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>根本的な質問です。
imimiさんやいろいろな方のブログで様々な体験をされているのを拝見していて、思うことがあります。
それは霊的世界というものに対して疑いようもない瞬間というのがあったのかということです。
スピリチュアルなことに興味をもって約5年、いろいろな知識はあるもののそういう体験は皆無で、常に半信半疑というか、まだ信じられない部分が強いように思います。みなさん最初は少なからずあったのではないでしょうか。
imimiさんはヘミシンクや瞑想中、もしくはこの物質的世界でのシンクロニシティなどで、疑いようもない体験、瞬間はありますか。
これは僕の想像でしかないのですが、リトリーバルでの体験の実証の積み重ねや、日常でのちょっとしたシンクロニシティぐらいでは、信じられないような気がします。
こういうブロックをはずす方法はあるのでしょうか。
ご質問内容を拝見いたしますと、「スピリチュアルなことには興味はあるけれども、それに対しての疑いが払しょくできない。このことが自分の体験の妨げになっていると考えている。そこでそのブロックを外したいのだがどうすればいいのか?」このようなご質問の趣旨だという前提で以下私なりの考えを述べたいと思います。
私の場合、疑いようもない瞬間というのは数多くあります。
ですが、人間というのは、「喉もと過ぎれば・・・」ですから、たとえば体外離脱しても数時間後には「あれって夢だったのかな」などと考えてしまいます(笑)。
あるいは、共同リトリーバルで誰も知らない(情報提供者だけが知っている)故人に向こうの世界で会って、私が故人と向こうの世界で非物質的に会って情報を聞き出し、セッション終了後に検証した結果、偶然とは到底言えないような一致が得られたとします。
その時点ではまさにそのような得られた証拠が死後世界のまぎれもない証拠であることが自分自身として納得できます(科学的な証明ではなく)。
ですが、それも数日経って気持ちがネガティブに傾いていれば「本当だったのかな。」などと思い始めることもあります。
ぶっちゃけた話、非物質界で得られる事実というのは、基本的には主観的事実である以上、常にこういった問題が起こってきます。
他方で、私個人のことで言えば、「疑いようのない体験」と言うものは確かに存在しています。
それは未公開のものなんですが、時間が経っても色あせることのない驚愕するような体験です。
そうかといって別にネガティブになるわけでもなく、体験した当時は驚いた程度のものなんです。
ですが、いわゆる非物質的な体験であることは間違いないと考えられるものでした。
そこでこのように考えてみてください。
「体験を疑う」という心境が一方にあって、その真逆に「体験をしたと確信している」という心境があります。
両者は両極端に位置していますが、その間に、多くの心境がグラデーションのように存在しています。
こんな感じです。
「体験を疑う」
「体験を少しだけ疑う」
「なんとなく体験が信じられる」
「確かにそんな体験をしたと思える」
「間違いなくそのような体験をした」
「体験をしたと確信している」
おそらく、ヘミシンクの上達者ならば、常に「体験を疑う」わけでもありませんし、常に「体験をしたと確信している」わけではありません。
このようなグラデーション構造の心境の中で、そのどこかに位置し、またそれは常に変動しています。
ですが、体験を重ねていけばいくほど、「体験を疑う」よりも、「体験をしたと確信している」ほうに心境が傾いていきます。
たとえ心境が常に変動的であったとしても、トータルでみれば、「体験をしたと確信している」方向性の心境であることが多くなっていきます。
私見ですが、いわゆる「疑う」というのも一つのネガティブな心理状態のひとつであるように思います(それが良い悪いではなく)。
人間ですから、生きていれば当然ネガティブになることもあります。
でも、いつもそうであるわけではなく、ポジティブになることもあります。
常にそのような両極端を行ったり来たりしているというのが、多くの人の(もちろん私も)本当のところなのではないでしょうか。
それは、前回記事でお話したような恐怖や不安といった心理状態でもそうです。
生まれてから一度も恐怖や不安を感じたことがない人はいないはずです。
しかし、だからといって、生まれてからずっと常に恐怖心にさらされているわけでもありません。
両者は常に変動的なのものなんだと思います。
同様に、ヘミシンク体験についても、「体験を疑う」のと、「体験を確信する」と言うのは、上で述べたように常に変動的な側面をもっていて、ヘミシンク上達者であってもぶれがあって当然なものなのではないかと思います。人間ですから。
ヘミシンク体験に限れば、大切なのは、「どちらにシフトしていることが多いと言えるか」なのではないかと思います。
「体験を疑う」ことを体験の積み重ねによって徐々に減らし、「体験を確信する」方向に心理状態をシフトしていきます。
でも、ぶっちゃけた話、私は普段、体験を疑うなんてしたことがないです。
何と言ったらいいのか、「疑うことにフォーカスしないで素通りする」といった心境に近いかもしれませんね。
たぶんそれは、今までリトリーバル等で数多くの客観的検証を友人と積み重ねてきたからなんだと思います。もちろん、ブログで出会った友人も含めて。
ご質問の疑いに対するブロックを外すには、体験を少しずつ積み重ねていくことと、ネガティブな心理状態にフォーカスしない(何も考えない)ことなのではないかと思います。
「(数多くのヘミシンク上達者の集めた傍証からすれば)このような体験もありえないことではない」ぐらいの気持ちで。
全体的な方向性としては、つぎのように考えるといいかもしれません。
1.頑張らないこと。
2.疑いを捨てて、あまり深く考えずに、とにかくヘミシンクを楽しみながらやってみる。
3.いろんな人の話を聞きに行ってみる。セミナーやオフ会に参加したりもしてみる。
4.ヘミシンクだけではなく、ヨガや気功、太極拳といったボディーワークにも挑戦してみる。
5.体験ばかり求めるのではなく、霊能と霊性のバランスに注意する。
6.見えない世界に対して素直にそれを受け入れて、生かされてることに感謝する。
7.日常生活を大事にする。
8.自分の力を信じること。
このような点を意識されて、日々のヘミシンクワークに取り組んでみていただければと思います。