PR
Freepage List
Calendar
過去生・未来生を見たり、ガイドと対話したり、ハイアーセルフと会ったり。
あるいは自己ヒーリングをしたり。
あるいは、太陽系や銀河や宇宙を探索したり。
それらは一見、華々しい感じがして魅力を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんなものは取るに足らないことです。
この現実世界での体験に勝るものはないからです。
もちろん、上で述べたようなことも、プロセスの一環だととらえれば(本来そのような体験をする必要はないという点では迂遠なものですが)全く無意味かといえばそうとも限りません。
ただし、上で述べたような体験の数々の真の意味を理解してはじめて意味のあるものとなります。
では、真の意味とはなんでしょうか?
それは、それらの体験の数々は、煎じつめれば自分自身を見つめていることにほかならないということです。
そのことに気づけて初めて、この現実世界で生かしうる糧となる糸口が見つかります。
この現実世界において男性または女性として生まれ、職業を持ち、あるいはなんらかの役割を与えられ、ある「役」を演じているということ。
どんな状況下においても、それは所詮、この世だけのその状況下だけに当てはまる限定的なものであって、魂の視点から見たより広い視点からみれば、大した問題ではないのだということに気づけるか。
そのときはじめて、現実世界にのめり込みつつ、同時に達観した生き方ができるようになります。
つらいこと、悲しいこと、様々な思いに翻弄されなくなります。
常に自分の軸をしっかりと持ち、嬉々とした心持ちで日々の生活を送れるようになります。
繰り返しますが、このC1現実世界での体験に勝る体験は他にありません。
過去生や未来生を知る必要もありません。
ガイドは自分自身です。
自分自身の直観力を高め、その叡智に従うことがすなわち、ガイドからのメッセージです。
自己ヒーリングは、感謝想起によって行うことができますから、ヘミシンクを使って無理に変性意識に入る必要もありません。
つまり、ヘミシンクは、霊的見地から見た必要論からいえば、不要なのです。
もっとも、趣味でなさる方はご自由にどうぞ。
それ自体を否定するつもりは毛頭ありません。
ですが、私自身があらゆるヘミ体験、今巷で言われているような体験の数々のほとんどを体験してみて感じ取ったことは、この現実世界での体験に勝る霊性進化の道は他にはないということです。
今目の前に出現している世界、これこそが、私達のレベルに最もマッチした、理想的な修行の場なのです。
修行という言葉が大げさだと思われる方は、他のお好きな言葉に置き換えていただいて結構です。
もちろん、私は日々感じたことを不特定多数の人に向けて発信しているだけであって、誰に対しても強制するつもりはありません。
何十時間、何百時間もヘミシンクや瞑想に費やす時間が有れば、この現実世界において「実際に多数の人とかかわりながら自分自身の内面を見つめる」ことのほうが、霊的見地から見てより多くの実りを得ることができます。
では、なぜこういったメッセージがスピ業界では言われないのでしょうか?
それは、「つまるところ、自分自身を見つめる以外には不要なんですよ。」というだけでは、商売にならないからです。
ものを買わせる。
セミナーに来させる。
依存関係を生み出す目的でヒーリングをさせる。
オーラ診断をする。
退行催眠を施す。
すり込みによって何らかの教義をたたき込んで暗示をかける。
超能力を売りにして外面のみに目を向けさせ内面を見つめることから遠ざける・・・
何が真実かを見破るのは簡単です。
つまるところ、自分と自分の源(神我)との関係をただひたすら説くこと。
霊的見地から見てまともな人は、必ずこのスタンスをとっています。
真実とは常に、自分自身の中にあります。
現実世界を大事にしつつ、日々の体験の中で、外的環境の中に自己を見出しましょう。
ネガティブな部分から目をそらさず、それらを言霊の力を使って手放すことによって、自己浄化をはかりましょう。
その上で、日々の生活の中で、感謝想起を心がけます。
何に対する感謝でしょうか?
自分自身に対する感謝です。
今この瞬間に存在出来ることの喜び、これを感じ取るには、自分自身を大切にすることが大事です。
ここでいう自分自身とは、ちっぽけな自分だけではなく、より大きな視点からみた自分です。
つまり、今ここに存在できているのは、つまるこころ、自分自身のおかげなのです。
そのことに気づくためには、なによりも自分自身を見つめ直すことが必要なのです。
この当たり前のことから遠ざけるための、巧妙な罠があちこちにあります。
本物かどうかを見破るにはただ一つ、そのメッセージが自分と源との関係を説いているか、これにつきます。
自分自身を見つめてください。
あなたの中心深くで光輝いている希望の光を見出してください。
現実世界から目をそらさないでください。
現実とは今ここにしかないという観点では、あなたは、今ここにしか存在しないのですから。
今ここの積み重ねこそが、あなた自身を形成していくのですから。
(Creative Commons: some rights reserved by TANAKA juuyou(田中十洋))
