ女性像が一般的で、「表現と言語の力」を象徴。詩や演劇、哲学への
  敬意を示す。
 ◾ 南東角 象徴する概念 :Divinity(神学)
 ・聖書や十字架を持ち、霊的・倫理的知の追求を表す。大学の歴史的ルーツである
      神学部を象徴。
◾南西角 象徴する概念 :Law(法学)
 ・天秤や律法の書を持ち、「正義と秩序」の原理を象徴。学問における論理とルールの
  基盤を表す。
この像が象徴する概念はScience(科学) または Medicine(医学)
 ・ 杖に巻きつく一匹の蛇 は、しばしば 治癒・医学・生命の探求を象徴 します。
 ・医学に限らず、自然科学(biology / physiology)全般を象徴する場合もあります。
 ・トリニティ・カレッジでは、この像は伝統的に"Science"(科学)を代表する像と
  されています。



これが、「 Literature(文学) 」を象徴していると考えられる像。(前回の写真)
特徴的な持ち物:
・像の右手には、巻物または装飾的な書物を模した細長い物体が握られています。
・この形状は古代の書板(タブレット)や詩篇集を表現している可能性があり、書くこと・読む
 ことの象徴。
・衣装はギリシャ風のドレーパリー(長衣)で、静かな威厳を備えた座像です。



これが 「Law(法学)」を象徴する像
特徴的な持ち物・姿勢:
・像は左手に、束ねた棒状のもの(ファスケス)のようなものを持っています。
・ファスケス(fasces)は、古代ローマにおいて執政官の権威を象徴した「権威と統治」の
 道具であり、今日でも法・統治・正義の象徴として多用されます。
・右手は膝に置かれ、冷静で威厳ある姿勢。
・衣装は重厚なドレーパリーで、厳格な印象を与える構図です。



「Divinity(神学)」を象徴する像
特徴的な持ち物:
・像は右手を高く掲げて十字架を持っています。
・左手には書物(聖書)と思われる物を抱えています。
・視線は斜め上、天を仰ぐような姿勢です。



旧図書館(Old Library)付近の芝生エリア(Library Square)にあったのが
ウィリアム・エドワード・ハートポール・レッキー
(William Edward Hartpole Lecky, 1838–1903)の像
像の台座には「 LECKY 」という刻印。
レッキーは椅子に座りながら、手には開いた書物を持ち、思索的な姿勢。
肩からアカデミックガウンを羽織っており、知識人としての威厳を表現。
像の様式は19世紀末〜20世紀初頭の伝統的記念彫刻スタイルで、写実的で穏やかな造形。



W. E. H. Lecky
・生没年:1838–1903
・出身: アイルランド、ダブリン出身
・職業: 歴史家・哲学者・政治評論家
・教育: トリニティ・カレッジ・ダブリン卒業
・主な業績:
 ・『ヨーロッパの道徳の歴史(History of European Morals)』
 ・『イングランドにおける合理主義の歴史』
   ・宗教、倫理、自由主義政治に関する批評を多く著した
・政治活動:
   ・晩年はイギリス自由党に所属し、1902年には貴族に列せられた。



The Examination Hall(試験ホール) 」。
・建設年代:18世紀(1780年代)
・正面は対称的なファサード(正面構造)を持ち、三角破風(ペディメント)と古典的な
 オーダーの柱が特徴。
・上階の窓下には小さなバルコニー風の装飾(バラスター)があり、格式を感じさせます。
・屋根上の小さな塔は換気口(ヴェンティレーター)です。
通常は学生の試験会場として使われており、年間を通して重要な大学行事にも利用されて
いると。



ジョージ・サーモン(George Salmon)像
生没年: 1819年9月25日 – 1904年1月22日
職業・業績:
・アイルランドの数学者・神学者。
・若いころは純粋数学の研究で知られ、とくに代数学や射影幾何学で名声を得ました。
・後年は宗教的関心を深め、アイルランド国教会の聖職者としても活躍。
・1888年から1904年までトリニティ・カレッジの学長(Provost)を務めました。
女性入学への反対
  ・サーモン学長は、 女性のトリニティ・カレッジ入学に強く反対 したことで知られています。
  ・彼の反対にもかかわらず、彼の死後すぐの 1904年に女性の入学が許可 されました。
  ・皮肉を込めて、「彼が女性の入学を阻止できたのは彼の死までだった」と語られる
     こともあります と。



Public Theatre(パブリック・シアター)
 ・名称:Public Theatre(別名:The Examination Theatre / College Chapelの向かい)
 ・所在地:Front Square の東側、Examination Hallのすぐ隣
 ・建築様式:ジョージアン様式(Georgian architecture)
 ・設計者:Sir William Chambers
 ・完成:18世紀後半(主に1780年代)
この建物は、
卒業式や大学の重要式典 (トリニティ・カレッジでは「Commencements」)
公的講義(Public Lectures)や演奏会
・一部の大学行事での集会所 で使われて来た と。



