今が生死

今が生死

2010.05.27
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カテゴリ: テレビ番組
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ピンクのバラは、美しい少女、上品、気品

朝ドラ「ゲゲゲの女房」の昨日、今日の話。水木の漫画の唯一の理解者深沢社長が結核で倒れ、深沢の会社は閉鎖されてしまう。

水木しげるは理解者を失い、生活の糧も失ってしまった。原稿をもって各出版会にお願いして歩くが水木の作品を出版してくれるところはない。やっとたどり着いた所の社長から少女漫画なら書いてもらってもいいよと言われ水木洋子の名前で少女漫画を徹夜して描くが散々けなされて原稿料5千円しかもらえなかった。

貧乏だけならいいが、プロの漫画家にとって、理解者が何処にもいなくて、生活のために、自分の意にそわない作品を書かなくてはならない気持は屈辱感でとても辛かったと思う。

その時「自分の作品は売れないんだ」「誰も出版してくれる人がいないのだ」と諦めていたら今の水木しげるはいなかったと思う。貧乏のぞん底、誰にも認められないという精神的失望感のなかで何とか生き延びてきたのは水木の漫画にかける情熱と、奥さんの内助の功があったからだと思う。

その後水木の作品は売れるようになって、収入も増え、有名人になるが、貧乏のぞん底にいた頃の水木を知る人たちはまさか後に成功するとは夢にも思わなかったと思う。

奥さんと水木の二人三脚で、その辛い時期を生き抜いて遂には時代の寵児になっていくが、この夫婦が最後に勝利を得たのは、どん底でも希望を持っていたからだと思っている。

どん底の時こそ希望を持とう。きっといつか光り輝く時代が巡ってくることを信じて。





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Last updated  2010.05.27 22:44:05
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