inti-solのブログ

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2025.10.13
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カテゴリ: 音楽
福島県川俣町で毎開催されている、コスキン・エン・ハポンに行ってきました。
初めて参加したのは1993年、99年までは毎年(2000年までだったかも、最後の方が記憶曖昧です)、それ以降はとびとびに参加していましたが、22017年以来8年ぶりに行ってきました。ただし、今回は自分では演奏していません。(笛は持って行ったので、少し練習はしましたが)
自分が出演しないのにコスキンに行ったのは、震災のあった2011年以来2回目です。


実は、福島方面は雨予報だったため、行くかどうか迷っていたのですが、当日になったら雨ではなかったので行くことにしました。自宅を10時前に出発すると午後1時15分には現地着、新幹線は速いです。当初は二輪で行こうかと考えていましたか、天気予報が不安定なのでやめました。


コスキン・エン・ハポンは1975年に第1回が開催されているので、2025年の今年は50周年ということになります。ただし、この間2019年台風、20年と21年はコロナで3年連続中止(21年は動画によるオンライン開催のみだったため、開催扱いにはしていないとのこと)があったため、第50回は2年後になるそうです。


コンフント・トラピチェ。仙台の老舗グループですが、何故か首都圏からの参加者が。以前一緒に演奏していたことがある「森の小鳥」さんことHさんが加わっていました。


アシタバ
このグループもかなり実力派ですが、ギターの大塚さんとは一時期一緒に演奏していたことがあります。

アシタバの演奏「君の名は自由」(コスキンでの演奏ではありません)




日本フォルクローレ史上に残る傑作(私が勝手に認定)「寝ろ」、今回はそのアンサーソング「寝るな」を披露していました。


公民館の外では各自練習しています。私もちょっと練習しました。こちらは、アウカン。スウェーデン在住のチリ人2人と日本人の混成グループ。日本のメンバーは半分くらいは知り合いです。チリ人の二人は、ゲストではないのに、わざわざコスキンのために来日したそうです。去年初参加で、いたく気に入って、今年も来たとか。実は、後刻、福島駅前で彼らと飲み会をして帰りました。


楽器のお店も複数出店していました。今回は買いませんでしたけど。


ロス・アピオネス。古くから活動しているグループで、メンバーの一人と懇意にしているのですが、今回はその方は欠場だった模様です。


アマネセール。やはり昔からの知り合いです。


ダンサ・エレンシア。アルゼンチンのフォルクローレ舞踊のグループです。かつて、もう20年以上前ですが、このグループの伴奏グループ「プロジェクシオン・エレンシア」に参加していたことがあります。


タクヤ&ヨシオ
日本フォルクローレ界きってのファンキーな二人。個人的には、1992年、初めてこのコスキンのステージに出た時、その前に演奏していたのが彼らでした。ステージ上でチャフチャスをバラバラに壊してしまったのが、あまりに衝撃的な思い出。本場アルゼンチンのコスキン音楽祭に日本代表で出演したことがあります。

2011年の日本代表審査会の際の演奏のようです。曲名がDanza de Maiz Maduroと書いてありますが、アタウアルパ・ユバンキのウァフラですね。


ふーみん&アスキータ。アルゼンチンフォルクローレの踊りです。最近、「ティエラ・クリオージャ」というグループで演奏する際、頻繁に踊りで参加してくれています。


川俣町とコスキン市が姉妹都市の提携を結んだそうで、その記念プレートの除幕式。





今回のスペシャルゲスト、ペテコ・カラバハル。


川俣シャモのメンチカツをいただきました。


イラ・イ・アルカの松井さんが受賞(すみません、何の賞だったかな、功労賞みたいなものだったと思います)


そして、今回のスペシャルゲスト、ペテコ・カラバハルとカロリーナ・デル・ペレリティのスペシャルコンサート。過去のコスキン・エン・ハポンのゲストの中で、掛け値なしに一番のスターです。アルゼンチンの本場のコスキン音楽祭は、1週間毎日ゴールデンタイムに2時間全国放送されるというイベントですが、その出場には甲子園よろしく各州の予選をかつ抜く必要があります。更に、出場者の中でテレビ放送時間枠の時間帯に入れるか否かで激しい争いがあるそうですが、その放送時間帯枠のトリを務めることがお決まりになっている、というスーパースターです。
この人が来るので、私は今回自分の出演はないけどわざわざ川俣まで行ったのです。



Perfume de carnaval カーニバルの香り。大好きな曲なのですが、この曲も演奏してくれました。聞いていて涙が出てしまった。


Como pajaros en el aire 空を舞う鳥のように、この曲も演奏していました。


Entre a mi pago sin golpear タイトルが上手く日本語に訳せませんが、「ノックなんかしなくていいから気軽に我が家に入っておいで」というような意味です。
これはアルゼンチンのコスキン音楽祭での演奏。ペテコはバイオリンを弾いています。彼は、アルゼンチン北西部のサンティアゴ・デル・エステーロ※という町のカラバハル一族という音楽家一家の出身です。家族で結成したバンド「ロス・カラバハル」での演奏。

※サンティアゴという町はスペイン、キューバ、チリにもありますが、アルゼンチンのフォルクローレで「サンティアゴ」といった場合はこのサンティアゴ・デル・エステーロを指します。チリだったら、多分チリの首都のサンティアゴを指すでしょうが。

で、川俣から福島に戻る終バスが7時35分発だったのですが、ペテコとカロリーナの演奏は、スケジュールでは7時までになっていたのですが、アンコールアンコールまたアンコールで、終わったら7時20分過ぎ、バスの時間ギリギリで、ちょっとヒヤヒヤしました。
で、前述のとおり、アウカンのメンバーと福島で飲んだのですが、彼らはみんな福島宿泊、私は日帰りだったので、最終の新幹線(午後10時10分発)に乗るため、後ろ髪を引かれる思いで先に帰りました。





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最終更新日  2025.10.14 00:08:42
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