今が生死

今が生死

2014.03.24
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カテゴリ: テレビ番組
今夜のテレビでがんを克服して体力作りに励む鳥越俊太郎さんを拝見した。65歳で直腸がんを手術し、その後肺に転移し、肝臓にも転移したがいずれも手術で切除して現在すこぶる健康、70歳で筋トレをはじめ72歳ではホノルルマラソンを完走した。主治医が8年以上経っているのでがんは克服したと言っていいのではないかと言っていたが、本人はまたどこかに転移が出てくるかもしれないので、それに備えているとのことだった。

驚いた。一般的にがんが肺や肝臓に転移したら終末状態である。転移したがんを切除してもその時点で既にあらゆるところに目に見えないような小さな転移が数多くあり、切除しても、切除しても小さかった転移巣が目立つようになってきて、5年以上生きる人は極めてまれである。

人間は病気などにはころりとやられてしまうか弱い存在のように思われていたががんと正面から向き合い、出てきたがんは片端から切除して健康を保っている人がいるとは驚きで、弱いどころか鉄人だと思った。

全ての人がこのような経過をとるとは限らないが、このような人がいることは他にも同じような人が存在することが推測できる。人間とはそんなに弱いものではないと思った。

野菜中心の食生活や筋トレ等、健康にいいことを積極的に実行しており、それらも良い経過と関係あるかもしれないが、気持ちの持ち方が最大要因ではないかと思った。がんと言われても決して慌てふためかないで必要な手当てをきちんと受け、その後は生活習慣が悪かったからがんになったとして生活習慣をがらっと変え、がんは自分の生活習慣を変えるきっかけを与えてくれた有りがたい病気だと思ったというのだからすごい人だとしみじみ思った。





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Last updated  2014.03.24 22:36:06
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