全31件 (31件中 1-31件目)
1
トゲハナスズキ(Liopropoma japonicum)。飼育してからしばらく経過。現在エサの量を調整中。毎回問題なく食べるのだが、どうも与えすぎているような気がしないでもない。今まで飼育してきた深海魚の中には与えすぎると調子を崩すものがいたので、今回もこれを危惧してしまう。よって最近はエサの回数を減らし様子を見ている。
2018年01月31日
深海性のコブシガニの仲間、ケンナシコブシ(Urashima pustuloides)。熊野灘(水深350m)より採集された個体である。今回初飼育となる。彼の飼育場所はここ。そう彼なのである。(腹部を確認したらオスだった。)現在飼育場所はほとんどないのだが、こういった個体はたまに見かける程度で、次はいつになるかわからないので思わず購入した。ちなみにこの場所で飼育していた深海性のヤドカリは別の場所へと移動させた。ヤドカリにとってはいい迷惑だな。
2018年01月30日
ある水槽の水温が設定よりも低くなっていた。それで最初にヒーターを確認したところ問題なかった。次はサーモスタット。これを確認したところ温度センサーがダメになっていたので、予備のサーモスタットと交換した。とりあえず海水魚に被害がなくてよかった。さてタイトルのこと。以前より飼育しているワーティプロウフィッシュ(Aetapcus maculatus)。実はこの魚は脱皮後。こちらが脱皮した皮のようなもの。体表の突起とか鰭とか、そのままで面白い。しばらく観察したが、このまま水槽に入れておいても仕方がないので処分した。これが甲殻類の脱皮殻だったらそのままにしていることが多いんだけどなぁ。
2018年01月29日
写真はハシキンメ(Gephyroberyx japonicus)。熊野灘産の深海魚。飼育開始からおよそ3年9か月が経過した。あることを除き、とても飼育しやすい海水魚だと思う。あることとは警戒した際の拒食。1-2か月間、何も食べないことがある。以前はしばしば撮影していたのだが、拒食が怖くて、最近は控えめにしている。ただ深海魚だからって暗くしすぎなのかもしれない。これが警戒しやすい一因(?)と思ったりもする。某所ではやや明るめの水槽で普通に飼育しているし…。この水槽の底面にはアイカジカ(Gymnocanthus intermedius)がいる。こちらは冷水魚。飼育開始からおよそ3年6か月が経過した。先程のハシキンメとの共通点として低水温での飼育があげられる。ただこの水槽の暗さはアイカジカには不向きかもしれない。給餌棒でエサを近付けると、とびついて食べるがよく失敗する。暗くてあまり見えていないのかもしれないな。※写真はいずれもライトで照らして撮影。普段は真っ暗。
2018年01月28日
先日、深海(熊野灘)よりやってきたヨロイウミグモ(Pycnogonum tenue)。イソギンチャクの体液を吸って生きている面白い生物だ。以前より数匹を飼育している。今回新たに2匹を追加。2匹のヨロイウミグモが重なっているが、下の方の個体の足の一部が欠損していた。これって脱皮して再生するんだろうか?少し興味深い。こちらも追加個体。右:アカモンオキヤドカリ(Oncopagurus monstrosus)。左:コガネウロコムシ科(Aphroditidae)の一種。アカモンオキヤドカリがかなり増えてきた。今のところすべて元気だが、いつの間にか☆になっていることが多い。事実あまり長生きさせる自信はない…。だいたいこんな感じ。個人的にはこの寒い季節の深海生体の入荷がとても楽しい。でも暖かくなってほしいのも事実。磯採集に行きたいからねぇ。
2018年01月27日
勉強会のスライドが完成。やっと終わった。でも少し手抜きな気がしないでもない。データに有意差がなかったので、今回の勉強会では発表しないでおく。有意差があったら面白かったのになぁ…。さて写真はアツモリウオ(Hypsagonus proboscidalis)。冷水性の海水魚である。2018年1月9日のブログに人工餌を積極的に食べたことを記載した。今回はその後の経過。結論から言うと、給餌棒を用いてはいるものの、積極的に人工餌を食べ続けている。これはかなりうれしい♪このままの調子を続けたい。ただ1週間の摂餌量がどの程度なのか今のところよくわからないのも事実。個人的には、あまり動かない魚なので、それほど食べないと思っている。
2018年01月26日
