今が生死

今が生死

2020.11.28
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テーマ: 宗教(29)
カテゴリ: 教育


一人の人間を決める要素はDNA(遺伝子)によるところが大きいが人間は他の動物と違って教育などの環境要因が大きく影響している。漱石の小説「こころ」では今までどんなに優しかった叔父さんでも金とか財産のことになると悪人になることがあると書かれているが、実際にはそういう人もいるかも知れないが金や財産の問題があっても変わらず優しく援助してくれる叔父さんも多数いることと思う。
その違いはどこにあるのだろ言うか?遺伝子による要因もあるかもしれないがこういう問題では教育、考え方、宗教などの影響の方が大きいのではないかと考える。自分さえよければよいと教えられて育った人、人のために尽くしなさいと教えられて育った人ではその行動が違ってくると思われる。世の中には何十万という様々な宗教がある。宗教の人間形成に与える影響は大きい。右の頬を打たれたら左の頬を出しなさいと謙譲を教える宗教もあれば預言者を冒涜する人あらばその人を殺害することが神の御心にかなうことだと教える宗教もある。どの宗教を信ずるかによってその人の人間性が違ってくるように思われる。私は人と生まれて親から受け継がれたDNAはどうすることも出来ないので教育とか宗教で何とかそのDNAが至らない所を補いながら成長していくことが必要だと考えている。
その観点から良い宗教とはどのようなものか考えてみた。まず第一に自他の生命を大事にすることが大事だと思う。敵も味方もどちらの生命も大事にする基本理念が必要だと思う。利他主義という言葉があるが他人にばかり尽くして自分は滅びてもよいというのではなく自分も他人も共に栄えていく教えが正当だと思う。自国の平安だけでなく、世界平和、世界全体の幸せを願っていくのが真の宗教だと思う。そして何よりも一人一人の個人を成長させてくれるものが真の宗教だと思っている。宗教の選択は自由だが、悪い宗教を選んだら破滅に通じ、良い宗教を選べば自身の幸せに通じると考える。





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Last updated  2020.11.28 12:55:05
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