今が生死

今が生死

2013.04.28
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カテゴリ: 生き方
昨日ある人のブログで紹介されていた動画の講演を聞いたら、人間気分で生きるんだから、うつむいて切ない気持ちで生きるより、楽しい気分で生きなさい。それには今までに楽しかったこと10個思い出しなさい。そしてその時の楽しい気分を思い出して生きなさいと語っていた。

私も思い描いてみたが、10個などとても思い浮かばなかった。一番嬉しかったのは願っていた大学に受かった時だが、そのほかにはそれほどのインパクトで嬉しかったり、楽しかったことはなかった。最近では重症の患者さんが思いの他元気になった時の喜びが浮かんできたが、一方で悪くなった人のことも思い浮かんで、楽しいことばかりではない。

上記合格した時の喜びは格別だったが一方で不合格の悲しみは山ほどある。人生をかけた様々な挑戦で次から次の不合格は惨めである。上記講演者は嫌なことはそっとしておいて楽しかったことを思い出せと言うが、実際には失恋とか不合格の方が圧倒的に沢山有り、インパクトも大きい。

楽しかったことを無理して想い出しても確かにその時はいい気分になるが、そんな思い出に浸っている暇はない。次から次に難題が襲いかかってくる。命をかけていくつも応募しても、採用の返事はどこからも来ない。現実は楽しかったことを思い描いて生きれば幸せなどと言った甘いものではないと思う。

楽しい思い出に生きるよりも現実を直視してそれと挑戦していくことによって生きがいを見出していくしかないと思う。次から次に不合格を突きつけられると失望、落胆、自信喪失して生ける屍になってしまうかもしれない。そこで自分自身に言い聞かせると同時に皆様方へも提言させて頂く。

「苦を当たり前と思え」「応募者多数なら不合格は当たり前と思え」いくつもいくつも就職試験を受けても次から次に不合格になってしまうとこのままずっとどこにも受からないかもしれないという不安に駆られるかもしれない。健康面でも今度こそ良くなっていると思ったら検査値が却って悪くなっていて落胆することは多い。そこで賢くて強い心で対処しようと思うのだ。

うまくいくものと思っていたのに不合格や悪化で少しも良くならない。落ち込んで苦しむとなってしまうが、それが当たり前なのだと思えば平静でいられる。平成なら今まで通り努力を続けることができる。

今は辛いかもしれない。しかしそれは当たり前の事なのだ。出口は必ずある。それを見つける努力を今日も続けようではないか?!それが人生の喜びなのだ。






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Last updated  2013.04.28 18:13:56
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