構内にあった案内標識の一つ。英語とアイルランド語(アイルランド・ゲール語)の
併記形式で、構内施設の方向を示していた。
上から、
正門(フロントゲート)
宿泊事務所(学生寮オフィス)
礼拝堂(チャペル)
寮(建物)6〜10号棟
学生会館(学生組合)  の方向を示していた。



Trinity College Dublin(トリニティ・カレッジ・ダブリン)構内で提供されている見学ツアーや
展示のチケット料金案内。
とくに有名な「 ケルズの書(Book of Kells) 」関連展示のチケットも示されていた。
ケルズの書(Book of Kells) とは?
■ 概要
制作年代:おおよそ 800年頃(8〜9世紀)
言語:ラテン語
内容:新約聖書の4つの福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)
制作地:
 スコットランドのアイオナ修道院で着手され、
 アイルランドの**ケルズ修道院(County Meath)**で完成したと考えられています。
所蔵場所:現在はトリニティ・カレッジ・ダブリンの旧図書館(Old Library)内で、
特設の「Book of Kells Exhibition」として常設展示


ケルズの書・The Book of Kells ​👈️リンク
写真はネットから。

ケルズの書 - Wikipedia

写真をネットから。
「ケルズの書」は、紀元800年・8世紀頃に修道士が作成した4つの福音書。
その本にはケルトの渦巻き模様や、人、動物などが描かれ、ケルト美術の最高峰と言われ、
アイルランドの国宝である装飾写本。
聖書、特に福音書をラテン語で記したもので、その装飾の美しさから「世界一美しい本」とも
称される。ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館に所蔵されているのだ。


Book of Kells | State Library of South Australia

「​ Book of Kells Exhibition ​」👈️リンク
学内をガイド付きで巡るツアーや「ケルズの書」鑑賞を組み合わせたプランも用意されており、
参加すればより深くトリニティ・カレッジの魅力に触れられるのであったが・・・。

Book of Kells: History of world's most famous medieval manuscript rewritten  after dramatic new research | The Independent | The Independent

ダブリン市内中心部のトリニティ・カレッジ正門(Front Gate)前の風景。
ダブリンの路面電車「Luas(ルアス)」
紫がかった銀色 → Luas Green Line(緑線)。
写真左手の建物には「TOURISM OFFICE(観光案内所)」の表示が見えた。
ここはダブリンの「Visit Dublin」オフィスがあるエリアで、観光パンフレットや地図を
もらえるのであった。



アイルランドの 作曲家 として知られる
「トマス・ムーア(Thomas Moore, 1779–1852)」の像
アイルランドの民族的アイデンティティを詩と歌で表現したことで、 国民的詩人 とも
称されている作曲家 と。
1795年にダブリン大学トリニティ・カレッジに入学し、母親の意向に従って法学を学んだ  と。



ムーアは片手を高く掲げ、もう一方の手は胸にあてるポーズを取っており、
詩人または演説者としての姿を象徴的に表現していた。
銅像のスタイルは19世紀風の衣装(フロックコート、タイツ)を再現。



そして右側にあったのが 「旧アイルランド銀行本店(Bank of Ireland, College Green)」
建設年1729年(18世紀前半)
建築様式新古典主義建築(Neoclassical)
設計者Edward Lovett Pearce ほか
用途    現在は一部が銀行として使用されているが、歴史的建築物として公開部分もある と。



アイルランド議会議事堂(旧用途)
この建物はもともと、アイルランド王国の議会(Parliament of Ireland)の議事堂として
使用されていた と。
世界初の特別に設計された議会用建築物(Purpose-built Parliament House)として知られる。
1801年、イギリスとの合同法(Act of Union)によってアイルランド議会が解散されると、
建物はアイルランド銀行に売却されたのだ と。



Trinity College Dublin(トリニティ・カレッジ・ダブリン)正門(Front Gate) の正面
振り返って。



今回参加できなかった学友Oさんからの依頼が、
1年間留学していたこのTrinity College Dublin(トリニティ・カレッジ・ダブリン)
正門(Front Gate)を背景に路面電車Luas(ルアス)の写真を土産に欲しい
』とのことで
撮影したのであった。



移動して。

Trinity College à Dublin - Découvrez le campus et son histoire

ダブリン市内の装飾的街灯柱(ヴィクトリア朝様式のガス灯柱
)。
イルカ型の彫刻装飾(実際は神話的海獣)が特徴的なもの。
背後には トマス・ムーア像の台座の一部 が。



そしてここにも トマス・ムーア(Thomas Moore, 1779–1852)像 が。
この像はトリニティ・カレッジの卒業生像ではなくアイルランドの詩人としての市民的顕彰像
なのであろう。
台座には「 Moore 」とのみ刻まれていた。



