今が生死

今が生死

2022.07.02
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カテゴリ: 辛かったこと
蓄膿の手術が終わって退院してきたのが5月28日でそれから練習してきたので練習期間は1か月しかなかった。でもある程度弾けるのではないかと思って明日を控えて録音してみた。その再生音を聞いてがっくりした。ぶっつり、ぶっつり切れていてとぎれとぎれ、曲名は玩具の交響曲で、本来楽しい曲なのに今にも死にそうな生き絶え絶えの曲のように聞こえた。
これではとても出場できないと思い必死で練習したが1日で解決できる問題ではなく、日数が全く足りないことを実感した。明日を控えて今更ジタバタしてもどうすることも出来ない。落ち込んでどうすることも出来ない心境になってしまった。自分一人で悩んでいるとどんどん落ち込んでいく。思い切って家族にその心境を話してみた。
「いいのよ、上手に弾けなくたって。いまさらどうすることも出来ないのだから今のまま、ありのままでいいのよ。昨年出演した老人が今年もよく出てきたと思って貰えるだけでもいいのよ」と言われた。凄く心が軽くなった。人に話してみるものだと思った。一人で悩んでいたらどうなっていたか分からないと思った。
発表会に出るには大体3か月~6か月の準備が必要と言われている。一か月の練習でも出場できると思ったうぬぼれと言うかうかつさを思い知ったが家族の言葉に気が晴れた。焦ってもどうすることも出来ない。ありのままの姿をさらしてこようと思う。





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Last updated  2022.07.02 18:51:02
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