1.勉強会のスライドを作成している途中。 前回同様に今回もやや専門性が高い内容と思うが、 ある程度は他科のドクターにわかりやすくしたつもり。2.インフルエンザを罹患し休んでいる職員が増えてきた。 気を付けねば。3.髪を切りに行った。 サーファーの美容師さんにいつも切ってもらうのだが、 新たなスタッフを雇っていたので、 こちらの方にもいろいろお世話になった。 ちなみに新たなスタッフはゲーマー。 どちらとも話が合うので面白い。
2018年01月25日
先日深海よりやってきた2匹のヨコヤホンヤドカリ(Propagurus obtusifrons)。期待すべきは共生するヨコエビなんだが、見つからなかった。残念だがこればっかりは仕方ないわな。少し小さめのヨコヤホンヤドカリだったからかもしれない。大きいヨコヤホンヤドカリだったらヨコエビが共生している可能性が高いと思ったりもする。あくまで推測だが。観察後はヨコヤホンヤドカリの飼育を…。2018年1月22日のブログにも書いたが、やっぱりヤドカリは増加傾向や。
2018年01月24日
こちらはシマハタ(Cephalopholis igarashiensis)。沖縄の深海より採集され、ホムラspのところへやってきてもう少しで6年。シマハタがやってくる前にも深海魚の飼育を試みてはいたが、深海魚に没頭しはじめたのはこの海水魚に出会ってからだと思う。当初は粉骨砕身でいろいろなことに留意していたが、現在はそれほどでもない。結局この深海魚が飼育しやすいのだと思ったりもしている。ただしなかなか思うように飼育できない深海魚も多く、深海魚専門のUさんにはよく相談に乗ってもらっている。昨年はトゲハナスズキのことでお世話になり、Liopropoma属の深海魚としてはいい結果が出ている。(トゲハナスズキは現在飼育中。)Uさんには誠に感謝している。こんなことを6年近くもやっているわけだが、少しは進歩しただろうか。まぁしていないほうがおかしいと思うのだが。最近また寒くなってきた。寒くなればなるほど、避寒も含めて沖縄へ遊びに行きたくなる。もちろん沖縄へ行った際には磯採集をやりたいし、機会があれば深海魚採集もやりたい。さて今年はどんな深海魚に出会えるだろうか。とても楽しみだ。
2018年01月23日
少し前に某ショップの通販にてヤドカリを購入した。それがこちらのゼブラホンヤドカリ(Pylopaguropsis zebra)。ゼブラヤドカリともいう。購入理由はいたって簡単。飼育したことがないから。美しいから。これに加えてホムラspの興味とそれ相応の価格。あくまで私見だが買ってよかったと思っている。現在、セパレーターで仕切ったリフジウム水槽で、単独飼育している。~~~~~飼育しているヤドカリが増加傾向~。未掲載のものを含むと海水魚よりも多いだろうな。
2018年01月22日
深海性のヤドカリが好きでいろいろと飼育している。今回のヤドカリは以前に紹介したツノガイに入ったヤドカリ。水深200-300mより採集された個体で、飼育開始から2か月が経過した。ただ残念なことに現在は1匹だけ。もう1匹のヤドカリはいつの間にかいなくなっていた。個人的にはこのヤドカリに襲われて食べられた可能性が高いと思っている。ちなみに左にはいろいろと深海性の生物が写っている。白い鰓冠を出している深海性のカンザシゴカイの仲間は最近生きていることに気付いた。ちょっとだけうれしかったりする。
2018年01月21日
2018年1月中旬に行った大阪市立自然史博物館の備忘録。今回見ておきたかった展示のひとつがこちらのミニ展示「戌年展」。戌(イヌ)にちなんだものがいろいろと展示されてあった。イヌの頭蓋と下顎、ニホンオオカミの上顎犬歯と下顎第一大臼歯。海水魚も~♪イヌノシタ(Cynoglossus robustus)。ウシノシタ科イヌノシタ属。ウシノシタと言えばよく聞くと思うが、イヌノシタは知らない人が多いのではないかと思う。トンボイヌゴチ(Percis matsuii)。珍しいなぁ~。一度は生きている姿を見てみたいものだが、深海性だし、そんな機会はないだろうな。イヌの名前が入った蝶。ミナミイヌモンキチョウ(Zerene cesonia)。前翅の模様がイヌの顔に見える。カリフォルニアイヌモンキチョウ(Zerene eurydice)。こちらも先ほどと同様に前翅の模様がイヌの顔に見える。ただしオス限定で。ミニ展示なので展示内容は少なかったが、トンボイヌゴチの標本を見ることができたし、個人的にはとても満足であった。おわり。
2018年01月20日
