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私がヘミシンクを始めた当初の誤解の1つに、「体験とはクリアな映像が見えるに違いない。」というものがありました。
そういう信念体系をもっていたからなのか、ごく初期の頃には、クリアだが何の映像かわからないといったビジョンを見たり、部分的な体外離脱というものを経験したりしました。
私の場合、それは、ゲートウェイを聞き始めてすぐに起こり始めました。セミナーに行くために合わせて2週間くらい前から聞き始めていた時のことです。
もっとも、当時は、部分的な体外離脱をしているという認識はなく、どこか家の中の景色に似ているけれどもそれがどこなのかはよくわからないという認識や、あるいは家の中の特定の場所であることはわかるけれども、その風景が微妙に異なるといったものでした。
それは、私の場合、フォーカス3でよく起こりました。フォーカス10ではなく
。
その後、初めてのセミナーに出て、しばらく家でヘミシンクを聞き続けていたのですが、最初にあったような目新しい体験というものは全くなくなり、初期の頃頻繁に起こっていた全身が波打つような振動状態も徐々に少なくなっていきました。つまり、何も起こらなくなっていったのです。
私がヘミシンクを今まで続けてこれたのは、ごく初期の頃に、それまでの人生ではありえないような体験をすることができたことと、適切なタイミング・時期に適切な指導者や本などの提供が得られたということが挙げられます。
体験の停滞期におけるトレーナー等の適切なアドバイスや自分自身で得た気付きによって、私は体験とは常にリアルなものとは限らないという考えに至りました。
これを補足してくれたのが、ケヴィンさんの救出活動のセミナーだったんですが、そこでの救出活動を通じて、体験を得る際の誤解はほぼ完全に解けていきました。つまり、体験とはリアルなものに違いないという誤解です。
実際、リトリーバル等で客観的な検証をしてみると、ぼんやりとしか知覚出来ていない場合であっても、ほぼ正確に情報の取得ができているということは普通に起こりました。
つまり、体験のリアルさと情報取得の精度とは無関係だということがわかったんです。
同様のことは、ブルース・モーエンさんも救出活動の著書の中で述べられていた記憶があります。
もし、ヘミシンクを長年しているにも関わらず体験がいまだにないという方がおられましたら、「体験」についての発想を変えてみていただきたいと思います。
つまり、体験とはリアルなものであるのだという点です。
必ずしもそうとは限らないのだということが言いたいわけです。
もし、上のような心の縛りから逃れられれば、「自分は体験をしている」と考えることのできる方はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘミシンクを何年もやっているのに体験できないという方。
今回述べたような点についてぜひ一度考えてみてください。
リアルに見えることにこだわっていませんか?