ダブリン中心部の O'Connell Street(オコンネル・ストリート)南端から北方向を 見る。
手前は歩道と Luas(ルアス)・グリーンラインの軌道が並走 しており、ダブリン市内でも最も
賑やかな大通りの一つ。



ダブリンのO'Connell Street(オコンネル・ストリート)を南方向(川方面)から北方向
(市街中心)に向かって見た光景。
ここはダブリンの目抜き通りであり、観光・交通の中心地。
121m高さの The Spire(スパイア)とオコンネル像(Daniel O’Connell Statue) が見えた。
左の緑の旗は Ireland Green Flag



アイルランド海軍のジャック。
ジャックとは船の舳先につける船首旗の事であり、正しくはユニオン・フラッグ(Union Flag)
と言うと。



ダブリン中心部のオコンネル橋(O'Connell Bridge)南側から北方向を見る。



オコンネル橋はダブリンを南北に分けるリフィー川に架かる橋。
特徴的なのは、 「幅より長さが短い橋」としても知られている  と(幅約50m、長さ45mほど)。



ズームして。
ダブリンの象徴的な オコンネル通り(O'Connell Street)とそこに建つダニエル・オコンネル像、
スパイア(The Spire)がほぼ一直線に並んで見える 場所なのであった。



ダブリン市街を東西に貫流し、ダブリン湾へ流れ込む主要河川・ リフィー川(River Liffey)と
その下流に架かる Butt Bridge(バット・ブリッジ) を見る。
ループライン橋はダブリン郊外からの通勤電車(DARTやIntercity)が通るアーチ型の鉄道橋です。
Butt Bridge はもともと1880年に開通し、1932年に再建されました。
橋の名は、アイルランドの政治家 Isaac Butt(アイザック・バット) に由来しています。



アイルランドの政治家・弁護士・オラトリスト(雄弁家)である
ダニエル・オコンネル(Daniel O'Connell, 1775–1847)像 を再びズームして。
写真のように、しばしば頭上にカモメが留まっているのも「ダブリンらしい」光景なのであった。



リフィー川(River Liffey)に架かるButt Bridge(バット橋)とその先に
Loopline Bridge(ループライン鉄道橋)
を見る。
Butt Bridge(バット橋)
・開通:1879年(現行の橋は1932年再建)
・名前の由来:第3代アルタモント侯爵(William Butt)
・通る道路:R802
・自動車・歩行者・Luasトラム(東側トラック)も利用
Loopline Bridge(ループライン鉄道橋)
・建設:1891年
・設計:ジョージ・ウィルキンソン(鉄道建築家)
・役割:ダブリンのコンノリー駅(Connolly Station)とパールマウント駅を結ぶ鉄道路線の一部
・特徴:鋼鉄の格子梁構造で、川をまたぐ低めの橋




オコンネル橋 を渡り直ぐに右折してリフイー川に沿ってR105を下流方向に進む。
オコンネル橋 を振り返って。
三連のアーチ構造で石造の親柱には装飾の彫刻があった。
左手に見える高い建物は「 O'Connell Bridge House(オコンネル・ブリッジ・ハウス) 」。
現在の橋は 1880年に再建(旧称は Carlisle Bridge)。
名の由来はダニエル・オコンネル(Daniel O'Connell)に由来し、橋の南端には彼の大きな像が
あるのであった。



Rosie Hackett Bridge(ロージー・ハケット橋) を見る。
ダブリン中心部、リフィー川を横断、アビー通り下(Abbey St Lower)とバーチャー通り
(Bachelors Walk)を結ぶ。2014年5月20日開通の比較的新しい橋。
労働運動家・1916年蜂起にも参加した女性 Rosie Hackett(ロージー・ハケット) に
ちなんで命名。



Rosie Hackett Bridge(ロージー・ハケット橋) を正面から。
中央に見えるのは Luas(ルアス)グリーンラインの路面電車(Green Line)
この橋は、 自動車の通行は限定的(バスとトラム中心) で、主にLuas Green Lineの
トラム軌道と歩道から構成されており、2014年に開通した比較的新しいインフラ。



Loopline Bridge(ループライン橋)
・アイルランド語名:Droichead na Loice
・建設:1891年完成
・用途:鉄道専用橋(Irish Rail / Iarnród Éireann のダブリン通過路線)
・構造:鉄製のトラス橋(格子状の梁が特徴的)
・所在地:リフィー川上、カスタムハウスとタラ・ストリート駅の間
左奥に見えたのが 「The Custom House(カスタム・ハウス)」の緑のドーム



Loopline Bridge(ループライン橋) を斜めから。
橋の側面が「X」形状の鉄骨構造で覆われており、Loopline Bridgeの特徴そのもの。
写真中央部に見える丸い装飾柱は、Loopline Bridge特有の意匠で、かつての
Dublin & Drogheda Railway Companyの「D」のエンブレムがデザインされている と。




                                  ・・・​ もどる ​・・・


                   ・・・​ つづく ​・・・









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Last updated  2025.10.20 05:47:20
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