深海生体を飼育している水槽にリフジウム水槽を連結し、ここにウミウシを入れて観察している。こちらがそのウミウシ。熊野灘(水深200-300m)よりやってきた深海性のウミウシ。2017年11月25日のブログに掲載した個体であり、もう少しで2か月になる。気になるのは食性だ。いったい何を食べてんねん。考えられるのはほかの生体に与えたエサの残りとか、以前よりこのリフジウム水槽で発生しているクラゲのポリプとか…。でも実際のところはよくわからない。
2018年01月19日
最近遊びすぎのホムラspである。そろそろペースを戻さないといけないな。ということでブログ更新を…。写真はたぶんハリツノガニ(Rochinia pulchra)。深海性のカニである。少し前にイガグリガニを掲載したので、同じトゲトゲの甲殻類として、久々に掲載。特記すべきことはないのだが、以前にルリハタに食べられたことがあったので、現在のことを少しだけ記載する。結論から言うと、ハリツノガニは今もルリハタといっしょに飼育している。というのも、その後ルリハタがハリツノガニを襲うことはなく大丈夫と判断したから。すなわちルリハタはこのカニを食べられないと学習したってことやな。とまぁそんな風に安直に考えたホムラspである。
2018年01月18日
2018年1月中旬に行った大阪市立自然史博物館の備忘録。今回の目的のひとつはこちらのカツオクジラの骨格標本を見ること。再研究した結果、ミンククジラとされていた標本がカツオクジラであると明らかになったとのこと。そしてこれがなんと世界で初めての骨格標本の記録!こんなのが大阪平野の地下から出てくるんだから面白いもんやなぁ~。あとは館内をブラブラと散策。深海生物の標本はやはり見入ってしまう。何回も見ているんだけれどね。カイロウドウケツ属の一種(Euplectella sp.)。写真の右の標本。メンダコ(Opisthoteuthis depressa)。これが飼育できたら面白いのだが…。フエカワムキ(Macrorhamphosodes uradoi)。一度は生きている姿を見てみたいものだ。つづく。
2018年01月17日
消灯後のヤリイトヒキベラ(Cirrhilabrus lanceolatus)。フラッシュを用いて撮影した。水槽前面で海藻にもたれ掛かるようにして睡眠していた。えっこんなところでと思ったりもしたが、居心地は悪くなさそうだ。このあとほかの海水魚の観察を行ったところ、1匹だけ普通に泳いでいたものがいた。それはトゲハナスズキ。いったいいつ寝てるんやと思ったが、こういう魚なんだろうなと思ったりもした。
2018年01月16日
2018年1月中旬に行った大阪市立自然史博物館の備忘録。外来生物の影響のコーナー。いつも見ている展示。既知の知識のおさらいといった感じだが、とても大切なことばかりなので撮影した。アライグマ(Procyon lotor)。言わずと知れた外来生物。大阪の淡水域の外来生物の展示。なじみ深いものが多い…。大阪湾の海生の外来生物。昆虫。最近ではヒアリ、アカカミアリが話題となった。まだ見たことがないが、そのうち見かけるようになるんだろうか…(汗)。つづく。
2018年01月15日
こちらはイガグリガニ(Paralomis hystrix)。平素よりお世話になっている、深海生体を扱うショップより購入した個体。名前にはカニとつくが、実際カニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間(異尾類)である。さてこのイガグリガニだが、見てわかるように非常にたくさんの棘がある。(名前のまんまだな。)そしてこの棘の間にはこれまたいろいろな生物がいる。棘の間で見つかったヨコエビの仲間。これが最も多かった。深海性のイガグリガニに付着していたことからこのヨコエビも深海性であると推察している。そういや以前に飼育していたイガグリガニからもヨコエビなどが見つかったっけ…。懐かしいな。あの時も今回同様にワクワクしていたのをよく覚えている。こちらはシャーレに入れたヨコエビ。名前がわかれば面白いのだが…。はっきり言ってよくわからない。ほかにはエボシガイの仲間(ヒメエボシ?)や環形動物などが見つかったが、これまた名前がわからない。とりあえず撮影だけしておいたので、時間があるときにでも調べたいと思う。
2018年01月14日
2018年1月中旬に大阪市立自然史博物館へ行ってきた。写真は花と緑と自然の情報センターの入り口。ここから中へ入って、植物園、博物館の入り口へと向かう。こちらは植物園。2018年戌年。立派だなぁ~。いつもはたくさんの人がいて、写真を撮りづらいのだが…。この日はとても寒かったので、歩いている人は少なめだった。こちらは博物館の入り口前の広場に展示されてあるナガスクジラの骨格標本。愛称はナガスケ。そしてマッコウクジラの骨格標本。愛称はマッコ。どちらもそのままの愛称なので、とても覚えやすい。それにしても寒かった。早々に博物館の中へと入った。つづく。
