今が生死

今が生死

2018.11.20
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カテゴリ: 事件
ゴーン会長は経営破綻の日産をV字型に上昇発展させ今や日産、三菱、ルノーの総司としてトヨタを抜いて世界2位の車の販売台数を誇る業界トップの業績を上げてきた人である。5年間で100億円の報酬を受け取っても妥当かもしれない。問題は証券取引所への報告で約半分の50億円と過少申告したことにある。税金を少なくするためである。その他にも海外に4か所も豪華な住宅を建てたり家族旅行に何千万と会社の金を使ったりしている。大金持ちなのに私的なことに自分の金を使わないで会社の金を使う。役員報酬の年間20億円は何に使っていたのだろうか?一般に欧米の億万長者はためた金を社会に還元すべく基金を作ったり様々なところに寄付したりしている。資本主義の本質は個人が金儲けすることが許されている社会であるが、儲けた金は必ず社会に還元しなければならないという不文律があった筈である。実際多くの億万長者はそれをしてきたがゴーン氏は自分の収入は増やしても国への税金は払いたくない、社会にも還元しないというさもしい姿をさらしたのだと思う。会社経営の手腕は超一流で並ぶものもなかった人かもしれないが、資本主義社会で生きるルールを知らない個人主義的な人で人間的には半人前の人のように思われた。告発、逮捕を契機に人生を見つめなおしてもらいたいと思う。





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Last updated  2018.11.20 23:05:24
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