PR
Freepage List
Calendar
今日は、鏡の世界のお話をいうのを少ししたいと思います。
比喩というかたとえ話として聞いてください。
我々の世界とは鏡の世界のようなものです。
皆さんは、ブルースリーの映画を見たことがありませんか?(笑)
私もうろ覚えなのですが、映画の中でブルースリーが敵と戦っています。
その時、最後のボスと戦う時に、建物の中にある迷路のようなところで、全身が映る鏡がいくつも目の前に出現してきます。
鏡には自分自身の姿しか映りませんが、鏡が何枚も微妙にずらして配置されているために、何人もの自分の姿が映っている、そんな状況です。
鏡には自分自身の姿が映っているのですが、逆にそれしかないために、自分が今どういう状況に置かれているのかわからなくなっている、そんな感じです。
多次元的に見れば、我々が今置かれている今日今日も、まさにそんな状況なのです。
我々が置かれている状況とここで言っている意味は、我々がこの現実世界で生きていること、それ自体です。
性別や国籍、年齢、その置かれた状況等は一切問いません。
人によっては覚醒できていない、「目」が開かれていない、そんな表現をとるかもしれません。
ここでいう覚醒や「目」を開くためには、瞑想やへミシンクや前世を知ること、ヒーリング、その他各種占い等々、そういったものをすることとは無関係です。
自分自身の中にある、あらゆる可能性を開いていくためのスイッチ、それを入れると意図するだけです。
自分が変わろうと意図することで、自分が内面から変わり、それによって自分自身も変化し、自分の置かれている状況も変化していきます。
これが、鏡の世界から抜け出る方法だというのです。
瞑想や変性意識に入っても、それ自体が鏡の世界です。
つまり、外面に何かを求めたとしても、幾重にも鏡の世界が折り重なっていくだけなのです。
内面から変わろうとする意思の力、これによって初めて人は自分自身変わることができます。
たとえば、ガイドに会うということはどういうことなのかと叡智を持った存在に聞いてみますと、それは一種の「分離」なのだと言います。
つまり、ガイドに会おうとする時点で、鏡の世界にどんどん入り込んでいきます。
では、どうすればいいのか?
あなたはどうするのか?と聞かれました。
そこで私はこう答えました。
「自分が今直面している現実世界を生き切ること、それが鏡の世界から抜け出る唯一の方法だ。」と。
つまり、「今」に生きて、自分自身の存在を噛みしめていく方法です。
皆さんは、どうしますか?
Some rights reserved by titanium22