2018年01月13日
大半の小型水槽には小さな生体を入れて飼育しているのだが、ある小型水槽にはOpistognathus latitabundusという大きめのジョーフィッシュを入れて飼育している。飼育場所を変える予定であったが、結局このまま。狭いだろうと思いつつ、すでに4年が過ぎ、5年目になっている。さてこの水槽の問題点。1つめは前述したこと。すなわちこのジョーフィッシュにとって狭いということ。2つめは厄介者のイソギンチャクなどがいること。これは何度も書いていることだが、最近はそれほど気にならなくなった。3つめは塩だれ。エサを食べる際に水しぶきが生じ、これが上部の蓋の隙間から塩だれとなって付着する。4つめはとび出し。蓋を押し上げてとび出すことがある。よって蓋の上に重しを置いているが、エサやりのあとなどに重しを置くことを忘れるので注意が必要。ほかにもあるかもしれないが、とりあえずはこんなところ。改善できる点はあるのだが、結局のところ元気だったらいいかなと思い、現状の飼育を持続している。
2018年01月12日
先日に大阪市立自然史博物館へ行ってきた際に書籍とちょっとしたフィギュアを購入した。そのフィギュアがこちらのカンブリアモンスターミニモデル、バージェスシリーズだ。右手前から、ハルキゲニア、オパビニア、アノマロカリス。カンブリア紀の生物がかわいいフィギュアとして売られていたのでつい購入。はっきり言って衝動買いなのだが、もともとこういったフィギュアは好きだし、またカンブリア紀の生物には興味があるので、後悔はしていない。そして家ではじっくり眺めて、ひとり喜びに浸っているのである。
2018年01月11日
最近寒い。夏が待ち遠しいなぁ…。そんなことばかり考えているホムラspである。さて、前から掲載しようと思っていたのがこちら。この敷石状の面白い環状のもの、何かわかるだろうか。答え合わせ。フウセンウオの腹鰭である。フウセンウオを含むダンゴウオの仲間は左右の腹鰭がひっついて、このように環状となり、吸盤の機能を持つ。よっていろんなところに吸い付いて体を固定することができる。ついでにフウセンウオの下顎腹面のこと。ここには突起がない。これはフウセンウオの特徴の一つになる。おっとそういやもう一つ確認。腹部が膨らんできたので、卵を持っているのではないかと予想しているのだが…。まだわからないか。
2018年01月10日
海水魚飼育はとても楽しい。時に凹むこともあるが…。まぁ喜怒哀楽、いろいろあるわけなんだが。(怒はないかな?)さて数日前にうれしいことがあった。それはこの魚、アツモリウオ(Hypsagonus proboscidalis)のこと。以前から何度か書いているが、給餌には苦労している。それが数日前に給餌棒で練り餌を近付けたとき、積極的に摂餌したのだ。しかも2回続けて…。これはかなりうれしかった。積極的に食べたことと、そしてそれが人工餌(練り餌)だったこと。これを次回につなげたいので、2回の給餌でやめた。2回の給餌で充分だし、また3回目の給餌を拒否されるとそれを覚えてしまうかもしれないからな。
2018年01月09日
写真は以前より飼育しているヒメキンチャクガニ(Lybia caestifera)。串本で採集した個体である。いろいろ面白いので飼育・観察を楽しませてもらっている。今までの観察で面白かったことはと言うと、エサを食べるときはイソギンチャクを持ったまま歩脚を用いて食べること、脱皮後再びイソギンチャクを持っていること、まぁこんな感じ。これからもいろいろと楽しいことがありそうだと期待している。こちらはもう1匹のヒメキンチャクガニ。左のハサミだけにしかイソギンチャクを持っていない。それで以前のブログに掲載したときから、イソギンチャクを育てるために海水に溶かした粉末状のエサをスポイトで直接ふりかけている。その甲斐があったのかどうか知らないが、以前のブログ(2枚目の写真)よりもイソギンチャクは少し大きくなったような気がする。期待するのは両方のハサミでイソギンチャクを持つようになること。そのためにイソギンチャクを二つに分けるのだろうか。小さかったら二つに分けられないと予想し、このままイソギンチャクが大きくなることを期待している。
2018年01月08日
