今が生死

今が生死

2010.12.08
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カテゴリ: 旅行
今忘年会から帰ってきたところである。
忘年会で隣のとなりに座った先生から私がいつも飲んでいる山梨の地酒春鶯囀の名前の由来を教えて頂いた。春鶯囀と言うのは山梨県南巨摩郡増穂町で造っている酒で、清水のごとくさらさらして美味しく冷で毎晩コップ1~2杯飲んでいたが、その名前の由来は知らなかった。

昭和8年10月、与謝野鉄幹、与謝野晶子のご夫婦は萬屋酒造の社長の弟の招きで山梨にきて、昇仙峡に一泊された翌日の夕刻、増穂に到着され、その印象を親しみを込めて「わが友の増穂の村の夜の草に くるまの触れてなつかしきかな」と詠われた。翌日は早朝より富士川周辺と酒蔵を散策され、
「法隆寺など行く如し甲斐の御酒 春鶯囀のかもさるゝ蔵」と萬屋の酒の優雅な味と香りを讃えた。創業より「一力」の名で知られていたが、これを機に「春鶯囀」と改め今日に至ってるとのことで、与謝野晶子が名付け親だったのだ。

新潟の「越しの寒梅」や「八開山」に似たさらりとしたお酒で私好みの酒だが、与謝野晶子命名のお酒となると、さらに一味加わった気がする。

忘年会もいいものだ。隣に座った外科の先生からは、難しい手術に挑戦する時の気持やスタッフへの根回し等について話をしてもらった。

忘年会は9時半頃にはお開きになり10時過ぎには家に帰れた。それで今ブログを書いている次第である。

忘年会を有意義とするかつまらないものとするかは参加者一人一人の心構えによると思う。私は結構楽しんで帰ってくるので、成功の部類に入るのではないかと思う。





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Last updated  2010.12.08 23:02:56
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