今が生死

今が生死

2013.10.22
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カテゴリ: 旅行
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上高地の美しい景観

10月20日(日)から23日(火)まで岐阜県の飛騨高山、世界文化遺産の白川郷と長野県の上高地に旅してきた。私は仕事中心人間で旅行を殆どしていなかったが家内の従姉妹がこの旅の計画をして、家内も誘われた。家内のかねてから行ってみたい所ばかりで、行きたいのは山々だが従姉妹夫婦に自分だけ加わって行くのは無理なので涙を飲もうとしていたので日頃苦労ばかりかけて何もしてやっていなかったので思い切って、勤めを月、火と休ませて頂いて自分も旅に加わることにした。

飛騨高山では高山の匠の造った祭り屋台と陣屋を見てきた。陣屋は全国に惟一現存する江戸時代の代官所で、300年前の建物がそのまま残っていた。説明してくれる女性がいて約1時間各部屋について説明してくれた。感銘を受けたのは25代の代官の内、よくない代官の親子が治めた年代に百姓から年貢を60%も取立て、商人からは1.2%しか税を取らない政策に農民一揆を起し、江戸に直訴に行った農民代表6人は処刑され、悪代官は処刑された人達は代表ではなく、自分勝手な行動をした悪い人たちで、処刑されたのは当然とする代官からの同意書に署名捺印するように迫られた。

処刑を恐れた農民達は、不本意ながら、それに同意したが18歳の善九郎のみは年貢を取り立てすぎる代官が悪く、それを代表6人が中央に訴えに行ったのであり、彼らが悪人だから処刑されたのでないとの信念をもっていたので、その同意書に署名しなかった。捉えられ処刑されたが処刑数日前の妻への手紙が展示されていたが、泣かされた。

世界遺産白川郷では、藁葺き屋根による大型合掌作りの集落の代表的な民家和田家を見学してきた。観光バスが何台も来ていた。400年前の江戸時代初期の庶民の生活が偲ばれた。

上高地ではその美しい景色と紅葉に圧倒された。大正池から河童橋まで約1時間梓川ヘり2kmの道のりを歩いたが、川に沿った美しい紅葉と穂高連峰の景観は壮観であった。

帰ってきて今旅行のことをまとめてみたが、その感動を10分の1も表すことはできなかった。
勤めを休まなければならないのは心苦しいが、たまには旅行に行くべきだと思った。





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Last updated  2013.10.22 21:56:40
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