昨年の11月にやってきた深海性のヒメヒトデの仲間。写真中央上のヒトデのこと。左の深海性のヒメヒトデの仲間は以前より飼育している個体。ほかにもたくさんいるが、個人的にはとても飼育しやすい印象がある。さて写真中央のヒトデだが、やってきた当初(リンク先3枚目の写真)は腕の先端部分が損傷していた。特に損傷が目立った部分(最初の写真の上の腕)はご覧の通り短くなってしまった。こればっかりは仕方がない。その反面、エサばらまき作戦が功を奏したのか、たくましく太ってくれた。まぁええことやな。そんなヒトデの写真の撮影していると、リュウグウハゼ(Pterogobius zacalles)が自己主張。撮影してほしいのか。いや違うやろ。どうせエサくれ~やろ。かわいいやつだ(笑)。
2018年01月07日
ほとんど動かないが、知らぬ間に場所を移動しているワーティプロウフィッシュ(Aetapcus maculatus)。ほんまいつ動いてんねんって、つっこみたくなるやん。現在のエサは活エビ。小さめのエビを数匹与えている。オキアミやキビナゴといった冷凍餌、クリルはまだ食べない。与え方を工夫すれば食べるかもしれないと試行錯誤しているが、まだ食べず。それでこのまま活きエサでいくかと覚悟を決めつつある。今後活きエサ用の水槽を立ち上げるべきかもしれないな。
2018年01月06日
最近遊びすぎや。勉強会のスライド作成はストップしたままやし、参照予定の論文もabstractしか読んでないし…。ちょっと気合い入れてやらなあかんな。さてこちらはトゲミズヒキガニ(Latreillopsis bispinosa)、たぶん。以前のブログに掲載した水深200-300mより採集された個体である。この種は身を隠すために第4歩脚で何かを背負うのだが、このカニはご覧の通り沈木を背負っている。でも意地悪なホムラspはこの沈木を取ってみたくなる。そしてその後どうやって第4歩脚で背負うのか、見たい気がする。まぁやらへんけどな。でも気にはなるな。
2018年01月05日
消灯時にライトで照らして撮影したバラハナダイ(Odontanthias katayamai)。2017年12月21日のブログに記載した左の鰓後方の白い点の確認を行った。同部の鱗の辺縁は黒ずんではいるが、白い点は縮小していた。治癒経過と思う。これとは別に臀鰭始部の上方に小さな白い点を発見…。わずかに膨隆している。病的な意義は低いと思うのだが、念のためフォローすることにする。これら以外には特に問題はないようだ。
2018年01月04日
深海性のキダリス類、ミカドウニ(Goniocidaris mikado)。個人的に好きなウニ。2種の棘があり、皿状の棘が何とも面白いと思っている。ところでこのミカドウニ、尖がっているほうの棘は先端が黒っぽく、弱々しく感じる。以前にも書いたが気になる点である。いっしょに飼育しているもう1匹のミカドウニ(下の写真)と比べると特にそう思う。尖がっているほうの棘は太く長く、また本数も多い。こちらのほうが順調に成育しているのかもしれないが、皿状の棘は最初のミカドウニのほうが大きい。結局のところ2匹のミカドウニの棘の違いは何が原因なのかよくわからないが、最初のミカドウニの成育が悪く感じるのは否めない。飼育環境を見直すべきなのか、エサの問題なのか、それとも…。とりあえずできるところからやっていこうと思う。(まずはエサの量を増やしてみるか。)
2018年01月03日
低温水槽で飼育しているフウセンウオ(Eumicrotremus pacificus)。腹部がぷっくりと膨らんでいる。卵なのだろうか?よくわからんなぁ~。卵だったら無精卵を産んで、そのあと☆なんてことも考えられる。いずれにせよ、今年はいつまで生きるのかわからない。寿命は長くないからな。ちなみに水槽の底(フウセンウオの左)にいるのはアツモリウオ。こちらもいつまで生かすことができるのだろうか。初飼育だし、寿命とかもまったくわからない。ではタイトルに記したフウセンウオ釣り~。簡単に釣れる~。もちろん針はなしでエサだけ。食いついたらなかなか離さないので、水面から半分ぐらい出てしまう。いつもやっている給餌棒を用いたエサやりだが、この瞬間がめっちゃかわいい。癒し系やな。
2018年01月02日
謹賀新年。今年はどんな海水魚との出会いがあるのか、今からとても楽しみだ。ちなみに昨年の出会いナンバー1は、やはりトゲハナスズキ(Liopropoma japonicum)。飼育開始から3か月ちょっとが経過した。現在これと言った問題はなく順調だ。(沖縄の深海魚専門のU氏には誠に感謝~。)本日は元旦。でも大晦日にエサを与えたので食事なし。与えすぎはよくないからねぇ~。
2018年01月01日
全31件 (31件中 1-31件目)
1